JPH0449237A - ホスホリパーゼa↓2阻害剤 - Google Patents

ホスホリパーゼa↓2阻害剤

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JPH0449237A
JPH0449237A JP15669590A JP15669590A JPH0449237A JP H0449237 A JPH0449237 A JP H0449237A JP 15669590 A JP15669590 A JP 15669590A JP 15669590 A JP15669590 A JP 15669590A JP H0449237 A JPH0449237 A JP H0449237A
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JP
Japan
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group
formula
compound
phospholipase
acid
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Application number
JP15669590A
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English (en)
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Hiroichi Yamamoto
博一 山本
Satoru Miyake
哲 三宅
Kazuo Honda
一男 本田
Toshio Furuya
利夫 古谷
Toshio Okazaki
利夫 岡崎
Ryuichiro Hara
原 竜一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1.4−ジヒドロピリジン化合物又はその塩
を有効成分として含有するホスホリパーゼA2阻害剤に
関する。
(発明の背景) ホスホリパーゼA2阻害剖は、ホスホリパーゼA2の酵
素活性を阻害することにより生体内細胞膜リン脂質から
のアラキドン酸やリゾリン脂質の生成を抑え、これらの
代謝産物で炎症に関与するプロスタグランジンやロイコ
トリエンなどのメデイエータ−の生成を抑制しようとす
るものである。
これまで知られているホスホリパーゼA2阻害剤の中で
最も強力な阻害活性を示すものはステロイド抗炎症剤(
グルココルチコイド)である。しかしながら、グルココ
ルチコイドが重篤な副作用を示すことはよく知られてい
る。
これに対し、インドメタシンなどの非ステロイド系抗炎
症剤はアラキドン酸カスケードのシクロオキシゲナーゼ
を阻害してプロスタグランジンをE2の産生を抑制して
抗炎症活性を示すものであるが、プロスタグランジンε
2のもつ胃粘膜保護作用をも損なうため、胃粘膜障害な
どの副作用を伴なうこともよく知られている。
最近のホスホリパーゼA2阻害剤の研究によればホスホ
リパーゼA2には、その−次構造や基質特異性が異なる
二種の型、すなわちI型と■型のホスホリパーゼへ、の
存在が確認され、胃粘膜にあるホスホリパーゼA2は、
膵臓のそれと同一であって、■型のホスホリパーゼA2
であることが証明されており、かつ炎症に関わっている
酵素はむしろ他の組織に見出される■型のものであると
の考えが強くなっている。
従って、■型のホスホリパーゼA2に対する阻害活性を
示すものであれば、胃粘膜障害などの副作用がない抗炎
症剤となりうると考えられる。
これまで、ホスホリパーゼA2阻害剤としては種々のも
のが知られており、中でも■型ホスホリパーゼA2に対
して阻害活性を示すものもいくつか知られているが、こ
れら従来公知の阻害剤は、経口投与すると効力を失なう
とか、阻害活性が弱いなどいずれかの問題を含んでいる
従って、経口投与可能でかつ強力な■型ホスホリパーゼ
阻害剤の開発が切望されている。
一方、ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤として上布
されているニフェジピンやニソルジピンがホスホリパー
ゼ^2に対して阻害活性を示すことは公知である[In
flammation、 Vol、11.  No、3
.353(1987) ] 。
本発明者らの研究によれば、これらの薬剤は■型のホス
ホリパーゼA2に対する阻害活性が弱く、前記課題を克
服しうるちのではないことが確認された。また、この雑
文にも示されているように、ホスホリパーゼ^2とカル
シウム拮抗作用とは独立しており、カルシウム拮抗作用
を有する化合物といえとも、ホスホリパーゼ^2(II
型を含めて)阻害活性を有するとは限らないことも確認
された。
(課題を解決するための手段) このような技術水準下に■型ホスホリパーゼA2をスク
リーニング系の酵素として用い、これに対する阻害活性
を種々の化合物で検討したところ、下記−数式(1)で
示される化合物が優れたホスホリパーゼA2阻害活性を
有することを見い出し本発明を完成した。
(式中の記号は以下の意味を有する。
R1、低級アルキル基。
R2:低級アルキル基、ジメトキシメチル基、低級アル
コキシ置換低級アルキル基、 又は式−CH2−X−A−R’ テ示される基。
R3、アルキル基。
R4、R5が水素原子のとき式−X−A−1’!’で示
される基、R5が式−X−A−R7で示された基のとき
低級アルコキシ基。
R5+R4が低級アルコキシ基のとき式−X−A−R’
で示される基、R4が式−X−A−R’で示される基の
とき水素原子。
R6、ニトロ基、又はアラルキルオキシ基。
X : 酸素原子又は硫黄原子 基。
R8及びR9,同−又は異って、水素原子、低級アロ3
−264459号、61−233669号公報等にカル
シウム拮抗作用及びβ−遮断作用(殊に心臓選択性β受
容体(βl)遮断作用)を併有し、副作用の少ない虚血
性心疾患、高血圧症、不整脈等の循環器疾患の予防、治
療剤として有用な化合物又はこれらの製造中間体として
有用な化合物として開示されている。
しかし、これらの化合物がホスホリパーゼA2阻害剤と
して有用であることは全く示されていない。
また、−i式(1)に含まれる化合物のうち、示される
基。
但し、R8とR9とは窒素原子と一体となり、環を形成
していてもよい。) 上記した化合物の殆んどは公知の化合物であり、例えば
特公平1−23463号、特開昭62−149659号
、で示される4−[2−(4−アミノブトキシ)−5−
ニトロフェニル]−2−メチル−6−ブロビルー1.4
−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸 3,5−
ジエチルエステルや後記実施例で製造された化合物は文
献未載の新規化合物である。
本明細書の一般式(1)の定義において、特に断わらな
い限り、「低級Aなる用語は炭素数が1乃至6個の直鎖
又は分岐状の炭素鎖を意味する。
従って、「低級アルキル基講としては、具体的には例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
ブチル基、イソブチル基、5ec−メチル基、ter 
t−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペン
チル基、ter t−ペンチル基、■メチルブチル基、
2−メチルブチル基、■、2−ジメチルプロピル基、ヘ
キシル基、イソヘキシル基、1メチルペンチル基、2−
メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、1,1−ジ
メチルブチル基、1.2−ジメチルブチル基、2,2−
ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2.3
−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、■−
エチルブチル基、2−エチルブチル基、1,1.2−1
−リメチルプロビル基、L2,2− )リメチルプロピ
ル基、l−エチル−1−メチルプロピル基、1−エチル
−2−メチルプロピル基等が挙げられス また、「低級アルコキシ基」としては、メトキン基、エ
トキシ基、プロポキシ基、イソプロポキン基、ブトキシ
基、イソブトキシ基、5ec−ブトキシ基、tert−
ブトキシ基、ヘンチルオキシ(アミルオキシ)基、イソ
ペンチルオキン基、ter tペンチルオキシ基、ネオ
ペンチルオキシ基、2−メチルブトキシ基、■、2−ジ
メチルプロポキシ基、lエチルプロポキシ基、ヘキシル
オキシ基等が挙げられる。
R6が示すアラルキルオキシ基はヘンシルオキシ基、フ
ェ矛チルオキシ基、3−フェニルプロポキシ基、4−フ
ェニルブトキシ基、5−フェニルペンチルオキシ基、6
−フエニルヘキジルオキシ基など、アルキル部分が炭素
数1乃至6個の直鎖又は分岐状の芳香環置換低級アルコ
キシ基である。
R2が示す低級アルコキシ置換低級アルキル基は前記低
級アルキル基の任意の水素原子が前記低級アルコキシ基
で置換した基を意味する。
R3が示す「アルキル基」としては、「低級アルキル基
」を含み、さらに炭素数が7〜12個の直鎖又は分岐状
のものを意味する。従って具体的には、ヘプチル基、オ
クチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、■−メチ
ルヘキシル基、■、2−ジメチルオクチル基、3,4−
ジメチルへブチル基、2−エチルオクチル基、2=メチ
ル−3−エチルノニル基等が挙げられる。
八が示すアルキレン基としては、炭素数が1乃至10個
のアルキレン基が好適であり、具体的には、メチレン基
、エチレン基、メチルメチレン基ン基、■−メチルトリ
メチレン基、2−メチルトリメチレン基、3−メチルト
リメチレン基、1−エチペンタメチレン基、1−メチル
テトラメチレン基、2−メチルテトラメチレン基、3−
メチルテトラメチレン基、4−メチルテトラメチレン基
、l−ジメチルトリメチレン基、2,2−ジメチルトリ
メチレン基、3.3−ジメチルトリメチレン基、1.3
−ジメチルトリメチレン基、2.3−ジメチルトリメチ
レン基、1.2ジメチルトリメチレン基、1−エチルト
リメチレン基、1,1.2− )リメチルエチレン基、
ジエチルメチレン基、ヘキサメチレン基、1−メチルペ
ンタメチレン基、1,1−ジメチルテトラメチレン基、
2,2−ジメチルテトラメチレン基、3.3−ジメチル
テトラメチレン基、4,4−ジメチルテトラメチレン基
、1.13−トリメチルトリメチレン基、Ll2−)ジ
メチルトリメチレン基、1,1,2.2−テトラメチル
エチレン基、1.1−ジメチル−2−エチルエチレン基
、1.1−ジエチルエチレン基、ヘプタメチレン基、■
−メチルへキサメチレン基、1,1−ジメチルペンタメ
チレン基、2.2−ジメチルペンタメチレン基、3.3
−ジメチルペンタメチレン基、4,4−ジメチルペンタ
メチレン基、5,5−ジメチルペンタメチレン基、Ll
、4− トリメチルテトラメチレン基、Ll2−トリメ
チルテトラメチレン基、Ll、3− )ジメチルテトラ
メチレン基、1,1,2.2−テトラメチルトリメチレ
ン基、1゜1.3.3−テトラメチルトリメチレン基、
1,1−ジメチル−2−エチルトリメチレン基、Ll−
ジメチル−3エチルトリメチレン基、オクタメチレン基
、■−メチルへブタメチレン基、1,1−ジメチルへキ
サメチレン基、ノナメチレン基、■−メチルオクタメチ
レン基、1,1−ジメチルへブタメチレン基、デカメチ
レン基、■−メチルノナメチレン基、1.1−ジメチル
オクタメチレン基等が挙げられる。
R7が示すハロゲン原子としては、塩素、臭素、ヨウ素
、フッ素原子が含まれる。また、R6、R7か一体とな
って形成する環はピペリジン、モルホリン、チオホルホ
リン、ピペラジン、フクルイミトなどの環が挙げられる
一般式(1)で示される化合物は不斉炭素原子を有して
おり、光学異性体が存在する。本発明の化合物にはこれ
ら光学異性体の単離されたもの及びその混合物が含まれ
る。
また化合物(1)は塩を形成する。本発明医薬化合物(
1)にはこれらの薬理学的に許容される塩、例えば上記
塩酸塩の他、硫酸、硝酸、リン酸、臭化水素酸等の無機
酸、あるいはギ酸、酢酸、シュウ酸、マロン酸、コハク
酸、マレイン酸、フマール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン
酸、酒石酸、炭酸、サリチル酸、没食子酸、ピクリン酸
、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸などの有機酸、
グルタミン酸、アスパラギン酸などの酸性アミノ酸との
酸付加塩やアンモニウム塩が含まれる。
−a式(1)で示される化合物は、前記特公平1−23
463号、特開昭62−149659号、同63−26
4459号、同61−233669号の各公報に記載さ
れた方法あるいはその方法に準して製造することができ
る。
さらに上記公報に開示された方法の他、化合物(1)は
その基本骨格や基の特徴を考慮して種々の製法によって
合成することが可能である。
代表的な方法としてはHantzschの1,4−ジヒ
ドロピリジン合成法の応用が挙げられる。Hantzs
chの合成法の応用によれば、化合物(1)は下記反応
式で示されるように種々の組合せで合成される。
HO / 染ト R’    0 + り\ OR2 (S2) NH。
(S4) (S3) (式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6は前記の
意味を有し、/C8 / \ 34.3は、式 %式% で示される化合物、 CHCo−R’ よ〉 / 4C\ OR2 この反応によれば、R2が式−CH,−X−八−R7の
とき、もしくはR4又はR5のどちらかが式−X−A−
R7を示すときのR7が遊離アミノ基でない化合物を製
造するときに通用するのが望ましく、R7が遊離アミノ
基であるときは上記Hantzschの合成法により製
造されたハロゲン化合物を原料としてこれにフタルイミ
ドカリウムなどを反応させるか又はHan tzsch
の合成法によりフタルイミド化合物を合成し、次いでフ
タル酸部分を脱離させることにより製造できる。
例えば、R5が−X−A−Y(Yはハロゲン原子を意味
する)である化合物を原料としてR5が−X−A−NH
2である化合物を製造するときは上記Hantzsch
のいずれかの反応を利用して(実施例の方法は(3)に
当る)ハロゲン側鎖をもつ1,4−ジヒドロピリジン化
合物を得、これにフタルイミドカリを反応させ、次いで
ヒドラジンなどを用いて脱保護する。
意味する。) H (Ia) 先ず、ハロゲン化合物を用いるHantzschの合成
は、例えばヘンゼン、トルエン、キシレン、メタノール
、エタノール等の反応によって生ずる水を共沸で除き得
る溶媒を用い、室温乃至加熱下、好ましくは加熱下に共
沸する水を反応系外に除きながら実施すれば良い。反応
時間は、反応に関与する試削の性状によって適宜選択さ
れるが、通常数時間で充分である。ここに得られた化合
物は次いでジメチルホルムアミドやジメチルスルホキシ
ドのような非プロトン性溶媒中でフタルイミドカリウム
と加熱下、好ましくは120〜130°Cに適当時間加
熱することで、ハロゲン原子をフタルイミド基に変換し
、更にエタノール等の溶媒中ヒドラジンと反応させて脱
保護するGabrie1反応によって目的物へと変換す
ることが出来る。
R2が−CH2−X−A−YまたはR4が−X−A−Y
テある化合物を原料とするときもほぼ同様に実施できる
また、R1+及びR9が環を形成する化合物は、フタル
イミドカリウムの代りに対応する環アミンを反応させる
などして合成できる。
目的物の単離精製は反応混合物の濃縮、カラムクロマト
グラフィーによる分画、メタノール、クロロホルム、酢
酸エチル等の単独又は混合有機溶媒からの再結晶等の常
法によって実施される。
(発明の効果) 次に本発明の化合物のホスホリパーゼA2阻害作用につ
いて実験例をあげて説明する。
ホスホリパーゼへ2阻害活性の測定 ジャーナル オブ バイオロジカル ケミストリー[J
、 Biol、 Chem、 261(9)、 423
9−4246(1986)]に記載の方法に準し、以下
の方法で測定した。
13.5mM塩化カルシウムと270μg/runの生
血清アルブミンを含む135mM トリス塩酸緩衝’1
m (pH8,0)100μ!にウサギ血小板由来ホス
ホリパーゼA22.5μrを加え水中で30分間インキ
ュヘーションを行う。
次に本発明の化合物10μ!、及びトリチウム標識オレ
イン酸でラベルした大腸菌のオートフレイブ標品25μ
f(約20万cpm)を反応液に加え、6°Cで10分
間反応させる。反応は2規定塩酸50μlの添加によっ
て停止させる。反応停止後、20■/dの牛血清アルブ
ミン50μlを加えて氷中30分間放置したのち遠心し
、遠心上清のカウントを測定した。
なお、ホスホリパーゼA2阻害活性の測定に基質として
用いたトリチウム標識オレイン酸でラベルした大腸菌の
オートフレイブ標品は以下のようにして調製した。−夜
種培養した大腸菌培養液を100瀬のトリプトンメディ
ウム(1%ハクトドリプトン0.5%塩化ナトリウム)
に加えて37°CでODl、oが0.4となるまでイン
キユベーシヨンする。次にBr1j35(界面活性剤)
を1/]OOiとトリチウム標識オレイン酸5mC1を
加え、さらに37°Cで5時間インキュヘーションを続
けた後、120°C2020°C20分間オートフレイ
ブ4°Cに放置する。その後、菌体を0.1%生血清ア
ルブミンと10mM塩化カルシウムを含む0.7M ト
リス塩酸緩衝液でよく洗浄した後、0.2%アジ化合物
ナトリウムと10mM塩化カルシウムを含む0.7M 
) IJス塩酸緩衝液に懸濁し、使用時まで4”Cで保
存する。この方法で測定した本発明化合物のホスホリパ
ーゼA2阻害活性のIC5o値を表に示す。
マウス耳浮腫の抑制作用の測定 雄性ICRマウス(体重30−35g)の両耳に供試サ
ンプルを塗布し、その30分後に右耳のみに、フォルボ
ール12− ミリステイト13−アセチイト(TPA)
1μg/earを塗布する。4時間後にそれぞれの耳を
切り取り、その重量を測定する。結果を表に示す。
上記の実験結果から明らかな如く、本発明の医薬化合物
は、殊に■型ホスホリパーゼへ2に対して優れた阻害活
性及び抗炎症活性を有し、経口投与で失活せず胃粘膜障
害などの副作用も伴わずに、アラキドン酸及びリゾリン
脂質双方の生合成を抑制することができる強力なホスホ
リパーゼ八2阻害剤として有用である。
従って、本発明ホスホリパーゼA2阻害剤は、各種の炎
症に対する抗炎症剤、抗リウマチ剤、喘息、アトピー性
疾患などのアレルギー疾患の治療剤、ホスホリパーゼへ
2が関与しているといわれる虚血性血管障害、潰瘍、敗
血症、膵炎等の治療剤として用いられる。
本発明化合物は、低毒性であることも利点として挙げる
事ができる。例えば実施例4の生成物のBDF 、マウ
スに腹腔的投与した際のL[lS。は200mg/kg
以上である。
投与方法、投与量 ニカルジピンまたはその塩を含有するホスホリパーゼA
2阻害剤は、特ムこ経口投与しても有効であるので経口
投与製剤、例えば錠剤、カプセル剤、散剤、細粒剤、顆
粒剤、火剤、経口用散開などにするのが望ましいが、注
射剤、坐剤、軟膏、乳剤、貼付剤、経鼻剤などの非経口
投与製剤や舌下投与製剤とすることを妨げるものではな
く、特にアレルギー性皮膚炎などの皮膚疾患に対しては
局所投与が好ましい。
かかる製剤は、通常用いられる製剤用担体や賦形剤やそ
の他の添加剤を用いて当分野において従来慣用の製剤化
手段によって調製できるが、中でも一日一回投与、二面
投与が可能な特公昭64−7047号公報、特願平2−
66190号明細書に記載の製剤とするのが投与による
患者の負担を軽減し、コンプライアンスを向上させる上
で好適である。
本発明医薬の有効成分の投与量は、適用される患者の症
状、体重、年令や性別等を考慮して適宜決定されるが、
通常成人1日当り、経口で5〜500■、好ましくは1
0〜250mg1、静注で1〜200mg、好ましくは
5〜100■であり、これを前記の如く、日1〜2回で
、あるいは通常の如く3〜4回に分けて投与する。
(実施例) 以下に本発明化合物の中、新規化合物の製法及び製剤の
調製を実施例として示す。なお実施例1〜6の頭初に目
的化合物の構造式を表記する。
実施例1 2−(4−クロロブトキシ)−5−二トロヘンズアルデ
ヒド8.92g、エチル ブチリルアセテート5.50
g、ピペリジン0.14a1および酢酸0.40dを乾
燥ベンゼン80戚に?容解しディーンスターク(Dea
n−5tark) )ラップを用いて生成する水を反応
系外に除去しながら3時間加熱還流する。冷却後、溶媒
を減圧留去し得られる残留物にエチル 3−アミノクロ
トネート5.84gおよびメタノール35dを加え22
時間加熱還流する。冷却後析出した結晶を濾取し10.
2gのジエチル 4− [2−(4−クロロブトキシ)
−5−ニトロフェニル]−2−メチル−6−n−プロピ
ル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシ
レートの粗結晶を得る。本化合物7.09gおよびフタ
ルイミドカリウム2.58gをN、N−ジメチルホルム
アミド18dに懸濁し、120〜130°Cで2時間加
熱する。反応液を氷水に性別して析出した固体を濾取す
る。固体にエタノール180戚およびヒドラジンl水和
物(約80%含有)7.20gを加え1.5時間加熱還
流する。冷却後反応液を減圧濃縮し、残留物をクロロホ
ルムで抽出し、水洗後溶媒を減圧留去する。得られる残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ク
ロロホルム−メタノール(97:3〜80:20V/V
)で溶出する。メタノールより結晶化し、ジエチル4−
 [2−(4−アミノブトキシ)−5−ニトロフェニル
]2−メチル−6−ブロビルー1.4−ジヒドロピリジ
ン3.5−ジカルボキシレー)2.94gを得た。この
化合物は次の理化学的性状を有する。
(1)融点 156.5〜157.5°C(11)核磁
気共鳴スペクトル(CDCfi 3)δ(ppm) ;
0.9B(3H,t)   1.16(6tl、 t)
2.84(2tl、 t)   5.28(IH,s)
実施例2 υ 2−(4−ブロモブトキシ)−5−ニトロヘンズアルデ
ヒド9.24g 、エチル 4−(2−フタルイミドエ
トキシ)アセトアセテート9.79g 、ピペリジン0
.1Mおよび酢酸0.35−を乾燥ヘンゼン5011!
l!に溶解しディーンスターク(Dean−Stark
) )ランプを用いて生成する水を反応系外に除去しな
がら3時間加熱還流する。冷却後、溶媒を減圧留去して
得られる残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し、ヘンゼンー酢酸エチル(92:8V/V)で7
容出し139gの非晶質のエチル2−12− (4−ブ
ロモブトキシ)−5−ニトロフェニル1 メチレン−4
−(2−フタルイミドエトキシ)アセトアセテートを得
る。本化合物1:J、8g及びエチル3−アミノクロト
ネート2.96gをメタツル40I11に溶解し15時
間加熱還流する。冷却後析出した結晶を濾取し、メタノ
ール−クロロホルムの混合溶媒で再結晶することにより
、ジエチル4− [2−(4−ブロモブトキシ)−5−
ニトロフェニル]2−メチル−6−(2−フタルイミド
エトキシ)メチル1.4−ジヒドロピリジン−3,5−
ジカルボキシレート5.04gを得た。この化合物は次
の理化学的性状を有する。
(1)融点 170.5〜172”C (11)核磁気共鳴スペクトル(CDCffi 3)δ
(ppm) ;1.12(3)1. t)   1.1
6(38,t)2.42(3H,s)   4.66(
2H,s)5.24 (IH,s) 実施例3 H 5−ベンジルオキシ−2−(4−ブロモブトキシ)ベン
ズアルデヒド38.3g、メチルアセトアセテート12
.2g 。
ピペリジン0.4Mおよび酢酸1.40mを乾燥ベンゼ
ン220 dに溶解しディーンスターク(Dean−S
t−ark)トラップを用いて生成する水を反応系外に
除去しながら3.5時間加熱還流する。冷却後、溶媒を
減圧留去し得られる残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し、ベンゼン−酢酸エチル(98:2V
/V)で溶出する事により非晶質中間体44.1gを得
る。本中間体40.1gおよびメチル 3−アミノクロ
トネート9.99gを2−プロパツール200−に溶解
し9時間加熱還流する。冷却後、反応液を減圧濃縮し得
られる残留物をエーテルから結晶化することにより粗結
晶を得、酢酸エチル−エーテルの混合溶媒から再結晶す
ることにより、ジメチル4− [5−ヘンシルオキシ−
2−(4−ブロモブトキシ)フェニルl−2,6−シメ
チルー1.4−ジヒドロピリジン−3,5ジカルボキシ
レー)23.5gを得た。この化合物は次の理化学的性
状を有する。
(i)融点 136.5〜139°C (11)核磁気共鳴スペクトル(cnc i 、)δ(
ppm);2.24(6H,s)   3.55(6)
1.s)3.92(2H,t)   4.95(2H,
s)5.23(IH,s) 実施例4 2−(4−クロロブトキシ)−5−ニトロヘンズアルデ
ヒド7.60gおよびフタルイミドカリウム5.46g
をN、N−ジメチルホルムアミド35戚に懸濁し120
°Cで3.5時間加熱する。反応液を氷水に注油しクロ
ロホルムで抽出する。飽和食塩水で洗浄し無水硫酸マグ
名ノウムで乾燥後l8媒を減圧留去する。得られる残留
物をメタノールから結晶化することにより 2−(4−
フタルイミドブトキシ)−5−ニトロヘンズアルデヒド
の粗結晶7.74gを得る。本化合物5.34g、メチ
ルアセトアセテート1.78g 、ピペリジン0.06
mj!および酢酸0.17−を乾燥ベンゼン50!dに
熔解しディーンスターク(Dean−5tark) )
ランプを用いて生成する水を反応系外に除去しながら2
時間加熱還流する。冷却後反応液を減圧濃縮し得られる
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
ヘンゼンー酢酸エチル(95: 5〜90:10V/V
)で溶出する。得られる6、46.の非晶質のメチル 
2−[5ニトロ−2−(4−フタルイミドブトキシ)フ
ェニル]メチレンアセトアセテートおよびメチル 3−
アミノ−4,4−ジメトキシクロトネー) 2.38g
をメタノール40緘に溶解し、62時間加熱還流する。
冷却後溶媒を減圧留去し残留物をクロロホルムで抽出す
る。
■規定塩酸水溶液および飽和炭酸水素ナトIJウム水溶
液で洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
溶媒を減圧留去し得られる残留物を酢酸エチルで結晶化
することにより、ジメチル−2−ジメトキシメチル−6
−メチル−4−[5−ニトロ−2−(4−フタルイミド
ブトキシ)フェニル]−1,4−ジヒドロピリジン−3
5ジカルボキシレート2.73gを得た。この化合物は
次の理化学的性状を有する。
(1)融点 144.5〜146.5”C(11)核磁
気共鳴スペクトル(CDCI!、3)δ(ppm) ;
2.35(3H,s)   3.35(3H,s)3.
43(31(、s )   3.56(3H,s)3.
58(3H,s)   5.35(IH,s)5.92
(1)1.s) 実施例1と同様にして以下の化合物を得た。
実施例5 実施例6 ジメチル 4− [2−(6−アミノへキシルオキシ)
−5ニトロフェニル]−2,6−シメチルー1,4−ジ
ヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレート 理化学的性状 (i)融点 168〜171″C (ii)核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6)δ(
ppm);2.24(6)1.s)   3.48(6
H,s)4.08(2H,t)   5.21(18,
s)■ ジメチル 4− [2−(8−アミノオクチルオキシ)
−5−ニトロフェニル]−2,6−シメチルー1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレート 理化学的性状 (i)融点 178〜181°C (ii)核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6)δ(
ppm);2.22(61(、s)   3.48(6
8,s)4.08(2H,t)   5.20(IH,
s)実施例7(製剤例) 錠剤の処方例を示す。
処方例(錠剤) 実施例1の化合物      100gスターチ   
    185g ラクトース          25gマグネシウムス
テアレート   1.5g上上記骨をスクーチペースト
を結合剤として用いて顆粒化し、常法により打錠化し、
100mg錠を1.000錠調製した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 一般式 ( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中の記号は以下の意味を有する。 R^1:低級アルキル基。 R^2:低級アルキル基、低級アルコキシ置換低級アル
    キル基、又は式−CH_2−X−A−R^7で示される
    基。 R^3:アルキル基。 R^4:R^5が水素原子のとき式−X−A−R^7で
    示される基、R^5が式−X−A−R^7で示される基
    のとき低級アルコキシ基。 R^5:R^4が低級アルコキシ基のとき−X−A−R
    ^7で示される基、R^4が式−X−A−R^7で示さ
    れる基のとき水素原子。 R^6:ニトロ基、又はアラルキルオキシ基。 X:酸素原子又は硫黄原子 A:アルキレン基。 R^7:ハロゲン原子又は▲数式、化学式、表等があり
    ます▼で示される基。 R^8及びR^9:同一又は異って、水素原子、低級ア
    ルキル基、式▲数式、化学式、表等があります▼で示さ れる基、又は式▲数式、化学式、表等があります▼で示 される基。 但し、R^8とR^9とは窒素原子と一体となり、環を
    形成していてもよい。) で示されるジヒドロピリジン化合物又はその塩を有効成
    分として含有するホスホリパーゼA_2阻害剤。 2、4−[2−(4−アミノブトキシ)−5−ニトロフ
    ェニル]−2−メチル−6−プロピル−1,4−ジヒド
    ロピリジン−3,5−ジカルボン酸3,5−ジエチルエ
    ステル又はその塩
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5668151A (en) * 1995-06-07 1997-09-16 Bristol-Myers Squibb Company Dihydropyridine NPY antagonists: piperidine derivatives
US5889016A (en) * 1997-06-26 1999-03-30 Bristol-Myers Squibb Company Dihydropyrimidone derivatives as NPY antagonists
US6177429B1 (en) 1999-06-21 2001-01-23 Bristol-Myers Squibb Company Dihydropyrazine derivatives as NPY antagonists

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5668151A (en) * 1995-06-07 1997-09-16 Bristol-Myers Squibb Company Dihydropyridine NPY antagonists: piperidine derivatives
US5889016A (en) * 1997-06-26 1999-03-30 Bristol-Myers Squibb Company Dihydropyrimidone derivatives as NPY antagonists
US6177429B1 (en) 1999-06-21 2001-01-23 Bristol-Myers Squibb Company Dihydropyrazine derivatives as NPY antagonists

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