JPH0444908Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0444908Y2 JPH0444908Y2 JP1985170984U JP17098485U JPH0444908Y2 JP H0444908 Y2 JPH0444908 Y2 JP H0444908Y2 JP 1985170984 U JP1985170984 U JP 1985170984U JP 17098485 U JP17098485 U JP 17098485U JP H0444908 Y2 JPH0444908 Y2 JP H0444908Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical case
- shaft
- fluid
- rubber
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、振動及び衝撃などを速やかに減衰さ
せるためシヨツクアブソーバと共に使用されてい
るゴムブツシユにおいて、該ゴムブツシユに密閉
領域を形成し、この領域に流体を封入して、その
流体で振動及び衝撃などの減衰が得られる流体封
入ブツシユの改良に関するものである。
せるためシヨツクアブソーバと共に使用されてい
るゴムブツシユにおいて、該ゴムブツシユに密閉
領域を形成し、この領域に流体を封入して、その
流体で振動及び衝撃などの減衰が得られる流体封
入ブツシユの改良に関するものである。
従来の技術
従来より、振動及び衝撃などを減衰させるに
は、振動及び衝撃方向に対するゴムの歪みをもつ
て減衰を得るゴムブツシユが使用されていた。
は、振動及び衝撃方向に対するゴムの歪みをもつ
て減衰を得るゴムブツシユが使用されていた。
また、流体を封入したゴムブツシユもあり、こ
れを第2図A,Bに示して説明する。この流体封
入ブツシユは、外筒1′と軸2′との間に装填され
たゴム5′に軸2′周方向を刳り貫いて密閉領域の
円欠状液室6′を2個形成し、該液室6′に流体7
を封入するとともに各液室6′をオリフイス8′に
よつて連通したものであつて、その流体のオリフ
イス8′での減衰は、構造上、一方向しか減衰で
きないものであつた。
れを第2図A,Bに示して説明する。この流体封
入ブツシユは、外筒1′と軸2′との間に装填され
たゴム5′に軸2′周方向を刳り貫いて密閉領域の
円欠状液室6′を2個形成し、該液室6′に流体7
を封入するとともに各液室6′をオリフイス8′に
よつて連通したものであつて、その流体のオリフ
イス8′での減衰は、構造上、一方向しか減衰で
きないものであつた。
考案が解決しようとする課題
ところが、従来の振動及び衝撃を減衰させたゴ
ムブツシユでは、ゴムの歪みによつてのみの減衰
であつたので大きな減衰が得られなかつた。ま
た、既に知られている流体封入ブツシユであつて
も、構造上より軸方向と交差する方向、即ち、上
下又は左右方向の一方向のみの流体減衰ができた
だけで、軸方向への流体減衰ができなかつた。
ムブツシユでは、ゴムの歪みによつてのみの減衰
であつたので大きな減衰が得られなかつた。ま
た、既に知られている流体封入ブツシユであつて
も、構造上より軸方向と交差する方向、即ち、上
下又は左右方向の一方向のみの流体減衰ができた
だけで、軸方向への流体減衰ができなかつた。
そこで、本考案は、軸線方向の振動及び衝撃に
対する大きな流体減衰が得られる流体封入ブツシ
ユの提供を目的とする。
対する大きな流体減衰が得られる流体封入ブツシ
ユの提供を目的とする。
課題を解決するための手段
本考案は、前述の課題を解決するためになされ
たもので、筒部と同筒部の両開口を塞ぐように設
けられた側壁部とから構成される筒状ケースと、
該筒状ケースの両側壁部に設けられた貫通口を貫
通する軸と、前記貫通口における前記軸と前記筒
状ケースとの間隙を密閉するシーリング部材と、
前記筒状ケースの筒部と軸との間に嵌挿されると
ともに前記筒部と軸とのそれぞれに焼付け固着さ
れたゴムと、前記筒状ケースの内部に該ゴムと前
記筒状ケースの両側壁部とにより区画されてそれ
ぞれ形成され流体が封入された液室と、該両液室
を連通するオリフイスとを備え、前記筒状ケース
と前記軸とが前記軸線方向に相対変位した時、前
記ゴムの歪に応じて前記両液室のうちの一方の容
積が減少し他方の容積が増大するとともに、前記
一方の液室内の流体が前記オリフイスを介して前
記他方の液室に流入するように構成したことを特
徴とする流体封入ブツシユである。
たもので、筒部と同筒部の両開口を塞ぐように設
けられた側壁部とから構成される筒状ケースと、
該筒状ケースの両側壁部に設けられた貫通口を貫
通する軸と、前記貫通口における前記軸と前記筒
状ケースとの間隙を密閉するシーリング部材と、
前記筒状ケースの筒部と軸との間に嵌挿されると
ともに前記筒部と軸とのそれぞれに焼付け固着さ
れたゴムと、前記筒状ケースの内部に該ゴムと前
記筒状ケースの両側壁部とにより区画されてそれ
ぞれ形成され流体が封入された液室と、該両液室
を連通するオリフイスとを備え、前記筒状ケース
と前記軸とが前記軸線方向に相対変位した時、前
記ゴムの歪に応じて前記両液室のうちの一方の容
積が減少し他方の容積が増大するとともに、前記
一方の液室内の流体が前記オリフイスを介して前
記他方の液室に流入するように構成したことを特
徴とする流体封入ブツシユである。
作 用
前述の手段によれば、筒状ケースと軸とが軸線
方向へ相対変位するような振動及び衝撃を受ける
と、一方の液室の容積が減少して他方の液室の容
積が増大するように構成したので、液室内の流体
はオリフイスを通つて減少側から増大側へと流れ
ることになり、この時の流路抵抗によつて大きな
減衰を得ることができる。
方向へ相対変位するような振動及び衝撃を受ける
と、一方の液室の容積が減少して他方の液室の容
積が増大するように構成したので、液室内の流体
はオリフイスを通つて減少側から増大側へと流れ
ることになり、この時の流路抵抗によつて大きな
減衰を得ることができる。
実施例
本考案による流体封入ブツシユの一実施例を第
1図A,Bに示して説明する。
1図A,Bに示して説明する。
図において、筒状ケース1は、筒部とその両開
口を塞ぐように設けられた側壁部とから構成され
ており、該筒状ケース1の両側壁部に設けられた
貫通孔1aを軸2が貫通している。貫通孔1aに
おける軸2と筒状ケース1との間隙には、内壁側
にシーリング部材3、外壁側にシーリング部材4
を各々設置し、完全に密閉した状態にしてある。
そして、筒状ケース1の筒部と軸2との間にはゴ
ム5が嵌挿され、該ゴム5は、筒状ケース1の筒
部内壁面及び軸2の外周面にそれぞれ焼付け固着
されている。これにより、筒状ケース1の内部に
は、ゴム5及び筒状ケース1の両側壁部とにより
それぞれ区画された2つのリング状の液室6が形
成されている。これら2つの液室6には液体7が
封入されており、両液室6間にはゴム5に穿設さ
れたオリフイス8によつて連通している。
口を塞ぐように設けられた側壁部とから構成され
ており、該筒状ケース1の両側壁部に設けられた
貫通孔1aを軸2が貫通している。貫通孔1aに
おける軸2と筒状ケース1との間隙には、内壁側
にシーリング部材3、外壁側にシーリング部材4
を各々設置し、完全に密閉した状態にしてある。
そして、筒状ケース1の筒部と軸2との間にはゴ
ム5が嵌挿され、該ゴム5は、筒状ケース1の筒
部内壁面及び軸2の外周面にそれぞれ焼付け固着
されている。これにより、筒状ケース1の内部に
は、ゴム5及び筒状ケース1の両側壁部とにより
それぞれ区画された2つのリング状の液室6が形
成されている。これら2つの液室6には液体7が
封入されており、両液室6間にはゴム5に穿設さ
れたオリフイス8によつて連通している。
なお、9は筒状ケース1の外周面に放熱性能の
向上を狙つて突設したフインを示している。
向上を狙つて突設したフインを示している。
従つて、軸線方向の振動及び衝撃が軸2に作用
すると、軸2が貫通孔1aをスライドし、筒状ケ
ース1と軸2は互いに軸線方向へ相対変位する。
この時、筒状ケース1及び軸2の両方に焼付け固
着されているゴム5に歪が生じて変形する一方、
筒状ケース1の両側壁部は変形しないので、ゴム
5の変形方向に応じて一方の液室6の容積が減少
した分だけ他方の液室6の容積が増大し、小型な
外形寸法のわりには大きな容積変動を発生する。
このような容積変動に伴い、液室6に封入されて
いる流体7は、容積の減少する側の液室6から増
大する側の液室6へ向けて、オリフイス8を通つ
て流れる。そして、流体7がオリフイス8を流れ
る時にオリフイス効果及び流路抵抗が発生し、こ
れによつて軸2に作用した振動及び衝撃の減衰が
得られる。
すると、軸2が貫通孔1aをスライドし、筒状ケ
ース1と軸2は互いに軸線方向へ相対変位する。
この時、筒状ケース1及び軸2の両方に焼付け固
着されているゴム5に歪が生じて変形する一方、
筒状ケース1の両側壁部は変形しないので、ゴム
5の変形方向に応じて一方の液室6の容積が減少
した分だけ他方の液室6の容積が増大し、小型な
外形寸法のわりには大きな容積変動を発生する。
このような容積変動に伴い、液室6に封入されて
いる流体7は、容積の減少する側の液室6から増
大する側の液室6へ向けて、オリフイス8を通つ
て流れる。そして、流体7がオリフイス8を流れ
る時にオリフイス効果及び流路抵抗が発生し、こ
れによつて軸2に作用した振動及び衝撃の減衰が
得られる。
なお、振動及び衝撃の減衰は、オリフイス8を
流れる流体7の摩擦によつて熱エネルギに変換さ
れ、該流体が直接接触している筒状ケース1から
外部へ放熱される。従つて、筒状ケース1にフイ
ン9を設けておくことにより、より一層効率の良
い放熱を効果的に実施できる。
流れる流体7の摩擦によつて熱エネルギに変換さ
れ、該流体が直接接触している筒状ケース1から
外部へ放熱される。従つて、筒状ケース1にフイ
ン9を設けておくことにより、より一層効率の良
い放熱を効果的に実施できる。
考案の効果
以上の結果、前述した本考案の流体封入ブツシ
ユによれば、従来のゴムブツシユでは得られなか
つた振動及び衝撃などの軸方向への減衰を、しか
も十分に大きな減衰を、構造簡単で小型ながら大
きな容積変動が可能になつた流体封入ブツシユの
流体減衰によつて、容易にかつ効率よく得ること
ができる。
ユによれば、従来のゴムブツシユでは得られなか
つた振動及び衝撃などの軸方向への減衰を、しか
も十分に大きな減衰を、構造簡単で小型ながら大
きな容積変動が可能になつた流体封入ブツシユの
流体減衰によつて、容易にかつ効率よく得ること
ができる。
第1図は、本考案の流体封入ブツシユの構造図
であつて、Aは、断面図であり、Bは、輪切り断
面図である。第2図は、従来の流体封入ブツシユ
の構造図であつて、Aは、断面図であり、Bは、
輪切り断面図である。 1……筒状ケース、2……軸、3,4……シー
リング部材、5……ゴム、6……液室、7……流
体、8……オリフイス、9……フイン、1′……
外筒、2′……軸、5′……ゴム、6′……液室、
7′……流体、8′……オリフイス。
であつて、Aは、断面図であり、Bは、輪切り断
面図である。第2図は、従来の流体封入ブツシユ
の構造図であつて、Aは、断面図であり、Bは、
輪切り断面図である。 1……筒状ケース、2……軸、3,4……シー
リング部材、5……ゴム、6……液室、7……流
体、8……オリフイス、9……フイン、1′……
外筒、2′……軸、5′……ゴム、6′……液室、
7′……流体、8′……オリフイス。
Claims (1)
- 筒部と同筒部の両開口を塞ぐように設けられた
側壁部とから構成される筒状ケースと、該筒状ケ
ースの両側壁部に設けられた貫通口を貫通する軸
と、前記貫通口における前記軸と前記筒状ケース
との間隙を密閉するシーリング部材と、前記筒状
ケースの筒部と軸との間に嵌挿されるとともに前
記筒部と軸とのそれぞれに焼付け固着されたゴム
と、前記筒状ケースの内部に該ゴムと前記筒状ケ
ースの両側壁部とにより区画されてそれぞれ形成
され流体が封入された液室と、該両液室を連通す
るオリフイスとを備え、前記筒状ケースと前記軸
とが前記軸線方向に相対変位した時、前記ゴムの
歪に応じて前記両液室のうちの一方の容積が減少
し他方の容積が増大するとともに、前記一方の液
室内の流体が前記オリフイスを介して前記他方の
液室に流入するように構成したことを特徴とする
流体封入ブツシユ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985170984U JPH0444908Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985170984U JPH0444908Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6280048U JPS6280048U (ja) | 1987-05-22 |
| JPH0444908Y2 true JPH0444908Y2 (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=31106200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985170984U Expired JPH0444908Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0444908Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5685478B2 (ja) * | 2011-04-18 | 2015-03-18 | 住友理工株式会社 | 流体封入式防振装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60215135A (ja) * | 1984-04-10 | 1985-10-28 | Mazda Motor Corp | ラバ−ブツシユ |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP1985170984U patent/JPH0444908Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6280048U (ja) | 1987-05-22 |
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