JPH0451100Y2 - - Google Patents

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JPH0451100Y2
JPH0451100Y2 JP14433287U JP14433287U JPH0451100Y2 JP H0451100 Y2 JPH0451100 Y2 JP H0451100Y2 JP 14433287 U JP14433287 U JP 14433287U JP 14433287 U JP14433287 U JP 14433287U JP H0451100 Y2 JPH0451100 Y2 JP H0451100Y2
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトラツクの荷台構造、特にヒンジを介
して荷床に煽板を回動可能に取り付けてなるトラ
ツクの荷台構造に関する。
(従来の技術) ヒンジを介して荷床に煽板を回動可能に取り付
けたトラツクの荷台構造では、荷役作業時に煽板
を荷台の下方へ回動させて垂れ下げた状態にする
ことができるようになつている。また、この荷台
構造では煽板をチエーンなどで吊る場合を除き、
荷床に対して水平に保持した状態にできる構造に
なつていない。したがつて通常、煽板は荷床に対
して直角に立つた状態か、あるいは垂れ下がつた
状態でしか使用できない。
(考案が解決しようとする問題点) しかしトラツクの荷台における荷床のスペース
が大きくとれると、荷物の積み降ろしで積み荷の
整理をする場合などに非常に便利であるが、上述
したように従来におけるトラツクの荷台構造では
確実な手段で煽板を荷床に対し水平に保持してお
く構造にはなつていなかつた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は必要に応じて煽板を荷床に対して
水平状態に保持しておくことができるトラツクの
荷台構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案はヒンジを介し
て荷床に煽板を回動可能に取り付けてなるトラツ
クの荷台構造であつて、前記荷床の側面外方へス
ライド突出し前記煽板の下面を前記煽板の回動途
中で支えて前記煽板を前記荷床と水平状態に保持
する補助腕部材を設けた水平保持装置を前記荷床
の下側に取り付けてなる構成にしたものである。
(作用) 上記構成によれば、荷床に対して煽板を水平に
保持して使用する場合、補助腕部材を引き出した
状態で煽板を開放させると、荷床に対して煽板が
水平状態になつた位置で煽板の下面に補助腕部材
がぶつかり、この補助腕部材で煽板を水平状態の
ままで確実に保持することができる。したがつて
荷床に対して煽板を水平状態のまま使用にするこ
とができ、これにより荷床の実効スペースを広げ
た状態で荷役作業をすることができる。また補助
腕部材を荷床内へ押し込むと、通常のトラツクの
荷台構造と同様に煽板を荷床に対して垂れ下げた
状態でも使用することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
第1図乃至第9図は本考案の一実施例に係るト
ラツクの荷台構造を概略的に示したものである。
第1図乃至第9図に示したトラツクの荷台1
は、キヤビン2の後部におけるシヤーシフレーム
3上に取り付けられている。さらに荷台1は、荷
台1の左右両側に設けた一対の側煽板4と、後部
に設けた後煽板5と、前側部分の鳥居枠6を有す
る前立鉄板(不図示)とで荷床7(第3図乃至第
4図参照)を囲んだ状態に形成されている。また
左右の各側煽板4は前後で前部側煽板部8と後部
側煽板部9との二つに分割されている。そして各
側煽板部8,9および後煽板5と荷床7との間に
ヒンジ11を設け、このヒンジ11で各側煽板部
8,9および後煽板5と荷床7とを回動可能に連
結し、荷床7に対して各側煽板部8,9および後
煽板5とが下方へ垂れ下がつた状態まで回動でき
るようにしている。さらに、この荷台1の構造で
は前部側煽板部8と後部側煽板部9が後述する水
平保持装置12によつて荷床7と面一状態になる
途中の開放位置で保持できる構成にしている。
そして、この荷台1の構造で各側煽板部8,9
および後煽板5を荷床7に対して起立した状態で
各々ロツクする場合に後煽板5のロツクは、この
後煽板5の一側端部と左右の後部側煽板部9の各
一側端部との間にそれぞれ設けた公知のロツク手
段(不図示)によつてロツクされる。また後部側
煽板部9の他側端部におけるロツクは、前部側煽
板部8の一側端部と後部側煽板部9との接合部分
で両側煽板部8,9間に跨つて取り付けた解除可
能な海老ロツク14を介して前部側煽板部8の一
側端部に連結ロツクされる。さらに、また前部側
煽板部8の他側端部におけるロツクは、鳥居枠6
との間に設けた公知のロツク手段でロツクされ
る。
そして、後煽板5と後部側煽板部9との間に設
けたロツク手段を解除すると後煽板5だけ単独で
解放することができ、また後部側煽板部9と後煽
板5との間に設けたロツク手段と前部側煽板部8
との間に設けた海老ロツク14を解除すると後部
側煽板部9だけ単独で開放することができる。さ
らに鳥居枠6と前部側煽板部8との間に設けたロ
ツク手段と後部側煽板部9との間に設けた海老ロ
ツク14をそれぞれ解除すると前部側煽板部8だ
け単独で解放することができる。また、これらの
ロツク手段を同時に解除する箇所を選択すると、
左右に存在する前後側煽板部8,9の内、荷台1
の片側に設けた前後側煽板部8,9だけを開放さ
せたり、あるいは前部側煽板部8と後煽板5とを
同時に解放させたり、さらには前後の側煽板部
8,9および後煽板5の全てを同時に解放させた
状態にしたりすることが組み合わせで自由にでき
る。
次に前部側煽板部8と後部側煽板部9との接合
部分に設けた金属製の上記海老ロツク14は、第
1図のA部拡大図として第7図乃至第9図にその
詳細構造を示している。
第7図乃至第9図において海老ロツク14は係
止部材15と基体16および、この基体16上に
設けた係合部材17、作動部材18などで構成し
ている。
そして係合部材15は後部側煽板部9側の上壁
に固定されており、この係止部材15の先端は後
煽板5側へ若干屈曲した状態になつている。
一方、基体16は上壁19と、この上壁19の
左右両側部分をそれぞれ下方へ折り曲げて形成し
た左右一対の側壁20とを一体に有して、断面が
略コ字状に形成されている。また左右側壁20の
内面間寸法は前部側煽板部8および後部側煽板部
9における厚み寸法で略形成されており、これに
より基体16を前部側煽板部8と後部側煽板部9
とに跨がつてかぶせた状態にしたときに、この左
右側壁20間に前部側煽板部8と後部側煽板部9
の各上部をそれぞれ受け入れできるようになつて
いる。そして、この基体16は左右の側壁20と
前部側煽板部8とを貫通している枢軸21を介し
て回動可能に前部側煽板部8側に取り付けられて
おり、この枢軸21を支点に正方向へ回転させる
と、前部側煽板部8との接合部分における後部側
煽板部9の上部も同時に覆い、前部側煽板部8と
後部側煽板部9とに跨つた状態で配置される。ま
た基体16の上壁19には、この基体16が前部
側煽板部8と後部側煽板部9とを一体に覆つた時
に係止部材15を貫通させて基体16の反対側へ
係止部材15の先端を突出させるための孔22を
設けている。さらに基体16の回動支点側におけ
る端部は上壁19の一部23を切り欠き、この切
り欠き部23で基体16が枢軸21を支点に逆方
向へ第9図に示すように回動されたときに前部側
煽板部8の上面とぶつからずに回動できるように
している。また上壁19には上方に突出した一対
の突片24を枢軸21と孔22との間に位置した
状態で設け、この突片24間に枢軸25を介して
作動部材18の一端を回動可能に取り付けてい
る。そして作動部材18の中間部分には枢軸26
を介して係合部材17を回動可能に取り付けてい
る。また、この係合部材17の回動先端側には係
止部材15を挿入させる係合孔27を設けてい
る。
このように構成した海老ロツク14は、第9図
中の実線で示すようにロツクを解除した状態では
係合部材17と係止部材15との係合が外され、
基体16が枢軸21を支点に反時計回り方向に回
動していて、さらに作動部材18の先端は前部側
煽板部8の上面に当接した状態になつている。そ
して、この状態では前部側煽板部8と後部側煽板
部9との間の共通ロツクが解除された状態にあ
り、前部側煽板部8と後部側煽板部9との間は
各々分離した状態になつている。したがつて、こ
の状態で前部側煽板部8または後部側煽板部9に
おける他方の側端部に設けた公知のロツク手段
(不図示)を解除すると前部側煽板部8または後
部側煽板部9だけ、あるいは前部側煽板部8と後
部側煽板部9との両方を開放することができる。
また開放した状態から逆に海老ロツク14で前
部側煽板部8と凹部側煽板部9との共通ロツクを
行なう場合は、先ず基体16を第9図において時
計回り方向に回動させる。すると前部側煽板部8
に隣接している後部側煽板部9の一部に基体16
の一部がかぶさつた状態になり、同時に係止部材
15が孔22を通つて基体16の上壁19から突
出した状態になる。そして基体16の時計回り方
向への回動に伴なつて係合部材17と作動部材1
8も一体に時計回り方向へ変位し、係合部材17
の先端が基体16の上壁19に当接して係止部材
15の先端の一部を係合部材17の係合孔27内
に入り込ませた第9図中に一点鎖線で示す状態に
なる。しかし、この状態では海老ロツク14が未
だ完全なロツク状態になつていない。次に、この
状態から作動部材18を枢軸25を支点に前部側
煽板部8側へ倒すと、枢軸26の位置が前部側煽
板部8へ移動する。これに伴なつて係合部材17
も前部側煽板部8側へ移動し、係合部材17全体
が基体16の上壁19に引き付けられる。同時に
係合部材17の係合部28が係止部材15に係合
される。そして作動部材18の最終回動位置で
は、枢軸26が死点を越えて枢軸25よりも下側
に移動し、これにより第7図乃至第8図に示すロ
ツク状態で保持される。このロツクにより前部側
煽板部8と後部側煽板部9との間は、海老ロツク
14によるロツク係合で共通に連結された状態に
なつて確実に固定される。
したがつて、この海老ロツク14を用いたトラ
ツクの荷台構造では、従来の荷台構造で必要とし
ていた前部側煽板部8と後部側煽板部9間の支柱
がなくても前部側煽板部8と後部側煽板部9との
間の連結固定が確実になされるとともに、この間
のロツク手段も一つの海老ロツクを用いるだけで
良い。
また、このロツク状態から逆に前部側煽板部8
と後部側煽板部9との間のロツクを解除する場合
は前と逆の操作、すなわち第8図中において作動
部材18を枢軸25を支点に時計回り方向へ回動
させて係合部材17と係止部材15との係合を解
除し、第9図中に一点鎖線で示す状態にする。次
いで係合部材17を枢軸26を支点に上方へ回動
変位させて係止部材15と係合孔27との係合を
完全に解除し、この状態で基体16を反時計回り
方向へ枢軸21を支点に回動させると第9図に実
線で示した状態、すなわちロツクを解除した状態
にすることができる。この状態で前部側煽板部8
または後部側煽板部9を単独で、あるいは前部側
煽板部8と後部側煽板部9の両方を各々開放させ
ることができる。そして、この荷台構造では従来
の荷台構造で使用していた支柱を設けていないの
で、前部側煽板部8と後部側煽板部9とを同時に
開放させた場合でも支柱を脱着させる作業は必要
ない。
次に、この開放させた上記前部側煽板部8と後
部側煽板部9を荷床7に対して略水平状態で保持
することができる上記水平保持装置12に付いて
説明する。
上記水平保持装置12はトラツクの荷台1に設
けている概略位置を第1図乃至第2図中に示すよ
うに、荷台1の左右両側部に各々設けている。ま
た前部側煽板部8と後部側煽板部9に対応させて
それぞれ3箇所ずつ設け、片側に6箇所、両側で
合計12箇所に点在して設けている。そして各水平
保持装置12は各箇所において略同じ構造をなし
ているもので、この水平保持装置12の詳細な構
造は第3図乃至第6図に示している。
第3図乃至第6図から明らかなように各水平保
持装置12は、シヤーシフレーム3上に複数固定
配置した各横根太29に設けている。この横根太
29上には荷床7を形成する床板30が取り付け
られており、また横根太29の端部に荷床7の外
側壁を縁取る床枠部材31を取り付けている。そ
して横根太29は空洞をなす四角柱状に形成され
ており、さらに一側壁32に幅広状のスリ割り3
3が両端にわたつて形成されている。一方、床枠
部材31には水平保持装置12を設けた横根太2
9の端面に対応して矩形孔34を設けている。こ
の矩形孔34の上部端縁における一部13は略直
角に折り曲げられて横根太29内に水平な状態で
突出している。そして、この矩形孔34を通つて
横根太29の内部に、同じく空洞をなす四角柱状
に形成した補助腕部材35を摺動可能に配設した
状態にしている。
この補助腕部材35は両端が開口しており、そ
して横根太29内に位置する開口部分には端部か
ら略V字状に切り込んだ切り欠き部38を一対の
側壁36,37にそれぞれ設けている(第3図乃
至第4図中で側壁36は示されていない。したが
つて側壁36上の切り欠き部38は示していな
い)。また他方の開口部分には遮閉板39と挿入
させてスポツト溶接などで固定し、この遮閉板3
9で補助腕部材35の途中を閉じた状態にしてい
る。そして、この遮閉板39と外側の開口端との
間に、補助腕部材35の上壁40と下壁41をそ
れぞれ貫通して上下に摺動するストツパーピン4
2を設けており、このストツパーピン42は把手
を兼用している。また、このストツパーピン42
には補助腕部材35の内部に位置して一対の規制
ピン43,44を上下に離間した状態で設けてい
る。この一対の規制ピン43,44の内、一方の
規制ピン43はストツパーピン42の下端が補助
腕部材35の下壁41内に退避した状態になると
上壁40の内面にぶつかり、ストツパーピン42
が上方へそれ以上変位するのを規制する。そし
て、もう一方の規制ピン44は下壁41の内面に
当接してストツパーピン42の下端が下壁41か
ら下方へ突出する量を規制するようになつてい
る。また補助腕部材35には側壁36と側壁37
に長手方向に離間した状態で係合孔45と係合孔
46を各々設けており、さらに下壁41の下面に
ストツパー57を設けている。このストツパー5
7は補助腕部材35が外側に引き出されたときに
横根太29の開口端の近傍における内面に固定し
た係止片60とぶつかり、補助腕部材35の引き
出し量を規制するようになつている。また、この
ストツパー57による規制は第4図に示すよう
に、前部側煽板部8または/および後部側煽板部
9の開放時に、各側煽板部8,9の外側に取り付
けた緩衝部材58の下側に補助腕部材35の先端
がぶつかるまで補助腕部材35の引き出しを可能
にしている。そして、この補助腕部材35が引き
出された状態で各側煽板部8,9が開放される
と、荷床7に対して水平な状態に各側煽板部8,
9が回動された位置で、補助腕部材35の先端が
各側煽板部8,9の下側に当接し各側煽板部8,
9を補助腕部材で受け止めて保持できるようにな
つている。
また床枠部材31の矩形孔34を通つて補助腕
部材35を受け入れた横根太29の内部には、両
端を両側壁36,37で支持したガイド棒47と
規制部材48とを設けている。このガイド棒47
は補助腕部材35と上壁40に当接して横根太2
9内で補助腕部材35の摺動を案内するようにな
つている。一方、規制部材48は補助腕部材35
が横根太29内に押し込まれて床枠部材31の外
面と補助腕部材35の先端が略面一状態になると
切り欠き部38内に係合した状態で補助腕部材3
5とぶつかり、この係合で横根太29内への補助
腕部材35の押し込み量を規制するようにしてい
る。また横根太29の下壁49には、この下壁4
9の貫通孔61に対応させて固定したウエルドナ
ツト51に螺合させて調整ボルト50を取り付け
ている。この調整ボルト50の先端は横根太29
内で補助腕部材35の下壁41に当接されてお
り、この当接で補助腕部材35の下壁41を支
え、同時にガイド棒47とで補助腕部材35を挟
持しガタ止めしている。そしてガイド棒47と調
整ボルト50間にガタが生ずるような場合は、調
整ボルト50をねじ込むと補助腕部材35がガイ
ド棒47側に押し付けられて、上記ガタが取り除
けるようになつている。また横根太29のスリ割
り33を設けた側壁32には、スリ割り33を跨
いだ状態で係止板52を設けており、この係止板
52には略L字状に折り曲げたロツク部材53を
挿入係止させる切り欠きで形成した孔54を設け
ている。さらに、この孔54と対応して横根太2
9の側壁55には孔54から挿入したロツク部材
53の先端を側壁32の反対側で受け入れ係合さ
せる係合孔56を設けている。そして孔54と係
合孔56は補助腕部材35が規制部材48に規制
されるまで横根太29内に押し込まれた状態にな
ると係合孔45と対応配置された状態になり、ま
た係止片60ストツパー57とが当接された状態
になるまで補助腕部材35が引き出されると係合
孔46と対応配置された状態となる位置に設けて
いる。また孔54および係合孔56に対して係合
孔45が対応した状態で、ロツク部材53を孔5
4,45,56を通つて挿入すると補助腕部材3
5の引き出しが阻止され、逆に孔54および係合
孔56に対して係合孔46が対応した状態で、ロ
ツク部材53を孔54,46,56を通つて挿入
すると補助腕部材35の押し込みが阻止され補助
腕部材35を引き出した状態で保持することがで
きる。
そして、この水平保持装置12は使用しない場
合、補助腕部材35の先端が床枠部材31の外面
と略面一になるまで横根太29内に押し込見、第
3図に示す状態で保持しておくようにしなつてい
る。この第3図に示す状態は補助腕部材35の切
り欠き部38が規制部材48に当接係合されてお
り、また係合孔45が孔54と係合孔56に対応
した状態にあつて、ロツク部材53の先端が孔5
4、係合孔45、係合孔56を通つて差し込まれ
た状態になつている。またストツパーピン42は
補助腕部材35の下壁41から自重で突出し、横
根太29の下壁49における内面に当接した状態
にある。そして、このストツパーピン42と係止
片60との係合、およびロツク部材53のロツク
操作で補助腕部材35が横根太29内に押し込ま
れたままの状態で保持されている。したがつて、
この状態で前部側煽板部8および/または後部側
煽板部9を開放すると、前部側煽板部8および/
または後部側煽板部9は荷床7と水平状態の位置
で止まらず、荷床7の下方に垂れ下がつた状態ま
で約180度回転して開放する。
次に、荷床7と水平になつた状態まで前部側煽
板部8および/または後部側煽板部9を開放させ
て使用する場合は、ロツク部材53の先端を孔5
4、係合孔45、係合孔56から抜いて、横根太
29に対する補助腕部材35のロツクを先ず解除
する。次いで補助腕部材35の先端開口から手を
差し込んでストツパーピン42を掴み、このスト
ツパーピン42を規制ピン43が上壁40の内面
に当接するまで上方へスライドさせて持ち上げ
る。するとストツパーピン42の下端が下壁41
内に退避した状態となり、ストツパーピン42と
係止片60との係合ロツク状態が解除される。そ
して次に、この状態でストツパーピン42を掴ん
だまま補助腕部材35を外側へ引くと、補助腕部
材35をストツパー57と係止片60とがぶつか
るまで横根太29内から引き出すことができる。
また、この補助腕部材35を引き出した状態で前
に引き抜いたロツク部材53を孔54、係合孔4
6、係合孔56に共通挿入させると、横根太29
に対して補助腕部材35をロツクすることがで
き、これにより補助腕部材35を荷台1の横方向
へ突出させたままの状態で保持することができ
る。この操作は、荷床7に対して水平状態で保持
する前部側煽板部8および/または後部側煽板部
9と対応している箇所に設けた水平保持装置12
毎に行なう。したがつて、この補助腕部材35を
引き出した箇所における前部側煽板部8および/
または後部側煽板部9は略90度回転した状態まで
開放されると、緩衝材58を介して補助腕部材3
5の先端が前部側煽板部8および/または後部側
煽板部9の外面にぶつかり、前部側煽板部8およ
び/または後部側煽板部9は補助腕部材35で支
えられた状態になつて荷床7と水平状態で保持さ
れる。
そして再び補助腕部材35を横根太29内に収
納する場合は、前部側煽板部8および/または後
部側煽板部9を上方へ回動復帰させ、これら前部
側煽板部8および/または後部煽板部9を閉じて
再びロツクした状態にする。次いで補助腕部材3
5の先端開口からストツパーピン42を掴み、上
壁40の内面に規制ピン43が当接するまでスト
ツパーピン42を上方へスライドさせて持ち上げ
た状態にする。この状態で切り欠き部38と規制
部材48とが当接係合するまで横根太29内へ補
助腕部材35を押すと、再び横根太29内にスラ
イド収納される。そして、この収納状態でストツ
パーピン42を離すと、自重でストツパーピン4
2が下がつて横根太29の下壁41に当接し係止
片46と係合状態になつて抜け止められる。次い
でロツク部材53を孔54、係合孔45、係合孔
56を通つて差し込むと、さらに確実にロツクさ
れる。
したがつて、この荷台構造では水平保持装置1
2を用いることにより、荷床7と面一になる水平
状態まで前部側煽板部8および/または後部側煽
板部9を開放させて荷床7の実効スペースを大き
くさせた状態で使用したり、あるいは荷床7の下
方に垂れ下げた状態まで開放させて使用したりす
ることが選択的にできる。これにより荷物の積み
降ろし作業を容易にすることができ作業性が向上
する。また荷台1の用途も拡大して機能性が向上
する。
なお、上記実施例では水平保持装置12を荷台
1の左右に設けて、この水平保持装置12を設け
た左右における前部側煽板部8と後部側煽板部9
だけを荷床7と水平状態に保持することができる
構造を開示したが、荷台1の後部にも水平保持装
置12を設けて後煽板5も同様にして荷床7と水
平状態で保持する構造にしても良いものである。
また補助腕部材35をスライド自在に保持する部
材として横根太29を使用した構造を開示した
が、これは必ずしも横根太29である必要はな
く、横根太29に代えて別の保持部材を設けても
良い。
また上記実施例における荷台1の構造では、左
右の側煽板4を前部側煽板部8と後部側煽板部9
との二つに分割し、この前部側煽板部8と後部側
煽板部9との間を一つの解除可能な海老ロツク1
4で共通ロツクできる構成を用いた構造を開示し
たが、必ずしも側煽板4が前後に分割されていな
くても良いものである。しかし側煽板4を前部側
煽板部8と後部側煽板部9との二つに分割して、
さらに一つの海老ロツク14で共通にロツクする
構造を併用すれば前後一方の側煽板部だけを水平
状態にし、他方の側煽板部は閉じた状態で使用す
るというような組み合わせでの使用も可能にな
り、荷物の積み降ろし作業を容易にすることがで
き作業性をさらに向上させることができる。また
用途も広がり機能性をさらに向上させることがで
きる。またこの一つの海老ロツク14で共通連結
させる構造を併用した場合には、前部側煽板部8
と後部側煽板部9とを同時に水平状態にしたと
き、前部側煽板部8と後部側煽板部9との接合部
分に支柱を設けなくても良いので、この支柱を取
り除く作業をなくすことができ作業性をさらに向
上させ、同時にコスト低減も図れる。
(考案の効果) 以上説明したとおり、本考案に係るトラツクの
荷台構造によれば、荷床に対して煽板を水平に保
持して使用する場合、補助腕部材を引き出した状
態で煽板を開放させると、煽板が荷床に対して水
平状態になつたときに補助腕部材で煽板の下面が
支えられて煽板を水平状態にしたままで保持する
ことができ、これにより荷床の実効スペースを広
げることができる。また補助腕部材を荷床内へ押
し込むことによつて、通常のトラツクの荷台構造
と同様に煽板を荷床に対して垂れ下げた状態で使
用することもできる。この結果、荷役作業がし易
くなり作業性を向上させることができる。またト
ラツクの荷台の用途も広がり機能性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るトラツクの荷
台構造を示した概略側面図、第2図は同上荷台構
造の概略背面図、第3図は同上荷台構造における
水平保持装置の概略構成を不使用状態で示した断
面図、第4図は同上水平保持装置の概略構成を使
用状態で示した断面図、第5図は第3図のB−B
線に沿つて見た要部平面図、第6図は第3図のC
−C線に沿う断面図、第7図は第1図のA部拡大
平面図、第8図は第7図に示した部分における拡
大側面図、第9図は第8図に示した海老ロツクを
ロツク解除状態で示した拡大側面図である。 1……荷台、4……側煽板、5……後煽板、7
……荷床、8……前部側煽板煽板部、9……後部
側煽板部、11……ヒンジ、12……水平保持装
置、14……海老ロツク、29……横根太、35
……補助腕部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヒンジを介して荷床に煽板を回動可能に取り
    付けてなるトラツクの荷台構造であつて、前記
    荷床の側面外方へスライド突出し前記煽板の下
    面を前記煽板の回動途中で支えて前記煽板を前
    記荷床と水平状態に保持する補助腕部材を設け
    た水平保持装置を前記荷床の下側に取り付けて
    なることを特徴とするトラツクの荷台構造。 (2) 前記水平保持装置は、前記補助腕部材を前記
    横根太にスライド可能に取り付けたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のト
    ラツクの荷台構造。
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