JPH0444300Y2 - - Google Patents

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JPH0444300Y2
JPH0444300Y2 JP1987057160U JP5716087U JPH0444300Y2 JP H0444300 Y2 JPH0444300 Y2 JP H0444300Y2 JP 1987057160 U JP1987057160 U JP 1987057160U JP 5716087 U JP5716087 U JP 5716087U JP H0444300 Y2 JPH0444300 Y2 JP H0444300Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、半連続鋳造もしくは連続鋳造によ
りアルミニウム合金のスラブを鋳造するための鋳
型に関し、特に種々の異なる幅のスラブを同一の
鋳型で鋳造可能とするように短辺部を長辺部とは
別体に作成して短辺部の位置を調整可能とした幅
可変鋳型に関するものである。
従来の技術 周知のようにアルミニウム合金のスラブを半連
続鋳造するにあたつては、スラブ幅変更のたびご
とに鋳型を交換する手間を省くとともに、異なる
サイズの多数の鋳型を保管しておかなくて済むよ
うに、幅可変鋳型を使用することが従来から広く
行なわれている。この種の幅可変鋳型の一例を第
3図に示す。第3図において、互いに平行に配置
された一対の長辺部1A,1Bの間に短辺部2
A,2Bが相互に対向するように配置されてお
り、これらの短辺部2A2Bはその相互間の間隔
を図示しない調整機構により調整可能に構成され
ている。
このような幅可変鋳型において、短辺部2A,
2Bの表面はある程度の湾曲(曲率半径r1)を持
たせておくのが通常であり、例えば厚み550mmの
スラブを鋳造する鋳型の場合、r1は2600mm程度に
設計するのが通常である。一方短辺部2A,2B
の長辺側端部の形状としては第4図に示すよう
に、幅wが2mm程度の薄いリブ部3を形成してお
くとともに、このリブ部3から15mm程度の小さな
曲陸半径r2で急激に湾曲させ、前述の曲率半径r1
の部分に連続させる形状としたものが一般的であ
る。また一部で第5図に示すように、短辺部2
A,2Bの中央部分の曲率r1を長辺側端部までそ
のまま延長させ、長辺側端部に特に加工を行なつ
ていない鋳型も使用されている。
考案が解決すべき問題点 前述のような従来の幅可変鋳型を用いてアルミ
ニウム合金を鋳造する場合、特にMg含有量の高
いJIS5000番系合金、例えば5052合金や5082合金
等を鋳造する場合においては、スラブのコーナー
部に肌荒れが生じたり、あるいはスラブのコーナ
ー部形状が不安定となつたりする問題があつた。
すなわち短辺部の長辺側端部の形状が第4図に示
すように作られている鋳型を用いて5052合金や
5082合金等を鋳造した場合は、第6図に示すよう
にスラブ5のコーナー部5Aに、引裂かれたよう
な状態の肌荒れ6が生じることが多かつた。また
第5図に示すように短辺部2A,2Bの長辺側端
部に特に加工を行なつていない鋳型を用いて5052
合金や5082合金等を鋳造した場合、第7図に示す
ようにスラブ5のコーナー部5Aの形状が長手方
向(鋳造方向)で変化してコーナー部形状が不安
定となることが多かつた。
このようにスラブコーナー部に肌荒れや形状不
安定が生じれば、圧延工程において幅端に割れが
生じたりし易く、そのため製品歩留りが低下する
問題があり、したがつてこれらのコーナー部肌荒
れや形状不安定は避けることが必要である。
上述のように従来の幅可変鋳型では高Mg系の
アルミニウム合金の場合にコーナー部肌荒れや形
状不安定が生じ易かつた原因は次のように考えら
れる。
すなわち第4図に示す鋳型の場合、短辺部2A
の長辺側端部のリブ部3が薄く、その部分がヒー
トサイクルによつて変形し易い。この変形が生じ
れば、長辺部1Aと短辺部2Aとの間の隙間Gが
大きくなつて、そこに酸化物が付着し、その酸化
物によつてコーナー部肌荒れを生じると考えられ
る。また上述のようにリブ部3を形成した部分で
は、その部分で熱伝導が悪くなるため、注湯した
アルミニウム合金溶湯に対する抜熱が充分になさ
れず、そのため凝固殻が弱くなつて肌荒れが生じ
易くなると考えられる。
また第5図に示す鋳型の場合、アルミニウム合
金溶湯の表面張力の関係で鋳造中に溶湯が鋳型の
コーナー部(短辺部と長辺部との境界位置)に近
接したり離れたりする過程を繰返し、その結果ス
ラブコーナー部形状が不安定となると考えられ
る。
そして特に高Mg系のアルミニウム合金は、他
の系のアルミニウム合金と比較して溶湯の粘性が
高く、流動性に欠けるため、上述のようなコーナ
ー部肌荒れや形状不安定が生じやすかつたのであ
る。
この考案は以上の事情を背景としてなされたも
ので、溶湯流動性の劣る高Mg系アルミニウム合
金を鋳造するにあたつても、スラブコーナー部の
肌荒れやスラブコーナー部の形状不安定を生じる
ことのないようにした幅可変鋳型を提供すること
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この考案では、半連続鋳造もしくは連続鋳造に
よりアルミニウム合金のスラブを鋳造するための
鋳型であつてかつスラブ幅は調整可能となるよう
に例えば第1図に示す如く短辺部2A,2Bを長
辺部1A,1Bに対し別体とした幅可変鋳型にお
いて、例えば第2図に詳細に示すように、短辺部
2A,2Bにおける長辺部1A,1Bに近い側の
端部に、長辺表面に対し45°±25°の範囲内の角度
θで斜行する面取部7を、長辺側先端位置Pから
5〜50mmの範囲内の長さlにわたつて形成してお
き、これによつて前述の問題を解決したのであ
る。
作 用 この考案の幅可変鋳型においては、短辺部2
A,2Bにおける長辺側端部に面取部7が形成さ
れているため、第5図に示す従来例の場合よりも
鋳型内面コーナー部が内側に入り込んであり、し
たがつて鋳型中に溶湯の表面張力により溶湯が鋳
型内面コーナー部に近接したり離れたりすること
を防止でき、そのためスラブコーナー部の形状が
不安定となることが防止される。
また、面取部7は、長辺側先端位置Pから長辺
面に対し45°±25°の角度で斜行するように形成さ
れており、このことは面取部7がその基端側(短
辺部の中央部に近い側)から先端(長辺に近い
側)Pへ向けて徐々にその厚みが小さくなるよう
に作られていることを意味する。従来の第4図の
鋳型においては、面取部に対応するリブ部3の厚
みが先端へ向けて急激に薄くなつており、そのた
めリブ部3で熱変形が生じ易かつたが、この考案
の鋳型における面取部7は、上述のように徐々に
その厚みが薄くなつているため従来の第4図の場
合よりも熱変形が生じにくく、そのため熱変形よ
り長辺部1A,1Bとの間の隙間が大きくなつて
その部分が酸化物が付着するような事態が生じる
ことを防止できる。また従来の第4図の場合はリ
ブ部3が急激に薄くなつているためその部分の伝
熱抵抗が大きく、コーナー部で凝固殻が弱くなり
勝ちであつたが、この考案の鋳型における面取部
7では徐々に薄くなつているため伝熱抵抗もさほ
ど大きくなく、そのためコーナー部でも比較的強
固な凝固殻を生成することができる。そしてこれ
らの結果として、スラブコーナー部での肌荒れの
発生を有効に防止することができる。
ここで、面取部7の角度θが20°(=45°−25°)
未満では面取部7の厚みが全体的に薄くなつて熱
変形が生じ易くなるとともに、鋳型コーナー部内
面を内側へ寄せてスラブコーナー部の形状不安定
を防止する効果が充分に得られなくなり、また面
取部7の角度θが70°(=45°プラス25°)を越える
場合も鋳型コーナー部内面を内側へ寄せてスラブ
コーナー部の形状不安定を防止する効果が充分に
得られず、したがつて面取部7の角度θは45°±
25°の範囲内とした。なおこの範囲内でも最も好
ましいのは45°±10°の範囲である。
また角度θが45°±25°の範囲内の面取部7の長
さlが先端から5mm未満の場合も鋳型コーナー部
内面を内側へ寄せてスラブコーナー部の形状不安
定を防止する効果が充分に得られず、一方長さl
が先端Pから50mmを越える場合は、鋳型コーナー
部において短辺部内を流通する冷却水と表面との
間の距離が大きくなつてコーナー部での冷却効果
が不充分となり、その結果逆にコーナー部で凝固
殻が弱くなり、かえつて肌荒れが生じ易くなつて
しまう。したがつて長さlは5〜50mmの範囲内と
した。
実施例 長辺部1A,1Bの相互間の間隔が550mmのア
ルミ合金製幅可変鋳型において、第1図、第2図
に示すように短辺部2A,2Bの長辺側端部に角
度θが45°、長さlが7mmの面取部7を形成した。
なお短辺部2A,2Bにおける面取部7以外の部
分は曲率半径r1=2600mmとした。
この幅可変鋳型における短辺部2A,2Bの相
互間の間隔を840mmにセツトし、JIS5182合金のス
ラブを、鋳造速度50mm、冷却水量500/min、
メタルヘツド70mmの条件にて半連続鋳造する実験
を行なつた。このとき、長さが2000mmのスラブを
4本鋳造したが、いずれのスラブにおいてもコー
ナー部に肌荒れは生じず、またコーナー部の形状
も安定していることが確認された。
なお、第1図、第2図の例では面取部7におけ
る角度θ=45°±20°をなす面が平面となつている
例を示しているが、この角度範囲内で湾曲面とな
つていても良いことは勿論である。
また第1図、第2図では短辺部2A,2Bの位
置を調整する手段を特に示していないが、位置調
整手段は従来公知の機構とすれば良い。
考案の効果 この考案のアルミニウム合金鋳造用幅可変鋳型
によれば、溶湯の粘性が高い高Mg系のアルミニ
ウム合金、例えば5052合金、5082合金、5182合金
等のスラブを鋳造するにあたつても、スラブコー
ナー部に肌荒れが生じたり、スラブコーナー部の
形状が不安定となつたりすることなく、コーナー
部の品質、性状が優れたスラブを得ることがで
き、したがつて圧延工程における幅端の割れや形
状不良の発生を最小限に抑えて、歩留りを向上さ
せることができる。
なお、この考案の位置は、Mgを2.0%以上含有
するアルミニウム合金のスラブ鋳造において最も
有効であるが、その他の系のアルミニウム合金に
も適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の幅可変鋳型の一例を示す斜
視図、第2図は第1図の幅可変鋳型の要部を示す
拡大平面図、第3図は従来の幅可変鋳型の一例を
示す平面図、第4図および第5図はそれぞれ従来
の幅可変鋳型の一部を拡大した状態の一例を示す
平面図、第6図及び第7図はそれぞれ従来の幅可
変鋳型により鋳造されたスラブを示す斜視図であ
る。 1A,1B……長辺部、2A,2B……短辺
部、7……面取部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 半連続鋳造もしくは連続鋳造によりアルミニウ
    ム合金のスラブを鋳造するための鋳型であつてか
    つスラブ幅が調整可能となるように短辺部を長辺
    部に対し別体とした鋳型において、 短辺部における長辺側端部に、長辺面に対し
    45°±25°の範囲内の角度で斜行する面取部を長辺
    側先端位置から5〜50mmの範囲にわたつて形成し
    たことを特徴とするアルミニウム合金鋳造用幅可
    変鋳型。
JP1987057160U 1987-04-15 1987-04-15 Expired JPH0444300Y2 (ja)

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JP1987057160U JPH0444300Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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JPS63163242U JPS63163242U (ja) 1988-10-25
JPH0444300Y2 true JPH0444300Y2 (ja) 1992-10-19

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Families Citing this family (7)

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KR100775091B1 (ko) 2006-08-07 2007-11-08 주식회사 포스코 연속주조장치의 주형
JP5453329B2 (ja) * 2011-01-28 2014-03-26 三島光産株式会社 連続鋳造用鋳型
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