JPH044217A - フェノール類ノボラックエポキシ樹脂及びその硬化物 - Google Patents

フェノール類ノボラックエポキシ樹脂及びその硬化物

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JPH044217A
JPH044217A JP10531790A JP10531790A JPH044217A JP H044217 A JPH044217 A JP H044217A JP 10531790 A JP10531790 A JP 10531790A JP 10531790 A JP10531790 A JP 10531790A JP H044217 A JPH044217 A JP H044217A
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博美 森田
Ichiro Kimura
一郎 木村
Kazuyuki Murata
和幸 村田
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フェノール類ノボラックエポキシより、有用
な硬化物を提供するものである。
〔従来の技術〕
一般にエポキシ樹脂は接着性、耐薬品性、電気特性、機
械特性、耐熱性に優れるため、接着剤、塗料、電気絶縁
材料、各種複合材料などに広く使用されているが、近年
、使用条件は次第に過酷になっており、より高い耐熱性
と低吸水性を有する組成物が望まれている。
特に近年の電子部品の発展においては、ICの封止剤と
してエポキシ樹脂を使用する場合が多く、なかでも、耐
熱性、吸水性に優れた硬化物を与えるエポキシ樹脂とし
て、クレゾールノボラックのエポキシ樹脂が使用されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、クレゾールノボラックのエポキシ樹脂を
フェノールノボラックなどを硬化剤として使用し、硬化
させたとしても耐熱性の面では、はぼ満足するものの、
吸水性の面では不充分である。
すなわち、吸水性の問題は近年の電気回路における表面
実装において、ノ・ンダ浴中に硬化物が浸漬されるとい
う過酷な条件下では、吸水された水分の急激な膨張によ
る硬化物の破壊という現象をもたらすことになる。
従って、耐熱性も問題であるが、耐熱性を損なうことな
く、低吸水性を実現することは近年の封止剤メーカーの
最大の課題である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、これらの課題を解決する為、鋭意検討し
た結果、フェニルフェノールをノボラック化し、しかも
低分子量体を少なくしたノボラック樹脂をエポキシ化す
ることにより得らハルフェノール類ノボラックエポキシ
樹脂を使用した硬化物が、耐熱性を損うことなく、低吸
水性を実現することができることを見い出し本発明を完
成するに至った。
即ち、本発明は 一般式〔I〕 (式[I)中、nの平均値はO〜30である。)で表わ
されるフェニルンエノルノボラックエポキン樹脂におい
て、n=0のフェニルフェノールノポラックエボキシ樹
脂の含有量が20i4i又、前記−船蔵〔I〕で表わさ
れるフェニルフェノールノボラックエポキシ樹脂のnの
平均値は0〜30であるが、好ましくは2〜20であり
、より好ましくは2〜15である。
本発明のフェノール類ノボラックエポキシ樹脂は、−船
蔵[10 本発明のフェノール類ノボラックエポキシ樹脂はクレゾ
ールノボラックエポキシ樹脂を使用して得られる硬化物
に較べて特に、吸水性の面で極めて有利な硬化物を与え
る。
本発明のフェノール類ノボラックエポキシ樹脂中のn 
= Qの成分は20重量%以下であるが好ましくは15
重量%以下である。
20重量%を超えて低分子量体が存在すると耐熱性の低
下をもたらす。
(式〔■〕中、nの平均値は0〜30である。)で表わ
されるフェニルフェノールノボラック樹脂においてn 
= Qのフェニルフェノールノボラック樹脂の含有量が
20%以下のフェノール類ノボラック樹脂を、−船蔵I (式■〕中、Xはハロゲン原子を表わす)で表わされる
エビハロゲン化合物を塩基性化合物の存在下で反応させ
ることにより容易に得られる。
一般式〔■〕中のフェニルフェノール成分としては、オ
ルソフェニルフェノール、バラフェニルフェノール、メ
タフェニルフェノールカ挙ケられるが、本発明の低分子
量を少なくする目的からはオルソフェニルフェノールの
使用が好ましい。
式圃の化合物としては、具体的には、エピクロルヒドリ
ン、エピクロルヒドリン、エビヨードヒドリン等が挙げ
られ、これらの混合物も用いることができるが工業的に
はエピクロルヒドリンが好適に使用される。
フェノール類ノボラックと一般式〔皿で示されるエビハ
ロゲン化合物の反応は公知の方法により行うことが出来
る。
即ちフェノール類ノボラックと、フェノール類ノボラッ
クの水酸基当量に対して過剰モル量のエビハロゲン化合
物とをテトラメチルアンモニウムクロリド、テトラメチ
ルアンモニウムプロミド、トリエチルアンモニウムクロ
リドなどの第4級アンモニウム塩または水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物などの
存在下で反応させるか又第4級アンモニウム塩などを用
いた場合は閉環付加反応の段階で反応がとまるので次い
で上記アルカリ金属水酸化物を加えて閉環反応させる。
また最初からアルカリ金属水酸化物を加えて反応する場
合は、開環付加反応および閉環反応を一気に行わせる。
エビハロゲン化合物の使用割合はフェノール類ノボラッ
クの水酸基当量lに対して好ましくは1〜50モル、さ
らに好ましくは3へ15モルの範囲である。
アルカリ金属水酸化物の使用量はフェノール類ノボラッ
クの水酸基当量lに対して好ましくは08〜1.5モル
、さらに好ましくは09〜1.3モルの範囲であり、第
4級アンモニウム塩を使用する場合その使用量はフェノ
ール類ノボラックの水酸基当量1に対して好ましくは0
.001−1モル、さらに好ましくは0005〜05モ
ルの範囲である。
反応温度は好ましくは30〜130℃さらに好ましくは
40〜120℃である。
また反応で生成した水を反応系外に除去しながら反応を
進行させることもできる。
反応終了後副生じた塩を、水洗、ろ過等により除去し過
剰のエビハロゲン化合物を留去することによりエポキシ
樹脂が得られる。
上記反応に使用するフェノール類ノボラックは、次のよ
うにして製造することが出来る。
即チ、フェニルフェノール類とホルムアルデヒドとを酸
触媒の存在下、公知の方法により脱水縮合させ、更に、
低分子量体を除く為、熱水などにより抽出除去すること
により、前記−船蔵〔■〕で表わされるフェニルフェノ
ールノボラック樹脂においてn=0のフェニルフェノー
ル樹脂の含有量が20%以下のフェノール類ノボラック
樹脂が得られる。
本発明のエポキシ樹脂は単独で又は他のエポキシ化合物
、たとえばビスフェノール型エポキシ樹脂、クレゾール
ノボラノクエボキシ樹脂などのフェノール類ノボラック
型エポキシ樹脂との併用で、通常のエポキシ樹脂と同様
に、脂肪属ポリアミン、芳香属ポリアミン、ポリアミド
ポリアミン等のポリアミン系硬化剤、無水へキサヒドロ
フタル酸、無水メチルテトラヒドロフタル酸等の酸無水
物系硬化剤、フェノールノボラック、クレゾールノボラ
ック等のフェノール系硬化剤、三フフ化ホウ素等のルイ
ス酸又はそれらの塩類、ジシアンジアミド類等の硬化剤
等により硬化させることができる。この際使用する硬化
剤の量は、エポキシ基1当量に対して、05〜1.5轟
量になるような硬化剤量を用いるのが好ましく、より好
ましくは0.8〜1.2当量である。
又、必要に応じて硬化促進剤、例えば2−メチルイミダ
ゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール等のイミ
ダゾール類、トリフェニルホスフィン類及びその塩等を
エポキシ樹脂に対して好ましくは05〜3重量%、さら
に無機又は有機の充填剤等の種々の配合剤を添加するこ
とができる。
かくして配合された組成物は、通常150〜180℃の
温度で30〜3 Q Q secの範囲で予備硬化し、
さらに150〜180℃の温度で2〜8時間の後硬化に
より充分な硬化反応が進行する。こうして得られた硬化
物は耐熱性を保持しながら、低吸水性を有している。
本発明のエポキシ樹脂は、耐熱性と低吸水性の要求され
る広範な分野具体的には、絶縁材料、積層板封止材料、
成型材料、複合材料等の分野に用いることができる。
〔実施例〕 以下、本発明を実施例で説明する。
合成例1゜ 温度計、撹拌機を付けたガラス容器にオルソフェニルフ
ェノールt70g(1モル)、パラホルムアルデヒド2
4g(0,8モル)及ヒドルエン15Qmlを仕込み窒
素雰囲気下で浴温80℃で撹拌した。
p −) #エンスルホン酸1gを発熱に注意しながら
徐々に添加した。
添加後、浴温80℃のままで10時間反応を続は反応を
終了した。
その後、トルエン300rnlを加え、水で水洗し、中
性に戻した。
有機層を減圧下で濃縮し、生成物175gを得た。さら
に、得られた生成物を500 ccの熱水で5回洗滌し
た。この洗滌の間、生成物が出来るだけ分散するよう撹
拌しながら行い、デカンチーシランによって熱水を排出
した。
この操作により得られた生成物(A1)の軟化温度(J
IS  K2425環球法)は98℃で水酸基当量(g
/mol )は180であった。
合成例2゜ 合成例1において、バラホルムアルデヒ)”17)量を
18g(0,6モル)に代えた以外は合成例1と同様の
操作により生成物(Bl)を得た。
生成物(B1)の軟化温度は93℃で水酸基当量は17
8であった。
合成例3 合成例1においてオルソ・フェニルフェノールの代りに
バラフェニルフェノールを使用した以外は合成例1と同
様の操作により生成物(CI)を得た。
生成物(C1)の軟化温度は103℃で水酸基当量は1
78であった。
比較合成例 合成例1において、熱水による抽出操作を行わずに生成
物(DI)を得た。
生成物(Dl)の軟化温度は90’Cで水酸基当量は1
78であった。
合成例1〜3及び比較合成例で得られた生成物(AI)
、(B1)、(C1)、(DI)をGPC分析した結果
、−船蔵CI[]で表わされるフェニルフェノールノボ
ラック樹脂中のn = Qの成分の含有率は次のとおり
であった。
n=Qの成分の 生成物   含有率1量%)  ”0平均1(AI) 
      13       4.2(Bl)   
    18       3.5(C1)     
  18       3.7(DI)       
25       3.1なお分析条件は次のとおり。
GPC装置:高滓製作所 (カラム: TSK−G−3000XL(1本)+TS
K−G−2000XL(2本)) 溶  媒:テトラヒドロフラン 1ml/分検  出:
 UVC254nm) 実施例1゜ 温度計、撹拌装置、滴下ロート及び生成水分離装置のつ
いた11の反応器に、合成例1で得た生成物(AI)1
80g及びエピクロルヒドリン460gを仕込み窒素置
換を行った後、48%水酸化ナトリウム水溶液85gを
5時間かけて滴下した。滴下中は反応温度60℃、圧力
100〜150 mmHgの条件下で生成水及び水酸化
ナトリウム水溶液の水をエピクロルヒドリンとの共沸に
より連続的に反応系外に除去し、エピクロルヒドリンは
系内に戻した。
ついで過剰の未反応エピクロルヒドリンを減圧下に回収
した後、メチルイソブチルケトン500 m/加え10
0m/の水で水相が中性を示すまで洗滌した。
メチルイノブチルケトン相を減圧下濃縮し、淡黄色の固
体(A) 220 gを得た。
生成動因は軟化温度(JIS K2425)72℃でエ
ポキシ当量(g/mol )は260であった。又生成
動因を合成例と同様にGPC分析したところn = O
の低分子量体の組成量は13重量%であった。
実施例2゜ 生成物(AI)の代りに合成例2で得た生成物(Bl)
178gを用いた以外は実施例1と同様の操作により生
成物Q3) 218 gを得た。生成物03)は軟化温
度70℃でエポキシ当量は261、GPC分析によるn
 = Qの低分子量体の組成量は18重量%であった。
実施例3゜ 生成物(AI)の代りに合成例3で得た生成物(CI)
178 gを用いた以外は実施例1と同様の操作により
生成物(C) 215 gを得た。生成物(C)は軟化
温度78℃でエポキシ当量は270゜GPC分析による
n = Qの低分子量体の組成量は18重量%であった
比較例 生成物(Al)の代りに比較合成例で得た生成CDI)
178gを用いた以外は実施例1と同様の操作により生
成物■)216gを得た。生成物■)は軟化温度70℃
でエポキシ当量は260゜GPC分析によるn = Q
の低分子量体の組成量は25重量%であった。
応用実施例1〜3゜ 第1表に示す配合割合(重量部)でフェノールノボラッ
ク(日本化薬■製、軟化温度85℃、水酸基当量(g/
mol ) 105に実施例1.2.3で得られたフェ
ノール類ノボラックエポキシ化合物を主成分とする生成
物(A)、(B)、(C1)を配合し、2−メチルイミ
ダゾールを触媒に用いて加熱硬化させた。
比較例として実施例1.2.3で得られた生成物(A)
〜(C)の代りに第1表に示す配合割合(重量部)で比
較合成例で得られた生成物の)及び下記の市販の0−ク
レゾールノボラック型エポキシ樹脂を用いて加熱硬化し
た。
EOCN 1020 :  日本化薬■製、エポキシ当
量(g/mol ) 202、軟化温 度67℃ 尚、測定試料は、第1表に示す配合量の組成物を70°
C〜80℃で15分間ロール混練後、冷却、粉砕しタブ
レット化し、更にトランスファー成形機により成形後、
ポストキュアーを行って作成した。
ポストキューの条件 温度:180°C 時 間 二 8時間 以上の硬化物についてガラス転移温度(Tg)、熱変形
温度(HDT)及び吸水率を測定し、その結果を第1表
に示した。
尚、ガラス転移温度、熱変形温度、吸水率の測定条件は
下記のとおり。
ガラス転移温度 熱機械測定装置(TMA);真空理工■TM−7000 昇温速度;2℃/ min 熱変形温度JIS K7207 吸水率 試験片 直径 5Qmm 厚さ  3mm  円板 条件 10.0℃の水中で50時間煮沸した後の重量増
加量による吸水率 (重量%) 〔発明の効果〕 第1表から明らかなように、本発明のフェノール類ノボ
ラックエポキシ樹脂を使用した硬化物は耐熱性を保持し
ながら、低吸水性を有する。
従って主に封止剤等の電子部昂材料として工業的価値が
犬である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式〔 I 〕中、nの平均値は0〜30である。)で表
    わされるフェニルフェノールノボラックエポキシ樹脂に
    おいて、n=0のフェニルフェノールノボラックエポキ
    シ樹脂の含有量が20重量%以下であることを特徴とす
    るフェノール類ノボラックエポキシ樹脂。
  2. (2)請求項1のフェノール類ノボラックエポキシ樹脂
    の硬化物。
JP10531790A 1990-04-23 1990-04-23 フェノール類ノボラックエポキシ樹脂及びその硬化物 Expired - Fee Related JP2736560B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002226557A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Dainippon Ink & Chem Inc 難燃性エポキシ樹脂組成物

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