JPH0449007Y2 - - Google Patents

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JPH0449007Y2
JPH0449007Y2 JP9075687U JP9075687U JPH0449007Y2 JP H0449007 Y2 JPH0449007 Y2 JP H0449007Y2 JP 9075687 U JP9075687 U JP 9075687U JP 9075687 U JP9075687 U JP 9075687U JP H0449007 Y2 JPH0449007 Y2 JP H0449007Y2
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luggage compartment
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の荷室を必要に応じてカバー
シートにより被覆する自動車の荷室カバー装置に
係り、特に、カバーシートやその先端の芯材など
に大きな荷重が作用してもカバーシート、芯材な
どが破損しないようにした自動車の荷室カバー装
置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般にトノカバーと称される自動車の荷室カバ
ー装置は、巻取り部からばねに抗して引出された
カバーシートの先端に芯材を取付け、この芯材を
フツク部材に係合してカバーシートの下方の荷室
を被覆するようになつている。
ところで、実開昭60−92644号公報に示す従来
の自動車の荷室カバー装置においては、芯材を受
容する前記フツク部材のほぼU字状の受容部が巻
取り部から離間する水平方向に開口しているた
め、カバーシート上に誤つて荷物を載せたり、シ
ートの背凭れを傾斜させてカバーシートの先端を
押圧するなどしたときに芯材とフツク部材との係
合状態を解除することができず、この結果、カバ
ーシートや芯材あるいはフツク部材、巻取り部な
どが破損するおそれがあつた。
〔考案の目的〕
本考案は、前述した従来のものにおける問題点
を克服し、カバーシート上に過大な荷重が作用し
たりしてもカバーシート、芯材、フツク部材、巻
取り部などが破損しないようにした自動車の荷室
カバー装置を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、巻取り部から引出されたカバーシー
トの先端部に芯材を取付け、この芯材をフツク部
材に係合してカバーシートの下方の荷室を被覆す
るようにした自動車の荷室カバー装置において、
前記フツク部材に、前記芯材をこのフツク部材か
ら下方に脱出せしめる開口を形成するとともに、
前記開口を一部閉塞し、前記芯材に当接して芯材
に作用する荷重が所定値以下のときには芯材を支
持し、所定値を越える荷重が芯材に作用するとき
には撓んで芯材の開口からの脱出を可能にするば
ね部材を設けたことを特徴としている。
このような構成の本考案によれば、カバーシー
ト上に荷物などを載せない状態においては、芯材
に作用する荷重が所定値以下となつてばね部材は
芯材を支持しており、一方、カバーシート上に誤
つて荷物などを載せるなどして、カバーシートを
介して芯材に過大な荷重が作用すると、この荷重
によりばね部材が撓んで芯材のフツク部材の開口
からの脱出を許容するので、カバーシートは巻取
り部に巻取られることになり、瞬間的に荷重を受
けるだけに止まり、カバーシートや芯材などが破
損することはない。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
第5図は本考案に係る自動車の荷室カバー装置
の実施例を示すものであり、本実施例における自
動車の荷室カバー装置は、トラツクの車室1内の
運転席2および図示しない助手席の後方に形成さ
れた簡易座席3の周囲の空間を荷室として使用す
る際に用いられるものである。前記車室1の後壁
4にはガラス窓5が形成され、このガラス窓5の
下方の後壁4には横長の背凭れ6が形成されてお
り、この背凭れ6のさらに下方の後壁4には、前
記自動車の荷室カバー装置の巻取り部7が取付け
られている。
前記巻取り部7は、横方向に間隔を隔てた1対
のケーシングホルダ8,8を有しており、各ケー
シングホルダ8に垂設されたブラケツト9が前記
後壁4にねじ(図示せず)により取付けられてい
る。第2図は、本考案の荷室カバー装置のカバー
シート17の引き出し状態の断面図であつて、各
ケーシングホルダ8は、ひとつの端壁10と、こ
の端壁10に連設された筒体11とにより構成さ
れている。この筒体11はほぼ円筒形に形成され
ており、この筒体11の中心から斜め下方の前部
には円弧状に陥没した凹部12が形成されてい
る。また、前記筒体11の内側の後部には筒体1
1と同心的に円弧状の補助壁13が筒体11と間
隔をもつて形成されており、両ケーシングホルダ
8,8の筒体11と補助壁13との間には円弧状
で長尺の板状のケーシング14の両端部が挿入さ
れ、ねじ15により固定されている。
前記両ケーシングホルダ8,8間には巻取り軸
16が回転自在に支持されており、この巻取り軸
16は図示しないばねにより第2図において時計
方向への回転習性を与えられている。前記両ケー
シングホルダ8,8間において露出している部位
の巻取り軸16にはカバーシート17の基端が取
付けられており、このカバーシート17は自由状
態においては、前記ばねの作用によりそのほぼ全
長を巻取り軸16に巻取られている。
第1図に示すように、前記カバーシート17の
先端の幅方向中央部にはほぼコ字状の切欠き18
が形成されており、またカバーシート17の先端
部にはカバーシート17の幅方向に延在する円筒
形の芯材19が挿通支持されている。この芯材1
9の軸方向中央部は前記切欠き18内に露出して
おり、また、芯材19の両端部はカバーシート1
7の両側から突出し、この突出部20にはそれぞ
れ円筒形状に形成された筒状カバー21が装着さ
れ被覆されている。また、前記切欠き18内に露
出している芯材19には、剛性を有する把手22
が比較的密に嵌合されており、この把手22は自
重により芯材19の周囲を回動し得るようになつ
ている。
前記カバーシート17を巻取り部7の巻取り軸
16から引出して荷室を覆う状態において保持す
るためのフツク部材23は、第5図に示すように
車室1の両側壁24(一方のみ図示)に取付けら
れている。このフツク部材23は、第3図および
第4図に詳示するように、側壁24にねじ25に
より取付けられる基板26を有しており、前記巻
取り部7に近い側の基板26には、ブロツク状の
支持体27が突設されており、この支持体27の
先端には、前記基板26に平行に延在する支持板
28が突設されている。この支持板28の、前記
巻取り部7から離間している側の直立面29には
円弧状に陥没する受容部30が形成されており、
この受容部30内に前記筒状カバー21が保持さ
れるようになつている。
前記基板26の後部には、前記基板28と間隔
を有し基板28より上方に突出するガイド板31
が突設されており、基板28の受容部30に対向
し筒状カバー21を受容部30に導入するための
円弧状でかつ凹形のガイド面33が形成されてい
る。支持体27およびガイド板31間には、筒状
カバー21をフツク部材23から外部に脱出させ
るための開口34が形成されており、また、前記
ガイド板31の下部には、開口34内に臨み筒状
カバー21の開口34からの脱出を阻止する板ば
ね35がねじ36により取付けられている。した
がつて、カバーシート17を介するなどして筒状
カバー21に作用する荷重が、板ばね35により
設定される設定値を越えると、板ばね35を下方
に撓ませるようにして筒状カバー21がフツク部
材23の開口34から外部に脱出することにな
る。
第1図および第2図に戻つて、前記カバーシー
ト17の先端部の下面には、幅方向に間隔を隔て
て複数の面フアスナ37の第1接着部38が縫着
されており、これらの第1接着部38には、荷室
の前方を被覆するシート状のカーテン部材39に
縫着されている第2接着部40は着脱自在に接着
されるようになつている。
つぎに、前述した実施例の作用について説明す
る。
カバーシート17が図示しないばねの作用によ
り巻取り部7の巻取り軸16に巻取られている状
態においては、カバーシート17の先端部に支持
されている芯材19の両端部の筒状カバー21は
ケーシングホルダ8に形成されている凹部12内
に受容されているため、自動車が振動しても筒状
カバー21は安定的に凹部12内に保持されるこ
とになり、したがつて、異音が発生するおそれは
ない。
このような状態から把手22を手に取つて前方
に回動せしめて巻取り軸16のばねに抗してカバ
ーシート17を引出し、両筒状カバー21を両フ
ツク部材23のガイド板31のガイド面33に沿
わせるようにして、その受容部30に嵌合せしめ
把手22から手を離すと、カバーシート17は巻
取り方向にばねにより付勢されているので、カバ
ーシート17は緊張状態に保持され、荷室の上方
を被覆する。このとき、カバーシート17により
荷室の端まで被覆することが可能であるし、ま
た、カバーシート17に形成されている唯一の開
口である先端の切欠き18内には把手22が嵌合
しているので、上方から荷室内を見ることができ
ない。また必要に応じてカーテン部材39をカバ
ーシート17に取付けておくことにより、前方か
ら荷室内を見ることもできなくなる。
前述したようにカバーシート17により荷室を
被覆している状態においてカバーシート17上に
誤つて重い荷物を載せると、この荷重がカバーシ
ート17から芯材19を介して各筒状カバー21
に伝達され、筒状カバー21には斜め下方への力
が作用する。そして、この力により板ばね35が
下方に撓んで筒状カバー21を開口34からフツ
ク部材23の外部に脱出せしめる。すると、筒状
カバー21が取付けられているカバーシート17
には巻取り軸16のばねにより巻取り習性が与え
られているので、カバーシート17は巻取られる
ことになる。したがつて、カバーシート17には
瞬間的にしか荷物の荷重が作用しないので、巻取
り軸16、カバーシート17、芯材19、筒状カ
バー21、フツク部材23などが破損するおそれ
はない。
このように本実施例によれば、カバーシート1
7の巻取り時、各筒状カバー21がケーシングホ
ルダ8の凹部12内に嵌合しているので、自動車
が振動しても異音の発生するおそれがないし、ま
たこの状態においては、把手22が自重により垂
下しているのでコンパクトである。一方、把手2
2を手に取つてカバーシート17を引出し、両筒
状カバー21,21をそれぞれフツク部材23に
係合してカバーシート17を引出し状態において
保持すると、カバーシート17により荷室の端ま
で被覆することができるし、またカバーシート1
7の上方から内部がのぞかれるおそれもない。さ
らに、カバーシート17上に荷物を置いたり運転
席2の背凭れを倒して芯材19を押動したりする
と、板ばね35を下方に撓めるようにして筒状カ
バー21が開口34からフツク部材23の外部に
脱出し、カバーシート17がばねにより巻取り軸
16に巻取られるので、巻取り軸16、カバーシ
ート17、芯材19、筒状カバー21、フツク部
材23などが破損するおそれがない。さらにま
た、板ばね35のばね定数を異ならせることによ
り筒状カバー21を脱出させるための設定荷重を
簡単に調節することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、カバーシ
ート上に荷物などを載せない状態においては、芯
材に作用する荷重が所定値以下となつてばね部材
は芯材を支持し、カバーシートにより荷室を被覆
しており、この状態においてカバーシート上に誤
つて重い荷物を載せるなどしても、芯材がばね部
材を撓めてフツク部材から脱出するので、カバー
シート、芯材、フツク部材、巻取り部などが破損
しないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車の荷室カバー装置
の実施例を示す一部を省略した平面図、第2図は
第1図の−線による断面図、第3図および第
4図は第1図および第2図の筒状カバーを保持す
るフツク部材の平面図および正面図、第5図は本
考案が取付けられている自動車の車室を示す概略
側面図である。 1……車室、7……巻取り部、8……ケーシン
グホルダ、14……ケーシング、16……巻取り
軸、17……カバーシート、19……芯材、21
……筒状カバー、22……把手、23……フツク
部材、28……支持板、30……受容部、31…
…ガイド板、33……ガイド面、35……板ば
ね、37……面フアスナ、39……カーテン部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取り部から引出されたカバーシートの先端部
    に芯材を取付け、この芯材をフツク部材に係合し
    てカバーシートの下方の荷室を被覆するようにし
    た自動車の荷室カバー装置において、前記フツク
    部材に、前記芯材をこのフツク部材から下方に脱
    出せしめる開口を形成するとともに、前記開口を
    一部閉塞し、前記芯材に当接して芯材に作用する
    荷重が所定値以下のときには芯材を支持し、所定
    値を越える荷重が芯材に作用するときには撓んで
    芯材の開口からの脱出を可能にするばね部材を設
    けたことを特徴とする自動車の荷室カバー装置。
JP9075687U 1987-06-15 1987-06-15 Expired JPH0449007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9075687U JPH0449007Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JP9075687U JPH0449007Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JPS63199848U JPS63199848U (ja) 1988-12-22
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JP9075687U Expired JPH0449007Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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KR100419074B1 (ko) * 2001-08-14 2004-02-18 한일이화주식회사 자동차용 토노커버
JP2008221888A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Toyota Boshoku Corp 車両用荷室構造
JP5116332B2 (ja) * 2007-03-27 2013-01-09 トヨタ紡織株式会社 車両用荷室構造

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JPS63199848U (ja) 1988-12-22

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