JPH0448171B2 - - Google Patents
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- JPH0448171B2 JPH0448171B2 JP59181390A JP18139084A JPH0448171B2 JP H0448171 B2 JPH0448171 B2 JP H0448171B2 JP 59181390 A JP59181390 A JP 59181390A JP 18139084 A JP18139084 A JP 18139084A JP H0448171 B2 JPH0448171 B2 JP H0448171B2
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- JP
- Japan
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- planetary gear
- pendulum
- gear
- rotation
- shaft
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は揺動体(船舶など)が水平から傾いた
場合の傾斜角度を検出する装置に関する。
場合の傾斜角度を検出する装置に関する。
<従来技術>
例えば船舶などのような揺動体に指向性アンテ
ナを搭載している場合、指向性アンテナを常に同
一方向に指向するように制御するためには、揺動
体の水平に対する傾斜角度を検出する必要があ
る。
ナを搭載している場合、指向性アンテナを常に同
一方向に指向するように制御するためには、揺動
体の水平に対する傾斜角度を検出する必要があ
る。
第1図はこのような目的の従来の傾斜角度検出
装置の構成を示している。同図において1は船舶
に固定された水平な基台で、基台1に平行に回動
軸2が支持部材3によつて回動自在に支持されて
いる。回動軸2の一端には取付シヤフト4を介し
て振子5が固定されている。基台1には、基台1
に対する回動軸2の回動角度を検出する角度検出
器6が固定されている。
装置の構成を示している。同図において1は船舶
に固定された水平な基台で、基台1に平行に回動
軸2が支持部材3によつて回動自在に支持されて
いる。回動軸2の一端には取付シヤフト4を介し
て振子5が固定されている。基台1には、基台1
に対する回動軸2の回動角度を検出する角度検出
器6が固定されている。
振子5は重力によつて常に回動軸2の軸心から
鉛直下方に位置しているため、第2図に実線で示
すように船舶(基台1)が水平から傾いていない
場合には、基台1に対して振子5の取付シヤフト
4は垂直になつているが、船舶(基台1)が第2
図に鎖線で示すように水平から角度θだけ傾いた
場合には、振子5の取付シヤフト4は鉛直のまま
なので基台1に垂直な直線に対して角度θだけ傾
斜する。即ち、回動軸2は基台1に対して角度θ
だけ回動する。この回動軸2の回動角度θが角度
検出器6によつて水平に対する船舶の傾斜角度と
して検出される。
鉛直下方に位置しているため、第2図に実線で示
すように船舶(基台1)が水平から傾いていない
場合には、基台1に対して振子5の取付シヤフト
4は垂直になつているが、船舶(基台1)が第2
図に鎖線で示すように水平から角度θだけ傾いた
場合には、振子5の取付シヤフト4は鉛直のまま
なので基台1に垂直な直線に対して角度θだけ傾
斜する。即ち、回動軸2は基台1に対して角度θ
だけ回動する。この回動軸2の回動角度θが角度
検出器6によつて水平に対する船舶の傾斜角度と
して検出される。
従つて、このような傾斜角度検出装置を直交す
る二軸に関して検出できるように設置しておけば
船舶の任意の方向の水平からの傾斜を検出でき
る。
る二軸に関して検出できるように設置しておけば
船舶の任意の方向の水平からの傾斜を検出でき
る。
<解決すべき問題点>
しかしながら、このような構成の傾斜角度検出
装置では、船舶がサージング(surging)、スウエ
イング(swaying)を受けた場合、または船舶の
揺動中心から離れた位置に傾斜角度検出装置を取
り付けた場合、船舶の揺動によつて横方向(第1
図の紙面に垂直な方向)の加速度αが生じる。こ
の場合、振子5の重さをW、振子5の重心と回動
軸2の軸心との距離をlとすると、αWlの回転ト
ルクが生じて、回動軸2が回動することになり、
角度検出器6からは誤つた角度が検出されるとい
う欠点があつた。
装置では、船舶がサージング(surging)、スウエ
イング(swaying)を受けた場合、または船舶の
揺動中心から離れた位置に傾斜角度検出装置を取
り付けた場合、船舶の揺動によつて横方向(第1
図の紙面に垂直な方向)の加速度αが生じる。こ
の場合、振子5の重さをW、振子5の重心と回動
軸2の軸心との距離をlとすると、αWlの回転ト
ルクが生じて、回動軸2が回動することになり、
角度検出器6からは誤つた角度が検出されるとい
う欠点があつた。
本発明は上記の欠点を改め、横方向の加速度の
影響を除去して正確な傾斜角度が検出できるよう
にした傾斜角度検出装置を提供することを目的と
している。
影響を除去して正確な傾斜角度が検出できるよう
にした傾斜角度検出装置を提供することを目的と
している。
<実施例>
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
る。
第3図は本発明の一実施例を示す側面図、第4
図はその正面図である。
図はその正面図である。
これらの図において、11は船舶などのような
揺動体(図示せず)に水平に固定された基台、1
2は基台11の上面に支持部材13によつて水平
に、かつ、回動自在に支持された回動軸、14は
基台11の上面に固定され、回動軸12の基台1
1に対する回動角を検出する検出装置である。
揺動体(図示せず)に水平に固定された基台、1
2は基台11の上面に支持部材13によつて水平
に、かつ、回動自在に支持された回動軸、14は
基台11の上面に固定され、回動軸12の基台1
1に対する回動角を検出する検出装置である。
回動軸12の一端には太陽歯車15が一体的に
回転するように固定されている。
回転するように固定されている。
この太陽歯車15の近傍において、回動軸12
には細長板状の遊星歯車取付部材16が回動自在
に取り付けられている。
には細長板状の遊星歯車取付部材16が回動自在
に取り付けられている。
遊星歯車取付部材16の下端部には、下部遊星
歯車17が回動自在に取り付けられている。
歯車17が回動自在に取り付けられている。
下部遊星歯車17は太陽歯車15と噛み合つて
いる。
いる。
遊星歯車取付部材16の上端部には、太陽歯車
15の中心と下部遊星歯車17の中心とを通る直
線上にその回動中心が位置するように、歯車17
と同一歯数、同一重量の上部遊星歯車18が回動
自在に取り付けられている。
15の中心と下部遊星歯車17の中心とを通る直
線上にその回動中心が位置するように、歯車17
と同一歯数、同一重量の上部遊星歯車18が回動
自在に取り付けられている。
下部遊星歯車17の軸17aには、直線状の下
部取付部材19の一端が歯車18,15,17の
中心を通る直線と同一方向に、歯車18とは反対
方向に延びるように、下部遊星歯車17と一体的
に回転するように固定されている。この下部取付
部材19には、下部振子20が締付具21によつ
て所定位置に固定されている。
部取付部材19の一端が歯車18,15,17の
中心を通る直線と同一方向に、歯車18とは反対
方向に延びるように、下部遊星歯車17と一体的
に回転するように固定されている。この下部取付
部材19には、下部振子20が締付具21によつ
て所定位置に固定されている。
一方、上部遊星歯車18の軸18aには、直線
状の上部取付部材22の一端が歯車18,15,
17の中心を通る直線と同一方向に、歯車17と
は反対方向に延びるように、上部遊星歯車18と
一体的に回転するように固定されている。この上
部取付部材22には、上部振子23が締付具24
によつて所定位置に固定されている。2つの取付
部材19,22は同一長さで同一重量である。
状の上部取付部材22の一端が歯車18,15,
17の中心を通る直線と同一方向に、歯車17と
は反対方向に延びるように、上部遊星歯車18と
一体的に回転するように固定されている。この上
部取付部材22には、上部振子23が締付具24
によつて所定位置に固定されている。2つの取付
部材19,22は同一長さで同一重量である。
ここで下部振子20の重量をW1、上部振子2
3の重量をW2とすると、W1>W2に設定されて
いる。
3の重量をW2とすると、W1>W2に設定されて
いる。
また下部遊星歯車17の中心と下部振子20の
重心との距離をl1、上部遊星歯車18の中心と上
部振子23の重心との距離をl2とし、下部振子2
0の重量をW1、上部振子23の重量をW2とする
と、 W1l1=W2l2 ……(1) に設定されている。
重心との距離をl1、上部遊星歯車18の中心と上
部振子23の重心との距離をl2とし、下部振子2
0の重量をW1、上部振子23の重量をW2とする
と、 W1l1=W2l2 ……(1) に設定されている。
次に、上記実施例の作動について説明する。
第4図に示すように取付部材19,22を一直
線状にしたまま、例えば第5図のように歯車1
8,15,17、遊星歯車取付部材16、取付部
材19,22の全体を鉛直線Vから角度θだけ傾
かせたとする。すると、下部遊星歯車17の軸中
心の回りに下部振子20の重力によつて l1sinθ×W1 なる反時計回りの回転トルクが生じ、下部遊星歯
車17によつて中央の太陽歯車15へ伝達され
る。
線状にしたまま、例えば第5図のように歯車1
8,15,17、遊星歯車取付部材16、取付部
材19,22の全体を鉛直線Vから角度θだけ傾
かせたとする。すると、下部遊星歯車17の軸中
心の回りに下部振子20の重力によつて l1sinθ×W1 なる反時計回りの回転トルクが生じ、下部遊星歯
車17によつて中央の太陽歯車15へ伝達され
る。
同様に上部遊星歯車18の軸中心の回りに上部
振子23の重力によつて l2sinθ×W2 なる時計回りの回転トルクが生じ、上部遊星歯車
18によつて中央の太陽歯車15へ伝達される。
振子23の重力によつて l2sinθ×W2 なる時計回りの回転トルクが生じ、上部遊星歯車
18によつて中央の太陽歯車15へ伝達される。
ここでW1l1=W2l2であるから、
l1sinθ×W1=l2sinθ×W2 ……(2)
である。
太陽歯車15には、このように逆方向の等しい
回転トルクが加わるから、歯車17,15,18
間には相対運動は生じない。従つて、遊星歯車取
付部材16及び取付部材19,22は、一直線状
のままで維持される。
回転トルクが加わるから、歯車17,15,18
間には相対運動は生じない。従つて、遊星歯車取
付部材16及び取付部材19,22は、一直線状
のままで維持される。
この状態で、中央の太陽歯車15の中心の回り
には、第5図から明らかなように、下部振子20
の重力によつて (l1+a)sinθ×W1 なる反時計回りの回転トルクが生じ、上部振子2
3の重力によつて (l2+a)sinθ×W2 なる時計回りの回転トルクが生じる(但し歯車1
5の中心と歯車17,18の中心との距離をaと
する)。
には、第5図から明らかなように、下部振子20
の重力によつて (l1+a)sinθ×W1 なる反時計回りの回転トルクが生じ、上部振子2
3の重力によつて (l2+a)sinθ×W2 なる時計回りの回転トルクが生じる(但し歯車1
5の中心と歯車17,18の中心との距離をaと
する)。
両回転トルクの差は
(l1+a)sinθ×W1−(l2+a)
sinθ×W2=(l1sinθ×W1−l2sinθ×W2)
+(W1−W2)asinθ ……(3)
となる。ここで(2)式より右辺第1項は0であるか
ら、(3)式の右辺は (W1−W2)asinθ となる。ここでW1>W2であるから (W1−W2)asinθ>0となる。
ら、(3)式の右辺は (W1−W2)asinθ となる。ここでW1>W2であるから (W1−W2)asinθ>0となる。
従つて下部振子17による回転トルクの方が大
であるから、取付シヤフト19,22、歯車1
7,15,18、回転体取付部材16の全体は、
下部振子17を下にして鉛直線Vに一致するまで
回動する。即ち、取付部材19,22を一直線状
にした場合、重力によつて常に取付部材19,2
2は鉛直方向に一致している。
であるから、取付シヤフト19,22、歯車1
7,15,18、回転体取付部材16の全体は、
下部振子17を下にして鉛直線Vに一致するまで
回動する。即ち、取付部材19,22を一直線状
にした場合、重力によつて常に取付部材19,2
2は鉛直方向に一致している。
従つて、第2図に示した従来例と全く同様に、
第4図に実線で示すように揺動体(基台11)が
水平から傾いていない場合には、基台11に対し
て取付部材19,22及び遊星歯車取付部材16
は垂直になつているが、揺動体(基台11)が第
4図に鎖線で示すように水平から角度θだけ傾い
た場合でも、取付部材19,22及び遊星歯車取
付部材16は鉛直なままなので、基台11に垂直
な直線に対して角度θだけ傾斜することになる。
即ち、回動軸12は基台11に対して角度θだけ
回動する。この回動軸12の回動角度θが、角度
検出器14によつて、水平に対する揺動体の傾斜
角度として検出される。
第4図に実線で示すように揺動体(基台11)が
水平から傾いていない場合には、基台11に対し
て取付部材19,22及び遊星歯車取付部材16
は垂直になつているが、揺動体(基台11)が第
4図に鎖線で示すように水平から角度θだけ傾い
た場合でも、取付部材19,22及び遊星歯車取
付部材16は鉛直なままなので、基台11に垂直
な直線に対して角度θだけ傾斜することになる。
即ち、回動軸12は基台11に対して角度θだけ
回動する。この回動軸12の回動角度θが、角度
検出器14によつて、水平に対する揺動体の傾斜
角度として検出される。
しかして、第4図に示すように揺動体(基台1
1)に横方向(第3図において紙面に垂直な方
向)の加速度αが作用した場合、下部振子20に
よつて、下部遊星歯車17の軸17aを中心とし
た回転トルクのW1l1が生じると共に、上部振子
23によつて、上部遊星歯車18の軸18aを中
心とした回転トルクのW2l2が生じる。
1)に横方向(第3図において紙面に垂直な方
向)の加速度αが作用した場合、下部振子20に
よつて、下部遊星歯車17の軸17aを中心とし
た回転トルクのW1l1が生じると共に、上部振子
23によつて、上部遊星歯車18の軸18aを中
心とした回転トルクのW2l2が生じる。
この両回転トルクは、W1l1=W2l2のため等し
い値となり、中央の太陽歯車15の互いに逆方向
の回転トルクとして作する。
い値となり、中央の太陽歯車15の互いに逆方向
の回転トルクとして作する。
このため前記した横方向の加速度が作用して
も、下部振子20による回転トルクを上部振子2
3による回転トルクが打ち消すことになるから、
横方向の加速度が生じても影響されず、常に正し
い傾斜角度が検出される。
も、下部振子20による回転トルクを上部振子2
3による回転トルクが打ち消すことになるから、
横方向の加速度が生じても影響されず、常に正し
い傾斜角度が検出される。
このように本発明では、上下の取付部材22,
19と上下の振子23,20との重量及び取付位
置の設定によつて、上下の振子23,20による
横方向加速度による回転モーメントを等しくして
打消させて、横方向加速度による傾斜角度測定の
誤差が生じないようにしている。しかも、それと
共に、太陽歯車15の上下に遊星歯車18,17
を噛み合わせて、取付部材22,19による距離
l2,l1の他に歯車中心間の距離aを与えることに
よつて、上下の振子23,20の重力による回転
軸12の軸中心(即ち、太陽歯車の軸中心)を中
心とした重力による回転モーメントを、下部振子
20側が大になるようにすることによつて、下部
振子20が常に鉛直方向に位置することを保証し
ているのである(もし、回動軸12の軸中心を中
心とする上下の振子23,20の重量による回転
モーメントが等しいと、下部振子20は鉛直下方
向に位置できない)。
19と上下の振子23,20との重量及び取付位
置の設定によつて、上下の振子23,20による
横方向加速度による回転モーメントを等しくして
打消させて、横方向加速度による傾斜角度測定の
誤差が生じないようにしている。しかも、それと
共に、太陽歯車15の上下に遊星歯車18,17
を噛み合わせて、取付部材22,19による距離
l2,l1の他に歯車中心間の距離aを与えることに
よつて、上下の振子23,20の重力による回転
軸12の軸中心(即ち、太陽歯車の軸中心)を中
心とした重力による回転モーメントを、下部振子
20側が大になるようにすることによつて、下部
振子20が常に鉛直方向に位置することを保証し
ているのである(もし、回動軸12の軸中心を中
心とする上下の振子23,20の重量による回転
モーメントが等しいと、下部振子20は鉛直下方
向に位置できない)。
第6図は本発明の他の実施例を示している。
本実施例では、回動軸12には歯数の異なる2
つの太陽歯車15a,15bが重ね合わせて固定
され、下部遊星歯車17は歯数の多い歯車15a
と噛み合い、同一歯数となつており、上部遊星歯
車18は歯数の少ない歯車15bと噛み合い、同
一歯数となつている。
つの太陽歯車15a,15bが重ね合わせて固定
され、下部遊星歯車17は歯数の多い歯車15a
と噛み合い、同一歯数となつており、上部遊星歯
車18は歯数の少ない歯車15bと噛み合い、同
一歯数となつている。
遊星歯車取付部材16の上端には、下部振子2
0及び上部振子23を除いた全体の重量バランス
(遊星歯車取付部材16を水平にした場合の回動
軸12を中心とした全体の重量のバランス)を維
持するためのバランスウエイト25が固定されて
いる。下方の歯車17によつて回動軸12に伝達
される回転トルクと、上方の歯車18によつて回
動軸12に伝達される回転トルクとは異なる。例
えば歯車15a(歯車17)の歯数が歯車15b
(歯車18)の歯数の2倍である場合には、下方
の歯車17によつて伝達される回転トルクは上方
の歯車18によつて伝達される回転トルクの1/2
になるから、同一の回転トルクとなるように W1l1=2W2l2……(4) に設定すれば、第4図の実施例の場合と同様に、
横方向の加速度による影響を免れることができ
る。また本実施例では、下方の歯車17の中心と
歯車15a,15bの中心との距離a1が上方の歯
車18の中心と歯車15b,15aの中心との距
離a2より大となるから、取付シヤフト19,22
が下部振子20を下にして鉛直方向になる安定度
が増大する。なお(4)式を満たすために、例えばl2
を1/2にすればよいから上部振子23の長さを短
縮でき、装置全体のの大きさを小さくできる。
0及び上部振子23を除いた全体の重量バランス
(遊星歯車取付部材16を水平にした場合の回動
軸12を中心とした全体の重量のバランス)を維
持するためのバランスウエイト25が固定されて
いる。下方の歯車17によつて回動軸12に伝達
される回転トルクと、上方の歯車18によつて回
動軸12に伝達される回転トルクとは異なる。例
えば歯車15a(歯車17)の歯数が歯車15b
(歯車18)の歯数の2倍である場合には、下方
の歯車17によつて伝達される回転トルクは上方
の歯車18によつて伝達される回転トルクの1/2
になるから、同一の回転トルクとなるように W1l1=2W2l2……(4) に設定すれば、第4図の実施例の場合と同様に、
横方向の加速度による影響を免れることができ
る。また本実施例では、下方の歯車17の中心と
歯車15a,15bの中心との距離a1が上方の歯
車18の中心と歯車15b,15aの中心との距
離a2より大となるから、取付シヤフト19,22
が下部振子20を下にして鉛直方向になる安定度
が増大する。なお(4)式を満たすために、例えばl2
を1/2にすればよいから上部振子23の長さを短
縮でき、装置全体のの大きさを小さくできる。
<本発明の効果>
本発明は上記の如く傾斜角度を検出するための
回動軸12に固定した太陽歯車の上下に遊星歯車
18,17を設けて、各遊星歯車18,17の各
軸中心に上下の振子23,20の横方向加速度に
よつて生じる回転モーメントが太陽歯車を介して
回動軸12に逆向きに等しく加わるようにし、回
動軸12の軸中心を中心とする上下の振子23,
20の重力による回転モーメントは等しくなく、
下部振子20側が大となるようにしたので、下部
振子20が常に鉛直下方向に位置する傾斜角度検
出の機能を保持しながら、横方向加速度による傾
斜角度測定への影響を除去することができる。
回動軸12に固定した太陽歯車の上下に遊星歯車
18,17を設けて、各遊星歯車18,17の各
軸中心に上下の振子23,20の横方向加速度に
よつて生じる回転モーメントが太陽歯車を介して
回動軸12に逆向きに等しく加わるようにし、回
動軸12の軸中心を中心とする上下の振子23,
20の重力による回転モーメントは等しくなく、
下部振子20側が大となるようにしたので、下部
振子20が常に鉛直下方向に位置する傾斜角度検
出の機能を保持しながら、横方向加速度による傾
斜角度測定への影響を除去することができる。
第1図は従来の傾斜角度検出装置を示す側面
図、第2図はその正面図、第3図は本発明の一実
施例を示す側面図、第4図はその正面図、第5図
は動作説明図、第6図は本発明の他の実施例を示
す側面図である。 11…基台、12…回動軸、13…支持部材、
14…角度検出器、15…太陽歯車、16…遊星
歯車取付部材、17…下部遊星歯車、18…上部
遊星歯車、19…取付部材、20…下部振子、2
1…締付具、22…取付部材、23…上部振子、
24…締付具、25…バランスウエイト。
図、第2図はその正面図、第3図は本発明の一実
施例を示す側面図、第4図はその正面図、第5図
は動作説明図、第6図は本発明の他の実施例を示
す側面図である。 11…基台、12…回動軸、13…支持部材、
14…角度検出器、15…太陽歯車、16…遊星
歯車取付部材、17…下部遊星歯車、18…上部
遊星歯車、19…取付部材、20…下部振子、2
1…締付具、22…取付部材、23…上部振子、
24…締付具、25…バランスウエイト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基台11に対して回動自在に支持された回動
軸12と、 前記回動軸12の前記基台11に対する回動角
度を検出する角度検出器14と、 前記回動軸12に同一軸となるように固定され
た太陽歯車と、 前記回動軸12に対して回動自在に取り付けら
れた遊星歯車取付部材16と、 前記遊星歯車取付部材16の回動中心から下端
側にある距離をおいた位置に回動自在に取り付け
られ、前記太陽歯車と噛み合つた下部遊星歯車1
7と、 前記回動軸12に関して前記遊星歯車取付部材
16の回動中心から前記下部遊星歯車17の直線
方向反対側にある距離をおいた位置に回動自在に
取り付けられ、前記太陽歯車と噛み合つた上部遊
星歯車18と、 前記下部遊星歯車17の軸17aに下部遊星歯
車17と一体的に回転するように固定された下部
取付部材19に、前記基台11の傾きがない状態
で重力によつて前記回動軸12の回動中心の鉛直
下方向に位置するように固定された下部振子20
と、 前記上部遊星歯車18の軸18aに上部遊星歯
車18と一体的に回転するように固定された上部
取付部材22に、前記基台11の傾きがない状態
で前記回動軸12に関して前記下部振子20の直
線方向反対側に固定された上部振子23とを備
え、 前記基台11に傾きが生じた場合に前記下部振
子20が回動軸12の鉛直下方向に位置するよう
に、前記下部振子20と上部振子23の各重量が
設定され、且つ、前記下部振子20及び上部振子
23に加わる横方向加速度による回転トルクが、
それぞれ前記下部遊星歯車17、上部遊星歯車1
8から前記太陽歯車を介して、前記回動12に逆
方向に同一トルクで加えられるように前記下部振
子20及び上部振子23の前記各下部取付部材1
9及び上部取付部材22への固定位置が設定され
たことを特徴とする傾斜角度検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18139084A JPS6159209A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 傾斜角度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18139084A JPS6159209A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 傾斜角度検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6159209A JPS6159209A (ja) | 1986-03-26 |
| JPH0448171B2 true JPH0448171B2 (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=16099899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18139084A Granted JPS6159209A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 傾斜角度検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6159209A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52135852U (ja) * | 1976-04-10 | 1977-10-15 | ||
| JPS56155808A (en) * | 1980-05-07 | 1981-12-02 | Toshiba Corp | Inclinometer |
-
1984
- 1984-08-30 JP JP18139084A patent/JPS6159209A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6159209A (ja) | 1986-03-26 |
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