JPH0444859Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0444859Y2
JPH0444859Y2 JP1984154319U JP15431984U JPH0444859Y2 JP H0444859 Y2 JPH0444859 Y2 JP H0444859Y2 JP 1984154319 U JP1984154319 U JP 1984154319U JP 15431984 U JP15431984 U JP 15431984U JP H0444859 Y2 JPH0444859 Y2 JP H0444859Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve member
magnetic
housing
pump
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984154319U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6170582U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984154319U priority Critical patent/JPH0444859Y2/ja
Priority to US06/782,285 priority patent/US4643653A/en
Publication of JPS6170582U publication Critical patent/JPS6170582U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0444859Y2 publication Critical patent/JPH0444859Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえば自動車の燃料給送用に用い
られるタイプの電磁ポンプの改良に関する。
〔従来の技術〕
自動車用燃料給送用ポンプ等として使用される
電磁ポンプには、構造が簡単で、各部品の加工お
よび組立精度があまり要求されず、しかも安定し
たポンプ動作を行なえること等が望まれている。
しかし、従来のこの種電磁ポンプはそれぞれ一長
一短があり、上述したすべての特性を満足し得る
ものは未だ実現されていない。
すなわち、従来この種の電磁ポンプとしては、
たとえば実公昭57−20832号公報等に示されるよ
うに、断面略U字状を呈する一対のハウジング部
材を組合せてなるポンプハウジングに対し、プラ
ンジヤを収容したスリーブ部材を貫通して配設す
るとともに、その両端部を略筒状を呈する入口取
付具および出口取付具にて保持させるようにして
なる、いわゆる角形タイプのものが、一般によく
知られている。
そして、このような従来の角形タイプの電磁ポ
ンプによれば、上述したポンプハウジング内にス
リーブ部材を遊嵌状態で取囲むようにして励磁コ
イルを巻回してなるコイルボビンを配設してお
り、上述した入口、出口取付具は、その内方端に
形成された小径の筒状部がコイルボビンとスリー
ブ部材との間に嵌込まれるようにして前記ポンプ
ハウジングにつう付け等で固着されている。ま
た、上述したスリーブ部材内の流体通路とポンプ
ハウジング内の励磁コイル等の配設空間との間
は、スリーブ部材外周部に嵌装された筒状のシー
ル材が、その両端側から前記両取付具の端部にて
圧縮して設けられることによりシールされてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来構造による電磁ポンプ
によれば、全体の構成部品点数が多く、構成が複
雑であるばかりでなく、加工性や組立性等の面か
ら問題で、また全体の小型、軽量かつ低コスト化
を図るうえで問題の大きいものであつた。
たとえば、上述した従来構造では、励磁コイル
による励磁力にてプランジヤの適切かつ円滑な往
復運動を得るために、スリーブ部材の両端を保持
する取付具の内方端を小径筒状部として形成し、
これらをスリーブ部材とコイルボビンとの間に嵌
込むようにしてなる構成が一般に採用されてい
る。そして、このような構造では、上述した小径
筒状部が磁束通路を適切に構成し、磁気効率を向
上させてポンプ動作の適正化を確保するうえで大
きな利点を奏するところであるが、その反面にお
いてその成形加工が切削加工によることから面倒
かつ複雑で、コスト高を招くとともに、精度等も
確保することが難しく、しかも場合によつてはス
リーブ部材の変形などを招き、プランジヤの適正
な動作を確保し得ない等といつた欠点を生じるも
のであつた。
また、上述した各取付具の小径筒状部を用いな
いものとして、実公昭52−36964号公報などによ
り、プランジヤを収容したスリーブ部材をコイル
ボビンに貫通して保持させるとともに、このコイ
ルボビンの両端に板厚の厚いヨーク部材を積層し
て配設してなるものも知られているが、このよう
な構造では、ヨーク部材の板厚が厚いことから、
ポンプの小型、軽量化等を図るうえで問題となる
ばかりでなく、プランジヤを駆動させるための磁
気効率の面で問題で、適正かつ確実なポンプ動作
を得ることが難しい等の欠点があつた。
特に、近年この種の電磁ポンプは、軽車輌等に
おいても装着されるようになつており、このため
ポンプの小型、軽量かつ低コスト化に対しての要
求が大きく、上述したような現行タイプでは、こ
のような要請を満足することは難しく、何らかの
対策を講じることが望まれている。
本考案は上述した事情に鑑みてなされたもので
あり、ポンプ全体の構造を見直したうえで、各部
の構成を簡素化し、構成部品点数を削減するとと
もに各部の加工性や組立性、さらには動作上の信
頼性を向上させ得るようにし、ポンプ全体の小
型、軽量かつ低コスト化を達成することが可能と
なる電磁ポンプを得ることを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上述した要請に応えるために本考案に係る電磁
ポンプは、プランジヤを収容したスリーブ部材
と、その周囲に配設される励磁コイル巻回用のコ
イルボビンと、巻きブツシユまたは割りスリーブ
で構成されスリーブ部材外周部とコイルボビン内
周部との間で軸線方向両端側に嵌装して配設され
ることで励磁コイルからの磁束通路を形成する一
対の磁性筒体と、スリーブ部材両端部およびこれ
に嵌装された各磁性筒体外方端を保持する保持部
を有するように磁性板材によるカツプ状ハウジン
グおよびその開口端を閉塞するようにかしめ付け
固定される蓋体からなるポンプ構成部品収容用の
ポンプハウジングを備え、スリーブ部材外周部中
央でその両端側の磁性筒体間に筒状シール材を嵌
装して介在させるとともに、スリーブ部材の少な
くとも一端部においてその内部通路とポンプハウ
ジング内部空間との間をシールする環状シール材
を、前記ポンプハウジング側の保持部内でこれに
対応する磁性筒体外方端との間に介在させて設け
たものである。
〔作用〕
本考案によれば、ポンプハウジングを、磁性板
材からなるカツプ状ハウジングとその開口端を閉
塞するかしめ付け固定される蓋体とによつて構成
するとともに、このポンプハウジングと共に磁束
通路を形成する磁性筒体として、磁性板材を湾曲
させてなる巻きブツシユまたは割りスリーブにて
構成したものを用い、これをスリーブ部材の両端
側に嵌装させかつカツプ状ハウジングおよび蓋体
に形成した保持部で保持していることから、その
成形加工や組立て作業が従来に比べ大幅に簡素化
され、コストの大幅な低減化が可能となるととも
に、必要とされる各部を簡単なシール材にてシー
ルし、流体通路部分と電気室部分との安全かつ確
実な気密状態を確保し得るものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図a,bは本考案に係る電磁ポンプの一実
施例を示すものであり、これらの図において、ま
ず、全体を符号10で示す電磁ポンプの概略構成
を同図aを用いて簡単な説明すると、11はポン
プハウジングを構成するカツプ状ハウジング本
体、12はその開口端を閉塞する円板状の蓋体
で、これらハウジング本体11の底部中央および
蓋体12の中央には、それぞれ外方に膨出する円
筒部11a,12aが、後述する非磁性スリーブ
部材15の両端部およびその軸線方向両端側に嵌
装される磁性筒体40,41のそれぞれの外方端
を保持する保持部として一体に形成され、かつこ
れら円筒部11a,12a中央には流体出口、流
体入口を構成するパイプ体13,14がろう付け
等でそれぞれ固着されている。
なお、これらハウジング本体11および蓋体1
2は、磁性板材からプレス加工、絞り加工等によ
つて簡単かつ適切に形成できるものであり、また
これらハウジング本体11と蓋体12とは、本体
11側の開口端縁11bを蓋体12の周縁部にか
しめ付けることにより一体的に組付け固定されて
いる。そして、これらポンプハウジングを構成す
るハウジング本体11および蓋体12は、後述す
る励磁コイルからの磁束通路を形成するヨークと
しても機能するものであり、さらにこれによつて
形成される内部空間はポンプの機械的および電気
的な基礎部品を配設する収容空間とされるところ
である。また、図中11cは電磁ポンプ10を車
体等の被取付側に固定するための取付けブラケツ
トである。
15は前記ポンプハウジングを構成するハウジ
ング本体11、蓋体12の円筒部11a,12a
間に介装された非磁性スリーブ部材で、その内部
には貫通孔16aを有する磁性プランジヤ16が
摺動自在に収容されかつ常時は流体入口側に配設
したリターンスプリング17にて流体出口側への
付勢力が付与されている。
なお、図中18はスリーブ部材15の入口側の
端部に付設された吸込弁、19はプランジヤ16
の出口側端部に設けられた吐出弁で、この吐出弁
19を構成する弁体19aは、このプランジヤ1
6の端部に一体的に固設された流体漏出防止用の
制御弁を構成するリング状部材20の中央筒状部
20a内に摺動自在に支持されている。すなわ
ち、このリング状部材20は、上述した吐出弁1
9の弁体19aをガイドする機能を兼ね備えてお
り、またその筒状部20aの流体出口側の先端に
は、スリーブ部材15の流体出口側の端部内に所
定長さにて延設されて臨む流体出口用パイプ体1
3の内方端を開閉するゴム材または合成樹脂材に
よるバルブシート21が設けられている。ここ
で、図中22はこのリング状部材20にをプラン
ジヤ16端部に固設するためのストツパリング
で、またこのリング状部材20には流体を通過さ
せるための孔部20bが適宜穿設されている。そ
して、上述した流体漏出防止用の制御弁は、プラ
ンジヤ16の動きに応じてスリーブ部材15内を
一体的に移動し、その非動作時にはリターンスプ
リング17の働きによりパイプ体13の内方端1
3aを閉塞し、流体の出口側への漏出を確実に防
止し得るもので、その実用上の効果は大きい。さ
らに、本実施例によれば、上述した制御弁を構成
するための出口側パイプ体13の内方端13a
を、スリーブ部材15内に所定長さだけ延設し、
その周囲に吐出側流体の脈動吸収室となる環状空
間23を形成するようにしている。
一方、上述したプランジヤ16を収容するスリ
ーブ部材15の周囲には、励磁コイル30を巻回
してなる樹脂製コイルボビン31が配設され、さ
らにこのコイルボビン31の一方(図中上方)の
フランジ31a外側面には、励磁コイル30に対
し断続電流を流すための発振器を構成するトラン
ジスタ32およびその放熱板33が所定間隔おい
て積層して配設されるとともに、これらトランジ
スタ32および放熱板33の面と鉛直な方向に
は、上述したトランジスタ32と共に発振器を構
成する抵抗、ダイオード等の各種電子部品34a
が取付けられたプリント回路基板34と、このプ
リント回路基板34を所定間隔おいて離間させた
状態で保持するホルダ35がこの基板34面と鉛
直な方向に順次積層して配設されている。そし
て、これらのポンプ構成部品の積層体は、前記ポ
ンプハウジングを構成するハウジング本体11内
にホルダ35側を先端として収納され、かつこの
本体11の底部側に介装されている板ばね36に
より弾性支持された状態で、本体11に対し組付
けられる蓋体12との間に挾持保持される。
このような構成によれば、トランジスタ32や
プリント回路基板34等の組付け性を向上させ得
るとともに、プリント回路基板34上の電子部品
34a等でのシヨート等を防止し得るもので、そ
の利点は大きい。
ここで、コイルボビン31の一方のフランジ3
1a外側面には、前記トランジスタ32および放
熱板33を所定間隔おいて係合支持するとともに
プリント回路基板34をも同様に支持する複数の
スタツド37が一体に立設され、さらにこれに対
向して前記ホルダ35の内側面にも複数のスタツ
ド38が立設されている。なお、図中37aはス
タツド37の先端の小径部で、この小径部37a
がトランジスタ32および放熱板33、さらにプ
リント回路基板34に穿設された孔部32a,3
3a;34bに嵌入されることによつて、その面
方向への移動を規制した状態で固定することが可
能となるもので、またこの小径部37aは前記ホ
ルダ35側のスタツド38内に形成された孔部3
8a内に嵌入されることによりこれら積層体を一
体化するものである。さらに、図中35aはホル
ダ35の中央部に突設されスリーブ部材15を保
持する筒状部である。また、本実施例では、コイ
ルボビン31に合せてプリント回路基板34およ
びホルダ35は、略リング状を呈するように形成
され、かつ放熱板33はプリント回路基板34に
対しトランジスタ32を取付けできる程度の大き
さと形状をもつように扇状にて形成した場合を示
している。
なお、上述したようにポンプハウジング内に収
容されるコイルボビン31等の積層体のの回転止
めは、各部材間の摩擦力を利用したり、あるいは
コイルボビン31と蓋体12間に回止め用の係合
部を設けたりすることによつて行なうとよいもの
である。さらに、上述した構成において、トラン
ジスタ32からの放熱性をより適切に行なうため
に、放熱板33をハウジング本体11の内壁部に
当接させるようにしてもよい。
さて、本考案によれば、上述した構成による電
磁ポンプ10において、プランジヤ16を収容し
たスリーブ部材15の外周面と、その周囲に配設
される励磁コイル30巻回用のコイルボビン31
の内周面との間に、その軸線方向両端から嵌装さ
れて配設され前記励磁コイル30からの磁束通路
を形成する一対の磁性筒体40,41を、磁性板
材を湾曲させることによつて、第1図bに示すよ
うな巻きブツシユまたは第2図に示すような割り
スリーブとして形成するとともに、前記スリーブ
部材15外周部中央でその両端側の磁性筒体4
0,41間に筒状を呈するシール材42を嵌装し
て介在させ、さらに前記スリーブ部材15両端部
においてその内部通路とポンプハウジング内部空
間との間を遮断する環状シール材43,44の少
なくとも一方(本実施例では出口側端部のシール
材43)を、前記ポンプハウジング側の保持部と
なる円筒部11aの底部側でこれに対応する磁性
筒体40の外方端との間に介在させて設けるよう
にしたところに特徴を有している。
すなわち、上述した磁性筒体40,41は、ス
リーブ部材15の外周部と前記コイルボビン31
の内壁部との間にその両端側から嵌入され前記励
磁コイル30を励磁力にてプランジヤ16を往復
動作させるために必要とされるものであるが、こ
れら磁性筒体を従来のような切削加工による筒状
体を用いると、その成形加工が面倒かつ煩雑でし
かもその加工精度を適切に得ることが難しく、コ
スト高を招くといつた問題を生じるもので、本考
案によれば、このような問題を一掃し得るもので
ある。これは、上述した磁性筒体40,41とし
て、磁性板材を湾曲させることによつて簡単に成
形し得る巻ブツシユや割りブツシユ等を用いる
と、その加工性が大幅に向上するとともに、加工
精度等も要求されず、組立作業も簡単に行なえ、
コスト低減化を達成し得ることから容易に理解さ
れよう。
ここで、上述した巻きブツシユや割りブツシユ
等による磁性筒体40,41を用いると、その周
方向等に隙間が生じ、スリーブ部材15内を流れ
る流体がポンプハウジング内に漏出する虞れが生
じるため、本考案によれば、磁性筒体40,41
間でスリーブ部材15の外周部に筒状シール材4
2を嵌装して設け、これを両端側から磁性筒体4
0,41にて押圧してスリーブ部材15とコイル
ボビン31間でのシール性を確保する一方、スリ
ーブ部材15の両端側でポンプハウジングを構成
するハウジング本体11および蓋体12との間に
介装したOリング等によるシール材43,44に
よつて確実なシール状態を得ることができるよう
にしている。
また、このようなスリーブ部材15とポンプハ
ウジングとの間をシールするシール材42;4
3,44において、特にスリーブ部材15の外周
部に嵌装され磁性筒体40,41間および磁性筒
体40の外方端側に介装されるシール材42,4
3は、このスリーブ部材15外周部における各磁
性筒体40,41を、それぞれの弾撥力によつて
自然に軸線方向の適切な配設位置に位置決め保持
する機能をも発揮させ得るものである。そして、
このような構成では、これらスリーブ部材15に
遊嵌状態で嵌装される磁性筒体40,41がプラ
ンジヤ16の往復運動によつて振動したりする等
といつた問題を防止し得るばかりでなく、これら
磁性筒体40,41によるスリーブ部材15の変
形等といつた問題も防ぎ、プランジヤ16の摺動
性を向上させ得る等の利点もある。
さらに、上述した巻きブツシユや割りブツシユ
等からなる磁性筒体40,41としては、第1図
bまたは第2図に示したように、単に磁性板材を
湾曲形成するだけでよいため、その加工がきわめ
て容易に行なえ、しかも若干の隙間が生じてもそ
の動作上は何ら支障ないため、精度を緩くするこ
とが可能で、これにより組立性が大幅に向上する
とともに、大幅なコスト低減化を図れるものであ
る。
なお、上述した構成において、磁性筒体40,
41の少なくとも一方を、スリーブ部材15の両
端を保持するハウジング本体11および蓋体12
の円筒部11a,12aとの間にすきまが生じる
ように嵌合させるようにすると、ハウジング本体
11と蓋体12との間の同心性や平行度のずれを
吸収し得るもので、これによりスリーブ部材15
の変形によるプランジヤ16のステイツクを防止
することが可能となる。
また、図中45はハウジング本体11、蓋体1
2間の接合部分の一部からグロメツト46を介し
て引出されてなる励磁コイル30等からのリード
線、47は上述したハジング本体11と蓋体12
間をシールするためのガスケツトで、それ以外の
構成およびこの電磁ポンプ10の動作等について
は周知の通りで、その説明は省略する。
なお、本考案は上述した実施例構造に限定され
ず、ポンプ各部の形状、構造等を、適宜変形、変
更することは自由である。たとえば、巻きブツシ
ユや割りブツシユ等による磁性筒体の形状などを
適宜変形することは自由であり、さらにシール材
42;43,44の形状や配設位置等も適宜変更
し得るものである。
また、上述した実施例構造による電磁ポンプ1
0において、巻きブツシユや割りブツシユによる
磁性筒体40,41に加えてコイルボビン31の
両端側に磁性円板等を配設するようにしてもよい
ものであり、これによりプランジヤ16を駆動す
るにあたつての磁気効率をより一層向上させ得る
ものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る電磁ポンプに
よれば、プランジヤを収容したスリーブ部材と、
その周囲に配設される励磁コイル巻回用のコイル
ボビンと、巻きブツシユまたは割りスリーブで構
成されスリーブ部材外周部とコイルボビン内周部
との間で軸線方向両端から嵌装して配設されるこ
とで励磁コイルからの磁束通路を形成する一対の
磁性筒体と、スリーブ部材両端部およびこれに嵌
装された各磁性筒体の外方端を保持する保持部を
有する磁性板材によるカツプ状ハウジングおよび
その開口端を閉塞するようにかしめ付け固定され
る蓋体からなるポンプ構成部品収容用のポンプハ
ウジングを備え、スリーブ部材外周部中央でその
両端側の磁性筒体間に筒状シール材を嵌装して介
在させるとともに、スリーブ部材の少なくとも一
端部においてその内部通路とポンプハウジンク内
部空間との間を遮断する環状シール材を、前記ポ
ンプハウジンク側の保持部内でこれに対応する磁
性筒体の外方端との間に介在させて設けるように
したので、ポンプハウジングや磁性筒体などの加
工精度が要求されず、その加工や組立て作業を従
来に比べて大幅に簡素化することができ、コスト
の大幅な低減化を図れるとともに、必要とされる
各部に簡単なシール材を設けるだけで、流体通路
部分と電気室部分との間のシール性を確実に確保
でき、しかもポンプ動作を必要かつ充分に発揮し
得る等という実用上種々優れた効果がある。
特に、本考案によれば、上述したスリーブ部材
とポンプハウジングとの間をシールするシール材
において、スリーブ部材外周部中央に嵌装され磁
性筒体間および少なくとも一方の磁性筒体外方端
に介装されるシール材の弾撥力を巧みに利用する
ことにより、スリーブ部材外周部における各磁性
筒体を、軸線方向の適切な配設位置に位置決め保
持する機能を発揮させ得るもので、これによりス
リーブ部材外周部に単純に嵌装される磁性筒体が
プランジヤの往復運動によつて振動したりする等
の問題を未然に防止し得るばかりでなく、軸線方
向の加工、組立て精度等がラフとなり易い磁性筒
体やカツプ状ハウジングとその開口端にかしめ付
け固定される蓋体とからなる簡易型のポンプハウ
ジングを用いても、ポンプ動作上で何ら支障な
く、加工性や組立性を従来に比べて大幅に向上さ
せ得る等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る電磁ポンブの一実施例を示す
ものであり、第1図a,bは電磁ポンプ全体の概
略構成を示す縦断側面図およびその特徴とする磁
性筒体の一例を示す斜視図、第2図はその磁性筒
体の一例として巻きブツシユである場合を示す斜
視図、第2図はその磁性筒体の変形例として割り
スリーブである場合を示す斜視図である。 10……電磁ポンプ、11……カツプ状ハウジ
ング本体、12……蓋体、13,14……パイプ
体(流体出口、入口)、15……非磁性スリーブ
部材、16……プランジヤ、17……リターンス
プリング、18……吸込弁、19……吐出弁、3
0……励磁コイル、31……コイルボビン、4
0,41……磁性筒体(巻きブツシユまたは割り
ブツシユ)、42……筒状シール材、43,44
……環状シール材、45……リード線、46……
グロメツト、47……ガスケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プランジヤを収容したスリーブ部材と、このス
    リーブ部材の周囲に配設され励磁コイルが巻回さ
    れるコイルボビンと、磁性板材を湾曲することに
    よつて形成される巻きブツシユまたは割りスリー
    ブにて構成され前記スリーブ部材外周部とコイル
    ボビン内周部との間で軸線方向両端側に嵌装して
    配設されることにより前記励磁コイルからの磁束
    通路を形成する一対の磁性筒体と、前記スリーブ
    部材の両端部およびこれに嵌装された各磁性筒体
    の外方端を保持する保持部を有するように磁性板
    材により形成されたカツプ状ハウジングおよびそ
    の開口端を閉塞するようにかしめ付け固定される
    蓋体からなるポンプ構成部品を収容するポンプハ
    ウジングを備えてなり、前記スリーブ部材の外周
    部中央でその両端側に嵌装される前記磁性筒体間
    に筒状シール材を嵌装して介在させるとともに、
    前記スリーブ部材の少なくとも一方の端部におい
    てその内部通路と前記ポンプハウジング内部空間
    との間をシールする環状シール材を、スリーブ部
    材端部を保持するポンプハウジング側の保持部内
    でこれに保持される磁性筒体の外方端との間に介
    在させて設けたことを特徴とする電磁ポンプ。
JP1984154319U 1984-10-15 1984-10-15 Expired JPH0444859Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984154319U JPH0444859Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15
US06/782,285 US4643653A (en) 1984-10-15 1985-09-30 Electromagnetic pump

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984154319U JPH0444859Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6170582U JPS6170582U (ja) 1986-05-14
JPH0444859Y2 true JPH0444859Y2 (ja) 1992-10-22

Family

ID=30712315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984154319U Expired JPH0444859Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0444859Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539505U (ja) * 1976-07-08 1978-01-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6170582U (ja) 1986-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6391814B2 (ja) 内燃機関のコンプレッサ用のブローオフ弁
US20050001190A1 (en) Electromagnetic valve
US4895495A (en) Electromagnetic pump with projections formed on the coil bobbin
JP2017204987A (ja) 電磁式アクチュエータおよび能動型制振装置と能動型防振装置
JPH0444860Y2 (ja)
JP2012204574A (ja) リニアソレノイド
US6778051B2 (en) Electromagnetic valve
CN106795938A (zh) 防振用电磁式致动器及其制造方法、使用防振用电磁式致动器的能动型流体封入式防振装置以及能动型减振装置
KR102687236B1 (ko) 전자 서스펜션
CN108700217B (zh) 电动阀
JPH0444859Y2 (ja)
JP2008039120A (ja) バルブユニット
US20250035220A1 (en) Valve device
JP2002272080A (ja) シャフト付きソレノイド型アクチュエータ
JPS62198105A (ja) 燃料噴射装置の電磁石
JP2507770Y2 (ja) 電磁ポンプ
CN119373918A (zh) 电磁致动器以及阀装置
US11908620B2 (en) Solenoid
JP2017204988A (ja) 電磁式アクチュエータおよび能動型制振装置と能動型防振装置
JP2001304446A (ja) 電磁弁
JPH0531273Y2 (ja)
JPH0220472Y2 (ja)
JP3321520B2 (ja) ソレノイド
JP7787557B2 (ja) 電磁石
JPH0429091Y2 (ja)