JPH0450662Y2 - - Google Patents

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JPH0450662Y2
JPH0450662Y2 JP1985088351U JP8835185U JPH0450662Y2 JP H0450662 Y2 JPH0450662 Y2 JP H0450662Y2 JP 1985088351 U JP1985088351 U JP 1985088351U JP 8835185 U JP8835185 U JP 8835185U JP H0450662 Y2 JPH0450662 Y2 JP H0450662Y2
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rectifier
pulse transformer
capacitor
transistor
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はフオワードコンバータ回路の開閉素子
等として用いられる電界効果トランジスタのゲー
ト制御回路に関し、簡単な回路構成でありながら
高速にて効果的な動作をするものを得ることを目
的としたものである。
「従来の技術」 パルス巾制御のスイツチング電源回路は、第4
図に示すように直流電源1側において、変圧器2
の1次巻線3と主開閉素子4は直列に結合し、ま
た、変圧器2の2次巻線5には整流器6、ろ波器
7を介して出力端子に結合し、出力側からの誤差
検出信号をパルス巾制御用IC8(例えば商品名
MB3759)ヘフイードバツクし、このIC8の出力
でパルストランス9を介して前記主開閉素子4の
オン、オフを制御するように構成されている。こ
の主開閉素子4にはMOS型の電界効果トランジ
スタ(以下FETという)が利用されるようにな
つてきている。また、前記IC8の2番ピンに基
準電圧VRを供給し、1番ピンに被検出電圧V′oを
供給し、さらにこのIC8に内蔵されたトランジ
スタ10,11のエミツタの接続された9番およ
び10番ピンを負側に結合し、前記トランジスタ1
0,11のコレクタの接続された8番および11番
ピンをパルストランス9の1次巻線12の一端に
結合し、この1次巻線12の他端を、Viに比例
したVccの正側(4番ピン)に接続する。このパ
ルストランス9の2次巻線13をFET4のゲー
ト、ソース間に結合する。
このような構成において、フオワードコンバー
タの出力電圧Voを一定にするためには入力電圧
Viが低い時はパルストランス9の導通角は大と
なるように、また入力電圧Viが高い時は導通角
は小となるように制御されるのは自明である。
「本考案が解決しようとする問題点」 第4図のような従来のFETのゲート制御回路
では、Viが高いときには、Vccもそれに応じて高
くなるので、IC8におけるトランジスタ10,
11のコレクタ・エミツタ間電圧VQ1と、パルス
トランス9の2次側電圧VpT2は第5図のB,C
に示すような特性となり、T3以前のT′2時点で
PET4のゲート・ソース間電圧VGSが正に印加さ
れ、そのため全体の回路の動作が極めて不安定に
なるという問題点があつた。
さらに詳しく説明する。
IC8によるパルス巾制御では、トランジスタ
10,11におけるTon+Toff=繰返し周期を
一定とし、Tonを制御するものであるが、Viが
高く、トランジスタ10,11のデユーテイ比
(Ton/(Ton+Toff))がせまくなる(30%程
度)と回路動作が不安定になる。
この現象を第4図と第5図により説明する。
トランジスタ10,11に電流が流れている
T1〜T2間に、パルストランス9のインダクタに
エネルギーが蓄積される。
トランジスタ10,11がオフ(T2〜T3)す
ると、パルストランス9の2次巻線13側の負荷
としてFET4のゲート・ソース間の小さな容量
Cissしかないので、2次側電圧VpT2は急激に0
からマイナスに充電する。トランジスタ10,1
1がオフすると、1次巻線12に逆向きの電流が
流れなくなり、このマイナスの充電電荷は、トラ
ンジスタ10,11がオンするまでの間にゆつく
り元へ戻ろうとして徐々に放電する。
ここで、Viが高く、したがつて、Vccも高いと
き(デユーテイ比がせまいとき)には、1次巻線
12の電圧VQ1がBのように、T3以前のT′2時に
交差する。2次巻線13の電圧は、1次側を反転
した特性であるからCのようになり、VpT2はT3
以前のT′2時にマイナスからプラスへ変る。
このように、T3前にVpT2すなわちVGSがプラス
になると、FET4がT3以前にオンするおそれが
あり、誤動作の原因となる。
なお、第5図Aにおいて、VDsはFET4のド
レイン・ソース間電圧、IDはドレインに流れ込む
電流、Viは入力電圧を示す。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上述のような問題点を解決するために
なされたもので、直流入力電圧Viに比例した電
圧を、パルストランス9の1次巻線12とパルス
巾制御用IC8のスイツチング素子10,11と
の直列回路に印加して、このスイツチング素子1
0,11によるデユーテイ比の制御によりパルス
トランス9の2次巻線13に結合された電界効果
トランジスタ4を開閉制御してなるフオワードコ
ンバータ回路において、前記電界効果トランジス
タ4のゲートGとパルストランス9の2次巻線1
3の正側との間に、コンデンサ16と第1整流器
17と抵抗33とを直列に挿入し、前記第1整流
器17と抵抗33の接続点と電界効果トランジス
タ4のソースとの間にトランジスタ18を挿入
し、前記パルストランス9の2次巻線13の負側
と、前記コンデンサ16と第1整流器17の結合
点との間に第2整流器19を結合し、この第2整
流器19のカソードと前記トランジズタ18のベ
ースとを結合してなることを特徴とする電界効果
トランジスタのゲート制御回路である。
「作用」 IC8内のトランジスタ10,11の導通期間
はパルストランス9の2次巻線13に出力電圧が
得られ、また、不導通期間はパルストランス9の
フライバツク電圧が第2整流器19、コンデンサ
16を経て2次巻線13へ還流し、かつこのフラ
イバツク電圧はコンデンサ16の充電によつて拘
束され、IC8内のトランジスタ10,11とパ
ルストランス9の2次巻線13に電圧があらわれ
る。FET4の導通開始のゲートGへの印加電圧
はコンデンサ16の充電電圧も付加されて高い電
圧となり、この高い電圧で第1整流器17を介し
てFET4のゲート・ソース間容量(Ciss)が急
速に充電され、VGSが急速に立上り、IDとVDsの
重なりは最小となり、良好なターンオン特性が得
られる。
わずかな時間経過後、前記容量(Ciss)の充電
が完了すると、Viが低い場合、コンデンサ16
の充電電圧Vcsがプラス側にやや残留し、VGSは、
低電圧のVpT2にVcsを加えた電圧となつて、
PET4は導通を続ける。
IC8のトランジスタ10,11がオフされる
と、パルストランス9の電圧は反転し、この反転
した電圧によつて第2整流器19を介してコンデ
ンサ16が充電される。このときの充電電流によ
りこの第2整流器19は短絡状態となり、したが
つて、FET4のゲート・ソース間のトランジス
タ18が導通状態となるのでFET4の容量
(Ciss)は急速に放電され、VGSはスレシユホール
ド以下の電圧となつて、IDは急速に遮断され、
FET4には電圧VDsが印加される。このように
してFET4のターンオフも非常に効果的に行な
われる。
同様に、Viが高い場合には、VGSは高電圧の
VpT2からVcsを減じた電圧となつてFET4は導
通を続ける。
「実施例」 本考案の一実施例を第1図に基づき説明する。
なお、第4図と同一部分は同一符号とする。
1は直流入力電源で、この電源1の正側から主
変圧器2の1次巻線3、主開閉素子としての
MOS型FET4のドレイン・ソースを経て電源1
の負側に結合されている。また、このFET4の
ソースはパルストランス9の2次巻線13の負側
の端子に接続され、このパルストランス9の2次
巻線13の正側の端子と前記FET4のゲートと
の間には、抵抗14,抵抗15とコンデンサ16
の並列回路、第1整流器17、抵抗33が直列に
挿入されている。この第1整流器17のカソード
と抵抗33の結合点はトランジスタ18のエミツ
タに結合され、このトランジスタ18のコレクタ
はFET4のソースに結合され、ベースは第1整
流器17のアノードに結合され、さらに、このト
ランジスタ18のコレクタがアノードで、ベース
側がカソードとなるように第2整流器19が挿入
されている。
その他の構成は第4図と同様である。すなわ
ち、前記変圧器2の2次巻線5は、整流器6、転
流ダイオード20を経、さらにリアクタ21とコ
ンデンサ22からなるろ波器7を介して出力端子
23,24に結合されている。この出力端子2
3,24間には誤差検出抵抗25,26を介して
パルス巾制御用IC8(例えば商品名MB3759)が
結合されている。この電源用IC8の1番ピンは
前記抵抗25,26の結合点に、また、2番ピン
は14番ピンと端子24間の抵抗28,29の結合
点にそれぞれ結合されている。
前記主変圧器2には、さらに入力電圧Viと比
例した電圧(Vcc)を取出すための3次巻線30
が設けられている。この3次巻線30には、コン
デンサインプツトとして入力電圧を取出すための
ダイオード31とコンデンサ32が結合されてい
る。そして、ダイオード31とコンデンサ32の
結合点はVcc端子としてのIC8の12番ピンに結合
され、また3次巻線30の他端は直接、出力端子
24側へ結合されている。このIC8の8番ピン
と9番ピンおよび11番ピンと10番ピンは、内部の
トランジスタ10,11のコレクタとエミツタに
結合されており、これらのうち、8番ピンと11番
ピンは互いに短絡して前記パルストランス9の1
次巻線12の一方の端子に結合され、9番ピンと
10番ピンは互いに短絡して出力端子24側に結合
されている。
以上のような構成において、直流電源1の入力
電圧ViがFET4のオン、オフにより主変圧器2
の2次巻線5に交番電圧が発生し、これが整流器
6、ろ波器7、転流ダイオード20等で整流、平
滑化され出力端子23,24に所定の直流出力電
圧が得られる。そして、この出力電圧は、IC8
の1,2番ピン間から入力し、この入力した電圧
と鋸歯状電圧とから所定の導通角のパルス信号が
得られる。そして、このパルス信号によりFET
4のオン、オフ時間が制御され、常に所定の電圧
となるように制御される。
第2図および第3図の波形図を用いて、入力電
圧Viが変化したときの動作を説明すると、第2
図は入力電圧Viが低い時、また、第3図は入力
電圧Viが高い時のそれぞれの波形図である。こ
れらの第2図と第3図において、A,A図は
FET4の印加電圧VDと通過電流IDを示し、また
B〜G図はそれに必要な各部の電圧、電流波形を
示している。
まず、第2図によつてViが低いときの各部の
動作を説明する。
B図はIC8内のトランジスタ10,11の電
圧波形であり、時間T1−T2間が導通、T2−T3
が不導通期間である。
ViがAのように低いものとすると、VccもBの
ように低くなる。したがつて、導通のT1−T2
において、C図に示すようにパルストランス9の
2次巻線13に、低い出力電圧VpT2が得られる。
不導通のT2−T3間においては、パルストラン
ス9のフライバツク電圧が第2整流器19、コン
デンサ16、抵抗14の方向に還流し、かつこの
フライバツク電圧はコンデンサ16に、第1図の
+、−の方向に、D図のような特性をもつて充電
されることによつて拘束され、C図のように電圧
VpT2がパルストランス9の2次巻線13にあら
われる。
つまり、VpT2はC図のように、コンデンサ1
6のD図のような電圧Vcの充電特性とは逆に次
第にマイナス側に大きくなる。1次巻線12側の
電圧は、Cを反転したBのような電圧VQ1が次第
にプラス側に大きくなるいように発生する。しか
して、当然C図の電圧VpT2の正、負の電圧時間
積は等量である。
時間の経過に従いさらに詳しく説明する。
トランジスタ10,11のオンしたT1時にお
けるFET4のゲートへの印加電圧VGSは、当然
(VpT2+Vc)となり、この高い電圧にて第1整流
器17、抵抗33を介してFET4のゲート・ソ
ース間容量(Ciss)が急速に充電され、E図のよ
うにVGSは急速に立上り、したがつてA図のID
VDsの重なりは最小となり良好なターンオン特
性が得られる。
T′1に至りて前記ゲート・ソース間容量(Ciss)
の充電が完了するとコンデンサ16に電圧Vcsが
残留し、VGSは、低い電圧VpT2に、プラスの残留
電圧Vcsを加えた電圧となり、FET4の導通は継
続する。なお、T1−T′1間はコンデンサ16の放
電期間であるとともにFET4のゲート・ソース
間容量(Ciss)の充電期間である。また、前記コ
ンデンサ16の電圧Vcsは、デユーテイ比が50%
より大のとき+、小のとき−となるようにこのコ
ンデンサ16の容量を設定する。
つぎにT2時に至り、IC8のトランジスタ10,
11が遮断されると、パルストランス9の電圧は
反転し、この反転した電圧によつて第2整流器1
9を介してコンデンサ16は第1図の+、−の向
きに充電される。このとき、この充電電流により
第2整流器19は短絡状態となり、したがつてト
ランジスタ18は導通状態となるので、ゲート・
ソース間容量(Ciss)はF図のように、抵抗33
とトランジスタ18を介して急速に放電され、
VGSはEのようにスレツシユホールド以下の電圧
となり、A図の電流IDは急速に遮断され、FET4
には電圧VGSはが印加される。このようにして
FET4のターンオフもまた非常に効果的に行な
われる。
入力電圧Viが高く、導通角T1−T2が短かい第
3図の場合もその動作は、第2図と略同様である
が、D図に示したコンデンサ16の電圧Vcの動
作がやや異なる。すなわちViが高いと、Vccも高
くなり、トランジスタ10,11のオン時の
VpT2も高くなる。また、導通しているT1−T2
間が短いとき(デユーテイ比が50%より小のと
き)は、当然、この間にパルストランス9に蓄積
される電磁エネルギーは小さくピーク電圧Vcpも
小さくなる。結果としてT1−T2間にコンデンサ
16は逆の方向に充電され、マイナスの電圧Vcs
が出現する。そのため、T1−T2の導通期間中の
VGSは高い電圧VpT2からVcsを減じた電圧となり、
供給電圧VpT2より低い値となる。
「考案の効果」 本考案は、以上のような構成としたので、以下
の効果を有する。
(1) 入力電圧Viが低い時はVccも当然低くなる
が、Vcsが加算されて必要なVGSを保証し、ま
た、入力電圧Viが高くVcc,VpT2が必要に高
い時はVcsにてVGSを低く押えることができる。
このように入力電圧Viの変化に略無関係にVGS
をほぼ一定に保つこととなる。したがつて、
FETが設定時間より以前にオンするというよ
うな誤動作がなくなる。
(2) IC内のトランジスタの電圧も、入力電圧Vi
の高いときには低く押えることが可能となる。
(3) 大巾なViの変化に対してVccを一定にする装
置を不必要として、極めて有効に動作するもの
である。
(4) パルストランスのインダクタに蓄積したエネ
ルギーは、つぎのサイクルで有効利用でき、無
駄に電力を消費することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電界効果トランジスタの
ゲート回路の一実施例を示す電気回路図、第2図
は入力電圧が低いときの各部の波形図、第3図は
入力電圧が高いときの各部の波形図、第4図は従
来のゲート回路図、第5図は従来回路における各
部の波形図である。 1……直流入力電源、2……変圧器、4……
FET、8……パルス巾制御用IC、9……パルス
トランス、12……1次巻線、13……2次巻
線、14,15,33……抵抗、16……コンデ
ンサ、17……第1整流器、18……トランジス
タ、19……第2整流器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流入力電圧Viに比例した電圧を、パルスト
    ランス9の1次巻線12とパルス巾制御用IC8
    のスイツチング素子10,11との直列回路に印
    加して、このスイツチング素子10,11による
    デユーテイ比の制御によりパルストランス9の2
    次巻線13に結合された電界効果トランジスタ4
    を開閉制御してなるフオワードコンバータ回路に
    おいて、前記電界効果トランジスタ4のゲートG
    とパルストランス9の2次巻線13の正側との間
    に、コンデンサ16と第1整流器17と抵抗33
    とを直列に挿入し、前記第1整流器17と抵抗3
    3の接続点と電界効果トランジスタ4のソースと
    の間にトランジスタ18を挿入し、前記パルスト
    ランス9の2次巻線13の負側と、前記コンデン
    サ16と第1整流器17の結合点との間に第2整
    流器19を結合し、この第2整流器19のカソー
    ドと前記トランジスタ18のベースとを結合して
    なることを特徴とする電界効果トランジスタのゲ
    ート制御回路。
JP1985088351U 1985-06-12 1985-06-12 Expired JPH0450662Y2 (ja)

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