JPH0445885Y2 - - Google Patents

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JPH0445885Y2
JPH0445885Y2 JP1986105994U JP10599486U JPH0445885Y2 JP H0445885 Y2 JPH0445885 Y2 JP H0445885Y2 JP 1986105994 U JP1986105994 U JP 1986105994U JP 10599486 U JP10599486 U JP 10599486U JP H0445885 Y2 JPH0445885 Y2 JP H0445885Y2
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pad
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 a 産業上の利用分野 本考案はパツド印刷、特に輪転式パツド印刷で
用いる回転パツドに関するものである。
b 従来の技術 パツド印刷におけるパツドは、凹版内のインキ
を自らに転移させた後、それを被印刷物へ転移し
て印刷するものである。このパツドに近時常温硬
化型シリコーンゴムが用いられることにより、多
分野にパツド印刷が利用されるようになつてい
る。例えば被印刷物の形状では、平面的なものは
勿論のこと、二次・三次曲面や凹部の内面、階段
状面への印刷も可能である。また被印刷物の材質
では、金属・プラスチツクや、果物や菓子の如き
柔かくてくずれやすい物や、陶器、ガラスのよう
なもろい物にも印刷が可能となつている。
このパツド印刷において主要な役割を担うパツ
ドの形状は、被印刷物の形状に対応して種々ある
が、例えば「プラスチツクスエージ(1986年6月
号、VoL.32株式会社プラスチツクス・エージ発
行)」の第163頁から164頁に公知のものの記載が
ある。即ち、パツドの形状に関する従来技術の代
表的なものとして、平圧式パツド印刷機には円錐
形のもの、円錐形の周辺をカツトしたもの、かま
ぼこ形(舟底形)のもの等があり、キヤタピラ式
パツド印刷機用にオベリスク(方尖碑)形のもの
があり、また回転式パツド印刷機用には円筒形の
ものがある。
前記円錐形のパツドは、ゴムが無理なく変形す
るため印刷ヒズミが少なく、基本的なものであ
る。周辺をカツトした円錐形のものは、同程度の
大きさで印刷面積を広くできる利点がある。かま
ぼこ形のものは横長の印刷に用いられる。円筒形
のものは、版とともに回転して同期的に移動また
は回転する平面状あるいは円筒形の被印刷物に連
続的な印刷ができる。オベリスク形のものは複数
の同一形状のパツドとコンベアの水平移動を同期
させることにより、大量生産品に高速でパツド印
刷することが可能である。
c 考案が解決しようとする問題点 上記の如く従来形状のパツドによつて、多くの
形状の被印刷物へパツド印刷が可能となつた。し
かし従来形状のパツドでは、円筒形・球形の外周
や平面状の長尺物で、表面に多数の小さな凹部が
形成された被印刷物、例えばデインプル付ゴルフ
ボールや、シボあるいはヘアーライン付の各種製
品の各小凹部の内面に、連続的な絵柄をパツド印
刷することは難しい。
なぜなら、上記円錐形や周辺をカツトした円錐
形のパツド、またかまぼこ形やオベリスク形のパ
ツドは、円筒形や球形の外周、あるいは平面状の
長尺物の被印刷物に連続的な絵柄をパツド印刷で
きない。
他面円筒形のパツドは、表面が滑らかであれば
平面状の被印刷物、あるいは円筒形・球形の被印
刷物の外周に連続的な絵柄のパツド印刷が可能て
ある。しかし被印刷物表面に多数の小凹部のある
場合には、円筒形パツド圧接時にパツド外周面が
小凹部を塞いでしまい、小凹部内の空気が充分に
抜出せなくなる。そのため、パツド外周面を小凹
部内面へ密着させようとしても、空気層が障害と
なつて外周面のインキは小凹部内面にうまく転移
できず、やはり小凹部内面にパツド印刷を行なう
ことができない。
またパツド印刷ではないが、額縁用棹縁におけ
る曲面の印刷塗装用として、弾性体製でその外周
面を所定の棹縁の曲面状の飾面に嵌合転接できる
ような凸曲面状の転写ローラがある(実公昭50−
7925号公報参照)。しかしこの被印刷面に嵌合す
る凸曲面状の転写ローラは、これを小凹部へのパ
ツド印刷用に転用した場合には、小凹部内の空気
がスムーズに逃げず、インキを小凹部内面にうま
く転移できない。
他方、アルミ形材入隅部模様印刷用として、弾
性材製で外形をそろばん珠状とした印刷ロールが
ある(特開昭60−96486号公報参照)。しかしこの
そろばん珠状、即ち横幅厚が外周面寄りほど小さ
く、外周面への両側面部が平面状に狭い山形状の
ロールは、これをパツド印刷に用いると、外周面
から被印刷物へ圧接させ大きく変形させたとき
に、外周部の変形がスムーズにいかず不均一にな
る。そのため、パツド印刷に必要な少しずつ均等
に密着面積を増やすことができず、インキの転移
が不均一になつてしまうので、これをパツド印刷
用として転用することはできない。
本考案はパツド印刷用のパツドに関し、上記の
如き従来形状のパツドがもつ問題点を解決しよう
とするものである。即ち本考案の目的は、表面に
デインプルその他の多数の小凹部をもつ平面状・
円筒形・球形等の被印刷物にも、連続的な絵柄の
パツド印刷を可能とする回転パツドを提供しよう
とするものである。
ロ 考案の構成 a 問題点を解決するための手段 本考案に係るパツド印刷用回転パツドAは、中
央に軸1を有し、少なくとも外周寄りを弾性材製
とした可回転体で、その弾性材部2の横幅厚を外
周面6寄りほど小さく、かつその外周面6への両
側面部を曲面に形成したものである。
上記構成において、少なくとも外周寄りが弾性
材製であるというのは、例えば第1図・第3図の
如く軸1以外の全体を弾性材部2としてもよく、
また第4図・第5図のように内周寄りに硬質の芯
板3を設けたものでもよいことを意味する。
前記弾性材の種類は、被印刷物4の印刷面に沿
い得る適度の弾性と硬度を有するとともに、イン
キ5の乗りやすさと被印刷物4へのインキ5の転
移性が良く、かつ耐溶剤性・耐摩耗性にも優れた
ものとする。例えば常温硬化型のシリコーンゴム
が望しいが、それに限るものではない。
弾性材部2の形状は、横幅厚を外周面6寄りほ
ど小さくいだけでなく、その外周面6への両側面
部を曲面に形成したものであるが、具体的には例
えば第1図・第3図・第4図の如き形状をいう。
図において、6は回転パツドAの外周面、7は
被印刷物4の小凹部である。この回転パツドAを
用いる第2図の如きパツド印刷機において、8は
回転式の円筒版、9はインキトレイ、10はドク
ターブレードを示す。円筒版8は前記パツドAと
接触し、図示略の駆動装置により連動して回転す
るようにしてある。被印刷物4はパツドAと接触
し、それが球形または円筒形のものでは同期して
回転し、また平面状のものでは同期して移動可能
に構成してある。
b 作用 本考案の回転パツドAの使用状態は、次の如く
である。
回転パツドAの外周面6には、従来の輪転式パ
ツド印刷機と同様に、それと接触し連動して回転
している円筒版8から、インキ5が転移されてい
る。そのパツドAの外周面6が、同期的に回転ま
たは移動している被印刷物4に圧接されることに
より、パツド外周面6に付着のインキ5が被印刷
物4の表面に転移し、連続的なパツド印刷が行わ
れる。
上記の場合において本考案の回転パツドAは、
表面に多数の小凹部7のある被印刷物4に対し
て、次のように作用する。即ち、本考案の回転パ
ツドAは、周方向の曲面に加えて横幅厚が外周寄
りほど小さい形状にしてある。そのため、回転パ
ツドAが回転して第6図の状態から被印刷物4へ
圧接される際、インキ5の付いたパツド外周面6
が小凹部7内面へ密着前の時点では、前記のよう
なパツドAの形状により、外周面6と小凹部7周
部との間に空気が抜出せる間隙が残る。それゆえ
パツドAの外周面6が小凹部7内面に密着すると
きには、第7図のように外周面6と小凹部7内面
との間から空気が抜出ており、第8図の如く両者
6,7の密着がスムーズに行われる。
しかも、本考案の回転パツドAの弾性材部2の
形状は、幅厚が外周面6寄りほど小さいだけでな
く、その外周面6への両側面部を曲面に形成して
ある。そのため、被印刷物4へ外周面6から圧接
させ大きく変形させたときに、外周部の変形がス
ムーズに行われ、パツド印刷に必要な少しずつ密
着面積を増やしながらスムーズに変形していくこ
とができる。それゆえ、小凹部7にも外周部が無
理なく確実に密着し、インキ5を転移させられ
る。
またその後に、回転パツドAの外周面6が小凹
部7内面から分離される際には、第9図のように
逆に前記間隙から空気が小凹部7へ流入しやす
い。そのため、第10図の如くパツド外周面6が
小凹部7内面からスムーズに分離することにな
り、小凹部7内面へのインキ5の転移がうまく行
われる。
なお上記作用は、表面がデインプル状小凹部7
に限らず、同様に多数のシボ、ヘアライン等の小
凹部のある被印刷物についても同様である。また
被印刷物4が平面状・円筒形・球形等のいずれの
外形の物にも使用可能である。
ハ 考案の効果 以上で明かな如く本考案の回転パツドは、従来
のパツドと異なり、表面に多数の小凹部を有する
被印刷物に、連続的な絵柄をパツド印刷ができ
る。即ち、従来の円錐形や周辺をカツトした円錐
形のパツド、またかまぼこ形やオベリスク形のパ
ツドでは、円筒形や球形の外周、あるいは平面状
で長尺物の被印刷物に連続的な絵柄のパツド印刷
はできない。さらに円筒形のパツドは連続的な印
刷は可能だが、小凹部をパツド外周面が塞いでし
まい空気が抜けぬので、外周面に付着のインキが
小凹部内面にスムーズに転移できず、やはりうま
くパツド印刷ができない。しかもパツドが、そろ
ばん珠形で外周面への両側面部が平面的に狭くな
つた山形状のものでは、それを被印刷物へ圧接さ
せて大きく変形させるときに、外周部の変形がス
ムーズにいかず不均一になつた。そのため、パツ
ド印刷に必要な少しずつ均等に密着面積を増やす
ことができず、インキの転移も不均一になつたり
した。
これに対して本考案の回転パツドは、前記の如
く周方向の曲面に加えて横幅厚を外周寄りほど小
さい形状にしてある。そのためパツドが被印刷物
へ圧接時に、外周面が小凹部内面に密着前には、
外周面と小凹部周部との間に空気が抜出し可能な
間隙を残すことができる。それゆえパツド外周面
が小凹部内面へ密着時に、その間隙から空気が抜
出るので、インキの付着した外周面は小凹部内面
に対して、間に空気を挾まずスムーズに密着でき
ることになる。
また本考案の回転パツドでは、被印刷物の小凹
部からパツド外周面が分離する際、逆に上記間隙
から小凹部内へ空気が流入する。そのため分離が
スムーズに行われ、パツド外周面から小凹部内面
へのインキの転移がうまくできることになる。
しかも本考案の回転パツドは、その外周面への
両側面部を曲面に形成してある。そのため、被印
刷物へ外周面から圧接された際に、外周部の変形
はスムーズで均一に行われることになり、少しず
つ密着面積を増やしながら大きく変形できる。し
たがつて、本考案の回転パツドは被印刷物の小凹
部にも無理なく確実に密着することができ、イン
キを均一に転移して美しいパツド印刷できるもの
である。
したがつて本考案の回転パツドは、表面に多数
の小凹部のある被印刷物に、連続的な絵柄のパツ
ド印刷ができる、という従来形状のパツドにない
有用な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の回転パツドの実施例を示すもの
で、第1図は回転パツドの一例の斜視図、第2図
は回転パツドを用いたパツド印刷機の概略側面
図、第3図・第4図・第5図は回転パツドの実施
例の一部縦断正面図、第6図・第7図・第8図・
第9図・第10図は回転パツドで印刷時の各段階
を示す一部拡大縦断正面図、第11図は回転パツ
ドで印刷時の一部拡大縦断側面図、第12図は回
転パツドの外周面寄り部分をさらに拡大した縦断
正面図である。 図面符号、A……回転パツド、1……軸、2…
…弾性材部、4……被印刷物、5……インキ、6
……外周面、7……小凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央に軸1を有する円盤状の可回転体で、少な
    くとも外周寄りを軟質シリコンゴム製の弾性材部
    2とし、 その弾性材部2の横幅厚を外周面6寄りほど小
    さく、かつ外周面6への両側面を膨らんだ曲面に
    形成し、 上記外周面6の先端縁部を、尖らぬ小さな曲面
    状に形成してなる、パツド印刷用回転パツド。
JP1986105994U 1986-07-09 1986-07-09 Expired JPH0445885Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986105994U JPH0445885Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986105994U JPH0445885Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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Publication Number Publication Date
JPS6311827U JPS6311827U (ja) 1988-01-26
JPH0445885Y2 true JPH0445885Y2 (ja) 1992-10-28

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ID=30980944

Family Applications (1)

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JP1986105994U Expired JPH0445885Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8151704B2 (en) * 2008-02-21 2012-04-10 Bridgestone Sports Co., Ltd Method for printing on spherical object and pad to be used therefor
DE112020007796T5 (de) 2020-11-24 2023-09-28 Mitsubishi Electric Corporation In-fahrzeug-verwendung-steuersystem

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JPS5236428Y2 (ja) * 1973-05-22 1977-08-19
JPS6096486A (ja) * 1983-10-31 1985-05-30 Fujisash Co アルミ形材入隅部模様印刷方法と印刷ロ−ル

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JPS6311827U (ja) 1988-01-26

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