JPH0451798Y2 - - Google Patents
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- JPH0451798Y2 JPH0451798Y2 JP1990042445U JP4244590U JPH0451798Y2 JP H0451798 Y2 JPH0451798 Y2 JP H0451798Y2 JP 1990042445 U JP1990042445 U JP 1990042445U JP 4244590 U JP4244590 U JP 4244590U JP H0451798 Y2 JPH0451798 Y2 JP H0451798Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sterilization container
- hydrogen peroxide
- sterilization
- vaporizer
- air supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案に係る過酸化水素を使用する滅菌装置
は、医療用機械器具、歯科用機械器具、研究・実
験用機械器具等を、使用前或は使用後に滅菌処理
する為に利用する。
は、医療用機械器具、歯科用機械器具、研究・実
験用機械器具等を、使用前或は使用後に滅菌処理
する為に利用する。
(従来の技術)
医療用機械器具等の物品は、使用前、保管中に
付着した細菌、或は使用に伴なつて付着した細菌
による感染を防止する為、使用前或は使用後に滅
菌処理する必要がある。
付着した細菌、或は使用に伴なつて付着した細菌
による感染を防止する為、使用前或は使用後に滅
菌処理する必要がある。
この為従来から、上記滅菌器、或はホルムアル
デヒドや酸化エチレン等を滅菌ガスとして使用す
るガス滅菌器により、使用前或は使用済みの医療
用機械器具等の物品を滅菌処理している。
デヒドや酸化エチレン等を滅菌ガスとして使用す
るガス滅菌器により、使用前或は使用済みの医療
用機械器具等の物品を滅菌処理している。
(考案が解決しようとする課題)
ところが、蒸気滅菌器による滅菌処理の場合、
被滅菌物が高温(120〜130℃程度)に曝される
為、耐熱性に乏しい被滅菌物を滅菌処理する事が
出来ない。
被滅菌物が高温(120〜130℃程度)に曝される
為、耐熱性に乏しい被滅菌物を滅菌処理する事が
出来ない。
又、ガス滅菌器の場合、被滅菌物が繊維製品
等、内部に微小な空隙が存在するものである場合
や、合成樹脂製品等、ガス吸着性を有するもので
ある場合には、滅菌処理後、被滅菌物に滅菌ガス
が残留する事が避けられない。
等、内部に微小な空隙が存在するものである場合
や、合成樹脂製品等、ガス吸着性を有するもので
ある場合には、滅菌処理後、被滅菌物に滅菌ガス
が残留する事が避けられない。
この様な残留ガスは、滅菌処理された物品を再
使用する際に、使用者の皮膚に触れる事に伴な
い、炎症を起こす原因となる等、各種障害の原因
となる為、好ましくない。
使用する際に、使用者の皮膚に触れる事に伴な
い、炎症を起こす原因となる等、各種障害の原因
となる為、好ましくない。
これに対して、過酸化水素(H2O2)を使用し
て滅菌処理をした場合には、仮に過酸化水素が残
留した場合でも、時間が経つにつれて過酸化水素
が水と酸素とに分解する(H2O2→H2O+1/2
2・O2)為、上述の様な、残留ガスによる障害
が起きにくい。
て滅菌処理をした場合には、仮に過酸化水素が残
留した場合でも、時間が経つにつれて過酸化水素
が水と酸素とに分解する(H2O2→H2O+1/2
2・O2)為、上述の様な、残留ガスによる障害
が起きにくい。
ところが、従来の過酸化水素を使用する滅菌装
置の多くは、過酸化水素のミスト等、液状の過酸
化水素を用いていた為、滅菌処理に伴なつて被滅
菌物を濡らし、後から乾燥行程が必要になる等の
問題があつた。
置の多くは、過酸化水素のミスト等、液状の過酸
化水素を用いていた為、滅菌処理に伴なつて被滅
菌物を濡らし、後から乾燥行程が必要になる等の
問題があつた。
本考案の過酸化水素を使用する滅菌装置は、上
述の様な不都合を何れも解消するものである。
述の様な不都合を何れも解消するものである。
(課題を解決するための手段)
本考案の過酸化水素を使用する滅菌装置の内、
請求項1に記載したものは、被滅菌物を収納した
状態で密閉自在な滅菌容器と、この滅菌容器内を
加温するヒータと、両端を上記滅菌容器に接続
し、途中に送気フアンと第一の開閉弁と気化器と
を、上流側から順番に設けた送気管と、上記気化
器に液状の過酸化水素を、所望量だけ送り込む為
の供給手段と、上記送気管の途中で、上記第一の
開閉弁と気化器との間に一端を接続し、途中に第
二の開閉弁を設けた吸気管と、上記送気管の途中
で、上記送気フアンと第一の開閉弁との間に一端
を接続し、途中に第三の開閉弁を設けた排気管と
から構成されている。そして、上記供給手段によ
り上記気化器に液状の過酸化水素を、間欠的に供
給する。
請求項1に記載したものは、被滅菌物を収納した
状態で密閉自在な滅菌容器と、この滅菌容器内を
加温するヒータと、両端を上記滅菌容器に接続
し、途中に送気フアンと第一の開閉弁と気化器と
を、上流側から順番に設けた送気管と、上記気化
器に液状の過酸化水素を、所望量だけ送り込む為
の供給手段と、上記送気管の途中で、上記第一の
開閉弁と気化器との間に一端を接続し、途中に第
二の開閉弁を設けた吸気管と、上記送気管の途中
で、上記送気フアンと第一の開閉弁との間に一端
を接続し、途中に第三の開閉弁を設けた排気管と
から構成されている。そして、上記供給手段によ
り上記気化器に液状の過酸化水素を、間欠的に供
給する。
又、請求項2に記載したものは、被滅菌物を収
納した状態で密閉自在な滅菌容器と、この滅菌容
器内を加温するヒータと、この滅菌容器内に設け
られ、滅菌容器内の気体を攪拌する攪拌フアン
と、一端を上記滅菌容器に接続し、他端に気化器
を設けた第二の送気管と、上記気化器に液状の過
酸化水素を、所望量だけ送り込む為の供給手段
と、一端を上記滅菌容器に接続した吸気管と、一
端を上記滅菌容器に接続し、途中に排気フアンを
設けた排気管とから構成されている。そして、上
記供給手段により上記気化器に液状の過酸化水素
を、間欠的に供給する。
納した状態で密閉自在な滅菌容器と、この滅菌容
器内を加温するヒータと、この滅菌容器内に設け
られ、滅菌容器内の気体を攪拌する攪拌フアン
と、一端を上記滅菌容器に接続し、他端に気化器
を設けた第二の送気管と、上記気化器に液状の過
酸化水素を、所望量だけ送り込む為の供給手段
と、一端を上記滅菌容器に接続した吸気管と、一
端を上記滅菌容器に接続し、途中に排気フアンを
設けた排気管とから構成されている。そして、上
記供給手段により上記気化器に液状の過酸化水素
を、間欠的に供給する。
更に、請求項3に記載したものは、被滅菌物を
収納した状態で密閉自在な滅菌容器と、この滅菌
容器内を加温するヒータと、一端を上記滅菌容器
に接続し、途中に、滅菌容器の側から順番に、気
化器と第四の開閉弁とを設けた第三の送気管と、
上記気化器に液状の過酸化水素を、所望量だけ送
り込む為の供給手段と、一端を上記滅菌容器に接
続し、途中に第五の開閉弁と真空ポンプとを設け
た排気管とから構成されている。そして、上記供
給手段により上記気化器に液状の過酸化水素を、
間欠的に供給する。
収納した状態で密閉自在な滅菌容器と、この滅菌
容器内を加温するヒータと、一端を上記滅菌容器
に接続し、途中に、滅菌容器の側から順番に、気
化器と第四の開閉弁とを設けた第三の送気管と、
上記気化器に液状の過酸化水素を、所望量だけ送
り込む為の供給手段と、一端を上記滅菌容器に接
続し、途中に第五の開閉弁と真空ポンプとを設け
た排気管とから構成されている。そして、上記供
給手段により上記気化器に液状の過酸化水素を、
間欠的に供給する。
(作用)
上述の様に構成される、本考案の過酸化水素を
使用する滅菌装置は、それぞれ次の様に作用し
て、滅菌容器に収納された被滅菌物を滅菌処理す
る。
使用する滅菌装置は、それぞれ次の様に作用し
て、滅菌容器に収納された被滅菌物を滅菌処理す
る。
先ず、請求項1に記載された、過酸化水素を使
用する滅菌装置の場合、被滅菌物を滅菌容器内に
収納し、この滅菌容器を密閉した後、ヒータによ
りこの滅菌容器内を加温する。
用する滅菌装置の場合、被滅菌物を滅菌容器内に
収納し、この滅菌容器を密閉した後、ヒータによ
りこの滅菌容器内を加温する。
そして、第二、第三の開閉弁を閉じ、第一の開
閉弁を開いた状態で、送気フアンを駆動し、上記
滅菌容器内の空気を、送気管を通じて循環させる
事により、滅菌容器内の温度むらをなくす。
閉弁を開いた状態で、送気フアンを駆動し、上記
滅菌容器内の空気を、送気管を通じて循環させる
事により、滅菌容器内の温度むらをなくす。
その後、送気フアンを運転したまま、供給手段
を通じて気化器内に、適量の過酸化水素を供給
し、気化器で気化したガス状の過酸化水素を、上
記送気管を通じて、滅菌容器内に送り込み、この
滅菌容器内に収納された被滅菌物の滅菌処理を行
なう。
を通じて気化器内に、適量の過酸化水素を供給
し、気化器で気化したガス状の過酸化水素を、上
記送気管を通じて、滅菌容器内に送り込み、この
滅菌容器内に収納された被滅菌物の滅菌処理を行
なう。
所定時間の滅菌処理を完了したならば、送気フ
アンの運転を継続したまま、それ迄開いていた第
一の開閉弁を閉じると共に、それ迄閉じていた第
二、第三の開閉弁を開く。
アンの運転を継続したまま、それ迄開いていた第
一の開閉弁を閉じると共に、それ迄閉じていた第
二、第三の開閉弁を開く。
この結果、滅菌容器内には吸気管を通じて外気
が吸引され、滅菌容器内の気体は排気管を通じて
排出される。排気管を通じて排出される気体中に
含まれる過酸化水素は、排気管の端部に設けた処
理手段により処理される。
が吸引され、滅菌容器内の気体は排気管を通じて
排出される。排気管を通じて排出される気体中に
含まれる過酸化水素は、排気管の端部に設けた処
理手段により処理される。
又、請求項2に記載された、過酸化水素を使用
する滅菌装置の場合、ヒータによりこの滅菌容器
内を加温すると共に、攪拌フアンにより、滅菌容
器内の気体を攪拌する事により、滅菌容器内の温
度むらをなくす。
する滅菌装置の場合、ヒータによりこの滅菌容器
内を加温すると共に、攪拌フアンにより、滅菌容
器内の気体を攪拌する事により、滅菌容器内の温
度むらをなくす。
その後、攪拌フアンを運転したまま、供給手段
を通じて気化器内に、適量の過酸化水素を供給
し、気化器で気化したガス状の過酸化水素を、第
二の送気管を通じて、滅菌容器内に送り込み、こ
の滅菌容器内に収納された被滅菌物の滅菌処理を
行なう。
を通じて気化器内に、適量の過酸化水素を供給
し、気化器で気化したガス状の過酸化水素を、第
二の送気管を通じて、滅菌容器内に送り込み、こ
の滅菌容器内に収納された被滅菌物の滅菌処理を
行なう。
所定時間の滅菌処理を完了したならば、それ迄
停止していた排気フアンを運転し、滅菌容器内に
は吸気管を通じて外気を吸引すると共に、滅菌容
器内の気体を排気管を通じて排出する。
停止していた排気フアンを運転し、滅菌容器内に
は吸気管を通じて外気を吸引すると共に、滅菌容
器内の気体を排気管を通じて排出する。
更に、請求項3に記載された、過酸化水素を使
用する滅菌装置の場合、ヒータによりこの滅菌容
器内を加温した後、それ迄停止していた真空ポン
プを運転して、滅菌容器内の空気を排出する。
用する滅菌装置の場合、ヒータによりこの滅菌容
器内を加温した後、それ迄停止していた真空ポン
プを運転して、滅菌容器内の空気を排出する。
その後、供給手段を通じて気化器内に、適量の
過酸化水素を供給し、気化器で気化したガス状の
過酸化水素を、第三の送気管を通じて、滅菌容器
内に送り込み、この滅菌容器内に収納された被滅
菌物の滅菌処理を行なう。
過酸化水素を供給し、気化器で気化したガス状の
過酸化水素を、第三の送気管を通じて、滅菌容器
内に送り込み、この滅菌容器内に収納された被滅
菌物の滅菌処理を行なう。
所定時間の滅菌処理を完了したならば、それ迄
閉じていた第四の開閉弁を開いて、真空ポンプを
運転し、滅菌容器内に第三の送気管を通じて外気
を吸引すると共に、滅菌容器内の気体を排気管を
通じて排出する。
閉じていた第四の開閉弁を開いて、真空ポンプを
運転し、滅菌容器内に第三の送気管を通じて外気
を吸引すると共に、滅菌容器内の気体を排気管を
通じて排出する。
何れの場合に於いても、供給手段による気化器
への液状の過酸化水素の供給を間欠的に行なう事
によつて、液状の過酸化水素の気化を、滅菌時間
の間中間欠的に行ない、滅菌容器内の過酸化水素
濃度を一定値以上に保持する。
への液状の過酸化水素の供給を間欠的に行なう事
によつて、液状の過酸化水素の気化を、滅菌時間
の間中間欠的に行ない、滅菌容器内の過酸化水素
濃度を一定値以上に保持する。
(実施例)
次に、図示の実施例を説明しつつ、本考案を更
に詳しく説明する。
に詳しく説明する。
第1図は、請求項1に記載の考案に対応する、
本考案の第一実施例を示している。
本考案の第一実施例を示している。
1は滅菌容器で、被滅菌物を収納した状態で密
閉自在に構成されている。この滅菌容器1には、
この滅菌容器1内を加温する為のヒータ2を設
け、滅菌容器1内を、過酸化水素による滅菌処理
に適当な温度(例えば60℃)に迄加温自在として
いる。
閉自在に構成されている。この滅菌容器1には、
この滅菌容器1内を加温する為のヒータ2を設
け、滅菌容器1内を、過酸化水素による滅菌処理
に適当な温度(例えば60℃)に迄加温自在として
いる。
3は送気管で、この送気管3の両端は、それぞ
れ上記滅菌容器1に接続している。そして、この
送気管3の途中には、送気フアン4と第一の開閉
弁5と気化器6とを、上流側から順番に設けてい
る。この内の気化器6には、ヒータ7を付設し、
次述する供給手段により送り込まれた液状の過酸
化水素を加熱し、気化する様にしている。
れ上記滅菌容器1に接続している。そして、この
送気管3の途中には、送気フアン4と第一の開閉
弁5と気化器6とを、上流側から順番に設けてい
る。この内の気化器6には、ヒータ7を付設し、
次述する供給手段により送り込まれた液状の過酸
化水素を加熱し、気化する様にしている。
気化器6に液状の過酸化水素を送り込む供給手
段は、液状の過酸化水素を貯溜したタンクと、こ
のタンクから気化器6に向けて液状の過酸化水素
を送る、定容量型の送液ポンプ8とから構成され
ている。そして、過酸化水素の供給時には、この
定容量型の送液ポンプ8が、間欠的に、一定時間
ずつ運転され、上記気化器6内に液状の過酸化水
素を、少量ずつ送り込む。
段は、液状の過酸化水素を貯溜したタンクと、こ
のタンクから気化器6に向けて液状の過酸化水素
を送る、定容量型の送液ポンプ8とから構成され
ている。そして、過酸化水素の供給時には、この
定容量型の送液ポンプ8が、間欠的に、一定時間
ずつ運転され、上記気化器6内に液状の過酸化水
素を、少量ずつ送り込む。
又、上記送気管3の途中で、上記第一の開閉弁
5と気化器6との間部分には、吸気管9の一端を
接続している。そして、この吸気管9の途中に
は、第二の開閉弁10を設けている。
5と気化器6との間部分には、吸気管9の一端を
接続している。そして、この吸気管9の途中に
は、第二の開閉弁10を設けている。
更に、上記送気管3の途中で、上記送気フアン
4と第一の開閉弁5との間部分には、排気管13
の一端を接続している。そして、この排気管13
の途中に、第三の開閉弁11を設けている。
4と第一の開閉弁5との間部分には、排気管13
の一端を接続している。そして、この排気管13
の途中に、第三の開閉弁11を設けている。
上述の様に構成される、本考案の過酸化水素を
使用する滅菌装置により、被滅菌物を滅菌処理す
る場合、被滅菌物を滅菌容器1内に収納し、この
滅菌容器1を密閉した後、ヒータ2によりこの滅
菌容器1内を加温する。
使用する滅菌装置により、被滅菌物を滅菌処理す
る場合、被滅菌物を滅菌容器1内に収納し、この
滅菌容器1を密閉した後、ヒータ2によりこの滅
菌容器1内を加温する。
この様にヒータ2への通電を行ないつつ、第
二、第三の開閉弁10,11を閉じ、第一の開閉
弁5を開いた状態で、送気フアン4を駆動し、上
記滅菌容器1内の空気を、送気管3を通じて循環
させる事により、滅菌容器1内の温度むらをなく
す。滅菌容器1内を加温する温度は、被滅菌物の
耐熱性の点で許される限り、出来るだけ高い方が
望ましく、例えば室温〜60℃の範囲で定められ
る。
二、第三の開閉弁10,11を閉じ、第一の開閉
弁5を開いた状態で、送気フアン4を駆動し、上
記滅菌容器1内の空気を、送気管3を通じて循環
させる事により、滅菌容器1内の温度むらをなく
す。滅菌容器1内を加温する温度は、被滅菌物の
耐熱性の点で許される限り、出来るだけ高い方が
望ましく、例えば室温〜60℃の範囲で定められ
る。
その後、送気フアン4を運転したまま、供給手
段を構成する送液ポンプ8を通じて気化器6内
に、液状の過酸化水素を、少量ずつ間欠的に供給
する。
段を構成する送液ポンプ8を通じて気化器6内
に、液状の過酸化水素を、少量ずつ間欠的に供給
する。
気化器6内に少量ずつ供給された液状の過酸化
水素は、ヒータ7によつて予め150〜200℃に加熱
された部分に滴下され、ほぼ瞬間的に気化され
て、そのまま滅菌容器1内に送り込まれ、この滅
菌容器1内に収納された被滅菌物の滅菌処理に供
される。
水素は、ヒータ7によつて予め150〜200℃に加熱
された部分に滴下され、ほぼ瞬間的に気化され
て、そのまま滅菌容器1内に送り込まれ、この滅
菌容器1内に収納された被滅菌物の滅菌処理に供
される。
被滅菌物の滅菌処理の確実化を図る為には、所
定の滅菌時間の間中、滅菌容器1内の過酸化水素
の濃度を一定値以上に保つ必要がある反面、過酸
化水素は分解し易い為、一度に多量の過酸化水素
を滅菌容器1内に送り込んでも、滅菌時間の間
中、滅菌容器1内の過酸化水素濃度を、一定値以
上に保つ事は出来ない。
定の滅菌時間の間中、滅菌容器1内の過酸化水素
の濃度を一定値以上に保つ必要がある反面、過酸
化水素は分解し易い為、一度に多量の過酸化水素
を滅菌容器1内に送り込んでも、滅菌時間の間
中、滅菌容器1内の過酸化水素濃度を、一定値以
上に保つ事は出来ない。
この為、送液ポンプ8の運転を間欠的に行なう
事によつて、第2図に示す様に、液状の過酸化水
素の気化を、滅菌時間の間中間欠的に行ない、滅
菌容器1内の過酸化水素濃度を一定値以上に保持
する。
事によつて、第2図に示す様に、液状の過酸化水
素の気化を、滅菌時間の間中間欠的に行ない、滅
菌容器1内の過酸化水素濃度を一定値以上に保持
する。
所定時間の滅菌処理を完了したならば、送気フ
アン4の運転を継続したまま、それ迄開いていた
第一の開閉弁5を閉じると共に、それ迄閉じてい
た第二、第三の開閉弁10,11を開く。
アン4の運転を継続したまま、それ迄開いていた
第一の開閉弁5を閉じると共に、それ迄閉じてい
た第二、第三の開閉弁10,11を開く。
この結果、滅菌容器1内には、端部にフイルタ
12を設けた吸気管9を通じて清浄な外気が吸引
され、滅菌容器1内の過酸化水素を含む気体は排
気管13を通じて排出される。排気管13を通じ
て排出される気体中に含まれる過酸化水素は、活
性炭フイルタ等、排気管13の端部に設けた処理
手段14により殆どが処理される他、時間の経過
と共に水と酸素とに分解する。
12を設けた吸気管9を通じて清浄な外気が吸引
され、滅菌容器1内の過酸化水素を含む気体は排
気管13を通じて排出される。排気管13を通じ
て排出される気体中に含まれる過酸化水素は、活
性炭フイルタ等、排気管13の端部に設けた処理
手段14により殆どが処理される他、時間の経過
と共に水と酸素とに分解する。
次に、第3図は請求項2に記載された考案に対
応する、本考案の第二実施例を示している。
応する、本考案の第二実施例を示している。
本実施例の場合、前述した第一実施例に於ける
送気管3と送気フアン4とを省略し、代りに、滅
菌容器1内の気体を攪拌する攪拌フアン15を設
けている。
送気管3と送気フアン4とを省略し、代りに、滅
菌容器1内の気体を攪拌する攪拌フアン15を設
けている。
液状の過酸化水素を気化する為の気化器6は、
一端を上記滅菌容器1に接続した第二の送気管1
6の他端部に設けており、一端部にフイルタ12
を設けた吸気管9の他端と、途中に排気フアン1
7を設けた排気管13の端部とを、それぞれ上記
滅菌容器1に対し、直接接続している。
一端を上記滅菌容器1に接続した第二の送気管1
6の他端部に設けており、一端部にフイルタ12
を設けた吸気管9の他端と、途中に排気フアン1
7を設けた排気管13の端部とを、それぞれ上記
滅菌容器1に対し、直接接続している。
本実施例の、過酸化水素を使用する滅菌装置に
より、滅菌容器1内に収納した被滅菌物を滅菌処
理する場合、ヒータ2によりこの滅菌容器1内を
加温すると共に、攪拌フアン15により滅菌容器
1内の気体を攪拌する事によつて、滅菌容器1内
の温度むらをなくす。
より、滅菌容器1内に収納した被滅菌物を滅菌処
理する場合、ヒータ2によりこの滅菌容器1内を
加温すると共に、攪拌フアン15により滅菌容器
1内の気体を攪拌する事によつて、滅菌容器1内
の温度むらをなくす。
その後、攪拌フアン15を運転したまま、供給
手段を構成する送液ポンプ8を通じて気化器6内
に、適量の過酸化水素を間欠的に供給し、この気
化器6で気化したガス状の過酸化水素を、第二の
送気管16を通じて、滅菌容器1内に送り込み、
この滅菌容器1内に収納された被滅菌物の滅菌処
理を行なう。
手段を構成する送液ポンプ8を通じて気化器6内
に、適量の過酸化水素を間欠的に供給し、この気
化器6で気化したガス状の過酸化水素を、第二の
送気管16を通じて、滅菌容器1内に送り込み、
この滅菌容器1内に収納された被滅菌物の滅菌処
理を行なう。
所定時間の滅菌処理を完了したならば、それ迄
停止していた排気フアン17を運転し、滅菌容器
1内には吸気管9を通じ、フイルタ12によつて
清浄化された外気を吸引すると共に、滅菌容器1
内の気体を排気管13を通じて排出する。
停止していた排気フアン17を運転し、滅菌容器
1内には吸気管9を通じ、フイルタ12によつて
清浄化された外気を吸引すると共に、滅菌容器1
内の気体を排気管13を通じて排出する。
その他の構成及び作用は、前述した第一実施例
の場合と同様である為、同等部分には同一符号を
付して、重複する説明を省略する。
の場合と同様である為、同等部分には同一符号を
付して、重複する説明を省略する。
次に、第4図は請求項3に記載された考案に対
応する、本考案の第三実施例を示している。
応する、本考案の第三実施例を示している。
本実施例の場合、一端を滅菌容器1に接続した
第三の送気管18の途中に、滅菌容器1の側から
順番に、気化器6と第四の開閉弁19とを設けて
いる。
第三の送気管18の途中に、滅菌容器1の側から
順番に、気化器6と第四の開閉弁19とを設けて
いる。
又、一端を上記滅菌容器1に接続した排気管1
3の途中に、第五の開閉弁20と真空ポンプ21
とを設けている。
3の途中に、第五の開閉弁20と真空ポンプ21
とを設けている。
本実施例に於ける過酸化水素を使用する滅菌装
置により、滅菌容器1内に収納された被滅菌物を
滅菌処理する場合、先ずヒータ2により滅菌容器
1内を加温した後、それ迄停止していた真空ポン
プ21を運転して、滅菌容器1内の空気を排出す
る。
置により、滅菌容器1内に収納された被滅菌物を
滅菌処理する場合、先ずヒータ2により滅菌容器
1内を加温した後、それ迄停止していた真空ポン
プ21を運転して、滅菌容器1内の空気を排出す
る。
その後、供給手段を構成する送液ポンプ8を通
じて気化器6内に、適量の過酸化水素を間欠的に
供給し、気化器6で気化したガス状の過酸化水素
を、第三の送気管18を通じて、滅菌容器1内に
送り込み、この滅菌容器1内に収納された被滅菌
物の滅菌処理を行なう。
じて気化器6内に、適量の過酸化水素を間欠的に
供給し、気化器6で気化したガス状の過酸化水素
を、第三の送気管18を通じて、滅菌容器1内に
送り込み、この滅菌容器1内に収納された被滅菌
物の滅菌処理を行なう。
滅菌処理時間の間、滅菌容器1内への過酸化水
素の送り込みと、真空ポンプ21の運転による滅
菌容器1内の気体排出とは、何れも停止している
状態を含めて交互に行なう事で、滅菌処理時間の
間、上記滅菌容器1内の圧力を、第5図に示す様
に変化させる。この第5図に於いて、圧力が低下
している部分は、第五の開閉弁20が開かれ、真
空ポンプ21が運転されている状態を、圧力が上
昇している部分は、第五の開閉弁20が閉じら
れ、真空ポンプ21が停止して、過酸化水素の送
り込みが行なわれている状態を、圧力が変化して
いない部分は、第五の開閉弁20が閉じられ、真
空ポンプ21の運転も、過酸化水素の送り込みも
行なわれていない状態を、それぞれ表している。
素の送り込みと、真空ポンプ21の運転による滅
菌容器1内の気体排出とは、何れも停止している
状態を含めて交互に行なう事で、滅菌処理時間の
間、上記滅菌容器1内の圧力を、第5図に示す様
に変化させる。この第5図に於いて、圧力が低下
している部分は、第五の開閉弁20が開かれ、真
空ポンプ21が運転されている状態を、圧力が上
昇している部分は、第五の開閉弁20が閉じら
れ、真空ポンプ21が停止して、過酸化水素の送
り込みが行なわれている状態を、圧力が変化して
いない部分は、第五の開閉弁20が閉じられ、真
空ポンプ21の運転も、過酸化水素の送り込みも
行なわれていない状態を、それぞれ表している。
所定時間の滅菌処理を完了したならば、それ迄
閉じていた第四の開閉弁19を開き、第五の開閉
弁20が開いた状態で真空ポンプ21を運転し、
滅菌容器1内に第三の送気管18を通じ、フイル
タ12を通過した清浄な外気を吸引すると共に、
滅菌容器1内の気体を排気管13を通じて排出す
る。
閉じていた第四の開閉弁19を開き、第五の開閉
弁20が開いた状態で真空ポンプ21を運転し、
滅菌容器1内に第三の送気管18を通じ、フイル
タ12を通過した清浄な外気を吸引すると共に、
滅菌容器1内の気体を排気管13を通じて排出す
る。
その他の構成及び作用は、前述した第一〜第二
実施例の場合と同様である為、同等部分には同一
符号を付して、重複する説明を省略する。
実施例の場合と同様である為、同等部分には同一
符号を付して、重複する説明を省略する。
(考案の効果)
本考案の過酸化水素を使用する滅菌装置は、以
上に述べた通り構成され作用する為、滅菌作業の
間中、滅菌容器内に存在する過酸化水素の濃度を
十分に保持して、耐熱性のない被滅菌物の滅菌処
理を、障害発生の恐れなく、しかも面倒な乾燥行
程を必要とせずに行なう事が出来る。
上に述べた通り構成され作用する為、滅菌作業の
間中、滅菌容器内に存在する過酸化水素の濃度を
十分に保持して、耐熱性のない被滅菌物の滅菌処
理を、障害発生の恐れなく、しかも面倒な乾燥行
程を必要とせずに行なう事が出来る。
第1図は本考案の第一実施例を示す回路図、第
2図は過酸化水素を気化するタイミングを示す線
図、第3図は本考案の第二実施例を示す回路図、
第4図は同じく第三実施例を示す回路図、第5図
は滅菌時間中の圧力変化を示す線図である。 1……滅菌容器、2……ヒータ、3……送気
管、4……送気フアン、5……第一の開閉弁、6
……気化器、7……ヒータ、8……送液ポンプ、
9……吸気管、10……第二の開閉弁、11……
第三の開閉弁、12……フイルタ、13……排気
管、14……処理手段、15……攪拌フアン、1
6……第二の送気管、17……排気フアン、18
……第三の送気管、19……第四の開閉弁、20
……第五の開閉弁、21……真空ポンプ。
2図は過酸化水素を気化するタイミングを示す線
図、第3図は本考案の第二実施例を示す回路図、
第4図は同じく第三実施例を示す回路図、第5図
は滅菌時間中の圧力変化を示す線図である。 1……滅菌容器、2……ヒータ、3……送気
管、4……送気フアン、5……第一の開閉弁、6
……気化器、7……ヒータ、8……送液ポンプ、
9……吸気管、10……第二の開閉弁、11……
第三の開閉弁、12……フイルタ、13……排気
管、14……処理手段、15……攪拌フアン、1
6……第二の送気管、17……排気フアン、18
……第三の送気管、19……第四の開閉弁、20
……第五の開閉弁、21……真空ポンプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被滅菌物を収納した状態で密閉自在な滅菌容
器と、この滅菌容器内を加温するヒータと、両
端を上記滅菌容器に接続し、途中に送気フアン
と第一の開閉弁と気化器とを、上流側から順番
に設けた送気管と、上記気化器に液状の過酸化
水素を、所望量だけ送り込む為の供給手段と、
上記送気管の途中で、上記第一の開閉弁と気化
器との間に一端を接続し、途中に第二の開閉弁
を設けた吸気管と、上記送気管の途中で、上記
送気フアンと第一の開閉弁との間に一端を接続
し、途中に第三の開閉弁を設けた排気管とから
成り、上記供給手段により上記気化器に液状の
過酸化水素を、間欠的に供給する、過酸化水素
を使用する滅菌装置。 (2) 被滅菌物を収納した状態で密閉自在な滅菌容
器と、この滅菌容器内を加温するヒータと、こ
の滅菌容器内に設けられ、滅菌容器内の気体を
攪拌する攪拌フアンと、一端を上記滅菌容器に
接続し、他端に気化器を設けた第二の送気管
と、上記気化器に液状の過酸化水素を、所望量
だけ送り込む為の供給手段と、一端を上記滅菌
容器に接続した吸気管と、一端を上記滅菌容器
に接続し、途中に排気フアンを設けた排気管と
から成り、上記供給手段により上記気化器に液
状の過酸化水素を、間欠的に供給する、過酸化
水素を使用する滅菌装置。 (3) 被滅菌物を収納した状態で密閉自在な滅菌容
器と、この滅菌容器内を加温するヒータと、一
端を上記滅菌容器に接続し、途中に、滅菌容器
の側から順番に、気化器と第四の開閉弁とを設
けた第三の送気管と、上記気化器に液状の過酸
化水素を、所望量だけ送り込む為の供給手段
と、一端を上記滅菌容器に接続し、途中に第五
の開閉弁と真空ポンプとを設けた排気管とから
成り、上記供給手段により上記気化器に液状の
過酸化水素を、間欠的に供給する、過酸化水素
を使用する滅菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990042445U JPH0451798Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990042445U JPH0451798Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH043747U JPH043747U (ja) | 1992-01-14 |
| JPH0451798Y2 true JPH0451798Y2 (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=31553999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990042445U Expired JPH0451798Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0451798Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5876664A (en) * | 1996-06-14 | 1999-03-02 | American Sterilizer Company | Continuous-operation, closed loop decontamination system and method |
| JP5605343B2 (ja) | 2011-10-06 | 2014-10-15 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 滅菌装置および滅菌方法 |
| JP6031742B2 (ja) * | 2011-10-11 | 2016-11-24 | 株式会社エルクエスト | 滅菌装置と滅菌方法 |
| JP6020498B2 (ja) * | 2014-03-24 | 2016-11-02 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 滅菌装置および滅菌方法 |
| JP6436295B2 (ja) * | 2014-10-24 | 2018-12-12 | 三浦工業株式会社 | 過酸化水素ガス滅菌装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2105591B (en) * | 1981-09-08 | 1985-04-24 | American Sterilizer Co | Combined gaseous hydrogen peroxide sterilizing chamber and storage unit for sterilized goods |
| JPS6311163A (ja) * | 1986-03-24 | 1988-01-18 | 雪印乳業株式会社 | 殺菌方法及び装置 |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP1990042445U patent/JPH0451798Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH043747U (ja) | 1992-01-14 |
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