JPH0444829B2 - - Google Patents

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JPH0444829B2
JPH0444829B2 JP60160389A JP16038985A JPH0444829B2 JP H0444829 B2 JPH0444829 B2 JP H0444829B2 JP 60160389 A JP60160389 A JP 60160389A JP 16038985 A JP16038985 A JP 16038985A JP H0444829 B2 JPH0444829 B2 JP H0444829B2
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JP
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cassette
cover
tape
housing
sliding
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JP60160389A
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JPS6150269A (ja
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Korunerisu Barudenaaru Hendoriku
Beruneru Furantsu
Yohanesu Yakobusu Aarutsu Petorusu
Baitoreru Furantsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS6150269A publication Critical patent/JPS6150269A/ja
Publication of JPH0444829B2 publication Critical patent/JPH0444829B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、閉位置と開位置の間を動き得る正面
カバーをもつ型式の磁気テープカセツトに関する
ものである。上記磁気テープカセツトにおいては
カセツトの少なくとも1つの主壁がカセツト正面
へ延在するカツトアウトをもち、テープの伸長部
分のうしろにスペースが形成されており、このス
ペース内にはカセツト装置の1つ又は2つ以上の
素子、即ち磁気ヘツド、案内ピン又は案内ローラ
の如き素子が導入されて、磁気テープの伸長部分
の後側と協働することができ、これらの素子は例
えば螺旋操作ビデオカセツトレコーダにおいても
しカツトアウトが正面まで延在しておればカセツ
トの外にテープループを引き出すことができる。
(技術的背景) 従来、種々の型式の磁気テープカセツトが種々
の応用分野で広く流行してきた。それは磁気テー
プがカセツト内に入つていないときには非常に傷
つき易いからである。一般消費者用や多くのセミ
プロ用の磁気テープ機器に普通使用する磁気テー
プは幅に比して非常に小さい厚さをもつ。この厚
さは一般に15〜40μの間であるが、慣用の磁気テ
ープの幅は大体12〜25mmの間で変化する磁気テー
プはプラスチツク箔からなり、その一側に微細に
分散した磁化材料を有し、極めて高度の可撓性を
もつ。磁気テープカセツトは繊細な傷つき易い磁
気テープを損傷から保護するのに役立ちそれ故、
このテープ媒体の取扱いの容易さを本質的に改善
する。
上記型式の既知のカセツトは普通は、磁気テー
プをカセツトハウジングから部分的に取り出し、
カセツトハウジングからこうして引き出した磁気
テープ部分を磁気ヘツドと接触させるようになつ
たカセツト装置と協働させるものである。オーデ
イオ用としては、これは磁気ヘツドに沿つて1つ
のリールから他のリールへ移送する間磁気テープ
を良好に案内させることができ、それ故単一の記
録及び再生に関して高品質の標準品を得ることが
可能である。
家庭娯楽用の現在普及している螺旋操作磁気ビ
デオテープ装置は磁気テープ上の傾斜して近接し
たトラツクに書き込む回転磁気ヘツドを具えてい
るが、この場合にも、磁気テープはカセツトハウ
ジングから取り出さなければならない。カセツト
ハウジング正面は磁気テープをカセツトハウジン
グから取り出すことを妨害する部品を備えるべき
でない。かかる妨害する部品があれば、磁気テー
プがそれに不注意に接触する可能性が増す。磁気
テープをカセツトハウジングから取り出すための
取出手段をカセツト装置に具える必要があるので
上記可能性は更に増すことになる。前記取出手段
は主壁に形成したカツトアウトを経てカセツトハ
ウジングに入ることができ、そして磁気テープ取
り出し中磁気テープの後側と協働できなければな
らない。それ故、正面に向かつて開いたカツトア
ウト(Cut−Outs)が前記取出手段のためにカセ
ツトの少なくとも1つの主壁に必要である。かか
るカツトアウトは磁気テープの縁を露出させ、こ
れは磁気テープの損傷の可能性を極めて増大させ
る 今一つの問題点は、高質の音響記録、再生を可
能ならしめるか又はビデオ信号を記録、再生せし
める機器に磁気テープカセツトを使用したとき、
ちりができる限り磁気テープに達するのを防止し
なければならないという点である。というのは、
ちりが高質の記録、再生に悪影響を及ぼすからで
ある。
既知の或るテープカセツトは、カセツトの主壁
の1つにあるカツトアウトを閉鎖するのに用いる
回動カバーをもつている。例えば実公昭49−
125740号公報により主壁面内にありかつカセツト
正面と平行な回動軸線のまわりで下方に回動する
ようにヒンジ結合される下側主壁の一部の形をな
す下側回動カバーをもつたカセツトが既知であ
る。この回動カバーの下方運動は不利であると考
えられる。回動カバーが下方へ延在するとレコー
ダ内にある機構の邪魔をする。テープカセツトの
ためにレコーダ内に必要な全高、それ故レコーダ
の高さは増大し、このことは極めて望ましくない
ことと考えられる。
また実開昭53−4094号公報により、レコーダ機
構に向いているカセツト主壁の内側面上を摺動す
る摺動板の形をなす摺動カバー(下蓋)をもつた
カセツトが既知である。このカセツトでは、摺動
カバーの運動はレコーダの外部寸法を増すことを
必要としない。しかしながらこの既知のカセツト
は幾つかの大きな欠点をもつている。主な欠点の
1つはハウジングの主壁間に正面壁が無いことで
ある。この既知のカセツトに正面壁を設けること
はできない。その理由は、正面壁が前記摺動カバ
ーの動きを邪魔するからである。しかしながら正
面壁の存在は極めて望ましいことである。第一、
正面壁はカセツトハウジングの剛性を増す。この
ことは特にカセツトの正面側近くにおいて重要で
ある。その理由はカセツトの正面側は磁気テープ
をむき出しにするために開放しているからであ
る。第二に、前記の剛性を増すということはカセ
ツト正面は2つの可動のカバーを支持するために
寸法的に安定していなければならないという理由
で重要であるからである。正面壁の存在は、たと
えカセツトがレコーダ内にあつても、カセツト内
に入つているテープをほこりや汚染からできるだ
け保護するためにも重要である。もし正面壁があ
れ、カセツトがレコーダの外にあるとき、カセツ
トを不注意に開いても2つの出口開口間のテープ
の小さい伸長部分をむき出しにするに過ぎない。
最後に述べた型式の既知のカセツトでは、摺動カ
バーは、もしカセツト寸法を増さなければ、カセ
ツト中のテープループの邪魔をする。最初に述べ
た既知のカセツトも正面壁をもたないことに注目
すべきである。
(発明の目的) 磁気テープをカセツトハウジングから取り出す
ことを妨害する部品がハウジング正面に存在せ
ず、磁気テープをカセツトハウジングから取り出
すための取り出し手段の挿入を可能にするカセツ
トハウジング主壁に設けたカツトアウトを備えて
いてもテープの露出を最小限度となし、従つてテ
ープの損傷を防止すると共に、磁気テープにちり
が付着するのを防止できる磁気テープカセツトを
提供する。
また、回動カバーを備えるが、この回動カバー
が回動して磁気テープを露出したときにもカセツ
トの全高を増さず、従つてカセツトのためにレコ
ーダ内に必要な全高を、それ故レコーダの高さを
増大させない磁気テープカセツトを提供する。
更に、磁気テープを露出したり、包囲したりす
るための回動カバーや摺動カバーの作動に多数の
ばね手段や複雑なカム手段を使用する必要がな
く、組立てが簡単で、製作コストが安価な回動カ
バーや摺動カバーを備えた磁気テープカセツトを
提供する。
摺動カバーをハウジング側壁で摺動案内させる
ようになして、構造的に強く、確実な開閉移動が
できる摺動カバーを備えた磁気テープカセツトを
提供する。
ハウジング主壁間に正面壁を備え、カセツトハ
ウジングの剛性を増し、かつカセツト内に入つて
いるテープをほこりや汚染からできるだけ保護
し、またカセツトがレコーダ外にあるときにもカ
セツトを不注意に開いても正面に延在するテープ
伸長部分をむき出しにするのみで、カセツト内部
へのほこりに侵入を防止できる、磁気テープカセ
ツトを提供する。
また、閉鎖状態で摺動カバーが正面回動カバー
の回動を阻止し、正面回動カバーの不注意の開放
を防止する磁気テープカセツトを提供する。
(発明の構成) 上記目的は本発明により、ハウジング中で同一
平面内にある2つのテープリールを有し、前記ハ
ウジングが2つの平行な主壁と、2つの側壁とを
もち、テープ伸長部分を一方のテープリールから
他方のテープリールへ進めるようになしており、
更にテープ伸長部分の正面の閉位置と前記ハウジ
ング主壁に平行となる開位置との間でハウジング
主壁に平行な少なくとも1つの回動軸線のまわり
に回動する正面回動カバーを有し、前記正面回動
カバーが2つの旋回アームを具え、前記アームは
ハウジング側壁上に配置しかつこれに枢着してお
り、少なくとも1つのハウジング主壁に少なくと
も1つのカツトアウトを設けていて、テープ伸長
部分のうしろにスペースを設けてテープ伸長部分
のうしろにカセツト装置の少なくとも1つの素子
がカツトアウトを通つて接近できるようになして
おり、更に、正面回動カバーから分離した摺動カ
バーを有し、前記摺動カバーは主壁中のカツトア
ウトをおおいかつテープ伸長部分のうしろ側に接
近するのを妨げる閉位置から主壁の前記カツトア
ウトを実質的に露出させてテープうしろ側への接
近を妨げない引込み位置へ摺動して引込むことが
でき、正面回動カバーと摺動カバーが夫々閉位置
にあるときカセツトをほぼ完全に包囲するように
なしており、この包囲状態において摺動カバーを
正面回動カバーの旋回アームと協働せしめて正面
カバーの回動を止めるように構成したことを特徴
とするほぼ長方形の磁気テープカセツトによつて
達成される。
(発明の効果) 本発明により提供されるカセツトは前述の欠点
をもたない。本発明のカセツトは正面壁をもち、
このためカセツトハウジングが必要とする高い剛
性をもち、如何なる状態にあつても、一方の出口
開口から他方の出口開口までのハウジング外のテ
ープの小さな伸長部分以外はテープが機械的損傷
を受けたりほこりや汚染にさらされたりすること
はない。このことは本発明の2つの主な特徴によ
つて達成される。第一の特徴は摺動カバーがハウ
ジングの外側面上を動くことである。摺動カバー
が外側面上を動くため、正面壁をカセツトハウジ
ングの主壁間に設けることができる。第二の特徴
は摺動カバーが外側面に接して動くことにある。
それ故レコーダの高さは不必要な程に増大しな
い。
本発明によるカセツトはほこりやちりから保護
され、また磁気テープに接触しないように良好に
保護される。カセツトがレコーダ中にないとき、
カセツト上にある両方のカバーが閉位置に置か
れ、かくしてテープに接触するのを防ぐ障害物を
構成することになる。各カバーが他方のカバーか
ら分離しているため、他方のカバーとは無関係に
その移動位置間を動くことができる。正面回動カ
バーと摺動カバーは発明の範囲内で多くのいろい
ろな実施例に設計できる。一実施例として、正面
回動カバーの動きと摺動カバーの動きは同時に協
働方式で起こさせることができる。この方式はカ
セツトの種類に適合させることができ、またレコ
ーダにカセツトを装着したり取り出したりする方
法の必要条件に適合させることができる。
本発明のカセツトは螺旋式テープレコーダ用の
既知のカセツトより優れた利点をもつ。この既知
のカセツトは周知の“ベータマツクス(β−
Max)”ビデオカセツト(オランダ国特許出願
7309164号参照)の如く主壁間に正面壁をもつて
いる。この既知のカセツトは内側面に突条を設け
た旋回する正面回動カバーをもつ。このカバーが
閉じたときテープは正面回動カバーの正面壁と突
条の間のスロツト内に位置する。これはテープへ
の接触を防ぐ或る保護手段を提供する。しかしな
がら、スロツトは片側が開放しているため、テー
プへの接近は依然可能であり、テープはほこりや
汚染から保護されない。その他の欠点は狭いスロ
ツトに入るためにはテープは十分に伸長せしめら
れていなければならず、そうしなければテープは
簡単に損傷を受けるという点にある。前記突条は
テープ幅の約半分をおおうに過ぎない。カバーの
形状を変えたりカセツト寸法を増したりせずに突
条を十分に長くする設計上の自由は存在しない。
本発明は摺動カバーを備えたカセツトを提供す
る。この摺動カバーは正面回動カバーから分離し
ていて、テープをずつと良好に保護するように作
ることができかつ大きな設計上の自由が与えられ
る。本発明の摺動カバーは任意の適切な仕方で動
くように設計できる。しかしながら、開いたとき
に正面回動カバーと同じカセツト側にある摺動カ
バーの何れの部分も正面回動カバーの頂部と主壁
の間に位置するように考慮するのが好適である。
この特徴は、カセツトをレコーダ装置内に配置し
たときのカセツトの開き状態でのカセツトの高さ
は正面回動カバーを開くのに必要な大きさだけ増
大するに過ぎず、それ以上に増す必要がないとい
る点にある。それ故レコーダ装置の高さ寸法は、
たとえ正面回動カバーが開く側と同じカセツト側
に摺動カバーの部分が位置しても、既知の普及し
ている螺旋操作式レコーダの高さより高くする必
要はない。
テープは好適にはカセツト装置から取り出され
ると直ちに保護されるべきである。それ故カバー
はカセツトが装置から取り出されるや否や自動的
に閉鎖されなければならない。このために必要と
される部品は、カバーをそれらの閉位置へ自動的
に移動させるためにレコーダ中にある部品を頼り
にしなくてもよいように、カセツト自身上に存在
するのが好適である。また使用部品数を最小にす
るのが好適である。本発明のカセツトは正面回動
カバーと摺動カバーの両方を夫々の閉位置へ押圧
するために1個のばねのみを具えるというもう1
つの特徴を用いて設計することができる。この実
施例では、前記2つのカバーはばねの押圧力を一
方のカバーから他方のカバーへ直接に伝えるため
にお互いに掛合する。このばねはハウジングとカ
バーのうちの一方のみとの間に直接に作用する。
摺動カバーは摺動部材として構成することがで
きる。ハウジングの主壁上での摺動部材の動きを
案内するのは困難であるので、本発明のもう1つ
の特徴が使われる。この特徴によれば、摺動部材
はその動きを案内するための案内部をもち、この
案内部はハウジングの側壁上を摺動するように協
働する。カセツト側壁はこの目的には極めて適し
ている。というのは前記側壁はハウジングの2つ
の主壁間に必要な厚さをもつているからである。
2つの別個のカバーが本発明のカセツトに使わ
れるので、ハウジング上に設けられた場合、各カ
バーは他方のカバーが無いときにハウジングから
落ちるのを防ぐために、両カバーとハウジングは
協働する止め手段をもつのが好適である。かかる
カセツトの組立ては容易である。この特徴は、単
一のばねが両カバーを閉ざすために設けられると
いう前述の特徴と組合せることができる。ばねと
協働するカバーはばね負荷に耐えるのに十分な強
さと剛性をもつように設計すべきである。好適に
は他方のカバーはもしこのカバーがその閉位置に
あれば、ばねによつて負荷を及ぼされるべきでな
い。このことは、ばねによつて直接に負荷を及ぼ
される2つのカバーのうちの何れかの1つが閉位
置にあるときに他方のカバーの負荷を及ぼすこと
なく弾性負荷をカセツトハウジングに直接に伝え
るべくカセツトハウジングの一部に衝合するよう
になすことによつて可能である。両カバーが夫々
の閉位置にあるときカバー間には若干の遊びが与
えられる。2つのカバー間のこの遊びに起因し
て、ばね負荷を受けたカバーは両カバーが閉ざさ
れたとき他方のカバーに負荷を及ぼさない。従つ
てカバーのうちの1つは軽くしかも薄く設計する
ことができ、他方のカバーの可撓性よりも大きな
可撓性をもつことができる。この大きな可撓性は
カセツトの組立てを容易にする。この点について
は図に基づき後述する。
本発明の主な特徴は、正面回動カバーと摺動カ
バーが夫々閉位置にあれば摺動カバーにより正面
回動カバーの旋回アームを止めるように構成した
正面回動カバーとこれから分離した摺動カバーと
を具えた点にある。このような構成のためカセツ
トの開放は困難になり、特に摺動カバーを殆ど完
全に引つ込ませた後に旋回アームが自由に可動可
能となるように摺動カバーを正面回動カバーの旋
回アームと協働させれば、カセツトの開放を一層
困難にすることができる。
(同時係属中の他の分割出願発明との関係) 本願は特願昭54−56854号を原出願とする同時
係属中の複数の分割出願の1つである。これらの
分割出願は原出願に記載されていた磁気テープカ
セツト及びカセツト装置に含まれていた種々の新
規な構成を対象として夫々分割出願したものであ
る。これら分割出願発明の相互関係を明らかにす
るため、本願を含め各分割出願発明の対象の差異
を明らかにするため以下簡単に説明する: 1 特願昭60−160387号は、2つの分離したカバ
ーをもち、一方のカバーのみに直接弾性手段の
負荷を及ぼし、他方のカバーは上記直接負荷を
及ぼされたカバーにより動かすように構成した
点に主な特徴を有するカセツトに関するもので
ある。
2 特願昭60−160388号は、カセツトハウジング
の主壁上を摺動する摺動カバーをもち、摺動カ
バーがハウジングの横側壁上を摺動する案内部
をもつていて、摺動運動の案内を確実に行うよ
う構成した点に主な特徴を有するカセツトに関
するものである。
3 本願の特願昭60−160389号は、正面回動カバ
ーと摺動カバーをもち、閉鎖状態で摺動カバー
が回動カバーの回動を阻止するように構成した
点に主な特徴を有するカセツトに関するもので
ある。
4 特願昭60−160390号は、旋回する正面回動カ
バーと摺動カバーをもち、摺動カバーがカセツ
ト両側に摺動板をもち、摺動板がカセツトの平
行な主壁上を移動し、また両側で側壁により相
互連結されており、摺動カバーの側壁がカセツ
トハウジングの側壁上を移動するよう構成した
点に主な特徴を有するカセツトに関するもので
ある。
5 特願昭60−160391号は、カセツトの側壁に沿
つてカセツトハウジングの外側に配置した2つ
の旋回アームをもつ回動する正面回動カバー
と、摺動する摺動カバーとをもち、旋回アーム
を破損から十分に保護するため、両カバーの閉
鎖状態で旋回アームの外側を摺動カバーで覆う
ように構成した点に主な特徴を有するカセツト
に関するものである。
6 特願昭61−59081号は、回動する正面回動カ
バーとばね負荷された摺動カバーをもち、摺動
カバーがカセツトハウジングの主壁上を摺動し
てカセツト装置のテープ引き出し素子挿入用に
備えたテープ背後の挿入スペースを閉鎖し、挿
入スペースに入り込むがテープの背後に位置す
る摺動カバーの連結板とハウジング間に圧力ば
ねを配置した点に主な特徴を有するカセツトに
関するものである。
以下、本発明を添付図面を参照して詳述する。
第1〜23図に於て、本発明の一実施例の磁気
テープビデオカセツトは47で示す。該カセツト
は中心開口50,51と、この開口の回りに配列
した開口52,53を有する。カセツトハウジン
グは第1主壁54と第2主壁55を有し、これら
は夫々第1開口56と57及び第二開口58と5
9をリールハブ48と49のためにもつている。
主壁54,55は、側壁60,61及び後壁62
により相互連結している。後壁の反対側には第5
〜7図に示す如く正面63がある。カセツトハウ
ジングは伸張テープ部分65を正面63近くに置
いて磁気テープ64を収容する。
正面回動カバー66は実質的にカセツトハウジ
ングの正面63全体を覆い、旋回アーム67,6
8(第5図)を両側に有し、これらのアームは側
壁60,61に沿つて延び、又閉位置でカセツト
ハウジングの後壁62に向く自由端69,70を
もつ。側壁60,61及び旋回アーム67,68
は旋回アームの自由端69,70近くに協働する
旋回支承手段をもつ。正面回動カバー66はその
閉位置(第1〜3図参照)から、2個の異なつた
開位置へ、即ち第1開位置で第一主壁54に向う
第一旋回方向71(第5図)に旋回することによ
り、又第二開位置でカセツトハウジングの第二主
壁55に向う第二旋回方向72(第6図)に旋回
することにより旋回することができる。
磁気テープカセツト47では、旋回支承手段
は、第一主壁54の側近くに位置する第一旋回軸
73(第5図)の回りにその第一方向71に正面
回動カバー66を旋回させるため、第一主壁54
の側近くに位置した第一旋回支承手段と、第二主
壁の側近くに位置する第二旋回軸74の回りに第
二旋回方向72に正面回動カバーを旋回させるた
め、第二主壁55の側近くに位置した第二旋回支
承手段を有する。第一旋回支承手段は第一支承ジ
ヤーナル75,76(第7図)、及び第一支承ジ
ヤーナルを受ける第一支承凹部77を画成する磁
気テープカセツト47の部分を有する。前記第一
支承凹部のうち、第一支承ジヤーナル75と協働
する支承凹部のみを第6,7図に示している。第
二旋回支承手段は第二支承ジヤーナル78,79
及びこれらの支承ジヤーナルを受ける第二支承凹
部80を画成する磁気テープカセツトの部分を有
する。第二支承凹部のうち第二支承ジヤーナル7
8を受けるための支承凹部を第5,7図中に示し
ている。
支承凹部77と80は、正面回動カバーが第二
旋回軸74の回りに旋回するとき支承ジヤーナル
75,76を第一支承凹部の外に動かすため、又
正面回動カバー66が第一旋回軸73の回りに旋
回するとき支承ジヤーナル78,79を第二支承
凹部の外に動かすためにこれら支承凹部の周辺部
を部分的に開放している。
アーチ形第一案内スロツト81(第7図)は、
正面回動カバー66がその第二旋回方向72に旋
回するとき遊びをもつて第一支承ジヤーナル7
5,76を案内するため第一支承凹部77で終わ
つている。アーチ形第二案内スロツト82は正面
回動カバー66がその第一旋回方向71に旋回す
るとき遊びをもつて第二支承ジヤーナル78を案
内するため第二支承凹部80で終わつている。図
より明らかな如く、支承凹部と案内スロツトはカ
セツトハウジングの側壁60,61に位置し、支
承ジヤーナルは正面回動カバー66の旋回アーム
67,68上に配置している。
第8〜10図から特に明らかな如く、支承凹部
77,80は図示の如く少なくとも部分的に円形
横断面をもち、支承ジヤーナル75又は78を最
大横断長さLプラス遊びに等しい直径をもつ。支
承ジヤーナルは長さLより小さい幅Tをもつ細長
い形状をもつ。アーチ形案内スロツトは幅Wをも
ち、これは支承ジヤーナルの幅Tに適合し、又支
承凹部の直径より小さい。こうして、第一又は第
二旋回方向71,72以外の正面回動カバー66
の動きは支承ジヤーナルと側壁60,61の支承
凹部を囲む部分との協働により正面回動カバーが
どの位置にあつても防止される。支承ジヤーナル
も又アーチ形になつていて、これらは常に比較的
精密に案内スロツトと掛合するようになつてい
る。
側壁60,61は支承凹部中に支承ジヤーナル
を取り付けるために取付けスロツト83〜86を
もつ。第8,9図は取り付けスロツト83,84
が交差点C1とC2の点で夫々案内スロツト82,
81と交差していることを示す。各取付けスロツ
トは取付けスロツト内に支承ジヤーナルを自由に
入れるための解放入口側を有し、更に正面回動カ
バー66とカセツトハウジング間に遊びを与える
レベルN1と、正面回動カバーを支承ジヤーナル
と取付けスロツトの底間の力により僅かに曲げる
ようなレベルN2との間に延在する輪郭をもつ底
を有している。上記僅かな曲げは正面回動カバー
の可撓性により可能である。第10図と第9図か
ら特に明白な如く、第一の開位置の正面回動カバ
ーは第一の支承ジヤーナル、例えば支承ジヤーナ
ル75と第1の支承凹部77の壁との協働により
旋回方向以外の方向に動くことを防止されるばか
りでなく、第二の支承ジヤーナル、例えば支承ジ
ヤーナル78は正面回動カバーの旋回位置で第二
の案内スロツト82の側壁と協働する。取付けス
ロツトのレベルN1とN2は次の如く選択される、
即ちもし支承ジヤーナルが交差点C1又はC2の位
置にくれば、案内スロツトの側壁により案内され
るように選択される。
正面回動カバー66の旋回移動を制限するた
め、カセツトハウジングの側壁60,61は支承
ジヤーナルと協働する止めを具える。案内スロツ
ト82と81がそれらの関連した支承凹部80と
77とから遠い側の端87と88で夫々閉ざされ
ていることは第8,9図から認めることができ
る。これらの位置で、カセツトハウジングの側壁
60,61の関連部分は支承ジヤーナルのための
止めを構成する。
磁気テープカセツト47の第一、第二主壁5
4,55は大きなカツトアウト(切除部)89,
90(第1,2図)をもち、これらはビデオカセ
ツト装置の素子を伸張テープ部分65の後側で通
過させるためにカセツトハウジングの正面に向か
つて解放している。又正面回動カバーを開いたと
き、磁気テープカセツト内にごみの侵入するのを
最小限度となすため、カセツトは閉鎖正面壁91
(第6,7図)を有し、これは磁気テープ64を
取り出す目的のみで夫々2個のテープ案内ローラ
94,95の位置に2個の出口開口92,93を
具えている。
第一及び第二主壁の近くに、第一と第二の摺動
カバー98がある。これらは第一摺動板96(第
7図)と第二摺動板97の形をなしている。これ
らはカセツトハウジングの後壁62に近い引込位
置(第5,6図)とカセツトハウジングの正面6
3に近い閉位置(第1〜第4図)の間を摺動する
ことができる。引込位置では、摺動板96,97
は対応する主壁54と55のカツトアウト89と
90を解放状態となす。閉位置ではカツトアウト
は完全に閉ざされる。本発明のこの実施例では、
両摺動板はお互に無関係にはうごかない。2つの
摺動板96,97は単一の摺動カバー98の一部
分を形成し、これらの摺動板は一体をなして引込
位置(第5,6図参照)と閉位置(第1〜4図参
照)の間を動くことができ、該単一の摺動カバー
は2個の前記摺動板96,97及び2個の案内部
99,100を具え、該案内部はカセツトハウジ
ングの側壁60,61に沿つて延びかつこれと摺
動するように協働し、又両摺動板を相互連結す
る。判り易くするため、摺動カバー98が以後
“スライド”と称する。
スライド98(摺動カバー)はプラスチツクか
ら一体に作られる。別法として第17図に示すご
ときスライド101を使うことができる。これは
摺動板102,103及び案内部即ち側壁10
4,105を有する。このスライドが2個の同じ
部品からなり、これらの部品はプラスチツクから
作られ、1部品は摺動板102と側壁104を有
し、他部品は摺動板103と側壁105を有す
る。これらの部品はスナツプ結合部によりお互に
連結する。第18図は摺動板102を側壁104
に連結するスナツプ結合部の横断面を示す。連結
手段は太くした円錐形端107をもつピン106
を有する。ピン106の位置に摺動板102は2
個の同軸の開口108,109をもつ。開口10
9は大きな直径をもち、ピン106の円錐形端1
07を受け入れる働きをする。この円錐形端は開
口108より僅かに大きい直径をもち、摺動板1
02を側壁に取り付けたとき、開口109に達す
るまで僅かに弾性変形する。スライド101はス
ライド98と同じ方法で作用する。
磁気テープカセツト47において、正面回動カ
バー66の2個の旋回アーム67,68はカセツ
トハウジングの外に置かれる。スライド98がそ
の閉位置にあるとき、旋回アーム67,68はス
ライドの側壁即ち案内部99,100により覆わ
れ、そのため磁気テープカセツトがカセツト装置
から除かれるとき、旋回アーム、従つて旋回支承
手段は機械的損傷を受けないように満足に保護さ
れる。更に、すつきりした外観がこうして得られ
る。
全スライド98は圧力ばね110(第7図)に
よりその閉位置に向かつて押圧される。そのため
摺動板96,97は伸張テープ部分65の後側で
案内部99と100間の中程で連結板111によ
り相互連結される。連結板上にはピン112を配
置している。圧力ばね110はピン112の周り
に嵌着し、カセツトハウジングと連結板111に
対して押当る。この目的でカセツトハウジングは
その側壁60,61間の中程に円筒型開口113
をもつ(第7図参照)。連結板(又第13〜15
図参照)は圧力ばね110の取付点として役立つ
ばかりでなく、スライド98を強固にする働きも
する。比較的薄い摺動板96,97は容易に曲が
ることができるが、これは連結板111により有
効に防止することができる。連結板111は2個
のスロツト114,115をもち、これらは摺動
板96,97の中心の2個のリツジ116,11
7と掛合する。
分離した連結板111をもつスライド98の代
りに、連結板119と一体のスライド118を使
うことも別法として可能である(第16図参照)。
摺動板120,121及び側壁即ち案内部12
2,123、及び連結板119とこの板上に配置
したピン124は射出成形により適当なプラスチ
ツクから一体に作られる。かかる摺動板を用いる
とき、種々の構成部品は、スライドを嵌合すると
きにカセツト正面に沿う伸張テープ部分65が邪
魔をしないような順序で、取付けられるべきであ
る。圧力ばねの取付けを容易にするために、ピン
124より実質的に短かいピンを使用してもよ
い。ピンの代りに連結板表面の局部的凹部を、圧
力ばねの端の望ましくない横移動を防止するため
の使用することができる。
第17図に示すスライド101は磁気テープが
カセツトハウジング中に置かれた後に取り付ける
ことができる。このスライドは連結板125を有
し、これは摺動板102及び摺動板103と夫々
一体の2個の部品125a,125bからなる。
部品125bは第18図の形式のスナツプ結合部
により摺動板102に連結され、部品125bは
同様のスナツプ結合部により摺動板103に連結
される。ピンも又2個の部品からなる。このピン
に関しては、上記ピン124につき説明したこと
を同様に当て嵌めることができる。
圧力ばね110は、カセツトをカセツト装置上
に置いていないときにスライド98がその閉位置
を占め、かくしてカセツトハウジングの主壁中の
カツトアウト、即ち開口89,90を覆うことを
確実となす。その閉位置で、スライドは装置デツ
キ上に具えた位置決めピンの助けによりカセツト
をカセツト装置に対して位置決めするための普通
の位置決め開口126〜129のごとき主壁中の
他の開口を覆う。しかし、圧力ばね110はもう
1つの機能をもつ。即ちスライド98がその閉位
置に移されるとき正面回動カバー66を閉鎖させ
る。この目的で、スライド98と正面回動カバー
66は、正面回動カバーがその2つの開位置の何
れを占めているかに拘わりなく、正面回動カバー
をその閉位置へ旋回せしめるための協働部分を有
している。前記協働部分は第5,6図から明白な
如く、旋回アーム67,68の側面及び摺動する
ようにそれと協働する摺動板96,97の部分と
を有する。
スライド98(摺動カバー)と正面回動カバー
66はもしスライド98がその閉位置にあれば正
面回動カバー66が開位置へ移動しないように防
止するための協働する掛金手段を有し、それ故装
置から取り出した磁気テープカセツトは容易に開
くことはできない。その開きはスライド98が圧
力ばね110の力に抗して少なくとも部分的にそ
の引込位置に戻つた後にしか起らない。前記掛金
手段は正面回動カバー66の旋回アーム67,6
8の側面と、スライド98の摺動板96,97の
部分からなり、即ちスライドがその閉位置にある
とき側壁99,100と共に旋回アーム67,6
8を覆う摺動板部分からなる。掛金手段は又正面
カバー66の両側にある2個の突出部130,1
31を含む。
特に第2図と第4図に示される如く、正面回動
カバー66はカセツトハウジングの後壁62から
遠い側のスライド98の側壁即ち案内部99,1
00の正面側132,133をカセツトハウジン
グの主壁54,55近くに位置する場所で解放し
た状態にしている。これは磁気テープカセツトを
カセツト装置のカセツトホルダー中に入れるとき
にスライド98をその引込み位置へ動かすための
止め手段とを協働させるためである。
スライド98の側壁即ち案内部99と100は
正面回動カバーの側方の突出部130,131を
その閉位置で受け入れることのできる凹部14
2,143をもつ。こうして、突出部130,1
31はスライド98の案内部99,100の関連
部分と共に正面回動カバーをその閉位置に掛止す
るための掛金手段として作用する。しかし、該突
出部はカセツト47がカセツト装置のカセツトホ
ルダー内に挿入された後正面回動カバーを開放す
るために役立つ。
第21図は第3図に類似の図を示す。ここでは
スライド98の側壁即ち案内部100は引込んだ
位置に向かつて移動しており、一方側壁即ち案内
部99はスライドの閉位置に対応する位置に未だ
位置している。この状態では、スライド98はカ
セツトハウジング上で直ちに動きを阻止されるこ
とになる。かかる望ましくない状態を防止するた
め、側壁60,61はスライド98の側壁即ち案
内部99,100の位置で、もしこれらがそれら
の引込んだ位置にあれば、曲率半径Rをもつ彎曲
輪郭Pを与えられており、前記半径はカセツトハ
ウジングの2個の側壁60,61間の距離に実質
的に等しい。かくして、カセツトハウジングに対
するスライド98の少なくとも或る限定された傾
斜を、スライドがカセツトハウジング上で動きを
阻止されることなく、得ることが可能である。判
り易くするため、第21図は側壁60の輪郭Pの
曲率半径Rのみを示す。
スライドが動かなくなるのを防止するための今
1つの可能な手段は第22,23図に示す。これ
らの図は、カセツトハウジングの側壁とスライド
の僅かに異なつた形状を除けば、第1〜7図に示
す磁気テープカセツトと実質的に同じである。そ
れ故磁気テープカセツト148は明白であるから
詳述はしない。それは案内部即ち側壁150,1
51をもつ一体となつて動くスライド149を含
む。前記案内部はハウジングの側壁と摺動するよ
うに協働し、スライドの動きを案内する。これら
は延長部分153,154を夫々有し、これらは
カセツトハウジングの後壁152に面し、それ故
スライドの閉位置で、スライド149の各案内部
はカセツトハウジングの各後壁に面する側面15
5,156がスライドの引込んだ位置で占める場
所をカセツトハウジング上の2個のリツジ15
7,158近くにある。磁気テープカセツト14
8の側壁159,160はスライド149の案内
部の延長部分を案内するための対応する案内スロ
ツトをもつ。第22図はかかる案内スロツト16
1を示す。延長部分153,154はスライド1
49が動かなくなるのを防止するのみならず、第
23図に示す如く、カセツトの一層滑らかな外観
が少なくとも主壁から見れば得られる。このこと
は審美的観点から望ましいことである。
磁気テープカセツト47では、カセツトハウジ
ングとスライド98は、正面回動カバー66が未
だ取付けられていないか除去されたとき、一旦取
付けたスライドがカセツトハウジングから滑り出
るのを防止するように協働する止め手段を具え
る。該スライドは2個のフツク162,163
(第7,11,12図参照)をもつが、該ハウジ
ングの側壁60,61はフツクと掛合するスロツ
トをもつ。第4,7図はカセツトハウジングの側
壁60中にあるかかるスロツト164を示す。ス
ロツト164の端165の場所の側壁60の部分
(第7図参照)は該フツク用の止めとして働く。
側壁61は同様のスロツト(図示せず)をもち、
フツク163用の止めを有する。スロツト164
の端165の場所が次の如く選択されている。即
ちフツク162がスライド98の閉位置で端16
5に達し、そのためばね110の圧力がこの閉位
置でフツク162によりカセツトハウジングの側
壁60に、又フツク163によりカセツトハウジ
ングの側壁61に伝えられるように選択されてい
る。正面回動カバー66、特に支承ジヤーナル7
5,76,78,79はスライド98の閉位置で
圧力ばね110により負荷を受けない。その理由
は閉位置のスライド98と正面回動カバー66間
に若干のすき間が常に存在するからである。
第19,20図は第1〜7図示す磁気テープカ
セツトとほとんど同じ磁気テープカセツト部分を
示している。しかし、このカセツトは正面回動カ
バーとスライド(摺動カバー)をお互に対して押
圧するための弾力手段を具えている。正面回動カ
バー166のもつ旋回アーム即ち側壁167は磁
気テープカセツトの側壁168上に旋回自在に設
けられている。更にスライド169にはピン17
0が配置されている。正面回動カバー166の側
壁167はピン171をもつ。これらの2個のピ
ン間には張力ばね172を取付けている。側壁1
67の支承構造は2個の支承ジヤーナル173,
174、支承凹部175,176及び案内スロツ
ト177,178を含む。第19図に示す状態
で、正面回動カバー166は閉位置にあり、スラ
イド169もまた閉位置にある。スライド169
は張力ばね172により正面回動カバー166に
向かつて引かれ、該組立体は安定した釣合位置に
ある。第20図の状態では、正面回動カバー16
6はその開位置の1つにあり、又スライド169
は引込んだ位置に移動しているが、正面回動カバ
ー166はこれに加わる力の影響で安定位置にあ
る。ピン170と171間を結ぶ線は正面回動カ
バーを一層揺動させ開こうとする側で支承ジヤー
ナル173のわきに延びている。しかし、この開
こうとすることは支承ジヤーナル174とその案
内スロツト178の端との協働によつて防止され
る。ばね172を適当な寸法にすること、正面回
動カバー166の重量にゆとりをもたせることに
より、正面回動カバーは重力の力に対してテープ
カセツトが何れの向きにあつても安定した釣合位
置を占めることができる。
図示の実施例とは異なつた多くの実施例を使用
できる。本発明は一方向のみに動く正面回動カバ
ーをもつカセツトに使用することができる。幾つ
かの種類のビデオカセツトが一方向のみに開く正
面回動カバーをもち、只一つの主壁が1つ又は2
つ以上のカツトアウトをもつことができる。これ
らはハウジングの外部で動く1つの摺動カバーに
より閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気テープビデオカセツトを示す図
で、その正面回動カバーが2個の旋回軸の回りに
旋回可能であり、該カセツトは主壁中のカツトア
ウトを閉じるための一体のスライドとして形成さ
れる摺動カバーを備えているものを示す図、第2
図は第1図の磁気テープカセツトの正面図、第3
図は第1図と同様の図で、磁気テープカセツトの
異なつた主壁を示すもの、第4図は第1〜3図の
カセツトの斜視図で、追加カバーは閉位置にあ
り、正面回動カバーはその閉位置にある状態で示
すもの、第5図は第4図と同様の図を再び示すも
ので、ここでは摺動カバーはその引込み位置にあ
り、正面回動カバーは第一旋回方向に開いている
ものを示す図、第6図は第5図と同様の図を再び
示すもので、ここでは正面回動カバーは第二旋回
方向に開いているものを示す図、第7図は第1〜
6図に示す磁気テープカセツトの部分分解図、第
8図は第1〜7図のカセツトの側壁の1つの詳細
図で、支承ジヤーナルの位置を、支承凹部と案内
スロツトに対して、正面回動カバーを閉じたとき
に示す図、第9図は第8図の詳細図で、正面回動
カバーを第一旋回方向に開いたときの支承ジヤー
ナルの位置を示す図、第10図は第9図の矢印
−上でとつた断面図、第11図は摺動カバ
ーの中心でとつた横断面図で、第7図の矢印
−上でとつた図、第12図は第11図の矢印
−上でとつた部分横断面図、第13図,
第14図,第15図は第1〜7図の磁気テープカ
セツト中の摺動カバーの摺動板を相互連結するた
めの連結部材を示す図、第16図は第1〜7図の
磁気テープカセツト用の摺動カバーの一体成型し
たプラスチツク部品を示す図、第17図は第1〜
7図の磁気テープカセツト用のスナツプ結合した
2個のプラスチツク部品からなる摺動カバーを示
す図、第18図は第17図の摺動カバーの部品を
相互連結するスナツプ結合部の1つの詳細を示す
図、第19図と第20図は摺動カバーと正面回動
カバーを張力ばねによりお互いに対して押圧する
実施例の原理を示す図で、第19図は閉じた正面
回動カバーの状態で示し、第20図は開いた正面
回動カバーの状態で示す図、第21図は第3図と
同様の図で、摺動カバーが傾斜位置にある状態で
示す図、第22図は変更実施例の第4図と同様の
図で、摺動カバーがカセツトハウジングの後面に
向つて延長した案内部を有するものを示す図、第
23図は第22図の磁気テープカセツトの主壁を
示す図である。 47……磁気テープカセツト、65……伸張テ
ープ部分、66……正面回動カバー、67,68
……旋回アーム、75,76……支承ジヤーナ
ル、78,79……旋回支承手段、77,80…
…支承凹部、81,82……案内スロツト、83
〜86……取付けスロツト、89,90……カツ
トアウト、96,97……摺動板、98,101
……摺動カバー又はスライド、102,103…
…摺動板、110……圧力ばね、111,119
……連結板、124……ピン、130,131…
…突出部、153,154……延長部、157,
158……リツジ、162……案内スロツト、1
61……止め、163……フツク、169……ス
ライド、172……張力ばね、175,176…
…支承凹部、177,178……案内スロツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ハウジング中で同一平面内にある2つのテー
    プリールを有し、前記ハウジングが2つの平行な
    主壁54,55と、2つの側壁60,61とをも
    ち、テープ伸長部分65を一方のテープリールか
    ら他方のテープリールへ進めるようになしてお
    り、更にテープ伸長部分の正面の閉位置と前記ハ
    ウジング主壁に平行となる開位置との間でハウジ
    ング主壁に平行な少なくとも1つの回動軸線7
    3,74のまわりに回動する正面回動カバー66
    を有し、前記正面回動カバーが2つの旋回アーム
    67,68を具え、前記アームはハウジング側壁
    上に配置しかつこれに枢着しており、少なくとも
    1つのハウジング主壁54,55に少なくとも1
    つのカツトアウト89,90を設けていて、テー
    プ伸長部分のうしろにスペースを設けてテープ伸
    長部分のうしろにカセツト装置に少なくとも1つ
    の素子がカツトアウトを通つて接近できるように
    なしており、更に、正面回動カバーから分離した
    摺動カバー98を有し、前記摺動カバーは主壁中
    のカツトアウトをおおいかつテープ伸長部分のう
    しろ側に接近するのを妨げる閉位置から主壁中の
    前記カツトアウトを実質的に露出させてテープう
    しろ側への接近を妨げない引込み位置へ摺動して
    引込むことができ、正面回動カバーと摺動カバー
    が夫々閉位置にあるときカセツトをほぼ完全に包
    囲するようになしており、この包囲状態において
    摺動カバーを正面回動カバーの旋回アームと協働
    せしめて正面回動カバーの回動を止めるように構
    成したことを特徴とするほぼ長方形の磁気テープ
    カセツト。
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