JPH0449238B2 - - Google Patents
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- JPH0449238B2 JPH0449238B2 JP63077422A JP7742288A JPH0449238B2 JP H0449238 B2 JPH0449238 B2 JP H0449238B2 JP 63077422 A JP63077422 A JP 63077422A JP 7742288 A JP7742288 A JP 7742288A JP H0449238 B2 JPH0449238 B2 JP H0449238B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、放電ランプを自励式共振型インバ
ータおよび容量性限流要素を用いて高周波点灯さ
せる放電灯点灯装置に関するもので、特に放電ラ
ンプの半波放電に対する保護を行うことができる
放電灯点灯装置に係る。 〔従来の技術〕 特開昭62−51196号公報に開示されている放電
灯点灯装置は、2石プツシユル型の自励式共振型
インバータから放電ランプに高周波電力を供給す
る構成であつて、自励式共振型インバータ内の磁
気漏れ型トランスのリーケージインダクタンスを
放電ランプの限流要素として用いている。 この放電灯点灯装置は、放電ランプが寿命末期
となつて半波放電状態となると自励式共振型イン
バータの発振周波数が異常になることに着目し
て、自励式共振型インバータから発する異常周波
数成分を検出して自励式共振型インバータの発振
動作を停止させることにより、放電ランプの寿命
末期の半波放電に対する自励式共振型インバータ
の保護を図るようにしている。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来の放電灯点灯装置における自励式共振
型インバータの発振周波数は、構成上、放電ラン
プの正常点灯状態、無負荷状態および半波放電状
態の各状態で各々異なる。この場合、正常点灯状
態の発振周波数と半波放電状態の発振周波数とは
かなり接近し、無負荷状態の発振周波数は正常点
灯状態および半波放電状態の発振周波数とは比較
的離れている。発振周波数の違いに基づいて、3
種の負荷状態の中で半波放電状態と正常点灯状
態、無負荷状態とを正確に区別するには、判別の
ための周波数の閾値、特に周波数が接近している
半波放電状態と正常点灯状態とを区別するための
周波数の閾値を精度よく設定する必要がある。 ところが、放電ランプのフイラメントエミツタ
の損耗に様々なばつきがあつて、検出対象である
放電ランプの半波放電状態は種々異なる状態を呈
し、半波放電状態における自励式共振型インバー
タの発振周波数もある程度の範囲でばらつきをも
つことになる。 このため、発振周波数にある程度の範囲でばら
つきをもつ半波放電状態を正常点灯状態と発振周
波数の相違で正確に検出することはきわめて困難
であつた。この結果、放電ランプが半波放電状態
となつたときに、自励式共振型インバータの発振
を停止させることができず、自励式共振型インバ
ータが破壊したり、または放電ランプの正常点灯
状態において無用に自励式共振型インバータの発
振を停止させるという問題があつた。 また、ランプ電流の大小で半波放電状態と正常
点灯状態と無負荷状態とを区別することも考えら
れるが、ランプ電流については、その値は半波放
電状態と正常点灯状態とは比較的離れていて、こ
れらを区別するための閾値についてあまり精度は
いらないが、半波放電状態の電流値と無負荷状態
の電流値とが接近しており、これらを区別するた
めの閾値は精度よく設定することが必要であり、
ランプ電流は判定基準としても、半波放電状態と
正常点灯状態、無負荷状態とを正確に区別するこ
とはきわめて困難であつた。 この発明の目的は、半波放電状態を簡単かつ確
実に判別して自励式共振型インバータの保護を図
ることができるとともに、放電ランプの正常点灯
状態および無負荷状態における自励式共振型イン
バータの無用な発振抑制を防止することができる
放電灯点灯装置を提供することである。 〔課題を解決するための手段〕 この発明の放電灯点灯装置は、直流電源と、こ
の直流電源の電圧を高周波電圧に変換する自励式
共振型インバータと、この自励式共振型インバー
タより容量性限流要素を介して高周波電力が供給
されて点灯する放電ランプと、前記自励式共振型
インバータの無負荷状態の発振周波数を正常点灯
状態および半波放電状態の発振周波数と区別して
検出できる第1の基準値を設け、その第1の基準
値より高い無負荷状態の場合にH信号を出力信号
として発生し低い場合にL信号を出力信号として
発生する周波数判別回路と、前記放電ランプの正
常点灯状態のランプ電流を無負荷状態および半波
放電状態のランプ電流と区別して検出できる第2
の基準値を設け、その第2の基準値より大きい正
常点灯状態の場合にH信号を出力信号として発生
し小さい場合にL信号を出力信号として発生する
ランプ特性判別回路と、前記周波数判別回路から
出力信号としてL信号を受けかつ前記ランプ特性
判別回路から出力信号としてL信号を受けたとき
に前記自励式共振型インバータの発振動作を抑制
する保護回路とを備えている。 〔作 用〕 この発明の構成の構成によれば、直流電源の電
圧が自励式共振型インバータにより高周波電圧に
変換され、自励式共振型インバータから容量限流
要素を介して放電ランプに高周波電力が供給され
て放電ランプが高周波点灯する。 このとき、周波数判別回路が第1の判別基準値
である自励式共振型インバータの発振周波数を検
出し、検出した発振周波数を第1の基準値を比較
することにより、発振周波数が第1の基準値より
高い無負荷状態の場合にH信号を出力信号として
発生し、低い場合(正常点灯状態もしくは半波放
電状態)にL信号を出力信号として発生する。 また同時に、ランプ特性判別回路が第2の判別
基準値である放電ランプのランプ電流を検出し、
検出したランプ電流を第2の基準値と比較するこ
とにより、ランプ電流が第2の基準値より大きい
正常点灯状態の場合にH信号を発生し、小さい場
合(無負荷状態および半波放電状態)にL信号を
出力信号として発生する。 そして、保護回路は、周波数判別回路およびラ
ンプ特性判別回路の両出力信号に基づき、放電ラ
ンプの半波放電状態に対応する特定の組み合わせ
となつたときに、つまり周波数判別回路およびラ
ンプ特性判別回路の両方の出力信号がともにL信
号となつたときに、自励式共振型インバータの発
振動作を抑制することになる。 一方、放電ランプの正常点灯状態および無負荷
状態においては、周波数判別回路およびランプ特
性判別回路の出力信号の組み合わせが上記の放電
ランプが半波放電状態のときと異なる組み合わせ
になる。したがつて、放電ランプの正常点灯状態
および無負荷状態で、保護回路は、自励式共振型
インバータの発振動作を抑制しない。 〔実施例〕 この発明の一実施例を第1図ないし第7図に基
づいて説明する。すなわち、この放電灯点灯装置
は、第1図に示すように、直流電源Bを設け、こ
の直流電源Bの電圧を高周波電圧に変換する自励
式共振型インバータINを設け、この自励式共振
型インバータINより容量性限流要素であるコン
デンサC2を介して高周波電力が供給されて点灯
する放電ランプlを設けている。 また、自励式共振型インバータINの無負荷状
態の発振周波数fを正常点灯状態および半波放電
状態の発振周波数fと区別して検出できる第1の
基準値を設け、その第1の基準値より高い無負荷
状態の場合にH信号を出力信号として発し低い場
合にL信号を出力信号として発する周波数判別回
路SHを設け、放電ランプlの正常点灯状態のラ
ンプ電流Iを無負荷状態および半波放電状態のラ
ンプ電流Iと区別して検出できる第2の基準値を
設け、その第2の基準値より大い正常点灯状態の
場合にH信号を出力信号として発生し小さい場合
にL信号を出力信号として発生するランプ特性判
別回路LHを設けている。 さらに、放電ランプlの寿命末期の半波放電状
態に対応する周波数判別回路SHおよびランプ特
性判別回路LHの出力信号の特定の組み合わせに
応答して、つまり周波数判別回路SHから出力信
号としてL信号を受けかつランプ特性判別回路
LHから出力信号としてL信号を受けたときに自
励式共振型インバータINの発振動作を抑制する
保護回路HGを設けている。 この放電灯点灯装置によれば、直流電源Bの電
圧が自励式共振型インバータINにより高周波電
圧に変換され、自励式共振型インバータINから
容量性限流要素であるコンデンサC2を介して放
電ランプlに高周波電力が供給されて放電ランプ
lが高周波点灯する。 このとき、周波数判別回路SHが第1の判別基
準値である自励式共振型インバータINの発振周
波数fを検出し、検出した発振周波数fを第1の
基準値を比較することにより、発振周波数fが第
1の基準値より高い無負荷状態の場合にH信号を
出力信号として発し、低い場合(正常点灯状態も
しくは半波放電状態)にL信号を出力信号として
発生する。 また同時に、ランプ特性判別回路LHが第2の
判別基準値である放電ランプlのランプ電流Iを
検出し、検出したランプ電流lのランプ電流Iを
検出し、検出したランプ電流Iを第2の基準値と
比較することにより、ランプ電流Iが第2の基準
値より大きい正常点灯状態の場合にH信号を発生
し、小さい場合(無負荷状態および半波放電状
態)にL信号を出力信号として発生する。 そして、保護回路HGは、周波数判別回路SH
およびランプ特性判別回路LHの両出力信号に基
づき、放電ランプlの半波放電状態に対応する特
定の組み合わせとなつたときに、つまり周波数判
別回路SHおよびランプ特性判別回路LHの両方
の出力信号がともにL信号となつたときに、自励
式共振型インバータINの発振動作を抑制するこ
とになる。 一方、放電ランプlの正常点灯状態および無負
荷状態においては、周波数判別回路SHおよびラ
ンプ特性判別回路LHの出力信号の組み合わせが
上記の放電ランプlが半波放電状態のときと異な
る組み合わせになる。したがつて、放電ランプl
の正常点灯状態および無負荷状態では、保護回路
HGは、自励式共振型インバータINの発振動作を
抑制しない。 以下、この実施例を詳細に説明する。第1図に
示した放電灯点灯装置は、非常灯等に内蔵されて
いるものであり、自励式共振型インバータINと
して2石ブツシユプル型のものを用い、かつコン
デンサC2を放電ランプlの限流要素として用い
ている。 この放電灯点灯装置では、放電ランプlの寿命
末期の半波放電状態と正常点灯状態および無負荷
状態とを判別するのに、上記したように自励式共
振型インバータINの発振周波数fと放電ランプ
lに流れるランプ電流Iとを検出している。この
発振周波数fとランプ電流Iとは、それらについ
てそれぞれ適当な閾値を設定して2値化すること
により、放電ランプlのモードが正常点灯状態、
無負荷状態、半波放電状態とで発振周波数fおよ
びランプ電流Iが次表のように2値化されること
になる。
ータおよび容量性限流要素を用いて高周波点灯さ
せる放電灯点灯装置に関するもので、特に放電ラ
ンプの半波放電に対する保護を行うことができる
放電灯点灯装置に係る。 〔従来の技術〕 特開昭62−51196号公報に開示されている放電
灯点灯装置は、2石プツシユル型の自励式共振型
インバータから放電ランプに高周波電力を供給す
る構成であつて、自励式共振型インバータ内の磁
気漏れ型トランスのリーケージインダクタンスを
放電ランプの限流要素として用いている。 この放電灯点灯装置は、放電ランプが寿命末期
となつて半波放電状態となると自励式共振型イン
バータの発振周波数が異常になることに着目し
て、自励式共振型インバータから発する異常周波
数成分を検出して自励式共振型インバータの発振
動作を停止させることにより、放電ランプの寿命
末期の半波放電に対する自励式共振型インバータ
の保護を図るようにしている。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来の放電灯点灯装置における自励式共振
型インバータの発振周波数は、構成上、放電ラン
プの正常点灯状態、無負荷状態および半波放電状
態の各状態で各々異なる。この場合、正常点灯状
態の発振周波数と半波放電状態の発振周波数とは
かなり接近し、無負荷状態の発振周波数は正常点
灯状態および半波放電状態の発振周波数とは比較
的離れている。発振周波数の違いに基づいて、3
種の負荷状態の中で半波放電状態と正常点灯状
態、無負荷状態とを正確に区別するには、判別の
ための周波数の閾値、特に周波数が接近している
半波放電状態と正常点灯状態とを区別するための
周波数の閾値を精度よく設定する必要がある。 ところが、放電ランプのフイラメントエミツタ
の損耗に様々なばつきがあつて、検出対象である
放電ランプの半波放電状態は種々異なる状態を呈
し、半波放電状態における自励式共振型インバー
タの発振周波数もある程度の範囲でばらつきをも
つことになる。 このため、発振周波数にある程度の範囲でばら
つきをもつ半波放電状態を正常点灯状態と発振周
波数の相違で正確に検出することはきわめて困難
であつた。この結果、放電ランプが半波放電状態
となつたときに、自励式共振型インバータの発振
を停止させることができず、自励式共振型インバ
ータが破壊したり、または放電ランプの正常点灯
状態において無用に自励式共振型インバータの発
振を停止させるという問題があつた。 また、ランプ電流の大小で半波放電状態と正常
点灯状態と無負荷状態とを区別することも考えら
れるが、ランプ電流については、その値は半波放
電状態と正常点灯状態とは比較的離れていて、こ
れらを区別するための閾値についてあまり精度は
いらないが、半波放電状態の電流値と無負荷状態
の電流値とが接近しており、これらを区別するた
めの閾値は精度よく設定することが必要であり、
ランプ電流は判定基準としても、半波放電状態と
正常点灯状態、無負荷状態とを正確に区別するこ
とはきわめて困難であつた。 この発明の目的は、半波放電状態を簡単かつ確
実に判別して自励式共振型インバータの保護を図
ることができるとともに、放電ランプの正常点灯
状態および無負荷状態における自励式共振型イン
バータの無用な発振抑制を防止することができる
放電灯点灯装置を提供することである。 〔課題を解決するための手段〕 この発明の放電灯点灯装置は、直流電源と、こ
の直流電源の電圧を高周波電圧に変換する自励式
共振型インバータと、この自励式共振型インバー
タより容量性限流要素を介して高周波電力が供給
されて点灯する放電ランプと、前記自励式共振型
インバータの無負荷状態の発振周波数を正常点灯
状態および半波放電状態の発振周波数と区別して
検出できる第1の基準値を設け、その第1の基準
値より高い無負荷状態の場合にH信号を出力信号
として発生し低い場合にL信号を出力信号として
発生する周波数判別回路と、前記放電ランプの正
常点灯状態のランプ電流を無負荷状態および半波
放電状態のランプ電流と区別して検出できる第2
の基準値を設け、その第2の基準値より大きい正
常点灯状態の場合にH信号を出力信号として発生
し小さい場合にL信号を出力信号として発生する
ランプ特性判別回路と、前記周波数判別回路から
出力信号としてL信号を受けかつ前記ランプ特性
判別回路から出力信号としてL信号を受けたとき
に前記自励式共振型インバータの発振動作を抑制
する保護回路とを備えている。 〔作 用〕 この発明の構成の構成によれば、直流電源の電
圧が自励式共振型インバータにより高周波電圧に
変換され、自励式共振型インバータから容量限流
要素を介して放電ランプに高周波電力が供給され
て放電ランプが高周波点灯する。 このとき、周波数判別回路が第1の判別基準値
である自励式共振型インバータの発振周波数を検
出し、検出した発振周波数を第1の基準値を比較
することにより、発振周波数が第1の基準値より
高い無負荷状態の場合にH信号を出力信号として
発生し、低い場合(正常点灯状態もしくは半波放
電状態)にL信号を出力信号として発生する。 また同時に、ランプ特性判別回路が第2の判別
基準値である放電ランプのランプ電流を検出し、
検出したランプ電流を第2の基準値と比較するこ
とにより、ランプ電流が第2の基準値より大きい
正常点灯状態の場合にH信号を発生し、小さい場
合(無負荷状態および半波放電状態)にL信号を
出力信号として発生する。 そして、保護回路は、周波数判別回路およびラ
ンプ特性判別回路の両出力信号に基づき、放電ラ
ンプの半波放電状態に対応する特定の組み合わせ
となつたときに、つまり周波数判別回路およびラ
ンプ特性判別回路の両方の出力信号がともにL信
号となつたときに、自励式共振型インバータの発
振動作を抑制することになる。 一方、放電ランプの正常点灯状態および無負荷
状態においては、周波数判別回路およびランプ特
性判別回路の出力信号の組み合わせが上記の放電
ランプが半波放電状態のときと異なる組み合わせ
になる。したがつて、放電ランプの正常点灯状態
および無負荷状態で、保護回路は、自励式共振型
インバータの発振動作を抑制しない。 〔実施例〕 この発明の一実施例を第1図ないし第7図に基
づいて説明する。すなわち、この放電灯点灯装置
は、第1図に示すように、直流電源Bを設け、こ
の直流電源Bの電圧を高周波電圧に変換する自励
式共振型インバータINを設け、この自励式共振
型インバータINより容量性限流要素であるコン
デンサC2を介して高周波電力が供給されて点灯
する放電ランプlを設けている。 また、自励式共振型インバータINの無負荷状
態の発振周波数fを正常点灯状態および半波放電
状態の発振周波数fと区別して検出できる第1の
基準値を設け、その第1の基準値より高い無負荷
状態の場合にH信号を出力信号として発し低い場
合にL信号を出力信号として発する周波数判別回
路SHを設け、放電ランプlの正常点灯状態のラ
ンプ電流Iを無負荷状態および半波放電状態のラ
ンプ電流Iと区別して検出できる第2の基準値を
設け、その第2の基準値より大い正常点灯状態の
場合にH信号を出力信号として発生し小さい場合
にL信号を出力信号として発生するランプ特性判
別回路LHを設けている。 さらに、放電ランプlの寿命末期の半波放電状
態に対応する周波数判別回路SHおよびランプ特
性判別回路LHの出力信号の特定の組み合わせに
応答して、つまり周波数判別回路SHから出力信
号としてL信号を受けかつランプ特性判別回路
LHから出力信号としてL信号を受けたときに自
励式共振型インバータINの発振動作を抑制する
保護回路HGを設けている。 この放電灯点灯装置によれば、直流電源Bの電
圧が自励式共振型インバータINにより高周波電
圧に変換され、自励式共振型インバータINから
容量性限流要素であるコンデンサC2を介して放
電ランプlに高周波電力が供給されて放電ランプ
lが高周波点灯する。 このとき、周波数判別回路SHが第1の判別基
準値である自励式共振型インバータINの発振周
波数fを検出し、検出した発振周波数fを第1の
基準値を比較することにより、発振周波数fが第
1の基準値より高い無負荷状態の場合にH信号を
出力信号として発し、低い場合(正常点灯状態も
しくは半波放電状態)にL信号を出力信号として
発生する。 また同時に、ランプ特性判別回路LHが第2の
判別基準値である放電ランプlのランプ電流Iを
検出し、検出したランプ電流lのランプ電流Iを
検出し、検出したランプ電流Iを第2の基準値と
比較することにより、ランプ電流Iが第2の基準
値より大きい正常点灯状態の場合にH信号を発生
し、小さい場合(無負荷状態および半波放電状
態)にL信号を出力信号として発生する。 そして、保護回路HGは、周波数判別回路SH
およびランプ特性判別回路LHの両出力信号に基
づき、放電ランプlの半波放電状態に対応する特
定の組み合わせとなつたときに、つまり周波数判
別回路SHおよびランプ特性判別回路LHの両方
の出力信号がともにL信号となつたときに、自励
式共振型インバータINの発振動作を抑制するこ
とになる。 一方、放電ランプlの正常点灯状態および無負
荷状態においては、周波数判別回路SHおよびラ
ンプ特性判別回路LHの出力信号の組み合わせが
上記の放電ランプlが半波放電状態のときと異な
る組み合わせになる。したがつて、放電ランプl
の正常点灯状態および無負荷状態では、保護回路
HGは、自励式共振型インバータINの発振動作を
抑制しない。 以下、この実施例を詳細に説明する。第1図に
示した放電灯点灯装置は、非常灯等に内蔵されて
いるものであり、自励式共振型インバータINと
して2石ブツシユプル型のものを用い、かつコン
デンサC2を放電ランプlの限流要素として用い
ている。 この放電灯点灯装置では、放電ランプlの寿命
末期の半波放電状態と正常点灯状態および無負荷
状態とを判別するのに、上記したように自励式共
振型インバータINの発振周波数fと放電ランプ
lに流れるランプ電流Iとを検出している。この
発振周波数fとランプ電流Iとは、それらについ
てそれぞれ適当な閾値を設定して2値化すること
により、放電ランプlのモードが正常点灯状態、
無負荷状態、半波放電状態とで発振周波数fおよ
びランプ電流Iが次表のように2値化されること
になる。
【表】
したがつて、発振周波数fに対応する2値信号
とランプ電流Iに対応する2値信号とのノアをと
ることにより、放電ランプlの半波放電状態を正
常点灯状態および無負荷状態と区別して判別する
ことができる。 つぎに、放電灯点灯装置を具体的に説明する。
自励式共振型インバータINは、2石ブツシユプ
ル型であつて、発振トランスT1と、発振トラン
ジスタQ1,Q2と、共振用コンデンサC1と、定電
流用のチヨークコイルCHと、ベース抵抗R1,R2
と放電ランプlに流れる電流を制限する限流要素
であるコンデンサC2と、コンデンサC3とからな
る。そして、電池からなる直流電源Bから供給さ
れる直流電力を高周波電力に変換して放電ランプ
lに供給する。 3端子レギユレータICは、自励式共振型イン
バータINの不作動期間は直流電源Bからダイオ
ードD1を通じて給電されて、安定化された一定
の電圧VDDを出力して各回路に給電する。また、
自励式共振型インバータINが作動を開始すると、
発振トランスT1の巻線n4の誘起電圧をダイオー
ドD2およびコンデンサC5で整流および平滑した
電圧が印加されて安定化された一定の電圧VDDを
出力して各回路に給電する。 波形整形回路HSは、抵抗R4,R5,R10,R11
と、ダイオード5,D6とオープンコレクタ型のコ
ンパレータCP2とからなり、発振トランスT1の巻
線n4の誘起電圧を矩形波に波形整形して周波数判
別回路SHに加える。 ランプ特性判別回路LHは、ランプ電流Iを検
出するもので、電流トランスT2と、ダイオード
D3,D4と、抵抗R3,R6〜R9と、コンデンサC4,
C6と、オープンコレクタ型のゴンパレータCP1と
からなり、ランプ電流Iを2値する。 保護回路HGは、オア回路OR1と、Dフリツプ
フロツプF1と、ノア回路NOR1と、抵抗R12,R13
と、トランジスQ3,Q4とからなり、周波数判別
回路SHの2値出力とランプ特性判別回路LHの
2値出力の両方がLレベル(ロウレベル)となつ
たときに直流電源Bから自励式共振型インバータ
INの発振トランジスタQ1,Q2へのベース電流の
供給を停止して自励式共振型インバータINの発
振動作を停止させる。 つぎに、この放電灯点灯装置の動作を第2図を
参照して詳しく説明する。 商用交流電源(図示せず)が正常通電状態であ
るときは、停電信号入力端子TM1に加えられる
停電信号が第2図eに示すようにHレベル(ハイ
レベル)であるときは、ノア回路NOR1の出力が
第2図gに示すようにLレベルであり、トランジ
スタQ4,Q3がそれぞれオフである。したがつて、
自励式共振型インバータINの発振トランジスタ
Q1,Q2へベース電流が供給されないので、自励
式共振型インバータINは発振せず、放電ランプ
lは消灯している。3端子レギユレータICは、
直流電源BからダイオードD1を通して給電され、
電圧VDDを出力して各回路に給電する。 このとき、抵抗R4,R5の接続点の電圧は第2
図hに示すように零の状態を維持し、波形整形回
路HSの出力は第2図dに示すようにLレベルで
ある。このため、周波数判別回路SHの2値出力
は第2図aに示すようにLレベルである。 また、ランプ特性判別回路LHの2値出力は第
2図bに示すようにLレベルである。したがつ
て、オア回路OR1の出力は第2図cにすようにL
レベルである。また、DフリツプフロツプDF1の
出力は第2図fに示すようにHレベルとなる。 つぎに、商用交流電源が停電すると、停電信号
入力端子TM1に加えられる停電信号が第2図e
に示すようにLレベルとなり、したがつて、ノア
回路NOR1の出力が第2図gに示すようにHレベ
ルとなり、トランジスQ4,Q3がオンとなる。こ
の結果、発振トランジスタQ1,Q2へベース電流
が供給されることになり、自励式共振型インバー
タINが発振することになる。 3端子レギユレータICは、自励式共振型イン
バータINが発振すると、発振トランスT1の巻線
n4の誘起電圧を整流および平滑した電圧に基づい
て電圧VDDを出力する。 このとき、ランプ特性判別回路LHは、ランプ
電流経路中に介挿した電流トランスT2の二次出
力をダイオードD3,D4で両波整流するとともに、
抵抗R6で電圧に変換し、さらにコンデンサC6で
平均している。この結果、コンデンサC6の両端
電圧は放電ランプlに流れるランプ電流Iの振幅
に対応することになる。 そして、このコンデンサC6の両端電圧がコン
パレータCP1の非反転入力端に加えられ、また電
圧VDDを抵抗R7,R8で分圧した基準電圧がコンパ
レータCP1の反転入力端に加えられることにな
り、両入力電圧が比較される。この結果、ランプ
特性判別回路LHの2値出力は、第2図bに示す
ように、放電ランプlに流れるランプ電流Iがあ
る閾値を超えたとき、すなわち正常点灯状態であ
るときにHレベルとなり、ランプ電流Iがある閾
値より小さいとき、すなわち無負荷状態および半
波放電状態のいずれかであるときにLレベルとな
る。 つぎに、波形整形回路HSは、発振トランスT1
の巻線n4の誘起電圧を抵抗R4,R5で分圧してコ
ンパレータCP2の非反転入力端に加えている。ま
た、コンパレータCP2の反転入力端は抵抗R10を
介して接地されている。また、ダイオードD6は、
コンパレータCP2の非反転入力端への負電圧の印
加を阻止し、ダイオードD5は、過大電圧がコン
パレータCP2の非反転入端へ印加されるのを防止
している。この結果、抵抗R4,R5の接続点には、
第2図hに示すような半波整流電圧が現れ、波形
整形回路HSの出力、すなわちコンパレータCP2
の出力は第2図dに示すような矩形波となる。こ
の場合、発振周波数fは、無負荷状態では高く、
正常点灯状態および半波点灯状態では低くなつて
いる。 そして、周波数判別回路SHが波形整形回路HS
の出力に基づき所定の周波数を閾値として、発振
周波数の高低を判別することになる。この周波数
判別回路SHの具体構成および動作の説明は後述
するが、第2図aに示すように、無負荷状態では
Hレベルとなり、正常点灯状態および半波放電状
態ではLレベルとなる。 したがつて、例えば無負荷状態では、周波数判
別回路SHの2値出力がHレベルであり、ランプ
特性判別回路LHの2値出力がLレベルであつ
て、オア回路OR1の出力は第2図cに示すように
Hレベルで、このHレベルの電圧がDフリツプフ
ロツプDF1のD端子に入力される。これと同時
に、DフリツプフロツプDF1のCP端子に周波数
判別回路HSの出力電圧(第2図d)が入力され
る。この結果、オア回路OR1のHレベルの出力が
DフリツプフロツプDF1に読み込まれ、Dフリツ
プフロツプDF1の出力が第2図fに示すように
Lレベルとなる。 前記したように、停電信号がLレベルであるの
で、ノア回路NOR1の両入力はともにLレベルと
なり、ノア回路NOR1の出力は第2図gに示すよ
うにHレベルとなる。このため、トランジスタ
Q4,Q3がオンとなつて自励式共振型インバータ
INの発振トランジスタQ1,Q2へベース電流が供
給され、自励式共振型インバータINは発振を行
う。 つぎに、正常点灯状態では、周波数判別回路
SHの2値出力がLレベルであり、かつランプ特
性判別回路LHの2値出力がHレベルであつて、
オア回路OR1の出力は第2図cに示すようにHレ
ベルであつて、無負荷状態と同様に自励式共振型
インバータINが発振を行う。 つぎに、寿命末期の半波放電状態では、周波数
判別回路SHの2値出力がLレベルであり、かつ
ランプ特性判別回路LHが2出力がLレベルであ
つて、オア回路OR1の出力は第2図cに示すよう
にLレベルで、このLレベルの電圧がDフリツプ
フロツプDF1のD端子に入される。これと同時
に、DフリツプフロツプDF1のCP端子に波形整
形回路HSの出力電圧(第2図d)が入力される。
この結果、オア回路OR1のLレベルの出力がDフ
リツプフロツプDF1に読み込まれ、Dフリツプフ
ロツプDF1の出力が2図fに示すようにHレベ
ルとなる。 この場合、停電信号がLレベルであるが、Dフ
リツプフロツプDF1の出力がHレベルであるの
で、ノア回路NOR1の出力は第2図gに示すよう
にLレベルとなる。このため、トランジスタQ4,
Q3がオフとなつて自励式共振型インバータINの
発振トランジスタQ1,Q2へのベース電流が遮断
され、自励式共振型インバータINは発振を停止
する。 なお、半波放電による自励式共振型インバータ
INの発振停止の後の復旧は、商用電源を遮断し
て放電ランプlの交換後、再び通電状態にし、再
度放電ランプlを非常点灯させればよい。 つぎに、周波数判別回路SHの構成および動作
を第3図ないし第5図に基づいて説明する。第3
図は周波数判別回路SHの具体構成を示すブロツ
ク図で、第4図および第5図は第3図の各部の波
形図であり、第5図は第4図より時間軸を拡大し
て描いている。 この周波数判別回路SHは、端子M12に第4図
aに示すような波形整形回路HSの出力信号(周
期t1)が入力され、端子M11に第5図Aに示すよ
うな波形整形回路HSの出力信号の周波数の測定
用の基準クロツク信号(周期t0)が入力される。
さらに、基準クロツク信号をn段のTフリツプフ
ロツプTF11〜TF1oで分周した第4図bに示すよ
うな周期2t2の信号がDフリツプフロツプDF11の
D端子に入力される。この場合、t0<t1<t2にな
るように設定されている。このうち、第4図aの
信号は、自励式共振型インバータINの発振周波
数fに相当し、無負荷状態ではその周期t1が短
く、正常点灯状態および半波放電状態では周期t1
が長くなり、回路の共振条件によつて変動するも
のであるが、このときにも上記の条件を満足する
ように設定されている。 DフリツプフロツプDF11,DF13,DF15のCK
端子に端子M12から第4図aに示すような波形整
形回路HSの出力信号が入力され、Dフリツプフ
ロツプDF12,DF14のCK端子に波形整形回路HS
の出力信号をノツト回路NT11で反転したものが
入力されるので、縦続接続したDフリツプフロツ
プDF11〜DF15の各Q出力は第4図c〜gに示す
ように、第4図bの信号を4図aの信号の半周期
分ずつずらせた波形となる。 そして、DフリツプフロツプDF11,DF12のQ
出力が入力されるエクスクル−ジブオア回路
EX11の出力信号は、第4図hに示すような波形
となる。また、DフリツプフロツプDF13,DF15
のQ出力が入力されるエクスクル−シブノア回路
EX12の出力信号は、第4図iに示すような波形
となり、その波形をノツト回路NT13で反転した
波形は、第4図jに示すようになる。 上記第4図jの波形において、Hレベル期間の
長さが第4図aの信号の1周期に等しくなる。ま
た、第4図hの信号の周期がt2となり、この第4
図hの信号が後段の4ビツト同期式カウンタCT1
のリセツ信号となる。なお、NOR11はノア回路、
NT12はノツト回路である。 つぎに、4ビツト同期式カウンタCT1以降の回
路動作を第5図を参照して説する。 第5図Bは第4図jと同じ箇所、すなわち波形
整形回路HSの出力信号の波形を示している。 4ビツト同期式カウンタCT1は、JKフリツプ
JKF11〜JKF14とアンド回路AN11,AN12とノア
回路NOR12,NOR13とからなり、第5図Bの信
号のHレベル期間内に生じる第5図Aのパルスを
カウントし、各ビツトの出力信号は、第5図C〜
Fに示すようになる。 そして、この4ビツト同期式カウンタCT1の各
ビツトの出力信号が、エクスクル−シブオア回路
EX13〜EX16およびノア回路NOR14からなる一致
検出回路CMにおいて、第5図G〜Jに示すデジ
タルの設定値d0,d1,d2,d3(1,1,1,1)
と比較されることになる。 自励式共振型インバータINの発振周波数が高
くて、4ビツト同期式カウンタCT1のカウント値
が設定値d0,d1,d2,d3と一致した時に一致検出
回路CMが第5図kに示すように1パルスを発生
することになる。一方、自励式共振型インバータ
INの発振周波数が低くて、4ビツト同期式カウ
ンタCT1のカウント値が設定値d0,d1,d2,d3に
達しないときは、一致検出回路CMはパルスを発
生しない。したがつて、一致検出回路CMからパ
ルスが発生したときは、自励式共振型インバータ
INの発振周波数が所定の閾値を超えたことにな
る。 なお、この実施例では、周形数検出の正確性を
期するために、一致検出回路CMの出力パルスを
TフリツプフロツプTF21〜TF24らなる4ビツト
非同期式カウンタCT2でカウントし、4ビツト非
同期式カウンタCT2の各ビツの値が(1,1,
1,1)となつたときに、すなわち一致検出回路
CMの出力パルスを例えば15個計数したときに、
ナンド回路NA11を通して端子TM13より自励式
共振型インバータINの発振周波数が閾値を超え
たことを示す信号を発生するようにしている。 この実施例の放電灯点灯装置は、自励式共振型
インバータINの無負荷状態の発振周波数fを正
常点灯状態および半波放電状態の発振周波数fと
区別して検出できる第1の基準値を設け、その第
1の基準値より高い無負荷状態の場合にH信号を
出力信号として発生し低い場合にL信号を出力信
号として発生する周波数判別回路SHを設け、放
電ランプlの正常点灯状態のランプ電流Iを無負
荷状態および半波放電状態のランプ電流Iと区別
して検出できる第2の基準値を設け、その第2の
基準値より大きい正常点灯状態の場合にH信号を
出力信号として発生し小さい場合にL信号を出力
信号として発生するランプ特性判別回路LHを設
け、放電ランプlの寿命末期の半波放電状態に対
応する周波数判別回路SHおよびランプ特性判別
回路LHの出力信号の特定の組み合わせに応し
て、つまり周波数判別回路SHから出力信号とし
てL信号を受けかつ前記ランプ特性判別回路LH
から出力信号としてL信号を受けたときに自励式
共振型インバータINの発振動作を抑制する保護
回路HGを設けているので、放電ランプlの寿命
末期の半波放電状態に対する自励式共振型インバ
ータINの保護を図ることができる。 しかも、自励式共振型インバータINの発振周
波数fと放電ランプlのランプ電流Iとを放電ラ
ンプlの寿命末期の半波放電状態と放電ランプl
の正常点灯状態および無負荷状態との判別基準と
する構成であるので、自励式共振型インバータ
INの発振周波数fの高低を単一の基準値で2値
化するとともに、放電ランプlのランプ電流Iの
大小を単一の基準値で2値化するだけでよく、し
かもその値の設定も正確さをあまり必要とせず、
各基準値の設定が容易である。したがつて、放電
ランプlの寿命末期の半波放電状態を簡単かつ確
実に判別して自励式共振型インバータINの保護
を図ることができるとともに、放電ランプlの正
常点灯状態および無負荷状態における自励式共振
型インバータINの無用な発振停止を防止するこ
とができる。 ここで、各基準値の設定が容易となる理由につ
いて説明する。つまり、発振周波数fについて
は、発振周波数が比較的離れた無負荷状態と正常
点灯状態および半波放電状態と区別するだけでよ
く、ランプ電流Iについては、電流値が比較的離
れた正常点灯状態と無負荷状態および半波放電状
態とを区別するだけでよいからである。 なお、上記実施例では、放電ランプlの寿命末
期の半波放電時に自励式共振型インバータINを
発振を停止させるように構成しているが、間歇発
振に移行させるなど、発振動作を抑制して発振ト
ランジスタQ1,Q2等が破壊しない動作モードに
移行させれば十分である。 また、自励式共振型インバータの構成は、実施
例の2石ブツシユプル型に限らず、負荷状態の変
化に応答して発振周波数が変化するものであれ
ば、どのような形式のものでもよい。 ここで、各種自励式共振型インバータが負荷状
態に応じて発振周波数が変化し、点灯状態(正常
点灯状態および半波放電状態)と無負荷状態との
判別が可能である点について、第6図を参照して
説明する。 第6図は、第1図の自励式共振型インバータ
INの発振トランスT1の二次側の等価回路を示し
ている。第7図において、Lは、発振トランス
T1の二次巻線n1のインダクタンスL2と発振トラ
ンスT1の一次巻線n1,n1′のインダクタンスL1を
二次換算したインダクタンスとの和であり、次式
で表される。 L=L2+(n1/n2)2・L1 また、C1′は、発振トランスT1の一次巻線n1,
n1′に並列接続された共振用コンデンサC1を二次
換算したものであり、次式で表される。 C1′=(n1/n2)2・C1 C2は第1図と同じのものである。Rは放電ラ
ンプlの等価抵抗である。 非常灯の場合、抵電圧の電池を電源とするた
め、発振トランスT2の巻数比n1/n2は非常に小
さく、発振トランスT1の一次側の影響はきわめ
て小さい。 以上のような、等価回路において、無負荷状態
の共振周波数f0は、抵抗Rが無限大(開放状態)
と考えられるため、
とランプ電流Iに対応する2値信号とのノアをと
ることにより、放電ランプlの半波放電状態を正
常点灯状態および無負荷状態と区別して判別する
ことができる。 つぎに、放電灯点灯装置を具体的に説明する。
自励式共振型インバータINは、2石ブツシユプ
ル型であつて、発振トランスT1と、発振トラン
ジスタQ1,Q2と、共振用コンデンサC1と、定電
流用のチヨークコイルCHと、ベース抵抗R1,R2
と放電ランプlに流れる電流を制限する限流要素
であるコンデンサC2と、コンデンサC3とからな
る。そして、電池からなる直流電源Bから供給さ
れる直流電力を高周波電力に変換して放電ランプ
lに供給する。 3端子レギユレータICは、自励式共振型イン
バータINの不作動期間は直流電源Bからダイオ
ードD1を通じて給電されて、安定化された一定
の電圧VDDを出力して各回路に給電する。また、
自励式共振型インバータINが作動を開始すると、
発振トランスT1の巻線n4の誘起電圧をダイオー
ドD2およびコンデンサC5で整流および平滑した
電圧が印加されて安定化された一定の電圧VDDを
出力して各回路に給電する。 波形整形回路HSは、抵抗R4,R5,R10,R11
と、ダイオード5,D6とオープンコレクタ型のコ
ンパレータCP2とからなり、発振トランスT1の巻
線n4の誘起電圧を矩形波に波形整形して周波数判
別回路SHに加える。 ランプ特性判別回路LHは、ランプ電流Iを検
出するもので、電流トランスT2と、ダイオード
D3,D4と、抵抗R3,R6〜R9と、コンデンサC4,
C6と、オープンコレクタ型のゴンパレータCP1と
からなり、ランプ電流Iを2値する。 保護回路HGは、オア回路OR1と、Dフリツプ
フロツプF1と、ノア回路NOR1と、抵抗R12,R13
と、トランジスQ3,Q4とからなり、周波数判別
回路SHの2値出力とランプ特性判別回路LHの
2値出力の両方がLレベル(ロウレベル)となつ
たときに直流電源Bから自励式共振型インバータ
INの発振トランジスタQ1,Q2へのベース電流の
供給を停止して自励式共振型インバータINの発
振動作を停止させる。 つぎに、この放電灯点灯装置の動作を第2図を
参照して詳しく説明する。 商用交流電源(図示せず)が正常通電状態であ
るときは、停電信号入力端子TM1に加えられる
停電信号が第2図eに示すようにHレベル(ハイ
レベル)であるときは、ノア回路NOR1の出力が
第2図gに示すようにLレベルであり、トランジ
スタQ4,Q3がそれぞれオフである。したがつて、
自励式共振型インバータINの発振トランジスタ
Q1,Q2へベース電流が供給されないので、自励
式共振型インバータINは発振せず、放電ランプ
lは消灯している。3端子レギユレータICは、
直流電源BからダイオードD1を通して給電され、
電圧VDDを出力して各回路に給電する。 このとき、抵抗R4,R5の接続点の電圧は第2
図hに示すように零の状態を維持し、波形整形回
路HSの出力は第2図dに示すようにLレベルで
ある。このため、周波数判別回路SHの2値出力
は第2図aに示すようにLレベルである。 また、ランプ特性判別回路LHの2値出力は第
2図bに示すようにLレベルである。したがつ
て、オア回路OR1の出力は第2図cにすようにL
レベルである。また、DフリツプフロツプDF1の
出力は第2図fに示すようにHレベルとなる。 つぎに、商用交流電源が停電すると、停電信号
入力端子TM1に加えられる停電信号が第2図e
に示すようにLレベルとなり、したがつて、ノア
回路NOR1の出力が第2図gに示すようにHレベ
ルとなり、トランジスQ4,Q3がオンとなる。こ
の結果、発振トランジスタQ1,Q2へベース電流
が供給されることになり、自励式共振型インバー
タINが発振することになる。 3端子レギユレータICは、自励式共振型イン
バータINが発振すると、発振トランスT1の巻線
n4の誘起電圧を整流および平滑した電圧に基づい
て電圧VDDを出力する。 このとき、ランプ特性判別回路LHは、ランプ
電流経路中に介挿した電流トランスT2の二次出
力をダイオードD3,D4で両波整流するとともに、
抵抗R6で電圧に変換し、さらにコンデンサC6で
平均している。この結果、コンデンサC6の両端
電圧は放電ランプlに流れるランプ電流Iの振幅
に対応することになる。 そして、このコンデンサC6の両端電圧がコン
パレータCP1の非反転入力端に加えられ、また電
圧VDDを抵抗R7,R8で分圧した基準電圧がコンパ
レータCP1の反転入力端に加えられることにな
り、両入力電圧が比較される。この結果、ランプ
特性判別回路LHの2値出力は、第2図bに示す
ように、放電ランプlに流れるランプ電流Iがあ
る閾値を超えたとき、すなわち正常点灯状態であ
るときにHレベルとなり、ランプ電流Iがある閾
値より小さいとき、すなわち無負荷状態および半
波放電状態のいずれかであるときにLレベルとな
る。 つぎに、波形整形回路HSは、発振トランスT1
の巻線n4の誘起電圧を抵抗R4,R5で分圧してコ
ンパレータCP2の非反転入力端に加えている。ま
た、コンパレータCP2の反転入力端は抵抗R10を
介して接地されている。また、ダイオードD6は、
コンパレータCP2の非反転入力端への負電圧の印
加を阻止し、ダイオードD5は、過大電圧がコン
パレータCP2の非反転入端へ印加されるのを防止
している。この結果、抵抗R4,R5の接続点には、
第2図hに示すような半波整流電圧が現れ、波形
整形回路HSの出力、すなわちコンパレータCP2
の出力は第2図dに示すような矩形波となる。こ
の場合、発振周波数fは、無負荷状態では高く、
正常点灯状態および半波点灯状態では低くなつて
いる。 そして、周波数判別回路SHが波形整形回路HS
の出力に基づき所定の周波数を閾値として、発振
周波数の高低を判別することになる。この周波数
判別回路SHの具体構成および動作の説明は後述
するが、第2図aに示すように、無負荷状態では
Hレベルとなり、正常点灯状態および半波放電状
態ではLレベルとなる。 したがつて、例えば無負荷状態では、周波数判
別回路SHの2値出力がHレベルであり、ランプ
特性判別回路LHの2値出力がLレベルであつ
て、オア回路OR1の出力は第2図cに示すように
Hレベルで、このHレベルの電圧がDフリツプフ
ロツプDF1のD端子に入力される。これと同時
に、DフリツプフロツプDF1のCP端子に周波数
判別回路HSの出力電圧(第2図d)が入力され
る。この結果、オア回路OR1のHレベルの出力が
DフリツプフロツプDF1に読み込まれ、Dフリツ
プフロツプDF1の出力が第2図fに示すように
Lレベルとなる。 前記したように、停電信号がLレベルであるの
で、ノア回路NOR1の両入力はともにLレベルと
なり、ノア回路NOR1の出力は第2図gに示すよ
うにHレベルとなる。このため、トランジスタ
Q4,Q3がオンとなつて自励式共振型インバータ
INの発振トランジスタQ1,Q2へベース電流が供
給され、自励式共振型インバータINは発振を行
う。 つぎに、正常点灯状態では、周波数判別回路
SHの2値出力がLレベルであり、かつランプ特
性判別回路LHの2値出力がHレベルであつて、
オア回路OR1の出力は第2図cに示すようにHレ
ベルであつて、無負荷状態と同様に自励式共振型
インバータINが発振を行う。 つぎに、寿命末期の半波放電状態では、周波数
判別回路SHの2値出力がLレベルであり、かつ
ランプ特性判別回路LHが2出力がLレベルであ
つて、オア回路OR1の出力は第2図cに示すよう
にLレベルで、このLレベルの電圧がDフリツプ
フロツプDF1のD端子に入される。これと同時
に、DフリツプフロツプDF1のCP端子に波形整
形回路HSの出力電圧(第2図d)が入力される。
この結果、オア回路OR1のLレベルの出力がDフ
リツプフロツプDF1に読み込まれ、Dフリツプフ
ロツプDF1の出力が2図fに示すようにHレベ
ルとなる。 この場合、停電信号がLレベルであるが、Dフ
リツプフロツプDF1の出力がHレベルであるの
で、ノア回路NOR1の出力は第2図gに示すよう
にLレベルとなる。このため、トランジスタQ4,
Q3がオフとなつて自励式共振型インバータINの
発振トランジスタQ1,Q2へのベース電流が遮断
され、自励式共振型インバータINは発振を停止
する。 なお、半波放電による自励式共振型インバータ
INの発振停止の後の復旧は、商用電源を遮断し
て放電ランプlの交換後、再び通電状態にし、再
度放電ランプlを非常点灯させればよい。 つぎに、周波数判別回路SHの構成および動作
を第3図ないし第5図に基づいて説明する。第3
図は周波数判別回路SHの具体構成を示すブロツ
ク図で、第4図および第5図は第3図の各部の波
形図であり、第5図は第4図より時間軸を拡大し
て描いている。 この周波数判別回路SHは、端子M12に第4図
aに示すような波形整形回路HSの出力信号(周
期t1)が入力され、端子M11に第5図Aに示すよ
うな波形整形回路HSの出力信号の周波数の測定
用の基準クロツク信号(周期t0)が入力される。
さらに、基準クロツク信号をn段のTフリツプフ
ロツプTF11〜TF1oで分周した第4図bに示すよ
うな周期2t2の信号がDフリツプフロツプDF11の
D端子に入力される。この場合、t0<t1<t2にな
るように設定されている。このうち、第4図aの
信号は、自励式共振型インバータINの発振周波
数fに相当し、無負荷状態ではその周期t1が短
く、正常点灯状態および半波放電状態では周期t1
が長くなり、回路の共振条件によつて変動するも
のであるが、このときにも上記の条件を満足する
ように設定されている。 DフリツプフロツプDF11,DF13,DF15のCK
端子に端子M12から第4図aに示すような波形整
形回路HSの出力信号が入力され、Dフリツプフ
ロツプDF12,DF14のCK端子に波形整形回路HS
の出力信号をノツト回路NT11で反転したものが
入力されるので、縦続接続したDフリツプフロツ
プDF11〜DF15の各Q出力は第4図c〜gに示す
ように、第4図bの信号を4図aの信号の半周期
分ずつずらせた波形となる。 そして、DフリツプフロツプDF11,DF12のQ
出力が入力されるエクスクル−ジブオア回路
EX11の出力信号は、第4図hに示すような波形
となる。また、DフリツプフロツプDF13,DF15
のQ出力が入力されるエクスクル−シブノア回路
EX12の出力信号は、第4図iに示すような波形
となり、その波形をノツト回路NT13で反転した
波形は、第4図jに示すようになる。 上記第4図jの波形において、Hレベル期間の
長さが第4図aの信号の1周期に等しくなる。ま
た、第4図hの信号の周期がt2となり、この第4
図hの信号が後段の4ビツト同期式カウンタCT1
のリセツ信号となる。なお、NOR11はノア回路、
NT12はノツト回路である。 つぎに、4ビツト同期式カウンタCT1以降の回
路動作を第5図を参照して説する。 第5図Bは第4図jと同じ箇所、すなわち波形
整形回路HSの出力信号の波形を示している。 4ビツト同期式カウンタCT1は、JKフリツプ
JKF11〜JKF14とアンド回路AN11,AN12とノア
回路NOR12,NOR13とからなり、第5図Bの信
号のHレベル期間内に生じる第5図Aのパルスを
カウントし、各ビツトの出力信号は、第5図C〜
Fに示すようになる。 そして、この4ビツト同期式カウンタCT1の各
ビツトの出力信号が、エクスクル−シブオア回路
EX13〜EX16およびノア回路NOR14からなる一致
検出回路CMにおいて、第5図G〜Jに示すデジ
タルの設定値d0,d1,d2,d3(1,1,1,1)
と比較されることになる。 自励式共振型インバータINの発振周波数が高
くて、4ビツト同期式カウンタCT1のカウント値
が設定値d0,d1,d2,d3と一致した時に一致検出
回路CMが第5図kに示すように1パルスを発生
することになる。一方、自励式共振型インバータ
INの発振周波数が低くて、4ビツト同期式カウ
ンタCT1のカウント値が設定値d0,d1,d2,d3に
達しないときは、一致検出回路CMはパルスを発
生しない。したがつて、一致検出回路CMからパ
ルスが発生したときは、自励式共振型インバータ
INの発振周波数が所定の閾値を超えたことにな
る。 なお、この実施例では、周形数検出の正確性を
期するために、一致検出回路CMの出力パルスを
TフリツプフロツプTF21〜TF24らなる4ビツト
非同期式カウンタCT2でカウントし、4ビツト非
同期式カウンタCT2の各ビツの値が(1,1,
1,1)となつたときに、すなわち一致検出回路
CMの出力パルスを例えば15個計数したときに、
ナンド回路NA11を通して端子TM13より自励式
共振型インバータINの発振周波数が閾値を超え
たことを示す信号を発生するようにしている。 この実施例の放電灯点灯装置は、自励式共振型
インバータINの無負荷状態の発振周波数fを正
常点灯状態および半波放電状態の発振周波数fと
区別して検出できる第1の基準値を設け、その第
1の基準値より高い無負荷状態の場合にH信号を
出力信号として発生し低い場合にL信号を出力信
号として発生する周波数判別回路SHを設け、放
電ランプlの正常点灯状態のランプ電流Iを無負
荷状態および半波放電状態のランプ電流Iと区別
して検出できる第2の基準値を設け、その第2の
基準値より大きい正常点灯状態の場合にH信号を
出力信号として発生し小さい場合にL信号を出力
信号として発生するランプ特性判別回路LHを設
け、放電ランプlの寿命末期の半波放電状態に対
応する周波数判別回路SHおよびランプ特性判別
回路LHの出力信号の特定の組み合わせに応し
て、つまり周波数判別回路SHから出力信号とし
てL信号を受けかつ前記ランプ特性判別回路LH
から出力信号としてL信号を受けたときに自励式
共振型インバータINの発振動作を抑制する保護
回路HGを設けているので、放電ランプlの寿命
末期の半波放電状態に対する自励式共振型インバ
ータINの保護を図ることができる。 しかも、自励式共振型インバータINの発振周
波数fと放電ランプlのランプ電流Iとを放電ラ
ンプlの寿命末期の半波放電状態と放電ランプl
の正常点灯状態および無負荷状態との判別基準と
する構成であるので、自励式共振型インバータ
INの発振周波数fの高低を単一の基準値で2値
化するとともに、放電ランプlのランプ電流Iの
大小を単一の基準値で2値化するだけでよく、し
かもその値の設定も正確さをあまり必要とせず、
各基準値の設定が容易である。したがつて、放電
ランプlの寿命末期の半波放電状態を簡単かつ確
実に判別して自励式共振型インバータINの保護
を図ることができるとともに、放電ランプlの正
常点灯状態および無負荷状態における自励式共振
型インバータINの無用な発振停止を防止するこ
とができる。 ここで、各基準値の設定が容易となる理由につ
いて説明する。つまり、発振周波数fについて
は、発振周波数が比較的離れた無負荷状態と正常
点灯状態および半波放電状態と区別するだけでよ
く、ランプ電流Iについては、電流値が比較的離
れた正常点灯状態と無負荷状態および半波放電状
態とを区別するだけでよいからである。 なお、上記実施例では、放電ランプlの寿命末
期の半波放電時に自励式共振型インバータINを
発振を停止させるように構成しているが、間歇発
振に移行させるなど、発振動作を抑制して発振ト
ランジスタQ1,Q2等が破壊しない動作モードに
移行させれば十分である。 また、自励式共振型インバータの構成は、実施
例の2石ブツシユプル型に限らず、負荷状態の変
化に応答して発振周波数が変化するものであれ
ば、どのような形式のものでもよい。 ここで、各種自励式共振型インバータが負荷状
態に応じて発振周波数が変化し、点灯状態(正常
点灯状態および半波放電状態)と無負荷状態との
判別が可能である点について、第6図を参照して
説明する。 第6図は、第1図の自励式共振型インバータ
INの発振トランスT1の二次側の等価回路を示し
ている。第7図において、Lは、発振トランス
T1の二次巻線n1のインダクタンスL2と発振トラ
ンスT1の一次巻線n1,n1′のインダクタンスL1を
二次換算したインダクタンスとの和であり、次式
で表される。 L=L2+(n1/n2)2・L1 また、C1′は、発振トランスT1の一次巻線n1,
n1′に並列接続された共振用コンデンサC1を二次
換算したものであり、次式で表される。 C1′=(n1/n2)2・C1 C2は第1図と同じのものである。Rは放電ラ
ンプlの等価抵抗である。 非常灯の場合、抵電圧の電池を電源とするた
め、発振トランスT2の巻数比n1/n2は非常に小
さく、発振トランスT1の一次側の影響はきわめ
て小さい。 以上のような、等価回路において、無負荷状態
の共振周波数f0は、抵抗Rが無限大(開放状態)
と考えられるため、
【式】
となる。また、点灯状態の共振周波数fは、
C1′がきわめて小さく、それを無視すると、
C1′がきわめて小さく、それを無視すると、
この発明の放電灯点灯装置は、自励式共振型イ
ンバータの無負荷状態の発振周波数を正常点灯状
態および半波放電状態の発振周波数と区別して検
出できる第1の基準値を設け、その第1の基準値
より高い無負荷状態の場合にH信号を出力信号と
して発生し低い場合にL信号を出力信号として発
生する周波数判別回路を設け、放電ランプの正常
点灯状態のランプ電流を無負荷状態および半波放
電状態のランプ電流と区別して検出できる第2の
基準値を設け、その第2の基準値より大きい正常
点灯状態の場合にH信号を出力信号として発生し
小さい場合にL信号を出力信号として発生するラ
ンプ特性判別回路を設け、放電ランプの寿命末期
の半波放電状態に対応する周波数判別回路および
ランプ特性判別回路の出力信号の特定の組み合わ
せに応答して、つまり周波数判別回路から出力信
号としてL信号を受けかつ前記ランプ特性判別回
路から出力信号としてL信号を受けたときに自励
式共振型インバータの発振動作を抑制する保護回
路を設けているので、放電ランプの寿命末期の半
波放電状態に対する自励式共振型インバータの保
護を図ることができる。 しかも、自励式共振型インバータの発振周波数
と放電ランプのランプ電流とを放電ランプの寿命
末期の半波放電状態と放電ランプの正常点灯状態
および無負荷状態との判別基準とする構成である
ので、自励式共振型インバータの発振周波数の高
低を単一の基準値で2値化するとともに、放電ラ
ンプのランプ電流の大小を単一の基準値で2値化
するだけでよく、しかもその値の設定も正確さを
あまり必要とせず、各閾値の設定が容易である。
したがつて、放電ランプの寿命末期の半波放電状
態を簡単かつ確実に判別して自励式共振型インバ
ータの保護を図ることができるとともに、放電ラ
ンプの正常点灯状態および無負荷状態における自
励式共振型インバータの無用な発振停止を防止す
ることができる。
ンバータの無負荷状態の発振周波数を正常点灯状
態および半波放電状態の発振周波数と区別して検
出できる第1の基準値を設け、その第1の基準値
より高い無負荷状態の場合にH信号を出力信号と
して発生し低い場合にL信号を出力信号として発
生する周波数判別回路を設け、放電ランプの正常
点灯状態のランプ電流を無負荷状態および半波放
電状態のランプ電流と区別して検出できる第2の
基準値を設け、その第2の基準値より大きい正常
点灯状態の場合にH信号を出力信号として発生し
小さい場合にL信号を出力信号として発生するラ
ンプ特性判別回路を設け、放電ランプの寿命末期
の半波放電状態に対応する周波数判別回路および
ランプ特性判別回路の出力信号の特定の組み合わ
せに応答して、つまり周波数判別回路から出力信
号としてL信号を受けかつ前記ランプ特性判別回
路から出力信号としてL信号を受けたときに自励
式共振型インバータの発振動作を抑制する保護回
路を設けているので、放電ランプの寿命末期の半
波放電状態に対する自励式共振型インバータの保
護を図ることができる。 しかも、自励式共振型インバータの発振周波数
と放電ランプのランプ電流とを放電ランプの寿命
末期の半波放電状態と放電ランプの正常点灯状態
および無負荷状態との判別基準とする構成である
ので、自励式共振型インバータの発振周波数の高
低を単一の基準値で2値化するとともに、放電ラ
ンプのランプ電流の大小を単一の基準値で2値化
するだけでよく、しかもその値の設定も正確さを
あまり必要とせず、各閾値の設定が容易である。
したがつて、放電ランプの寿命末期の半波放電状
態を簡単かつ確実に判別して自励式共振型インバ
ータの保護を図ることができるとともに、放電ラ
ンプの正常点灯状態および無負荷状態における自
励式共振型インバータの無用な発振停止を防止す
ることができる。
第1図はこの発明の一実施例の放電灯点灯装置
の構成を示す回路図、第2図は第1図の各部の波
形図、第3図は周波数判別回路の具体構成を示す
回路図、第4図および第5図は第3図の各部の波
形図、第6図は自励式共振型インバータの二次側
の等価回路図である。 B……直流電源、IN……自励式共振型インバ
ータ、l……放電ランプ、SH……周波数判別回
路、LH……ランプ特性判別回路、HG……保護
回路。
の構成を示す回路図、第2図は第1図の各部の波
形図、第3図は周波数判別回路の具体構成を示す
回路図、第4図および第5図は第3図の各部の波
形図、第6図は自励式共振型インバータの二次側
の等価回路図である。 B……直流電源、IN……自励式共振型インバ
ータ、l……放電ランプ、SH……周波数判別回
路、LH……ランプ特性判別回路、HG……保護
回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 直流電源と、 この直流電源の電圧を高周波電圧に変換する自
励式共振型インバータと、 この自励式共振型インバータより容量性限流要
素を介して高周波電力が供給されて点灯する放電
ランプと、 前記自励式共振型インバータの無負荷状態の発
振周波数を正常点灯状態および半波放電状態の発
振周波数と区別して検出できる第1の基準値を設
け、その第1の基準値より高い無負荷状態の場合
にハイレベル信号(以下、H信号と略す)を出力
信号として発生し低い場合にローレベル信号(以
下、L信号と略す)を出力信号として発生する周
波数判別回路と、 前記放電ランプの正常点灯状態のランプ電流を
無負荷状態および半波放電状態のランプ電流と区
別して検出できる第2の基準値を設け、その第2
の基準値より大きい正常点灯状態の場合にH信号
を出力信号として発生し小さい場合にL信号を出
力信号として発生するランプ特性判別回路と、 前記周波数判別回路から出力信号としてL信号
を受けかつ前記ランプ特性判別回路から出力信号
としてL信号を受けたときに前記自励式共振型イ
ンバータの発振動作を抑制する保護回路とを備え
た放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7742288A JPH01246795A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7742288A JPH01246795A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 放電灯点灯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01246795A JPH01246795A (ja) | 1989-10-02 |
| JPH0449238B2 true JPH0449238B2 (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=13633530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7742288A Granted JPH01246795A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01246795A (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5642995A (en) * | 1979-09-14 | 1981-04-21 | Matsushita Electric Works Ltd | Transistor inverter type discharge lamp starter |
| JPS5873997A (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-04 | 三菱電機株式会社 | 放電灯点灯装置 |
| JPS58189991A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-05 | 三菱電機株式会社 | 放電灯点灯装置 |
| JPS6115598U (ja) * | 1984-07-03 | 1986-01-29 | 三菱重工業株式会社 | 原子炉 |
| JPS6251196A (ja) * | 1986-07-26 | 1987-03-05 | 東芝ライテック株式会社 | 放電灯点灯装置 |
-
1988
- 1988-03-28 JP JP7742288A patent/JPH01246795A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01246795A (ja) | 1989-10-02 |
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