JPH0447853Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0447853Y2 JPH0447853Y2 JP1984103912U JP10391284U JPH0447853Y2 JP H0447853 Y2 JPH0447853 Y2 JP H0447853Y2 JP 1984103912 U JP1984103912 U JP 1984103912U JP 10391284 U JP10391284 U JP 10391284U JP H0447853 Y2 JPH0447853 Y2 JP H0447853Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- conductor
- cable
- refrigerant passage
- insulating layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は地中送電線等に使用される内部冷却式
CVケーブルに関するものである。
CVケーブルに関するものである。
「従来の技術」
近年、電力需要の増大に対応するため、電力ケ
ーブルの送電容量増大策が種々提案されており、
この送電容量増大策の一つとして、従来第2図に
示す如き内部冷却式CVケーブル(以下単にCVケ
ーブルと称す)が使用されている。
ーブルの送電容量増大策が種々提案されており、
この送電容量増大策の一つとして、従来第2図に
示す如き内部冷却式CVケーブル(以下単にCVケ
ーブルと称す)が使用されている。
すなわち、このCVケーブルは、多数の素線1
からなる導体2の外側に架橋ポリエチレンからな
る絶縁層3を設け、この絶縁層3をポリ塩化ビニ
ル等からなる外部シース4で被覆するとともに、
前記導体2の内部に銅パイプ等からなる冷媒通路
5を設けるようにした構造からなつており、この
冷媒通路5の一端側から他端側に水、フロンガス
等の冷却媒体を通過させることによつて、導体2
の素線1を冷却して、ケーブルの送電容量を増加
させるようにしている。
からなる導体2の外側に架橋ポリエチレンからな
る絶縁層3を設け、この絶縁層3をポリ塩化ビニ
ル等からなる外部シース4で被覆するとともに、
前記導体2の内部に銅パイプ等からなる冷媒通路
5を設けるようにした構造からなつており、この
冷媒通路5の一端側から他端側に水、フロンガス
等の冷却媒体を通過させることによつて、導体2
の素線1を冷却して、ケーブルの送電容量を増加
させるようにしている。
然しながら、前記CVケーブルでは、1本の冷
媒通路が設けられているのみであるから、第2図
に示したケーブルの断面では、導体を構成する素
線1の温度が半径方向すなわち外方向に向かつて
徐々に高くなり、また、CVケーブルの長さ方向
では、冷媒の入口側から出口側に向かつて前記素
線1の温度が次第に高く成る傾向が避けられず、
従つて最も冷却条件が悪い素線によつて、送電容
量が制限されるという問題がある。また、冷却通
路5が単一であるために、冷媒の回収のための戻
り配管を別個に設けるとが必要になつて、施工コ
ストが高くなるという問題がある。
媒通路が設けられているのみであるから、第2図
に示したケーブルの断面では、導体を構成する素
線1の温度が半径方向すなわち外方向に向かつて
徐々に高くなり、また、CVケーブルの長さ方向
では、冷媒の入口側から出口側に向かつて前記素
線1の温度が次第に高く成る傾向が避けられず、
従つて最も冷却条件が悪い素線によつて、送電容
量が制限されるという問題がある。また、冷却通
路5が単一であるために、冷媒の回収のための戻
り配管を別個に設けるとが必要になつて、施工コ
ストが高くなるという問題がある。
「考案が解決しようとする問題点」
本考案は上記の如き実情に鑑みてなされたもの
で、高い冷却能力により送電容量を増大させた
CVケーブルを提供するとともに、施工コストの
低いCVケーブルを提供することを目的とする。
で、高い冷却能力により送電容量を増大させた
CVケーブルを提供するとともに、施工コストの
低いCVケーブルを提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」
本考案は、上記の目的を達成するためになされ
たもので、その構成は、多数本束ねられた素線か
らなる導体2の中心部にパイプ状の内側冷媒通路
6を埋設し、前記導体の外側に沿つて断面中空扇
形管からなる外側冷媒通路7A〜7Lの複数条を
密接組合わせて円環状に設け、その周囲に絶縁層
3、外部シース4を順次設け、かつ、前記複数条
の外側冷媒通路において1本置きに冷媒を逆方向
に流通させたことを特徴とする内部冷却式CVケ
ーブルである。なお断面中空扇形管とは、内部が
中空で大弧面と小弧面とを有し全体として断面扇
形を呈するものを言い、導体の外側冷媒通路は大
弧面を外側に小弧面を内側にしてその複数条を密
接して組合わせ円環状にして構成される。
たもので、その構成は、多数本束ねられた素線か
らなる導体2の中心部にパイプ状の内側冷媒通路
6を埋設し、前記導体の外側に沿つて断面中空扇
形管からなる外側冷媒通路7A〜7Lの複数条を
密接組合わせて円環状に設け、その周囲に絶縁層
3、外部シース4を順次設け、かつ、前記複数条
の外側冷媒通路において1本置きに冷媒を逆方向
に流通させたことを特徴とする内部冷却式CVケ
ーブルである。なお断面中空扇形管とは、内部が
中空で大弧面と小弧面とを有し全体として断面扇
形を呈するものを言い、導体の外側冷媒通路は大
弧面を外側に小弧面を内側にしてその複数条を密
接して組合わせ円環状にして構成される。
「作用」
上記構成により、内側、外側の両冷却通路を往
路用、復路用の流通路として利用することおよび
冷媒通路と素線との接触面積の増加を図り、しか
も、簡単な構造で送電容量を増大させたCVケー
ブルを提供することができる。
路用、復路用の流通路として利用することおよび
冷媒通路と素線との接触面積の増加を図り、しか
も、簡単な構造で送電容量を増大させたCVケー
ブルを提供することができる。
「実施例」
以下、本考案の実施例について説明する。第1
図は本考案の実施例で、従来例を示す第2図と同
一部分は同一符号を付してあるので説明を簡略化
する。
図は本考案の実施例で、従来例を示す第2図と同
一部分は同一符号を付してあるので説明を簡略化
する。
図示の如き本考案のCVケーブルは、導体の内
部に前記の従来例の冷媒通路と同様の銅パイプ等
からなるパイプ状の内側冷媒通路6を埋設すると
ともに、導体2の周囲の円周上に、銅パイプ等に
よつて、断面中空扇形管に成形された外側冷媒通
路7A〜7Lの複数条を密接組み合わせて円環状
に配設し、導体2上に固定するとともに、これら
の外側冷媒通路7A〜7Lの外側に架橋ポリエチ
レンからなる絶縁層を設け、さらにポリ塩化ビニ
ル等からなる外部シース4で被覆してなるもの
で、前記外側冷媒通路7A〜7Lは1本置きに逆
方向に冷媒を流しているものである。
部に前記の従来例の冷媒通路と同様の銅パイプ等
からなるパイプ状の内側冷媒通路6を埋設すると
ともに、導体2の周囲の円周上に、銅パイプ等に
よつて、断面中空扇形管に成形された外側冷媒通
路7A〜7Lの複数条を密接組み合わせて円環状
に配設し、導体2上に固定するとともに、これら
の外側冷媒通路7A〜7Lの外側に架橋ポリエチ
レンからなる絶縁層を設け、さらにポリ塩化ビニ
ル等からなる外部シース4で被覆してなるもの
で、前記外側冷媒通路7A〜7Lは1本置きに逆
方向に冷媒を流しているものである。
このようなCVケーブルでは、
(a) ケーブル構造に無駄がなく、外側冷媒通路に
押さえ巻きを必要としない。
押さえ巻きを必要としない。
(b) 内側冷媒通路6および外側冷媒通路7A〜7
Lを冷媒の往復通路として効果的に冷却するも
のであり、特に外側冷媒通路7A〜7Lは多数
条からなり、その冷媒通路は1本置に逆方向と
して、冷却効率を高めている。
Lを冷媒の往復通路として効果的に冷却するも
のであり、特に外側冷媒通路7A〜7Lは多数
条からなり、その冷媒通路は1本置に逆方向と
して、冷却効率を高めている。
(c) 内側冷媒通路6を往路用もしくは復路用の通
路とし、その一端から他端へ冷媒を流通させ、
かつ外側冷媒通路7A〜7Lは全て1本置きに
往路用、復路用としているので、最小の外径を
保持しながら、冷却を効率的に行い、ケーブル
の送電容量を増大することができる。
路とし、その一端から他端へ冷媒を流通させ、
かつ外側冷媒通路7A〜7Lは全て1本置きに
往路用、復路用としているので、最小の外径を
保持しながら、冷却を効率的に行い、ケーブル
の送電容量を増大することができる。
(d) 外側冷媒通路が断面中空扇形管であるため
に、組み合わせにより全体としてほぼ完全な円
形が保たれ、導体、隣接の外側冷媒通路相互間
及び絶縁層との間に隙間の発生がなく、又、断
面中空扇形管の外側の大弧面すなわち絶縁層側
はケーブルの電位傾度が最大になる箇所である
ので半導電層が被覆される部分であるが、導体
の外部に複数条の断面円形の冷媒通路を設けた
場合とは異なり、半導電層が薄くても突起を生
じないので、外径は小さくて済む。
に、組み合わせにより全体としてほぼ完全な円
形が保たれ、導体、隣接の外側冷媒通路相互間
及び絶縁層との間に隙間の発生がなく、又、断
面中空扇形管の外側の大弧面すなわち絶縁層側
はケーブルの電位傾度が最大になる箇所である
ので半導電層が被覆される部分であるが、導体
の外部に複数条の断面円形の冷媒通路を設けた
場合とは異なり、半導電層が薄くても突起を生
じないので、外径は小さくて済む。
(e) 又隣接する外側冷媒通路同志の間も面接触で
構成され、かつ冷媒は互いに逆方向に流れて熱
交換されているので、熱交換効果が大きく、冷
媒による冷却効率がよい。
構成され、かつ冷媒は互いに逆方向に流れて熱
交換されているので、熱交換効果が大きく、冷
媒による冷却効率がよい。
(f) 本考案の効果の具体例は、図3に示すとおり
で、矢印Aに示すようにケーブルの基端から先
端に向かつて往路用の冷媒通路内の冷媒温度が
上昇し、他方、矢印Bに示すようにケーブルの
先端から基端に向かつて復路用の冷媒通路内の
冷媒温度が低下し、そして、このような冷媒通
路の温度分布に対応して、導体2の温度が矢印
Cのように変化する。
で、矢印Aに示すようにケーブルの基端から先
端に向かつて往路用の冷媒通路内の冷媒温度が
上昇し、他方、矢印Bに示すようにケーブルの
先端から基端に向かつて復路用の冷媒通路内の
冷媒温度が低下し、そして、このような冷媒通
路の温度分布に対応して、導体2の温度が矢印
Cのように変化する。
「考案の効果」
以上の説明で明らかなように、本考案は多数本
の素線からなる導体の心部にパイプ状の内側冷媒
通路を埋設し、前記導体の外周に沿つて複数条の
断面中空扇形管からなる外側冷媒通路を配設し、
その外側に絶縁層を設け、更にその外側に外部シ
ースを設けており、かつ、外側冷媒通路は1本置
きに逆方向に流れる冷媒通路としているので、ケ
ーブル構成が強固で、かつ、導体を内外から効率
良く冷却するとともに、外側の冷媒の通路を往路
と復路と分けているので冷却能率にすぐれてお
り、導体の温度上昇が少なく、絶縁体の温度劣化
も少なく、外側冷媒通路に円管を用いた場合に比
して、CVケーブルの送電容量を効率的に増大す
ることができる。
の素線からなる導体の心部にパイプ状の内側冷媒
通路を埋設し、前記導体の外周に沿つて複数条の
断面中空扇形管からなる外側冷媒通路を配設し、
その外側に絶縁層を設け、更にその外側に外部シ
ースを設けており、かつ、外側冷媒通路は1本置
きに逆方向に流れる冷媒通路としているので、ケ
ーブル構成が強固で、かつ、導体を内外から効率
良く冷却するとともに、外側の冷媒の通路を往路
と復路と分けているので冷却能率にすぐれてお
り、導体の温度上昇が少なく、絶縁体の温度劣化
も少なく、外側冷媒通路に円管を用いた場合に比
して、CVケーブルの送電容量を効率的に増大す
ることができる。
すなわち、導体の外部の冷媒通路として断面中
空扇形管を設けたことは、何ら押さえ巻きを要せ
ずして、構造的に安定した構成となり導体、絶縁
体との面接触による熱交換とともに、隣接する断
面中空扇形管同志も面接触しているので、結局導
体の冷却効果は大きく、又、扇形の外側冷媒通路
であることにより、その内部空間は大きく、冷媒
の流通量を大きくすることができるので、冷却効
率も良いことは勿論である。
空扇形管を設けたことは、何ら押さえ巻きを要せ
ずして、構造的に安定した構成となり導体、絶縁
体との面接触による熱交換とともに、隣接する断
面中空扇形管同志も面接触しているので、結局導
体の冷却効果は大きく、又、扇形の外側冷媒通路
であることにより、その内部空間は大きく、冷媒
の流通量を大きくすることができるので、冷却効
率も良いことは勿論である。
第1図は本考案のCVケーブルの1実施例を示
す横断面図、第2図は従来のCVケーブルの1実
施例を示す横断面図、第3図は本考案のCVケー
ブルにおける冷媒とケーブルの温度分布を示すグ
ラフである。 1……素線、2……導体、3……絶縁層、4…
…外部シース、6……内側冷媒通路、7……外側
冷媒通路。
す横断面図、第2図は従来のCVケーブルの1実
施例を示す横断面図、第3図は本考案のCVケー
ブルにおける冷媒とケーブルの温度分布を示すグ
ラフである。 1……素線、2……導体、3……絶縁層、4…
…外部シース、6……内側冷媒通路、7……外側
冷媒通路。
Claims (1)
- 多数本束ねられた素線からなる導体2の中心部
にパイプ状の内側冷媒通路6を埋設し、前記導体
の外側に沿つて断面中空扇形管からなる外側冷媒
通路7A〜7Lの複数条を密接組合わせて円環状
に設け、その周囲に絶縁層3、外部シース4を順
次設け、かつ、前記外側冷媒通路の複数条におい
て1本置きに冷媒を逆方向に流通させたことを特
徴とする内部冷却式CVケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10391284U JPS6119910U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 内部冷却式cvケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10391284U JPS6119910U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 内部冷却式cvケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6119910U JPS6119910U (ja) | 1986-02-05 |
| JPH0447853Y2 true JPH0447853Y2 (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=30663281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10391284U Granted JPS6119910U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 内部冷却式cvケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6119910U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02130750U (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-29 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4319376Y1 (ja) * | 1965-04-09 | 1968-08-13 | ||
| JPS4876478U (ja) * | 1971-12-23 | 1973-09-21 | ||
| JPS49119168A (ja) * | 1973-03-19 | 1974-11-14 |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP10391284U patent/JPS6119910U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6119910U (ja) | 1986-02-05 |
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