JPH04500122A - 蛋白リガンドに対するポリペプチド誘発モノクローナル受容体 - Google Patents
蛋白リガンドに対するポリペプチド誘発モノクローナル受容体Info
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- JPH04500122A JPH04500122A JP1508832A JP50883289A JPH04500122A JP H04500122 A JPH04500122 A JP H04500122A JP 1508832 A JP1508832 A JP 1508832A JP 50883289 A JP50883289 A JP 50883289A JP H04500122 A JPH04500122 A JP H04500122A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
蛋白リガンドに対するポリペプチド誘発モノクローナル受容体関連出願に対する
相互参照
本出願は、1988年8月12日出願された、出願係属中の出願シリアルNo、
232,395の一部継続出願であり、該出願は、1987年11月9日に出願
された、出願係属中の出願シリアルNo。
118.823の一部継続出願であり、該出願は、1987年4月16日に出願
された、シリアルNo、039,534の一部継続出願であり、該出願は、19
85年5月21日に出願された、出願係属中の出願シリアルNo、736,54
5の一部継続出願であり、該出願は、1984年8月17日出願の出願係属中の
PCT出願PCT/US84101304の一部係属出願で、その米国国内段階
は1985年2月15日に入り、シリアルNo、713.410で、該出願は、
1983年8月17日に出願され、放棄された出願係属中の米国出願シリアルN
o、524.084の一部継続出願である。
癌遺伝子への関心は過去10年にどんどん起こってきた。RNA腫瘍ウィルスは
、50年以上の間、ニワトリに新形成を実験的に誘発する原因物質として関連付
けられて来たが、ウィルスで誘発され、た新形成の機構が現れはじめたのは19
70年代半ばまではなかった[ビショップ(1983)アン、レブ、ビオケム、
52.301〜54]。そのような機構の一つによれば、複製適格鳥類ウィルス
および欠4JII乳類ウィルスは、ウィルスに形質転換可能性をもたらす細胞遺
伝子を獲得する。
技術分野
本発明は、免疫学的受容体及びリガンドに関し、より詳しくは、そのアミノ酸残
基配列がレトロウィルスの癌蛋白リガンドの配列に対応するポリペプチドに対し
て生じたモノクローナル受容体に関する。
背景技術
レトロウィルスは、ゲノム物質としてDNAでなくRNAの一本鎖を含むウィル
スである。これらウィルスの各々の一本鎖RNAゲノムは、ウィルスが感受性宿
主を感染した後に二本鎖D N Aを生じさせる。ウィルスゲノムのこのDNA
レプリカは次に、成功裡に感染された細胞の染色体中に永久的に入り込み、この
宿主染色体中で複製する。
以下において及び請求の範囲で述べられるレトロウィルスはさらに、複製欠陥レ
トロウィルスであると定義することができる。すなわち、これらウィルスは、ウ
ィルスのRNAゲノムが感染宿主の染色体中に導入されつるDNAへと翻訳され
るのを可能にするのに通常必要な逆転写酵素をコードする遺伝子を自身で含まな
い。また、以下で述べるレトロウィルスは典型的には、その感染において複製能
力ある、いわゆるヘルパーウィルスにより補助されなければならない。この第二
のウィルスは、両ウィルスからのゲノム物質を成功裡に感染された宿生細胞中に
組み込んでこの細胞を形質転換する逆転写酵素をコードする遺伝子を含む。
理解の容易のために以下で及び請求の範囲において、複製欠陥レトロウィルスは
単にレトロウィルスとして述べられているが、これらが複製欠陥的であり、感染
の成功及び宿主細胞の形質転換のためにヘルパーウィルスの助けを必要とすると
いうことが理解されよう。レトロウィルスという言葉のこの用法は当該分野で知
られており、更に説明することなくそのまま当該分野で用いられてきた。
レトロウィルス類のあるものは、宿主に接種された後短期間に固体腫瘍の形成を
ひき起す能力により判断して高度に発癌性である。
これらウィルスはまた、実験室で育てられ培養される細胞において“癌的”変化
を起すことができる。そのような変化は、“形質転換”と呼ばれ、発癌ウィルス
の信頼できるインビトロの応用生物学的評価を与える。このようなウィルスのい
くつかが、鶏、七面鳥、マウス、ラット、ネコ及びサルから分離されている。
これら高度に発癌性のウィルスのゲノム上にある単一の遺伝子つまり癌遺伝子が
、ウィルスの腫瘍発生能力の原因となっている。いくつかのウィルスの場合、こ
れら癌遺伝子の蛋白生成物(以下では癌蛋白又はオンコブロチインと云う)は、
ウィルス誘発腫瘍を持つ動物からの血清がこれら癌蛋白に対する抗体を含むとい
う事実を利用して免疫学的に同定されてきた。
急速に増加している各種証拠は、レトロウィルスの癌遺伝子が総てのを椎動物の
正常細胞遺伝情報中の特定の遺伝子部位に密接に関係し、かつこれから誘導され
ることを示している。
sis癌遺伝子の遺伝子生成物と血小板由来成長因子鎖の間の類似性[ドウリト
ル等、(1983)サイエンス221.275〜277゜ウォーターフィールド
等、(1983)ネイチャー304.35〜39]は、癌遺伝子による悪性形質
転換と成長因子による正常細胞分裂の促進との間に最も強固な結びっけを与える
。この癌遺伝子生成物と成長因子と細胞受容体の間の同一性は、erb Bの正
常相同物であることが判った表皮成長因子細胞受容体の配列分析で一層確証され
た[ドウンワード等、(1984)ネイチャー307.521〜527、ウルリ
ッチ等、(1984)ネイチャー309.418〜425]。さらに、fms抗
体とコロニー促進因子−1受容体の[シラー等、(1985)セル、665〜6
76つ、同様に蛋白キナーゼ類似性とインシュリン受容体の[ウルリッヒ等(1
985)ネイチャー313.756〜761コおよび多くの配列化オンコブロチ
インのキナ−ゼ活性を示した成虫因子受容体[ヤードン等(1986)ネイチャ
ー323.226〜232]の免疫交叉反応性は、幾つかの成虫因子のシグナル
トランスダクションに重要であろう。
レトロウィルスにより獲得され、またはトランスフェクション実施により同定さ
れた癌遺伝子の配列化は、キナーゼ家族数の数を太き(越えた。[ハンター等、
(1985)アン、シブ。ビオヘム、54.897〜930]この配列分析は、
キナーゼ関連蛋白数が大きくて家族数は配列同一性および全体の構類似性に基づ
くサブグループに分けられることを示唆した。キナーゼ家族は、好都合には、ド
メインを結合している細胞外の(ホルモン/成長・因子)を有しまたは有しない
遺伝子生成物に分けられる。
srcおよびyesキナーゼ蛋白間の非常な類似性は、ここ数年の間現れてきて
いる。[キタムラ等、(1982)ネイチャー297.205〜208コ最近、
付加遺伝子のシーフェンシングは、この同一性をfgrs [す−7ハo等、(
1984)サイエンス222.63〜66]Ick、 [マーンニ等、(198
6)ブロク、ナトル、アカド、サイ、ニーニスニー83.5459〜5463コ
およびiyn [ヤマナシ等(1987)モル、アンド・セル・パイオル、L
237〜243コに拡大した。これら6つの全ての遺伝子は、はぼ同じ大きさ5
5−65kdの蛋白を暗号に書き出し、遺伝子は、それらが同一先祖のプロト−
癌遺伝子から進化したことを示しているイントロン/エクソン領域に分けられる
。しかしながら、各遺伝子は、別々のクロモシーム上に位置し、異なる組織内の
異なる蛋白を表現する。
多くの付加キナーゼ家族数もまた、サブグループに置かれ得る。
was [パン・ベヴエラン等(1981)ネイチャー298.258〜262
]は、pin−1[セルテン等(1986)セル46.603〜611]に深く
関連し、モロニー白血病ウィルスの好ましい統合部位の−っである。aM[レッ
ディ等(1983)ブロク、ナトル、アセト。
サイ、ニーニスニー80.3623〜3627コは、訂g[クルー等(1986
)サイエンス234.1545〜1547コに深く関連している。fes[ハム
ブ等(1982)セル30.775〜785コおよびfps[ンブヤ等(198
2)セル30,787〜795]は、同一遺伝子の哺乳類およびニワトリの片わ
れである。同様に、raf[ストレイヴ等(1984)ネイチャー309.85
〜88コおよびmiA[マーク等(1984)サイエンス224.285〜28
9]は、同一遺伝子の哺乳類およびニワトリの類似体である。これらは、A −
rof/pks[ワレイヘル等(1986)モル、アンド・セル・パイオル、6
.2655〜2662、マーク等(1986)ブロク、ナトル アカド、サイ、
ニーニスニー83.6312〜6316]に深く関連する。
ウィルスの片われを有しないサブグループは、蛋白キナーゼC1ホルボールエス
テル用受容体を暗号に書き出す遺伝子を含む。このサブグループよりなる少なく
とも3つの深く関連した遺伝子がある。[コウセンス等(1986)サイエンス
233.859〜866、クノフ等(1986)セル46.491〜502コ。
さらに、遺伝子の一つは、二者択一のエキソン使用による二つの蛋白を暗号に書
き出す[オーツ等(1987)ネイチャー325.161〜161〕。他のより
わずかに関連する細胞質キナーゼは、cAMP−およびcGMP−依存蛋白キナ
ーゼ[ショージ等(1981)ブロク、ナトル、アカド、サイ、ニーニスニー7
8.848〜851.タカオ等(1984)バイオケミストリー23.4207
〜4218]、同様に、ミオシンL鎖キナーゼ[タカオ等(1985)バイオケ
ミストリー24.6028〜6037]を含む。幾つかのトランスメンブランキ
ナーゼもまた、過去数年間に配列決定された。
ヒト表皮成長因子受容体(HER)に深く関連する遺伝子もまた、ヒト(HER
−2)[コウセンス等(1985)サイエンス230.1132〜1139コお
よびラット(neu) [バーブマン等(1986)ネイチャー319.226
〜230]を見出された。ros[ネッカメイヤー等(1985)ジェイ、ヴイ
ロル、53.879〜884]に結合する成長因子は、その配列はインシニリン
受容体(HI R)[ウルリッヒ等(1985)ネイチャー313.756〜7
61コに最も深く関連しているにもかかわらず、知られていない。コロニー促進
因子1受容体、FMS[ハムプ等(1984)ブロク、ナトル、アカド、サイ、
ニーニスニー81.85〜89コは、kitおよび血小板誘発成長因子、PDG
E−R[ヤードン等(1986)ネイチャー323、226〜232]用受容体
とサブグループを形成する。加えて、trk[7−チンーザンカ等(1986)
ネイチャー319.743〜748コおよびmet −8[ディージ等(198
5)ネイチャー318.385]癌遺伝子の配列は、対応成長因子が知られてい
ないにもかからず、発表された。
広くはないが同様の進展は、ras癌遺伝子家族により表現される蛋白を結合し
ているヌクレオチドにも見られる。配列データは、baS[レディ等(1985
)ジエイ ヴイロル、53.984〜987]がH−ras[ダー等(1982
)サイエンス217.934〜937]のマウス形であること、およびH−なら
びにに−ras生成物がカルボキシル部分で原則的に異なることを示す[ツチダ
等(1982)サイエンス217.937〜939]。二者択一のエキランを経
てに−rasは、2蛋白[4Aおよび4B]を暗号に書き出すことができる[マ
ツフグラス等(1,983)ネイチャー301.501〜506コ。
第三のメンバー、N −rasもまた、この部位中のH−およびK −rasか
ら分かれる[タパロウスキイ等(1983)セル34.581〜586〕。他の
密接に関連する遺伝子は、R−rasて[ロウ等(1987)セル48.137
〜146]、この遺伝子は3つのras遺伝子、これらは同一先祖の遺伝子から
進化している、と密接に関連しているが、R−rasは異なるイントロン/エク
ソンボーダーを有する。他の遺伝子、rho7[7ヅル等(1985)セル41
.31〜40〕は、rasと類似の部位が分散する。さらに、第三のグループ、
ralも、同様の類似部位を有する[チャーディン等(1986)エムボ・ジエ
イ、5.2203〜2208コ。そのうえ、酵母遺伝子ypt[ガルウィツ等(
1983)ネイチャー306.704〜707]は、rasと類似の部位を有し
、この遺伝子は、rasと非常に類似の2つの酵母遺伝子と明らかに異なる。即
ち、これらはR−RASにより類似する。
他の遺伝子、これらもrasと類似する、はG蛋白[イト−等(1986)ブロ
ク、ナトル、アカド、サイ、ニーニスニー83.3776〜3780F同様にト
ランスダクンヨンおよび伸長因子、Tu[ロクリー等(1985)サイエンス2
28.96〜99コを含む。G蛋白は、(Gs)を促進しくGi)アデニレート
シクラーゼを阻害するサブユニットから構成される。他の関連蛋白(Go)は、
未知の機能を有する。これらの蛋白は、密接に関連した配列を有する、種々の異
なる形態に存在する。
核蛋白myb [ルシュoつ等(1982)サイエンス216.1421〜14
23コ、ll1yc[コルビイ等(1983)ネイチャー301.722〜72
5]およびfos [ヴアン・ストラーテン等(1983)ブロク、ナトル、ア
カド、サイ、ニーニスニー80.3183〜3187コは、配列よりも細胞位置
でより関連している、他の科の癌遺伝子よりなる。しかしながら、これらの癌遺
伝子に関連する付加遺伝子が同定された。N−myc[スタントン(1986)
ブロク、ナトル、アヵド、サイ、ニーニスニー83.1772〜1776コおよ
びレ−JIC[ナラ等(1985)ネイチャー318.69〜73コ配列は、発
表され、そして発表された関連配列は同定された。さらに、配列は、f。
Sとわずかに関連する。関連fos(r−fos)[コクラン等(1984)サ
イエンス226.1080〜1082コ配列が、発表され、未発表のデータは、
jun癌遺伝子が制限するようにホスホリラーゼ阻止因子が類似性を制限するこ
とを示す。
他のグループの核癌遺伝子関連蛋白は、ステロイドおよび甲状腺ホルモン受容体
を含む。erb Aに関連する唯一の配列が発表された[サブ等(1986)ネ
イチャー324.635〜640.ワインバーガー等(1986)ネイチャー3
24.641〜646]けれども、ハイブリッド形成研究は、ついに2つの関連
配列がヒトゲノムに存在することを示す[ワインバーガー等(1986)ネイチ
ャー324.641〜646コ。ステロイド受容体配列は、erbA(甲状腺ホ
ルモン受容体)が幾つかの受容体(エストロゲン、グムコエルチェイド、プロゲ
ステロン、アルデステロン)を含む玉料の部分であることを示す[グリーン等(
1986)サイエンス231.1150〜1153、ホルンバーブ等ネイチャー
318.635〜641およびコンリイ等(1986)サイエンス233.76
7〜770コ。
成長因子グループにおいて、わずかにPDGF−1fiJl[ドールトル等(1
983)サイエンス221.275〜277およびウオータ一フイールド等(1
983)ネイチャー304.35〜39]が5is(PDGF−2)に類似の配
列を有する。しかしながら、他の成長因子[グレゴリイ(1975)ネイチャー
257.325〜327、マーガーヅ等(1983)ブロク、ナトル、アカド、
サイ、ニーニスニー80,4684〜4688コ(EGFおよびTGF)は、e
rb Bプロトオンコジーンの生成物に結合し、C3F−1[カワサキ等(19
85)サイエンス230.291〜296]は、fmsプロトオンコジーンに結
合する。さらに、TGF[プリンク等(1985)ネイチャー316.701〜
705]は、ミューラー阻害物質[ケイト等(1986)セル45.685〜6
98]と類似の理由で他のサブグループおよび種々の形の阻害中に見出される3
つの鎖[メイラン等(1985)ネイチャー318.659〜663およびヴエ
イル等(1986)ネイチャー321.776〜779]を形成する。
最後に、MMT〜7の2つの関連続合部位を表現している配列が発表された[ヴ
アン・オーサン等(1984)セル39.233〜240およびムーア等(19
86)エムボ・シエイ 5.919〜924]。
二のように過去数年、多くの関連、発表配列が劇的に増えて来た。これらの配列
は、限られた数の、細胞分裂および分化を制御する通路が存在すること、しかし
多くの異なる要素がこの制御に関係しているらしいことを示唆する。
レトロウィルスによる細胞遺伝子のごく一部のトランスダクションの例は、er
b B癌遺伝子である。erbB癌遺伝子は、既に記載されたように、ECG受
容体の一部と高度に類似する[ウルリッチ等ネイチャー309.418(198
4)]。全体の受容体遺伝子の配列分析は、全細胞内ドメイン、トランスメンブ
ランドメイン、および細胞外ドメインの部分を証明する。
特定の核酸検知手段を用いる分子的ハイブリッド化研究、及び続(ウィルス癌遺
伝子及びその細胞関連物の遺伝子組換え技術による遺伝子クローニングは、レト
ロウィルス癌遺伝子(v−onc)と総ての正常を椎動物細胞に見られる細胞癌
遺伝子(c−onc)の間の密接な関連を明らかにした。
このように十分分離された幾つかのレトロウィルスの分子的分析は、1ダ一ス以
上の異なる癌遺伝子を明らかにした。その多くの場合、対応する細胞レトロウィ
ルス癌遺伝子またはオンコブロチインが分離された。たとえばヒトEJまたはT
24膀胱癌遺伝子は、バービイ(Harvey) マウス肉腫ウィルス(ras
Ma)の及びBALB肉腫ウィルス(bas)の形質転換遺伝子の相同体である
と同定された(パラダら、ネイチャー、297.474〜478(1982);
デルら、ブロク ナトル アカド サイ ニーニスニー、79.3627〜36
34(1982);及びサントスら、ネイチャー、298.343〜347(1
982))。また、ヒト癌腫細胞系統LX−1の癌遺伝子は、マウス肉腫ウィル
ス(rasKi)のキルステン(Kirsten)系統の形質転換遺伝子に相同
であると見い出された(デルら、前出)。さらに、トリ起源のfpsと呼ばれる
C−0nCに対して同じV −OnCが、限られた数のトリレトロウィルス分離
物のうち、少なくとも二度表現される:ネコ種においてfesと呼ばれるその哺
乳類同族物がネコ肉腫ウィルスの二つの異なる系統で見い出された。
ウィルス癌遺伝子によりコードされる蛋白及び宿主細胞内の対応する相同蛋白を
持つ蛋白は共に以下では癌蛋白と呼ばれるが、しかし細胞癌蛋白は典型的には正
常細胞中に少量で存在し、すなわち、新生状態にのみ伴う必要はない。また、関
連する癌遺伝子によりコードされる癌蛋白は異なる分子量を持つことができ、た
とえば各々v−fesST及びv−fesGAによりコードされるp85及びp
108の癌蛋白、及び正常なミンク細胞のc−fes遺伝子によりコードされる
と考えられる100〜105にダルトンの蛋白である[センら、ブロク、ナトル
、アカド、サイ、ニーニスニー、80.1246〜1250(1983)]。癌
蛋白という言葉は本明細書で、その遺伝子及びアミノ酸残基配列が少なくとも部
分的に相同である蛋白に対して一般に用いられる。
癌蛋白は一般に、細胞を感染するウィルス粒子中には存在せず、感染及び形質細
胞中で精々最小に発現され、新生細胞中ではより多く発現される。すなわち、癌
蛋白は典型的には、ウィルスから得られない。また細胞からの癌蛋白の分離は、
存在量が少ないこと、正常細胞中に見られる蛋白の複雑な混合物及び形質転換さ
れた細胞中にさえ存在するそのような蛋白の比較的少量の故に、困難である。
v−onc及びC−One遺伝子によりコードされる癌遺伝子は、相同であるが
、にも拘わらず通常同一でないアミノ酸残基の大きな配列を含む。また各々が表
面上同じ癌遺伝子を含む異なるウィルス系統の遺伝子によりコードされる癌蛋白
に、上述に及び第12番目のアミノ酸残基の位置で異なるras遺伝子の四つの
刊行物に記載された配列により例示されるように、そのアミノ酸残基配列におい
て僅かな変化を持つことが見い出された。すなわち、癌蛋白が手中にある時でさ
え、それらを区別することは困難であろう。
モノクローナル及びポリクローナル抗体又はこれら抗体のイディオタイプ含有蛋
白のような免疫学的に誘発された受容体分子は、それらが結合する蛋白リカンド
を精製する際において、蛋白リガンドの存在及び量を評価するだめの診断剤とし
て、及び相同の蛋白リガンド間を区別するために有用である。
多量の癌蛋白を得ることの困難性は、v−fes及びv−fpsコードされる癌
蛋白に対する細胞誘発モノクローナル抗体全体がベロネセらにより報告されてい
る(ジェイ バイロル、43.896〜904(1982))が、これら癌蛋白
に対する受容体の調製を一般的に妨げている。また、蛋白全体がそのような受容
体の製造を誘発する免疫原として利用できるとしても、免疫原として大きな蛋白
分子を使用すると、大きな蛋白分枝の多数のエピトープに対するポリクローナル
抗体を含む抗血清ができる。
蛋白全体又は大きな蛋白断片を免疫原として用いるハイブリドーマ及びモノクロ
ーナル抗体技術は、そのような免疫原に対する免疫学的応答をせばめるのに有用
であった。しかし従来行われたそのような技術は、極めて時間を要し、免疫原を
認識する有用な抗体を分泌する比較的少数のハイブリドーマのみを与える。また
、成功である場合でも、そのような技術は、受容体分子がそれに対して生じられ
るところのエピトープの化学的同一性を予測できない。従って免疫原を認識する
受容体が作られた後でも、蛋白リガンドの特定の化学的に同定されるエピトープ
部分に対する受容体を獲得することは、究局的に作られる有用なハイブリドーマ
の数をさらに減少する、でたらめな操作である。
アルンハイターらは、56のアミノ酸残基を含みかつアミノ酸残基配列において
完全なインターフェロン分子のカルボキン末端部分に対応するポリペプチドに対
して生じたモノクローナル抗体の製造を報告した(ネイチャー、294.278
〜280(1981))。この56−merポリペプチドは、全分子の配列の約
3分の1に対比した。
アルンハイターらは、11のモノクローナル抗体の製造を報告した。しかしこれ
ら11のモノクローナル抗体のうち僅か1つのみが、ポリペプチド免疫原及び完
全なインターフェロン分子の双方に結合した。また、この結合は、合成ポリペプ
チドからの抗体と競合するのに要する完全なインターフェロンの3000倍過剰
により判定すると、あまり強くなかった。他のモノクローナル抗体のどれも、完
全な分子に結合しなかった。
また、これらモノクローナル抗体を分泌するハイブリドーマの製造は、三匹の免
疫化されたマウスからのヒ臓を必要とする。望むインターフェロン結合性モノク
ローナル抗体の低収量、及びこれらハいう事実は、これら研究者が彼らの仕事に
おいて比較的不成功であったことを示している。
レルナーらは、免疫原として短いものから中間の長さまでの合成アミノ酸残基配
列を用いて病原体に対するワクチンの使用により動物の保護を得ることに成功し
た。サツトクリフエら、サイエンス、219.495〜497(1983)を参
照されたい。
しかし、本発明まではハイブリドーマ及びそれの分泌するモノクローナル受容体
の調製の成功は、オリゴクローナル受容体を含むワクチンの調製の成功とは別で
あることを理解しなければならない。
すなわち、高収率のモノクローナル抗体調製のために、多量の親和な(avid
)抗体を分泌するようにB細胞を刺激する必要である。一方、合成ワクチンにつ
いて、オリゴクローナル抗体のより巾広いスペクトルはより少量でかつより乏し
い親和性のものが作られるであろう。また、病原体に対する動物の保護は典型的
には、細胞応答及び液性応答が各々動物において誘発されうるようにT細胞及び
B細胞活性化の双方を必要とする。
完全な蛋白を認識し動物宿主を保護する抗体を製造する際における合成ポリペプ
チド含有ワクチンの成功のポピユラーな説明は、免疫応答の多様性がまれな事象
すなわちポリペプチドが生得分子におけるその対応する配列の配座(コンホメー
ション)を採用することの観察を可能にする確率モデルを含む。中程度の長さの
ポリペプチドはしばしば生得の構造に一致しうるという概念は、理論的及び実験
的研究に反する。むしろそのようなポリペプチドは、動的平衡にある多数の遷移
的配座状態の総体(アンサンプル)として存在すると考えられる。この配座のア
ンサンプルのいくつかによるT細胞活性化及びいくつかに対して生じる抗体のB
細胞生産は、ワクチン接種による保護を与えるのに十分であると考えられてきた
。
発明の要約
本発明は、(a)レトロウィルス遺伝子によりコードされる蛋白リガンド、及び
(b)レトロウィルスの遺伝子によりコードされる蛋白の一部のアミノ酸残基配
列に対応するアミノ酸残基配列を持つ、約7〜約40の残基、好ましくは約10
〜約30のアミノ酸残基の中庸な長さのポリペプチドの両者に結合するモノクロ
ーナル受容体分子を考慮している。この受容体分子は、ポリペプチドを含む免疫
原に対して生じる(これにより誘発される)。最も好ましくは、受容体分子は、
免疫グロブリンのIgG又は1gMクラスのようなモノクローナル受容体である
。
本発明の特定の好ましいモノクローナル受容体分子は、下記に列挙する遺伝子に
よりコードされる蛋白に対して、及びこれら癌遺伝子に位置して列挙するポリペ
プチドに結合する。
5PYPNLSNQQTR;
IGRGNFGEVFSG。
LMEQ(JAYEPGQRPSF:及びRKIEIVRKKPIFKKATV
: 及ヒFIVTIFImVRRPPKGKFIRKC:PDGF−I 5IE
EAVPAECKTR。
EGF CLHDGVCMYIEALDKYAC;abl LMRACWQWN
PSDRPSF :LGGGQYGEVYEG :及び
LIFEIATYGMSPYPGIDLSQVY:fms FMQACWALF
PTRRPTF :及びLGTGAFGLVVEA
SRCLMCQCWRKDPEERPTF;LGQGCFGEIMG ;及び
CG55KSKPKDPSQRRRS 。
yes LMKLCWKKDPDERPTC;及びL置VTKGRVPYPGM
VNREvL。
fqr L置TTKGRVPYPGMGNGEVL;bas KLVVVGAK
GVGK :1nt−I LHNNEAGRTTvFS :mil/raf L
VADCLKKVREERPLF;及びIGSGSFGTVYRG。
ros LGSGAFGEVYEG ;VWETLTLGQQPYPGLSNI
EVL、及びLi1TRCWAQDPHNRPTF。
本発明はまた、蛋白分子リガンドに対するモノクローナル受容体分子を作る方法
に関する。この方法において、中庸な長さく約7〜約40の残基)の、好ましく
は合成的に作られた、免疫原ポリペプチド又は担体に結合されたこのポリペプチ
ドの接合体が提供される。このポリペプチドのアミノ酸残基配列は、蛋白リガン
ドのアミノ酸残基配列の一部に対応する。この免疫原ポリペプチドは、キーホー
ル リンペット ヘモシアニンの担体に接合体として結合されてマウスを免疫化
するのに用いられるとき、三回後の免疫化の後に少なくとも約1:400希釈の
ポリペプチドに対する免疫化されたマウス血清の50パ一セント結合滴定量(b
inding titer)を与えるのに十分なほど免疫原的かつ抗原的である
。ここで三回の免疫化の各々は、接合体中に少なくとも10マイクログラムのポ
リペプチドを含み、第一回の免疫化では完全なフロイントのアジュバントを、第
二回及び第三回の免疫化ではアジュバントとして明ばんを用いる。
哺乳動物は、免疫原ポリペプチド又は担体に結合されたこのポリペプチドの接合
体で過免疫遇され、少なくとも約1・400希釈のポリペプチドに対して50パ
一セント結合滴定量を示す過免疫血清を与える。この血清の受容体分子はまた、
ポリペプチドがアミノ酸基配列において対応するところの蛋白分子リガンドに結
合する。
過免疫化された哺乳動物は、少なくとも約1:400の希釈の50パ一セント結
合滴定量を与える免疫化を行った後、少な(とも約30日間維持される。その後
、静脈内注射によるような効能促進免疫化を動物に付与する。
効能促進された哺乳動物のヒ臓細胞(スプレフサイト)のような抗体生産細胞が
、ハイブリドーマ細胞を作るために、効能促進投与の日から約3〜約5日の間に
骨髄腫細胞と融合される。このように作られたハイブリドーマ細胞は、蛋白分子
リガンド(この一部に免疫原ポリペプチドがアミノ酸残基配列において対応する
)に結合するモノクローナル受容体分子の生産について評価される。好ましくは
ハイブリドーマ細胞はまた、ポリペプチドに結合するモノクローナル受容体分子
の生産について評価される。
蛋白分子リガンドに結合するモノクローナル受容体分子を生産するハイブリドー
マ細胞は次に、その細胞の追加量を作るために培養される。好ましい実施におい
ては、培養されたこれらハイブリドーマ細胞はまた、ポリペプチドに結合するモ
ノクローナル受容体を作るものである。
本発明の別の実施態様は、癌蛋白リガンドの存在を評価するためのキットのよう
な診断系を与える。この系は、本発明のモノクローナル受容体分子を含む第一包
装を少なくとも含む。これら受容体の所定量を癌蛋白リガンドの存在を評価され
るべき水性組成物の所定量と混合すると、癌蛋白が、受容体分子により結合され
たポリペプチドのアミノ酸残基配列に対応するアミノ酸残基配列を含む場合には
、免疫反応により受容体−リガントコンプレックスを形成する。
コンプレックスの存在は、好ましくは系の第二包装に含まれるところのラベルに
より同定されうる。好ましい癌蛋白リガンド含有水性組成物は、細胞抽出物、羊
水、尿および濃縮尿を含む。尿または尿濃縮物は、非硬人的手段により容易に得
られ、簡単に濃縮されて本明細書で述べる診断テストの実施を可能にする。細胞
抽出物及び形質転換された細胞によりコンディションされ(condition
ed)メディウムもまた、癌蛋白リガンドを含む適当な水性組成物である。
評価方法は、本発明のもう一つの考慮される実施態様である。ここで癌態様リガ
ンドの存在を評価されるべき体試料、例えば血清、細胞抽出物、羊水、尿または
濃縮尿は、抗癌蛋受容体分子含有液状溶液に混合される。形成された混合物は、
コンプレックス(免疫コンプレックス:反応生成物または免疫反応物)が癌蛋白
リガンドと受容体分子(抗原−抗体コンプレックス)の間を形成するのに十分な
時間維持される、コンプレックスの存在は、その後決定される。
得られた、または濃縮形の尿が評価されるべき組成物であるのに対し、いかなる
基源、例えばポリクローナル、オリゴクローナル又はモノクローナルの抗癌蛋白
受容体も本発明に用いられる。本発明のモノクローナル抗体は、評価されるべき
他の試料に有用である。
免疫反応物の存在の決定は、典型的にはラジオアイソトープ又は酵素でラベルさ
れた抗体又は形成免疫コンプレックスの受容体に結合するスタフィロコッカスア
ウレウスプロティンAを用いて行われる本発明の特に新規な側面は、体試料とし
ての尿の使用である。ここに記載される評価は、記載された如き濃縮尿を用いて
実施されつる。癌遺伝子関連蛋白は、これまでの尿試料中で同定されていない本
発明の評価側面は、特異的被評価試料の免疫反応性様式を与える多数の癌蛋白関
連ポリペプチドリガンドを用いることにより行なうことができる。得られる様式
は、診断を与える既知症状を有する個体から得られる様式と比較する。
子宮内の雌胎児の存在確認方法も意図される。ここに妊娠した母親から得た、煮
沸し、少量化し、好ましくは濃縮した尿試料を、右から左に、そしてN末端から
C末端に記載された、(i)LMEQCWAYEPGQRPSFおよび(if)
YREQIKRVKDSDDVPMVLVGNKCからなる群から選ばれた式を
有するポリペプチドと免疫反応した受容体分子と混合する。尿試料は、妊娠して
約16から約20週間の間に採取される。混合物を、受容体分子が尿試料中に存
在する癌蛋白リガンドと免疫反応するのに十分な期間保持する。特殊免疫反応体
の存在は、その後評価される。免疫反応体は、受容体分子および癌蛋白リガンド
の間に形成され、上記ポリペプチドと免疫反応する受容体分子に対し約40キロ
ダルトンの5−17パーセントポリアクリルアミドゲル中に、および上記ポリペ
プチド(ヨ)と免疫反応する受容体に対し約55キロダルトンの相対分子質量を
示す。これらの受容体分子のいずれかと免疫反応体の存在は、子宮内に雌胎児が
存在することを示す。受容体分子は、好ましくはモノクローナルである。
本発明の別の実施態様においては、モノクローナル受容体分子が、癌蛋白リガン
ドを結合し精製するのに有用な親和性吸着剤の活性な結合性部分を形成する。こ
こで受容体は、癌蛋白に対して化学的に不活性な固体支持体たとえば寒天又は架
橋寒天に結合される。このようにして調製された親和性吸着剤は次に、蛋白リガ
ンドを含む水性組成物に混合されて、蛋白リガンドが、受容体に結合されたポリ
ペプチドのアミノ酸残基配列に対応するアミノ酸残基配列を持つ場合に、可逆的
受容体−リガントコンプレックスを形成する。このように形成されたコンプレッ
クスは次に解離されて、純粋な形の蛋白リガンドを与える。
本発明は、いくつかの利益及び利点を与える。
本発明の一つの利益は、既知のアミノ酸残基配列のポリペプチドに含まれるエピ
トープに結合するモノクローナル受容体分子である本発明の別の利益は、レトロ
ウィルスによりコードされる蛋白リガンドの既知のアミノ酸残基配列に含まれる
エピトープに結合するモノクローナル受容体分子が作られることができ、ここで
これら蛋白リガンドは受容体分子の生産を誘発することを必要とされないことで
ある。
本発明の利点の一つは、中庸な長さの免疫原ポリペプチド、及び蛋白リガンド分
子のアミノ酸残基配列にポリペプチドが部分的に対応するところの蛋白リガンド
分子の両者に結合するモノクローナル受容体の高収量生産法である。
本発明の別の利点は、癌蛋白の存在を評価できるモノクローナル受容体分子を含
むキットのような診断系の提供である。
本発明の別の利点は、非侵入的手段で得られた体試料を用いて達成できる診断法
の提供である。
本発明の別の利点は、種々の分子量の蛋白を検出でき、生体内で発現される正確
な癌遺伝子の差別的かつ高精度の評価を可能にすることである。
本発明の別の利点は、胎児発育、または新形成を含む他の成長状態の予知を可能
にし、非侵入評価で、母親または個体の尿を用いる診断方法の提供にある。
本発明のさらに別の利益及び利点は、下記の記述及び請求の範囲から当業者にと
って明らかであろう。
図面の簡単な説明
本開示の一部を成す図面において:
第1図は、5T−FeSV 〜T−fes癌蛋白の存在を検出するだめの免疫学
的評価を例示するオートラジオグラフの写真である。ネコ肉腫ウィルス(ST−
FeSV)及びネコ白血病ウィルスB(FeLV−B)のシニデルー;z(Sn
yder−Theilen)系統で感染された生産的に形質転換したミンク細胞
系統であるMSTF細胞の約105からの細胞抽出物(センら、ブロク ナトル
アカド サイ ニーニスニー、80.1246〜1250(1983))を5
〜17%ポリアクリルアミドゲル上で電気泳動し、次にニトロセルロースシート
に移した。移した蛋白を次に、310FO3(レーン1)又は522006(レ
ーン2)と呼ばれるハイブリドーマ組織培養物又はネガテブ対照として用いられ
た抗インフルエンザ赤血球凝集素ハイブリドーマからの上澄みと反応させた。ポ
リアクリルアミドゲル分離及び続くニトロセルロースへの移転及び可視化のこの
手順は、以下ではウェスターンプロット法と呼ばれる。蛋白可視化は、後記の材
料及び方法の部で説明するようにして達成された。
第2図は、第1図と同様にウェスターンプロットによるp85(85キロダルト
ン:85にダルトン)と示されるFeSV融合蛋白の存在を検出するだめの免疫
学的評価を例示するオートラジオグラフの写真である。約2♂106のMSTF
細胞の細胞抽出物を5〜17%ポリアクリルアミドゲル上で電気泳動し、次にニ
トロセルロース片に電気泳動的に移した。このニトロセルロース片を810FO
3(レーンA):P43D19(レーンB)、P42C10(レーンC)、P4
4E11(レーンD)と呼ばれるハイブリドーマからの1=50希釈されたハイ
ブリドーマ培養物上澄みの各5mlで又はネガテブ対照として抗うウシェル(R
auscher)gp 70蛋白受容体生産ハイブリドーマであるR206BO
8(レーンEXナイマン及びエルダー、ブロク ナトル アカド サイ ニーニ
スニー、77.4524〜4528(1980))でインキュベートした。
結合は、後に材料及び方法の部で述べるようにパーオキシダーゼラベルしたラビ
ット抗マウスIgGの添加により可視化された。第2図の左側のマーカー“p8
5−”は、fes遺伝子によりコードされる85にダルトンの5T−FeSVポ
リプロティンの移動位置を示す。
レーンEの蛋白から判るように、この手法は、本発明のモノクローナル受容体に
より特異的に結合されない蛋白分子の可視化を可能にする。レーンEで可視化さ
れた非特異的に結合された蛋白をレーンA−Dで可視化された蛋白から引くと、
特異的にのみ結合された蛋白がv−fesによりコードされるp85癌蛋白であ
ることを示す。
第3図は、p85と示される35pラベルされたFe5V融合蛋白の存在の免疫
沈澱評価を例示するオートラジオグラフの写真である。
CCL64ミンク細胞(MSTF細胞;レーンB及びD)、又はFeLV−B及
びFe5Vで感染されたこれら(MSTF細胞:レーンA及びC)を各々、1マ
イクロキユーリーの32Pで2時間ラベルした。
ラベルした細胞抽出物を次に、3μlのヤギ抗FeLV p15抗体(レーンA
及びB)又は50μlの培養されたハイブリドーマ5IOF03からの上澄み(
レーンC及びD)でインキュベートした。このように調節した免疫コンプレック
スを、蛋白Aを発現するスタフィロコッカス アウレウス バクテリアを用いて
集めた。このように集めた沈澱したコンプレックスを洗い、次にその成分部分に
解離した。その後の蛋白を、5〜17%ポリアクリルアミドゲルを用いて還元変
性電気泳動下で分析した。第3図の左のマーカー“p35−”及び“pr35−
”は、fes遺伝子でコードされる85にダルトンの5T−FeSV融合蛋白、
及び65にダルトンのFeLVギャグ前駆体蛋白の移動位置を示す。
第4図は、アミノ酸残基配列において、(i )p28sisと呼ばれるサル肉
腫ウィルス形質転換蛋白の予告される配列の位置139〜155(デバレら、ブ
ロク、ナトル、アカド、サイ、ニーニスニー、80.731〜735(1983
)に対応する合成ポリペプチド(以下ではポリペプチド(C)またはナンバー1
13及びPDGF2(73〜89)と呼ばれる)、及び(u)トリ赤芽球ウィル
ス癌蛋白の予告されるアミノ酸残基配列の残基2〜18に対応する合成ポリペプ
チド(ルシュロウら、サイエンス、216.1421−1423(1982))
(以下ではポリペプチド(d)またはナンバー131と呼ばれる)に対して生じ
たオリゴクローナル抗体の免疫反応性を示すグラフである。キイホール リンベ
ット ヘモシアニン(KLH)に接合した合成ポリペプチドは、材料及び方法の
部で一般に述べるようにマウスを免疫化するのに用いられた。
このように調製されたオリゴクローナル抗体含有血清の特異性をテストするため
に、非接合ポリペプチドの250ナノグラム又はKLHの500ナノグラムをマ
イクロ滴定溝の底で乾燥し、ナイマン及びエルダー、モノクローナル アンチボ
ディーズ アンド ティセル プロダクツ、カッツ編集、シーアルシー プレス
、ボカラトン、フロリダ、pp23〜51(1982)に記載されるようにメタ
ノールで固定した。溜りの残留部分を、3%ウシ血清アルブミン(BSA)で3
7℃で4時間のインキュベーション時間を用いて非特異的蛋白吸着に対してブロ
ックした。
マイクロ滴定プレートの各々の溜りに、10%胎児牛血清で補われた組織培養媒
体を用いて1:400の希釈から出発して二倍希釈の免疫化マウス血清の各25
μjを滴下し、BSAブロックした。
蒸留水で10回洗った後、1%BSAで1:+OO希釈された、リン酸塩緩衝さ
れた食塩水(PBS)中のラビット抗マウス カッパ抗体(シントン バイオニ
クス インク、ケンシントン、メリーランド)の25μlを加え、37℃で2時
間インキュベートした。蒸留水で更に10回洗った後、グルコースオキシダーゼ
に接合され、PBS中の1%BSAで1:500希釈されたヤギ抗ラビットIg
Gの25μlを加え、37℃で1時間インキュベートした。
このように結合されたグルコースオキシダーゼの量は、1.2%のグルコースの
存在下で100μg/mlのABTS染料(ベーリンガー・マンハイム)及びp
H6,0の持つ0.1モル濃度リン酸塩緩衝液中の10Pg101のホースラブ
イーシュパーオキシダーゼを含む溶液50μlを加えることにより決定される。
このように調製された溶液の光学的密度は、ティターチク マイクロスキャナー
、(フローラボラトリーズ インク、イングルウッド、カルナルニア)を用いて
414nmで読んだ。
sis及びmybに関係するポリペプチドに対して生じた血清中のオリゴクーロ
ナル抗体により示される結合は、各々白抜き及び塗りつぶしたシンボルで示され
る。抗体抗原は、sis関係ポリペプチド(C)(0,O); myb関係ポリ
ペプチド(d)(、)、及びKLH(、)である。
第5図は、合成ポリペプチド(C)及び(d)により誘発されたオリゴクローナ
ル抗体(受容体)を含むマウス抗血清をプローブとして用いて、非還元の及び還
元された血小板由来成長因子(PDGF)の存在を検出するための免疫学的評価
を示すオートラジオグラフの写真である。PDGF抽出物は、材料及び方法の部
で述べるように古式の血小板から精製された。
約2.5単位の血小板からの精製したPDGF抽出物は、0.5%ドデシル硫酸
ナトリウム(SDS)及び5%の2−メルカプトエタノールを含む溶液の極小量
と混合された。得た混合物を2分間沸騰し、次に5〜17%ポリアクリルアミド
ゲルで電気泳動した。次に蛋白を電気泳動的にニトロセルロースに移し[ナイマ
ン及びエルダー、ヴアイロロンー、123.187〜205(1982)コ、ウ
ェスターン プロット法に続いて、次に細片を切断した。
このようにして調製したニトロセルロース片を次に、非得意的蛋白結合を禁止す
るためにPBS中に3%BSA、0.1%ポリオキシエチレン(9)オクチルフ
ェニルエーテル(トリトン(商標)X−100、ローム アンド ハースカンパ
ニー、フィラデルフィア)を含む溶液で処理した。1・200希釈されたマウス
抗血清の4mlを次にニトロセルロース片でインキュベートした。
PBS中0.1% トリトン(商標)X−100の溶液で3度洗った後、ニトロ
セルロース片を1251でラベルしたスタフィロコッカス アウレウス蛋白A(
レーン2及び3)の1分当り106カウントで又はパーオキシダーゼを接合され
たヤギ抗マウス血清(タボインク、バーリンガム、カリフォルニア)の1:10
00希釈でインキュベートし、そして再びPBS中0.1%トリトン(商標)X
−100で洗9た。パーオキシダーゼ接合体は、7.4のpH値を持つトリス緩
衝液IQml中に0.0009%H,O□、0.0025%3,3°−ジメトキ
シベンチジンジヒドロクロライド(イーストマンーコダック社、ロチニスター、
ニューヨーク)を含む溶液で現像された。125Iラベルされた片を、クロネッ
クス ハイ−プラス(イー アイ、デュポン・ド・ネモアス・アンド・コ9.ウ
ィルミントン、プラウエア)を用いてXRP−1フイルム(イートマンーコダッ
ク社、ロチニスター、ニューヨーク)上に露出し、−70℃で48時間スクリー
ンを補力して現像した。
レーン1はアミドブラックで染色された全蛋白を含む。精製された血小板抽出物
は、sis関係ポリペプチド(C)(レーン2及び4)又はネガテブ対照として
myb関係ポリペプチド(d)(レーン3及び5)に対して生じた抗血清でプロ
ーブされて示される。BSA、オバルブミン、キモトリプシノゲン又はβ−ラク
トグロブリンに基づく外部分子量基準は左方に示される。
第6図は、前述したのと同様のウェスターン プロット法を用いてPDGFの存
在のための免疫学的評価を例示するためのオートラジオグラフの写真である。P
DGFは、ナイマン、ネイチャー、307.180−183(1984)に記述
される手順に従って、電気泳動的蛋白分離の前に10%2−メルカプトエタノー
ルの存在(レーンA−F)又は不存在(レーンG−L)下で沸騰された。PDG
F−1のアミン末端の12のアミノ酸残基(PDGF−1(1−12)と呼ぶ)
により誘発された二つのオリゴクローナル抗体含有抗血清をレーンA及びG1及
びレーンB及びHで用いた。PDGF−2の中央部からのポリペプチド[PDG
F−2(73−89)及びポリペプチド(c)と呼ぶ](これはp28sisの
位置139−155のアミノ酸残基配列に対応する)で誘発された二つのオリゴ
クローナル抗体含有抗血清をレーンD及びJル−ンE及びKで用いた。PDGF
−2のアミノ末端の17の残基[PDGF−2(1−18)と呼ぶ]で及びカル
ボキシ末端から36−16残基に位置するPDGF−2の20の残基[PDGF
−2(126−145)と呼ぶ]、これはp28sisの位置191−210の
配列に対応する、により誘発されたオリゴクローナル抗体含有抗血清を、各々レ
ーンC及び1、及びレーンF及びして用いた。蛋白に結合している抗体は、ナイ
マン(前出)、及び後述の材料及び方法の部ぶ述べるようにラビット抗マウスI
gG+を用い、次11!■でラベルされたスタフィロコッカスアウレウスプロテ
ィンAの1.0’cpmにより可視化された。
第7図は、ウニスターンプロット手段を用いる3つのセルライン中の70.00
0ダルトン蛋白の存在の免疫学的評価を示すオートラジオグラフの写真である。
SSv形質転換されたNIH3T3細胞(レーンA−E)、TRDI細胞(自然
形質転換されたBa1b/3T3セルライン)(レーンF−J)およびMSTF
細胞[FeLV−BおよびFe5Vのスナイダーサイレン株で増殖性感染された
ミンク肺ライン(CCL64)l](レーンに一〇)の各々からのレーン当り約
106細胞からの抽出物を、ニトロセルロースシートに移し、ウニスターンプロ
ット法に付した。PDGF−1(1−12)により誘発されたオリゴクローナル
抗体含有抗血清は、レーンA−CSF−Hおよびに−Mに用いられた。PDGF
−2(73−89)により誘発されたオリゴクローナル抗体含有抗血清は、レー
ンDXE、L J。
Nおよび○に用いられた。抗血清は、転移された細胞抽出物で免疫反応する前に
、100マイクログラムのポリペプチドPDGF−1(1−12)(レーンA、
D、F、L KおよびN)、PDGF−2(1−18XレーンB、GおよびL)
およびPDGF−2(73−89)(レーンC,E、H,J、MおよびO)とイ
ンキュベートした。蛋白は、第6図に記載されるように視覚化された。
第8図は、5SV−変形正常ラット腎臓および正常ラット腎臓(NRK)細胞に
よりそれぞれコンディションされた培養培地中、p2Qsisの存在の免疫学的
評価を示すオートラジオグラフの写真である。 25ミリリツトルの非濃縮培地
に均等の、5Sv−変形細胞(レーンA、CSEおよびG)またはNRK細胞(
レーンB、D、RおよびH)によりコンディションされた、濃縮培地からの蛋白
は、ニトロセルロースに移され、次いでウェスターンプロット法を行なった。)
(レーンA−D)およびPDGF−2(73−89XレーンE−H)により誘発
されたオリゴクローナル抗体含有抗血清と混合される。血清は、転移された蛋白
と免疫反応する前に、100ミリグラムのポリペプチドPDGF−2(73−8
9XレーンA、BSGおよびH)およびPDGF−2(1−18XレーンC,D
SEおよびF)とインキュベートされた。免疫反応は、第6図に記載されるよう
に視覚化された。第8図の左側のマーカーp20sisは、p20sisの位置
を示す。
第9図は、ヒト癌患者からの尿中のsis及びfes抗血清により誘発された又
はこれと関係する蛋白の存在の免疫学的評価を例示するためのオートラジオグラ
フの写真である。この評価における液状の体試料は、材料及び方法の部ぶ述べる
ようにして得られた尿濃縮物であった。濃縮された尿は、5〜17%ポリアクリ
ルアミドゲルで電気泳動され、次にニトロセルロース上で電気泳動された。
三人の供与者からの尿を200倍濃縮し、透析し、そして各濃縮物の20μlを
電気泳動し、その中の蛋白を前述のようにニトロセルロースに移した。これら三
人の供与者は、直腸癌(レーンA1D、G及びJ)、肝臓癌(レーンB、E、H
及びK)、及びエライン肉腫
(Ewing’s sarcoma)(レーンC,F、I及びL)を持っていた
。免疫化ポリペプチドでブレインキュベートされたsis関係ポリペプチドPD
GF−2(73−89)により誘発されたオリゴクローナル受容体含有抗血清を
レーンD−Fで用い、一方、v−fesST癌蛋白の位置744−759に位置
する配列に対応するfes関係ポリペプチドでブレインキュベートされた同じ抗
血清をレーンA−Cで用いた。同様に、免疫化ポリペプチドでブレインキュベー
トされた上記fes関係ポリペプチドにより誘発されたオリゴクローナル受容体
含有抗血清をレーンG〜1で用い、一方、上述のsis関係ポリペプチドでブレ
インキュベートされた同じ抗血清をレーンJ−Lで用いた。オリゴクローナル受
容体と蛋白の間の免疫反応(結合している)は、第6図について記述のように可
視化された。尿濃縮物中で検出されたsis及びfes関係蛋白の位置は、左及
び右端に各々マーカー”Sis”及び“fes”により示される。
第10図は、尿中のras関連蛋白の存在の免疫学的評価を示すオートラジオグ
ラフの写真である。
尿は、250倍(レーンAおよびB)、35倍(レーンC)、70倍(レーンD
)、75倍(レーンE)および325倍(レーンF)に濃縮した。尿を透析し、
20ミクロリツトルの各濃縮物を電気泳動し、その中の蛋白を前述のようにニト
ロセルロースに移した。供与者は、正常(レーンASBおよびF)または以下の
コンディション、38週妊娠(レーンC)、リンパ腫(レーンD)および結腸癌
(レーンE)の一つを有するとして診断された。同一正常患者は、14日間隔で
集収され、且つレーンA、BおよびFで用いられた尿試料を提供した。
全尿試料を、ポリペプチドfesST(レーンA)の残基744−759、ポリ
ペプチドrasHa(レーンB)の残基96−118またはポリペプチドc−s
is(レーンC−F)の残基138−154でブレインキュベートしたp21r
as(ポリペプチド142)残基96−118で誘発された10ミクロリツトル
の抗raslli水を用いて評価した。
オリゴクローナルおよび蛋白間の免疫反応し結合している)は、第6図について
述べたように可視化された。尿濃縮物中に検出されたras関連蛋白の位置は、
マーカーrasによる左辺繰上に示される。
ras癌遺伝子に関連していることが検出された蛋白は、ras関連ポリペプチ
ド142まで上げられたATCCNo、HB8679と名付けられたハイブリド
ーマにより分泌されたモノクローナル抗体により検出される。この約55にダル
トンの蛋白は、レーンA中に検出され、その活性は、免疫ペプチド(レーンB)
とのブレインキュベーションによりブロックされた。同一正常個体から集収され
た尿は、2週間後間−蛋白を含む(レーンF)。この蛋白は、妊娠患者(レーン
C)および癌患者(レーンDおよびE)の尿から集収された。
第11図は、ウニスターンプロット手段を用いる3つのセルライン中の23にダ
ルトン蛋白の存在の免疫学的評価を示すオートラジオグラフの写真である。図面
のレーンは、それぞれ、ミンク肺ライン肉腫ウィルス(MSTF)細胞(レーン
A−F)のスナイダーシーレン株により形質転換されたミンク肺セルラインまた
は非感染MSTFセルラインCCL(レーンG−L)からのレーン当り約106
細胞からの抽出物を含む。各細胞抽出物は、ポリアクリルアミドゲルからニトロ
セルロースシート上に移され、次いでウェスターンプロット手段に付される。
抽出物は、v−rasHA (ras −2、レーンA、G)の残基5−16に
対応するポリペプチド141又は、p21 ras(ras −1、レーンB、
H)の残基96−118に対応するポリペプチド142とブレインキュベートし
たp21(ras−1、レーンA、B、G、H)の残基96−118に対応する
ポリペプチド142に上げられた抗血清を用いて評価した。
同じ細胞抽出物を、p85−fes(fes−1、レーンCSD、L J)の残
基744−759又はp85−fes(fes −2、レー:/E、F。
K、L)の残基744−759に対応するポリペプチド121に上げられた抗血
清で評価される。抗血清は、転移された細胞抽出物と免疫反応する前にfes−
1ポリペプチド(レーンD、J)、fes−2ポリペプチド744−759(レ
ーンF、L)又はras−1ポリペプチド(レーンC,E、L K)とブレイン
キュベートされる。蛋白は、第6図について記載したように視覚化された。
第12図は、自然形質転換マウス3T3セルラインTRD−1(レーンA、B)
又はヒトT−24膀胱癌ライン(レーンC,D)からの上清中の分泌蛋白の存在
の免疫学的評価を示すオートラジオグラフの写真である。上清は、分泌fes関
連蛋白の存在が評価されたセルラインは、血清の非存在下に成育され、生成の4
8時間後集収された。35マイクロリツトルの、1500:I T−24セルラ
イン上涜濃縮物または1000:I TRD−1細胞濃縮物を、ポリアクリルア
ミドゲル中で電気泳動し、次いでニトロセルロースに移した。
p 85 fes(fes−2)の残基744−759に対応するv−fesS
T合成ポリペプチドに対するマウス抗血清を評価に用いた。抗血清はv−fes
ST(feS 1、レーンAおよびB)の残基519−530に対応する合成ポ
リペプチド又は抗血清にまで上げられるfes−2ポリペプチドとブレインキュ
ベートされた。
抗血清は、次いで転移された細胞上清と免疫反応される。蛋白は、第6図につい
て記載したようにして視覚化される。
第13図は、ウェスターンプロット手段を用いる細胞抽出物中のras関連蛋白
の存在の免疫学的評価を示すオートラジオグラフの写真である。
約10の自然形質転換マウスを3T3細胞の細胞抽出物をレーンA−Dに用いた
。35ミクロリツトルの、マウス3T3 TRD−1細胞からの48時間上清の
1500倍S縮物をレーンEHに用いた。上清の蛋白は、ポリアクリルアミドゲ
ルで電気泳動に付し、次いでニトロセルロース上に移される。v−fesHAの
残基98−118に対応するポリペプチド142に対するオリゴクローナル抗体
含有抗血清は、非関連fesポリペプチド(レーンAXC,E、G)又は免疫(
レーンBSD、F、H)に用いられるrasポリペプチドとブレインキュベート
される。蛋白は、第6図において記載したようにして視覚化された。
第14図は、ウェスターンプロット手段を用いる細胞抽出物中のras、 si
sまたはfes関連蛋白の存在の免疫学的評価を示すオートラジオグラフの写真
である。図面のレーンは、それぞれネコ肉腫ウィルス(M S T F細胞)の
スナイダーシーレン株で形質転換したミンク肺細胞のレーン当り約106細胞か
らの抽出物を含む。
抽出物を、p21ras(ポリペプチド142、レーン2)の残基96−118
、PDGF−2(ポリペプチド112、レーン1)の残基1−18およびv−f
es(ポリペプチド127、レーン3)の残基744−759に対応するポリペ
プチドまで上げられた抗血清を用いて評価された。蛋白は、第6図について記載
されたようにして視覚化された。
第15図は、上で記載したと同様のウニスターンプロット手段を用いる尿中のs
is、 fesおよびras癌遺伝子により暗号に書き出されるか、又は関連す
る種々の蛋白の存在の免疫学的評価を示すオートラジオグラフの写真である。本
評価における溶液体試料は、材料および方法の部に記載したようにして得られた
尿濃縮物であった。濃縮した尿は、5−17%ポリアクリルアミドゲルに電気泳
動し、次いでニトロセルロース上で電気泳動した。
8人の供与者からの尿を40倍に濃縮し、透析し、そして25ミクロリツトル(
濃縮しない尿の1mlと同等)を電気泳動し、その中の蛋白を前に記載したよう
にニトロセルロースに移した。これらの供与者は、多発性骨髄(レーン1、パネ
ルAおよびB)胃癌(レーン2、パネルAおよびBル−ン1、パネルCおよびD
)35週妊娠(レーン3、パネルAおよびB)リンパ腫(レーン4、ベイン(p
ane)AおよびB)、胃癌(レーン1、ベインCおよびD)、36週妊娠(レ
ーン2、パネルCおよびD)、乳癌(レーン3、ペインCおよびD)39週妊娠
(レーン4、パネルCエンド(end)D)および乳癌(パネルE)を有する。
5is(パネルAおよびB)ras(パネルCおよびD)又はfes関連ポ】)
。
ペプチド(パネルE)により誘発されたモノクローナル又はオリゴクローナル受
容体含有抗血清は、免疫ポリペプチドを評価するため各試料をプローブするのに
用いられた。20ミクロリツトルの腹水(ハイブリドーマATCCHBにより誘
発され、以下に記載された、およびPDGF−2の配列中、位置1−18に対応
するsis関連ポリペプチド112まで上げられたハイブリドーマにより誘発さ
れた、それぞれペインCおよびDlおよびAおよびB)又はマウス血漿(fes
癌蛋白の配列中、位置744−759に対応するポリペプチドまで上げられた、
パネルE)は、100ミクログラムの免疫rasポリペプチド142(パネルA
SD、およびパネルEのレーン2)、sisポリペプチド112(パネルBおよ
びC)またはfesポリペプチド(パネルEル−ン3)と、erbB(パネルE
ル−ン3)により暗号に書き出された位置366−381に対応するポリペプチ
ド171と、またはabl(パネルEル−ン4)の位置590−605に対応す
るポリペプチド312と37℃で30分間ブレインキュベートされプレインキニ
ベーションに続いて、試料は、PBS中、7.4のpH([で3パーセントBS
A、oJ1バーセントドυトン(商標)X一様にして評価した。結合は、第6図
で記載したようにして視覚化した。
第16図は、尿中、ras、 sisおよびfes関連蛋白の存在の免疫学的評
価を示すオートラジオグラフの写真である。
尿は、1ケ月の間隔で、活性乳癌を有するとして既に診断された供与者から集取
した(レーン1.7.2.5.8.3.6.9、パネルA)。尿を集め、透析し
、1mI非濃縮尿の相等量をパネルAの各レーンに適用した。
パネルBにおいて、パネルA、レーン3.6又は9に用いた同一試料の一部を、
下記等量の非濃縮尿に適用したc 1oooミクロリツトルルーン1)、500
ミクロリツトル(レーン2)、250ミクロリツトル(レーン3)、125ミク
ロリツトル(レーン4)、60ミクロリツトル(レーン5)、30ミクロリツト
ル(レーン6)、15ミクロリツトルルーン7)、75ミクロリツトル(レーン
8)。
試料は、ras(位置96−118、ポリペプチド142、パネルA、レーン1
−3、パネルB)、fes(位置744−759、ポリペプチド127、パネル
Aル−ン4−6)又はsisポリペプチド(PDGF−2位置1−18、ポリペ
プチド112、パネル、へ、レーン7−9)で、合成ペプチドとブレインキュベ
ーションを行なわない以外は第15図に記載したと同様にして調製しプローブし
た。
第17図は、尿中のrasおよびfes関連蛋白の存在の免疫学的評価を示すオ
ートラジオグラフの写真である。評価される尿試料の供与者は、再発の乳癌(レ
ーン1.2)を有すると診断されたが又は正常個体(レーン3−8)であった。
ras関連蛋白(パネルA)およびfes関連蛋白(パネルB)の評価は、第1
6図に記載したようにして実施した。評価される試料は、乳癌(レーン3)から
の臨床解除にある患者、3ケ月後、乳癌が再見さiた(レーン2)ときの同一患
者および正常女性(レーン3−5)がらの尿で、試料は、3日置きに集取し、正
常女性は12時間置きに採集しくレーン6−7)および正常男性(レーン8)で
あった。
第18図は、癌を有する供与者からの尿試料中のras、 fesおよびSis
関連蛋白の検出を示すオートラジオグラフの写真である。乳癌(レーン1)、前
立腺癌(レーン2)、前立腺小結!ri(レーン3)又はリンパ腫(レーン4)
の供与者からの尿を、採集し、第16図で記載したと同様に、5is(パネルA
)、ras(パネルB)又はfes(パネルC)に対
する抗血清を用いてプローブした。レーン1.2中にあるp 56 sよりわず
かに遅く移動する横じまは、これらの試料中における過剰量のアルブミンを示す
。増加レベルのp”sisおよびp”sisは、パネルAル−ン1.2中の増加
したアルブミンレベルと関連するけれども、乳又は前立腺癌を有する供与者から
の他の尿試料は、上昇したアルブミンレベル(データ提示せず)の不存在下にお
ける増加レベルのsis関連蛋白を含む、パネルB、レーン1−3中の最も遅い
移動横じまは、p I OOrasを確認する。一方、パネルBレーン1−4中
のL鎖よりわずかに速い横じまは、p”rasを確認する。
第19図は、妊娠供与者からの尿中の癌遺伝子関連蛋白の検出を示すオートラジ
オグラフの写真である。
妊娠の最終月の間1週間間隔で採集した同一固体からの4つの尿試料を、sis
関連ポリペプチド112(PDGF−2位置1−18、パネルA)、rasポリ
ペプチド142(位置96−118、パネルB)又はfesポリペプチド127
(位置744−759、パネルC)に対する抗血清でプローブした。パネルCの
過剰暴露は、p”fesレーン3および4)およびp”fes(レーン4)の存
在を示す。L鎖横じまよりわずかに速く移動するか又はゲルの底の(パネルCル
−ン2−4)の蛋白は、tesペプチドに対するマウス抗血清で検出された。加
えて、150.000ダルトンの蛋白も、fesペプチドに対するマウス抗血清
で検出された。尿試料は1週間間隔で採集した。
第20.21および22図は、プロティンキナーゼ活性を有する癌蛋白の3つの
保存された部分のアミノ酸配列を示す表である。これらの部分は、第20.21
および22中、保存されたキナーゼ部分として、それぞれ命名される、プロティ
ンキナーゼ活性を有する癌蛋白をプログラムしている癌遺伝子は、左手カラムに
普通の記号により示した。中央のカラムは、N末端から、保存されたアミノ酸残
基配列の癌蛋白ポリペプチド配列中の位置を確認−する。右手カラムは、左から
右に、およびN末端からC末端の方向に、これらの保存された部分のアミノ酸残
基配列を示す。アミノ酸残基配列も、本発明のモノクローナル受容体の生成を誘
発するだめの免疫源として有用なポリペプチドの配列である。
第23図は、51コントロール(正常供与者)の尿試料および種々の悪性を伴う
供与者からの尿試料中の癌遺伝子関連蛋白の検出の度数を示す表である。尿中の
癌遺伝子関連蛋白の量は、イムノプロット法を用いて評価し、4つのカテゴリー
、検出不可能、検出可能、5から15倍上昇および15倍上昇より大の一つに置
いた。
p”rasは、新生腫瘍疾病を持っている供与者からの全試料の約70パーセン
トに検出された。しかしながら、同様の度数は、明らかに正常な個体に見出され
た。p2Irasの最もきわだった上昇は、子宮および胃癌、同様にミニローマ
および奇胎(molar)妊娠の供与者からの試料に検出され、その全ては、試
料の少くとも30パーセントに、この蛋白の15倍上昇よりも大であった。
第24図は、妊娠供与者からの260尿試料中の癌遺伝子関連蛋白の種々のレベ
ルの検出を反映するデータの表である。試料は、妊娠の3ケ月期に従ってグラフ
分けした。多重尿採集物は、多(の供与者から得られた。評価は、以下の材料お
よび方法の部に記載した手法および方法に従って実施された。乳癌を有する供与
者のザブセットを持つので、以下に論するが、非常に高レベルのp”rasが、
妊娠の経過中ずっと、妊娠供与者のグループに検出された。sisおよびfes
関連蛋白は、妊娠の進行とともに増加した。
pHrasのレベルは、妊娠の幾つかの過程で劇的に変化した。対象的に、p5
5rasのレベルは、正常又は乳癌供与者からの多重試料に検出し、ras関連
蛋白の濃度は、幾らかの供与者では、1週間に15倍以上大きく増加した。
3つのsis関連蛋白の濃度は、妊娠の最終月はずっとほとんど同じであった。
p35fesは、妊娠の最終2週間に検出され、一方p”fesは、最終の週だ
けに検出された。
分娩後6週間採集した尿試料は、これらのsis関連蛋白の上昇した濃度を含有
し続けたが、rasおよびfes関連蛋白は正常にもどった(データ提示せず)
。
第25図は、fesにより形質転換したミンク肺細胞イムノプロットを示す。ミ
ンク細胞抽出物は、fes (レベルA−1)又はerbB(レベル、J、K)
に対する種々の抗体でプローブした。
第26図は、ヒト類表皮癌細胞のイムノプロットを示す。ヒト類表皮癌セルライ
ンの抽出物は、第1図に用いたと同じ抗体でプローブした。
第27図は、妊娠糖尿病患者からの濃縮尿試料のイムノプロットを示す。妊娠糖
尿病患者からの濃縮尿試料は、第1図に用いた抗体第28図は、子宮内膜腫瘍抽
出物のイムノプロットを示す。子宮内膜腫瘍の抽出物、(N I H受は入れ番
号071−781473−1)、は、fes(レーンA−H)又はerbB(レ
ーンI−L)に対する抗体でプローブした。レーンA−D中の抗体は、エリサ評
価においてレーンE−Hのそれらとは異なる反応性パターンを与える。レーンI
およびJは、v −erb Bの領域に向けられ、そしてレーンにおよびLは、
同じ癌遺伝子に対し異なる反応性パターンを生ずる。
第29図は、胸肉腫抽出物のイムノプロットを示す。乳肉腫(NIH受は入れ番
号121−960−1)は、リンパ節まで転移(metasterize) L
/たが、その抽出物は、第4図に用いた抗体でプローブされた。
第30図は、乳肉腫、(N I H受は入れ番号3l−14459)のイムノプ
ロットを示し、その抽出物は、第4図に用いた抗体でプローブした。
第31図は、子宮肉腫、(N I H受は入れ番号3l−13530)のイムノ
プロットを示し、その抽出物は、第4図に用いた抗体でプローブした。
第32図は、胸肉腫(NIH受は入れ番号121−960−1)、それはリンパ
節まで転移(metastesize) L/たが、のイムノプロットを示す。
この転移性乳肉腫抽出物は、ros(レーンA)、fes(レーンB)、BTG
F(レーンC−G)、ras(レーンH−J)およびerbB(レーンに−N)
に対する抗体でプローブした。
第33図は、NIH肉腫31−18265から誘導された転移性子宮癌のイムノ
プロットを示す。この癌は網まで転移し、第8図に用いた抗体でプローブでした
。
第34図は、転移性結腸癌(N2H受は入れ番号3l−18152)、これはリ
ンパ節まで転移した、のイミノプロットを示す。本抽出物は、第8図に用いた抗
体でプローブした。
第35図は、転移性子宮癌(N2H受は入れ番号031−10128−1)のイ
ムノプロットを示す。子宮癌、それは網まで転移したが、この本抽出物は、第8
図に用いた抗体でプローブした。
第36図は、膵臓からのリンパ腫(N2H受は入れ番号021−50073−1
)のイムノプロットを示す。本抽出物は、第8図に用いた抗体でプローブした。
第37図は、乳癌抽出物(N I H受は入れ番号031−1239−1)のイ
ムノプロットを示す。本抽出物は、第8図に用いた抗体でプローブした。
第38図は、直腸肉腫抽出物(N2H受は入れ番号031−1239−1)のイ
ムノプロットを示す。本抽出物は第8図に用いた抗体でプローブした。
第39図は、転移性肺癌(N2H受は入れ番号041−78297−1)のイム
ノプロットを示す。本肺癌、これはリンパ節まで転移した、この抽出物は、第8
図に用いた抗体でプローブした。
第40図は、ラット線条体のイムノプロットを示す。ラット線条体の抽出物は、
18日令胎児から取り、2日令、18日令、70日令および1年令ラットを、H
/N−RAS(レーンA)、H−RAS(レーンB)、MMC(レーンC)、v
−myb(レーンD)、1nt−1(レーンE)および2つの異なるsis誘発
抗体(レーンFおよびG)でプローブした。
第41図および42図は、NIH寄託機関に寄託のセルラインから誘導された肉
腫抽出物の反応性パターンを示す表である。抽出物は、種々の抗体でプローブし
、反応結果のパターンは、癌遺伝子生成物の存在およびレベルで点を与えた。得
点は、イムノプロット技法を用いて導かれる横じまの強さを基準にした。
第43図は、化学療法を受けている妊娠栄養膜患者の尿中癌遺伝子関連蛋白の同
期出現(assynchronous appearance)を示す。化学療
法を受けている妊娠栄養膜患者からの連続的尿試料は、sis残基(レーンA)
H/N−RAS残基(レーンC)、MYC残基(レーンDおよびE)、src残
基(レーンFおよびG)および1nt−1残基(レーンH)に何けられた抗体で
プローブした。
第44(A)図。正常、健康な対照の血清のイムノプロット。100rrlの血
清の試料を、以下の腫瘍遺伝子により予言されたペプチド配列に対する抗体でプ
ローブした: 5is(レーン1)、fes(レーン2.3及び15)、β−T
GF(レーン4及び5)、1nt−1(レーン6及び12)、myb(レーン7
)、5rc(レーン8)、c myb(レーン9.13及び14)、mos(L
/ −ン10 )、及び)(−ras(レーン11及び16)。
第44(B)図。多発性発癌物質暴露(PCB、アスベスト、喫煙)を伴うが、
臨床上、検出可能な悪性疾病のない個人の血清のイムノプロット。100μtの
血清の試料を、第1(A)図に定義した腫瘍遺伝子により予言されたペプチド配
列に対する抗体でプローブした。
正常、健康な対照には見られない、レーン11及び16における顕著なより低い
帯に注意されたい。これらの帯は、ノ1−ヴエイ(Harvey) ras腫瘍
遺伝子−コード化P21に対応する。
第45図。発癌物質に多発性暴露で、(a)結腸ポリープの臨床上の発現前18
カ月で、(b)ポリープ除去後6週間の患者の血清のイムノプロット。(b)に
は見られない、(a)におけるrasコード化P化工21蛋白の存在に注意され
たい。
発明の詳細な説明
本発明は、癌蛋白全部リガンドに対するモノクローナル受容体分子、かかる受容
体を誘発又は生じさせる一般的方法、及びこれら受容体を用いる製品及び方法に
関する。本明細書でしばしば用いる言葉を以下で定義する:
受容体−受容体に、リガンドに結合する生物学的に活性な分子である。本発明の
受容体分子は、完全な全体の抗体又はほぼ完全な抗体又は抗体のイディオタイプ
含有ポリアミド部分である。受容体分子の生物学的活性は、少くとも生物学的p
H値及びイオン強度で水性媒体中で混合されると抗原性リガンドに受容体が結合
することにより証明される。好ましくは受容体はまた、約5〜約9のpH値範囲
及び蒸留水のイオン強度ないしIMの塩化ナトリウムのイオン強度のようなイオ
ン強度で抗原リガンドに結合する。
抗体のイディオタイプ含有ポリペプチド部分(抗体結合部位)は、イディオタイ
プを含み、リガンドに結合し、がっ抗体のFab及び(ab゛)2部分を含む抗
体分子の部分で、当業界で周知であり、はぼ完全な抗体への各々パパインとペブ
ンンの周知法での反応により作られる。たとえばチオフィロポラスとディキラン
への米国特許No、4゜342.566を参照されたい。完全な抗体が好ましく
、本発明で考えられる受容体分子の例として用いられる。
モノクローナル受容体−モノクローナル受容体(Mab)は、唯一種の受容体分
子のみを分泌するハイブリドーマと呼ばれる単一細胞のクローンにより作られた
受容体である。ハイブリドーマ細胞は、抗体生産細胞と骨髄腫又は他の自己永続
する細胞系統から融合される。そのような受容体は最初にコーラ−及びミルステ
ィン、ネイチャー又56.495−497(1975)により記述され、この記
述は引用することによりここに含められる。
オリゴクローナル受容体−オリゴクローナル受容体は、中庸な長さ、たとえば約
7〜約40、より好ましくは約10〜約30のアミノ酸残基のポリペプチド上の
一以上のエピトープにより誘発されこれにより結合する受容体である。オリゴク
ローナル受容体は通常、−以上の細胞により生産された受容体の混合物である。
そのように作られたオリゴクローナル受容体は通常、蛋白鎖(単数又は複数)の
長さ全体に亘りエビ−ドブ領域を持ちうる全蛋白分子に対して生じたポリクロー
ナル受容体よりも、その結合においてよりエピ−ドブ特異性である。ここで有用
なポリペプチドで免疫化された動物は、オリゴクローナル受容体(抗体)を含む
血清を作る。
リガンド−リガンドは、本発明の受容体がそれに結合するところの蛋白又はポリ
ペプチドである。
対応する(又は相当する)一対応する又は相当するという言葉がアミノ酸残基配
列と関係して用いられるとき、第一のポリペプチド又は蛋白のアミノ酸残基配列
が第二のポリペプチド又は蛋白に含まれるアミノ酸残基配列に十分に類似してお
り、従って第一のもの(たとえば抗原合成ポリペプチド)に対して生じた受容体
が第二のもの(たとえば癌蛋白)と水性組成物中で混合されたとき免疫学的に結
合するものであることを意味する。かかるポリペプチドおよび/又は蛋白は、ま
た、同種エピトープを含んでおり、それゆえ少くとも約6から約8、例えば7の
残基の同種配列を共通にしているということができる。
対応する第−及び第二のポリペプチド又は蛋白のエピトープ含有アミノ酸残基配
列は、最も好ましくは同一である。しかし、エピトープ内におけるアミノ酸残基
の変更、好ましくは保守的変更、及び残基の削除又は付加を行うことができ、第
一のポリペプチド又は蛋白に対する受容体と第二のものとの周知のような架橋反
応をなお可能とする。アミノ酸残基における保守的変更は周知であり、リジン(
Lys:k)とアルギニン(Arg;R)の間、アスパラギン酸(Asp;D)
とグルタミン酸(Glu;E)の間、ロイシン(Leu;L)とイソロイシン(
I le; I )の間などの残基の交換が含まれる。
本発明で有用なポリペプチドは、蛋白のアミノ酸残基配列の一部に対応するアミ
ノ酸残基配列を持つとしばしば記述される。そのようなポリペプチドは好ましく
は、担体にポリペプチドを結合する又はリンクするために用いられるCys残基
のような末端残基に加えて同定的に対応するアミノ酸残基のみを含む。蛋白中の
残基に対応しない追加的アミノ酸残基がポリペプチド末端に存在してもよく、し
かしそのような残基の使用は、本発明では考慮はされるが通常無駄であり、かつ
好ましくない。
同様に、蛋白は、ポリペプチドのアミノ酸残基配列がその一部に対応するところ
のアミノ酸残基配列を持つと記述される。この云い方は、ポリペプチドと蛋白の
間め上述と同じ関係を示すことを意図している。
個々のアミノ酸残基のフルネームは、周知の三文字略記と同様に、ときに用いら
れる。アミノ酸残基のための一文字記号が最もしばしば用いられる。下記の対応
表は、ここで挙げられる各アミノ酸残基のフルネーム、ならびに略記及び記号を
示す。
アミノ酸 三文字略記 −文字記号
アスパラギン Asn N
アスパラギン酸 Asp D
アスパラギン+アスパラギン酸 Asx Bグルタミン酸 Glu E
グルタミン+グルタミン酸 C1x Zグリシジ G1yG
ヒスチジン His H
メチオニン Met M
フェニルアラニン Phe F
プロリン Pro P
セリン Ser S
スレオニン Thr T
トリブトフォン Trp W
(ニー・エル・レーニンガー、バイオケミストリー;ワースパブリッシャーエヌ
、ワイ7.エヌ、ワイ、1970年)1、モノクローナル受容体の製造
上述したように本発明は、中庸な長さたとえば約7〜約40の残基、好ましくは
約10〜30の残基の免疫原性ポリペプチドに結合し、ならびにそのアミノ酸残
基配列の一部がこのポリペプチドのアミノ酸残基配列に対応するところの蛋白分
子リガンドと接合するモノクローナル受容体分子を考慮する。本発明のモノクロ
ーナル受容体は、免疫原ポリペプチド又は担体に結合されたこのポリペプチドの
接合体の使用により生じる又は誘発される;ここで免疫原ポリペプチドは、蛋白
分子リガンドのアミノ酸残基配列の一部に対応する中庸な長さのアミノ酸残基配
列を含む。
モノクローナル抗体のエピトープ局在化は技術的問題を持つ。全バクテリア遺伝
子生産物に対するモノクローナル抗体は、自然の又は変性した二つの異るタイプ
の免疫原により作ることができる。自然の蛋白の使用は、精製及び続くエピトー
プ遺伝地図作製全部に関して最も重大な技術的問題を持つ。自然蛋白を用いるこ
との主な利点は、目標蛋白の生理学的機能をブロックするモノクローナル抗体の
生産である。
バクテリアで作られた癌遺伝子生産物は、より高度の生体で合成された遺伝子生
産物と典型的に、構造的にでなく同一である。この差異の直接の証拠は、sis
遺伝子生産物の分析により与えられる。
哺乳動物細胞においで、p28sisはp2Qsisへと急速に解離される対照
的にバクテリアp28SiSは解離されず、また二量体を形成もしない。バクテ
リア又はトリ細胞で作られた他の癌遺伝子生産物の間の差異の間接的証拠は、大
腸菌生産蛋白生産物に対して生じたモノクローナル抗体は形質転換されたトリ細
胞で合成された蛋白に対してよりも免疫原にはるかにより効果的に結合する(免
疫原は変性されているにもかかわらず)という観察により与えられる。
種々の癌遺伝子の配列が、付加的モノクローナル受容体の出現および分離のため
の付加的ペプチド合成に有用でありうるプロトオンコジーン配列の付加的部分を
確認するための基礎を提供できるように思われる。
従って、変性蛋白の精製は技術的に比較的容易であるが、得られる抗血清はバク
テリア遺伝子生産物に特有の1残(コンホメーション)を認識するかも知れない
。この観察は、エピトープ地図作成研究のための重大な技術的困難性を持つ。
抗体のエピトープを定義するためのアプローチは、部分的蛋白分解により作られ
た蛋白フラグメント又はサブゲノムフラグメントの発現を利用する。蛋白フラグ
メントを用いるエピトープの地図作成はナイマンとブロク、ナトル、アクト、サ
イ、ニーニスニー77.4524(1980):により最初に示されるが、いく
つかの消化物がモノクローナル抗体の大きなパネルにより評価される場合でさえ
結合部位のおおよその決定ができるだけであった。すなわち、蛋白フラグメント
を用いても免疫化は結合部位の定義を制限する。また興味を持たれた領域がモノ
クローナル抗体を誘発するという保証はない一方、本発明で行われるような既知
アミノ酸残基配列の適当なポリペプチドによる免疫化は、良く定義された領域、
すなわち免疫化ポリペプチドの配列に対応する領域と免疫反応する抗体(受容体
)の生産を保証する。
エピトープの地図作成は、一つのアミノ酸によるエピトープの変化はかなり異な
る反応性を生むかも知れないことを示唆し、一方、他の研究は、エピトープ内に
おいて−又は二以上のアミノ酸残基が異る場合に交叉反応性が得られることを示
す。さらに、マウスの同じ系統の同じ合成ポリペプチドによる免疫化は、血清中
で検出される異る反応性を生むかも知れない。
合成ポリペプチドで作られたハイブリドーマはまた、認識が配座的に大いに独立
であるので、種々の反応条件下で完全な全体蛋白と反応するモノクローナル受容
体を作る。従って、ウェスターンプロット、ドツトプロット、固定細胞および固
定組織及び細胞抽出物、羊水のような体液、及び濃縮した又はそのままの尿を自
然の蛋白と同様に評価できる。また、エピトーク中の既知の正確に定義されたア
ミノ酸残基は、単一のアミノ酸変化を区別できる抗体の単離を可能にし、従って
関係する蛋白の保存された領域における限られた変化の重要性を決定する手段を
与える。
合成ポリペプチドに対するモノクローナル抗体はまた、蛋白相互作用の部位を地
図化する手段を提供する。pp60srcに伴われた分子の差別共沈澱が報告さ
れており、そのような相互作用に関与するsrc蛋白の領域の同定を示唆してい
る。
すなわち、免疫化するポリペプチドの配列により定義される領域を伴う免疫原合
成免疫反応を伴うモノクローナル抗体(受容体)の往産の誘発は、対応する免疫
涼感蛋白の単離の分離又はその癌蛋白のエピトープ部位の同定のために複雑な手
段を必要としないことを保証し、配座(コンホメーション)に独立に癌遺伝子生
成物を認識する受容体を作る。これら総ては、そのような受容体の利用を種々の
研究に広げるものである。
動物宿主保護はワクチンにおける作用剤として免疫原ポリペプチドを用いること
により可能であることが示されたが、ハイブリドーマ抗体(Mabs)を高収率
で作るためにそのような免疫原ポリペプチドを用いる可能性は、従来ありそうだ
とは考えられていなかったことを先に述べた。各Mabは唯一つの特異性を生む
単一細胞から誘導されるので、完全な蛋白分子をも認識する抗ポリペプチド抗体
を作るクローンの数対クローンを認識するポリペプチドの総数の比はポリペプチ
ドの真の配座頻度の合理的推定を与えることができる。
ここで述べる結果は前述の確立モデルとは逆であり、ここで用いられた中庸な長
さのポリペプチドの頻度は自然の蛋白と類似の配座を仮定して、従来予想された
ものよりはるかに高い、ハイブリドーマのMabがこれに対して生じた合成ポリ
ペプチド及び完全な分子の双方を認識するところのハイブリドーマを作る頻度は
、確率モデルにより予想されるよりも約4のオーダー(約10.000倍)大き
い従来の研究者は、これらポリペプチドを認識する抗体をつくるために免疫原ポ
リペプチドを数10年間用いてきた。加えて、モノクローナル抗体の製造に関す
る先に引用したコーラ−とミルスティンの文献は1975年に刊行された。この
年、1975年以後、アルンハイターら、ネイチャー(ロンドン)294.27
8−280(1981)は、ポリペプチド免疫原を用いてモノクローナル抗体を
作る試みを記述した。先に述べたように、アルンハイターらの結果は、三匹の免
疫化したマウスのヒ臓の使用を必要とし、大きな56−marポリペプチド、な
らびに蛋白の配列にポリペプチドが対応するところの蛋白を認識する唯一つのI
gCタイプモノクローナル抗体を得た点で失敗と見られるべきである。
免疫原、及び蛋白リガンドのアミノ酸配列に免疫原ポリペプチドが部分的に対応
するところの蛋白リガンドの両者を認識する免疫原ポリペプチドから作られたモ
ノクローナル受容体の製造に関する報文が比較的少ないのは、少なくとも二つの
要因によると考えられる。第一に、少しの、もしあれば、モノクローナル抗体し
か作られないと予測する確率モデルに従う。支配的であった考え方がある。第二
に、アルンハイターらのような研究者はモノクローナル受容体の製造に適当な方
法を持っていなかったことがある。なぜならポリペプチドに対して生じた本発明
のモノクローナル受容体は、完全蛋白に対して作られたモノクローナル抗体から
別なやり方で作られるがらである。
すなわち、免疫原ポリペプチド、及び蛋白リガンドのアミノ酸残基配列にこのポ
リペプチドが部分的に対応するところの蛋白りカントの両者を認識する1gクラ
スモノクローナル受容体を成功裡に作るために、以下に概要を述べる段階で逐行
しなければならない。
免疫原ポリペプチド単独か又は担体に結合(リンク)されたポリペプチドの接合
体が作られる。このポリペプチドは、約7〜約40、好ましくは約10〜約30
のアミノ酸残基配列のような中庸長さのアミノ酸残基を持つ。免疫原ポリペプチ
ドのアミノ酸残基配列は、癌蛋白のような蛋白分子リガンドのアミノ酸残基配列
の一部に対応する。免疫原ポリペプチドはりガントとして単独で用いうるが、キ
イホールリンベットヘモシアニン(KLH)のような担体、ウシ血清アルブミン
(BSA)、ヒト血清アルブミン(BSA)のようなアルブミン、赤面細胞たと
えばヒツジ赤血球、張線トキソイド及びエデスチン(edstin)、ならびに
ポリアミノ酸たとえばポリ(D−リジン=D−グルタミン酸)、などに結合され
た接合体としてポリペプチドを用いることが好ましい。
ポリペプチドの免疫原性及び抗原性は、ポリペプチドをキイホールリンペットヘ
モシアニン担体に結合して接合体とし、次にそのように得た接合体を用いてマウ
スを免疫化することによりテストできる。免疫化するポリペプチド又は接合体は
、生理学的に許容しつる希釈剤たとえば生理学的食塩水、リン酸塩緩衝食塩水ま
たは当業界で周知の他のものの中に溶解又は分散される。後述する補剤(アジュ
バント)も免疫化に用いる接合物に含められる。
有用なポリペプチドは、1ケ月に3回の免疫化の後に、少くとも1:400希釈
のポリペプチドに対する免疫化されたマウスのオリゴクローナル受容体含有抗血
清の50パ一セント結合滴定量(binding ti ter)を与えるのに
十分なほど免疫原的及び抗原的である。ここで各免疫化は、接合体中に少(とも
約1o1.1g1好ましくは少(とも約501.tgのポリペプチドを含み、第
一回の免疫化には完全フロインドアジュバントを、後には明ばんアジュバントを
用いる。
このテストは免疫原として所与のポリペプチドの使用前に行われる必要はないが
、しかしポリペプチドが望むモノクローナル受容体を作るのに有用かどうか見る
予備スクリーニング手法としてそうすることが好ましい。予備スクリーニングと
して用いられるかどうかに拘らず、免疫原としてここで有用なポリペプチドは上
述の免疫化剤を用いて上述の滴定量を与える。
免疫原ポリペプチドの供与後に、マウス、ラビット、ヤギ、ウマのような哺乳動
物は、免疫原ポリペプチド又は担体に結合されたポリペプチドの接合体により過
免疫化され、受容体分子が少くとも1:400希釈のポリペプチドに対して50
パ一セント結合滴定量を示すところ過免疫血清を与える。すなわち、ポリペプチ
ドの免疫原性を予備テストしたいのと同じ動物たとえばマウスを、Mabを生ず
るために用いることができる。
予備テストで用いられるのと同じ動物をMab誘発のために用いることが特に好
ましい。この好ましさは、上述の50パ一セント結合滴定量が一度達成されると
、偶然の実験室での不幸な事故たとえば細胞培養物の汚染又はこれらの培養物の
破壊を除いて、抗体生産細胞の源としてこの動物のヒ臓を用いて望む特異生のハ
イブリドーマ分泌モノクローナル抗体を作ることがほとんど保証されることによ
る。
過免疫状態を与えるのに必要な免疫化規制(immunization reg
imen)は、知られているようになかんず(動物タイプ、動物体重、ポリペプ
チド及び担体(もし用いられるなら)、アジュバント(用いられるなら)の免疫
原性及び量、及び所定の時間に投与される免疫化の数の関数であることが述べら
れてる。少くとも1:400希釈の50パ一セント結合滴定量を得るための上述
の免疫化剤は、テストマウスにおいて過免疫状態を作り、他の動物において過免
疫状態を誘発するだめの比例的基礎として用いることができる。三回の免疫化は
過免疫状態を作るために必ずしも必要でないが、しかし有用なポリペプチドにと
って1ケ月間でのそのような三回の免疫化がその状態を作るために十分であり、
さもなければポリペプチドは本発明のハイブリドーマ及びそのモノクローナル抗
体の高収率生産のために十分に免疫原的でないことが更に述べられる。
過免疫化された動物においてそのように作られた血清オリゴクローナル受容体分
子はまた、免疫原ポリペプチドがアミノ酸残基配列においてその一部に対応する
ところの蛋白分子リガンドに結合する。結合評価は、後述の材料及び方法の部で
述べられる。蛋白分子リガンドの純粋サンプルをこれら評価で用いる必要がなく
、むしろ細胞抽出物又は組織調製物たとえば蛋白リガンドを含む顕微鏡スライド
を用いうることが述べられる。
過免疫化された動物は維持される;すなわち更に免疫化を与えることなく、少く
とも1:400希釈の50パ一セント結合滴定量を作る免疫化の投与の後生くと
も約30日間生き続けさせられる。言いかえれば動物は最初に過免疫状態を与え
るよう免疫化され、次に過免疫が後退するのを許す。
結合作用の低減はマウスにおいて典型的には1〜約5ケ月かかる。結合滴定量の
この低減は、免疫原が再び導入されたときに、準備された(primed)芽細
胞が激しい反応を始めることができるようになる期間に対応すると考えられる。
免疫原ポリペプチド又はその接合体を用いて、静脈内注射によるこのような促進
免疫化が維持期間の完了後、たとえば最後の付与の少くとも30日後に動物に与
えられる。促進された動物のヒ臓細胞又はリンパ細胞のような抗体生産細胞は、
次にハイブリドーマ細胞を作るために、効果促進投与の日から約3〜約5日以内
に同じ動物タイプ(種)からの骨髄腫細胞系統と融合される。効果促進は、芽細
胞の成熟をこれら細胞がほぼ最適の量のポリペプチドに対するオリゴクローナル
抗体を分泌する点まで刺激すると考えられる。
他の細胞系統も用いうるが、SP210−Ag14(ATCCCRL 1581
)、ヒボキサンチン−チミジン(HAT)感受性、骨髄腫セルラインがマウスヒ
臓細胞との融合に用いるのに好ましい。
融合のためのこのHAT系統を用いる詳細は、後記の材料及び方法の部に記載さ
れる。ハイブリドーマ細胞は次に、非生産性細胞による過成長を低めるため及び
インビトロ条件で容易に成長する細胞の選択法を与えるためにフィーダ一層又は
マクロファージの存在しない又は必要としない限界希釈でクローン化される。し
かしそのようなフィーダ一層を用いてもよい。
このように作られたハイブリドーマ細胞を次に、蛋白分子リガンドに結合するモ
ノクローナル受容体分子の生産(分泌)について評価する。このリガンドは、免
疫原ポリペプチドがアミノ酸残基配列において対応するところの蛋白の一部であ
る。その後、蛋白リガンドに結合するモノクローナル受容体分子を作るハイブリ
ドーマ細胞をさらに培養して、これらハイブリドーマ細胞の追加量及び蛋白分子
リガンドに結合するこれら細胞により分泌されるモノクローナル受容体を作る。
典型的にはそのような培養は、限界希釈で、たとえば培養物を育てる溜り当り平
均約1個の細胞で行われる。
好ましいやり方では、作られたハイブリドーマ細胞はまた、ポリペプチド免疫原
ならびに蛋白リガンドに結合するモノクローナル受容体分子の生産についても評
価される。その後、免疫原ポリペプチドと蛋白リガンドの両者に結合するモノク
ローナル受容体分子を作るハイブリドーマ細胞が、好ましくは培養されたところ
のこれら細胞である。
蛋白分子リガンドのサンプルが限られている場合、免疫原ポリペプチドに結合す
るモノクローナル受容体の分泌についてハイブリドーマを最初にスクリーンする
ことが便利である。このポリペプチドへのポジティブな結合を示すハイブリドー
マクローンは次に典型的には貯蔵のために凍結される。その後それらは解凍され
、そして多数のモノクローナル受容体が多数の異なるハイブリドーマ細胞から作
られるのではなくて真にモノクローナルな抗体が作られることを確実にするため
に、限界希釈によりサブクローンされる。この限界希釈のサブクローン培養は再
び、典型的に、食作用体又はマクロファージなしで(これらは必要でないので)
行われる。
最終的に作られたハイブリドーマ細胞は、周知のようなこのような細胞のための
通常のインビトロ組織培養技術に従って培養できる。より好ましくは、ハイブリ
ドーマ細胞は、同様周知の技術を用いて動物中で培養され、モノクローナル受容
体はそのようにして発生した腹水から得られる。腹水の発生のために用いられる
動物は典型的には、スクリップス クリニック アンド リサーチ ファンデー
ション、ラジョラ、カリホルニアのマウス舎で飼育された129XBALB/c
マウスである。しかしマウス以外の動物がハイブリドーマの調製のために用いら
れる場合、その動物種が腹水の生産のために用いられる。
先述したように、骨髄腫細胞系統が受容体と同じ種からであることが好ましい。
従ってマウス−マウスハイブリッド〔シュルマンら、ネイチャー、呈ユ旦、26
9(1978)) 、又はラット−ラットハイブリッド〔ガルファら、ネイチャ
ー、277.131(1979)〕のような融合ハイブリッドが典型的に用いら
れる。しかし、いくつかのラット−マウスハイブリッドもまた、ハイブリドーマ
形成において成功裡に用いられた〔ゴディング、「プロダクションオブ モノク
ローナル アンチボデイーズ バイ セル フュージョン」、アンチボディ ア
ズ ア ツール中の記事、マルカロニスら編、ジョーン ワイリー アンド サ
ンズ社、p273(1982)〕。本発明で用いるのに適した骨髄腫としては、
MPC−11(ATCCCRL 167)、P 3 x 63−Ag8.653
(ATCCCRL 1580)、Sp−210−Ag14(ATCCCRL 1
581)、P3x63Ag80.1(ATCCSRL 1597)、Y3−Ag
1.2.3.(コレクチオン ナショナーレ デ カルチコレ デ ミクロオル
ガニズムス、パリ、フランス、に寄託、No、l−078)、及びP3x63A
g8(ATCCTIB 9)が挙げられる。骨髄腫系統Sp−210−Ag14
およびP3x63−Ag8゜653が本発明で用いるのに好ましい。
すなわち本発明の方法に従い、癌蛋白のような蛋白分子の既知の所定のエピトー
プに結合する又は免疫反応するモノクローナル受容体を比較的高収量で作ること
が今や可能となった。加えて、免疫化ポリペプチドに対して少くとも約1:40
0の50パ一セント結合滴定量を示すオリゴクローナル抗体を含む過免疫血清を
ひとたび当業者が作ったなら、この者は前述の段階を逐行し、過免疫化動物から
ヒ臓を取り出し、その抗体生産細胞を同じ動物タイプ又は系統からの骨髄腫系統
の細胞と融合し、そしてこの融合から作られたー又は二辺上のハイブリドーマが
免疫化ポリペプチド及び対応する蛋白たとえば癌蛋白に結合するモノクローナル
受容体を分泌することが実質上保証される。このような結果は、従来は不可能で
あった。
上述の方法は、実質上任意の蛋白分子リガンドに対するモノクローナル受容体を
分泌するハイブリドーマを作るのに有用である。このようなハイブリドーマ及び
そのモノクローナル受容体の例は、そのアミノ酸残基配列が癌遺伝子でコードさ
れる癌蛋白のアミノ酸残基配列に対応する中庸な長さの免疫原ポリペプチドに対
して生ぜられたものである。癌遺伝子及び有用な免疫原ポリペプチドの例は下記
に示され、ポリペプチドがそれに対応するところの癌蛋白配列におけるアミノ末
端からの数字位置がカッコ内に付されている。ここで、これらポリペプチドのア
ミノ酸残基配列は、左から右へかつアミノ末端からカルボキシ末端の方向に考え
られ、下記の表1に示される式より成る群から選ばれる式により表わされる。
第1表
114 v−sis RVTIRTVRVRRPPKGKHRKC110cms
is L〜’5ARQGDPIPEELVE (1−16)111 PDGF−
I 5IEEAVPAVCKT(1−12)112 PDGF−2SLGSLT
IAEPAMIAECKT113 PDGF−2RKIEIVRKKPIFKK
ATV114 PDGF−2RVTIRTVRVRRPPKGKHRKCT
121 v−fes I GRGNFGEVF 5G(519−530)T
125v−fes 5nvllSFGILLWETFSLGASPYPNLSN
QQTRT
126 v−fes 5PYPNLSNQQTR(711−722)T
128V−慢 CWAYEPGQR,PSF(748−759)T
129 v−fes LWETFSLGASPYPNLSNQQTR131 v
−myb RRKVEQEGYPQESSKAG(2−18)a
141 v−ras KLVVVGARGVGK(5−16)a
146 v−ras VTLVREIRQHKLRKLNPPDESGPGC(
157−181)i
147 v−ras VTLvREIRQYRLKKISKF、EKTPGC(
157−180)148 v−ras YREQLKRVKDSEDVPMVL
VGNKCu
144 v−ras KLVVVGAVGVGK(5−16)145 N−RA
S KLVVVGAGGVGK(5−16)231 N−RAS DGETCL
LDILDTAGQEEY237N−RAS YTLVREIRQYRMKKL
NSSDDGTQGC(157−181)233 H−RAS YKRMKKL
NSSDDGTQGC234 K−RAS AGPEAQRLPGLLK(−1
3to−1)235に−RAS CGDSLAARQGAGRR(180to−
167)149 v−bas KLVVVGAKGVGK(5−16)150
MYCAPSEI)IWKKFELLPTPPLSP151 MYCCDEEE
NFYQQQQQSEL(25−40)152 MYCPAPSEDIWKKF
EL(43−55)153 MYCLPTPPLSPSRR3GLC(56−7
0)154MYCCDPDDETFIKNIIIQDC(1,17−133)
155 MYCC3TSSLYLQDLSAAASEC156MYCCASQD
SSAFSPSSDSLLSSTESSP(208−231)1+7 MYCC
TSPRSSDTEENVKRRT158 MYC5VQAEEQKLISEE
DLLRKRR159 MYCLRKRREQLKHKLEQLRNSC160
MYC111QDCMWSGFSAA(128−141)182 N−MYCP
PGEDIWKKFELLPTPPLSP183 N−MYCVILQDCMW
SGFSAR(110−123)184 N−MYC5LQAEEHQLLLE
KEKLQARQ185 N−MYCLQARQQQLLKKI EHARTC
192 L−MYCAPSEDIWKKFELVPSPPTSP193 L−M
YCI IRRDCMWSGFSAR(110−123)161 v−mos
LRRELSPSVDSR(4253)162 v−mos RQASPPHI
GGTY(260−271)153v−mos TTREVPYSGEPQ(3
01312)164 v−mos I IQSCWEARGLQRPSA165
v−mos LGSGGFGSVYKA(100−111)168 v−mo
s TLWQMTTREVPYSGPQYVQYA761 v−mos TLW
QMTTREVPYSGEPQ¥〜’QY166 c−mos I IQSCW
EARALQRPGA167 MOS VIQRCWRPSAAQRPSA76
2MOS TLWQMTTKQAPYSGERQHILY171v−erb B
IMVKCWMIDADSRPKF172 v−erb B LGSGAFG
TIYKG(138−149)173v−erb B ENDTLVRKYAD
ANAVCQ(23−39)174v−erb B VWELMTFGSKPY
DGIP、ASEIS175 neu IMVKCWMIDSECRPRF17
8 neu 〜’WELMTFGAKPYDG I PARE I P179
neu LGSGAFGTVYKG(731−742)176HER−I RR
RHIVRKRTLRRLLQERE177HER−I VWELMTFGSK
PYDGIPASEIS107 v−src LLNPENPRG丁FLVRE
SETTKG208v−src TFVALYDYESRTETDLSFKKG
ERL(85−108)C
202v−src LGQGCFGEVWMG(273−284)RA
203 v−src G55KSKPKDPSQRRRS206 SRCLMC
QCWRKEPEERPTF(ノート2)211 v−fgr AMEQTWR
LDPEERPTF212v−fgr LGTGCFGDVWLG(410−4
21)213v−fgr L丁ELISKGRVPYPGMNNREVL214
FGRL置ITKGRIPYPGMNKREVL215 FGRLLNPGN
PQGAFLIRESETTKG2211nt−I DYRRRGPGGPDW
HWGGC(1,54−170)
2221nt−I LHNNEAGRTTVFS(200−212)2231n
t−I EPEDPAHKPPSPHDL(275−289)2241nt−I
RACNSSSPALDGCEL(313−327)240 v −yes
LMKLCWKKDPDERPT(778−792)241 v−yes L置
VTKGRVPYPGMVNREVL242 v−yes VFVALYDYE
ARTTDDLSFKKGERF(369−393)243 v−yes LL
NPGNQRGIFLVRESETTKG250 v−mil LVADCLK
KVREERPLF252 v−mil VLYELMTGELPYSHINN
RDQI251v−raf IGSGSFGTVYRG(355−366)”2
60 v−raf LVADCVKKVKEERPLF261 v−raf V
LYELMAGELPYAHINNRDQI253 RAF IGSGSFGT
VYKG(355−366)262 、へ−RAF LLTDCLKFQREE
RPLF266 A−RAF VLYELMTGSLPYSHIGSRDQI2
54 PKS IG丁GSFGTVFRG(25−36)255 PKS VL
YELMTGSLPYSHIGCRDQI256 PKS LLSDCLKFQ
REERPLF270v−rel TLH8CWQQLYSPSPSA(,38
2−397)
701 PKCLGKGSFGKVMLA(344−355)702 PKCL
YEMLAGQPPFDGEDEDELF703 PKCLMTKHPGKRL
GCGPEGE711 PKCLGKGSFGKVMLS(356−367)7
12 PKCLYEMLAGQAPFEGEDEDELF713 PKCLIT
KHPGKRLGCGCPEGE722 PKCLYEMLAGQPPFDGE
DEEELF723 PKCFLTKHPAKRLGSGPDGE771 pi
+c−I LGSGGFGSVYSG(44−55)843 syn LMIH
CWKKDPEERPTF861 Gs RLLLLGAGESGK(42−5
3)862 Gs RWLRTISVILFLNK(279−293)871
Gi KLLLLGAGESGK(3546)872 Gi KWFTDTSI
ILFLNK(258271)882 Go KFFIDTSIILFLNK(
214−227)892 T RYFATTS IVLFLNK(253−26
6)894 T’ KFFAATS IVLFLNK(257−270)901
PBK LGRGVSSVvRRC(25−36)902 PBK MYTL
LAGSPPFWHRKQMLML903 PBK LVSRFLVVQPQK
RYTAEE911 CGK LGVGGFGRVELV(365−376)9
12 CGK MYELLTGSPPFSGPDPMKTY913 CGK L
IKKLCRDNPSERLGNLK921 MLCK LGGGKFGAVC
TCT(67−79)921 MLCK TYMLLSGLSPFLGDDDT
ETL923 MLCK FVSNLIVKEQCARMSAAQC392cm
1sk LTEIVTHGRIPYPGMTNPEVI400 MET MLK
CWHPKAGMRP(Note 2)290 v−fms LGTGAFGL
VVEA(1093−1104)3291 v−fms LWEIFSLGLN
PYPGILVNSKF(1,336−1356)292 V−fms FMQ
ACWALEPTRRPTF(1379−1394)”
293 V−fms LGTGAFGKVVEA(1078−1089)295
FMS IMQACWALEPTHRPTF296 FMS LEAGVSL
VRVRGRPLMR297 FMS LYVKDPARPWNVLAQE(9
9−114)298 FMS VPAELVRIRGEAAQIVC31Q v
−abl LGGGQYGEVYEG(367389)311 v−abl L
WEIATYGMSPYPGIDLSQVY312 v−abl LMRACW
QWNPSDRPSF320 BPK CLGTGSFGRVMLV(45−5
9)322 BPK CIYEMAAGYPPFFADQPIQIY321 B
PK RDNHGSFGELALM(197−209)323 BPK RLL
RNLLQVDLTKRFGNLK340 CDC28VGEGTYGVVYK
A(14−25)352 v−fps LWEAFSLGAVPYANLSNQ
QTR353 ■−襲 LMQRCWEYDPRRRRSF355 c−fps
NKLAELGSEEPPPALPLQ362 v−ros LMTRCWA
QDPHNRPTF366 ROS IWEILTLGHQPYPAHSNLD
VL367 ROS LMTQCWAQEPDQRPTF371 HIRLGQ
GSFGMVYEG(990−1001)372 HIRLWEITSLAEQ
PYQGLSNEQVL373 HIRLMRMCWQFNPNMRPTF60
0 TRK LGEGAFGKVFLA(339−350)601 TRK L
WEIFTYGKQPWYQLSNTEAI602 TRK IMRGCWQR
EPSNATAS661 v−kit LWELFSLGSSPYPGMPVD
SKF662 v−kit IMKTCWDADPLKRPTF401 MET
LWELMTRGAPPYPD〜7NTFDP I(ノート 2)
402 MET VMLKCWHPKAGMRPSF(ノート 2)411 F
O55GFNADYEASSRC(4−17)412 FO5LSPEEEEK
EKRRIRKGTEYETD414 c−fos TLQAETDQLEDE
KSALQTE 1415 c−fos LQTE IANLLKEKEKLE
FI416 c−fos RKGSSSNEPSSDSLSSPTLL421
TGF−alpha VVSAFNDCPDSHTQFC(1−16)423
TGF−alpha FHGTCRFLyQEDKP、A(17−31)424
TGf−alpha HSGYVGVRCEHADL(34−47)431
EGF N5DSECPLSHDGYC(1−13)432 EGF CLHD
GVCMYIEALDKYAC442bcl−I RPPQVPAFRRPKS
AEPTC461v−erb A KSFFRRTIQKNLHPTSC462
v−erb A VDFAKNLPMFSELPCEDQ463v−erbA
ELPPRRCRALQILGSILPFV470 HGRKVFFKRAVE
GQHNYLCAGR471 HGRNVMWLKPESTSHTLI472
HGRTNQIPKYSNGNIKKLLFHQK473 HGRVKWAKA
IPGFRNLHLDDQ800 ERKAFFKR3IQGHNKYMCPA
801 ERINWAKRVPGFVDLTLHDO477 cPRKVFFK
RAMEGQHNYLCAGR(ノート 2)
1000 Beta−丁GF ALDTNYCFSSTEKNC直上記癌遺伝子
および配列の引用文献
v−sis−デヴアーら、ブロク、ナルト、アカド、サイ、ニーニスニー、ヱ旦
、3179−3182(1982)。
c−sis−ジョンソンら、ニムボジエイ、3:921−928(1984)。
PDGF−1−ドウリトルら、サイエンス、221,275−277(1983
)。
PDGF−2−ドウリトルら、サイエンス、221,275−277(1983
)。
v−myb−ラシ、0つら、サイエンス、216.1421−1423(198
2)。
Ha +
v−ras −ダーリ、サイエンス、217.934−937(1982)。
82)。
82)。
K−RAS−マツフグラスら、ネイチャー、304,501(1983)。
86)。
83)。
v−mos−ヴアナ・ベヴアレンら、ネイチャー、289,258−262(1
981)。
c−mos−ヴアン・ベヴアレンら、セル、27.97(1981)。
MOS−ワトランら、ブロク、ナトル、アウト、サイニーニスニーnew−バー
グマンら、ネイチャー、319.226(1986)。
HER−1−ウルリックら、ネイチャー、309,418(1984)。
V−5rC−タケヤら、ジェイ・ヴアイロル、44.12(1982)。
8(1980)。
5RC−パーカーら、モル、セル、パイオル、5,831(1985)v−fg
r−ナハOら、サイエンス、λ旦旦、63(1984)。
遵匹−1−オーヤンら、エムボ、ジエイ、4.2905(1985)■−±−キ
タムラら、ネイチャー、旦旦ユ、205(1982)。
v−mil−ストレイヴら、ネイチャー、旦旦旦、85(1984)。
A−RAF−フレイヘルに、モル、セル、パイオル、8.2655(1986)
。
RKS−マークら、ブロク、ナトル、アカド、サイ、ニーニスニー。
83、6312(1986)。
v−tel−ステフエンズら、ブロク、ナトル、アカド、サイ、ニーニスニー、
80.6229(1983)。
v−fms−ハムブら、ブロク、ナトル、アカド、サイ、ニーニスニー。
81.85(1984)。
FMS〜コウセンスら、ネイチャー、320,277(1986)。
y−ablI−レディら、ブロク、ナトル、アカド、サイ、ユーエスエ二、80
.3623(1983)。
c−abII−ベンーネリクら、セル、44:577(1986)。
C−abl I[−ベンーネリクら、上記。
c−ablm−ベンーネリクら、上記。
c−ablrV−ベンーネリクら、上記。
BPK C−ジョンら、ブロク、ナトル、アカド、サイ、ニーニスニー、78.
848(1981)。
BPK R−ショジら、バイオヘム、22.3702(1983)。
CDC28−ロリンツら、ネイチャー、307,183(1984)v−fps
−シブヤら、旦、30.787(1982)。
C−伽−ハングら、2141モル、パイオル、1旦1,175(1985)。
v−ros−ネックメイヤーら、ニス、ヴアイロル、53,879(1985)
。
HIR−ウルリッヒら、ネイチャー、313.756(1985)。
TRK−マーチンーツァンカら、ネイチャー、319,743(1巴−1−セル
テンら、車止、旦、603(1986)。
晃−センバら、ブロク、ナトルアカドサイニーニスニー、83、5459(19
86)。
Gs−イト−ら、プロクナトル、アカドサイユーエスエー、83.3776(1
986)。
Gニーイト−ら、上記。
Go−イト−ら、上記。
PBK−ライマンら、バイオヘム、23.4185(1984)。
c −fos−ヴアン・ストラーテンら、ブロク、ナトル、アカドサイ。
986)。
CRR−コニーリイら、サイエンス、 233.767(1986)。
ベーターTGF デサンクら、ネイチャー、316,701(1985)。
2ポリペプチドの数の位置は、報告された配列が不完全なので、利用できなかっ
た。
3これらのポリペプチドは、報告された配列と比較して、削除、付加又は置換さ
れたアミノ酸残基を含む。
上記の4つの工遺伝子によりコードされる相同のポリペプチドは、左から右へか
つアミノ末端からカルボキシ末端の方向に式%式%)
により示される一つのアミノ酸残基配列として簡便に記述できる。
ここでカッコ内のアミノ酸残基は、式中の直前のアミノ酸残基Rの名代替物であ
る。
本発明のモノクローナル受容体の製造を誘発するために有用な更に別のポリペプ
チドは、その癌遺伝子、癌蛋白配列における位置及びポリペプチドアミノ酸残基
配列を第20.21および22図に示すポリペプチドである。これらポリペプチ
ドは、蛋白キナーゼ癌蛋白(その癌遺伝子のいくつかは先に述べた)の周知の族
の中の配列保存領域に対応する。
■、モノクローナル受容体
本発明は多数のモノクローナル受容体を考慮しているが、比較的少数のような受
容体についてのみ、完全なモノクローナル抗体(Mab)の形で、群の代表とし
て本明細書で詳しく述べる。ポリペプチドの免疫原性及び抗体性のための前述し
たテストを、異なる癌蛋白に結合(免疫反応)する別のモノクローナル受容体に
対応するポリペプチドについて下記に述べる。
A、受容体の例
ここに記載される手段を用いて、受容体が癌遺伝子関連ポリペプチドに対して生
じた。
本発明のモノクローナル受容体を分泌するハイブリドーマは、ブダペスト条約に
従ってアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション・オブ・ロックビル、M
Dに寄託された。これらのATCC受理番号(ATCCNo、)、実験室引用番
号(RefNo、)、ATCCで受領のデータ(ATCCRECEIPT)及び
第1表のポリペプチドに交叉対照された免疫化ポリペプチドの数(POLYPE
P No、)は、以下、第2表に提示される。
!ス青
HB8594 P43DO908102/84 125HB8595 522C
O608102/84 125HB8596 510FO308102/84
125HB8679 1/24−24EO512/12/84 142HB88
00 18−9B1005109/85 112HB8888 133−IEI
O08/15/85 133HB8894 173−ICII 08/27/8
5 173HB8895 202−11AB 08/27/85 202HB8
896 173−8D208/27/85 173HB8897 133−6C
1008/27/85 133HB8898 203−7D10 08/27/
85 203HB8899 203−6F508/27/85 203HB89
00 202−9D10 08/27/85 202HB8924 132−7
C908/29/85 132HB8925 114−50D4 08/29/
85 114HB8926 114−50G2 08/29/85 114HB
8927 132−IC808/29/85 132HB8948 121−I
F912103/85 121HB8949 121−3H512103/85
121HB8950 121−4F812103/85 121HB8951
121−5ES 12/23/85 121HB8952 121−9G10
12103/85 121HB8953 121−9E5 12103/87
121HB8954 121−15B10 12103/85 121HB8
955 121−19B10 12103/85 121HB8956 121
−8D8 12104/85 121HB8965 127−24C712/1
1/85 127HB8966 127−24E11 12/11/85 12
7HB8967 127−38G2 12/11/85 127HB8968
127−50D4 12/11/85 127HB8969 127−50DI
2 12/11/85 127HB8970 127−53F8 12/11/
85 127HB8971 127−60F3 12/11/85 12712
7−42C11127
HB8976 155−11C712/17/85 155HB8996 15
2−6D11 01/28/86 152HB8997 146−3E4 01
/28/86 146HB8998 146−17A3 01/28/86 1
46HB8999 146−8D11 01/28/86 146HB9000
155−9F6 01/28/86 155HB9001 155−8G1
01/28/86 155HB9002 310−5F5 01/28/86
310HB9003 131−94H401/28/86 131HB9004
172−12G7 01/28/86 172HB9005 172−12A
4 01/28/86 172HB9040 164−3F303/19/86
164HB9052 222−35C803/27/86 222HB905
3 310−29F7 03/27/86 310HB9077 133−10
F6 04/17/86 133HB9097 171−10ES 05108
/86 171HB9117 171−11B9 05/29/86 171H
B9133 2904E1006/26/86 290HB9144 240−
13DI0 07/10/86 240HB9208 312−13EO809
/24/86 312HB9227 361−31CO510/15/86 3
16HB9260 250−9GO611106/86 250HB9278
147−67C611/20/86 147HB9279 165−34E4
11/20/86 165HB9280 360−27ED6 11/20/8
6 3601ハイブリドーマP44E11は、ミエローマセルラインP3X63
−Ag8.653を用いて生成された。他の全てのハイブリドーマは、材料及び
方法の部に述べたように、ミニローマセルライン5P2−0を用いて生成された
。
5つの例示的、モノクローナル受容体を分泌するハイブリドーマが、後記のv−
fes関係の30−mar免疫原的合成ポリペプチド(ポリペプチドaとしても
引用されるポリペプチド番号125)に対して生じ、各々はまた下記のカルボキ
シ末端12−marポリペプチドSペプチド(ポリペプチドbとしても引用され
るポリペプチド番号126)に結合し、また5T−FeSVのv−fes遺伝子
によりコードされるp85(85にダルトン)とされる癌蛋白に結合する。これ
らのハイブリドーマは、引用番号、510F03.522CO6、P43D09
、P42C10及びP44E11が与えられた。左から右へかつアミン末端から
カルボキシ末端の方向の合成ポリペプチド(a)及び(b)のアミノ酸残基配列
は次の式で表わされる。
ポリペプチドa 5DVWSFGILLIETFSLGASP−YPNLSNQ
Q丁R;ポリペプチドb 5PYPNLSNQQTR第2表のATCCに寄託さ
れた7つのハイブリドーマは、v −fes関連ポリペプチド番号125に対し
て生じ、第1表に示され、ポリペプチドに対して生じた19のハイブリドーマ中
による。これら7つのハイブリドーマにより分泌されたモノクローナル受容体も
、p85遺伝子蛋白に結合する。
522CO6及び510FO3を命名されたハイブリドーマにより分泌される本
発明のモノクローナル受容体は、特にモノクローナル受容体が好ましい。共に好
ましいモノクローナル受容体は、カッパL鎖を有し、免疫化ポリペプチドと、ま
た、免疫化ポリペプチドの配列と対応するアミノ酸残基配列を有するfes関連
癌蛋白と免疫反応するIgGIモノクローナル受容体である。
ハイブリドーマは、下に示すras 23− mer免疫原性、合成ポリペプチ
ド番号142 (ras)を用いて生成された。
YREQIKRVKDSDDVPMVLVGNKCモノクローナル抗体は、ハイ
ブリドーマが免疫原性ポリペプチドに、またハーベイ(Harvey)配列のr
as遺伝子によりコードされる55にダルトン蛋白に結合することによって分泌
した。モノクローナル抗体は、試験された全てのras生成セルライン中の23
にダルトン蛋白、およびより高分子量の蛋白を認識する。
510F03.522C06、P43DO9、P44E11および1/24/E
O5と命名されたハイブリドーマは、力、、/(L鎖、igGIモノクローナル
受容体を分泌する。
最後に命名された、5つのハイブリドーマは、3つの異なる細胞融合により生成
された。そのMabsが、免疫原性ポリペプチド、同様に、最初の調製用の対応
癌蛋白分子リガンドを認識する)1イブリドーマの製造効率は100パーセント
であった。即ち、2つのMabs(S10FO3及び522CO6からの)は、
ポリペプチドを認識するものを生成し、これら2つのMabsは、また癌蛋白を
認識した。第二及び第三の調製については、同様に計算された効率(よ、約20
パーセントであった。
他のハイブリドーマは、下記に示した、erb −B関連、16−mer免疫原
性合成ポリペプチド番号171を用いて生成した。合成ポリペプチドのアミノ酸
残基配列は、左から右に、及びN末端からC末端の方向に、式
IMVKCWMIDADSRPKEにより示される。
このハイブリドーマにより分泌されるモノクローナル抗体も、fes。
fms、 alb、 src及びfgr癌遺伝子によりコードされる癌蛋白に関
連するポリペプチドに結合する。
第1図は、p85癌蛋白リガンドのだめの外部標準及びネカチブ対照としてのイ
ンフルエンザへマグルチニン認識性Mabを用いて、ハイブリドーマ510FO
3(ATCCHB 8596)及び522CO6(ATCCHB 8595)に
より分泌されたモノクローナル受容体によりp85癌蛋白リガンドの免疫学的検
出を例示する第2図は、同様にノゾブリドーマ810FO3からのMabならび
にハイブリドーマP43DO9(ATCCHB 8594)及びP44E11(
ATCCHB 8593)、及びまたハイブリドーマP42C10からのMab
を用いての同様の結果を例示する。gp70ローシェルウィルス着白に対するモ
ノクローナル抗体〔ナイマン及びエルダー、モノクローナル アンチボディーズ
・アンド・ティ・セル・プロダクツ前出〕がネカチブ対照として用いられた。
第3図は、本発明のモノクローナル受容体の特異性を更に例示する。そこで、C
CL64ミンク細胞(レーンB及びC)、及びFeLV−B及びFe5Vにより
感染されたMSTF細胞(レーンA及びB)は32pにより放射活性にラベルさ
れた。次にラベルされた細胞から抽出物を、V−fes遺伝子の聾部分によりコ
ードされかっpr65と言われる蛋白前駆体として表わされるp15蛋白に対す
るヤギ抗血清(レーンA及びB)、又はハイブリドーマ310FO3がらの組織
培養上清(レーンC及びD)でインキュベートした。
図から見られるように、ハイブリドーマ810FO3がらの本発明のMabはp
85蛋白リガンドにのみ結合し、一方、ヤギ抗−p15血清は感染された細胞か
らのpr65及びp85融合癌蛋白の両者に結合した(レーンA)。非感染細胞
からの蛋白は結合されない(レーンB及びD)。これら結果、及び第13図に関
する評価の類似の検討より、本発明のMabは、アミノ酸残基配列の一部が各M
abを分泌するハイブリドーマを作るために用いられた免疫原ポリペプチドの配
列に対応するところの癌蛋白にのみ結合することを確認する。
図示されていない同様の結果において、上述の5つのハイブリドーマからのMa
bはまた、GA−FeSVにより形質転換された細胞において表現された108
にダルトンの癌蛋白リガンドにも結合した。GA−FeSV株によりコードされ
る癌蛋白リガンドはアミノ酸残基配列において、免疫原的に有用なポリペプチド
の領域において5T−FeSV株によりコードされる癌蛋白リガンドと本質的に
同じである。ハンペら、セル、1旦、777−785(1982)参照。
上述の5つのMabのどれも、トリ肉腫ウィルスのフジナミ株のV−チ場遺伝子
によりコードされる癌蛋白に結合しなかった。予測されるv−fps癌蛋白、そ
の配列は、シブヤら、セル、30.787(白に対する強い相同性を含み、かつ
上述の12−mer(ポリペプチド(b))に対応する領域において第−及び第
四の残基の置換の点でのみこの12−marポリペプチドのアミノ末端と異なる
;すなわち、シーf朋関連ポリペプチド及び癌蛋白のアミノ末端セリン(S)は
、v−fps関連癌蛋白においてバリン(V)により置換され、アミノ末端から
第二番目のプロリン(P)残基はアラニン(A)残基で置換される。
える。結合におけるこの差はまた、後記する親和性吸着剤の一部として本発明の
Mabを用いるアフィニティクロマトグラフィーにより二つの蛋白の混合物を精
製する際においても有用である。
v−fps関連癌蛋白に対する本発明のモノクローナル抗体の上述の非結合はま
た、従来得られたオリゴクローナル受容体に比べてモノクローナル受容体の特異
性における改善を目立たせる。すなわちセン、ブロク、ナトル、アカド、サイ、
ニーニスニー、80.1246−1250(1983)は、ラビットオリゴクロ
ーナル抗体を作るためにKLHに接合された前述のポリペプチド(b)を用いた
。これナミ肉腫ウィルス)により形質転換された細胞中で表現された癌蛋白に結
合した。従って、本発明のモノクローナル受容体から得られる特異性は、オリゴ
クローナル受容体で得られたものより、大いに改善される(両者が同じ免疫原ポ
リペプチドに対して生じられた場合でさえ)ことが判る。
、王、±、旭、bas、 1nt−1、用、erb−A、 erb−B、 mh
t、 EPDGFI、PDGF−2,EGF、TGF−アルファによりコードさ
れる癌蛋白の配列に対応する免疫原ポリペプチドに、及びまたこれら遺伝子を含
むレトロウィルスにより形質転換された細胞中で表現された癌蛋白に結合するモ
ノクローナル受容体を分泌するハイブリドーマが作られる。本発明の特異的モノ
クローナル受容体は、上述の癌遺伝子によりコードされる免疫原ポリペプチドに
結合する。
これら癌遺伝子のいくつかは、下記第3表に命名され、本発明の好ましいモノク
ローナル受容体がそれに結合する癌遺伝子、配列および第1表のポリペプチド番
号に関連したポリペプチド番号の隣りに示されている。
少くとも1つのモノクローナル受容体(Mab)の結合又は各ポリペプチドに対
し作られたオリゴクローナル抗血清(血清)に関する。ウェスターンプロット評
価でのデータは、又、第3表中、ポリペプチド番号の隣りに示される。
第3表
癌蛋白に結合している受容体
ポリペブ 癌蛋白3に結合 癌蛋白4に結合122 NT NT
123 NT +
124 NT NT
144 NT NT
145 NT +
146 + NT
bas 149 + NT
シrc 151 NT +
154 NT NT
155 + +
156 NT NT
162 NT +
163 NT +
Σ工 201 + NT
2O2+ 十
203 + NT
並 211 NT NT
213 + NT
int−’ 221 NT NT
222 + NT
292 + NT
312 + NT
工 360 + NT
361 + NT
416 + NT
TGF−アルファ421 十 NT
1ウェスターンプロット評価における癌蛋白への受容体分子の結合。プラス称号
(+)は、結合が見られることを示す。NT=試験せず
2ボリペブ、No、=第1表からのポリペプチド番号3モノクローナル受容体分
子の癌蛋白への結合4オリゴクローナル抗ポリペプチド血清の癌蛋白への結合オ
リゴクローナル受容体の生産を誘発するのに有用な、そして結局モノクローナル
受容体の生産に有用なポリペプチドは好ましくは、本明細書で述べるように担体
分子に結合され、ここではKLHに結合されたポリペプチドが例示的ポリペプチ
ド−担体接合体として終始用いられた。約35より少ないアミノ酸残基を含むポ
リペプチドについて、オリゴクローナル及びモノクローナル受容体の生産を誘発
するために担体を用いることが好ましい。約35〜約40のアミノ酸残基を含む
ポリペプチドを、担体と結合せずに単独で、受容体生産を誘発するために用いる
ことができる。しかしこれらの受容体生産のために担体を用いることがやはり好
ましい。すなわち、受容体は、ポリペプチド単独又は担体と結合されたポリペプ
チドにより誘発されつる、又はこれらに対して生じられる。
B、免疫結合研究
数度述べたように、オリゴクローナル抗体、及びモノクローナル抗体を分泌する
ハイブリドーマを生じるのに用いられるポリペプチドは、自体、免疫原的かつ抗
原的であり、これらの特性はハイブリドーマ調製のために有用なポリペプチドを
同定するための判断基準を与える。以下の検討は、rasSsis、 erb−
B及びす癌遺伝子によりコードされる癌蛋白に対するモノクローナル受容体(抗
体)を分泌するハイブリドーマの調製において用いられるポリペプチドにより誘
発された又はこれに対して生じられたオリゴクローナル抗体(受容体)含有抗血
清についての研究に関係する。後に記述するように、sis関連ポリペプチドは
、このポリペプチドに対してのみならず対応する癌蛋白、ヒト血小板由来成長因
子(PDGF)に対しても結合するオリゴクローナル受容体の生産を誘発する。
このように作られたオリゴクローナル抗体は、免疫化ポリペプチドに対する前述
した50パ一セント結合滴定量を示し、これにより本発明のモノクローナル抗体
(受容体)はまた抗体生産ヒ臓細胞と適当な骨髄腫系統の細胞との融合により作
られうることを示した。
血小板から単離されたPDGFは、アミノ末端において約60%相同である二つ
の鎖より成る。これら鎮の一つ(PDGF−2)は、DGF−2分子はp28S
iSと大きな相同性を持つより大きな前駆体から発生する。p28sisとPD
GF−2の間の相同性は、p28sisのアミノ酸残基67及びPDGF−2の
アミノ末端で始まり、最近、ヒトc−sisクローンの単離及び配列化によりp
28sisの予測されたカルボキシ末端にまで広げられた。ジョセフスら、サイ
エンス、p28sisは迅速に解離されて、PDGF−2と同じアミノ末端をた
ぶん持つp20sisを発生する。p20sis及びPDGF−2をコードする
領域内に、三つの領域内に置かれうる八つのアミノ酸変化がある。アミノ末端近
くの二つの変化は保存的であり、五つの変化は分子の中心近くに集まっており、
一つの変化はカルボキシル末端部分に位置する。
二つの例示的なポリペプチドが作られた。ポリペプチド(C)としても引用され
るポリペプチド番号113と呼ばれる第一のものは、p28sisと呼ばれるサ
ル肉腫ウィルス形質転換蛋白の予測された配列の残基139〜155にアミノ酸
残基配列において対応する。デバルら、ブロク、ナトル、アカド、サイ、ニーニ
スニー、80.731−735(1983)。ポリペプチド(C)の配列はまた
、前述したヒト血小板由来生長因子のFDCF−2と呼ぶ蛋白鎖のアミノ末端か
ら位置73〜89の配列に対応する。ポリペプチド(d)と呼ぶ第二白の予測さ
れた配列の残基2〜18にアミノ酸残基配列において対応する。ラシュロウら、
サイエンス、216.1421−1423(1982)。ポリペプチド(c)及
び(d)のアミノ酸残基配列を、左から右へかつアミノ末端からカルボ末端の方
向に、下記に示す:ポリペプチド(c) RKIEIVRKKP I FKKA
TV;ポリペプチド(d) RRKVEQEGYPQESSKAG0ポリペプチ
ドの各々は合成され、そしてそれらのカルボキシ末端(上式で示さず)のCys
残基を用いてKLHに結合され、得られた各接合体は次に材料及び方法の部で一
般的に述べるようにマウスを免疫化するために用いられた。第4図の検査から判
るように、ポリペプチド(C)に対して生じた血清は、ポリペプチドならびにK
LHに結合するオリゴクローナル受容体を含み、ポリペプチド(d)に対して生
じた血清は、ポリペプチド(d)及びポリペプチド(d)並びにKLHに結合す
るオリゴクローナル受容体を含んでいた。どの血清も、それらを生ずるために用
いられなかったポリペプチドと交叉反応し結合する受容体を含んでいなかった。
旧式の(outdated)ヒト血小板からの抽出物が、PDGFの部分的に精
製されたサンプルを得るために用いられた。すでに述べたように、PDGFは約
30にダルトンの見がけ分子量を持ち、同じ見かけ分子量の二つの高分子量ポリ
ペプチド(PDGF−1及び−2と呼ばれる)に還元的に解離されうる癌蛋白で
ある。
第5図は、この図の説明でより詳しく説明されるようにポリペプチド(C)及び
(d)に対して生じたオリゴクローナル受容体含有抗血清を用いた。PDGFの
ウエスタンーンプロット分析の結果を示す:ポリペプチド(d)に対して生じた
抗血清はネガテブ対照として用いられる。第5図の検査から判るように、少関連
ポリペプチドであるポリペプチド(C)に対して生じたオリゴクローナル受容体
含有血清は、三つの蛋白部分に結合する(レーン2)。これらの部分の一つは約
30にダルトンの見かけ分子量を持ち、二つは各々約16〜18にダルトンであ
る。レーン4はまた、抗sis関連ポリペプチド血清に含まれるオリゴクローナ
ル受容体による結合を示す。予期されるブチド(d)に対して生じたオリゴクロ
ーナル受容体により示される(レーン 及び5)。
PDGF−1及び−2のアミノ酸残基配列がp28SiSの配列とコリニア−(
colinear)であると仮定して、ポリペプチド(C)のアミノ酸残基配列
はPDGF−1及び−2の各々位置67〜83、及び73−89に対応する。P
DGF−2の残基73〜80のアミノ酸残基配列は決定されており 〔ドウリト
ルら、サイエンス、221.275−277(1983)) 、これら残基の総
てはポリペプチド(c)の最初の(アミノ末端の)8つの残基と同じである。加
えて、p28sis癌蛋白の残基147〜155に対応し、かつPDGFからの
ポリペプチドは配列化されており 〔ウォーターフィールド、ネイチャー、30
4.35−39(1983)) 、現在までに同定された9つの残基の総てはポ
リペプチド(c)の対応する残基と同じである。すなわち、ポリペプチド(C)
の17の残基のうち16個は、ヒト由来のFDCF及びレトロウィルス形質転換
された細胞系統由来のp28sisの両者における残基と同じであり、かつ配列
において同じである。
上の結果は、本発明のモノクローナル受容体を分泌するハイブリドーマの調製に
つながる免疫化のために有用なさらに二つのポリペプチドの免疫原性及び抗原性
を例示する。これらの結果はまた、ポリペプチド(C)に対して生じたオリゴク
ローナル受容体が癌蛋白すなわちPDGFlPDGF−1、及びPDGF−2に
も結合するこ二つのPDGF配列の種々の領域を表わすさらに別の合成ポリペプ
チドが作られた。PDGF−1及びPDGF−2のアミノ末端ならびにPDGF
−2の中央及びカルボキシル末端部分が合成され、免疫原担体キイホールリンペ
ットヘモシアニン(KLH)に接合され、そして前述した50パ一セント結合滴
定量を示すオリゴクローナル受容体含有抗血清の生産を誘発するためにマウスに
注射された。
FDCF−2の独特の領域を表わすポリペプチドは、この配列の最初の18のア
ミノ酸を含み、PDGF−2(1−188ポリペプチド番号112)と呼ばれる
。ここでカッコ付きの数字は、アミン末端から番号を付された対応する分子のア
ミノ酸残基を示す。PDGF−1の独特の領域は、ポリペプチド番号111とし
ても引用されるポリペプチドPDGF−1(1−12)により表わされ、これは
この配列の最初の12のアミノ酸を含む。これら12のアミノ酸の6つはPDG
F−2と共通であり、しかし上述したように3つだけが連続している。第三のポ
リペプチド、PDGF、−2(73−89)は、本明細書でポリペプチド(C)
及びポリペプチド番号113とも言われる。それは、p28sisの予測された
アミノ酸残基139〜155を表わし、カップリング目的のためにそのカルボキ
シル末端に追加的システィンを含む。このポリペプチドはKLHにカップリング
された場合、血小板抽出物中の精製されたPDGFの小さくされたサブユニット
、MW31000.30000.21000、及び18000−14000の蛋
白、及びSSV感染されたマー上セット細胞中の56にダルトンの蛋白を認識す
る抗体の生産を誘発した。第四ノポリペプチド、PDGF−2(126−145
)はまた、V−排配列(ポリペプチド114としても引用されるp28sisの
残基191−210)により予測される。これらポリペプチドのアミノ酸配列は
、上記に示しである。
これら合成ポリペプチド接合体に対して生じたオリゴクローナル受容体含有抗血
清の特異性を分析するために、PDGFをこれら抗血清で調べた。精製したPD
GFは減少され(reduced)、ポリアクリルアミドゲル中に電気泳動され
、そしてウェスターンプロット法を用いてニトロセルロース上に移された(第6
図、レーンA−F)。
レーンA及びBにおいて、PDGF−1(1−12)に対する二つの抗血清は、
約18. OOOダルトンの蛋白と免疫反応した。精製したPDGFの配列分析
は、PDGF−1鎖の多くがこの位置に移動することを示す〔アントナイデスら
、サイエンス、220.963−965(1983))。これら抗血清の反応性
の弱さは、PDGF−1のアミノ末端が抗体結合にとって容易に接近できないこ
とを示唆する。
対照的に、PDGF−2(118Xレ−:zC)の7ミ/末端に対する抗血清は
、約18000及び14000ダルトンに移動する蛋白を容易に検出し、PDG
F−2の配列分析(アントナイデスら、前出)と一致する。 ゛
PDGF−2(73−89)により誘発された抗血清は、レーンCで見られる同
じ活性(レーンDSE)を与える。対照的に、PDGF−2(126−145)
に対する抗血清は精製されたPDGFに対する検出しつる活性を持たなかった。
PDGF−2(126−145)ポリペプチドの配列は、位置145でc−PD
GFと異る(ジョセフら、前出)ので、このアミノ酸残基配列変化がエピトープ
部位内に含まれることは可能である。これは、ポリペプチドが20個のアミノ酸
残基長さでありかつ変化がポリペプチドをKLH抗体蛋白にカップリングさせる
ために用いられたカルボキシ末端位置にのみ存在するので、ありそうもない。す
なわち活性の欠損は、癌ポリペプチド特異的抗体の発生によるのでない。なぜな
らこの抗血清は細胞由来のPDGF類似分子と反応するからである。精製された
調整物中の検出されたPDGFの14000〜18000ダルトンのサイズは、
この物質の多くが、p28sisの予測された配列のカルボキシ末端を欠くこと
を示唆し、これはこの抗血清により認識されるPDGF抗原部位の総て又は一部
を除去する。
PDGF類似蛋白がまた他の形質転換された細胞系統において合成されるかどう
か決定するために、抽出物を作り、PDGF関連ポリペプチドに対する種々のオ
リゴクローナル受容体含有抗血清で免疫化した。第7図において、SS■形質転
換されたNIH3T3細胞を、PDGF−1(1−12XレーンA−C,F−H
及びに−M)及びPDGF−2(73−89XレーンD、E、I、J、N及びO
)で誘発されたオリゴクローナル受容体含有抗血清でテストした。PDGF−2
(73−89X第6図、レーンD及びE)に対する二つの血清のうち、第6図、
レーンDで用いられた血清は、精製されたPDGFとのいく分弱い活性を示した
。しかし、第7図のレーンDに見られる様に約70.000ダルトンの蛋白との
強い反応性が観察され、これは免疫化ポリペプチド、PDGF−2(73−89
8レーンE)でのプレインキュベーションによりブロックされた(レーンE)が
、PDGF−1(1−12)での抗血清の予備インキュベーションによりブロッ
クされなかった。
このように、二つの抗血清によるこれら癌蛋白との特異的反応性は、これはPD
GFの小さな領域との偶然の交叉反応性であること、しかしこの分子は少(とも
PDGF−1のアミノ末端及びPDGF−2の中心領域と相同な配列を含むこと
を示す。
p28sisとp20sisの量は、この抗PDGF−2(73−89)血清で
の検出のレベルより低かった。同様の結果が別の抗血清により得られたが、過露
出が時折、20.000ダルトン帯が特異的に検出されたことを示した(データ
は示さず)。
これら抗血清による二つの他の無関係の形質転換された細胞の抽出物の分析は、
同様の結果を与えた。TRD1細胞系統は、自発的に形質転換されたBa1b/
3T3された系統である。〔ボーエン−ボーべら、ブロク、ナトルアカド、サイ
ニーニスニー、81.2396−2400(1984))。この系統はまた、7
0.000ダルトンの蛋白ならびにより免疫学的に関係する約100,000ダ
ルトン(第7図、レーンG−1)の蛋白を表現する。第三の細胞系統MSTF、
及びFeLV−BとFe5Vのシンダーセイレン株で生産的に感染されたミンク
肺系統(CCL64)はまた、同じサイズの蛋白を表現する(第7図、レーンに
−0)。
70.000ダルトンの癌蛋白に加えて、PDGF−1(1−12)に対するオ
リゴクローナル受容体含有抗血清は約53.000ダルトンの蛋白を検出した(
データは示さず)。これら蛋白は、血清の不存在下で1ケ月の間成長した細胞の
抽出物中で検出されかつTRD1細胞系統によりコンディションされた無血清媒
体中で見い出されるので、血清汚染物ではない。研究された総ての細胞系統は、
これら二つのPDGF類似蛋白を含む(図面の簡単な説明における第11図の考
察も参照)。
癌遺伝子的に形質転換されない細胞(正常な二倍体ラット平滑筋及びヒト肺繊維
芽細胞)を含む種々の細胞におけるPDGF類似分子の表現は、他のプロセスが
形質転換に関係することを示す。細胞系統の総てが、PDGF−1(1−12)
で誘発されたオリゴクローナル受容体含有抗血清で検出された70.000及び
53,000ダルトン蛋白を含んでいたが、細胞はPDGF−2領域の配列によ
り予測される決定基に対して向けられた抗血清により検出される他の蛋白のサイ
ズ及び強度に関して全く相同である(データは示さず)。
これら相違の性質は現在未知である。
同様に、以下で(e−h)と示す四つの免疫原ポリペプチドの各々は、オリゴク
ローナル受容体の生産を誘発するために用いられるこれらの免疫原ポリペプチド
に、ならびにras癌遺伝子によりコードされる二つの癌蛋白の各々の結合する
ところのオリゴクローナル受容体を誘発するために用いられる。これら四つのr
as関連ポリペプチドの配列を、左から右へかつアミノ末端からカルボキシ末端
の方向に、下記式
%式%)
組合わせた式
ポリペプチド(e−h)
KLmGAVGAR(S、 V、 G)GVGK。
により示される。
ここでカッコ内のアミノ酸残基は各々、式中の直前のアミノ酸残基配列残基に対
する代替物である。このように作られたオリゴクローナル受容体は、約1ケ月の
間の後述のような二回の免疫化後に、1:400を越える希釈の50パ一セント
結合滴定量を持つ。さらに、ポリペプチド(e)、(f)及び(h)により誘発
されたras関連オリゴクローナル受容体の各々は、(a)ヒ)T24ぼうこう
肉腫細胞及びまた(b)ハーベイマウス肉腫ウィルス感染マウス3T3細胞がら
の分解された(lysed)細胞抽出物中に存在する癌蛋白に結合することが見
られた(データは示さず)。
第12図に見られるように、下記(k及び1)に示した二つの免疫源性ポリペプ
チドの各々は、それらの生成物を誘発する免疫源性ポリペプチド並びにvfes
ST癌遺伝子によりコードされる2つの癌蛋白の各々に結合するオリゴクローナ
ル受容体を誘発しうる。2つのV−fes関連ポリペプチドの配列は、左から右
へ、及びN末端からC末端の方向に式、
ポリペプチドk LMEQCWAYEPGQRPSP(ポリペプチド127)
ポリペプチドl IGRGNFGEVFSG(ポリペプチド121)
により示される。
ポリペプチド(k)及び(1)により誘発されるオリゴクローナル受容体は、ヒ
トT24膀胱癌の細胞及び自然形質転換マウス3T3セルライン(レーンA及び
C)からの上清中に存在する癌蛋白に結合するのが見られる。
ポリペプチド121に対し作られたハイブリドーマATCCHB 8952.H
B 8954及びHB 8955により分泌されるモノクローナル受容体は、胸
、直腸、胃及び子宮の腫瘍から得られた1又はそれ以上の蛋白と免疫反応するこ
とが認められた。ポリペプチド127(ハイブリドーマ127−42C1]、)
に対して作られたモノクローナル受容体の、妊娠した母親の尿試料中の蛋白と反
応性は、以下に検討される。
第13図に示されるように、ras遺伝子に関連する蛋白は、v−rasHa(
ポリペプチド142)の位1t96−118に対応するras合成ポリペプチド
に対して作られたモノクローナル抗体(ハイブリドーマATCCHB 8679
からの)により検出された。蛋白は、レーンA中に検出され、免疫化ポリペプチ
ド(レーンB)とのブレインキ二ベーションにより阻止される。即ち、免疫化ポ
リペプチドとのプレインキュベーションは、強く反応性態蛋白を阻止した。
1)に、又はras関連ポリペプチド(e −h )に、又は下記の親和性吸着
剤において開示される他の癌蛋白関係ポリペプチドに対して生じたものは、さも
なければPDGFのような純粋な形で得るのが困難な自然に発生する蛋白状物質
を作るための簡便かつ面倒が比較的少ない手段を提供する。すなわち、後述する
純粋なPDGFを得るために長い手順を経る必要よりも、単に細胞を溶解し、遠
心分離し、結合した抗ポリペプチド(C)受容体を含むアフィニティ吸着剤に上
澄みを注ぎ、形成された可逆的リガンド複合体を解離した後に精製した蛋白を溶
離することができる。いくつかの別の蛋白状物質が親和性吸着剤カラムに非特異
的に結合されうるが、さもなければ精製された形で得るのが困難な精製蛋白の単
離がそのような吸着剤を用いて大いに向上される。
上述した保存配列に対する抗血清は、広範囲の種々の形質転換セルライン中の蛋
白と反応する。抗血清は、正常コントロール中よりも、癌患者及び妊婦の尿中に
5からフィティ(fity)倍も濃縮されている癌遺伝子関連蛋白を容易に検出
する。表現の独特のパターンが、種々の悪性において及び妊娠の異なる妊娠期間
段階中に検出された。
抗ペプチド抗体は、配列癌遺伝子に免疫学的に関連する蛋白を検出するのに特に
適している〔ウォングら、ブロク、ナトル、アカド。
サイ、ニーニスニー、78.7412−7416(1981))。それらは配列
であるので、特殊な抗ペプチド抗体が、蛋白の高保存部位に指示することができ
、類似の作用を有しつる、確認している関連分子の可能性を最大にする。抗ペプ
チド抗体による蛋白の免疫認識は、抗原フンフォメーションに大きく依存する必
要がないので、その大半が折りたたみ蛋白に特異な決定基に向けられる抗蛋白抗
体により検出されない蛋白を認識することができる。最後に、抗ペプチド抗体の
結合は、体液又は分泌物中に生じるかも知れない標的抗原の変調又は断片形に比
較的反応しない。
第1及び第3表中、抗体を作るのに用いられた合成ペプチドは、列挙され、他の
癌遺伝子の関連配列と共に表示される。例示的なraSポリペプチド142は、
v−rasHa又はv−rasKiによりコードされるp21により自動リン酸
化されたスレオニン残基から下流の37−59アミノ酸に位置するv−rasH
a配列である。配列はH−RASと同一であり、K−RASとは一個の保存アミ
ノ酸変化で異なる。ケイボンら、ネイチャー304.507(1983)。si
sモノクローナル抗体を作るのに用いられるPDGFの配列は、IIJl(ポリ
ペプチド112)のN末端に位置し、血小板誘発成長因子の他の鎖(PDGF−
1)の最初の12アミノ酸に類似している。fesペプチド(ポリペプチド12
7)は、v−fes−st(v−fes−GAの位置927−942)の85,
000ダルトン融合蛋白の残基744−759を構成し、主要チロシンリン酸化
部位から下流の79−94アミノ酸である。本研究に用いられたポリペプチドは
、それらが個々の癌遺伝子ファミリーの高保存部分を表現するので選択された。
これらの保存配列に対する抗血清は、広範囲の種々の形質転換セルラインの蛋白
と反応する。3つの抗血清の、ネコ肉腫ウィルスにより形質転換されたミンク原
糸の蛋白との反応性は、第14図に示される。sisペプチドに対する抗体は、
SSV形質転換NRK細胞中の20,000ダルトン蛋白並びにミンク原糸(レ
ーン1)中の約56、 OOOダルトン(p56sis)のsis関連蛋白を検
出する。sasペプチドに対する抗体は、約21,000ダルトン(p21 r
as)の主要蛋白及び細胞抽出物中の約30.000ダルトンの第二次の蛋白を
検出す。fes蛋白に対する抗血清は、85.000ダルトンgas−fes融
合蛋白(pp85−gog−fes)並びに40,000ダルトン蛋白(p 4
(1fes、レーン3)を検出する。
第15図において、これらの抗血清の種々の患者からの尿蛋白との反応性を示す
。sis抗血清は、尿濃縮物(パネル4)中56,000.31,000及び2
5.000ダルトンの蛋白を検出する。
3つの全ての蛋白と結合している抗体は、sisペプチド(パネルB)との予め
のインキュベーションにより阻止されるが、rasペプチド(パネルA)とのイ
ンキュベーションによってはされない。検出された蛋白の濃縮物は、正常担体よ
り50倍高い(下記参照)。検討された全尿は、3つsis関連蛋白を含んだが
、リンパ腫の患者からの試料は例外で、これらには、56,000ダルトン蛋白
がなかった(レーン4)。
多発性骨髄腫及び胃癌の供与者からの尿中のp55sis(パネルA。
レーン1及び2)の幾らか速い可動性は、これら試料中の過剰のアルブミンに基
づき、そこでは、レーン1中の低分子量蛋白のひずみは、過剰量の抗体り鎖に基
づく。
パネルCにおいて、尿試料中に検出された種々のras関連蛋白が提示される。
蛋白は、約100,000及び55,000ダルトンで、そして検出された(パ
ネルC,レーン2−4)。再び、抗血清の特異性は、rasペプチド(パネルD
)とのブレインキュベーションにより活性を阻止することによって示されたが、
sisペプチド(パネルC)とのブレインキュベーションではされれなかった。
55.000ダルトンras関連蛋白は、56,000ダルトンsis関連蛋白
とは異なり(下記参照)、各試料において異なる反応性パターンを示す。蛋白は
、パネルC。レーン1(胃癌)では検出可能ではないが、一方、はとんど等しい
強さの4つの横じまがレーン2(38週妊娠)中に見られる。
強い反応性の二重じまは、乳癌の患者(供与者)からの尿がプローブされたとき
、レーン3に可視化される。約35,000ダルトンでの二次的横じまは、55
,000ダルトン蛋白の高濃縮物と結合する、レーン4において、単一の55.
000ダルトン横じまが検出された。
約21,000ダルトンの蛋白がパネルCの全4レーンに検出された。これらの
より小さな蛋白は、パネルCル−ン1中の蛋白の可動性がすこし遅いけれども、
類似の濃縮物で存在した。この変化した可動性は、rasコード化蛋白の電気泳
動可動性上、アミノ酸残基位置12での変化の効果により、有意である。25,
000ダルトンで検出された結合は、抗体り鎖と共移動することに基づき、判断
するのが困難である。
パネルEにおいて、35.000及び40,000ダルトンfes関連蛋白が示
される。結合は、免疫化しているfesペプチド(パネルE5レーン1)とのブ
レインキュベーションにより阻止されるが、rasペプチド又はerb B又は
abl蛋白(パネルE、レーン2−4)中の類似配列を表現しているペプチドと
のインキュベーションによってはされなかった。
要約すると、上述した3の抗血清は、尿中8の異なる蛋白、3siS関連蛋白(
p56 sis、 p31 sis及びp25sis)、3 ras関連蛋白(
pi 00ras、 p55ras及びp21 ras)、及び2 fes関連
蛋白(p40feS、p35 fes)を特異的に検討した。
第23図において、51コントロール(正常;診断された腫瘍疾患がない)の尿
試料、又は種々の悪性を有する患者(供与者)からの260尿試料中の癌遺伝子
関連蛋白の検出の頻度が表示される。妊娠からの260尿試料中の同様の頻度が
第24図に示される。尿中の癌遺伝子関連蛋白の量は、イムノプロットを用いて
評価され、4つのカテゴリー、検出不可能、検出可能、5−15倍上昇、15倍
上昇より大の一つに置かれた。
10試料以上が試験された悪性の型は、個々に表示される。残っている型は、複
合体として表示される。
p21rasは、全腫瘍試料の約70%に検出された。しかしながら、同様の頻
度は外見上は正常固体中に見られた、乳癌患者の尿中に見出される上昇レベルの
ras及びfes関連蛋白と対称的に、膀胱及び前立腺癌患者は、上昇レベルの
56.000ダルトンsis関連蛋白をしばしば分泌する。この蛋白は、上述し
たras及びfes関連蛋白の非存在下に検出された(第15図、レーン1.2
、パネルA−C)。56.000ダルトンsis関連蛋白に加えて、これらの患
者は、上昇レベルの31,000及び/又は25.000sis関連蛋白をしば
しば有した。さらに対称的に、良性の前立腺小結節患者からの尿は、上昇レベル
のこれらの癌遺伝子関連蛋白を含まなかった(第8図、レーン3、パネルA−C
)。
高レベルの同様の蛋白は、また、肺及び頚癌並びに非ホジキンリン腫の患者から
の尿中にしばしば見出された(第23図参照)。これら後者の患者では、上昇し
た31.0−00及び/又は25.00Qsis関連蛋白が、56.000ダル
トン蛋白の非存在下に見られた(第5図、レーン4、パネルA−B)。
即ち、癌患者からの尿試料中には、3つの異常なパターンが観察された。乳癌患
者のサブセットは、p40fes及び/又はp35fesと共に上昇レベルのI
)55rasを有した。膀胱及び前立腺癌患者は、p55ras、 p40fe
s及びp35fesの非存在下、増加した量の3つの全sis関連蛋白を排泄す
る。最後に、肺癌及びリンパ腫患者のサブセットは、上昇レベルの低分子量サイ
ズのsis関連蛋白の2を排泄した。第15−18図並びに第23図から見られ
うるように、表現のパターンは、上レベルの単一癌遺伝子関連蛋白の排泄よりも
疾病段階とよく相関する。明白に正常な個人では、上昇レベルのこれらの蛋白が
ほとんど検出されない。
ここに記載された蛋白は、種々の抗ペプチド抗血清の高特異的反応性に基づく癌
遺伝子蛋白に免疫学的に関連している。しかしながら記載した8つの蛋白の、わ
ずか2つ(p21 ras、 p315is)が癌遺伝子コード化全蛋白を表現
する。
p21ras蛋白は、GTP結合活性を有する。即ち、p21rasは、細胞分
裂と密接に関連しており、それゆえ蛋白がほとんどの尿試料中に容易に検出され
ることは驚くに足りない。
同様に、H−ras又はK −rasに特異的な、上昇レベルの転写(Tran
script)が、ここに見られるように広く種々の悪性に検出された。もっと
さらに、ras関連生成物に対する抗血清も、腫瘍組織中に、上昇した表現を検
出した。ここに、本蛋白の最も著しい上昇が、悪性の尿中に見られた。
血小板誘発成長因子(PDGF)の鎖の一つである、p31sis蛋白も、また
検出された。PDGF−1鎖は、血小板から分離されたとき、わずかに18,0
00ダルトンで、ヒトc−sis配列とv−sisとの比較は、18,000ダ
ルトン蛋白を示し、より大きな前駆体蛋白を始める。確かに、部分的精製血小板
抽出物の分析は、約31゜OOOダルトンの蛋白を明らかにする。PDGFは、
力強い分裂誘発活性を有し、組織傷害の部位で血小板から遊離されるので、FD
GFの生理的作用の一つは、創傷治癒であると思われる。加えてPDGF様物質
は、多くの形質転換セルラインから分泌され、分泌は、平滑筋細胞中に、発生的
に調節されるように見える。即ち、p3sisはp21raSと同様、生理的に
重要であり、それが正常及び異常段階で尿中に存在するのは驚くに足りない。
予期された分子サイズの癌遺伝子コード化蛋白に加えて、付加的蛋白が本研究で
検出された。それらの存在は、それらが幾つかの癌で並びに妊娠中、特異的に存
在することから、偽交差反応性に基づくものではない。さらに、抗体とこれらの
蛋白の反応は、適当な合成免疫源で特異的に阻止された。免疫源として用いられ
る蛋白が癌遺伝ファミリー中の保存配列を表現するので、これら付加的蛋白は、
これらの遺伝子ファミリーの数を表現する。これら遺伝子の表現は、新形成又は
妊娠中、相関調製を受けるであろう。これら蛋白の超厚と関係なく、それらが新
形成及び妊娠の間、特異的に表現されるという事実は、それらを重要なマーカー
にする。
■0診断系及び方法
診断系、好ましくはキット形の、は、本発明の更に別の実施態様である。この系
は、免疫反応の形成により癌蛋白の存在を評価するのに有用である。この系は、
本発明の生物学的に活性なモノクローナル受容体分子を含む少くとも一つのパッ
ケージを含む。すなわち受容体は、(a)レトロウィルスの遺伝子によりコード
される癌蛋白リガンドのアミノ酸残基配列の一部に対応する、アミノ酸残基配列
中に約7〜約40、好ましくは約10〜約30のアミノ酸残基を含むポリペプチ
ド、及び(b)レトロウィルス遺伝子によりコードされる癌蛋白に結合する。
所定の量のモノクローナル受容体分子が癌蛋白リガンドを含む水性組成物の所定
量と混合されたとき、免疫反応が起り、受容体とりガント抗体と抗原の間のコン
プレックスを作る。癌蛋白を含む水性組成物の例としては、細胞分解物、血清、
血しょう、尿及び羊水が挙げられるが、これらに限定されない。
加えて、一つ以上の癌遺伝子関連翻訳生成物に対する抗血清によるスクリーニン
グに有用であることは、特に価値がある。即ち、ここに述べる評価方法は、単一
供与者から得た一部の体液試料アンチコツh (antiquots)上で実施
することができ、悪性状態、妊娠状態などに関して正確な情報を産生ずる。
受容体とりガントの間の混合は水性組成物中で行われる。しかし、受容体又はリ
ガンドが、この混合前に実質的に乾燥しており、水不含であることができる。す
なわち、ハイブリドーマ上清、腹水又は緩衝液中の受容体の溶液を水性細胞抽出
物と混合して、二つの水性組成物からの反応物を混合することができる:受容体
はミクロタイタープレートの藍上にコーティングされ、そしてリガンドを含む細
胞抽出物又は血清と混合されることができる;又はリガンドはミクロタイタープ
レート壁、アクリルアミドゲル中などから移動後ニトロセルロースシートにコー
ティングすることができ、又は組織切片、及びハイブリドーマ上清、腹水、又は
混合された受容体を含む緩衝溶液中に存在することができる。
本発明の例示的診断系及び方法の使用を図の説明において例示する。そこでは、
ニトロセルロース上にコーティングされ、次に本発明の受容体−と混合される癌
蛋白リガンドが第1.2.5−8及び11−14図と関係して述べられ、一方、
免疫学的コンプレックスを形成するためにハイブリドーマ上清でインキュベート
された細胞抽出物は、第3図に関して説明される。尿試料からの癌蛋白は、第9
.10図及び15−19図で説明される。
受容体は、「指示基」又は「ラベル」とともに用いられる。指示群又はラベルは
、免疫反応が起り免疫学的複合体が形成されたかどうか決定する、及びある例で
はそのような反応の程度を決定するための手段として受容体と組合せて用いられ
る。
指示基は、放射性元素の場合におけるような単一原子たとえばヨウ素125又は
131、水素3又は硫黄35又は炭素14、又はNMR活性元素たとえばフッ素
19又は窒素15であることができる。指示基はまた、フルオレセイン、ローダ
ミンBのような蛍光染料又は酵素たとえば西洋わさび ベルオキシダーゼ(HR
P)又はグルコースオキダーゼなどのような分子であることもできる。
指示基は、抗体が1251でラベルされる場合のように受容体に結合されること
ができる。指示基はまた、HRPに結合された受容体がマウスにおいて生じる、
又は125Iのような放射性元素がスタフィロコッカス アウレウスから得られ
たプロティンAに結合されるような受容体分子と反応する別の分子の総て又は一
部又は原子であることもできる。
指示基がHRP又はグルコースオキダーゼのような酵素である場合、免疫反応が
起こり受容体−リガントコンプレックスが形成された事実を可視化するために、
さらに追加の剤が必要である。
HRPのためのそのような追加的剤としては、過酸化水素、及び酸化染料前駆体
たとえばジアミノベンジジンが挙げられる。グルコースオキダーゼのために有用
な追加剤としては、ABTS染料、グルコース及びHRPが挙げられる。
指示基又はラベルという言葉はここで、受容体に結合された又は別々に用いられ
る単−原子及び分子を包含して用いられる。これら原子は又は分子が単独で用い
られるか又は追加的剤との関係で用いられるかにはよらない。そのような指示基
又はラベルは免疫化学において自体周知であり、それらが他の点では新規な受容
体、方法及び/又は系とともに用いられる限りにおいてのみ本発明の一部を成指
示基又はラベルに好ましくは、受容体とともに供給され、−緒に又は別々に包装
されうる。過酸化水素及びジアミノベンジジンのような追加的剤はまた、HRP
のような指示基が用いられる場合、系に含めることができる。そのような物質は
、多くの指示基と同様に市販で容易に入手でき、診断系と共に供給される必要が
ない。また、過酸化水素のようなある剤は、常時分解し、又はさもなければい(
つかの放射性元素のように短寿命であり、最終ユーザーによってより良く供給さ
れる。
本診断系はまた、商標イムロン■として売られている(ダイナチック、アルキサ
ンドリア、VA)96個のウェルのミクロタイタープレートである固体マトリッ
クスを含むことができる。ミクロタイターストリップ又はプレートは、明るいプ
ラスチック物質、好ましくはポリビニルクロライド又はポリスチレンから成る。
本発明の診断系及び方法で用いられる代りの固体マトリックスとしては、アボッ
ト ラボラトリーズ、ノースジカゴ、IL、から入手できる直径約1ミクロンか
ら約5ミリメーターのポリスチレンビーズ、任意のサイズのポリスチレンチュー
ブ、ステラツク、パドル、そのポリスチレン粒子が約1ミクロンのサイズであり
、ラテックスから遠心分離できるところのポリスチレンラテックスが挙げられる
。
固体マトリックスはまた、種々の物質、たとえば架橋デキストランたとえばセフ
ァデックスG−25、−50、−100、−200など〔ファーマシア・ファイ
ン・ケミカルズ、ピスカタウエイ、NJ、から入手できる〕、アガロース及び架
橋アガロースたとえばセファロース−6B、CL−6B、4B、CL46など(
ファーマシア・ファイン・ケミカルズより入手できる)から作ることもできる診
断系はさらに、評価結果を比較するための標準、及び乾燥した又は液体の形の種
々の緩衝剤(とくにミクロタイタープレート壁を洗うため、サンプルを希釈する
ため、ラベルされた反応剤を希釈するためなどのための)を含むことができる。
温血動物からの体試料中の癌蛋白リガンドの存在の評価方法は、本発明の他の局
面を構成する。一般的評価方法に従って、本発明のモノクローナル受容体は、癌
蛋白リガンドの存在を評価されるべき試料を含む水性組成物に混合される。好ま
しくは、モノクローナル受容体及び体試料は、予め定められた量で用いられる。
こうして調製された混合物は、受容体とリガンドの間で免疫反応が起こり、免疫
コンプレックス(反応生成物又は免疫反応物)を形成するのに十分な時間の期間
、保持される。免疫コンプレックスの存在が、次いで決定され、その存在は、評
価試料中に癌蛋白リガンドの存在を示す。免疫コンプレックスの存在は、前述の
標識を用い、又は抗体−抗原コンプレックスの存在を決定するだめの免疫化学で
よく知られた他の手段により決定される。
特異的評価方法も考慮される。これらの特異的方法の各は、上記3つのステップ
が用いられるが、これら評価方法の細部は、互いに少し異なる。
評価されるべき試料が、固相マトリックス、例えばミクロタイタープレートテス
トウェル又はニトロセルロースシートに固定され、固体支持体を形成する固相評
価は、特に好ましい。かかる場合、評価される試料の混合及びモノクローナル受
容体が固液相混合物を形成する。固及び液相は、前述の保持期間後、分離され、
液体−受容体コンプレックスの存在が、固体支持体に結合する受容体の存在によ
り決定される。結合した受容体の相対量は、多(の評価で決定でき、これによっ
て、評価される試料中に存在した癌蛋白リガンドの量の決定を提供する。
本発明の受容体分子もまた固体マトリックスに固定でき、固体支持体を形成する
。この場合、評価される試料は、添加されて固液相混合物を形成し、混合物は前
述したように保持され、評価された試料中の免疫コンプレックス及び癌蛋白の存
在は、予め決定した量の標識化リガンド、例えば固定受容体分子により結合され
るポリペプチド又は癌蛋白の混合体によって決定される。即ち、受容体及び癌蛋
白間で形成したコンプレックスの存在は、標識化リガンド結合の量を提供し、該
結合量は、試料が評価されている該蛋白の遊離の場合に提示される既知の対照量
よりも少ない。試料中の癌蛋白の相対量は、過剰の受容体を用いること及び標識
化リガンドの減少した結合を測定することによって決定できる。
ポリペプチド又は本発明の受容体分子により結合される癌蛋白リガンドも、固体
マトリックスに添付でき、固体支持体抗原を形成する。既知の過剰量の本発明の
受容体分子は、評価されるべき試料と混合され固体混合物を形成する。こうして
形成された固体混合物は、免疫コンプレックス反応生成物を形成するのに十分な
期間保持され、その後固体支持体と混合され、固−液相混合物を形成する。混合
物は、存在する過剰の未反応受容体分子が免疫反応して固相支持抗原とコンプレ
ックスを形成するのに十分な期間、保持される。形成されるコンプレックスの量
は、固及び液相の分離後、既に記載された手段を用いて決定される。この方法は
、試料中の癌蛋白の存在に関しての、モして又、予め決定された量の受容体及び
固相リガンドが用いられる場合は、その相対に関して決定を提供できる。
■、特異的評価
液体体試料は、−以上の癌遺伝子コード化蛋白に対する抗血清でスクリーンでき
る、スクリーニングは、本発明の評価方法に従って系統的に成し遂げうる。−以
上の抗血清での試料のスクリーニングは、評価される試料中に存在する癌蛋白の
パターンを提供する。
乳癌患者において、p55ras及びp40fesは、膀胱及び前立腺癌患者に
みられるp56sis(第18図)に比べ上昇していることが見られる(第16
及び17図)。又、膀胱及び前立腺癌患者は、しばしば31にダルトン又は25
にダルトンsis関連蛋白の上昇レベルを証明する。対照的に、良性の前立腺小
結節の供与者は、これら上昇レベルの蛋白を証明しなかった。
高レベルの小蛋白もまた、肺及び頚癌並びに非ホジキンリンパ腫患者に見られた
(第23図参照)。これらの患者では、上昇した31にダルトン及び/又は25
にダルトンsis関連蛋白が、56にダルトンの不存在下に見られた(第15図
、レーン4.パネルA−B)。
即ち、癌患者からの尿試料中に、3つの異常なパターンが観察された。乳癌患者
のサブセットは、t)40fes及び/又はp35fesと接合した上昇レベル
のp55rasを有する。対照的に、膀胱及び前立腺癌の患者は、p55ras
、p40fes及びp35fesの不存在下に増加した量の3つの全sis関連
蛋白を分泌する。最後に、肺癌及びリンパ腫患者のサブセットは、上昇レベルの
低分子量サイズのsis関連蛋白のみを分泌する。図面かられかるように、表現
のパターンは、高レベルの単一癌遺伝子関連蛋白の分泌よりもよく疾病状態と相
関する。明らかな正常な担体では、上昇レベルのこれらの蛋白は、はとんど検出
されない。
尿中の癌遺伝子関連蛋白の発見は予期されなかったし、他者によりこれまで報告
されていない。この発見は、本発明のもっと別の方法側面のための基礎を提供す
る。
この方法に従って、尿又は尿濃縮物試料は、前述のように、癌蛋白と免疫反応す
る受容体と水性組成物に混合される。混合物は、免疫コンプレックスが形成する
のに十分な期間、保持され、免疫コンプレックスは、前述のように一般的評価方
法及び前述の特異的方法との関連で決定される。
この方法で、癌蛋白と免疫反応に知られているいかなる受容体も使用できる。即
ち、受容体分子は、ポリクローナル、オリゴクローナル又はモノクローナル起源
であることができ、全体又は融合癌蛋白、又はここに記載されるようなポリペプ
チドに対して作ることができる。
プロッティング技術、例えば図面のウェスターンプロットの技術及び試料が固体
支持体としてニトロセルロースマトリックスに添付され、そこで液体水性組成物
中の受容体分子がニトロセルロースに固定される、いわゆるスロットプロットが
分析用に好ましい技術である。しかしながら、他の技術、例えばミクロタイター
プレートウェルを固体マトリックスとして用いる固相エルサ及びラジオイムノア
ッセイ(RI A)、及びディツプスティック法もまた有用である。
■、子宮内、胎児性決定
5部位置径の(site−directed)モノクローナル抗体プローブ及び
単一オリゴクローナル血清プローブが、新生児及び妊婦からの尿中の1ベータT
GF、EGF、1nt−1,fes、ras及びmybに関連する癌蛋白を検出
するのに用いられる。ベータTGF関連癌蛋白リガンドのサブミツトは、新生離
床試料中にもっばら見られた。これら試料のサブミツトは、fes及びras関
連蛋白を含み、それらは、既に説明したが、乳癌患者からの尿中に上昇した。雄
及び雌新生児又は妊婦からの尿試料は、付加的癌遺伝子蛋白を含んだ。2つの蛋
白(p55ras及p4Qfesは、16−18週の雌胎児を宿している妊婦か
らの尿試料中に上昇していた。抗体プローブを作るのに用いられたハイブリドー
マ及び合成ポリペプチドは、第4表に表示される。試料は、以下に説明されるよ
うなウェスターンプロット技術を用いてスクリーニングされた。
第4表
部位置径の抗体1/
癌遺伝子/
成長因子 ハイブリドーマ ポリペプチド数ベータTGF (オリゴナール)
1000EGF 432−25GO7432
int−1222−35CO8
222−33AO5222
fes/FES 127−42C11127src 203 07D10 20
3
H−RAS/N−RAS 142−24 E 05 142cmnycルー訂C
152−06D11 152v−myb 133−10 F 06 1332/
各尿試料は、材料及び方法の部で説明したように減少され、煮沸されそしてポリ
アクリルアミドゲルに適用した。ニトロセルロースに移転後、個々の試料は、6
つの各抗血清でプローブされた。25個体についての結果は、第5表に表示され
、表中、相対密度値は光学的に決定された。
1/ 癌遺伝子成長因子、ハイブリドーマ名称及びポリペプチド数は、第1及び
2表に表示した通りである。
2/ 本ポリペプチドは、ニワトリ配列中に見られる3つの隣接ヒスチジンの一
つが欠けている。
第5表
IBA 0 0 1 0 1 0 0 1 0 1 0 1 0 0 0 2
0 0 5 0 0VAL O00000000000000000100CI
N 000 0.200 101101O0110100IME 222 10
01 13201000220530STR2220000242010001
30401WOL 303 0000 25300000030520SER2
12230202203112310301CAR3230110052000
12320402TOTAL657 2623 66804443761122
5POS、 2
(計)
HOL 0 0 0 0 1 1 0 0 0 1 1 1 0 0 0 1
0 1 0 0 0SAN 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
0 0 0 0 0 0 0 0 2GEA 0 00 0 0 0 0 0
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1GAR0000100
00101000000001PEA 000 0 1 00 0000000
0000002SUN 000 0000 00000000000001BA
RO00000000000000000001BAT OO00220001
00110100002蓋^[000020000000000000003S
IM000 2200 00002002000003BOO00900000
0000000000001び2表に表示した通りである。
第6表
材料尿中の蛋白レベルI
IMF 030030 2002 43 2 00GOU 020021 00
02 22 3 33ABB 111103 1401 03 0 01GOO
330013200333532VIC2200000001330NTNT”
RAS 233302 0401 22 5 41PER1100432204
00242MEZ 111212 0312 13 4 41M5丁 0122
00 0421 00 3 31BLA 1111 21 2202 33 1
NTNTTER2222312302133NTNTNIM2211 33
1302 43 4 NTNTSTR2100031001330NTNT計
101377 911 88214 88 11 7PO3,!
(雌胎児)
DUQ 0000 22 0002 22 3BOO000001000102
0
11Ac 0 1 0 3 0 3 1 0 0 3 3 2 2ESP 01
0303 1003 32 2LOR1101000000022
BEL 320202 1002 4011AI? 1200 13 0003
23fAT 020012 1002 22TOTAL 4 6 0 3 4
7 4 0 0 7 5 7PO3,!
(雄胎児)
1、第5表の注1及び2参照
’NT−試験せず。
幾つかの癌遺伝子又は成長因子関連蛋白は容易に検出されたけれども、どの試料
も検出可能レベルのEGFに関連する蛋白は含んでいなかった。しかしながら、
全試料は、ベータTGFに向けられたオリゴクロナール抗血清と反応性の蛋白を
含んでいた。さらに、雌試料のみは、検出可能レベルのP24/P23ベータT
GF(Pi2ベータTGFの存在又は不存在下)を含んでおり、これに対し維新
生先からの尿試料はP12ベータTGFのみを有した。
癌遺伝子関連蛋白の性結合表現はまた第5表に示される。雌試料のサブセットは
、容易に検出可能レベルのP 35 fes、 P 3 g fes、 P4Q
fes及びPloorasを含有し、P 55ras、 P 35fes、 P
40fes及びP 55 rasは、前述のように、乳癌患者並びに妊娠のサ
ブセットからの尿中に上昇レベルで既に検出された。
胎児尿中に癌遺伝子関連蛋白のパターンは、かなり不均質を示した。幾つかの蛋
白は性関連手法で一様に検出されたけれどもこれらの蛋白をさらに特徴づけるた
めに、濃縮材料法の連続的収集物がプローブされた。
22の妊娠した母親から連続的に収集された(16−20週の間)ものもまた、
前述の6抗体プローブを用いるウェスターンプロット分析によりスクリーニング
された。スクリーニングの結果は、第6表に示される。見られるように、新生児
尿中に検出されたほとんどの蛋白が、正常尿中にも見出される。はとんどの蛋白
の濃縮物は16−20週の間、一定に保ち、異常ではあるが、パターンは各固体
について見出された。パターンにおける差異は、16−20週の期間に均一に検
出される蛋白を比較することによりもっとも容易に認識された。
同一個体からの試料中に相異的に一定であった蛋白に加えて、他の蛋白の濃縮物
は、劇的に変化した。例えば、P24/P23ベータTGFは、はとんどの個体
からの尿中に検出された。対照的に、P40fes及びP55rasは、雌胎児
を宿している母親からの尿中にのみ検出された。しかしながら、雌胎児を有する
全ての患者からの毎週の尿収集物は検出可能レベルのこれらの蛋白を含まながっ
た。
1ケ月収集期間の間、表示されたほとんどの蛋白は、胎児の性に関係なく約半数
の患者に検出された。これら均一に検出される蛋白とは対照的に、P 40 f
es及びP 55 rasは、雌胎児を宿している患者に特異的に検出された。
8患者からの尿は、検出可能レベルのP55rasを含み、これら8患者の7か
らの尿は、また検出可能レベルのP 40 fesを含有した。全材料及び新生
児患者からの尿中に性結合蛋白の検出が欠けていることは、表現の短期間に基づ
く。蛋白を示す、16−20週の材料床の毎日の収集物は、1週よりも少なく検
出された。
短期間の検出は、表現のホルモン調節に基づくようである。インシュリンを受け
ている糖尿病の妊娠患者の最初の評価は、延長期間を越えて(少くとも6週)こ
れらの蛋白の存在を明らかにする。さらに、蛋白の検出能力は、胎児の性によら
なかった。同様に、より若い又はより古い雄胎児をもつ正常患者からの収集物は
、P 55 rasの存在を表わす。即ち、性結合蛋白は、外側の因子又は蛋白
遺伝子の一時的表現により誘発された材料蛋白であろう。
妊娠(期待の)母からの尿試料についての上記の結果は、宿されている胎児の性
を予言する手段を提供する。前に述べたように、雄胎児を宿している妊婦は、P
40fes又はP 55 ras蛋白を表現しなかったが、一方雌胎児を宿して
いる妊婦は、妊娠の16−20週の期間、、これらの蛋白の一つ又は両方を表現
した。雌胎児を宿しているこれら妊婦の幾らかは、その期間中、これらの蛋白の
一方を表現しなかった。
雄胎児を宿している妊婦は、間違った陽性がなかったので、最初の16−20週
の妊娠期にある妊娠の尿に明白なP 40 fes及び/又はP 55 ras
癌蛋白リガンドを見出すことは、子宮内に雌胎児の存在を確かめるための陽性の
、非可逆性評価を提供する。16−20週の期間の妊婦の尿試料中に表現された
P 40 fes及び/又はP55ras癌蛋白リガンドが存在しないことは、
約50−60パーセント(各、14例中7及び14例中8)妊婦が雄胎児を宿し
ていることが予言できる。
本方法に従って、妊娠の初めの約16から20週における妊婦からの尿の試料が
提供され、好ましくは2−メルカプトエタノールで希釈され、煮沸され、最も好
ましくは濃縮される。試料は、(i)LMEQCWAYEPGQRPSF(第1
表のポリペプチド12)及び
(ii)YREQIKRVKDSDDVPMYLVGNKC(第1表のポリペプ
チド142)
からなる群から選ばれた、左から右に及びN末端からC末端の方向の、式を有す
るポリペプチドと免疫反応する受容体分子と混合される。得られる混合物は、受
容体分子が尿中の癌蛋白リガンドと免疫反応するのに十分な期間保持される。免
疫反応の存在は、これら受容体分子と、(i)受容体分子が上記ポリペプチド(
i)と免疫反応する約40にダルトンの、又は(ii)受容体分子の上記ポリペ
プチド(ii)と免疫反応する約55にダルトンの5−17バーセントポリアク
リルアミドゲル中に相対分子質量を有する癌蛋白リガンドとの間で決定される。
子宮内に雌胎児の存在。
好ましい実施では、用いられる受容体分子はモノクローナルである。最も好まし
くは、モノクローナル受容体分子はそれぞれ引用番号127−42C11及び1
42−24EO5(H8679)を有するハイブリドーマにより分泌される。
■、親和性吸着剤
その中で本発明のモノクローナル受容体分子が活性な結合部分を成している親和
性吸着剤が、本発明のさらに別の態様である。
この態様において、本発明のモノクローナル受容体分子は、この吸着剤により精
製されるべき癌蛋白質リガンドに対し化学的に不活性な固体支持体に結合される
。ここで化学的に不活性という言葉は、固体支持体と癌蛋白質リガンドの間の化
学反応が起らないことを意味するものとして用いられる。しかし、固体支持体と
癌蛋白質の間の物理的相互作用たとえば非特異的結合は、好ましくは最小にされ
るべきてはあるが、起ることができ、かつ実際に起る。
固体支持体は、種々の物質、たとえば架橋デキストランたとえばセファデックス
G−25、−50、−100、−200など(ファーマシア ファイン ケミカ
ルズ、ビスカタウエイ、ニュー7ヤージイ、より入手できる)、アガロース及び
架橋アガロースたとえばセファロース6BSCL6B、4B、CL4Bなど(や
はりファーマシア ファイン ケミカルズより入手できる)、又はバイオ−ゲル
A−0,5M5A−1,5MSA−50Mなど(バイオ−ラド ラボラトリーズ
、リッチセンド。スルホルニア、より入手できる)、又はポリアクリルアミドビ
ーズたとえばパイオーゲルP−2、P−30、P−100、P−300など(パ
イオーラド ラボラトリーズより入手できる)から成ることができる。ポリアク
リルアミドビーズは、これら支持体のうち最低の非特異的結合の傾向を持つが、
しかしまた典型的に、その結合容量を制限する低い多孔性を持つ。アガロース及
び架橋アガロース物質がここで好ましく、固体支持体として例示的に用いられる
であろう。
アガロース支持体は典型的には、臭化ジシアンを用いて結合のために活性化され
る。活性化された支持体は次に洗われ、活性化皮・特休を乾燥することなく受容
体分子と結合される。支持体と結合した受容体は次に洗われ、用いられる。支持
体上の未反応反応性基は、もし望むならアミンたとえばエタノールアミン又はト
リスと反応させられることができる(これら反応性基は迅速に崩壊するけれど)
。
親和性吸着剤は、ビーカー又はフラスコの中でのようにゆるんだ状態で用いるこ
とができ、又はそれはカラムに詰めることができる。使用前に、親和性吸着剤は
、非特異的に結合した蛋白又は支持体に不安定に結合された受容体を除去するた
めに、態量白質精製のために用いられた緩衝液又は他の水性媒体中で洗うのが好
ましい。
親和性吸着剤の結合した受容体が結合するところのポリペプチドのアミノ酸残基
配列に対応するアミノ酸残基配列を持つ癌蛋白リガンドを含む水性組成物たとえ
ば血清又は細胞抽出物が用意され、次にそして次に親和性吸着剤と混合される。
この混合物は、結合した受容体と癌蛋白リガンドとの間の可逆的な結合受容体−
リガンドコンブレダクースモ形成−するt
結合受容体−リガントコンプレックスは次に、コンプレックス化されなかった水
性組成物の残部から分離され、それにより親和性吸着剤に結合された精製形の癌
蛋白を得る。混合がビー力又はフラスコで行われる場合、この分離は濾過及び洗
浄により行われることができる。吸着剤がカラム中にある場合、分離は、非コン
プレックス化水性媒体の溶離、及び好ましくは続(洗浄段階により行われうる精
製蛋白が親和性吸着剤を含まないことが望まれる場合、これは典型的に種々の手
順で得ることができる。これら手順のどれにおいても、可逆的な結合受容体−リ
ガントコンプレックスは、支持体に結合された受容体と癌蛋白リガンドの成分部
分に解離され、次にこのリガンドが結合受容体から分離されて、親和性吸着剤不
含の精製癌蛋白を与える。
可逆的コンプレックスの解離は、種々の方法で行ないうる。約2.5のpH値の
0.2モルのグリシン塩酸塩が典型的に用いられる。
あるいは、結合れさたリガンドは、可逆的コンプレックスを受容体を生じるため
に用いられた免疫原ポリペプチドの過剰量と混合することにより、結合受容体か
ら競争して離されることができる。そのような競争は、リガンドの起りうる変性
を避ける親和性吸着剤との混合物の分離。混合物は、結合受容体と癌蛋白リガン
ドとの間の可逆的、結合受容体−リガントコンプレックスを形成する。
リガンド受容体−リガントコンプレックスは、次いで未コンプレックス化水性組
成物の残余から分離され、それにより親和性吸着剤に結合した精製された形で癌
蛋白を得る。混合がビーカー又はフラスコ内で起きる場合、本分離は濾過又は洗
浄によりなされる。吸着剤がカラム中にある場合、分離は未コンプレックス化水
性媒体の溶出により、好ましくは再度、次いで水洗段階により行なわれる。
精製蛋白が親和性吸着剤から遊離で所望される場合、典型的には種々の手段によ
り得られる。これらの手段のいずれにおいても、可逆性結合受容体−リガントコ
ンプレックスが支持−結合受容体及び癌蛋白リガンドの成分部分に溶解され、次
いで結合受容体からりガントが分離され、親和性吸着剤から遊離の精製症蛋白を
提供する。
可逆的コンプレックスの解離は、多くの方式で有効であろう。0.2Mグリシン
塩化水素溶液のpH値約2.5が典型的に利用される。別に、結合したリガンド
が、可逆性コンプレックスと、受容体を作るのに用いられた過剰の免疫原性ポリ
ペプチドとの混合による結合受容体から離れて競合できる。かかる競合は、リガ
ンドの可能な変性を避ける。解離された癌蛋白リガンドの親和性吸着剤からの分
離は上述のようにして得られる。
親和性吸着剤の調整及びその使用は、巾広く古い。しかし本発明の受容体分子を
含むそのような物質及び使用は従来入手できなかった。抗原が支持体に結合され
ている親和性吸着剤の詳しい記述、そのSIl製法及び使用は、アンチボディ・
アズ・ア・ツール、マルカロニス及びワール編、ジョーン・ワイリイ・アンド・
サンズ、ニューヨーク、第64−67及び76−96頁(1982)に見られる
。
■、パネル評価
抗体のパネルは、未知試料中に形成される抗体/抗原コンプレックスの組合せと
既知体試料から得られる組合せとを比較することによりいかなる生物学的試料を
事実上特徴付けるのにも用いることができる。組織、尿又は他の体液は、癌遺伝
子及び癌遺伝子関連配列の表現に関して特徴づけされつる。この表現は、かくし
て組織又は胎児の発展段階又は癌の存在又は厳しさを示すために解釈される。
パネル評価は一つ以上の抗体で試料をスクリーニングすることを含む。試料は各
抗体と反応され、抗体及び試料中に見い出されるリガンドとの間のコンプレック
スが検出される。コンプレックスのパターン、これは、未知のものの中のリガン
ドと反応する抗体の組合せで、既知試料中の抗体との反応のパターンと比較され
る。組合せがより類似すると、すなわち既知及び未知試料のいずれでも同一リガ
ントと反応する同一抗体の合致が高いほど、試料はより類似する。すなわち、未
知試料は発展の同一段階にあるか又は既知試料として同一疾病状態を有する可能
性が高い。
評価は、上で述べたようにリガンドで、又は固体基質の使用により、実施できる
。ここに、一部の生物学的体試料がゲル中に電気泳動され、ニトロセルロース上
に移され、それは次いでストリップに切断される。このウニスターンプロットの
試みは同一試料はパネル抗体でプローブされうることを認める。ニトロセルロー
スの基の固まりを作り直すことにより、特異的及び非特異的横じまの同一性が容
易に決定できる。細胞又は組織抽出物については、約0.5uの蛋白がゲルごと
に置かれた。尿試料については、12m1の尿の当量が加えられ、他の体液(血
清、血漿、羊水、卵胞液、腹水、唾液)については、100μlが置かれた。各
試料を幾つかの抗体でプローブすることに加えて、24以上の試料が同一抗体で
プローブされた。この試みは、異なる抗原濃度に基づく異なる結合活性を生じ、
二次的試薬又はインキュベーション条件に基づく変異性を生じない。
結合はまた、プローブしている試料により半定量でき、試料は連続的に希釈され
て検出可能レベル以上の濃度に相対的増加を得る。
固体支持の使用は、自動スキャナーを用いる試分析手段を提供する。これらのス
キャナーは、ニトロセルロース上に情報をディテガイズ(ditigize)す
るのをプログラム化でき、さらに試料を比較するのをプログラム化できる。この
方式で、抗体の多重性を用いるパネル評価が、自動的に実施できる。これは、例
えば共通の性質を決定するため多数の既知試料を特徴付け、並びに既知に対して
多数の未知の試料を特徴付けるのに用いることができる。この技術は又、得点記
録がデジタル化された情報の使用により実施されるような反応性パターンのより
正確な得点記録を生じる。
試料は、又、抗体のカクテルの使用によると、種々の抗体で同時にプローブ出来
る。この試みは反応性のパターンを作るより有効な手段を提供するが、分析する
のが困難であろうコンプレックスパターンを作るかも知れない。
ここに、ニトロセルロースの分けられたストリップ、各々は試料の一定量が走行
しているレーンを含んでいる、は、上に記載したようにイムノプロット評価を用
いて別々にプローブされた。
予め、既知起源の試料が、それに対して未知試料が比較されうるプロフィールを
得るためにプローブされた。種々の試みがそのようなプロフィールを誘導するの
に用いられた。一つの試みで、同一蛋白を認識する幾つかの抗体が確識された。
この試みはプロフィール同定の正確さを増加する。第二の試みは抗体の同一パネ
ルで異なる腫瘍をプロフィールすることであった。これはそれに対して未知試料
が比較されうる種々のパターンを作った。第三の試みは異なる器官用の進展した
プロフィールを開発するために正常組織をプロフィールすることであった。これ
ら全ての試みは、それに対して未知試料のパターンが比較できる既知試料用の反
応性のパターンを用いるためにとられた。
異なる特異性を有するハイブリドーマを用いる例は、キナーゼ遺伝子のドメイン
を結合しているATPに対する種々の反応性パターンを生じるfes抗体により
提供される。交叉活性の同じパターンは、種々の生物学的検体を分類し試験する
抗体を認める。第25図において、fes癌遺伝子生成物を含むセルラインは、
fes配列の2つの部分並びに他の癌遺伝子、erb Bに対して作られたー郡
の抗体でプローブされた。レーン■において、fes遺伝子生成物は、他の保存
されたキナーゼ部分に位置したfes配列に対して作られた抗体により容易に検
出された。ゲルの過暴露は、レーンA−Hで用いられる抗体によるfes遺伝子
生成物への結合を示すが、結合活性はレーンIに用いた抗体より著しく小である
。他のコントロールとして、レーンJ及びKにおける2つの抗体はそれぞれer
b B関連蛋白を認識した。
第26図において、同一抗体がEGF受容体(それはerb Bプロトオンコジ
ーンによりコードされる)を含むセルラインからの抽出物をプローブするのに同
時に用いられた。この蛋白は、erb B抗体並びにfes形質形質転換セルラ
イト中見られるP 130erbBにより容易に検出される(第25図)。レー
ンD、FSGに用いたfes抗体は、レーンEに検出されなかった付加的蛋白P
30 fesを検出した。
エリサ評価は、本抗体への交叉反応性パターンが、しかしながら、レーンDに用
いた抗体と類似し、レーンF及びGに用いた抗体と同一であることを示した。
これらの同じ抗体は第27図に用いられ、妊娠糖尿病患者からの濃縮尿試料をプ
ローブした。約70Kdの蛋白がレーンA−Cに用いた3つの抗体により検出さ
れ、一方55Kdの蛋白がレーンD−Hに検出された。即ち、これらのfes蛋
白の交叉反応性パターンは、恐らく同一蛋白を認識するであろう抗体を確識する
のに有用である。反応性パターンにおけるわずかな相違は、単−蛋白上の幾つか
の癌遺伝子関連決定基の存在を示すのに用いることができる。これは、55Kd
蛋白を検出し、少くとも3つの異なるfes関連エピトープを認識する5つの抗
体により示される。P 7 Qfes、 P 55fes及びP
30fesを検出する抗体の能力は、又、fes癌遺伝子生成物のATP結合ド
メインのコンフォーメイションにおける翻訳後修飾相違を招くかも知れない。
腫瘍、例えばNIT寄託機関に寄託のセルライン誘導されるもののプロフィ−リ
ングは、又、抗体認識用標的を提供する。第28−31図において、種々の腫瘍
抽出物がfes又はerb B抗体でプローブされた。レーンA−Dは、キナー
ゼ遺伝子の部位に結合しているATPの部分に向けられた抗体でプローブされた
。レーンE−Hは、同一結合部位の異なる部分に向けられた抗体でプローブされ
た。レーンI及びJはv−erbB(1731C11及び173−4A11)の
アミノ終末に向けられた抗体でプローブされ、一方レーンK及びLは異なるキナ
ーゼドメインに向けられた抗体でプローブされた。
これらのブロービングは最小量の材料(0,5gの組織が64抗体でプローブさ
れた)を必要とし、広域スペクトラムの反応性パターンを作った。
第28図において、子宮内膜癌抽出物は低レベルのP 60 fes(レーンA
−D)及びP2O(レーンE−H)を有することを示すが、−万P2O0erb
B(レーンLJ)は容易に検出される。P 200erbBは胎児心臓中に高レ
ベルで既に検出されている(データ示さず)。このP 220erbBの表現は
、時間と組織に関して不適当なようにみえる。
第29図において、転移孔腫瘍抽出物は、同一抗体でプローブされた。本腫瘍中
には、P 70 fesがP 60 fesの不存在下容易に検出される。er
b Bのアミノ終末に向けられた抗体はP3QerbB及びP35erbB及び
P40erbBを検出し、一方ウィルス性蛋白のカルボキシル部分に向けられた
抗体はP 130erbBを検出する。
第30図において、他の乳癌抽出物は他の反応性パターンを生成した。P 7
Q fesに加えて、P 80 fesに弱い活性が検出された。これらの蛋白
の両方は、このグループは少くとも3つの異なるエピトープで認識したけれども
4つの全ての抗体で構成された。erb B二重じま、P 130erbBも、
また弱く検出された(レーンに、L)。
第31図において、卵巣癌は他の反応性パターンを生じた。P2OfesはP
35 fesがそうであったように(レーンE−H)弱く検出され(レーンA−
D)、一方P 70 fesはP35fesBがそうであったように(レーンI
、J)容易に検出された(レーンA−D)。即ち、各腫瘍は独特の反応性パター
ンを示し、記された各パターンは少くとも2つの抗体により検出された。レーン
E−Hにおける蛋白は少くとも3つのfes関連エピトープを含んだ。蛋白は恐
ら< fes癌遺伝子によりコードされなかったが。
第32−39図において幾つかの付加的癌遺伝子関連蛋白が抗体の他のパネルで
検出された。各図面のレーンAにおいて、保存キナーゼ遺伝子のros配列に対
する抗体が用いられ、一方レーンBにおいて異なるキナーゼドメイン■に対する
抗体が用いられた。レーンC−Gにおいて、βTGFのアミノ終末に対する5つ
の抗体がプローブとして用いられた。H−ras配列の独特のカルボキシル部分
に対する3つの抗体がレーンH−Jにおいて用いられ、一方erbAのホルモン
結合ドメイン中の保存部分に対する4つの抗体がレーンに−Nにおいて用いられ
た。
第32図において、乳癌抽出物は本シリーズの抗体でプローブされた。レーンA
及びBにおいて、150Kd蛋白はキナーゼドメイン示唆広範キナーゼ類似性の
2つの異なる保存部分に向けられたr。
S及びfes抗体で検出された。ros抗体も120及び40Kdの蛋白を検出
した。レーンC−Gにおいて、25Kd蛋白は全βTGFにより検出された。こ
れらの抗体はイムノプロットに基づく少くとも3つの異なるエピトープを認識す
る(レーンC中45Kdでの付加的横じま参照)。レーンH−Jにおいて、5つ
の異なるras関連蛋白が検出された。これらのras関連蛋白に対する結合活
性の割合は、これらの抗体の各々が独特の決定基を検出することを示唆する。レ
ーンHにおける抗体(146−3E4)はP 200ras、 P 48ras
及びP27rasを選択的に検出した。対照的にレーンJに用いた抗体(146
−17A5)はP 21 rasを選択的に検出する。この爆露において、これ
らの相違はP27rasとP 21 rasの強度を比較することにより最も容
易に見られる。P27はレーンJにおいて唯−弱く検出されP21はレーンHに
おいて唯−弱く検出されたけれども、ゲルの過暴露は全ての5 ras関連蛋白
が全ての3抗体により検出されたことを示す。
第33図においてプローブされた卵巣癌は、P 150 ras/ fesは検
出されなかったが50KdβTGF蛋白がレーンGに現れるのを除き第8図は類
似する。第34図においてプローブされた転移結腸癌もまた、45及び50Kd
βTGF蛋白が検出されないのを除き類似する。第35図における卵巣抽出物も
また、P45ras及びP52fesが他のros関連蛋白に相対的に高濃度に
現れros関連蛋白は見られなかったのを除き類似する。
第36図においてプローブされたリンパ腫抽出物は、相対的に高濃度のP27の
ために独特である。第37図においてプローブされた乳癌抽出物は他の独特の反
応性パターンを生成した。小さい反応性はros、 fes又1計aS関連蛋白
に検出されたけれども、容易に検出されたP24βTGFはP 22erbA及
びP55erbAにある。P22erbAは全ての4抗体により認識され、一方
P 55erbAはレーンNにおいて用いられた抗体によってのみ容易に検出さ
れた。過暴露は他の3erbA抗体による本蛋白に対する結合を示した。P55
erbA及びP 22erbAの異なる活性は、これらの蛋白の両方が2つのe
rbA関連エピトープを有することを示す。さらに、抗体は、グルココルチコイ
ド又はエストロゲン受容体の同種の部分と交叉反応せず、そして抗体は核染色パ
ターンを生じる(データ示さず)。即ち、第32−37図においてプローブされ
た抽出物と対照に、乳腫瘍は上昇レベルのP 22erbAを有する。 P 2
2erbA蛋白は又、第38図の直腸腫瘍抽出物中に見られる。P55erbA
は過暴露されたゲル中でさえ検出されなかったけれども。第39図において、転
移肺抽出物はP 52 fes及びrasプローブに対する独特の活性パターン
を有した。P 48 ras及びP2O0rasは容易に検出されたけれども、
非常に小さな活性がP27ras又はP 21 rasに対して見られた。この
結果は、幾つかの胎児性組織のプロフィールに似ていた(以下参照)。
これらの組織が発展するので、200ras濃度は低下し、一方P27 ras
濃度は増加した。
相当の多様性が腫瘍試料に見られるけれども、注目すべき類似性が正常組織に見
出された。これらの類似性は作られるべき別個の器官への発達的プロフィールを
許す。第40図において、ラット線条体の発達的プロフィールは7抗体で造られ
た。レーンAにおいて、P 21 ras及びP 25 rasは18日令胎児
で検出された。2日までにp15QrasはP 21 ra5に加えてかろうじ
て検出され、P 25 rasは容易に検出され、連続的パネルに存在する。レ
ーンBにおいて、p 52 rasは胎児発達の18日に容易に見られた。ゲル
の暴露はP200 rasを明らかにした。18日までに、P27rasは容易
に見られた(P2O0rasは!露されたゲル中でもはや検出されなかった)。
P 27 ra5の濃度は70日までに最高であった。P 21 rasはまた
70日に容易に検出可能であった。P 21 rasを示した暴露は全5回の地
点で存在したけれども。レーンCにおいて、P150mycは、また、2日でか
ろうじて検出されるが18日までに容易に見られた成熟動物特異蛋白であった。
レーンDにおいて、P120mybは、胎児パネルにのみ検出された胎児特異蛋
白であった。レーンEにおいて、Plooint−1,P70int −1,P
45int−1,P90siS及びp55sisは、発達的に調節されるように
はみえない。レーンGにおいて、P60sisは、胎児パネル中で最高であった
。即ち、第4−15図において記載された腫瘍抽出物と対照的に、正常組織の癌
遺伝子関連蛋白プロフィールは、もっとより均一で、きちんと調節される。
即ち、第25から40図は、既知試料が反応性のパターンを作るために種々の抗
体でプローブできることを示す。上記実施例は、異なる試料中の同−蛋白内のみ
でなく、種々の蛋白内の、種々の抗体の交叉反応性を示す。
A、既知試料の分類
腫瘍抽出物又は他の体試料は、また生成される種々の遺伝子生成物に従づて特徴
づけられうる。最近、種々の腫瘍抽出物X抗体結合が、イムノプロット技術を用
いて記録された、種々の癌遺伝子生成物の存在及びレベルを決定した。これらの
データは、第41及び42図に示された。腫瘍抽出物は、NIH寄託機関に寄託
されるセルラインから誘導され、試料は上述したようにニトロセルロース上で電
気泳動しプロットした。種々の癌遺伝子ファミリーからの癌遺伝子によりコード
されたポリペプチドに対する抗体が、試料をプローブするのに用いられた。
反応性は、癌遺伝子生成物の表現の存在及びレベルが記録された。第41図にお
いて、P 52 rasは全ての卵巣抽出物中で検出されたが、最高レベルが最
少又は緩和として表示された腫瘍に見出された。P 5 Q src及びP 4
8srcは、発達した部門において最高頻度で卵巣腫瘍中に検出された。P12
5ros及びP15rasは、乳抽出物以外はとんどの腫瘍において検出され、
表現は、アデノーマ中に濃縮され、これらの癌は最少又は緩和として分類された
。P150r。
S表現は、乳腫瘍のわずか半分に見出されたP 120ros、本蛋白は子宮内
膜抽出物を除いて最も多くの他の腫瘍において検出されたけれども、と対照的に
乳腫瘍中に濃縮された。P 22erbAは、それらの組織しゆうに分散したが
、発達したとして表示された抽出物のいずれにも見出されなかった。
活性の付加的分離は、幾つかのキナーゼ関連蛋白を表示する第42図に見られる
。この表において、卵巣及び子宮内膜抽出物中の高レベルのP 70 fesは
、著しい。同様に、卵巣及び原油出物に対するP 130erbBの制限は、有
意であるかも知れない。
即ち、腫瘍抽出物は、癌遺伝子又は癌遺伝子関連生成物に関して特徴づけられる
ことができる。特異的抗体を用いて、特異的腫瘍型に対し共通の蛋白が検出でき
る。反応性のこれらのパターンは、未知試料のパターンがそれに対して比較され
うる標準として用いることができる。
B1体液中のマーカー
パネル評価はまた、単一個体中のモニター蛋白生成物に用いうる。この方式にお
いて、治療の効果はスクリーニング、例えば尿試料により非硬人的にモニターさ
れうる。このアプローチは、抗体のパネルの活性パターンのプロフィールを得る
ために患者からのもとの試料のスクリーニングを含む。治療が進むにつれて、つ
づく試料は比較用の標準として同一のもとの試料を用いてモニターされる。第4
3図は、化学療法を受けている妊娠栄養膜疾病患者からの連続的尿試料を示す。
多数の癌遺伝子関連蛋白の同調外形(assynchronousappear
ance)が明白である。これらのデータは、治療後患者をモニターするために
治療有効性に関して臨床データとさらに相関することができる。
C1癌遺伝子関連蛋白の検出
癌遺伝子によりコードされたポリペプチドに対する抗体は、保存ポリペプチド又
はその蛋白をも含む他の蛋白を認識しうる。即ち、抗体のパネルは、ポリペプチ
ドの明確な部分に対する多重抗体おのおので試料をプローブすることにより試料
中の癌遺伝子関連蛋白を検出するのに用いうる。異なる抗体で反応性のパターン
を決定することにより、異なる癌遺伝子関連蛋白が確認できる。
H−ras特異性抗体により検出されたp 21 rasは、二反応性抗体によ
り検出されたP 21 rasのサブセットを表現する。H−ras特異性抗体
により検出されたP21を含んでいる全試料は、抗体142−24EO5により
検出されたP21を含んだが逆になかった。H−ras特異性抗体により検出さ
れた他の蛋白は、保存ras部分が存在しないか又は少くとも142−24E5
結合を排除するために変ったことを示している142−24EO5により検出さ
れなかった。
しかしながら、3つのH−ras特異性抗体による結合の一致は、同一蛋白が全
ての3つの抗体により検出されたことを示す。P2O0ras、 P 48ra
s及びP 27 rasに対する抗体の結合の同様の割合は、3つの抗体により
検出されたエピトープにおけるい(らかの構造類似性を示唆する。この類似性は
、多くの技術を用いて提出できる。
一つの試みは、標識抗原を消化し、消化物を二次元ペプチド遺伝地図作製に置く
ことである。もしより大きな分子が溶液中でよく認識されないなら、付随する試
みが可能である。例えば、免疫関連蛋白の異なる結合を含んでいる試料は、部分
消化を受けさせ、イムノプロットさせつる。もし前駆体産物関連性があるならば
、抗体で検出される最小サイズ蛋白が同一であるべきである(加えられたプロテ
アーゼのない対照インキュベーションは内因性プロプアーゼの試料差異をコント
ロールする)。別に、部分消化(抗原部位を暴露するため)は免疫親和性に精製
され、次いでイムノプロット又はペプチド遺伝地図作製されうる。異なる試料(
即ち尿及び組織)中の異なる抗体又は同一抗体により検出された類似サイズ蛋白
の同一性は、類似の試みを用いて試験されうるし、あるいは等電点は、2次元ゲ
ル及びイムノプロット検出を用いて決定できた。この試みはまた、SDSポリア
クリルアミドゲル上を類似速度で移動している多重形の同定に有用である。
■ 無症候個人での血清スクリーニング以下に示すのは、環境発癌物質に暴露さ
れていることが知られている、2つの異なる群の労働者についての研究である。
労働者は誰も腫瘍疾病の臨床上の症候を示さなかった。両研究とも、発癌物質に
最高に暴露された個人も、また癌蛋白の異常表現を示すということを示す。第一
の実施例では、PCB、アスベスト及び喫煙を含む幾つかの発癌物質への既知の
暴露を伴う1個人も、50倍上昇したレベルのH−ras蛋白21を示した。こ
のスクリーニングの18ケ月後、この個人は結腸直腸のアデノーマが発達した。
アデノーマの除去によって、H−rasP21の血清レベルは正常に回復した。
第二の実施例では、多環式芳香族炭化水素発癌物質に暴露される鋳物工場労働者
は、fes腫瘍遺伝子−関連蛋白の異常に高い表現が認められた。異常な表現は
、発癌物質に最高に暴露される作業場の幾らかの労働者にのみ見出された。暴露
されない個人は、癌蛋白は検出不可能なレベルであった。これらの研究は、癌予
知に関する本方法及びモノクローナル抗体の有用性を示し、又、環境発癌物質へ
の暴露を示す重要な指標を示す。)(−rasP21指標は、結腸直腸のアデノ
ーマの予知に思いもよらず有用である。fes腫瘍遺伝子関連蛋白は、多環式芳
香族炭化水素暴露の指示物として有用である。
実施例1: PCBに暴露された労働者の血清スクリーニングポリ塩化ビフェニ
ル(PCB)に暴露されている可能性のある16名の地方自治体労働者の一群か
らの血清を、腫瘍遺伝子によりコード化されたポリペプチドに対して作ったモノ
クローナル抗体を用いてスクリーニングした。ここに示される結果は、発癌物質
への暴露の最悪の履歴を持つ個人もH−rasP 21の最も異常な表現を示し
たことを示す。血清スクリーニング18ケ月後、この個人は結腸直腸のアデノー
マが発達した。アデノーマの外科的除去により、H−rasの表現は正常に戻っ
た。
方法
1、個人の背景スクリーン
性転換遺伝子を含んでいるPCBの清掃に当っていた16名の地方自治体労働者
を、医学上及び職業上の履歴について評価し、又、肉体的に及び臨床的に試験し
た。約600.OOOppmPCBを含む性転換遺伝子油及び数ケ月継続した清
掃。全ての対象は、42の平均年令で、27−65の年令範囲の白人の男性であ
った。
労働者は、他の基源からのPCBへの暴露並びに他の発癌物質、例えばアスベス
ト及び喫煙への暴露に問題があり、肉体的に、特に皮膚試験に言及して試験した
。実験室試験は血清トリグリセリド、血清PCBレベルに、及び肝機能験査(S
GOT、5GPTSLDH1アルカリホスフアターゼ及びビリルビン:対象は験
査の2週間前からエタノール消費をやめるよう、又、験査当臼、経口摂取をしな
いよう要求された)。験査は、きまり切った方法により実施した全16名の対象
は、この仕事の期間、PCB含有性転換遺伝子油との幾らかの皮膚接触を述べ、
さらに、2名は過去20年にわたってPCB含有性転換遺伝子油に潜在的暴露さ
れていた(患者9及び10)。7名の労働者は過去に他の発癌性材料をあつかっ
ていたことを述べた;これは絶縁材処理からの主としてアスベスト暴露で、1名
はさらに塩素化水素溶媒及び電離放射線に有意な作業暴露を受けていた(患者1
4)。12名の労働者は、今も喫煙者であるか最近まで喫煙者(過去5年以内)
であり、4名は全く喫煙しなかった。2名の個人は暴露のすぐ後に腕、脚及び足
に痙癒状傷害のあったことを述べた(患者4及び8)が、肉体的試験は、いずれ
の労働者にもPCB暴露に密着した異常が見られなかった。
全ての事例で、肝機能験査は正常限界的にあった。3つの事例でのみ、血清はト
リグリセリドが高かった。1名(患者8)は非常に高い血清トリグリセリドレベ
ルををし、伝えられるところによればPCB暴露の前の過去には正常とされてい
た;しかしながら彼の血清PCBレベルは非常に低かった。他の2名の高トリグ
リセリド血症個人においては、トリグリセリドレベルに関する過去の状態は知ら
れておらず、そして彼等の血清PCBレベルも比較的低かった。さらに最高血清
PCBレベルを有する個人は正常トリグリセリドレベルを有した。これらのデー
タを基に、比較的低い血清PCBレベルと血清トリグリセリドとの相関関係、高
いPCB暴露に気がついた関連についての結論を出すことは不可能である。
判った限りでは、全般的な血清PCBレベルは、用いた保護測定(手段)の妥当
性を非常に少ししか証明しなかった。
一般に、IQppb以下のレベルには、そのようなレベルは、非職業的に暴露さ
れた正常な対照にしばしば確認されるので心配で見られない。しかし、この測定
、唯1名の個人、患者6は、本当に上昇した血清PCBレベルを有すると考えら
れる。
患者6、非常に異常なras表現を有することを示す個人も、又、既知の発癌物
質暴露に最も高い偶発性があった。、密書6は57オの白人の男性であった。血
清スクリーニングの時に、彼は腫瘍疾病の明白な症候を示さなかった。この個人
は25年間ビル保全で、アスベスト絶縁材の吹き付けと除去を含む作業、クロル
デンを含む種々の殺虫剤の使用、及びPCBを含む性転換遺伝子油の清掃を行な
っていた。彼は又、長年の間、1日1箱の巻きたばこを喫っていた。
彼の肉体的試験は弱い高血圧のみが注目に値した。
2、血清スクリーニング
ナイマン等、PNAS−USA82ニア924−7928(1985)、これを
引用して明細書記載の一部とする、の尿イムノブロッティング技術を採用して、
血清をスクリーニングするのに用いた。
アッセイ−には、対象の血清を調製し、以下に記載するようにポリペプチドに対
して作ったモノクローナル抗体でプローブした。
アッセイ−には、100μlの血清を400リン酸緩衝食塩水、pH7,4,2
5μm2−メルカプトエタノールに及び脱イオン水中475μlの試料緩衝液(
6,25%ドデシル硫酸ナトリウム、6.25%グリセロール)と混合し、沸騰
水浴に5分装置いた。次いで試料を5−17%ポリアクリルアミドゲルに載せ、
電気泳動で分離し、ニトロセルロースに移転した。3%ウシ血清アルブミン及び
0.1%トリトンX−100を含むPBSでブロッキング後、ニトロセルロース
を、予言した腫瘍遺伝子(1:2000希釈腹水)配列を表現する合成ペプチド
に対して作られたモノクローナル抗体と4℃で一晩インキュベートした。3回洗
浄後、ニトロセルロースをウサギ抗−vウスI gF(1:500)と60分間
、室温でインキュベートした。3回以上洗浄後、ニトロセルロースを12AI−
標識プロチインA(10’cpm/mA)とインキュベートした。結合を増感ス
クリーンで視覚化した。
用いた一次抗体は、以下の腫瘍遺伝子の蛋白配列に対して作られた(第44(A
)及び(B)図参照):5is(レーン1、ハイブリッド112−09B10(
ATCCHB8800)、配列SLGSLTIAEPAMIAEC);fes(
レーン2、ハイブリッド127−42C11(ATCCHB561)及びレーン
3、ハイブリッド125−50DO4(ATCCHB8968)、配列LMEQ
CWAYEPGQRPSFル−ン15、ノゾブリッド121−14co9(AT
cCHB9875)、配列IGRGNFGEVFSG(C));fes (レー
ン2、ハイブリッド127−42C11(ATCCHB 9561)及ヒレーン
3、ハイブリッド125−50Do4(ATCCHB8968)、配列LMEQ
CWAYEPGQRPSF;レーン15、ハイブリッド121−14CO9(A
TCCHB9875)、配列IGRGNFGEVFSG(C));β−TGF
(レーン4、ハイブリッド100−30CO5(ATCCHB9787)及びレ
ーン5、ノゾブリッド100−34EO6(ATCCHB9788)、配列AL
DTNYCFSSTEKNC);1nt−1(レーン6、ハイブリッド222−
35CO8(ATCCHB9052)及びレーン12、ハイブリッド222−3
7F04(ATCCHB9786)、配列LHNNEAGRTTVFS(C))
;
myb (レーン7、ハイブリッド133−10FO6(ATCCHB9077
)、配列LGEHHCTPSPPVDHG);src (レーン8、ハイブリッ
ド203−07D10(ATCCHB8898)、配列(C)GSSKSKPK
DPSQRRH8);c−myc(レーン9、ハイブリッド155−11CO7
(ATCCHB 8976)、レーン13、ハイブリッド155−08GOI(
ATCCHB9001)、及びレーン14、ハイブリッド155−09FO6(
ATCCHB9000)、配列CSTSSLYLQDLSAAASEC);
mos (レーン10、ハイブリッド165−35FO2(ATCCHB978
4)、配列LGSGGFGSVYKA(C));H−ras (レーン11、ハ
イブリッド142−24EO5(ATCCHB8679)、配列YREQIKR
VKDSDDVPMVLvGNKC及びレーン16、ハイブリッド146−03
EO4(ATCCHB8997)、配列YTLVREIRQHKLRKLNPP
DESGPGC)。
結果及び検討
結果は以下の表7に示す。最もきわたった結果は患者6に関するものである。患
者6は試験した16名の労働者の発癌物質に対し最悪の暴露を有した。この個人
は最高の血清PCBレベルを示し、又、アスベスト暴露及び喫煙に陽性であった
。表7に見ることができるように、この個人はfes及びrasの両マーカーの
異常表現を示した、rasマーカー表現は正常範囲よりはるが上であった。以下
の述べる追跡研究で、この個人は発達した癌を有することが判り、癌組織の外科
的除去により、ras表現は正常に復した。
他の労働者に関する結果も又、幾つかの様式の表現を示した。喫煙者の半分(患
者3−9)は、結合様式に関して異常なfes腫瘍遺伝子を示し、一方、非喫煙
者は全てこの様式を示さなかった。1名の喫煙者は又、sis腫瘍遺伝子関連蛋
白に関し異常な様式を示した。
しかしこれは未知の意味のものである。以下の実施例2も、多環式芳香族炭化水
素発癌物質に暴露したことが知られた個人にのみfes腫瘍遺伝子関連蛋白の異
常な表現を示すことは注目すべきであり、これらの個人も又、喫煙者であった。
他の腫瘍遺伝子又は腫瘍遺伝子関連蛋白に関する様式は、rasを除き正常であ
った。患者6は別として、2名の他の個人は検出可能レベルのrasP21を有
した。
これらの事例は共に、帯が比較的弱く、PCBへの暴露に何の関連も見られなか
った。1人の患者(10)は、陽性の喫煙層を伴う6゜5のPCBレベルを有し
、且つ、他の発癌物質暴露(アスベスト)の陽性履歴を有した。他の個人(患者
11)は0.3のPCBレベルを有するが他の既知暴露層はなかった。
患者6はH−rasP21表現に関し特に異常であった。第44B図のレーン1
1及び16で、P21に関する帯は非常に顕著であることが認められる。正常な
、暴露されない個人ではP21表現を示さない第44A図のレーン11及び16
参照。P21の同一性がrasP21(レーン11)の保存部分及びH−ras
特異的C末端部分に向けられた抗体の使用により確認されたこと、及び必要なら
ば保存部分及び蛋白特異的部分に向けられた抗体又は他のレセプターを使用する
ことが、蛋白マーカーの同一性を確認するのに一般に適用可能な方法であること
は、注目に値する。しかしながら蛋白の同一性は、重要ではなく、誘導される重
要な情報は、どちらかといえば蛋白そのものの組成よりも蛋白の相対的な存在又
は不存在である。即ち、患者6、既知発癌性物質への最も極端な暴露を伴う個人
も、又、H−rasP21を最も異常に表現している個人であることが見出され
た。
これらのデータは、ras腫瘍遺伝子が個人が発癌物質に暴露したかどうかを検
出するためのスクリーニング用マーカーとして有用であることを示す。以下に示
す追跡データは、この方法及び用いたレセプターが癌予知のための有用な手法で
あることを示す。
患者6に関する追跡研究
高レベルのras蛋白を示す血清スクリーニングのほぼ18ケ月後、患者6は癌
の臨床上の症候を示した。患者6は直腸出血を起こし、結腸鏡検査は、下行結腸
の2cm管状管状子デノーマを明らかにした。このアデノーマを外科的に除去し
た。患者6を、アデノーマ除去、約6週間後に再スクリーンした。このスクリー
ンは、ras腫瘍遺伝子蛋白が正常様式にもどったことを示した。これらの様式
は第45図に示す。レーンAは、臨床上の症候を示す18ケ月前のrasP21
表現を示す。レーンBは、アデノーマ除去6ケ月後、rasの帯が見られないこ
とを示す。
これらのデータは、)(−rasP21表現が、結腸癌の増殖及び発癌物質の暴
露と相関することを示す。癌の臨床上の症候の発達の18ケ月はど前のこの異常
なH−ras表現の検出は、癌用予知手段としてこのマーカーの価値を示す。
どのような特異的発癌物質又は発癌物質の混合物に結腸直腸癌が原因しているか
は明らかでない。患者6は、喫煙からベンゾピレン以外、ras遺伝子を活性化
することが知られている発癌物質への実証された暴露は全くなかった。ras(
ベンゾピレン、ジメチルベンズアスラセン、N−ニトロソ化合物及び電離放射線
)及びヒト結腸癌でのrasの表現及び前癌性結腸ポリープを活性化する発癌物
質について、プラントーラウフ及びピンクス、オキュベイショナル・メディシン
、2:27−38(1987)及びスバンジドス及びケル、ブリティッシュ・ジ
ャーナル・オブ・キャンサー、49:681−688(1984)参照。この両
者を引用して明細書記載の一部とする。ワイリー等、セミナース・イン・オキュ
ペイショナル・メディシン、2:291−309(1987)。アスベストは、
それ自体で又は他の環境発癌物質との組合せで、ras腫瘍遺伝子を活性化した
のかは明らかでない。しかしながら、(a)H−rasP 21は、腫瘍疾病の
臨床上の症候の表現よりかなり前に表現して、強力な予知手段であり、(b)今
記載した方法は正確且つ非侵入スクリーニングを提供し、その結果は腫瘍疾病の
臨床上の症候の初期を予言するのに有用であり、そして(C)ここに記載したレ
セプター、即ち抗体又はその断片又核酸の形であれ、H−rasP21に向けら
れたものは、これらの予知マーカーを検出するのに有用であることは明らかであ
る。
患者6によりP21の過表現についての説明は、ras遺伝子の活性化に導いた
染色体の異常を起こすアスベストに暴露することでありうる。本実施例では、特
異的病理の機構は明確には判らないが、環境活性化因子が知られている人にとっ
て、他の腫瘍遺伝子は、本スクリーン用のマーカーとして選択しうる。しかしな
がら、アスベストの染色体異常誘発効果がras遺伝子の活性にそれ自身を明示
できることは可能である。アスベスト繊維が培養において細胞に染色体異常誘発
性であることを示す。ジャーランド等、ミューティジョン・リサーチ、169:
141−148(1986)及びケルシイ等、ブリティッシュ・ジャーナル・オ
ブ・キャンサー、54:107−114(1986)参照。例えば、m’/C遺
伝子は、転写が促進される部位へのプロトオンコジーンの転位の結果として活性
化されることが示された。エリクラン等、PNAS−USA80:820−82
4(1983)。又、類似のシナリオはアスベスト原因のras活性化に思いを
巡しうる。より最近の研究は、アスベスト繊維が、腫瘍遺伝子及びプロモーター
配列を含む外因性DNA切片を培養中の霊長類細胞に移入し、細胞トランスフォ
ーメーションを起こしうろことを示した。アップル等、PNAS−USA85ニ
ア670−7674(1988)、そしてこれはras活性化の機構でありうる
。
ウィルス転写プロモーターに結合するrasプロトオンコジーンの培養中の細胞
への導入によって、遺伝子の表現が増大し、移入された細胞の悪性トランスフォ
ーメーションを起こすことが知られている。チャン等、ネイチャー、279:4
79−483(1982)。
即ち、この個人では、アスベスト繊維への長期間の暴露で彼の結腸上皮のras
プロトオンコジーンの増大した表現を生じた可能性がある。これは、彼の血清中
のプロトオンコジーンコード化P21蛋白の量が増大したことにより明らかにな
った。最後に、プロトオンコジーン過表現は、結腸異常増殖、この事例では、悪
性長育への進行の18ケ月前、臨床的に確認された管状絨毛アデノーマを起こす
。
アデノーマが外科的に除かれると、rasコード化P21蛋白の起源が除かれ、
P21蛋白はもはや患者の血清から検出されなかった。
即ち、本研究は全員が既知の環境発癌物質、PCBに暴露された個人のグループ
を基にしたが、結果は、予想に反してアスベスト暴露から起こる腫瘍疾病を予言
するのに有用かも知れないマーカーを生成した。
実施例2 鋳物工場労働者の血清腫瘍遺伝子蛋白この研究では、普通の職業上の
発癌物質、ベンゾピレンに既知一定量暴露を伴うよく定義された職業群の鉄鋳物
工場労働者を、腫瘍遺伝子関連マーカーがこの発癌物質への暴露と結びついてい
るかどうかを決定するために、アッセーした。ベンゾピレン(BP)及び関連多
環式芳香族炭化水素(PAHs)は、喫煙者、コークス炉労働者及び鋳物工場労
働者の肺癌の大きなリスクと結びついていた(レドモンド等・アニマルズ・オン
・ザ・ニュー・ヨーク・アカデミイ・オン・サイエンスズ、271:12(19
76);IARC,ポリヌクレア・アロマチック・コンパウンダ、モノグラフズ
・オン・ジ・工ヴアリュエーション・オン・ザ・カルシノゲニツク・リスク・オ
ン・ケミカルズ・ツー・ヒューマンズ、34巻、3部、ライオン;IARC(1
984);IARC,トバコ・スモーキング、モノグラフス・オン・ジ・工ヴア
リュエーション・オン・ザ・カルシノゲニツク・リスク・オン・ケミカルズ・ツ
ー・ヒューマンズ、38巻、ライオン、IARC(1986)。このようなPA
Hsは、インビボ及びインビトロのいずれでも腫瘍遺伝子を活性化しうろことを
示した。
ボールメイン及びプラグネル、ネイチャー303ニア2(1983);マーシャ
ル等、ネイチャー310:586(1984)。さらに、詳しい職業上の履歴が
この群に取られているだけでなく、彼等の暴露は、BPの作業場空気レベルに関
してよく定義されていた。明らかな服用量関連増大が、これら労働者の末梢白血
球中のPAH−DNA付加体のレベルに見られ、ペララ等、キャンサー・リサー
チ、48:2288(1988b)、これは32P後標識法によるDNA付加体
の測定と一致する。フィリップス等、ミューティジョン・リサーチ204:53
H1988):ヘミンキ等、ジャーナル・オン・ワーク・エンヴイロンメント・
アンド・ヘルス14・55(1988)。
それゆえ、この群は、職業上の暴露に関連する腫瘍遺伝子の研究用のモデル固体
群を示す。
材料及び方法
フィンランドの鉄鋳物工場に雇われた、本研究群の労働者は既に記載されている
(ヘミンキ等、1988、上記:ペレラ等、1988b、上記)。簡単にいえば
、鋳物工場労働者は、作業場に詳しい2名の工業衛生技師により、詳しい工業衛
生状態サンプリングデータ及び作業報告を基にBPへの暴露のレベルに従って群
に分けられた。
この分類は過去5−10年間の暴露の見本と考えられる。というのはこのプラン
トの個人は同一作業を続ける傾向があり、一般に長期間の従業員であるからであ
る。0.02μg/m Sより大きい8時間TWA暴露の伴う労働者は高暴露群
に分類され、0.05と0.2μg/m 3の間のTWA暴露を伴う労働者は中
間暴露群に分類された。2−3μg/rr、3の高さのピークBPレベルは、鋳
物工場の鋳造及び払い落しく5hakeout)場所の幾らかの個人に起きるこ
とが知られていた。煙草消費を含む臨床上の情報は、全労働者について集められ
た。
比較のための非暴露対照は、PAH!露又は癌に関係しない、起こりうる職業病
の評価のためにジ・インスティチュート・オブ・オキュペイショナル・ヘルスに
照会した患者から補充した。対照個体群は、鋳物工場労働者よりも低い平均煙草
消責であったが、年令及び性分類については類似した(ベレラ等、19886、
上記)。
この研究の目的のため、反復末梢血液試料を、8名の暴露労働者(高暴露群中3
及び中間暴露群中5)及び10名の非暴露対照(合計28試料)を用意した。2
又は3の血液試料を、異なる時間に労働者から収集した。全労働者について、試
料を、1ケ月の長さの休暇に入って直ちに及び仕事に復して6週間後に用意した
。中間暴露群の労働者の2名については、以後の12ケ月の間追加血液試料を集
めた。単一末梢血液試料を、非暴露対照について集めた。血液試料(30−50
mn)をヘパリン添加したプラスチック管に集め、コード化及び遠心分離する。
バフィーコート、赤血球及び血漿を集めて、分析の時まで一70℃で凍結保存し
た。RAM−DNA付加体を既に報告されたと同一のこれら労働者について決定
した(ペレラ等、1988b、上記)。血清腫瘍遺伝子についてアッセーした試
料のサブセットにおけるDNA付加体の値は表8に示される。欠けている値は、
DNAの不適切な量が幾つかの試料にみられたことを示す。
これらの試料を、既に記載されたイムノブロッティング技術(ナイマン等、19
85上記:プラントーラウフ及びナイマン、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ
・インダストリアル・メディシン、45:689(1988))により9つの異
なる腫瘍遺伝子(sis、 fes。
B−TGF、 1nt−1、mybSsrc、 myc、 mos、及びras
)によってコ・−ド化した蛋白生成物の存在について盲検した。要約すると、1
00μlの血清を400μtのリン酸緩衝食塩水(PBS)pH7,5,25t
の2−メルカプトエタノール、475μlの、脱イオン化水中の試料緩衝液(6
25%ドデシル硫酸ナトリウム、6.25%グリセロール)と混合し、沸騰水浴
に5分間室いた。次いで試料を5−17%ポリアクリルアミドゲルに負荷して電
気泳動により分離し、ニトロセルロースに移した。3%ウシ血清アルブミン及び
領1九トリトンX−100を含むPBSでブロッキング後、ニトロセルロースを
1晩4℃で予言した腫瘍遺伝子配列(腹水希釈1:2000)を表現する合成ペ
プチドに対して向けられたモノクローナル抗体とインキュベートする。徹底的洗
浄後、ニトロセルロース上の腫瘍遺伝子蛋白−抗体帯の位置を二次抗−マウスI
gG抗体及びアビジン−ビオチン−ペルオキシダーゼ錯体(ヴエクタスタイン;
ヴエクター・ラボラトリイズ、バーリンゲイム、クリフォルニア)を用いて比色
的に決定した。陽性の結果の人体の定量は、正常からの差異が検出されなくなる
まで試料を何回か希釈することにより達成した。蛋白表現での5倍増強を陽性の
結果と考える。用いた一次抗体は以下の腫瘍遺伝子蛋白配列に対し向けられた。
sis (ハイブリッド112−09B10)ATCCHB8800)、配列S
LGSLTIAEPAMIAEC)fes(ハイブリッド127−42C11)
(、ATCCHB561)及び127−50DO4(ATCCHB8968)、
配列LME QCWAYEPGQRPSF、及びハイブリッド121−14CO
9(ATCCHB9875)、配列IGRGNFGEVFSG(C))B−TG
F (ハイブリッド100−30CO5(ATCCHB9787)及びハイブリ
ッド100−34EO6(ATCCHB9788)、配列ALDTNYCFSS
TEKNC)int−1(ハイブリッド222−35CO8(ATCCHB90
52)及びハイブリッド222−37FO4(ATCCHB9786)、配列L
HNNEAGRTTVFS(C))myl) (ハイブリッド133−10FO
6(ATCC)(B2O33)、配列LGEHHCTPSPPVDHG)src
(ハイブリッド203−07D10XATCCHB8898)、配列(C)G
SSKSKPKDPSQRRH3)IIlyc(ハイブリッド155−11CO
7(ATCCHB8976)、155−08GO1(ATCCHB9001)、
及び155−09FO6(ATCCHB9000)、配列C3TSSLYLQD
LSAAASEC)
was (ハイブリッド165−35FO2(ATCCHB9784)、配列L
GSGGFGSVYKA(C))ras (/’イブリッド142−24EO5
(ATCCHB8679)、配列YREQIKRVKDSDDVPMVLVGM
KC,及Uハイブリッド143−03EO4(ATCCHB8997)、配列V
TLVREIRQHKLRKLNPPDESGPGC)このイムのプロッティン
グ系では、これらの抗体は特異的、感受性且つ再生しうる結果を与えることが判
った。抗体の特異性は、腫瘍遺伝子に対する特異的ペプチドとのブレインキュベ
ーションによる活性の阻止及び他の腫瘍遺伝子のペプチドによる活性の阻止の失
敗によって示された(ナイマン等、1985)。アッセー系は、ナノグラム範囲
で蛋白を検出することができ、同一試料について繰り返した場合、再生しうる結
果が得られることが判った。
結果及び検討
表8に示されるように、結果は、2名の異なる労働者(患者2及び7)(彼等は
PAHsに高(2)又は中間(7)暴露であることが知られていた)は、fes
腫瘍遺伝子関連蛋白生成物の増加レベルに陽性であった。試験の結果、陽性であ
ったこれら個人の各々からの血清試料を、休暇後及び仕事の6週間後に取った。
どの試料にも、7つの腫瘍遺伝子の蛋白についての陽性の帯はなかった(sis
、 B −T G F 。
1nt−1、myb、 src、 myc、 mos)。患者5からの1試料だ
けが、ras腫瘍遺伝子関連蛋白生成物に陽性であることが判った。しかしなが
ら、この事例では、異なる時間に取った同一労働者からの2つの他の試料は陰性
であった。非暴露対照における血清腫瘍遺伝子蛋白についての全ての結果は陰性
であった。
この研究で、腫瘍遺伝子関連蛋白の高血清レベルについての陽性結果だけが、中
間又は高暴露群の個人で得られたことは注目に値する。さらに表8に示され、又
既報のように(ペレラ等、19886、上記)、これらの個人も、低暴露又は非
暴露個人に比べて高レベルのPAH−DNA付加体を有する。
陽性腫瘍遺伝子蛋白を伴う2名の個人は、又、1日当り約1箱の巻きたばこの喫
煙者であるが(患者2および5)PAHsの彼等の身体負担量への主要な貢献は
仕事場の暴露によることのようである。
例えば、0.2ug/m3の暴露は、1日当たり5ないし7箱の巻きたばこを喫
煙することからのBP用量にほぼ等しい。
これらの労働者における特異的腫瘍遺伝子表現についての陽性結果は、鋳物工場
労働者が肺癌の発達に対し高いリスクを負うことが知られている(IARC,1
984、上記)ので興味あるものである。PAHsがras遺伝子に活性である
ことが知られており(ボーマイン及びプラグネル、1983、上記、マーシャル
等、ネイチャー310:586(1984)、又、ras遺伝子活性が、ヒト肺
癌、特に非小型細胞多様体(non−small−cell variety)
にしばしば見られる(スラモン著、サイエンス224:256(1984);ロ
ートンヒユーズ著、二ニー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン31
7:929(1987);クルズロック著、キャンサー・リサーチ46:153
0(1986)ので、ras蛋白について分離陽性結果を持つ労働者は注目に値
する。
例えば、肺癌の最近の研究では(ロートンヒユーズ著、1987、上記)、50
%のアデノカルシノーマ患者(10の5)は、ras遺伝子の一つの型(k−r
as)の活性形を有し、そしてこの腫瘍遺伝子活性が、肺癌の発達の比較的早い
事件を示し、且つ巻きたばこ喫煙に関係することに気付いた。非小型細胞肺癌患
者での血清腫瘍遺伝子蛋白レベルの我々自身の研究において、18名中15名の
患者はras遺伝子生成物の増加した表現を有し、これらのうち12名は巻きた
ばこ喫煙者であることが判った。−肺癌患者においてはras腫瘍蛋白生成物の
増強した尿レベルをも示した(ナインマン著、1985、上記)。16名の、既
知の発癌物質暴露を伴う、臨床的に健康な危険のなくなった労働者の血清につい
ての我々のスクリーニングにおいて、1名の個人はras遺伝子蛋白の特に異常
な増加表現があった(上記)。この個人も、アスベスト及び巻きたばこ喫煙を含
む発癌物質への暴露の悪い履歴があった。即ち、ras遺伝子活性化が特に環境
発癌物質、例えばPAHsへの暴露によって起こる肺の発癌に有意な役割を演じ
る可能性がある。しかしながら、上で述べたように最近の研究では、高血清ra
s蛋白を有する個人(患者5)は、3つの試料のうち、わずか一つだけに陽性で
あることが判った。肺又は他の癌の発達についてのこの個人のリスクに関するこ
の孤立した結果の意味はまた明らかでない。
しかしながら、注目されるように、2名の労働者(患者2及び7)はfes腫瘍
遺伝子関連蛋白生成物について一貫した高血清レベルであった。これら労働者の
一名は、過去15年間PAHsへの高暴露、巻きたばこ喫煙の、チンマーマン工
程における原料扱い工(caster)であり、父、母いずれも肺癌により死亡
した。もう−名の労働者は過去9年間PAHsへの中間暴露を伴うCore −
5etterであった。これら両者は、又、職業的皮膚炎を有し、且つ局所性ス
テロイドによる長期間処理を受けていた。ステロイドへの局所暴露がPAHsの
代謝活性に影響したのか、或いは皮膚炎が発癌物質の皮膚吸収を増強したのかは
明らかでない。rasのように、fesはヒト肺癌にしばしば表現していること
が判った。一研究において、研究した4の肺癌のすべてがfes遺伝子の増加し
た表現に関し陽性であった(スレイモン著、1984、上記)。肺癌患者での血
清腫瘍遺伝子蛋白の我々の先の研究において、18名中11名の個人はfes生
成物に関し陽性で、これらのうち8名は巻きたばこ喫煙者であることがわかった
fes 腫瘍遺伝子生成物の高原レベルも、肺癌患者に見られた(ナイマン等、
1985 上記)。加えて、臨床的に健康な危険が減った労働者の我々の研究で
、非常な巻きたばこ喫煙者のみ(12名中6名)が、彼等の血清中、fes遺伝
子生成物に関し陽性であることが判った。さらに、哺乳動物の発達の間、fes
遺伝子の蛋白生成物は、非常に限られた組織−特異的形式(fashion)(
パイメンチル、オンコジーンズ、ボガ・レイトン、CRCブレス(1986))
において表現し;例えば、6ないし18日令の若いニワトリのひなにおいて、f
es遺伝子生成物は、3つの組織−骨髄、肝臓及び肺でのみ高レベルで検出され
る(マセイーブレヴオト等、セル28:897(1982))。即ち、肺発癌に
おいて、fes遺伝子生成物の表現は、肺細胞発達の初期段階への退縮を合図し
うる、又、再びこの表現は、巻きたばこ喫煙の発癌物質、例えばPAHsへの暴
露と特に関係しつる。従って、この研究で、次の論理的段階は、既知の長期間中
間ないシ高しベルのPAHsへの職場暴露且つ既知高レベルのfes P A
H−DNA付加体を伴い、そして彼等の血清中に終始一貫して高レベルのfes
腫瘍遺伝子蛋白生成物を有する2名の労働者が、悪性疾病、特に肺の癌の発達に
ついて最もリスクのあるこの群の個人であるがどうかを決定することである。
この及び他の類似の群のさらに長期間の追跡が、癌発達についてのマーカーとし
て特異的腫瘍遺伝子蛋白の前兆値が正確に確めることができる前に必要であろう
。しかしながら、最近の結果は、血清腫瘍遺伝子蛋白が、職業的癌の発達につい
ての危険を集団監視するための有用な分子疫学的マーカーである。
本明細書に示す実施例はモノクローナルレセプター、他のレセプター、例えばこ
こで検討し、使用しつる腫瘍遺伝子関連蛋白及び関連ポリペプチドに対応する核
酸配列の用途を特定するが、そのような製造及び使用の方法は、当分野の技術の
範囲内にある。加えて、他の体試料、例えば組織又は尿の範囲にここに記載した
上記アッセー、これら方法が用いうることは、当分野の技術の範囲内にある。
■、材料及び方法
A、ウィルス及び細胞系統の生長
非感染のミンク肺細胞系統(CCL64)、ネコ肉腫ウィルスのスダニーーセイ
レン株(ST−FeSV)及びネコ白血病ウィルスB(FeLV−B)で生産的
に形質転換された、MSTFと呼ばれる同じ系統、ならびにガードナー−アルス
ティン ネコ肉腫ウィルス(GA−FeSV)で非生産的に感染された、64F
3C17と呼ばれる同じ系統をセンら、ブロク、ナトル、アカド、サイ、ニーニ
スニー、80.1246−1250(1983)に記載されるように培養した。
トリ骨髄芽球症ウィルスで非生産的に感染された非生産的トリ骨髄芽球細胞系統
をドイスベルクら、ブロク、ナトル、アヵド、サイ、ニーニスニー、ヱユ、51
20−5124(1980)に記載のように培養した。
サル肉腫ウィルス(SSV)で非生産的感染された、NPV/SiS■及びNP
VI/5iSVと呼ばれる非生産的マーモセットセルラインをデバレら、ブロク
、ナトル、アカド、サイ、ニーニスニー、80.731−735(1983)に
記載のように培養した。フジナミ肉腫ウィルス(F S V)で感染されたトリ
繊維芽非生産的形質転換セルラインは、ビー、セフトン・オブ・ザ・サルク・イ
ンスティチュート、う、ジョラ、カリホルニア、からの贈与であった。非感染マ
ウスNIH3T3繊維芽細胞及びハーベイマウス肉腫ウィルスで生産的に感染さ
れたマウスNIH3T3繊維芽細胞をトダロら、ジように培養した。ヒトT24
ぼうこう肉腫細胞をブベニツクら、インド、ジェイ、キャンサー、11.765
−773(1973)記載のように培養した。
B、ペプチドの合成
ポリペプチドは、マーグリン及びメリフィールド、エイ、レブ、バ用いて合成し
、アミノ酸分析により確認した。配列情報は、ウィルス蛋白のアミノ酸配列又は
ヌクレオチド配列比に基づく予言から引き出される。配列情報源は、その配列及
びその癌遺伝子に関する脚注に表示された。
免疫化接種物で用いられた35個より少い残基を持つポリペプチドの場合、シス
ティン残基が、ポリペプチドの対応する癌蛋白配列がそのような残基を含まない
ところのポリペプチド各々のアミノ末端又はカルボジル末端に加えられる。Cy
s残基は、下記のように蛋白担体へのカップリングを助けるために用いられた。
上述の固相法で有用な合成ポリペプチドを作る際に、アミノ酸残基はカルボキシ
末端の残基からのエステル結合を介して架橋樹脂(固相)に結合された。ポリペ
プチドがCys残基を介して担体に結合された場合、このCys残基は、樹脂に
エステル結合されたカルボキシ末端残基として便利に用いられた。
付加されるアミノ酸各々のアルファアミノ基は典型的に、成長するポリペプチド
鎖にアミノ酸が付加される前に四級ブトキシ力ルボニル(t−BOC)基で保護
された。t −B OC基は次に、成長するポリペプチド鎮への次のアミノ酸の
付加前に標準的技法により除去された。
反応性アミノ酸側鎖もまた、ポリペプチドの合成の間、保護された。通常の側鎖
保護基が、下記のような残留するアミノ酸残基のために用いられた:チロシンの
ために0−(p−ブロムベンジルオキシカルボニル)、スレオニン、セリン、ア
スパラギン酸及びグルタミン酸のためにO−ペンシル:システィンのためにS−
メトキンベンジル、ヒスチジンのためにジニトロフェニル:リジンのために2−
クロルベンゾキンカルボニル、及びアルギニンのためにトシル。
保護されたアミノ酸は適当な溶媒から再結晶されて、薄層クロマトグラフィーに
より単一のスポットを与えた。カップリングは典型的に、当初のN−末端アミノ
酸のミリ当量数に対して100倍モル濃過剰の保護されたアミノ酸及びジシクロ
へキンルカルボイミドの両者を用いて実施された。両反応剤の2倍モル濃度過剰
も用いられうる。アスパラキンの場合、等モル量のN−ヒドロキシ−ベンゾトリ
アゾールが保護されたアミノ酸に加えられ、ジメチルホルムアミドが溶媒として
用いられた。総てのカップリング反応は、リジン、アナル、ケム、アクタ、58
.248−249(1972)のピクリン酸テストにより99%を越えて完了し
た。
望むポリペプチドの調製後、得た保護されたポリペプチドの一部(約1g)を2
mlのアニソールで処理し、ドライアイス温度で約20m1の無水フッ化水素を
反応容器内で凝縮させた。得た混合物を約4℃で約1時間攪拌し保護基を解離し
ポリペプチドを樹脂から除いた。N2流で4℃の温度でフッ化水素を気化した後
、残渣を無水ジエチルエーテルで三度抽出してアニソールを除去し、残渣を減圧
で乾燥した。
減圧乾燥した物を5%酢酸水溶液で抽出して(3度50mA)、遊離のポリペプ
チドを樹脂から分離した。抽出物含有溶液を凍結乾燥し、酸化されていない合成
ポリペプチドを得た。
C0担体蛋白への合成ポリペプチドのカップリング、477及び478(198
2)記載のようにカップリング剤として功−マレイミドベンゾイル−N−ヒドロ
キシスクシンイドエステルを用いてポリペプチドのシイティン残基(Cys:C
)を介して担体蛋白キイホールリンペットヘモシアニン(KLH)にカップリン
グされた。Cys残基が配列中の末端残基である場合、さらに追加的なシスティ
ン残基は付加されなかった。
簡単に述べると、各ポリペプチドのための一般的手順として、lQmMのリン酸
ナトリウム緩衝液(pH7,2)の0.25mA中の4mgのKLHを、ジメチ
ルホルムアルデヒド(DMF)に溶解された0、719のMBSと反応させ、得
られる混合物を室温で30分間攪拌した。KLHが約30%以上のDMF濃度で
不溶なのでMBS溶液はDMFの局所的濃度が高すぎないことを保証するために
一滴ずつ加えられた。反応生成物であるKLH−MBを、5QmMリン酸ナトリ
ウム緩衝液(pH6,0)で平衡したセファデックスG−25(ファルマシア・
ファイン・ケミカルズ、ビスカタウエイ、NJ)で作られたクロマトグラフィカ
ラムを通過させ、遊離MBSを除去した。280止でモニターされるカラム溶離
物のピーク分画からのKLH回収は、約80%であると推定された。
そのように作られたKLH−MBを次に、11の緩衝液に溶解された5即のポリ
ペプチドと反応させた。得られた反応組成物のpH値を7〜7.5に調節し、反
応組成物を室温で3時間攪拌した。
D、免疫化及び融合
に対応するようなポリペプチドをKLHにカップリングし、上述及びナイマンら
、モノクローナル・アンチボディーズ・アンド・ティ・セル・プロダクツ、カッ
ツ編、(ポカ、ラドン、フロリダ、CRCプレス社、1982)、pp21−5
1、に記載されるように129GIX マウスを免疫化するために用いた。この
免疫化したマウスからのヒ臓細胞を、ポリエチレングリコール(PEG)150
0を用いてSP210−Ag14骨髄腫細胞と融合させた(ジエイ、ティ、ベー
カー・ケムコ、フィルスバーブ、二ニージャーシイ);融合のだめのPEG溶液
は、融合効率を高めるために使用前少なくとも一ケ月前に作られた。SP210
−Ag14細胞はそれ自身の1g分子を作らず、それによりアイソタイプ分析及
び続く精製を容易にし、そのような細胞はまたレトロウィルスを作らない。融合
された細胞は次に、10%胎児牛血清、1.0X1.0−’Mのピポキサンチン
、lXl0−’Mのメントレキシテート(methotrextate)、及び
1.6×10”Mのチミジンを含むデュルベツコの高グルコース微量必須媒体(
フロー・ラボラトリーズ・インク・イングルウッド、カリホルニア)の400m
r中に再懸濁した。次に細胞を、ナイマンら、ブロク、ナトル、アカド、サイ、
ニーニスニー、1982(前出)、記載のように30μlのプレート中に塗り、
生長させた。
2、 sis及びmyb関連ポリペプチドそのアミノ酸残基が、蛋白質1)28
sisを形質転換するサル肉腫ウィルスの予測された配列の位置139−155
及びトリ骨髄芽球症ウィルスの予測された配列の残基2−18に対応するポリペ
プチド(C)及び(d)を合成し、上述したようにKLHキャリヤーにカップリ
ングした。このように調製した接合体を、129GIX マウス当り一回注射当
り約50μgのポリペプチド量で投与した。
第O(ゼロ)日に、各接合体を完全フロインドアジュバントと混合し腹膜的注射
した。第19日に、明ばん1mA当り519の濃度となるように各接合体を明ぽ
んと混合した。リン酸塩で緩衝した食塩水中のポリペプチド(C)の効果促進注
射は、第62日に静脈内に投与された。オリゴクローナル抗体を含む血清は、第
67日に目高刺穿により採られた。第41日におけるポリペプチド(d)の第二
の明ばん含有免疫化後に、ポリペプチド(d)の効果促進を第143日に同様に
与えて第148においてオリゴクローナル抗体を同様に作るようにした。そのよ
うにした得た血清を、第4図について説明されるように、その受容体の抗原性に
ついてテストした。
同様の手段において、ポリペプチド、例えば下に表示されたアミノ酸残基配列が
合成された。
abl LMRACWQWNPSDRPSFfms EMQACWALEPTR
RPTFsrc LMCQCWRKDPEERPTFLGQGCFGEVWMG
GSSKSKPKDPSQRRRS
fgr AMEQTWRLDPEERPTE免疫は、sis及びmybアミノ酸
残基に記載されたと類似の手段で実施された。
3、ras及びerb B関連ポリペプチドキルステンネズミ肉腫ウィルスのr
as癌遺伝子の予測された配列からのrasポリペプチドの残基96−118及
びニワトリ赤芽球肉腫ウィルスからのerb Bポリペプチドの残基366−3
81に対するアミノ酸残基配列中に対応するものが、合成され、上述したKLH
キャリヤーにカップリングした。こうして調製された接合体は、129GIX
マウス当り一回注射当り約50μgのポリペプチド量で投与した。
第0(ゼロ)日に、各接合体を完全フロインドアジュバントと混合し静脈内注射
した。第5日に、オリゴクローナル抗体含有血清を軌道穿刺によりとった。こう
して得た血清は、第4図において記載されるようにその受容体の抗原性が試験さ
れる。
E、抗体結合評価
抗ポリペプチド抗体を作るハイブリドーマを、第4図の説明で及びナイマンら、
モノクローナル・アンチボディーズ・アンド・ティ・セル・プロダクツ(前出)
に記載のように酵素結合免疫吸着剤評価(ELSIA)法で検出した。簡単に言
えば、約50μモルのポリペプチドをマイクロ滴定プレート上で乾燥し、メタノ
ールで固定し、ハイプリドーマ組織培養上清でインキュベートした。完全に洗っ
た後に、ハイブリドーマ抗体結合を、ラビット抗マウスカッパ鎖抗体(シントン
・パイオネティクス インク、ケンシントン、メリーランド)を用い次にグルコ
ースオキシダーゼ接合ヤギ抗ラビット抗血清により検出した。接合は、ナイマン
ら、モノクローナル・アンチボディーズ・アンド・ティ・セル・プロダクツ(前
出)記載のようにグルコース及び西洋わさびペルオキシダーゼの存在下で2.2
゛−アジノージ〔3−エチル−ベンゾチアゾリン−スルホネート(6))(AB
TS)染料(ベーリンガーーマンハイム、インジアナポリス、インジアナ)によ
り可視化された。アイソタイプは、前述したように、種々のラビット抗マウスラ
ムダ又は重鎖血清を抗マウスカッパ鎖に置き代えることにより決定された。
F、電気泳動移動及びニトロセルロース上での免疫学的検出第5図の説明及びナ
イマンら、ヴアイロロジイ、123.187−205(1982)に記載される
ように、細胞抽出物をポリアクリルアミド電気泳動に付し、蛋白をニトロセルロ
ース(ノユライヒャー・アンド・ンユエル、インク9.キーン、ニューハンプシ
ャー)に移した。
1/1000希釈されたベルオキシダーゼラベルしたラビット抗マウスIgG血
清(ダゴ、インク1.バーリンガム、カリホルニア)を、ナイマン及びエルダー
、モノクローナル・アンチボディーズ・アンド・ティ・セル・プロダクツ(前出
)に記載のように、25℃で1時間移動物とともにインキュベートし、続いて洗
った。結合した抗体は、10mMのトリス(2−アミノ−2−(ヒドロキシメチ
ル)−1,3−プロパンジオール)、pH7,4,0,009%H2O2、領0
025% 3.3゛−ジメトキンベンシジンジヒドロクロライド(イーストマン
ーコダック、コ、、ロチェスター、ニューヨーク)中でのインキュベーションに
より可視化された。
C1精製されたPDGFの調製
旧式の(outdated)血小板の16単位は、サン・ジェゴ、ブラッド・バ
ンク、サンジエゴ、カリホルニア、から得た。ここで用いた精製したPDGFは
、アントニデスら、ブロク、ナトル、アカドサイ。
ニーニスニー、76.1809−1813(1979)記載の手順の初めの二つ
の段階に従って得られた。
簡単に言えば、血小板は、4℃で20分間、28.000重力(G)の遠心分離
により集められた血小板は、(a)0.15MのNaCA及び1%のグルコース
を含むpH7,4の17mMのトリス−HClの9容積及び、(b)100mj
当り0.8gのクエン酸−水和物、2.2gの無水デキストロース及び2.6g
のクエン酸ナトリウム三水和物1容積を含む混合物の4oomz中に再懸濁する
ことにより洗い、更に4℃で10分間28,0OOGで遠心分離した。このよう
に洗った血小板を次に、0.008MのNaCl及び0. OLMのリン酸塩イ
オンをpH7,4で含む水溶液(Na(J’−リン酸塩イオン溶液)の16m1
に再懸濁し、細胞を溶解(lyse)するために10分間沸騰した。
フェニルメチル スルホニル フッ化物及びトレイシイロールシグマ・ケミカル
・コ、、セントルイス、シズリー)、プロテアーゼ禁止剤を各々1mM及び3%
の濃度で、分解した細胞に加えた。分解した細胞混合物を再び遠心分離して、ペ
レットと上清を得た。
上清を、NaC1−リン酸塩イオン溶液中で予め平衡化したCMセファデックス
C−50(ファルマシア・ファイン・ケミカルズ、ビスカタウェーイ、ニュージ
ャーシイ)ビーズの8rr+1と混合した。上述のNaC7−リン酸塩イオン溶
液のカラム容積の6倍量で洗ったクロマトグラフィカラム(15X 1.5cm
)中に、ビーズ及び液体を注いだ。IMのNaClのカラム容積の2倍量でカラ
ムを溶離することにより、PDGF(最初の溶離物)が得られたトリジロールを
溶離物に加えて3%の最終濃度とし、溶離物を上述のNaCl−リン酸塩イオン
溶液に対して透析した。
上述で作られた溶解した細胞ペレットを、4℃で24時時間開NaC1溶液で抽
出し、遠心分離した。上清を、上述のNaCl−リン酸塩イオン溶液に対して透
析し、上述のセファデックスに混合しカラムを作った。このカラムを洗い、上述
のように溶離して、上述のように透析された第二の溶離物を得た。この手順で作
られたペレッ三つの透析された溶離物をまとめ、アミコン限外濾過装置(アミコ
ン、レキシントン、マサチューセッツ)及び10にダルトン除外のフィルターを
用いて数ml容積に濃縮した。そのように精製したPDGFを次に、第5図につ
いて述べたように処理した。
約2.5単位の血小板からの精製PDGF抽出物が、0.5%ドデシル硫酸ナト
リウム(SDS)及び5%2−メルカプトエタノールを含む最小容量の溶液と混
合された。得られた混合物は2分間煮沸され、次いで5−17%ポリアクリルア
ミドゲルを通じて電気泳動した。蛋白は、その後電気泳動でニトロセルロースに
移動された。(ナイマン及びエルダー、前掲)それは、その後ストリップに切断
され、ウェスターンプロット手段に付された。
こうして調製されたニトロセルロースストリップは、次いでリン酸緩衝食塩水中
、3%ウシ血清アルブミン(BSA)、0.1%ポリオキシエチレン−9−オク
チルフェニルエーテル(トリトン(商標)X−100)を含む溶液で処理し、非
特異性蛋白結合を阻止した。
4mfのマウス抗血清希釈1:200を、次いでニトロセルロースストリップと
インキュベートした。
PBS中01%トリトン(商標)X−100の溶液で3回洗浄後、ニトロセルロ
ースストリップを1分当り106カウントの125工標識スタフイロコツカス・
アウレウス蛋白又はベルオキシダーゼ接合ヤギ抗マウス血清(タロ)の1・10
00希釈のいずれかとインキュベートし、再びPBS中0.1%トリトン(商標
)X100で洗浄した。ペルオキシダーゼ接合物は、7.4のpH価を有する1
0m1!hリス緩衝液中0.0009%H2O2,0,0025%3,3“−ジ
メトキシベンジジン・二塩化水素(イーストマンーコダック、コ、)含有溶液で
発達させた。1251標識ストリツプを、マイナス70℃で48時間クロネック
スハイープラス(イー・アイ・シュポン・ド・ネモウス・アンド・コ、)増感紙
を用いるXRP−1フイルム(イーストマンーコダック・コ、)上の暴露により
発達させた。
H8尿評価
図の説明で述べたように供与者(患者)からの尿を集め、集めたまま又はアミコ
ン限外濾過装置を用いて40倍に濃縮して用いた。この液を、sis、 fes
及びSaS癌遺伝子によりコードされる、又はこれに関連する蛋白質についての
評価で体液試料一定量として用いた。
濃縮尿試料は下記の方法で調製された。尿を4℃で10分間、6000 rpm
で明澄化した。上清を次に、10.000ダルトン除外のアミコンフィルターを
用いて濃縮した。この濃縮した尿を次に透析して、蛋白分画を分離した。
濃縮床をル−ン当り25μlで5〜17%ポリアクリルアミドゲルに電気泳動し
て収集尿L++1からの等量の蛋白を提供し、次にニトロセルロース上に電気泳
動した。次にニトロセルロース フィルターを、たとえば3%ウシ血清アルブミ
ン、0.1%トリトン(商標)X−100及びPBS中のマウス抗血清の1/2
00希釈を用いてプローブした。次にニトロセルロース フィルターを3度洗い
、IQ’cpmの1251標識プロテインAでインキュベートした。
結合は、第6図前出について述べたように一70℃で補力スクリーンを用いて可
視化された。
■、癌蛋白及び形質転換細胞
NRK及びSS■形質転換NHK細胞は、センター・フォー・キャンサー・リサ
ーチ、ナショナル・インスティチューツ・オブ・ヘルス、バセスダ、MDのニス
・ニー・アーロンラン及びケイ・シー・ロビングにより提供された。細胞は、1
0%の胎児牛血清、2mMのし一グルタミン、100 I U/mlのペニシリ
ン及び100μ9/mlのストレプトマイシンを補われたデュルベツコの微量必
須媒体中で生長された。
NRK及びSSV形質転換NRKの平行培養物を2時間の間隔で3度洗い、次に
媒体中で血清なしで、15++l/T75c*2フラスコで18時間インキュベ
ートした。このようにコンディションした媒体を遠心分離し、−70℃で凍結貯
蔵した。
コンディションした媒体を解凍し、1M酢酸中で透析して500倍に濃縮し、次
に凍結真空乾燥した。10%の2−メルカプトエタノールでの可溶化及び還元の
後に、濃縮したコンディションした媒体50μlを5〜17%ドデシル硫酸ナト
リウムポリアクリルアミドゲル中に電気泳動した。分泌された蛋白を次に電気泳
動的にニトロセルロースに移しそして結合した。非特異的結合は、pH7,4の
リン酸塩緩衝した食塩水中の3%ウシ血清アルブミン及び0.1%ポリオキシエ
チレン オクチル フェニルを含む溶液で細胞抽出物をブレインキュベートして
ブロックされた。
免疫学的評価の実施の前に、PDGF−2(1−18)又はPDGF−2(73
−89)(前述)で誘発されたマウス抗血清の20uiを、適当なポリペプチド
の100μ2で1時間37℃でブレインキュベートした。オリゴクローナル抗体
含有/ポリペプチド反応混合物を次に、上述のブレインキュベーション溶液で1
:500希釈した。そのように調製した希釈した溶液を次に4℃で、ニトロセル
ロース結合したコンディションした媒体と接触させ、この接触を15分間維持(
インキュベート)シた。この時間は、抗体(受容体)とニトロセルロース上に結
合した蛋白の免疫反応のために十分な時間である洗ったニトロセルロースを次に
1:500希釈された親和性精製ラビット抗マウスIgG、抗体(リットン)と
25℃で接触させた。接触は、抗マウスIgG、抗体が、コンディンヨンされた
媒体のニトロセルロース結合した分泌蛋白質に結合された抗血清がらの抗体と免
疫反応するのに十分な2時間の間、維持された。ニトロセルロースを次に再び洗
った。
83(1984)に記載のように+5I標識スタフイロコツカス アウレウスプ
ロティンAの106カウント/分で可視化された。
J 新生児及び妊婦の尿試料中の癌蛋白用いられたモノクローナル受容体は、前
述したように調製された。各新生児からの1mAの尿を十分な2−メルカプトエ
タノールと混合し、10容量%溶液とした。得られる溶液を2分間煮沸した。冷
却の上、得られる減少した溶液の一定量を5−17%ポリアクリルアミドゲル上
で電気泳動した。得られるゲルの蛋白はニトロセルロースに移動され、標準的手
段に付された。各尿試料についてのニトロセルロースプロットは、各々の抗体プ
ローブで免疫反応性が個々にスクリーニングされ、かかるウェスタンプロットの
標準的手段に付された。オートラジオグラフィーは、4時間−70℃でクロネッ
クス増感紙を用いた。免疫反応の相対的強度は、その後に決定された。
妊娠の(期待の)母からの尿試料は電気泳動の前に濃縮された。ここに、妊娠(
最終月経周期を基にして)16−20週の期間に取った系列尿収集物からの蛋白
は、2容量(尿容量を基にして)のアセトンと混合することにより尿試料から最
初に沈澱させられて、4℃で保持した。沈澱した蛋白を集めてPBSの元の試料
容量の1/20を用いて再び懸濁した。宿されている胎児の性は、羊水穿刺又は
出生後、視覚検査のいずれかにより決定した。
ザ・ユナイテッド・ステイク・ガヴアメントは、パブリック・ヘルス・サーヴイ
ス・コントラクトN0I−CP−41009、パブリック・ヘルス・サーヴイス
・グランッCA38160及びCA25803に従って本発明に権利を有する。
上述は、本発明を例示することを意図するものであって、限定するものではない
。多数の変化及び修正が、本発明の真の精神及び新規な概念から離れることなく
行われることができる。
ABCD
A [xlOl
ABCDEF GHIJKL
ABCDE FGHIJ KL M PJO鎧、乙
ABCDEFGH
FIG、 8゜
ABCD E F
ABCD
7ん−ros97−118
細胞抽出物 上清
ABCD EFGH
hσ/3゜
F/G、 /4゜
Sa4+ −」−
んσ/7
p55raS−ツク−,−
p2iras−、−
B anti−fes
癌遺伝子 残基位置 ポリペプチド配列魯 −
fos 927−938 1GRGNFGEVFSGSrC273−284LG
QGCFGEVWMG二 557−568 I、GQGCFGE’Sル躬Gh「
310−321 LGQGCFGE四LGfms 61B−629LGTGAF
GKVYEAerb B 13B−149LGTGAFGT工YKGmht 9
1−102 工GSGSFGTVYGKraf 30−41 1GSGSFGT
VYGKabl 36B−379LGGGQYGEVYEGmos 100−1
1.I LGSGGFGSVYKAEσ2θ
癌遺伝子 残基位置 ポリペプチド配列エフ 0 B −722FP IKWT
APEAALYGRF/θ2/。
保存され1こキナーゼ部分 3
拒 1152−1167 LMQRCWEYDPHえ嘘5Fsrc 494−5
09 LMCQCWRKDPEERPTF工 770−793 LMKLCWK
KDPDEだ可Ffar 53L−546AMEQTWRLDPEERPTFf
ms 910−933 FMQACWALEPTRRPTFerb B 366
−381 工MVKCWMIDADSRPKFmht 316−331 LVA
DCLKKVREERPLEraf 255−270 LVADCVKKVKE
ERPTFabl 591−606 LMRACWQWNPSDRPSFmos
344−359 1工QSCWEARGLQRPTFrel 3B2−397
TLH5CWQQLYSPSPSAF/G、22゜
FIG、 26゜
FIG、 2?
FIG、 28゜
FIG、 29゜
ABCDEFGHIJにL
FIG、 30゜
ABCD E FG HIJにL
FIG、 3/。
F’G、32゜
” BTGF ru erbA
FIG、 33゜
2!! BTGF ras erbA
Fθ、34゜
oB BTGF rag erbA
m35゜
0、!! f3TGF ras erbAFIG、 38゜
RG、 39゜
D70 1YR
FIG 40゜
ψoFF、”> e%1〜−〜01〜哨ロロロロず つつつ!〜−〇へつ哨−〇
〜−唖−G〜〜−−〜〜〜〜−〜−〜〜 〜〜−〜〜〜〜−〜〜〜〜〜−にロロ
ロロロロロ0000000000ロQOロ0ロOロロロロロ0〜O手口0ロロ0
60 CI Clロロロロ ロ〜ロロ〜へ0ロロ〜Φ〜〜〜−ロ己
〜08゜。〜〜〜〜。。。〜〜。〜 〜〜〜〜〜〜。〜。。〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜。。。。。。。−。。6、。。。。−0−0゜。
80゜。oo−0−0゜。。。 。。NC%J。。。。−0゜。。。
1曽の−〇 ψ管の −〇 噂 −グ
ロ 8゜。。。。。。。。。。。。。。 ロロ哨0、。。。。。。〜αI;]ヨ
のロロロロOOローロロロ0ロロo Qo−〜−ロロロロー〇−ロロOロー ロ
ロ 0 ロ ロ
TD
FIG、 43゜
1 2 3456789+01112131415i6F/G 44σ。
F/G 44力。
国際調査報告
Claims (12)
- 1.発癌物質への暴露の指示物について体試料をアッセーする方法であって、以 下を含む (a)該体試料をレセプター分子と接触させること、ここに該レセプターは、( i)蛋白リガンド及び(ii)該蛋白の部分に対応する約7ないし約40のアミ ノ酸を含むアミノ酸残基配列を有するペプチドの両方に結合する、及び、 (b)もしあれば、蛋白/受容体複合体の量を検出することにより該体試料中の かかる蛋白のレベルを決定することここに正常試料中のレベルに比べ高レベルの 該蛋白は、発癌物質への該体試料の暴露を指示する。
- 2.該体試料が血液、組織及び尿からなる群から選択される、請求項1の方法。
- 3.該アッセーがイムノブロットである、請求項1の方法。
- 4.該レセプター分子がポリクローナル抗体、オリゴクローナル抗体、モノクロ ーナル抗体及びその断片からなる群から選択される、請求項1の方法。
- 5.該レセプター分子が(a)H−ras腫瘍遺伝子関連p21及び(b)【配 列があります】及び 【配列があります】 から選ばれた式により示される、左から右に、そしてN末端からC末端の方向に アミノ酸残基配列を有するポリペプチドの両方に結合する、請求項1の方法。
- 6.体試料の発癌物質への暴露の指示物についてのアッセー方法であって、 (a)該体試料をレセプター分子と接触させること、ここで該レセプターは(i )H−ras腫瘍遺伝子関連p21又はこれに対応する核酸配列及び(ii) 【配列があります】及び 【配列があります】 から選ばれた式により示される、左から右に、そして、N末端からC末端の方向 にアミノ酸残基配列を有するポリペプチド又はこれに対応する核酸配列の両方と 結合する、及び(b)もし必要なら該レセプターと複合体を作った該体試料の量 を検出することにより、該蛋白又はこれに対応する核酸配列のレベルを決定する こと、 ここに、正常試料中の該レベルに比べて、該蛋白又はそれに対応する該核酸配列 の高レベルは、該発癌物への暴露を指示する。 を含む。
- 7.体試料が由来する個人における癌の臨床症候の明示前、体試料の癌の指示物 についてのアッセー方法であって、(a)該体試料をレセプター分子と接触させ ること、ここに該レセプターは(i)蛋白リガンド及び(ii)該蛋白の部分に 対応する約7ないし約40のアミノ酸を含むアミノ酸残基配列を有するペプチド の両方と結合する、及び (b)もし必要ならば蛋白/レセプター複合体の量の検出により該体試料中のか かる蛋白のレベルを決定すること;ここに正常個人での該レベルに比べ該蛋白の 高レベルは癌の指示である。 を含む。
- 8.該体試料が血液、組織及び尿からなる群から選ばれる、請求項7の方法。
- 9.該アッセーがイムノブロットである、請求項7の方法。
- 10.該レセプター分子がポリクローナル抗体、オリゴクローナル抗体、モノク ローナル抗体又はその断片からなる群から選ばれる、請求項7の方法。
- 11.該レセプター分子は(a)H−ras腫瘍遺伝子関連p21及び(b)【 配列があります】及び 【配列があります】 から選択された式により示される、左から右に、そしてN末端からC末端の方向 にアミノ酸残基配列を有するポリペプチドの両方と結合する、請求項7の方法。
- 12.体試料が由来する個人における癌の臨床症候の明示前、体試料の癌の指示 物についてのアッセー方法であって、(a)該体試料をレセプター分子と接触さ せること、ここに該レセプターは(i)H−ras腫瘍遺伝子関連p21又はそ れに対応する核酸配列及び(ii) 【配列があります】及び 【配列があります】 から選ばれた式により示される、左から右に、そしてN末端からC末端の方向に アミノ酸残基配列を有するポリペプチド又はこれに対応する核酸配列の両方と結 合する、及び(b)該レセプターと複合体を作った体試料成分の量を検出するこ とにより該蛋白又はこれに対応する該核酸配列のレベルを決定すること;ここに 、正常試料に比べて該蛋白又はこれに対応する該核酸配列の高レベルは、該発癌 物質への暴露を示す。 を含む。
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