JPH0447335Y2 - - Google Patents

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JPH0447335Y2
JPH0447335Y2 JP1984085719U JP8571984U JPH0447335Y2 JP H0447335 Y2 JPH0447335 Y2 JP H0447335Y2 JP 1984085719 U JP1984085719 U JP 1984085719U JP 8571984 U JP8571984 U JP 8571984U JP H0447335 Y2 JPH0447335 Y2 JP H0447335Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の分野》 この考案は、金庫室における金庫扉の床面部に
設けた踏板装置に係り、特に金庫扉の開閉に伴
い、自動的に踏板が昇降する自動踏板装置の改良
に関する。
《従来技術とその問題点》 周知の通り、金庫は財貨を安全に保管するた
め、その扉部分は堅固な構造になつており、特に
銀行等の金庫扉は極めて厳重な構造のものが使用
され、一般に水密、気密が保たれている。
このような構造上の理由から、金庫扉の側面に
は普通は段が形成されており、これに伴つて扉が
嵌まり込む框の内周壁部分にも段が設けられてい
る。
このため、この金庫扉からの出入りに当たつて
は、開扉時に床面となる框の内周壁が平らでない
ので、そのままでは手押し車等の車輪付き台車を
搬入または搬出させることができない。
そこで、通常行なわれている方法は、前記框の
内周壁下部に踏板を載置し、この踏板を介して手
押し車を誘導するように運用しているものであつ
たが、銀行等金庫室においては、手押し車を出入
させる必要が多いところから、その都度踏板を施
さねばならず、非常に煩わしいものであつた。
一方、金庫扉の開閉に伴つて自動的に踏板が施
されるようにしたものも提案されている。例え
ば、特公昭44−12041号公報に示すようなもので
あるが、この場合内側踏板は、金庫扉閉鎖時に
は、扉の裏面側に直立状態で収納され、扉開放時
に床面側に倒し、通路を形成するという構成であ
る。従つて、このような構成によれば、故障等に
より閉鎖した状態の金庫扉を裏面側から修理、補
修等する際、この金庫扉の直近裏面側に内側踏板
が立設しているため、この内側踏板が金庫扉の修
理、補修作業の邪魔となり、作業を円滑に進める
ことが困難であるという問題点があつた。
《考案の目的》 この考案は、このような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、金庫扉の開閉
に伴つて、自動的に踏板を施すとともに、扉の修
理や補修作業を円滑に実施できるように構成した
自動踏板装置を提供することにある。
《考案の構成》 前記目的を達成するために、この考案による自
動踏板装置は、金庫室の外側床面に面一に収納さ
れるとともに昇降自在に取付けられ、金庫扉の開
扉時上昇して上記外側床面と連続した通路を形成
する外側踏板と、 上記金庫室の内側床面内に収納されるとともに
昇降自在に取付けられ、上記金庫扉の開扉時上昇
して上記外側踏板と係合することにより、上記金
庫扉が開扉された空間部分に外側踏板と連続した
通路を形成する内側踏板と、 上記金庫扉の開閉に伴つて回転する金庫扉開閉
用枢軸の回動を水平軸の回動に変換する変向伝達
装置、および上記水平軸の回動を円弧状ラツクの
揺動に変換しかつ外側踏板を昇降可能に支持する
ピニオン・ラツク装置からなる外側踏板用の昇降
機構と、 上記金庫室の内側床面内に設置される斜面状の
ガイド、上記金庫扉の開閉に伴つて駆動するモー
タ、上記ガイドの斜面に沿うように上記モータの
回動軸に固定されたギアと他の従属ギアとの間の
巻装されるチエーン、およびこのチエーンに固定
されて上記ガイドの斜面上を進退自在に摺動する
とともに内側踏板と連結される摺動部材からなる
内側踏板用の昇降機構と、 上記内側踏板および金庫室の内側床面に面一に
配置されるとともに上記内側踏板の昇降時に開閉
自在となるよう取付けられる補助踏板と、 上記補助踏板の裏面一端に取付けられる支軸こ
の支軸が取付けられた裏面一端の対向端を押し上
げてこの補助踏板を開閉するよう取付けられる偏
心カム、および上記内側踏板の昇降に伴つて偏心
カムを回動させる偏心カム駆動用モータからなる
補助踏板用の開閉機構と、 を備えることを特徴とする。
《実施例の説明》 以下、この考案による実施例について添付図面
を参照しながら詳細に説明する。
第4図はこの考案による自動踏板装置を取付け
た金庫扉の斜視図であり、符号1は床面、2は床
面および壁面並びに天井面にわたつて金庫室の出
入口に設けた金庫扉の框、3は上記框2に回動自
在に枢着された金庫扉であり、4は金庫扉3の枢
軸を示す。
本考案によれば、金庫扉3の開閉に伴つて、外
側踏板5並びに内側踏板6が昇降する構造になつ
ており、第4図の如く、金庫扉3が開放状態にあ
るときは、外側踏板5と内側踏板6は連続した、
ほぼ平面状の通路を形成する。
次に、第2図に基づき、外側踏板の昇降機構に
ついて説明する。
図において、金庫扉3回動用の枢軸4の下端に
は傘歯車7,7′が取付けられており、この傘歯
車7,7′が変向伝達装置として作用し、水平軸
8が回動する。そして、この水平軸8と同軸上に
ピニオン9が固定され、該ピニオン9は、円弧状
ラツク10と噛合している。更に、この円弧状ラ
ツク10は所定寸法揺動した後、その頂部10a
は、外側踏板5の一方の端縁5aを支持し、他の
端縁5bは支持軸11により軸支されている。
従つて、金庫扉3を開放したとき、枢軸4の回
動は、変向伝達装置である傘歯車7,7′により
水平軸8およびピニオン9の反時計回り方向の回
動に伝達され、よつて円弧状ラツク10が上方に
揺動し、所定寸法揺動した後この円弧状ラツク1
0の頂部10aに外側踏板5の端縁5aが押し上
げられるので、上記外側踏板5は上昇する。
金庫扉3を締めたときは、上記の場合とは全く
逆の駆動になり、円弧状ラツク10は下降するの
で、外側踏板5も降下する。
上記円弧状ラツク10は、ガイドローラ12に
より支承されるとともに、チエーン13を介し
て、水平軸8と同期したガイドギア14とも噛み
合つているので、ラツク10の揺動動作はより確
実なものになる。
なお、図中15は踏板5の両脇に張出させた覆
板、16は踏板5の昇降機構を収納するハウジン
グであり、床面1内に埋設されている。
第3図には、内側踏板6の昇降機構が示されて
いる。
この内側踏板6用の昇降機構は、金庫室の内側
床面1内に設置される斜面状のガイド21、金庫
扉3の開閉に伴つて駆動する駆動用モータ17、
上記ガイド21の斜面に沿うように上記モータ1
7の回動軸17aに固定されたギア19と他の従
属ギア19′,19″との間の巻装されるチエーン
20、およびこのチエーン20に固定されて上記
ガイド21の斜面上を進退自在に摺動するととも
に内側踏板6と連結される摺動部材22から構成
されている。
以上の構成からなる内側踏板6用の昇降機構で
は、まず金庫扉3が開放されると、枢軸4の周面
に設けたスイツチ(図示せず)がONになり、駆
動用モータ17を回動させる。上記駆動用モータ
17の回動軸17aには、ギア19が固定され、
他の2つの従属ギア19′,19″との間にチエー
ン20が巻装されている。更に、このチエーン2
0を傾斜状に形成されたガイド21上面に沿つて
進退する摺動部材22に固定する。従つて、モー
タ17の回動は、ギア19,19′,19″とチエ
ーン20からなる変換装置により、往復直線運動
に変換され、チエーン20に固定された摺動部材
22は、ガイド21の斜面上を直線的にスムーズ
に進退移動することになる。
これにより、金庫扉3を開放したとき、駆動用
モータ17は、反時計回り方向に回動し、ギア1
9,19′,19″並びにチエーン20からなる変
換装置を介して、摺動部材22が矢印方向にガイ
ド21斜面上を摺動しながら上昇する。なお、こ
の摺動部材22は、内側踏板6の端縁6aに形成
された支持片23に固定されているので、結果的
に内側踏板6が床面1内から床面1上へ直線的に
スムーズにせり上がることになる。
逆に、金庫扉3を閉鎖したときは、駆動用モー
タ17、ギア19,19′,19″、及びチエーン
20が金庫扉3開放時の作動と逆方向に作動する
ことにより、摺動部材22がガイド21の斜面上
を摺動しながら下降する。
よつて、摺動部材22に支持片23を介して連
結されている内側踏板が床面1内へ直線的にスム
ーズに移動するとともに、床面1内へ収納され
る。
このように、以上のような動作を行う内側踏板
6用の昇降機構を採用したことにより、金庫扉3
を閉鎖した時、この金庫扉3裏面側の床面1上に
は邪魔になるようなものが存在せず、また、上記
昇降機構を床面1内に設置するための設置スペー
スをコンパクトに形成することができる。
また、これら内側踏板6の昇降の際、図中25
で示す補助踏板も補助的な作動(支軸24を中心
とした回動)をする。すなわち、金庫扉3が開放
されたとき、偏心カム駆動用モータ18が駆動
し、偏心カム26を回動させる。
そして、前記内側踏板6の作動中は、上記補助
踏板25は、この偏心カム26により押し上げら
れた位置に保持される。
なお、この補助踏板25は、上記内側踏板6の
昇降動作と同時に作動するようにタイミングが設
定してあり、上記偏心カム26が所定角度回動し
たとき、モータ18の両側に設けられたマイクロ
スイツチ31をONさせ、上記偏心カム駆動用の
モータ18を停止させる構成になつている。
また、図中27は、一部が床面1内に埋設さ
れ、内部に昇降装置を収納するハウジングであ
り、28はマイクロスイツチを示し、摺動部材2
2の下方に設けた凸片22aと接触し、駆動モー
タ17を停止させ、上記摺動部材22の昇降動作
を完了させる停止用スイツチの役目をする。
なお、停電時には、内側踏板6が作動しないの
で、以下のような構成がとられている。すなわ
ち、前記従属ギア19′の回転軸19′aをハウジ
ング27外に延出させ、その軸端に一対のウオー
ムギア29,29′を取付けるとともに、このウ
オームギア29′を回転させるハンドル30を設
ける。そして、このハンドル30を手動で回動さ
せることにより、チエーン20を駆動させれば良
い。すなわち、ハンドル30の操作により、内側
踏板6を上昇させて、補助踏板25の先端を持ち
上げてこの内側踏板6と外側踏板5とを互いに係
合させるようにする。
第1図は、金庫扉3の開放に伴つて、外側踏板
5および内側踏板6がそれぞれ自動的に上昇して
互いに係合することにより、金庫室の内外床面と
連続した通路がほぼ平面状に形成される状態を示
す。
従つて、外側踏板5と内側踏板6とにより、こ
のようにほぼ直線状に通路が形成されるので、手
押し車等の搬入搬出もたやすくできる利点があ
る。
《考案の効果》 以上詳述したように、本考案の自動踏板装置で
は、金庫扉の閉鎖に伴つてチエーンが回動するこ
とにより、このチエーンに固定された摺動部材が
ガイドの斜面上をスムーズに摺動しながら内側踏
板を引き下げてこの内側踏板が床面内に収納され
るため、故障等により閉鎖した状態にある金庫扉
を裏面側から修理、補修等する際、内側踏板が邪
魔にならず、扉裏面側からこの金庫扉の修理、補
修作業を円滑に実施することができる。
また、内側踏板用の昇降機構は、モータの回動
軸に固定されたギアと他の従属ギアとの間に巻装
されるチエーン、およびこのチエーンに固定され
てガイドの斜面上を進退自在に摺動する摺動部材
により構成されているので、この昇降機構を床面
内に設置するための床面内の設置スペースをコン
パクトに形成することができる。
さらに、内側踏板が上記昇降機構の作動により
床面内に収納される際、内側床面と面一に配置さ
れている補助踏板が偏心カムにより押し上げられ
て床面が開くので、内側踏板が直線的に移動可能
となり、この内側踏板の床面内への収納をスムー
ズ、かつ、迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による自動踏板装置の要部拡大
縦断面図、第2図は同上外側踏板の昇降機構を示
す縦断面図、第3図は同上内側踏板の昇降機構を
示す縦断面図、第4図は本考案による自動踏板装
置を取付けた金庫扉の斜視図である。 1……床面、2……框、3……金庫扉、4……
枢軸、5……外側踏板、6……内側踏板、7……
傘歯車、8……水平軸、9……ピニオン、10…
…円弧状ラツク、17……駆動用モータ、20…
…チエーン、21……ガイド、22……摺動部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金庫室の外側床面に面一に収納されるとともに
    昇降自在に取付けられ、金庫扉の開扉時上昇して
    上記外側床面と連続した通路を形成する外側踏板
    と、 上記金庫室の内側床面内に収納されるとともに
    昇降自在に取付けられ、上記金庫扉の開扉時上昇
    して上記外側踏板と係合することにより、上記金
    庫扉が開扉された空間部分に外側踏板と連続した
    通路を形成する内側踏板と、 上記金庫扉の開閉に伴つて回転する金庫扉開閉
    用枢軸の回動を水平軸の回動に変換する変向伝達
    装置、および上記水平軸の回動を円弧状ラツクの
    揺動に変換しかつ外側踏板を昇降可能に支持する
    ピニオン・ラツク装置からなる外側踏板用の昇降
    機構と、 上記金庫室の内側床面内に設置される斜面状の
    ガイド、上記金庫扉の開閉に伴つて駆動するモー
    タ、上記ガイドの斜面に沿うように上記モータの
    回動軸に固定されたギアと他の従属ギアとの間に
    巻装されるチエーン、およびこのチエーンに固定
    されて上記ガイドの斜面上を進退自在に摺動する
    とともに内側踏板と連結される摺動部材からなる
    内側踏板用の昇降機構と、 上記内側踏板および金庫室の内側床面に面一に
    配置されるとともに上記内側踏板の昇降時に開閉
    自在となるよう取付けられる補助踏板と、 上記補助踏板の裏面一端に取付けられる支軸、
    この支軸が取付けられた裏面一端の対向端を押し
    上げてこの補助踏板を開閉するよう取付けられる
    偏心カム、および上記内側踏板の昇降に伴つて偏
    心カムを回動させる偏心カム駆動用モータからな
    る補助踏板用の開閉機構と、 を備えることを特徴とする金庫扉における自動踏
    板装置。
JP8571984U 1984-06-09 1984-06-09 金庫扉における自動踏板装置 Granted JPS611584U (ja)

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JP8571984U JPS611584U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 金庫扉における自動踏板装置

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JPS611584U JPS611584U (ja) 1986-01-08
JPH0447335Y2 true JPH0447335Y2 (ja) 1992-11-09

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JP8571984U Granted JPS611584U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 金庫扉における自動踏板装置

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