JPH0448619Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0448619Y2
JPH0448619Y2 JP19106886U JP19106886U JPH0448619Y2 JP H0448619 Y2 JPH0448619 Y2 JP H0448619Y2 JP 19106886 U JP19106886 U JP 19106886U JP 19106886 U JP19106886 U JP 19106886U JP H0448619 Y2 JPH0448619 Y2 JP H0448619Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic flux
coil
separator
flange portion
coil separator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19106886U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6395157U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19106886U priority Critical patent/JPH0448619Y2/ja
Publication of JPS6395157U publication Critical patent/JPS6395157U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0448619Y2 publication Critical patent/JPH0448619Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は偏向ヨークに係り、カラーテレビジヨ
ン受像機或いはカラー受像管を使用したデイスプ
レイ装置に用いられる偏向ヨークに関する。
従来の技術 第5図乃至第7図は従来の偏向ヨーク1の1例
を示す。各図中、2は鞍型の水平偏向コイル、3
はトロイダル型の垂直偏向コイル、4は両コイル
を分ける朝顔形状の合成樹脂製のコイルセパレー
タ、5はコア、6はコア締め金具である。
セパレータ4のうちネツク部4aと反対側であ
る前部(スクリーン側)4bは、断面L字の環形
状であり、フランジ部4cとリング部4dとより
なる。水平偏向コイル2の前部はフランジ部2a
としてあり、この前方フランジ部2aがセパレー
タ4の前部4bの内側に入り込んでいる。
7はクロスアーム磁性体であり、磁束吸収部7
aと、吸収した磁束を伝達する磁束伝達部7b
(フランジ部7b−1と周壁部7b−2とよりなる)
と、磁束発散部7cとよりなる。このクロスアー
ム磁性体7は、第8図に併せて示すように、磁束
伝達部7bをセパレータ4の前部4bの外面に密
着させて取り付けてあり、磁束吸収部7aが垂直
偏向コイル3に対向し、磁束発散部7cが所定方
向に向いている。
第6図に示すように、垂直偏向コイル3よりの
磁束8は吸収部7aで吸収され、伝達部7bを通
つて発散部7cより符号9で示すように所定方向
に発散され、画面のゆがみを補正するように機能
する。
考案が解決しようとする問題点 第8図に示すように、水平偏向コイル2のフラ
ンジ部2aの周囲には磁束φH1,φH2が流れる。こ
こで、水平偏向コイル2の前方フランジ部2aは
コイルセパレータ4の前部4bの内面に当接して
おり、上記前方フランジ部2aはクロスアーム磁
性体7の磁束伝達部7bに約1mmと近接してい
る。このため、磁束φH1,φH2の殆どがクロスアー
ム磁性体7と鎖交してしまう。
この磁束φH1,φH2が形成する磁界は、水平偏向
周波数をもつ交流磁界であるため、伝達部7bの
うち磁束φH1,φH2が鎖交する部分に渦電流が流
れ、これによりシユール熱が発生する。
一般に渦電流Jは次式出表わされる。
J=−k・1/r・dφ/dφ …(1) ここで、r:磁束発生部から導体(伝達部7
b)までの距離 φ:磁束 k:導体の透磁率等で決まる定数であ
る。
また、ジユール熱Wは次式で表わされる。
W=∫ρs・Js2・dS …(2) ここでJs:導体中のある領域Sを流れる渦電流 ρs:導体中のある領域Sにおける固有抵
抗 である。
近年のデイスプレイの大型化及び高速走査化の
ためには式(1)中のdφ/dtを増大する必要があり、こ れに伴つて渦電流が増大してジユール熱の増大、
即ち発熱が問題となつてくる。
例えば、15インチの受像管で、水平偏向周波数
を64kHzとした場合、クロスアーム磁性体7の上
記渦電流による温度上昇分は52.0℃にもなる。ま
たデイスプレイ内部の温度は一般にも60℃程度で
あるため、クロスアーム磁性体7の温度が100℃
を越えてしまい、これと接触している合成樹脂製
のセパレータ4は勿論各コイル2,3の被覆も悪
影響を受け、偏向ヨーク1の信頼性が大幅に低下
してしまう。信頼性を維持するために、構成部品
の材質を耐熱性のあるものに変更することが考え
られるが、このようにすると、偏向ヨークが高価
となつてしまう。
またクロスアーム磁性体7が熱いため、偏向ヨ
ーク及びデイスプレイの組立調整はクロスアーム
磁性体7に触れないように注意しながら行なうこ
とになり、作業性が著しく低下してしまう。
本考案は上記問題点を解決した偏向ヨークを提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、水平偏向コイル及びコイルセパレー
タを、水平偏向コイルの前方フランジ部とコイル
セパレータのうち上記前方フランジ部と対向する
面との間にスペースを形成して配設してなる構成
である。
作 用 上記スペースにより、クロスアーム磁性体のう
ち水平偏向コイルの前方フランジ部に近い部分あ
る磁束伝達部が、上記前方フランジ部より離れ
る。これにより、水平偏向コイルの前方フランジ
部より発生した磁束のうちクロスアーム磁性体と
鎖交する磁束の数が減り、渦電流によるジユール
熱の熱量が抑制されてクロスアーム磁性体の温度
上昇が抑えられる。
実施例 第1図は本考案になる偏向ヨーク10の一実施
例を示す。同図中、第5図乃至第8図に示す構成
部分と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。また第5図乃至第8図に示す構成部分
と実質上同一部分には添字Aを付した同一符号を
付す。
第2図に併せて示すように、コイルセパレータ
4Aは従来より大径のフランジ部4cAを有する。
このフランジ部4cAにスペース形成部としての
高さhのリブ4e,4fが同心円状に形成してあ
る。
水平偏向コイル2は、前方フランジ部2aのフ
ランジ面2a−1を上記リブ4e,4fに当接さ
せた状態でコイルセパレータ4aの内側面に設け
てあり、前方フランジ部2aとフランジ部4cA
との間に上記リブ4e,4fの高さに対応する幅
のスペース11が、且つ前方フランジ部2aの周
面2a−2とリング部4dとの間に幅寸法gのス
ペース12が形成されている。
前方フランジ部2aはリブ4e,4fに当接し
て位置決めされており、水平偏向コイル2は精度
良く取付けられている。
クロスアーム磁性体7は、舌片7dを係止溝4
gに係合されて、磁束伝達部7であるフランジ部
7b−1がフランジ部4cに、周壁部7b−2がリ
ング部4dに夫々密着した状態で取り付けてあ
る。
ここで、このスペース11,12の作用効果に
ついて、第3図を参照して説明する。
水平偏向コイル2の前方フランジ部2aの周囲
には従来と同様に磁束φH1,φH2が流れる。
しかし、磁束伝達部7bのフランジ部7b−1
は前方フランジ部2aに対して、上記スペース1
1の幅にフランジ部4cAの厚さを加えた寸法A
離間している。周壁部7b−2は前方フランジ部
2aに対して、上記スペース12の幅にリング部
4dの厚さを加えた寸法B離間している。
このため磁束φH1,φH2のうち大部分はフランジ
部7b−1及び周壁部7b−2と鎖交せずに流れ、
その一部だけがフランジ部7b−1及び周壁部7
b−2と鎖交する。これにより、フランジ部7b
1及び周壁部7b−2で発生するジユール熱は従
来に比べて相当低くなる。
これにより、クロスアーム磁性体7の温度上昇
値は従来のものに比べて低く抑えられ、テレビジ
ヨン受像機に組み込まれて使用されているときの
温度も偏向ヨーク10の他の構成部品に影響を及
ぼさない程度の温度とされる。このため、偏向ヨ
ーク10は構成部品の材質のグレードアツプを図
らなくとも十分な信頼性を有する。また、クロス
アーム磁性体7に触れてもさほど熱くないため、
偏向ヨーク10及びデイスプレイの組立調整も作
業性良く行なわれる。
なお、本考案者は、第3図中の寸法A,Bを4
mm程度として実験したところ、クロスアーム磁性
体7の温度上昇は38℃までとなり、温度が従来の
ものに比べて約14℃低く抑えられることが分かつ
た。
第4図は本考案の別の実施例の偏向ヨーク20
の要部を示す。同図、第2図に示す構成部分と対
応する部分には同一符号を付し、その説明は省略
する。コイルセパレータ4Bが第2図中のコイル
セパレータ4Aのリブ4e,4fを無くした構成
である他は、第2図の構成と同じであり、水平偏
向コイル2の前方フランジ部2aとコイルセパレ
ータ4Bのフランジ部4cB及びリング部4dと
の間にスペース21,22が形成してある。この
偏向ヨーク20は、上記偏向ヨーク10と同様の
効果を有する。
なお、水平偏向コイルの前方フランジ部とコイ
ルセパレータの前部との間にスペースを設ける構
造は、上記実施例に限定されるものでないのは勿
論である。
考案の効果 上述の如く、本考案になる偏向ヨークによれ
ば、水平偏向コイルの前方フランジ部とコイルセ
パレータのフランジ部及びリング部との間にスペ
ースを設けてなる構造であるため、クロスアーム
磁性体のうち水平偏向コイルの前方フランジ部に
最も近い部分である磁束伝達部を水平偏向コイル
の前方フランジ部に対して比較的離間させて配す
ることが出来、これにより渦電流によるジユール
熱の発熱量が減り、クロスアーム磁性体の温度上
昇を抑えることが出来、構成部品の材質のグレー
ドアツプを図らずとも偏向ヨークの信頼性を保証
することが出来、またクロスアーム磁性体に触れ
てもさほど熱くならないため、偏向ヨーク及びデ
イスプレイの組立調整を作業性良く行なうことが
出来るという特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる偏向ヨークの一実施例の
一部切截斜視図、第2図は水平偏向コイルの前方
フランジ部のコイルセパレータの前部への取付状
態を示す断面図、第3図は第1図の偏向ヨークに
おいて水平偏向コイルの前方フランジ部よりの磁
束がクロスアーム磁性体の磁束伝達部と殆ど鎖交
しない様子を示す図、第4図は本考案になる偏向
ヨークの別の実施例の水平偏向コイルの前方フラ
ンジ部周囲の構成を示す図、第5図は従来の偏向
ヨークの1例を示す正面図、第6図及び第7図は
夫々第4図の偏向ヨークの縦断面図、前部開口側
よりみた左側面図、第8図は第6図中水平偏向コ
イルの前方フランジ部よりの磁束がクロスアーム
磁性体の磁束伝達部と鎖交する様子を示す図であ
る。 2……水平偏向コイル、2a……前方フランジ
部、2a−1……フランジ面、2a−2……周面、
3……垂直偏向コイル、4A,4B……コイルセ
パレータ、4b……前部、4cA,4cB……フラ
ンジ部、4d……リング部、4e,4f……リ
ブ、7……クロスアーム磁性体、7a……磁束吸
収部、7b……磁束伝達部、7b−1フランジ部、
7b−2……周壁部、7c……磁束発散部、10,
20……偏向ヨーク、11,12,21,22…
…スペース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フランジ部とリング部とよりなる前部を有する
    コイルセパレータと、前方のフランジ部を上記前
    部の内部に位置させて該コイルセパレータの内側
    に配された鞍型の水平偏向コイルと、上記コイル
    セパレータの外側に配されたトロイダル型の垂直
    偏向コイルと、該垂直偏向コイルよりの漏洩磁束
    を吸収する磁束吸収部、吸収された磁束を伝達す
    る磁束伝達部、及び伝達された磁束を発散させる
    磁束発散部とよりなり、該磁束伝達部を上記コイ
    ルセパレータの上記前部の外側に位置させて取付
    けられたクロスアーム磁性体とを有する偏向ヨー
    クにおいて、 上記水平偏向コイルの該前方フランジ部と該コ
    イルセパレータの上記フランジ部及び上記リング
    部との間にスペースを設けてなる構造の偏向ヨー
    ク。
JP19106886U 1986-12-11 1986-12-11 Expired JPH0448619Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19106886U JPH0448619Y2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19106886U JPH0448619Y2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6395157U JPS6395157U (ja) 1988-06-20
JPH0448619Y2 true JPH0448619Y2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=31144869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19106886U Expired JPH0448619Y2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0448619Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6395157U (ja) 1988-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900008616B1 (ko) 편향 요크 장치
KR900001503B1 (ko) 불요복사 방지장치
KR20170117737A (ko) 트랜스포머
JPH0448619Y2 (ja)
JPH11258275A (ja) 電流センサ
JPH0448620Y2 (ja)
JPH0448618Y2 (ja)
JPH01176639A (ja) 偏向ヨーク
JPH0448617Y2 (ja)
JPS6119032A (ja) 偏向ヨ−ク
TWI886862B (zh) 磁芯結構
KR102529953B1 (ko) 분리형 중심코어 구조가 구비된 코일부품
JPH05211108A (ja) 誘導性装置
JP2574392B2 (ja) 偏向ヨーク
JP2611196B2 (ja) Crt画像表示装置
JP3261658B2 (ja) トランス
KR850002329Y1 (ko) 소형 변압기용 보호 커버
KR940016423A (ko) 편향 요크
JP2001345228A (ja) ディスク巻線変圧器
KR20240060005A (ko) 개선된 분리형 중심코어 구조가 구비된 코일부품
JPS5822396Y2 (ja) 防磁型スピ−カ−の磁気回路
JPS62177Y2 (ja)
KR20240108111A (ko) 계기용 변압기
JPS62237649A (ja) 偏向ヨ−ク装置
JPS5821147Y2 (ja) 水平ドライブトランス