JPH0449990A - 蒲団、その製造法、その輸送方法およびその保管方法 - Google Patents
蒲団、その製造法、その輸送方法およびその保管方法Info
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- JPH0449990A JPH0449990A JP2154823A JP15482390A JPH0449990A JP H0449990 A JPH0449990 A JP H0449990A JP 2154823 A JP2154823 A JP 2154823A JP 15482390 A JP15482390 A JP 15482390A JP H0449990 A JPH0449990 A JP H0449990A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は蒲団、その製造法、その輸送方法およびその保
管方法に関する。
管方法に関する。
[従来の技術]
一般に、蒲団のなかには、空気を多量に含む嵩高の綿や
羽毛などが用いられている。このため、このような綿な
どが入った蒲団を運搬したり、保管することは、空気を
運搬したり、保管しているようなものであり、−度に大
量のものを運搬したり、保管することは、かなり広いス
ペースを必要とし、コスト的にきわめて不利であった。
羽毛などが用いられている。このため、このような綿な
どが入った蒲団を運搬したり、保管することは、空気を
運搬したり、保管しているようなものであり、−度に大
量のものを運搬したり、保管することは、かなり広いス
ペースを必要とし、コスト的にきわめて不利であった。
さらには、このような嵩高の蒲団は、実際の縫製現場に
おいて作業するときに、嵩高で柔かいので取扱いにくい
という欠点をも有していた。
おいて作業するときに、嵩高で柔かいので取扱いにくい
という欠点をも有していた。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、
運搬、保管時においてはその嵩を小さくすることにより
、コストを著しく低減させうる蒲団を提供することを目
的とするものである。また、本発明は、蒲団を作製する
際には蒲団綿の嵩を小さくして縫製の作業性を向上させ
ることができ、また蒲団の作製後にはもとの状態に嵩を
回復させることができる蒲団を提供することも目的とす
るものである。
運搬、保管時においてはその嵩を小さくすることにより
、コストを著しく低減させうる蒲団を提供することを目
的とするものである。また、本発明は、蒲団を作製する
際には蒲団綿の嵩を小さくして縫製の作業性を向上させ
ることができ、また蒲団の作製後にはもとの状態に嵩を
回復させることができる蒲団を提供することも目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、■構成繊維および熱融着性繊維からなる蒲団
綿を内蔵してなる蒲団であって、構成繊維が熱融着性繊
維によって実質的に結合されていないことを特徴とする
蒲団、■構成繊維および熱融着性繊維からなる蒲団綿を
加熱加圧することによって圧縮状態で固定し、この圧縮
状態で固定された蒲団綿を用いて蒲団を形成したのち、
熱融着性繊維の融点以上の温度に加熱し、蒲団綿の嵩を
回復することを特徴とする蒲団の製造法、■前記蒲団を
加熱加圧することによって圧縮状態で固定し、輸送する
ことを特徴とする蒲団の輸送方法、および■前記蒲団を
加熱加圧することによって圧縮状態で固定し、保管する
ことを特徴とする蒲団の保管方法に関する。
綿を内蔵してなる蒲団であって、構成繊維が熱融着性繊
維によって実質的に結合されていないことを特徴とする
蒲団、■構成繊維および熱融着性繊維からなる蒲団綿を
加熱加圧することによって圧縮状態で固定し、この圧縮
状態で固定された蒲団綿を用いて蒲団を形成したのち、
熱融着性繊維の融点以上の温度に加熱し、蒲団綿の嵩を
回復することを特徴とする蒲団の製造法、■前記蒲団を
加熱加圧することによって圧縮状態で固定し、輸送する
ことを特徴とする蒲団の輸送方法、および■前記蒲団を
加熱加圧することによって圧縮状態で固定し、保管する
ことを特徴とする蒲団の保管方法に関する。
[作用および実施例]
本発明の蒲団は、構成繊維および熱融着性繊維からなる
蒲団綿を内蔵したものであり、構成繊維が熱融着性繊維
によって実質的に結合されていないことを特徴とするも
のである。
蒲団綿を内蔵したものであり、構成繊維が熱融着性繊維
によって実質的に結合されていないことを特徴とするも
のである。
前記蒲団綿に用いられる構成繊維としては、とくに限定
はないが、熱融着性繊維の溶融によって圧縮状態から解
放されたときに、嵩を大きく回復させるものが好ましい
。このように嵩を大きく回復させる構成繊維としては、
たとえば高捲縮繊維などの捲縮繊維などがあげられるが
、該捲縮繊維のなかでも、潜在捲縮性繊維は、加熱によ
り大きな捲縮を発現するものであるので、とくに好まし
いものである。
はないが、熱融着性繊維の溶融によって圧縮状態から解
放されたときに、嵩を大きく回復させるものが好ましい
。このように嵩を大きく回復させる構成繊維としては、
たとえば高捲縮繊維などの捲縮繊維などがあげられるが
、該捲縮繊維のなかでも、潜在捲縮性繊維は、加熱によ
り大きな捲縮を発現するものであるので、とくに好まし
いものである。
前記捲縮繊維は、嵩回復のために再加熱した際に、仮接
着していた熱融着性繊維が溶融して接着力が弱まり、そ
れまで歪んでいた捲縮繊維が元の状態に戻ろうとする反
発力が嵩回復のための推進力として働くものである。し
たがって、本発明においてはこれら捲縮繊維として、捲
縮率、残留捲縮率および捲縮弾性率が大きい繊維が用い
られることが好ましい。
着していた熱融着性繊維が溶融して接着力が弱まり、そ
れまで歪んでいた捲縮繊維が元の状態に戻ろうとする反
発力が嵩回復のための推進力として働くものである。し
たがって、本発明においてはこれら捲縮繊維として、捲
縮率、残留捲縮率および捲縮弾性率が大きい繊維が用い
られることが好ましい。
前記捲縮率、残留捲縮率および捲縮弾性率の大きい繊維
とは、捲縮率12〜70%、残留捲縮率7〜70%、捲
縮弾性率30〜100%である繊維をいう。このような
繊維のなかでは、とくに捲縮率20〜70%、残留捲縮
率15〜70%および捲縮弾性率60〜100%を有す
るものが好ましい。なお、前記捲縮率、残留捲縮率およ
び捲縮弾性率は、捲縮が顕在化しているばあいの数値で
あり、捲縮が潜在化しているばあいには、顕在化したと
きの数値を表わす。
とは、捲縮率12〜70%、残留捲縮率7〜70%、捲
縮弾性率30〜100%である繊維をいう。このような
繊維のなかでは、とくに捲縮率20〜70%、残留捲縮
率15〜70%および捲縮弾性率60〜100%を有す
るものが好ましい。なお、前記捲縮率、残留捲縮率およ
び捲縮弾性率は、捲縮が顕在化しているばあいの数値で
あり、捲縮が潜在化しているばあいには、顕在化したと
きの数値を表わす。
このような繊維の例としては、たとえば中空繊維、繊度
6デニ一ル以上の太い繊維、捲縮半径の大きい繊維、加
熱や加湿などにより収縮して三次元スパイラル構造とな
る一般に高捲縮繊維といわれる繊維などがあげられる。
6デニ一ル以上の太い繊維、捲縮半径の大きい繊維、加
熱や加湿などにより収縮して三次元スパイラル構造とな
る一般に高捲縮繊維といわれる繊維などがあげられる。
これらの他にも機械的に捲縮が付与された捲縮数4〜3
0個/25■l程度の繊維も用いることができる。
0個/25■l程度の繊維も用いることができる。
なお、本発明においては、前記捲縮率、残留捲縮率およ
び捲縮弾性率は以下のように定義される。
び捲縮弾性率は以下のように定義される。
すなわち、試料に1デニールあたり2tsgf’の初荷
重をかけたときの長さ(a)と、これに1デニールあた
り 500■g「の荷重をかけたときの長さ中〉を#1
定する。つぎに全荷重を除き、1分間放置後、初荷重を
かけたときの長さ(C)を測定し、次式により捲縮率(
%)および残留捲縮率(%)を算出する。なお、試験回
数は20回とし、それぞれの平均値で表わす。
重をかけたときの長さ(a)と、これに1デニールあた
り 500■g「の荷重をかけたときの長さ中〉を#1
定する。つぎに全荷重を除き、1分間放置後、初荷重を
かけたときの長さ(C)を測定し、次式により捲縮率(
%)および残留捲縮率(%)を算出する。なお、試験回
数は20回とし、それぞれの平均値で表わす。
−a
捲縮率(%)−X100
b−c
残留捲縮率(%)−X100
また、捲縮弾性率(%)は、次式に基づいて算出する。
−c
捲縮弾性率(%)−X100
−a
前記したように、中空繊維、繊度の大きい繊維および捲
縮半径の大きい繊維のほかにも、前記捲縮率、残留捲縮
率および捲縮弾性率が大きい繊維は回復性がよいので、
好適に用いることができる。
縮半径の大きい繊維のほかにも、前記捲縮率、残留捲縮
率および捲縮弾性率が大きい繊維は回復性がよいので、
好適に用いることができる。
なお、本明細書において「高捲縮繊維」と表現している
のは、主に上述の捲縮率、残留捲縮率、捲縮弾性率の大
きい繊維および三次元スパイラル構造をもつ繊維を意味
するものであり、その繊維における捲縮が顕在化してい
ても潜在化していてもいずれでもよい。
のは、主に上述の捲縮率、残留捲縮率、捲縮弾性率の大
きい繊維および三次元スパイラル構造をもつ繊維を意味
するものであり、その繊維における捲縮が顕在化してい
ても潜在化していてもいずれでもよい。
乾熱または湿熱状態で加熱することにより収縮して三次
元スパイラル構造となる繊維としては、たとえば複合繊
維で捲縮が顕在化している繊維、複合繊維で捲縮が潜在
化している繊維、単一成分で特定の熱履歴て捲縮が潜在
化している繊維などがあげられる。
元スパイラル構造となる繊維としては、たとえば複合繊
維で捲縮が顕在化している繊維、複合繊維で捲縮が潜在
化している繊維、単一成分で特定の熱履歴て捲縮が潜在
化している繊維などがあげられる。
前記複合繊維としては、たとえば低融点ポリエステル成
分と高融点ポリエステル成分の2成分や低融点ポリアミ
ド成分と高融点ポリエステル成分の2成分からなるサイ
ドバイサイド型、芯鞘型、偏芯型などの複合繊維などが
あげられる。
分と高融点ポリエステル成分の2成分や低融点ポリアミ
ド成分と高融点ポリエステル成分の2成分からなるサイ
ドバイサイド型、芯鞘型、偏芯型などの複合繊維などが
あげられる。
前記単一成分で特定の熱履歴で捲縮が潜在化している繊
維とは、繊維を緊張下に加熱刃と擦過させたり、繊維を
加熱状態にして刃と擦過させることにより、繊維と刃の
接した部分の分子の配列を乱すように熱履歴を与えた繊
維をいう。
維とは、繊維を緊張下に加熱刃と擦過させたり、繊維を
加熱状態にして刃と擦過させることにより、繊維と刃の
接した部分の分子の配列を乱すように熱履歴を与えた繊
維をいう。
前記繊維は、乾熱または湿熱状態で加熱することによっ
て収縮して三次元スパイラル構造の捲縮を生じるが、本
発明においてはこの捲縮が蒲団綿の完成時点において潜
在化していてもよい。本発明においては、前記繊維の捲
縮が潜在化している繊維は、嵩回復をさせる際の加熱に
よって捲縮を発現し、これが嵩を回復する復元力として
働くので嵩回復率を向上させる意味で望ましいものであ
る。なお、捲縮発現の度合いが大きくなると、嵩方向の
厚さが大きくなるが、幅方向には収縮が生じて蒲団綿の
面積が縮小するようになる。したがって、とくに寸法安
定性が要求されるばあいには、捲縮が蒲団綿の完成時に
おいて顕在化している繊維を用いることが望ましい。
て収縮して三次元スパイラル構造の捲縮を生じるが、本
発明においてはこの捲縮が蒲団綿の完成時点において潜
在化していてもよい。本発明においては、前記繊維の捲
縮が潜在化している繊維は、嵩回復をさせる際の加熱に
よって捲縮を発現し、これが嵩を回復する復元力として
働くので嵩回復率を向上させる意味で望ましいものであ
る。なお、捲縮発現の度合いが大きくなると、嵩方向の
厚さが大きくなるが、幅方向には収縮が生じて蒲団綿の
面積が縮小するようになる。したがって、とくに寸法安
定性が要求されるばあいには、捲縮が蒲団綿の完成時に
おいて顕在化している繊維を用いることが望ましい。
なお、前記複合繊維で壜縮が潜在化している繊維または
単一成分で特定の熱履歴で捲縮が潜在化している繊維を
捲縮が顕在化した繊維として用いるばあいには、蒲団の
製造の際に、捲縮を発現せしめる温度に前記繊維を加熱
すればよい。
単一成分で特定の熱履歴で捲縮が潜在化している繊維を
捲縮が顕在化した繊維として用いるばあいには、蒲団の
製造の際に、捲縮を発現せしめる温度に前記繊維を加熱
すればよい。
また、本発明においては、膨張度などが阻害されない範
囲内であれば前記構成繊維のなかには他の天然繊維、合
成繊維、半合成繊維などが適宜配合されていてもよい。
囲内であれば前記構成繊維のなかには他の天然繊維、合
成繊維、半合成繊維などが適宜配合されていてもよい。
本発明においては蒲団綿の構成繊維を圧縮状態で固定す
るために熱融着性繊維が用いられる。
るために熱融着性繊維が用いられる。
前記熱融着性繊維としては、複合繊維と単一成分繊維が
ある。
ある。
本発明において複合繊維を用いたばあいには、低融点成
分のみしか溶融しないため、過剰に溶融、接着すること
がないので、風合を損うことがなく、取扱いがより容易
となる。
分のみしか溶融しないため、過剰に溶融、接着すること
がないので、風合を損うことがなく、取扱いがより容易
となる。
前記複合繊維の代表例としては、たとえば低融点ポリエ
ステル成分−高融点ポリエステル成分、低融点ポリアミ
ド成分−高融点ポリエステル成分の組合せからなる複合
繊維などがあげられ、該複合繊維の形態としては、たと
えばサイドバイサイド型、芯鞘型、海島型などがあげら
れる。なお、これら複合繊維の低融点成分は一般に80
〜100℃程度の溶融温度をもっているので、加熱、再
加熱が低温で行なえるため、他の構成繊維に影響を与え
ないとともに、エネルギーの省力化にも役立ち、作業性
も向上するという利点をもっている。
ステル成分−高融点ポリエステル成分、低融点ポリアミ
ド成分−高融点ポリエステル成分の組合せからなる複合
繊維などがあげられ、該複合繊維の形態としては、たと
えばサイドバイサイド型、芯鞘型、海島型などがあげら
れる。なお、これら複合繊維の低融点成分は一般に80
〜100℃程度の溶融温度をもっているので、加熱、再
加熱が低温で行なえるため、他の構成繊維に影響を与え
ないとともに、エネルギーの省力化にも役立ち、作業性
も向上するという利点をもっている。
なお、前記熱融着性繊維の蒲団綿における含有量が多く
なれば、該蒲団綿は硬くなると同時に嵩回復性がわるく
なる。一方、前記熱融着性繊維の蒲団綿における含有量
が少なくなれば、該熱融着性繊維の分散状態が不均一と
なる。したがって、前記熱融着性繊維の蒲団綿における
含有量は、5〜40重量%、なかんづく5〜20重量%
であることが好ましい。
なれば、該蒲団綿は硬くなると同時に嵩回復性がわるく
なる。一方、前記熱融着性繊維の蒲団綿における含有量
が少なくなれば、該熱融着性繊維の分散状態が不均一と
なる。したがって、前記熱融着性繊維の蒲団綿における
含有量は、5〜40重量%、なかんづく5〜20重量%
であることが好ましい。
前記したごとく、構成繊維および熱融着性繊維からなる
蒲団綿は、100℃以下の温度を加えるとともに加圧し
たのち、その加圧状態で冷却することにより熱融着性繊
維によってその圧縮状態が維持されるため、最初の蒲団
綿の175〜1/13程度の厚さの蒲団綿とすることが
できる。
蒲団綿は、100℃以下の温度を加えるとともに加圧し
たのち、その加圧状態で冷却することにより熱融着性繊
維によってその圧縮状態が維持されるため、最初の蒲団
綿の175〜1/13程度の厚さの蒲団綿とすることが
できる。
なお、本発明においては、前記蒲団綿の片面または両面
には嵩回復性のない綿(ただし、熱融着性繊維を含まな
い)を積層してもよい。このように嵩回復性のない綿を
積層したばあいには、蒲団綿の嵩の増減の際に生じる厚
さむらを防ぎ、溶融した接着成分が蒲団の生地を汚染す
るのを防ぐという効果が奏される。
には嵩回復性のない綿(ただし、熱融着性繊維を含まな
い)を積層してもよい。このように嵩回復性のない綿を
積層したばあいには、蒲団綿の嵩の増減の際に生じる厚
さむらを防ぎ、溶融した接着成分が蒲団の生地を汚染す
るのを防ぐという効果が奏される。
本発明の蒲団は、前記蒲団綿を内蔵したものであるから
、加熱加圧することにより圧縮状態で固定されるが、こ
のように圧縮状態で固定された蒲団綿を有する蒲団は、
その嵩が小さく、しかもある程度の剛性を有するので、
嵩ぼらず、輸送、保管、縫製などの作業性にすぐれたも
のである。また、運搬、保管、縫製などを行なったあと
には、加熱を施すだけでもとの状態に嵩が回復するので
、従来から使用されている蒲団と同様に使用しうるちの
である。
、加熱加圧することにより圧縮状態で固定されるが、こ
のように圧縮状態で固定された蒲団綿を有する蒲団は、
その嵩が小さく、しかもある程度の剛性を有するので、
嵩ぼらず、輸送、保管、縫製などの作業性にすぐれたも
のである。また、運搬、保管、縫製などを行なったあと
には、加熱を施すだけでもとの状態に嵩が回復するので
、従来から使用されている蒲団と同様に使用しうるちの
である。
なお、本発明においては、蒲団綿を入れる布団側袋を構
成する布地は、とくに限定がなく、汎用されているもの
であればよい。かかる布地の一例としては、たとえば木
綿などからなる織布などがあげられる。
成する布地は、とくに限定がなく、汎用されているもの
であればよい。かかる布地の一例としては、たとえば木
綿などからなる織布などがあげられる。
本発明の蒲団に用いられる蒲団綿の製造法の一例として
は、たとえば構成繊維および熱融着性繊維を混合し、カ
ーデイングなどの手段により繊維ウェブとする方法など
があげられる。
は、たとえば構成繊維および熱融着性繊維を混合し、カ
ーデイングなどの手段により繊維ウェブとする方法など
があげられる。
前記蒲団綿の目付は、目的とする蒲団の厚さによって異
なるので一部には決定することができないが、その−例
をあげればたとえば500〜2500g4程度である。
なるので一部には決定することができないが、その−例
をあげればたとえば500〜2500g4程度である。
つぎに、えられた蒲団綿を熱融着性繊維の溶融温度より
も高く、かつ構成繊維の溶融温度よりも低い温度で加熱
圧縮する。この加熱によって熱融着性繊維の一部が溶融
し、圧縮状態で蒲団綿を固定するのである。
も高く、かつ構成繊維の溶融温度よりも低い温度で加熱
圧縮する。この加熱によって熱融着性繊維の一部が溶融
し、圧縮状態で蒲団綿を固定するのである。
加熱圧縮の方法には、たとえばローラープレスによる方
法、フラットプレスによる方法などがあり、ローラープ
レスによる方法は、連続的に蒲団綿を加熱圧縮しつるの
で、生産上好ましい方法である。
法、フラットプレスによる方法などがあり、ローラープ
レスによる方法は、連続的に蒲団綿を加熱圧縮しつるの
で、生産上好ましい方法である。
なお、蒲団綿は加熱圧縮をするローラープレス装置、フ
ラットプレス装置またはベルトプレス装置を出た時点で
熱が下がって熱融着性繊維が固化するため、圧縮状態の
厚さのままで固定されるが、より確実に圧縮状態の厚さ
のままで固定するためには、圧縮状態を持続し、加熱を
やめて放冷するかまたは積極的に蒲団綿を冷却すること
が望ましい。また上述の加熱圧縮工程は、加熱した蒲団
綿の温度が下がらないあいだに圧縮することができるの
であれば、加熱後に圧縮する工程をとってもよい。
ラットプレス装置またはベルトプレス装置を出た時点で
熱が下がって熱融着性繊維が固化するため、圧縮状態の
厚さのままで固定されるが、より確実に圧縮状態の厚さ
のままで固定するためには、圧縮状態を持続し、加熱を
やめて放冷するかまたは積極的に蒲団綿を冷却すること
が望ましい。また上述の加熱圧縮工程は、加熱した蒲団
綿の温度が下がらないあいだに圧縮することができるの
であれば、加熱後に圧縮する工程をとってもよい。
また、前記いずれの加熱圧縮方法においても蒲団綿は全
面または点状に圧縮することができる。
面または点状に圧縮することができる。
前記のようにして製造された蒲団綿は、熱融着性繊維の
溶融温度よりも高いが、構成繊維の溶融温度よりも低い
温度で熱処理を施すことにより構成繊維が熱融着性繊維
によって実質的に結合されなくなり、嵩を回復する。な
お、実際には、熱風や加熱水蒸気によって嵩回復させる
ことが簡便であるから好ましい。
溶融温度よりも高いが、構成繊維の溶融温度よりも低い
温度で熱処理を施すことにより構成繊維が熱融着性繊維
によって実質的に結合されなくなり、嵩を回復する。な
お、実際には、熱風や加熱水蒸気によって嵩回復させる
ことが簡便であるから好ましい。
なお、前記蒲団綿を入れた蒲団の嵩を回復させるばあい
には、縫製を完了した段階で嵩回復させるのが作業性な
どの見地から好ましい。
には、縫製を完了した段階で嵩回復させるのが作業性な
どの見地から好ましい。
本発明の蒲団の他の製造法としては、前記構成繊維と熱
融着性繊維とを混合し、カーデイングなどの手段により
繊維ウェブとしたのち、この繊維ウェブを従来から行な
われている蒲団の綿詰め方法によって蒲団側袋に綿詰め
をして蒲団を形成する方法がある。ただし、この方法の
ばあい、前記蒲団の製造法と比べて作業性が劣る。
融着性繊維とを混合し、カーデイングなどの手段により
繊維ウェブとしたのち、この繊維ウェブを従来から行な
われている蒲団の綿詰め方法によって蒲団側袋に綿詰め
をして蒲団を形成する方法がある。ただし、この方法の
ばあい、前記蒲団の製造法と比べて作業性が劣る。
かくしてえられた本発明の蒲団は、運搬したり、保管し
たりするばあい、蒲団綿を加熱圧縮した方法と同様の方
法で加熱圧縮を施すことによって嵩を小さくすることが
できる。このため、運搬や保管の際の取り扱い性がよく
、スペースをとらないので、輸送費や保管費を非常に安
くすることができる。
たりするばあい、蒲団綿を加熱圧縮した方法と同様の方
法で加熱圧縮を施すことによって嵩を小さくすることが
できる。このため、運搬や保管の際の取り扱い性がよく
、スペースをとらないので、輸送費や保管費を非常に安
くすることができる。
また、輸送後あるいは保管後にこの蒲団を使用するばあ
いには、乾熱または湿熱状態で熱処理することによって
熱融着性繊維を溶融して構成繊維間の結合を解けば、嵩
が回復して元どおりの状態の嵩高な蒲団として利用する
ことができる。
いには、乾熱または湿熱状態で熱処理することによって
熱融着性繊維を溶融して構成繊維間の結合を解けば、嵩
が回復して元どおりの状態の嵩高な蒲団として利用する
ことができる。
つぎに本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する
が、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではな
い。
が、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではな
い。
実施例1
構成繊維として高捲縮ポリエステル繊維(融点256℃
、繊度6デニール、繊維長51關)48重量%およびエ
ジプトコツトン47重量%ならびに仮接着剤として低融
点芯鞘型複合ポリエステル繊維(芯:ポリエステル(融
点256℃)、鞘:低融点ポリエステル(融点87℃)
、繊度3デニール、繊維長51mm) 5重量%からな
る繊維をカーデイングし、目付800g、19の繊維ウ
ェブとした。
、繊度6デニール、繊維長51關)48重量%およびエ
ジプトコツトン47重量%ならびに仮接着剤として低融
点芯鞘型複合ポリエステル繊維(芯:ポリエステル(融
点256℃)、鞘:低融点ポリエステル(融点87℃)
、繊度3デニール、繊維長51mm) 5重量%からな
る繊維をカーデイングし、目付800g、19の繊維ウ
ェブとした。
つぎに、この繊維ウェブを温度110℃のベルト式プレ
ス装置でゲージ圧5)cgJの条件で圧縮プレスした。
ス装置でゲージ圧5)cgJの条件で圧縮プレスした。
このときの繊維ウェブの厚さは約11となり、嵩ばらな
いので、保管および輸送において非常に取扱いやすかっ
た。
いので、保管および輸送において非常に取扱いやすかっ
た。
このように、加熱加圧することによって圧縮状態で固定
された蒲団綿は、スペースをとらないものであることが
わかる。
された蒲団綿は、スペースをとらないものであることが
わかる。
つぎに、えられた蒲団綿を蒲団側袋に綿詰めをしたが、
該蒲団綿はシート状のものであるので、非常に取扱いや
すく、作業性がよかった。
該蒲団綿はシート状のものであるので、非常に取扱いや
すく、作業性がよかった。
蒲団を綿詰めをしたのち、縫製を施して蒲団をえた。
えられた蒲団に100℃の加熱水蒸気を施し、嵩を増大
させたころ、その厚さは8011に嵩回復した。えられ
た蒲団は、厚さおよび目付にムラがなく、外観が良好で
あった。
させたころ、その厚さは8011に嵩回復した。えられ
た蒲団は、厚さおよび目付にムラがなく、外観が良好で
あった。
つぎに、嵩回復させた蒲団に再度温度110℃のベルト
式プレス装置でゲージ圧5kgdの条件で圧縮プレスし
たのち、100℃の加熱水蒸気を付与し、嵩回復させた
ところ、復元率は95%であり、また膨張度は8倍であ
った。
式プレス装置でゲージ圧5kgdの条件で圧縮プレスし
たのち、100℃の加熱水蒸気を付与し、嵩回復させた
ところ、復元率は95%であり、また膨張度は8倍であ
った。
なお、ここで復元率および膨張度の定義は以下のとおり
である。
である。
[回復後の厚さ]
[復元率(%)コー
× 100
[初 期 厚 さ]
[回復後の厚さコ
[膨張度(倍)コー
[プレス後の厚さ]
このように、本発明の蒲団は、圧縮プレスにより嵩を小
さくしたのち、加熱することにより嵩回復を繰返し行な
うことができるものである。
さくしたのち、加熱することにより嵩回復を繰返し行な
うことができるものである。
したがって、えられた蒲団は、圧縮プレスにより嵩を小
さくしたときには、保管および運搬が非常に簡便であっ
た。
さくしたときには、保管および運搬が非常に簡便であっ
た。
実施例2
まず、実施例1と同様にして蒲団を作製した。
つぎに、えられた蒲団に150℃の乾熱処理を施し、嵩
を増大させたところ、その厚さは8cIIに嵩回復した
。えられた蒲団は、実施例1でえられた蒲団と同様に厚
さおよび目付にムラがなく、外観が良好であった。
を増大させたところ、その厚さは8cIIに嵩回復した
。えられた蒲団は、実施例1でえられた蒲団と同様に厚
さおよび目付にムラがなく、外観が良好であった。
嵩回復させた蒲団に再度実施例1と同様にして圧縮プレ
スしたのち、100℃の加熱水蒸気を付与し、嵩回復さ
せたところ、復元率は95%であり、また膨張度は8倍
であった。
スしたのち、100℃の加熱水蒸気を付与し、嵩回復さ
せたところ、復元率は95%であり、また膨張度は8倍
であった。
上記のことから、えられた蒲団は、実施例1でえられた
蒲団と同様に、加熱加圧することによって圧縮状態で固
定して嵩を小さくしたのち、加熱することにより嵩回復
をするという操作を繰返し行なうことができるものであ
ることがわかる。
蒲団と同様に、加熱加圧することによって圧縮状態で固
定して嵩を小さくしたのち、加熱することにより嵩回復
をするという操作を繰返し行なうことができるものであ
ることがわかる。
つぎに、えられた蒲団の嵩を圧縮プレスにより小さくし
たのち、保管および運搬を行なったがいずれも非常に簡
便であった。
たのち、保管および運搬を行なったがいずれも非常に簡
便であった。
実施例3
まず、実施例1と同じ配合組成の繊維を用意し、この繊
維を充分に混綿した蒲団綿を作製した。つぎにこの蒲団
綿を布団側袋に綿詰めをしたのち、縫製を施して厚さ8
cmの蒲団をえた。
維を充分に混綿した蒲団綿を作製した。つぎにこの蒲団
綿を布団側袋に綿詰めをしたのち、縫製を施して厚さ8
cmの蒲団をえた。
つぎに、蒲団に温度110℃のベルト式プレス装置でゲ
ージ圧5 kg / cdの条件でいったん圧縮プレス
したのち、100℃の加熱水蒸気を付与し、嵩回復させ
たところ、復元率は95%であり、また膨張度は8倍で
あった。
ージ圧5 kg / cdの条件でいったん圧縮プレス
したのち、100℃の加熱水蒸気を付与し、嵩回復させ
たところ、復元率は95%であり、また膨張度は8倍で
あった。
このように、本発明の蒲団は、実施例1でえられた蒲団
と同様に、加熱加圧することによって圧縮状態で固定し
て嵩を小さくしたのち、加熱することにより嵩回復をす
るという操作を縁返し行なうことができるものである。
と同様に、加熱加圧することによって圧縮状態で固定し
て嵩を小さくしたのち、加熱することにより嵩回復をす
るという操作を縁返し行なうことができるものである。
こうしてえられた蒲団は、圧縮プレスにより嵩を小さく
したときには、保管および運搬が非常に簡便であった。
したときには、保管および運搬が非常に簡便であった。
[発明の効果J
本発明の蒲団は、構成繊維および熱融着性繊維からなる
蒲団綿を内蔵したものであり、加熱加圧することによっ
て圧縮状態で固定され、嵩を小さくすることができるも
のであるので、その輸送および保管の際には、それに要
するスペースを小さくすることができるものである。
蒲団綿を内蔵したものであり、加熱加圧することによっ
て圧縮状態で固定され、嵩を小さくすることができるも
のであるので、その輸送および保管の際には、それに要
するスペースを小さくすることができるものである。
また、本発明の蒲団は、加熱加圧することによって圧縮
状態で固定したあとには、再加熱を施すことによって加
熱前の形状に回復するものであるため、使用状況に応じ
て適宜その嵩を調整しうるものである。
状態で固定したあとには、再加熱を施すことによって加
熱前の形状に回復するものであるため、使用状況に応じ
て適宜その嵩を調整しうるものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 構成繊維および熱融着性繊維からなる蒲団綿を内蔵
してなる蒲団であって、構成繊維が熱融着性繊維によっ
て実質的に結合されていないことを特徴とする蒲団。 2 構成繊維および熱融着性繊維からなる蒲団綿を加熱
加圧することによって圧縮状態で固定し、この圧縮状態
で固定された蒲団綿を用いて蒲団を形成したのち、熱融
着性繊維の融点以上の温度に加熱し、蒲団綿の嵩を回復
することを特徴とする蒲団の製造法。 3 請求項1記載の蒲団を加熱加圧することによって圧
縮状態で固定し、輸送することを特徴とする蒲団の輸送
方法。 4 請求項1記載の蒲団を加熱加圧することによって圧
縮状態で固定し、保管することを特徴とする蒲団の保管
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2154823A JPH0449990A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 蒲団、その製造法、その輸送方法およびその保管方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2154823A JPH0449990A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 蒲団、その製造法、その輸送方法およびその保管方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0449990A true JPH0449990A (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=15592660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2154823A Pending JPH0449990A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 蒲団、その製造法、その輸送方法およびその保管方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0449990A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012211400A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Kuraray Co Ltd | 熱膨張性不織布及びこれを用いた嵩高不織布の製造方法 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP2154823A patent/JPH0449990A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012211400A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Kuraray Co Ltd | 熱膨張性不織布及びこれを用いた嵩高不織布の製造方法 |
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