JPH0451899Y2 - - Google Patents

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JPH0451899Y2
JPH0451899Y2 JP1986013513U JP1351386U JPH0451899Y2 JP H0451899 Y2 JPH0451899 Y2 JP H0451899Y2 JP 1986013513 U JP1986013513 U JP 1986013513U JP 1351386 U JP1351386 U JP 1351386U JP H0451899 Y2 JPH0451899 Y2 JP H0451899Y2
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painting
masking
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gun
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、塗装用マスキング装置に関し、特に
自動車車体の側面下部に車長方向に沿つて設けら
れたサイドシルを、自動的に塗装する場合のマス
キング装置に関するものである。
(従来技術) 一般に、自動車のサイドシルは、走行中の飛石
や錆等から車体を保護するために他の部分とは別
途に、例えば塩化ビニール系塗料等を他の部分よ
り少し厚目に塗装する必要がある。
上記塩化ビニール系塗料等を塗装ガンでサイド
シルに自動吹付塗装する場合、一般に先の出願
(実願昭58−31298号)で提案したようなマスキン
グ装置により、非塗装部分をマスクしてサイドシ
ルのみを塗装するようにしている。
上記マスキング装置は、固定枠体に門形ハンガ
ーを車体の移動方向に沿つて往復動可能に取付
け、上記門形ハンガーの両側下端部にプレート支
持枠を上下動可能に取付け、各プレート支持枠に
それぞれマスキングプレートを平行リンクを介し
て車体に対し進退自在に連結するとともに、各両
端部に位置決め手段を設け、この位置決め手段の
進退動作により、マスキングプレートをサイドシ
ル側方の所定位置に接近させ、マスキングプレー
トで非塗装部分をマスクした状態において、マス
キングプレートを車体の移動とともに移動させる
ようにしたものである。
そして、塗装ガンを車長方向に移動させながら
サイドシルを自動塗装するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記マスキング装置により非塗装部分をマスク
して、サイドシルを塗装する場合において、マス
キングプレートは、多種類の車体に適用するため
に、車体のデザインや形状の違いにより、マスキ
ングプレート全体をどの車体にも完全に密着させ
ることは困難で、マスキングプレートと車体との
間に空間が生じ、しかも塩化ビニール系塗料でも
低粘度の塗料を塗装ガンで吹付する場合、吐出後
の粒子が微細になり、その微細な粒子が上記空間
から非塗装部分へ飛散し、塗装境界線が明確にな
らず、非塗装部分が汚損され、後の上塗の仕上り
に悪影響を及ぼすという問題がある。
その対策として、実開昭59−20865号公報には、
被塗装部品の塗装しない部分を覆う塗装マスク
に、開口部が塗装マスクと被塗装部品の間の隙間
に臨むエア供給路を設けてなるエアシール塗装マ
スクが、提案されている。
しかし、このエアシール塗装マスクでは、塗装
マスクと被塗装部品の間の隙間の全長に亙つてエ
アを噴出させるように構成してあるため、大型の
被塗装部品の場合には、エア消費量が非常に多く
なり、ランニングコストが高価になること、塗装
マスクの構造が複雑化すること等の問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る塗装用マスキング装置は、車体の
サイドシルを塗装ガンで塗装するときにサイドシ
ルの上方の車体部分をマスキングプレートで覆う
塗装用マスキング装置において、車体とマスキン
グプレートとの間の空間を上方よりエアを導入す
るエアブロー手段を、塗装ガンより上方に位置す
るように塗装ガン側に一体的に設け、上記塗装ガ
ンとエアブロー手段を、車体の長さ方向に、車体
とマスキングプレートに対して相対移動するよう
に、移動駆動する移動駆動手段を設けたものであ
る。
(作用) 本考案に係る塗装用マスキング装置において
は、車体のサイドシルを塗装ガンで塗装するとき
には、サイドシルの上方の車体部分をマスキング
プレートで覆い、塗装ガンより上方に位置するよ
うに塗装ガン側に一体的に設けたエアブロー手段
により、車体とマスキングプレートとの間の空間
に上方よりエアを導入しつつ、移動駆動手段によ
り、塗装ガンとエアブロー手段を、車体の長さ方
向に、車体とマスキングプレートに対して相対移
動させて塗装を行う。
上記エアブロー手段により、車体とマスキング
プレートとの間の空間に上方より導入されたエア
は、マスキングプレートの下端側から噴出するた
め、塗装ガンから噴出した塗料の微細な粒子が上
記空間に流入して車体の非塗装分へ付着すること
がない。
(考案の効果) 本考案に係る塗装用マスキング装置によれば、
車体とマスキングプレート間の空間へ上方よりエ
アを導入するエアブロー手段を、塗装ガン側に一
体的に設け、塗装ガンとエアブロー手段を、移動
駆動手段によつて、車体の長さ方向に車体とマス
キングプレートに対して相対移動させつつ塗装を
行うように構成したので、次のような効果が得ら
れる。
エアブロー手段からのエアが、塗装ガンの移動
に応じて常に吹付け塗装箇所の付近において、上
記空間へ上方より導入されるから、必要箇所にの
み確実にエアを供給できるため、エアを無駄なく
効率的に使用できるためエアの消費量を節減でき
こと、エアブロー手段の所要数を少なくできるこ
と、塗料ミストによる塗装ムラの発生を確実に防
止できること、塗装境界線を明確に形成できるこ
と、塗料オストの付着による上塗への悪影響を解
消できること、エア供給のためにマスキングプレ
ートの構造が複雑化することないこと、等の効果
が得られる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
本考案の塗装用のマスキング装置は、第4図に
示す自動車車体の側面下部のサイドシルを塗装す
る場合において、非塗装部分をマスキングプレー
トでマスクして、サイドシルを塗装ガンで吹付塗
装するとき、マスキングプレートの斜め上方から
マスキングプレートと車体との空間に向けてブロ
ーエアを噴出させ、塗料の微粒子がサイドシル上
方の非塗装部分に飛散しないようにしたものであ
る。
以後の説明を明確にするために、第1図中のX
方向は車体の進行方向を示すもので前方とし、Y
方向を左方と定義する。
マスキング機構1は、前後方向に所定間隔隔て
て左右方向に延びる1対の横ビーム2と、その1
対の横ビーム2の夫々の左右両端を支持する鉛直
方向に立設された支柱3と、上記1対の横ビーム
2の長さ方向の略中央部で各横ビーム2に垂設さ
れた正面視で門形の1対の門形ハンガ4と、上記
門形ハンガ4の下部に支持され前後方向に延びる
左右1対のプレート支持枠5とマスキングプレー
ト16とで基本的に構成されている。
上記1対のプレート支持枠5は左右対称なので
左側のプレート支持枠5について説明する。
上記プレート支持枠5は上下方向に所定間隔隔
てて前後方向に延びるリンク6,7と、リンク
6,7の前後両端に固着された固定板8とで構成
され、リンク6,7の夫々の中央部は、門形ハン
ガ4の下部に上下に長く前後方向に形成されたス
リツト4aを挿通している。
門形ハンガ4のブラケツト9に上下方向に昇降
シリンダ10が固着され、その昇降シリンダ10
のピストンロツド11の先端が上部のリンク6の
中央部に固着されていて、図示外の油圧供給源か
らの油圧で昇降シリンダ10が作動され、プレー
ト支持枠5がスリツト4a内を上昇あるいは下降
出来るようになつている。
プレート支持枠5の前後1対の固定板8の夫々
には油圧シリンダ12とそのシリンダ12の前後
両側に位置する1対のガイドロツド13とが左右
方向に取付けられ、シリンダ12のピストンロツ
ド11及びガイドロツド13は固定板8を挿通
し、ピストンロツド11とガイドロツド13の先
端には固定板8に対向するローラ支持板14が固
着されている。
上記各ローラ支持板14の内面側には4個のガ
イドローラ15が、その回転軸を前後方向向きに
回転自在に取付けられ、マスキングプレート16
が支持部材17を介してローラ支持板14の下端
に取付けられている。
上記マスキングプレート16は合成樹脂製若し
くは硬質のゴム製で、サイドシル26の車長方向
の長さよりもある程度長く、その幅は塗装ガン2
3で吹付け塗装する場合に吹付塗料をマスクする
のに十分なサイドシル26の幅の約2〜3倍を有
し、その中段より下側が内方に幾分弯曲し、マス
キングプレート16が塗装位置のときに、その下
端が車体に近接するようになつている。
そして、図示外の油圧供給源から供給される油
圧でシリンダ12を作動させることにより、ロー
ラ支持板14即ちマスキングプレート16が右方
(塗装位置)あるいは左方(退避位置)へ移動可
能になつている。
次に、塗装装置18は各プレート支持枠5とそ
の外側の支柱3との間に夫々設けられていて、上
記左右1対の塗装装置18は左右対称なので左側
の塗装装置18について説明する。
塗装装置18はエアモータ19、ベツド20、
キヤリツジ21、キヤリツジ21を駆動するワイ
ヤ(図示略)、支持棒22、塗装ガン23及び図
示外の塗料及びエアの供給系統等を基本的に備え
ている。
エアモータ19は、マスキングプレート16の
後端近傍の床面に配設され、マスキングプレート
16の長さより幾分長いベツド20がエアモータ
19から前方へマスキングプレート16と平行に
配設され、そのベツド20上面には2本のレール
24が平行に付設されている。
そして、上記ベツド20の上面側にはキヤリツ
ジ21がレール24上を移動可能に載置され、適
当長さの支持棒22は、その下端部がキヤリツジ
21上面に固着され鉛直方向上方に延びている。
ワイヤがエアモータ19で駆動されるドラムと
ベツド20の前端に設けられたプーリ(図示略)
とに亙つて掛装されていて、キヤリツジ21はワ
イヤの1箇所に取付けられていて、エアモータ1
9を正転あるいは逆転させることにより、キヤリ
ツジ21はレール24上を前後に往復移動される
ようになつている。
また、塗装ガン23は、マスキングプレート1
6を塗装位置にセツトして塗装するときに、第2
図及び第3図に示すように、サイドシル26の略
前幅に亙つて塗装し得るように、取付ブロツク2
7を介して支持棒22に取付けられている。
エアノズル28は第1図〜第3図に示すよう
に、マスキングプレート16を塗装位置にセツト
して塗装するときマスキングプレート16の斜め
上方からエアをマスキングプレート16と車体2
9との間の隙間に向けて噴出出来るように取付ブ
ロツク27を介して支持棒22に取付けられてい
て、図示外のエア供給系統から供給されるエアを
噴出するようになつている。
次に、エアノズル28によりエアを噴出しなが
ら塗装ガン23でサイドシル26を塗装するとき
の作用について説明する。
搬送台(図示略)に載置された車体29は図示
外のコンベアにより搬送されて来て塗装出来る所
定位置に停止される。
すると、左右のプレート支持枠5に取付けられ
た4個のシリンダ12が同時に作動し、各ローラ
支持板14が車体29方向に移動すると、マスキ
ングプレート16は支持部材17を介して車体2
9側へ移動し(第2図参照)、ガイドローラ15
が車体29に当接した位置(マスキングプレート
16の下端が車体29に近接した位置)でシリン
ダ12の作動は停止される。
そして、左右の昇降シリンダ10が同時に作動
されると、各ガイドローラ15が車体29側面に
当接しながら、プレート支持枠5が上昇し、所定
位置(マスキングプレート16の下端がサイドシ
ル26の上端に位置する)まで上昇すると昇降シ
リンダ10の作動は停止される。
次に、エアモータ19の作動により、先ずキヤ
リツジ21がサイドシル26後端近傍位置(塗装
開始位置)へ移動され、サイドシル26の塗装が
開始される。
第2図及び第3図に示すように、塗装ガン23
による塗料の吹付けが開始されると同時に、エア
ノズル28からエアの噴出が開始され、これと同
時にエアモータ19を作動させることによりキヤ
リツジ21が所定速度で前方へ移動される。
サイドシル26の塗装に使用される塗料は、塩
化ビニール系塗料やウレタン塗料であるが、特に
ウレタン塗料のように低粘度の場合、塗装ガン2
3で噴出後の粒子が微細になり、この塗料ミスト
が飛散する。
このとき、第3図に示すように、エアノズル2
8から噴出されるエアはマスキングプレート16
と車体29との間の隙間を通り下方に向けて吹付
けられるために、塗装ガン23で吹付けられ、飛
散する塗料ミストも下方に向けて移動することに
なり、ミストがサイドシル26上方の非塗装部分
に付着することがなく、サイドシル26のみが塗
装され、サイドシル26の塗装境界線が明確に形
成される。
しかも、エアノズル28と塗装ガン23とは支
持棒22に一体に取付けられているために、上述
した塗装状態(第3図で示す塗装状態)を維持し
ながら、キヤリツジ21が所定速度で前方へ移動
し、サイドシル26は全長に亙つて塗装(第4図
参照)されることになる。
サイドシル26の塗装が終了すると、1対の昇
降シリンダ10及び4個のシリンダ12が元の位
置(非塗装位置)へ復帰し、車体29はコンベア
により次の工程へ移動される。
尚、必要に応じて、キヤリツジ21を1往復さ
せて、サイドシル26の塗装を行つても良い。
尚、符号30は制御盤であり、プレート支持枠
5及びローラ支持板14その他の制御は多種類の
車種に応じて図示外の各種リミツトスイツチやセ
ンサにより自動制御されるものである。
尚、本実施例は本考案を適用した一実施例であ
つて、要するにエアノズル28から噴出されるエ
アで非塗装部分に塗料の微粒子が付着しないよう
にすれば良く、エアノズル28を他の取付構造に
より塗装ガン23側に一体的に取付けても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
塗装用マスキング装置の斜視図、第2図はサイド
シル塗装状態における背面図、第3図はエアノズ
ルでエアを噴出しながら塗装するときの状態を示
す説明図、第4図はサイドシル塗装を示す車体の
概略側面図である。 1……マスキング機構、5……プレート支持
枠、16……マスキングプレート、18……塗装
装置、19……エアモータ、21……キヤリツ
ジ、22……支持棒、23……塗装ガン、26…
…サイドシル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体のサイドシルを塗装ガンで塗装するときに
    サイドシルの上方の車体部分をマスキングプレー
    トで覆う塗装用マスキング装置において、 車体とマスキングプレートとの間の空間に上方
    よりエアを導入するエアブロー手段を、塗装ガン
    より上方に位置するように塗装ガン側に一体的に
    設け、 上記塗装ガンとエアブロー手段を、車体の長さ
    方向に、車体とマスキングプレートに対して相対
    移動するように、移動駆動する移動駆動手段を設
    けたことを特徴とする塗装用マスキング装置。
JP1986013513U 1986-02-01 1986-02-01 Expired JPH0451899Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986013513U JPH0451899Y2 (ja) 1986-02-01 1986-02-01

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JP1986013513U JPH0451899Y2 (ja) 1986-02-01 1986-02-01

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Publication Number Publication Date
JPS62126275U JPS62126275U (ja) 1987-08-11
JPH0451899Y2 true JPH0451899Y2 (ja) 1992-12-07

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ID=30802640

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JP1986013513U Expired JPH0451899Y2 (ja) 1986-02-01 1986-02-01

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6110780Y2 (ja) * 1980-06-16 1986-04-05
JPS5858168A (ja) * 1981-10-05 1983-04-06 Mazda Motor Corp 塗装用ロボツト
JPS5920865U (ja) * 1982-07-24 1984-02-08 トヨタ自動車株式会社 エアシ−ル塗装マスク

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JPS62126275U (ja) 1987-08-11

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