JPH0451915Y2 - - Google Patents

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JPH0451915Y2
JPH0451915Y2 JP2689290U JP2689290U JPH0451915Y2 JP H0451915 Y2 JPH0451915 Y2 JP H0451915Y2 JP 2689290 U JP2689290 U JP 2689290U JP 2689290 U JP2689290 U JP 2689290U JP H0451915 Y2 JPH0451915 Y2 JP H0451915Y2
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diaphragm
water
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、水を電気分解して酸性イオン水と
アルカリ性イオン水とに分離する装置に関する。
【従来の技術並びにその課題】
水を電極の間に流してアルカリ性イオン水と酸
性イオン水とに分離する装置は開発されている。 アルカリ性イオン水は、物を柔らかくする豊潤
作用に加えて、溶解力や浸透力に優れた特性があ
る。酸性イオン水は、洗浄作用、殺菌作用、漂白
作用に優れた特性がある。 これ等の作用が生かされて、アルカリ性イオン
水は、飲料水、水割り用の水、コヒーやお茶の水
に使用されている。また酸性イオン水は、麺類の
ゆで水、豆類を煮炊きする水、果物野菜の洗浄
水、卵のゆで水、掃除水等に使用されている。 酸性イオン水とアルカリ性イオン水とは、水の
通路にプラス、マイナスの電極を設け、電極で水
を電気分解することによつて得られる。即ち、プ
ラス電極には、水に含まれる塩素や硫黄等のマイ
ナスイオンが電気的に吸引される。マイナス電極
には、水中に含まれるカルシウムイオン、ナトリ
ウムイオン、マグネシウムイオンあるいはカリウ
ムイオン等のプラスイオンが吸引される。この
為、プラス電極の近傍から排水される水は、マイ
ナスイオンを多く含む酸性イオン水となる。マイ
ナス電極の近傍から排水される水にはプラスイオ
ンが多量に含まれるアルカリ性イオン水となる。 電解イオン水生成装置は、酸性イオン水とアル
カリ性イオン水の濃度を均一にすることが大切で
ある。ところが、何等かの原因で水の流量が低下
すると、排出される水のイオン濃度が変化する。
それは、イオン濃度が、電極間の電流値と、水の
流量との関数で決定されることが理由である。電
極間電流が一定で、水量が少なくなると、イオン
濃度が高くなり、反対に、水量が増加すると、イ
オン濃度は低くなる。 さらに、何等かの原因で水の排出が停止される
と、電解槽2のイオン水濃度が著しく高くなるこ
とに加えて、水に通電される電流によつて多量の
ジユール熱が発生する。ジユール熱は電解槽2の
水を加熱して沸騰させ、著しく危険な状態とな
る。 本考案者は、この欠点を解決するために、水の
流路の流量センサーを設けたイオン水の生成装置
を実用化した。この装置は、水が詰まつて排出さ
れなくなると、このことを流量センサーで検出し
て電極への通電を停止するものである。 ところが、この装置は、水の流路に直列に流量
センサーを連結するので、流量センサーの可動部
分にスケール等が付着して動作不良を起こし易い
欠点があつた。 この欠点を解決する装置として、水の流入側に
圧力センサーを設けたイオン水の生成装置が開発
された。この装置は、圧力センサーで電源をオン
オフ制御する。すなわち、この装置は、下記の状
態で動作する。 装置が正常に動作して、水がスムーズに排出
される状態においては、装置の圧力損失が少な
く、圧力センサーの検出圧力は低くなる。この
ため、圧力センサーの検出出力が一定値以下の
ときに、電極に通電して水をイオン水に分離す
る。 装置が何等かの原因で詰まり、水がスムーズ
に排出されなくなると、装置内の圧力損失が大
きくなる。この時、圧力センサーの検出圧力が
高くなる。圧力センサーが一定以上の圧力を検
出すると、電極への通電を停止する。 この装置は、圧力センサーを使用して水の流
動を検出するので、確実に動作する特長があ
る。しかしながら、使用状態によつて誤作動す
る欠点がある。例えば、排出側が高い位置にあ
ると、流入側の圧力が高くなつて、水が詰まつ
た状態として検出する。また、フイルター等が
詰まつても流入側の圧力が高くなり、誤つて電
極の通電が停止される欠点がある。 この考案は、さらにこの欠点を解決することを
目的に開発されたもので、この考案の重要な目的
は、故障を極減できると共に、使用状態による誤
動作を解消できるイオン水の生成装置を提供する
にある。
【従来の課題を解決する為の手段】
この考案のイオン水生成装置は、前述の目的を
達成するために、独特の構成を備えている。 この考案のイオン水の生成装置は、スケール付
着等が原因で発生する故障を防止して長期間確実
に動作するように圧力を検出して電極の通電を制
御している。さらに、圧力を検出する方法では使
用状態に制限を受けるので、この欠点を解消する
ために、2箇所の圧力を検出してその差圧で電極
の通電を制御している。 このように動作するイオン水の生成装置は、下
記の(1)あるいは(2)の構成を備えている。 (1) プラス、マイナスの電極を内蔵する電解槽1
と、電極4,5に直流電力を供給する電源2
と、電解槽1に連結された水の流路に設けられ
て、電源2を制御する圧力センサー3とを備え
ており、圧力センサー3の検出圧力で電極4,
5の通電状態を制御するように構成されたカル
シウムイオン水の生成装置において、下記の構
成を有することを特徴とするイオン水の生成装
置。 (a) 圧力センサー3は、ケーシング3Aと、こ
のケーシング内に張設されたダイヤフラム3
Bと、ダイヤフラム3Bの変位を検出する位
置センサー3Cとを備えている。 (b) ケーシング3Aには、高圧気密室3Hと、
低圧気密室3Lとが設けられている。 (c) ダイヤフラム3Bは、高圧気密室3Hと低
圧気密室3Lとに直接接して張設されてい
る。 (d) 高圧気密室3Hと低圧気密室3Lとは水の
流路に連結されている。 (e) 水の水路に抵抗部材が連結されている。 (f) 高圧気密室3Hは抵抗部材よりも流入側に
連結されている。 (g) 低圧気密室3Lは抵抗部材よりも流出側に
連結されている。 (h) 高圧気密室3Hと低圧気密室3Lの圧力差
でダイヤフラム3Bが移動され、ダイヤフラ
ム3Bの移動位置が位置センサー3Cで検出
され、位置センサー3Cが電源2の電極4,
5の通電状態を制御するように構成されてい
る。 (2) また、別の構成を有するイオン水の生成装置
は、プラス、マイナスの電極4,5を内蔵する
電解槽1と、電極に直流電力を供給する電源2
と、電解槽1に連結された水の流路に設けられ
て、電源2を制御する圧力センサー3とを備え
ており、圧力センサー3の検出圧力で電極4,
5の通電状態を制御するように構成されてい
る。 (a) 圧力センサー3は、ケーシング3Aと、ケ
ーシング3A内に張設されたダイヤフラム3
Bと、ダイヤフラム3Bの変位を検出する位
置センサー3Cとを備えている。 (b) ケーシング3Aには、高圧気密室3Hと、
低圧気密室3Lとが設けられている。 (c) ダイヤフラム3Bは、高圧気密室3Hと低
圧気密室3Lとに直接接して張設されてい
る。 (d) 高圧気密室3Hと低圧気密室3Lとは水の
流路に連結されている。 (e) 高圧気密室3Hが連結される水の流路は、
低圧気密室3Lが連結される水の流路よりも
太く設計されている。 (f) 高圧気密室3Hと低圧気密室3Lの圧力差
でダイヤフラム3Bが移動され、ダイヤフラ
ム3Bの移動位置が位置センサー3Cで検出
され、位置センサー3Cが電源2の電極4,
5の通電状態を制御するように構成されてい
る。
【作用効果】
この考案のイオン水の生成装置は、下記の動作
をして、圧力差で電極の通電状態を制御する。 正常にイオン水が排出される状態にあつて
は、高圧気密室3Hの圧力が低圧気密室3Lの
圧力よりも相当に高くなる。 第1図に示すイオン水の生成装置は、抵抗部
材であるフイルター9によつて高圧気密室3H
と低圧気密室3Lとに圧力差ができる。両気密
室の圧力差は、抵抗部材の圧力損失に等しくな
る。抵抗部材の圧力損失は、抵抗部材に通過す
る流量が増加すると大きくなる。言い替える
と、抵抗部材を通過する水量が多い程、高圧気
密室3Hと低圧気密室3Lの圧力差が大きくな
る。 第2図に示すイオン水の生成装置は、ベンチ
ユリー計の動作原理と同じように、高圧気密室
3Hを低圧気密室3Lよりも水の流路の太い部
分に連結しているので、高圧気密室3Hと低圧
気密室3Lとに圧力差ができる。このイオン水
の使用流量が増加して流速が速くなるに従つ
て、高圧気密室3Hの圧力は低圧気密室3Lの
圧力よりも低くなる。 高圧気密室3Hの圧力が、低圧気密室3Lの
圧力よりも高くなると、ダイヤフラム3Bは高
圧気密室3Hの圧力で強く押圧される。従つ
て、ダイヤフラム3Bは、高圧気密室3Hで強
く押圧された位置に変位して停止する。 ダイヤフラム3Bがこの位置に変位すると、
位置センサー3Cは電極4,5に通電する。 なんらかの原因で水の流動が停止されると、
高圧気密室3Hと低圧気密室3Lの圧力差が少
なく、あるいは、同じ圧力になる。 この状態になると、ダイヤフラム3Bは高圧
気密室3Hと低圧気密室3Lの圧力がバランス
して押圧されて変位しなくなり、あるいは、変
位量が少なくなる。 ダイヤフラム3Bの変位量が位置センサー3
Cに検出され、その変位量が設定範囲内にある
と、位置センサー3Cの信号で電源2の通電を
停止する。 この考案のイオン水の生成装置は、このよう
に、水の流路の2箇所の圧力差をダイヤフラムで
検出して電源を制御している。このため、水の流
路にフロート等の可動部材を設ける必要がない。
ただ、水を流動状態によつて移動するダイヤフラ
ムを設けているが、これは、高圧気密室と低圧気
密室の圧力差で移動するので、動作が確実で長期
間故障することがない。それは、フロートのよう
に、スケースル等がダイヤフラムの動きを阻害し
ないことが理由である。 このため、この考案のイオン水の生成装置は、
メンテナンスが簡単で、水質の良否に関係なく、
確実に動作して安心して使用できる特長がある。 さらにまた、この考案の装置は、ダイヤフラム
が圧力を検出することによつて間接的に水の流動
を検出しているにもかかわらず、水の流路の2箇
所の圧力差でダイヤフラムを変位させているの
で、たとえ排出側が高い位置にあつても確実に動
作する特長も実現できる。
【好ましい実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。 但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思
想を具体化する為の装置を例示するものであつ
て、この考案の装置は、構成部品の材質、形状、
構造、配置を下記の構造に特定するものではな
い。この考案の装置は、実用新案登録請求の範囲
に記載の範囲に於て、種々の変更が加えられる。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲
が理解し易いように、実施例に示される部材に対
応する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、
および「従来の課題を解決する為の手段の欄」に
示される部材に付記している。ただ、実用新案登
録請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。 第1図ないし第3図に示すイオン水生成装置
は、水のフイルター9と、電解槽1と、電源2
と、圧力センサー3とを備えている。 フイルター9は、供給された水道水を濾過材6
で濾過して、水に含まれている塩素等の悪臭成分
や異物を除去する。フイルター9は、カートリツ
ジケース7と濾過材6とからなり、濾過材6はカ
ートリツジケース7に充填されている。 濾過材6には、水を清澄に濾過すると共に、臭
い成分を除去できる全てのもの、例えば、活性
炭、多孔性の天然石、多孔性天然石を粉砕して粒
状に焼結したもの等、吸着能力に優れた粒体のも
のを使用することができる。濾過材である粒体に
は、例えば平均粒子径が1〜10mmのものが使用さ
れる。 カートリツジケース7は、通常、数カ月間使用
できるように、好ましくは、数百c.c.の濾過材を充
填できる容積に設計される。 フイルター9は、脱着具8を介して、固定され
ている。脱着具8は、フイルター9の下端に鍔状
に設けられたリングの上縁を引つかけて固定す
る。この脱着具8は、弾性的にフイルター9を固
定するように、弾性線材で作られている。脱着具
8は、上端が内側に曲げられて全体の形状がフツ
ク状で、下端は、回動自在に取付台に連結されて
いる。 供給管10と排出管11とは、ここにフイルタ
ー9を連結できるように、第1図に示すごとく、
先端が上向きに固定されている。フイルター9を
取付台の上に固定した状態で、供給管10と排出
管11とは、フイルターの流入口と排出口とに連
結される。 電解槽1は、フイルター9を通過した水を電解
して、プラスのイオンを含むアルカリ性イオン水
と、マイナスのイオンを含む酸性イオン水とに分
離する。電解槽1で電離されたイオン水は、アル
カリ性イオン水排水路12と酸性イオン水排水路
13から排水される。 このアルカリ性イオン水排水路12および酸性
イオン水排水路13には、排水状態を制御する弁
14,15が連結されている。 電解槽1は電極4,5を内蔵している。電極
4,5は、電源スイツチ16を介して電源2に接
続されている。 水道水の供給管10は、供給水をフイルター9
に供給する。フイルター9に供給された水道水
は、濾過材6を通過して濾過される。 排出管11は、フイルター9を透過して濾過さ
れた水を電解槽1に送る。したがつて、排出管1
1は電解槽1に連結されている。 電解槽1は、電極4,5で分離されたアルカリ
性イオン水と酸性イオン水とを排出するための、
アルカリ性イオン水排水路12および酸性イオン
水排水路13に連結されている。 マイナス電極5はケースに兼用されている。ケ
ースは、ステンレス等、導電性と、耐腐食性の金
属でもつて、水道水の圧力に耐える強度の円筒タ
ンク型に作られている。ケースは、下端にフイル
ター9の排出管11が連結され、上端にアルカリ
性イオン水排水路12と酸性イオン水排水路13
とが連結されている。 プラス電極4は、円柱状に形成されて、ケース
の中心に設けられている。プラス電極4には、電
気分解時に、塩素イオン等のマイナスイオンが集
まる。プラス電極4は、塩素イオンに対して充分
な耐腐食性の材質が使用される。プラス電極4に
は、例えば、チタンの表面が、二酸化イリジウム
でコーテイングされたものが使用できる。プラス
電極4は、両端が絶縁されてケースの外部に突出
している。ケースのプラス電極4の支持部分は、
非導電材が使用される。 電源2の出力電圧、即ち、両電極4,5間の電
圧は、アルカリ性イオン水および酸性イオン水の
流量、電極面積、アルカリ性イオン水と酸性イオ
ン水とに含まれる要求イオン濃度とを考慮して決
定する。通常、両電極間の電圧は、20〜100ボル
トの範囲に調整する。 電解槽1で電離されるイオンの含有量は、電極
4,5間の電流に比例する。電極4,5間の電流
は、電圧にほぼ比例する。従つて、アルカリ性イ
オン水と酸性イオン水とに含まれるイオン濃度
は、電極間の電圧で調整できる。電極間の電圧を
高くすると、アルカリ性イオン水と酸性イオン水
とに含まれるイオン濃度は高くなる。 アルカリ性イオン水と酸性イオン水のイオン濃
度は、用途によつて最適値が異なる。電極間の電
圧を調整して、用途に最適濃度のイオン水が得ら
れる。従つて、電極に直流電力を供給する電源2
には、好ましくは、出力電圧が変更できるタイプ
が使用される。 プラス電極4とケースとの間には、鎖線で示す
ように、多孔板17が配設される。多孔板17
は、円筒状に形成され、プラス電極4とマイナス
電極5の近傍に分離された、酸性イオン水とアル
カリ性イオン水とが混合するのを防止している。
多孔板17の上端を閉塞する板材の中心にアルカ
リ性イオン水排水路12が連結されている。酸性
イオン水排水路13は、ケースの外周部上端に開
口されている。 電解槽1から流出されるアルカリ性イオン水と
酸性イオン水とは、両方が同時に排出される。一
方のイオン水のみを排水すると、他方のイオン水
濃度が次第に高くなる。従つて、アルカリ性イオ
ン水と酸性イオン水の何れか片方のみを排出する
のは好ましくない。 第1図に示す装置は、アルカリ性イオン水排水
路12と、酸性イオン水排水路13とに弁14,
15が連結されている。アルカリ性イオン水排水
路12の弁14には、通常、水道の蛇口が使用さ
れる。酸性イオン水排水路13の弁15には電磁
弁が使用される。 圧力センサー3は、電源スイツチ17をオンオ
フ制御する。電極4,5には、イオン水が排出さ
れる時に電圧が加えられる。水が流動されない状
態にあつては、電極4,5には電圧は加えられな
い。従つて、圧力センサー3が水の流動を検出す
る時に、電源スイツチ17をオンに制御する。水
が流動されない状態にあつては、圧力センサー3
によつて電源スイツチ17はオフ状態に制御され
る。 第1図ないし第3図に示す圧力センサー3は、
ふたつのケーシング3Aと、各ケーシング3A内
に張設されたダイヤフラム3Bと、ダイヤフラム
3Bの変位を検出する位置センサー3Cとを備え
ている。 一方のケーシング3Aには高圧気密室3Hが設
けられており、他方のケーシング3Aには低圧気
密室3Lが設けられている。ダイヤフラム3B
は、高圧気密室3Hと低圧気密室3Lの圧力で平
行に移動されるように、各々のケーシング3A内
に張設されている。一方のダイヤフラム3Bは高
圧気密室3Hに直接に接触し、他方のダイヤフラ
ム3Bは低圧気密室3Lに直接に接触して張設さ
れている。 第1図に示すイオン水の生成装置は、抵抗部材
にフイルターを使用している。したがつて、圧力
センサーの高圧気密室3Hをフイルター9の吸入
側の供給管10に、低圧気密室3Lをフイルター
9の排出側の排出管11に連結している。この構
造によると、水の通路に抵抗部材を配設する必要
がない。それは、フイルター9を抵抗部材に併用
してからである。このため、抵抗部材を特別に設
けて水の通過抵抗を大きくすることがない。 ただ、図示しないが、水の通路に抵抗部材を連
結し、抵抗部材の流入側に高圧気密室を、流出側
に低圧気密室を連結するとこも可能である。 この構造のイオン水の生成装置は、水が流れる
と、フイルター9に圧力損失ができる。圧力損失
によつて、フイルター9の流入側と排出側とで圧
力差ができる。フイルター9の流入側と排出側の
圧力差は、フイルター9の圧力損失に等しくな
る。フイルター9の流入側は、排出側よりも圧力
が高くなる。 フイルター9の圧力損失は、水の流量が多くな
ると大きくなる。このため、フイルター9に水が
流れなくなると、フイルター9の圧力損失は零と
なる。 第2図に示すイオン水の生成装置は、高圧気密
室3Hと低圧気密室3Lとをフイルターの吸入側
の供給管10に連結している。高圧気密室3Hが
連結される供給管10は、低圧気密室3Lが連結
される排出管11よりも太いものが使用されてい
る。太さが異なる管に同一流量で水が流れると、
細い管の流速が速く、太い管の流速が遅くなる。
管内の圧力は、流速が速くなると低くなる。従つ
て、細い管は太い管に比較して流速が速くなり、
圧力が低くなる。 このため、細い管に連結された低圧気密室3L
は、太い管に連結された高圧気密室3Hに比較し
て圧力が低くなる。また、低圧気密室3Lと高圧
気密室3Hとの圧力差は、供給管10の流量が多
くなると大きくなる。 第3図に示すイオン水の生成装置は、高圧気密
室3Hをフイルターの吸入側の供給管10に連結
し、低圧気密室3Lをフイルターの排出管11に
連結している。高圧気密室3Hが連結される供給
管10は、低圧気密室3Lが連結される排出管1
1よりも太いものが使用されている。太さが異な
る管に同一流量で水が流れると、細い管の流速が
速く、太い管の流速が遅くなる。管内の圧力は、
流速が速くなると低くなる。従つて、細い管は太
い管に比較して流速が速くなり、圧力が低くな
る。 この位置に高圧気密室3Hと低圧気密室3Lと
を連結すると、水が流動した時における高圧気密
室3Hと低圧気密室3Lとの差圧を大きくでき
る。 ただ、この考案は、圧力センサー3の連結位置
を第1図ないし第3図に示す位置に特定するもの
ではない。 高圧気密室3Hと低圧気密室3Lのダイヤフラ
ム3Bは、圧力差で変位されるように、コンロツ
ド3Dで互いに連結されている。コンロツド3D
は、一端を高圧気密室3Hのダイヤフラム3B
に、他端を低圧気密室3Lのダイヤフラム3Bに
連結している。コンロツド3Dは、高圧気密室3
Hと低圧気密室3Lとの圧力差で軸方向に移動す
る。このため、コンロツド3Dは両ダイヤフラム
3Bの中心の固定板に直交して固定されている。 第1図ないし第3図に示す圧力センサー3は、
高圧気密室3Hのダイヤフラム3Bがコンロツド
3Dを右に押圧する。低圧気密室3Lのダイヤフ
ラム3Bはコンロツド3Dを左に押圧する。従つ
て、高圧気密室3Hと低圧気密室3Lの圧力が等
しいときには、コンロツド3Dは変位しない。高
圧気密室3Hの圧力が低圧気密室3Lの圧力より
も高くなるに従つて、高圧気密室3Hは右に変位
する。 ケーシング3Aは、ダイヤフラム3Bにコンロ
ツド3Dを固定できるように一方が開放されてい
る。第1図において、高圧気密室3Hを有するケ
ーシング3Aは右側が開放され、低圧気密室3L
のあるケーシング3Aは左側が開放されている。 このように、別々のケーシング3Aに高圧気密
室3Hと低圧気密室3Lとを設けたものは、コン
ロツド3Dとケーシング3Aとを気密にシールす
る必要がない。 ただ、この考案は圧力センサー3の構造を第1
図ないし第3図に示す構造に特定しない。第4図
は別の構造の圧力センサー3を示している。この
圧力センサー3は、ケーシング3A内にダイヤフ
ラム3Bを張設して、高圧気密室3Hと低圧気密
室3Lとに分離している。 この構造の圧力センサー3は、ダイヤフラム3
Bの左面が高圧気密室3Hの圧力で押圧され、右
面が低圧気密室3Lの圧力に押圧される。高圧気
密室3Hと低圧気密室3Lとが同じ圧力のときに
ダイヤフラム3Bは変位しない。高圧気密室3H
の圧力が低圧気密室3Lの圧力よりも高くなるに
従つて、ダイヤフラム3Bは右に移動する。 ダイヤフラム3Bの変位を検出するために、ダ
イヤフラム3Bにコンロツド3Dを連結してい
る。コンロツド3Dは、ケーシング3Aを気密に
貫通している。従つて、コンロツド3Dとケーシ
ング3Aには可撓性のあるベローズ3Eが固定さ
れて、ケーシング3Aの開口部を気密に閉塞して
いる。 位置センサー3Cは、コンロツド3Dを介して
ダイヤフラム3Bの変位を検出する。位置センサ
ー3Cにはマイクロスイツチが使用できる。マイ
クロスイツチは、プランジヤー3Fが押圧される
ときにオフ、プランジヤー3Fが押圧されないと
オンとなる。コンロツド3Dにはプランジヤー3
Fを押圧するアーム3Gが固定されている。 圧力センサー3は、電源スイツチ16を制御し
て、電極の通電状態を制御する。電源スイツチ1
6は、圧力センサー3がオンの時にオン、オフの
ときにオフに制御される。 第1図と第4図とに示す圧力センサー3は、次
のように動作して、電極4,5の通電を制御す
る。 [イオン水が正常に排出される状態] 排出管11の流速が、供給管10の流速より
も速くなり、高圧気密室3Hの圧力が低圧気密
室3Lの圧力よりも高くなる。 圧力差でダイヤフラム3Bは右に変位され
る。 アーム3Gがマイクロスイツチのプランジヤ
ー3Fから離れ、プランジヤー3Fが押圧され
なくなる。 プランジヤー3Fが押圧されないマイクロス
イツチは、オン状態となる。 オン状態にあるマイクロスイツチは、電極
4,5に通電するスイツチをオン状態として、
電極4,5に所定の電圧をかける。 電極4,5によつて、流入される水がアルカ
リ性イオン水と、酸性イオン水とに分離されて
排出される。 [イオン水が正常に排水されない状態] 排出管11と供給管10の流速が零となり、
高圧気密室3Hの圧力と低圧気密室3Lと同じ
圧力となる。 圧力差がないのでダイヤフラム3Bは変位せ
ずに中立位置にある。 アーム3Gがマイクロスイツチのプランジヤ
ー3Fを押圧する。 プランジヤー3Fが押圧されてマイクロスイ
ツチは、オフ状態となる。 オフ状態にあるマイクロスイツチは、電極
4,5に通電するスイツチをオフ状態として、
電極4,5への通電を停止する。 圧力センサー3は、酸性イオン水排水路13
の電磁弁15も制御している。即ち、蛇口であ
る弁14が開かれてアルカリ性イオン水が流出
されると、圧力センサー3がこのことを検出し
て電磁弁15を開弁する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の実施例を示す
イオン水生成装置の概略断面図、第4図は圧力セ
ンサーの一例を示す断面図である。 1……電解槽、2……電源、3……圧力センサ
ー、3A……ケーシング、3B……ダイヤフラ
ム、3C……位置センサー、3D……コンロツ
ド、3E……ベローズ、3F……プランジヤー、
3G……アーム、3H……高圧気密室、3L……
低圧気密室、4……電極、5……電極、6……濾
過材、7……ケース、8……脱着具、9……フイ
ルター、10……供給管、11……排出管、12
……アルカリ性イオン水排水路、13……酸性イ
オン水排水路、14……弁、15……弁、16…
…電源スイツチ、17……多孔板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プラス、マイナスの電極を内蔵する電解槽1
    と、電極4,5に直流電力を供給する電源2
    と、電解槽1に連結された水の流路に設けられ
    て、電源2を制御する圧力センサー3とを備え
    ており、圧力センサー3の検出圧力で電極4,
    5の通電状態を制御するように構成されたカル
    シウムイオン水の生成装置において、下記の構
    成を有することを特徴とするイオン水の生成装
    置。 (a) 圧力センサー3は、ケーシング3Aと、こ
    のケーシング内に張設されたダイヤフラム3
    Bと、ダイヤフラム3Bの変位を検出する位
    置センサー3Cとを備えている。 (b) ケーシング3Aには、高圧気密室3Hと、
    低圧気密室3Lとが設けられている。 (c) ダイヤフラム3Bは、高圧気密室3Hと低
    圧気密室3Lとに直接接して張設されてい
    る。 (d) 高圧気密室3Hと低圧気密室3Lとは水の
    流路に連結されている。 (e) 水の水路に抵抗部材が連結されている。 (f) 高圧気密室3Hは抵抗部材よりも流入側に
    連結されている。 (g) 低圧気密室3Lは抵抗部材よりも流出側に
    連結されている。 (h) 高圧気密室3Hと低圧気密室3Lの圧力差
    でダイヤフラム3Bが移動され、ダイヤフラ
    ム3Bの移動位置が位置センサー3Cで検出
    され、位置センサー3Cが電源2の電極4,
    5の通電状態を制御するように構成されてい
    る。 (2) プラス、マイナスの電極を内蔵する電解槽1
    と、電極4,5に直流電力を供給する電源2
    と、電解槽1に連結された水の流路に設けられ
    て、電源2を制御する圧力センサー3とを備え
    ており、圧力センサー3の検出圧力で電極4,
    5の通電状態を制御するように構成されたカル
    シウムイオン水の生成装置において、下記の構
    成を有することを特徴とするイオン水の生成装
    置。 (a) 圧力センサー3は、ケーシング3Aと、こ
    のケーシング内に張設されたダイヤフラム3
    Bと、ダイヤフラム3Bの変位を検出する位
    置センサー3Cとを備えている。 (b) ケーシング3Aには、高圧気密室3Hと、
    低圧気密室3Lとが設けられている。 (c) ダイヤフラム3Bは、高圧気密室3Hと低
    圧気密室3Lとに直接接して張設されてい
    る。 (d) 高圧気密室3Hと低圧気密室3Lとは水の
    流路に連結されている。 (e) 高圧気密室3Hが連結される水の流路は、
    低圧気密室3Lが連結される水の流路よりも
    太く設計されている。 (f) 高圧気密室3Hと低圧気密室3Lの圧力差
    でダイヤフラム3Bが移動され、ダイヤフラ
    ム3Bの移動位置が位置センサー3Cで検出
    され、位置センサー3Cが電源2の電極4,
    5の通電状態を制御するように構成されてい
    る。
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