JPH0448435A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
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- JPH0448435A JPH0448435A JP2154766A JP15476690A JPH0448435A JP H0448435 A JPH0448435 A JP H0448435A JP 2154766 A JP2154766 A JP 2154766A JP 15476690 A JP15476690 A JP 15476690A JP H0448435 A JPH0448435 A JP H0448435A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、磁気記録装置等に用いられる磁気記録媒体に
関し、磁気記録装置が使用されるあらゆる動作環境下で
の耐摩擦および耐摩耗特性の向上により耐久性の優れた
磁気記録媒体に関する。
関し、磁気記録装置が使用されるあらゆる動作環境下で
の耐摩擦および耐摩耗特性の向上により耐久性の優れた
磁気記録媒体に関する。
従来の技術
磁気記録装置は磁気ハードディスク装置、磁気テープ装
置、フロッピーディスク装置、磁気カード装置等がある
が、その中で高記録密度に伴い一番耐摩耗、耐摩擦が厳
しく追求されるのは磁気ハードディスク装置と考えられ
る。その磁気ハードディスクの代表的な構成図を第一図
に示す。アルミ基板上に非磁性支持体のN1−Pをブレ
ーティングし、その上に強磁性金属薄膜(Co−Ni等
)、耐食性保護膜(Cr等)、カーボン保護膜をスパッ
タリング法で作成し、最後に潤滑剤(パーフルオロアル
キルポリエーテル等)をコーティングしている。現在、
磁気ハードディスクの場合浮上型磁気ヘッドを用いた磁
気記録装置はコンタクト・スタート・ストップ方式(以
下C8Sと称す)が起動停止方式の主流を占めているが
、このC8S方式では、ディスク回転の起動・停止時に
記録再生磁気ヘッド(以下ヘッドと称す)が磁気記録媒
体面上に接触する。これによって、ヘッドや磁気記録媒
体表面が摩耗したり、両者間の摩擦係数が上昇したり、
甚だしい場合はヘッドあるいは磁気記録媒体の磁性層の
破壊(クラッシュ)が発生する場合がある。従ってこの
ような問題点を回避するため、磁性層の上にグラファイ
トを主体とするカーボンや二酸化ケイ素等で代表される
ような保護膜を形成しその上にエーテル結合を有するパ
ーフルオロアルキルポリエーテルのような液体潤滑剤を
使った潤滑層が一般に使われており、この層を設けるこ
とにより数段磁気記録媒体の耐久性が向上した。しかし
1.それでも耐久性としてはまだ充分満足できるもので
はなかったため新しい潤滑剤として開発されたのが部分
フツ素化アルキル系潤滑剤であり(特開・昭62−21
9314号公報)、この開発により通常環境では充分満
足し得る耐久性が得られるようになった。
置、フロッピーディスク装置、磁気カード装置等がある
が、その中で高記録密度に伴い一番耐摩耗、耐摩擦が厳
しく追求されるのは磁気ハードディスク装置と考えられ
る。その磁気ハードディスクの代表的な構成図を第一図
に示す。アルミ基板上に非磁性支持体のN1−Pをブレ
ーティングし、その上に強磁性金属薄膜(Co−Ni等
)、耐食性保護膜(Cr等)、カーボン保護膜をスパッ
タリング法で作成し、最後に潤滑剤(パーフルオロアル
キルポリエーテル等)をコーティングしている。現在、
磁気ハードディスクの場合浮上型磁気ヘッドを用いた磁
気記録装置はコンタクト・スタート・ストップ方式(以
下C8Sと称す)が起動停止方式の主流を占めているが
、このC8S方式では、ディスク回転の起動・停止時に
記録再生磁気ヘッド(以下ヘッドと称す)が磁気記録媒
体面上に接触する。これによって、ヘッドや磁気記録媒
体表面が摩耗したり、両者間の摩擦係数が上昇したり、
甚だしい場合はヘッドあるいは磁気記録媒体の磁性層の
破壊(クラッシュ)が発生する場合がある。従ってこの
ような問題点を回避するため、磁性層の上にグラファイ
トを主体とするカーボンや二酸化ケイ素等で代表される
ような保護膜を形成しその上にエーテル結合を有するパ
ーフルオロアルキルポリエーテルのような液体潤滑剤を
使った潤滑層が一般に使われており、この層を設けるこ
とにより数段磁気記録媒体の耐久性が向上した。しかし
1.それでも耐久性としてはまだ充分満足できるもので
はなかったため新しい潤滑剤として開発されたのが部分
フツ素化アルキル系潤滑剤であり(特開・昭62−21
9314号公報)、この開発により通常環境では充分満
足し得る耐久性が得られるようになった。
発明が解決しようとする課題
ところで、磁気記録装置の使用は、全世界のあらゆる地
域で使われている。そのため、地域によっては高温高湿
、高温低湿、低温高湿、低温低湿の各々の環境条件があ
り、それらの全ての環境条件で安定した耐久性を示さな
なければならない。
域で使われている。そのため、地域によっては高温高湿
、高温低湿、低温高湿、低温低湿の各々の環境条件があ
り、それらの全ての環境条件で安定した耐久性を示さな
なければならない。
そのなかで、ヘッドあるいは磁気記録媒体に化学吸着す
るいずれかの極性基を持ったパーフルオロアルキルポリ
エーテルや部分フツ素化アルキル系潤滑剤は、通常環境
もしくは高温(高湿)下では充分な耐久性をしめすもの
の 低温(低湿)下では若干耐久性の劣化がみられる。
るいずれかの極性基を持ったパーフルオロアルキルポリ
エーテルや部分フツ素化アルキル系潤滑剤は、通常環境
もしくは高温(高湿)下では充分な耐久性をしめすもの
の 低温(低湿)下では若干耐久性の劣化がみられる。
この傾向を示す実験結果を第2図に示す。これは潤滑剤
が磁気記録媒体のみあるいはヘッドのみに化学吸着して
いるためであると考えられる。すなわち、低湿では潤滑
剤が化学吸着していない磁気記録媒体またはヘッド表面
上の吸着水の量が減少し摩耗し易い状態になっている。
が磁気記録媒体のみあるいはヘッドのみに化学吸着して
いるためであると考えられる。すなわち、低湿では潤滑
剤が化学吸着していない磁気記録媒体またはヘッド表面
上の吸着水の量が減少し摩耗し易い状態になっている。
このためヘッドまたは磁気記録媒体の一方のみに潤滑剤
を化学吸着させても充分に摩耗を抑えることはできず劣
化が起こる。更に低温では化学吸着していた潤滑剤がヘ
ッド−磁気記録媒体間の摩耗により剥離した場合温度が
低いため潤滑剤の剥離した場所に再吸着しにくく、その
ため充分な耐久性が得られないという問題点がある。
を化学吸着させても充分に摩耗を抑えることはできず劣
化が起こる。更に低温では化学吸着していた潤滑剤がヘ
ッド−磁気記録媒体間の摩耗により剥離した場合温度が
低いため潤滑剤の剥離した場所に再吸着しにくく、その
ため充分な耐久性が得られないという問題点がある。
課題を解決するための手段
本発明は、潤滑層に少なくとも磁気ヘッドを構成する酸
化物材料に化学吸着する極性基と磁気記録媒体に化学吸
着する極性基を各々持った潤滑剤を含む混合物を用いた
。
化物材料に化学吸着する極性基と磁気記録媒体に化学吸
着する極性基を各々持った潤滑剤を含む混合物を用いた
。
作用
この構成によりC8Sでヘッドと保護膜が摺動する際に
発生する摺動熱で混合潤滑剤の内保護膜に化学吸着する
潤滑剤は保護膜に、ヘッドに化学吸着する潤滑剤はヘッ
ドに吸着し、潤滑層同志が摺動する様になる。
発生する摺動熱で混合潤滑剤の内保護膜に化学吸着する
潤滑剤は保護膜に、ヘッドに化学吸着する潤滑剤はヘッ
ドに吸着し、潤滑層同志が摺動する様になる。
実施例
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第1図は本発明の一実施例における磁気記録媒体
の基本構成を示す図である。図において1は非磁性支持
体、2は強磁性金属薄膜、3は耐食性保護膜、4はカー
ボン保護膜、5はディスク及びヘッドを構成する酸化物
材料に化学吸着する極性基を持つ2種類の潤滑剤を含ん
だ混合潤滑層である。混合潤滑層5で使用されるディス
ク及びヘッドに化学吸着する極性基を持ったパーフルオ
ロアルキルポリエーテルの化学構造の一例としては、 A (C2FA−〇)ll−A B (C2F−0)。−B CF 3 (CF CF 2 0 )。−A −CF
:1 F 3 CF 3− B (CF 2 CF 2 CF 2
−○)、 CF3があり、またその誘導体からなる。
する。第1図は本発明の一実施例における磁気記録媒体
の基本構成を示す図である。図において1は非磁性支持
体、2は強磁性金属薄膜、3は耐食性保護膜、4はカー
ボン保護膜、5はディスク及びヘッドを構成する酸化物
材料に化学吸着する極性基を持つ2種類の潤滑剤を含ん
だ混合潤滑層である。混合潤滑層5で使用されるディス
ク及びヘッドに化学吸着する極性基を持ったパーフルオ
ロアルキルポリエーテルの化学構造の一例としては、 A (C2FA−〇)ll−A B (C2F−0)。−B CF 3 (CF CF 2 0 )。−A −CF
:1 F 3 CF 3− B (CF 2 CF 2 CF 2
−○)、 CF3があり、またその誘導体からなる。
Aはディスクの保護膜に化学吸着する極性基であり、B
はヘッドを構成する酸化物材料に化学吸着する極性基で
ある。カーボン保護膜4に化学吸着する極性基としてベ
ンゼンを代表とする芳香族系、アミン基(−NH2、C
ON H2、−N−)を代表とする窒化物等がある。こ
れらの極性基はこの一例のように分子構造の末端にあっ
たほうがより効果はあるが、分子構造の末端に限らず分
子の鎖中にあっても構わない。保護膜がカーボンの場合
、極性基が芳香族系の際にはグラファイト構造を持つカ
ーボン保護膜とπ電子を共有しあうπ結合が行われるた
め強い結合力を示す。窒化物の場合には、窒素の持つ不
対電子とカーボンまたはカーボン表面に化学吸着してい
る有機物と配位結合する。これらの極性基を持つことに
より潤滑剤はカーボン保護膜と化学結合が行われる。
はヘッドを構成する酸化物材料に化学吸着する極性基で
ある。カーボン保護膜4に化学吸着する極性基としてベ
ンゼンを代表とする芳香族系、アミン基(−NH2、C
ON H2、−N−)を代表とする窒化物等がある。こ
れらの極性基はこの一例のように分子構造の末端にあっ
たほうがより効果はあるが、分子構造の末端に限らず分
子の鎖中にあっても構わない。保護膜がカーボンの場合
、極性基が芳香族系の際にはグラファイト構造を持つカ
ーボン保護膜とπ電子を共有しあうπ結合が行われるた
め強い結合力を示す。窒化物の場合には、窒素の持つ不
対電子とカーボンまたはカーボン表面に化学吸着してい
る有機物と配位結合する。これらの極性基を持つことに
より潤滑剤はカーボン保護膜と化学結合が行われる。
次にヘッドを構成する酸化物材料に化学吸着する極性基
として水酸基(−OH)、カルボキシル基(−C○○H
)等がある。水酸基またはカルボキシル基はヘッドに使
用される酸化物、たとえばフェライト、チタン酸カルシ
ュウム、チタン酸バリュウム、アルチック等があるがそ
れらの酸化物表面と水素結合する。これらの極性基を持
ったパーフルオロアルキルポリエーテルの平均分子量は
1000〜8000さらに好ましくは2000〜600
0が適当である。平均分子量が1000以下になると蒸
気圧が高くなり高温時に揮発しやすくなり耐久性が劣化
する。また平均分子量が8000以上になると粘度が高
くなり耐摩耗性は向上するが摩擦力が大きくなりステッ
ク・スリップが発生し耐久性は劣化し磁気記録媒体には
不適となる。一方、部分フツ素化アルキル系潤滑剤とし
て使用されるものは式[1コ〜[3]に示される一般式
で表わされる。
として水酸基(−OH)、カルボキシル基(−C○○H
)等がある。水酸基またはカルボキシル基はヘッドに使
用される酸化物、たとえばフェライト、チタン酸カルシ
ュウム、チタン酸バリュウム、アルチック等があるがそ
れらの酸化物表面と水素結合する。これらの極性基を持
ったパーフルオロアルキルポリエーテルの平均分子量は
1000〜8000さらに好ましくは2000〜600
0が適当である。平均分子量が1000以下になると蒸
気圧が高くなり高温時に揮発しやすくなり耐久性が劣化
する。また平均分子量が8000以上になると粘度が高
くなり耐摩耗性は向上するが摩擦力が大きくなりステッ
ク・スリップが発生し耐久性は劣化し磁気記録媒体には
不適となる。一方、部分フツ素化アルキル系潤滑剤とし
て使用されるものは式[1コ〜[3]に示される一般式
で表わされる。
Rr (Z)ヨーX [1]式[1
コ〜[3コ中、RtおよびR’tはパーフルオロアルキ
ルポリエーテル末端基、フロロアリール末端基、炭素数
3以上のフロコアルキル末端基、炭素数6以上のフェニ
レン基もしくはその誘導体または炭素数1以上の脂肪族
アルキレン基からなる炭化水素鎖とを直接もしくは酸素
原子または硫黄原子を介して結合したフッ素化炭化水素
を表わし、それらの具体例としては、例えばパフルオロ
アルキルボリエーテル末端基としてCF3 (CF2C
F20)。
コ〜[3コ中、RtおよびR’tはパーフルオロアルキ
ルポリエーテル末端基、フロロアリール末端基、炭素数
3以上のフロコアルキル末端基、炭素数6以上のフェニ
レン基もしくはその誘導体または炭素数1以上の脂肪族
アルキレン基からなる炭化水素鎖とを直接もしくは酸素
原子または硫黄原子を介して結合したフッ素化炭化水素
を表わし、それらの具体例としては、例えばパフルオロ
アルキルボリエーテル末端基としてCF3 (CF2C
F20)。
CF3 (CFCF20)n
F 3
(ただし、nは5以上の整数を示す。)フロロアルキル
末端基として Cn F 2n * +− HCF2(CF2)。
末端基として Cn F 2n * +− HCF2(CF2)。
CnF2n−+−
(ただし、nは3以上の整数を示す。)フロロアリール
末端基として 等がある。
末端基として 等がある。
Rは炭素数8以上の脂肪族アルキル末端基から成るか、
もしくは炭素数6以上のフェニレン基もしくはその誘導
体から成る炭化水素鎖を表わし、その具体例としては脂
肪族アルキル末端基としてC0H2n。、− oH2−− Cl1H2111− (ただし、nは6以上の整数を表わす。)フェニレン基
もしくはその誘導体との結合体から成る炭化水素末端基
として (ただし、pは0〜4、mは1以上、nは8以上の整数
を表わす。) 等がある。
もしくは炭素数6以上のフェニレン基もしくはその誘導
体から成る炭化水素鎖を表わし、その具体例としては脂
肪族アルキル末端基としてC0H2n。、− oH2−− Cl1H2111− (ただし、nは6以上の整数を表わす。)フェニレン基
もしくはその誘導体との結合体から成る炭化水素末端基
として (ただし、pは0〜4、mは1以上、nは8以上の整数
を表わす。) 等がある。
(Z)、および(Z’)、’は
−[○−(CH2)。]。
−[S (CH2)−]−
−[COO(CH2) n] −
−[CON (CH2)。]。
−〇−
S
−〇〇〇−
CON
5O2N O(CH2) 。
S−(CH2) 。−−COO−(CH2) 。
CON −(CH2) 。−5O2N−(CH2)。
ES02N (CH2) n] −(ただし、m、
m′は0または1、nはOまたは1以上の整数、R
はH,CH3またはC2H6を表わす。) の中から選ばれる結合鎖を表わし、それらの具体例とし
ては (以 下 余 白) RR (ただし、nは1以上の整数、RはH,CH3゜または
C2H5を表わす。)Yは −CH−(CH2)。
m′は0または1、nはOまたは1以上の整数、R
はH,CH3またはC2H6を表わす。) の中から選ばれる結合鎖を表わし、それらの具体例とし
ては (以 下 余 白) RR (ただし、nは1以上の整数、RはH,CH3゜または
C2H5を表わす。)Yは −CH−(CH2)。
−N−(CH2) 。
CON (CH2) n
5O2N (CH2)n
(ただし、nは0または1以上の整数を表わす。)
の中から選ばれる結合鎖を表わし、Xは一0H1−3H
,−COOHl−COSHl CON H2、−NH2、−NC○、 の中から選ばれる極性基末端を表わす。これらのいずれ
かの式で表わされる潤滑剤のうち芳香族系及び窒素を含
む潤滑剤は、カーボン保護膜に対して化学吸着し、その
他の極性基はヘッドを構成する酸化物材料に対して化学
吸着する。これらのディスク及びヘッドに化学吸着する
極性基をそれぞれ持った潤滑剤を混合する他に、他の一
般公知の潤滑剤、防錆剤等との混合も使用可能である。
,−COOHl−COSHl CON H2、−NH2、−NC○、 の中から選ばれる極性基末端を表わす。これらのいずれ
かの式で表わされる潤滑剤のうち芳香族系及び窒素を含
む潤滑剤は、カーボン保護膜に対して化学吸着し、その
他の極性基はヘッドを構成する酸化物材料に対して化学
吸着する。これらのディスク及びヘッドに化学吸着する
極性基をそれぞれ持った潤滑剤を混合する他に、他の一
般公知の潤滑剤、防錆剤等との混合も使用可能である。
ディスクおよびヘッドに化学吸着する極性基をもつ2種
類の潤滑剤を混合する場合、パーフルオロアルキルポリ
エーテル同士や部分フツ素化アルキル系潤滑剤同士ある
いはパーフルオロアルキルポリエーテルと部分フツ素化
アルキル系潤滑剤の組合せが考えられるがどの組合せで
も効果はある。またディスク及びヘッドに化学吸着する
極性基を持っている2種類の潤滑剤の混合割合は、重量
比で20: 1〜2: 8好ましくは10: 1〜5:
5程度の混合比で使用するとあらゆる環境条件下でも潤
滑特性の劣化はみられない。
類の潤滑剤を混合する場合、パーフルオロアルキルポリ
エーテル同士や部分フツ素化アルキル系潤滑剤同士ある
いはパーフルオロアルキルポリエーテルと部分フツ素化
アルキル系潤滑剤の組合せが考えられるがどの組合せで
も効果はある。またディスク及びヘッドに化学吸着する
極性基を持っている2種類の潤滑剤の混合割合は、重量
比で20: 1〜2: 8好ましくは10: 1〜5:
5程度の混合比で使用するとあらゆる環境条件下でも潤
滑特性の劣化はみられない。
塗布方法としては、上記の範囲内で決定した混合比でデ
ィスク及びヘッドに化学吸着する極性基を持った2種類
の潤滑剤をアルコール、またはフロン113等の有機溶
剤に溶かした後磁気記録媒体に噴霧法、浸漬法、スピン
コード法等の方法で塗布する。その塗布量は、0.5〜
500mg/m2であるのが望ましいが、磁気気録媒体
の表面粗さによって適正膜厚は決まるため一概にはいえ
ない。この塗布量が少なすぎると摩察力の上昇、摩耗の
増大が起こり安定した耐久性は得られない。逆に塗布量
が多すぎると記録再生用ヘッドと磁気記録媒体とのはり
つき現象(吸着)が起こり耐久性が劣化する場合がある
。
ィスク及びヘッドに化学吸着する極性基を持った2種類
の潤滑剤をアルコール、またはフロン113等の有機溶
剤に溶かした後磁気記録媒体に噴霧法、浸漬法、スピン
コード法等の方法で塗布する。その塗布量は、0.5〜
500mg/m2であるのが望ましいが、磁気気録媒体
の表面粗さによって適正膜厚は決まるため一概にはいえ
ない。この塗布量が少なすぎると摩察力の上昇、摩耗の
増大が起こり安定した耐久性は得られない。逆に塗布量
が多すぎると記録再生用ヘッドと磁気記録媒体とのはり
つき現象(吸着)が起こり耐久性が劣化する場合がある
。
また混合潤滑剤を塗布する前に予めディスク表面をプラ
ズマ処理もしくはオゾン処理などの前処理をすると、よ
り安定な耐久性を示す場合がある。さらに、混合潤滑剤
をディスクに塗布した後、熱処理するとディスク表面と
潤滑剤が化学吸着しやすいためその特性は向上する。
ズマ処理もしくはオゾン処理などの前処理をすると、よ
り安定な耐久性を示す場合がある。さらに、混合潤滑剤
をディスクに塗布した後、熱処理するとディスク表面と
潤滑剤が化学吸着しやすいためその特性は向上する。
このように作成した試料を各々A、 Bの環境条件下
でヘッドとしてフェライトでできたモノリシック型ヘッ
ドを用いてC8S試験を行い C3S20000回後の
動摩擦係数の最大値を調べた。ここで試験した環境条件
A、 Bは現在使用されている磁気記録再生装置の動
作範囲の中では非常に厳しい環境条件といわれている。
でヘッドとしてフェライトでできたモノリシック型ヘッ
ドを用いてC8S試験を行い C3S20000回後の
動摩擦係数の最大値を調べた。ここで試験した環境条件
A、 Bは現在使用されている磁気記録再生装置の動
作範囲の中では非常に厳しい環境条件といわれている。
A : 5℃ 10%R,H。
B : 65℃ 80%R,H。
上記の各試料のC8S試験結果を試料の内容と対比させ
て第1表(a)、 (b)に記した。
て第1表(a)、 (b)に記した。
(以 下 余 白)
第
表
(以下余白)
第
表
(以下余白)
(b)
第1表(a)、 (b)の結果から明らかなように、
本発明の各実施例は 低温低湿(A条件)、高温高湿(
B条件)での各動摩擦係数が、C8820000回で0
.4以下と小さく極めて安定な耐久性を示している。更
に、この混合潤滑剤を塗布した後熱処理したり(実施例
5)、混合潤滑剤を塗布する前にカーボン表面をオゾン
処理しても(実施例6)特性は向上している。また比較
例の結果より ヘッドに化学吸着する極性基を持った潤
滑剤単体(比較例1)、あるいはカーボンに化学吸着す
る極性基を持った潤滑剤単体(比較例2)、さらにはヘ
ッド及びディスクに化学吸着する極性基を持っていない
潤滑剤同志の混合潤滑剤(比較例3)ではあらゆる環境
条件(A、B条件)で安定した耐久性が得られなかった
。
本発明の各実施例は 低温低湿(A条件)、高温高湿(
B条件)での各動摩擦係数が、C8820000回で0
.4以下と小さく極めて安定な耐久性を示している。更
に、この混合潤滑剤を塗布した後熱処理したり(実施例
5)、混合潤滑剤を塗布する前にカーボン表面をオゾン
処理しても(実施例6)特性は向上している。また比較
例の結果より ヘッドに化学吸着する極性基を持った潤
滑剤単体(比較例1)、あるいはカーボンに化学吸着す
る極性基を持った潤滑剤単体(比較例2)、さらにはヘ
ッド及びディスクに化学吸着する極性基を持っていない
潤滑剤同志の混合潤滑剤(比較例3)ではあらゆる環境
条件(A、B条件)で安定した耐久性が得られなかった
。
なお、この発明した混合潤滑層を金属薄膜テブに塗布し
て作った磁気記録媒体も同様にA、 Hの環境条件で
安定したメチル特性を示すことを確認している。又磁気
ヘッドとしては全てがフェライトでできたモノリシック
型のものを用いたがスライダがセラミック等の非磁性材
料によって構成され、スライダの切欠に磁性材料によっ
て構成され磁気ギャップを有したコアチップを挿入した
コンポジット型のものでも同等の効果を得る事ができる
。
て作った磁気記録媒体も同様にA、 Hの環境条件で
安定したメチル特性を示すことを確認している。又磁気
ヘッドとしては全てがフェライトでできたモノリシック
型のものを用いたがスライダがセラミック等の非磁性材
料によって構成され、スライダの切欠に磁性材料によっ
て構成され磁気ギャップを有したコアチップを挿入した
コンポジット型のものでも同等の効果を得る事ができる
。
発明の効果
本発明によれば潤滑層としてカーボンに化学吸着する極
性基を持つ潤滑剤とヘッド(酸化物)に化学吸着する極
性基を持つ潤滑剤とを混合した層を形成させることによ
り、カーボンに化学吸着する極性基を持つ潤滑剤はカー
ボン表面と化学吸着し、ヘッド(酸化物)に化学吸着す
る極性基を持つ潤滑剤はヘッド(酸化物)に化学吸着す
る。更に、C8S時にヘッド−ディスク間で発生する摩
擦熱により各々の化学吸着反応は促進されることにより
、ヘッド−ディスク上に被覆された潤滑剤同士の接触で
C8Sが行われるため従来の潤滑剤の各々単体及び混合
物では得られなかった磁気記録装置の広い温度領域、湿
度領域で安定した耐摩耗特性、耐摩擦特性が得られるよ
うになった。また、一般に磁気記録装置の非動作時にヘ
ッドと磁気記録媒体が接触する事により潤滑剤(特に液
体潤滑のパーフルオロアルキルポリエーテル)がヘッド
−磁気記録媒体間に発生する隙間に拡散し、はりつき現
象(吸着)を起こすが、本発明の場合、潤滑剤はカーボ
ン及びヘッドに化学吸着しているため、たとえ温度が上
昇してもヘッド−ディスク間の微小隙間に拡散せず、は
りつき現象(吸着)を抑える効果もある。この混合潤滑
剤の発明により磁気ハードディスク、磁気テープはもち
ろんのことフロッピーデイヌク、磁気カードにも応用さ
れ、高記録密度に向けての磁気記録装置の信頼性に大き
く貢献する事が可能となる。
性基を持つ潤滑剤とヘッド(酸化物)に化学吸着する極
性基を持つ潤滑剤とを混合した層を形成させることによ
り、カーボンに化学吸着する極性基を持つ潤滑剤はカー
ボン表面と化学吸着し、ヘッド(酸化物)に化学吸着す
る極性基を持つ潤滑剤はヘッド(酸化物)に化学吸着す
る。更に、C8S時にヘッド−ディスク間で発生する摩
擦熱により各々の化学吸着反応は促進されることにより
、ヘッド−ディスク上に被覆された潤滑剤同士の接触で
C8Sが行われるため従来の潤滑剤の各々単体及び混合
物では得られなかった磁気記録装置の広い温度領域、湿
度領域で安定した耐摩耗特性、耐摩擦特性が得られるよ
うになった。また、一般に磁気記録装置の非動作時にヘ
ッドと磁気記録媒体が接触する事により潤滑剤(特に液
体潤滑のパーフルオロアルキルポリエーテル)がヘッド
−磁気記録媒体間に発生する隙間に拡散し、はりつき現
象(吸着)を起こすが、本発明の場合、潤滑剤はカーボ
ン及びヘッドに化学吸着しているため、たとえ温度が上
昇してもヘッド−ディスク間の微小隙間に拡散せず、は
りつき現象(吸着)を抑える効果もある。この混合潤滑
剤の発明により磁気ハードディスク、磁気テープはもち
ろんのことフロッピーデイヌク、磁気カードにも応用さ
れ、高記録密度に向けての磁気記録装置の信頼性に大き
く貢献する事が可能となる。
第1図は本発明の磁気記録媒体の1実施例における要部
拡大断面図、第2図は従来の磁気記録媒体のC8Sと耐
久性の関係を示すグラフである。 1・・・非磁性支持体 2・・・強磁性金属薄膜3・
・・耐食性保護膜 4・・・カーボン保護膜5・・−
混合潤滑層 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はが1名第1図 1:非磁性支持体 2X強磁性金鷹薄腹 3:耐食性保護膜 4:カーボン保護膜 5:混合潤滑層 第2図 D:23°C,40% ■:5°C110% C5S TIMES +5000
拡大断面図、第2図は従来の磁気記録媒体のC8Sと耐
久性の関係を示すグラフである。 1・・・非磁性支持体 2・・・強磁性金属薄膜3・
・・耐食性保護膜 4・・・カーボン保護膜5・・−
混合潤滑層 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はが1名第1図 1:非磁性支持体 2X強磁性金鷹薄腹 3:耐食性保護膜 4:カーボン保護膜 5:混合潤滑層 第2図 D:23°C,40% ■:5°C110% C5S TIMES +5000
Claims (3)
- (1)基板上に磁性層、カーボン保護層、潤滑層を順に
形成してなる磁気記録媒体であって、少なくともカーボ
ン保護層に化学吸着しやすい潤滑剤と、酸化物材料に化
学吸着しやすい潤滑剤を混合したもので潤滑層を構成し
た事を特徴とする磁気記録媒体。 - (2)酸化物材料に化学吸着する極性基として−OH、
−COOH、−SH、−COSH−CHO、 のいずれかの極性基を1種類以上持つ潤滑剤を含むこと
を特徴とする請求項第1項記載の磁気記録媒体。 - (3)カーボン保護膜に化学吸着する極性基として芳香
族系及びアミンを含む官能基のいずれかの極性基を1種
類以上持つ潤滑剤を含む事を特徴とする請求項第1項記
載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2154766A JP2626183B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2154766A JP2626183B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0448435A true JPH0448435A (ja) | 1992-02-18 |
| JP2626183B2 JP2626183B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=15591428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2154766A Expired - Lifetime JP2626183B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2626183B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01302529A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-12-06 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP2154766A patent/JP2626183B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01302529A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-12-06 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2626183B2 (ja) | 1997-07-02 |
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