JPH0440794Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0440794Y2 JPH0440794Y2 JP902689U JP902689U JPH0440794Y2 JP H0440794 Y2 JPH0440794 Y2 JP H0440794Y2 JP 902689 U JP902689 U JP 902689U JP 902689 U JP902689 U JP 902689U JP H0440794 Y2 JPH0440794 Y2 JP H0440794Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- filter
- ionized water
- cartridge case
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 231
- 230000002378 acidificating effect Effects 0.000 claims description 43
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 27
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 3
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 43
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 35
- 239000010954 inorganic particle Substances 0.000 description 13
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 8
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 5
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 4
- 239000000460 chlorine Substances 0.000 description 4
- 229910052801 chlorine Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 4
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 4
- -1 calcium ions Chemical class 0.000 description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 3
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 3
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 3
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 3
- ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N Chlorine atom Chemical compound [Cl] ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- HTXDPTMKBJXEOW-UHFFFAOYSA-N dioxoiridium Chemical compound O=[Ir]=O HTXDPTMKBJXEOW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- BHPQYMZQTOCNFJ-UHFFFAOYSA-N Calcium cation Chemical compound [Ca+2] BHPQYMZQTOCNFJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- JLVVSXFLKOJNIY-UHFFFAOYSA-N Magnesium ion Chemical compound [Mg+2] JLVVSXFLKOJNIY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 244000046052 Phaseolus vulgaris Species 0.000 description 1
- 235000010627 Phaseolus vulgaris Nutrition 0.000 description 1
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 244000269722 Thea sinensis Species 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000011001 backwashing Methods 0.000 description 1
- 238000004061 bleaching Methods 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 229910001424 calcium ion Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
- 238000007865 diluting Methods 0.000 description 1
- 235000020188 drinking water Nutrition 0.000 description 1
- 239000003651 drinking water Substances 0.000 description 1
- 235000013601 eggs Nutrition 0.000 description 1
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 235000012055 fruits and vegetables Nutrition 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 229910001425 magnesium ion Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000002923 metal particle Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 239000012811 non-conductive material Substances 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 235000012149 noodles Nutrition 0.000 description 1
- 230000009965 odorless effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229910001414 potassium ion Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001415 sodium ion Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 description 1
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 description 1
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
- 235000019640 taste Nutrition 0.000 description 1
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Description
この考案は、水を電気分解して、酸性イオン水
と、アルカリ性イオン水とに分離する装置に関す
る。
と、アルカリ性イオン水とに分離する装置に関す
る。
水をアルカリ性イオン水と酸性イオン水とに分
離する装置は開発されている。 アルカリ性イオン水は、物を柔らかくする豊潤
作用に加えて、溶解力や浸透力に優れた特性を示
す。酸性イオン水は、洗浄作用、殺菌作用、漂白
作用に優れた特性を示す。これ等の作用が生かさ
れて、アルカリ性イオン水は、飲料水、水割り用
の 水、コヒーやお茶の水に使用されている。また、
酸性イオン水は、麺類のゆで水、豆類を煮炊きす
る水、果物野菜の洗浄水、卵のゆで水、掃除水等
に使用されている。 酸性イオン水とアルカリ性イオン水とは、水の
通路にプラス、マイナスの電極を設け、電極で水
を電気分解することによつて得られる。即ち、プ
ラス電極には、水に含まれる塩素や硫黄等のマイ
ナスイオンが電気的に吸引され、マイナス電極に
は、水中に含まれるカルシウムイオン、ナトリウ
ムイオン、マグネシウムイオンあるいはカリウム
イオン等のプラスイオンが吸引される。この為、
プラス電極の近傍から排水される水は、マイナス
イオンを多く含む酸性イオン水となり、マイナス
電極の近傍から排水される水にはプラスイオンが
多量に含まれるアルカリ性イオン水となる。 この装置は、水に含まれる臭い成分や異物を等
を除去するために、水を通路にフイルターを設け
ている。フイルターには、濾過材として活性炭を
充填している。フイルターで清澄になつた水は、
臭いがなく、さらに美味な飲用水となる。ところ
が、このフイルターは、使用する従つて目詰まり
を起こすので、一定の期間毎に交換する必要があ
る。 例えば、約500c.c.の活性炭を充填したフイルタ
ーを業務用に使用すると、約3ヵ月で目詰まりを
起こすので、交換する必要がある。 電解イオン水生成装置は、フイルターが目詰ま
りして、水量が低下すると、同じ水を出すのに時
間がかかるだけでは決してない。水量が少なくな
ると、水に含まれるイオン濃度が変化する欠点が
ある。イオン濃度が、電極間の電流値と、水の流
量との関数で決定されることが理由である。電極
間電流が一定で、水量が少なくなると、イオン濃
度が高くなり、反対に、水量が増加すると、イオ
ン濃度は低くなる。 この装置は、イオン濃度が変化すると、極めて
使い難い欠点がある。使用する毎に、イオン濃度
を調整するために、電極間電圧を調整する必要が
あるからである。
離する装置は開発されている。 アルカリ性イオン水は、物を柔らかくする豊潤
作用に加えて、溶解力や浸透力に優れた特性を示
す。酸性イオン水は、洗浄作用、殺菌作用、漂白
作用に優れた特性を示す。これ等の作用が生かさ
れて、アルカリ性イオン水は、飲料水、水割り用
の 水、コヒーやお茶の水に使用されている。また、
酸性イオン水は、麺類のゆで水、豆類を煮炊きす
る水、果物野菜の洗浄水、卵のゆで水、掃除水等
に使用されている。 酸性イオン水とアルカリ性イオン水とは、水の
通路にプラス、マイナスの電極を設け、電極で水
を電気分解することによつて得られる。即ち、プ
ラス電極には、水に含まれる塩素や硫黄等のマイ
ナスイオンが電気的に吸引され、マイナス電極に
は、水中に含まれるカルシウムイオン、ナトリウ
ムイオン、マグネシウムイオンあるいはカリウム
イオン等のプラスイオンが吸引される。この為、
プラス電極の近傍から排水される水は、マイナス
イオンを多く含む酸性イオン水となり、マイナス
電極の近傍から排水される水にはプラスイオンが
多量に含まれるアルカリ性イオン水となる。 この装置は、水に含まれる臭い成分や異物を等
を除去するために、水を通路にフイルターを設け
ている。フイルターには、濾過材として活性炭を
充填している。フイルターで清澄になつた水は、
臭いがなく、さらに美味な飲用水となる。ところ
が、このフイルターは、使用する従つて目詰まり
を起こすので、一定の期間毎に交換する必要があ
る。 例えば、約500c.c.の活性炭を充填したフイルタ
ーを業務用に使用すると、約3ヵ月で目詰まりを
起こすので、交換する必要がある。 電解イオン水生成装置は、フイルターが目詰ま
りして、水量が低下すると、同じ水を出すのに時
間がかかるだけでは決してない。水量が少なくな
ると、水に含まれるイオン濃度が変化する欠点が
ある。イオン濃度が、電極間の電流値と、水の流
量との関数で決定されることが理由である。電極
間電流が一定で、水量が少なくなると、イオン濃
度が高くなり、反対に、水量が増加すると、イオ
ン濃度は低くなる。 この装置は、イオン濃度が変化すると、極めて
使い難い欠点がある。使用する毎に、イオン濃度
を調整するために、電極間電圧を調整する必要が
あるからである。
この考案は、この欠点を解決することを目的に
開発されたもので、この考案の重要な目的は、フ
イルターの目詰まりを防止して、フイルターの使
用可能期間を延長し、さらに、目詰まりによるイ
オン濃度の変動を少なくできる電解イオン水生成
装置を提供するにある。
開発されたもので、この考案の重要な目的は、フ
イルターの目詰まりを防止して、フイルターの使
用可能期間を延長し、さらに、目詰まりによるイ
オン濃度の変動を少なくできる電解イオン水生成
装置を提供するにある。
この考案の電解イオン水生成装置は、流入され
る水をアルカリ性イオン水と酸性イオン水とに分
離する電解槽と、この電解槽の電極に連結されて
いる電源と、水の通路に連結されているフイルタ
ーとを備え、フイルターで水を濾過してイオン水
を排出するように構成されたものであつて、下記
の構成を有することを特徴としている。 (a) フイルター1は、簡単に交換できるように、
カートリツジケース3と、このカートリツジケ
ース3内に充填されている活性炭等の濾過材4
とを備える。 (b) カートリツジケース3は、内部に充填された
濾過材4を水を通過して濾過されるように、水
を流入口1Aと排出口1Bとが開口されてい
る。 (c) 流入口1Aと排出口1Bは、濾過材が水と一
緒にカートリツジケースから出ないように、ケ
ース内側開口部を、硬質の多孔性部材7で閉塞
している。 (d) 多孔性部材7は、濾過材4は通過しないが水
は通過できる無数の孔を有する材質、例えば、
無機質の粒体を多孔質の状態に焼結したものが
使用される。 (e) カートリツジケース3を脱着するときに、流
入口1Aと排出口1Bとを一緒に供給管5と排
出管6とに連結できるように、流入口1Aと排
出口1Bとは、カートリツジケース3の一端に
設けられている。 (f) カートリツジケース3の流入口1Aと排出口
1Bとは、水の供給管5と排出管6とに脱着自
在に連結されている。 (g) カートリツジケース3の連結状態を変更する
ことによつて、カートリツジケース3内の水を
逆流できるように、流入口1Aと排出口1Bと
は、供給管5と排出管6の何れにも連結できる
太さで、しかも、カートリツジケース3一端の
左右対称位置に設けられている。
る水をアルカリ性イオン水と酸性イオン水とに分
離する電解槽と、この電解槽の電極に連結されて
いる電源と、水の通路に連結されているフイルタ
ーとを備え、フイルターで水を濾過してイオン水
を排出するように構成されたものであつて、下記
の構成を有することを特徴としている。 (a) フイルター1は、簡単に交換できるように、
カートリツジケース3と、このカートリツジケ
ース3内に充填されている活性炭等の濾過材4
とを備える。 (b) カートリツジケース3は、内部に充填された
濾過材4を水を通過して濾過されるように、水
を流入口1Aと排出口1Bとが開口されてい
る。 (c) 流入口1Aと排出口1Bは、濾過材が水と一
緒にカートリツジケースから出ないように、ケ
ース内側開口部を、硬質の多孔性部材7で閉塞
している。 (d) 多孔性部材7は、濾過材4は通過しないが水
は通過できる無数の孔を有する材質、例えば、
無機質の粒体を多孔質の状態に焼結したものが
使用される。 (e) カートリツジケース3を脱着するときに、流
入口1Aと排出口1Bとを一緒に供給管5と排
出管6とに連結できるように、流入口1Aと排
出口1Bとは、カートリツジケース3の一端に
設けられている。 (f) カートリツジケース3の流入口1Aと排出口
1Bとは、水の供給管5と排出管6とに脱着自
在に連結されている。 (g) カートリツジケース3の連結状態を変更する
ことによつて、カートリツジケース3内の水を
逆流できるように、流入口1Aと排出口1Bと
は、供給管5と排出管6の何れにも連結できる
太さで、しかも、カートリツジケース3一端の
左右対称位置に設けられている。
従来の電解イオン水生成装置は、使用するに従
つて、フイルターが目詰まりを起こして水の流量
が低下し、イオン濃度が変動する欠点があつた。
これに対して、この考案の電解イオン水生成装置
は、フイルターの目詰まりを少なくして、水のイ
オン濃度の変動を少なくできる特長がある。それ
は、この考案の電解イオン水生成装置が、フイル
ターの連結状態を変更して、フイルター内に水を
逆流できることが理由である。 この考案の電解イオン水生成装置は、一定期間
使用した後、フイルター1の流入口1Aと排出口
1Bを入れ換える。すなわち、最初は、水の流入
口1Aを供給管5に、排出口1Bを排出管6に連
結して使用するが、一定期間使用したのち、フイ
ルター1を差し替えて、フイルターの流入口1A
を排出管6に、排出口1Bを供給管5に連結す
る。この状態で使用されるフイルター1は、最初
は、流入口1Aから排出口1Bに向かつて水が順
方向に流れるが、その後、差し替えた後は、水が
排出口1Bから供給管5に向かつて逆流する。 一定期間使用された後、水を逆流させるフイル
ター1は、長期間にわたつて、目詰まりを防止で
きる。それは、水を逆流させることによつて、濾
過材4の間に詰まつた異物を逆洗でき、また、水
の流路が変更されて、流れ易くなるからである。 また、フイルター1を差し替えて水を逆流させ
ると、水の流動状態が変化して、流れる部分が変
わる。なすわち、水の流れの中に固体を置くと、
固体の下流側に渦ができて、水の淀み部分ができ
るが、水を逆流させると、下流側が上流側に変わ
るので、順方向で水の淀み部となつた部分にも水
が良く流れる。従つて、水を逆流させると、濾過
材4の全表面に均一に水が流動することになつ
て、濾過材4全体が水の悪臭成分等を効果的に吸
着する。このため、濾過材4の利用効率が向上し
て、長い期間吸着能力を失わない。 ただ、水を逆流させた直後は、濾過材4の間に
詰まつた異物が流れて汚水がでるが、一定期間水
を排水させて、異物が除去されると、水は再び清
澄になる。 このように、フイルター1を差し替えて逆洗し
て使用できるこの考案の電解イオン水生成装置
は、長期間にわたつてフイルター1の目詰まりを
防止して水量変動を防止し、これによつて、水の
イオン濃度を均一にできる特長がある。 また、フイルター1の目詰まりが防止されるの
で、フイルター1自体の寿命も延長できる特長も
実現される。
つて、フイルターが目詰まりを起こして水の流量
が低下し、イオン濃度が変動する欠点があつた。
これに対して、この考案の電解イオン水生成装置
は、フイルターの目詰まりを少なくして、水のイ
オン濃度の変動を少なくできる特長がある。それ
は、この考案の電解イオン水生成装置が、フイル
ターの連結状態を変更して、フイルター内に水を
逆流できることが理由である。 この考案の電解イオン水生成装置は、一定期間
使用した後、フイルター1の流入口1Aと排出口
1Bを入れ換える。すなわち、最初は、水の流入
口1Aを供給管5に、排出口1Bを排出管6に連
結して使用するが、一定期間使用したのち、フイ
ルター1を差し替えて、フイルターの流入口1A
を排出管6に、排出口1Bを供給管5に連結す
る。この状態で使用されるフイルター1は、最初
は、流入口1Aから排出口1Bに向かつて水が順
方向に流れるが、その後、差し替えた後は、水が
排出口1Bから供給管5に向かつて逆流する。 一定期間使用された後、水を逆流させるフイル
ター1は、長期間にわたつて、目詰まりを防止で
きる。それは、水を逆流させることによつて、濾
過材4の間に詰まつた異物を逆洗でき、また、水
の流路が変更されて、流れ易くなるからである。 また、フイルター1を差し替えて水を逆流させ
ると、水の流動状態が変化して、流れる部分が変
わる。なすわち、水の流れの中に固体を置くと、
固体の下流側に渦ができて、水の淀み部分ができ
るが、水を逆流させると、下流側が上流側に変わ
るので、順方向で水の淀み部となつた部分にも水
が良く流れる。従つて、水を逆流させると、濾過
材4の全表面に均一に水が流動することになつ
て、濾過材4全体が水の悪臭成分等を効果的に吸
着する。このため、濾過材4の利用効率が向上し
て、長い期間吸着能力を失わない。 ただ、水を逆流させた直後は、濾過材4の間に
詰まつた異物が流れて汚水がでるが、一定期間水
を排水させて、異物が除去されると、水は再び清
澄になる。 このように、フイルター1を差し替えて逆洗し
て使用できるこの考案の電解イオン水生成装置
は、長期間にわたつてフイルター1の目詰まりを
防止して水量変動を防止し、これによつて、水の
イオン濃度を均一にできる特長がある。 また、フイルター1の目詰まりが防止されるの
で、フイルター1自体の寿命も延長できる特長も
実現される。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。 但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思
想を具体化する為の装置を例示するものであつ
て、この考案の装置は、構成部品の材質、形状、
構造、配置を下記の構造に特定するものでない。
この考案の装置は、実用新案登録請求の範囲に記
載の範囲に於て、種々の変更が加えられる。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲
が理解し易いように、実施例に示される部材に対
応する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、
および「従来の課題を解決する為の手段の欄」に
示される部材に付記している。ただ、実用新案登
録請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。 第1図に示す電解イオン水生成装置は、水のフ
イルター1と、電解槽2と、電源16とを備えて
いる。 フイルター1は、供給された水道水を濾過材4
で濾過して、水に含まれている塩素等の悪臭成分
や、異物を除去する。フイルター1は、カートリ
ツジケース3と濾過材4とからなり、濾過材4は
カートリツジケース3に充填されている。 濾過材4には、水を清澄に濾過すると共に、臭
い成分を除去できる全てのもの、例えば、活性
炭、多孔性の天然石、多孔性天然石を粉砕して粒
状に焼結したもの等、吸着能力に優れた粒状のも
のを使用することができる。濾過材4である粒体
には、例えば平均粒子径が1〜10mmのものが使用
される。 カートリツジケース3は、通常、数カ月間使用
できるように、好ましくは、数百c.c.の濾過材4を
充填できる容積に設計される。第1図に示すカー
トリツジケース3は、全体の形状が円筒状で、上
下両端が閉塞されて、底板に円筒が設けられて、
この筒体でもつて、流入口1Aと排出口1Bとが
開口されている。 流入口1Aと排出口1Bのケース内側は、多孔
性部材7で閉塞されている。多孔性部材7は、流
入口1Aと排出口1Bから濾過材4がでるのを防
止する。従つて、多孔性部材7は、濾過材は通過
できないが、水は通過できる無数の孔を有するも
のが使用される。 また、フイルター1は、順方向と逆方向の両方
向に水が通過する。従つて、多孔性部材7には、
水が逆方向に移動しても変形しない硬質のものが
使用される。従来のフイルターは、金属板の片面
に不織布や合成樹脂発泡体等の軟質材を重ねて使
用していた。この構造のフイルターは、軟質材が
金属板に向かつて水は通過できるが、反対に水が
通過すると、軟質材が変形する。この構造のフイ
ルターは、水の通過方向が一定の場合には使用で
きるが、水が順、逆方向に流動される場合、変形
して使用できない。 硬質の多孔性部材7には、無機質の粒体7A
を、無数の隙間ができる状態に焼結したものが最
適である。この無機質焼結材は、一端が閉塞され
た筒状に焼結成形する。成形された無機質焼結材
は、第1図に示すように、固定筒を介して、流入
口1Aと排出口1Bとを構成する筒に挿入して固
定される。 この多孔性部材7は、第3図に示すように、無
機質の粒体7Aを多孔質状態に焼結している。無
機質の粒体7Aには、アルミニウム、黄銅、ステ
ンレス等の耐腐食性の金属粒、あるいは、天然石
を粒状に粉砕した物が使用される。 無機質の粒体7Aは、焼成される時に、それ自
体の一部が溶融して接点で互いに溶着される場合
と、別のバインダーで接点を接着する場合と、両
方で接点が接着される場合とがある。 無機質の粒体7Aの一部を溶融して接着する焼
結材は、無機質の粒体7Aとバインダーとを混合
して焼成する。バインダーには、焼成時の熱で焼
失するが、焼成する迄は無機質粒体7Aを一定の
形状に保つことが出来る合成樹脂バインダー、あ
るいは、無機質粒体7Aの融点を低くする融剤を
使用する。 別のバインダーで無機質粒体7Aが焼結されて
いる多孔性部材7は、焼成される時に溶融されて
無機質粒体を結合する粒体7Aと、無機質粒体7
Aとを混合成型して焼成する。 焼成される多孔性部材7に形成される空隙の大
きさは、無機質粒体7Aの粒子径と、これに混合
されるバインダーの粒径とで調整できる。 多孔性部材7は、濾過材4が流れ出すのを阻止
する為のものであるから、多孔性部材7の空隙
は、濾過材4の平均粒子径よりも充分に小さく決
定される。 この考案の装置は、フイルター1を差し替えて
複数回使用できることを特長としている。差し替
えるときには、フイルター1の流入口1Aと排出
口1Bとが同時に供給管5と排出管6とに連結さ
れる。流入口1Aと排出口1Bとは、カートリツ
ジケース3の下端に設けられている。 カートリツジケース3の流入口1Aと排出口1
Bとは、水の供給管5と排出管6の両方に脱着自
在に連結される。すなわち、流入口1Aと排出口
1Bとは、供給管5と排出管6の何れにも連結で
きように、同じ太さの筒体で構成されている。ま
た、カートリツジケース3を180度回転して抜き
差しすることによつて、流入口1Aと排出口1B
とを入れ換えて脱着できるように、第2図の底面
図に示すように、カートリツジケース3の底部に
左右対称位置に設けられている。 フイルター1は、流入口1Aと排出口1Bと
を、供給管5と排出管6とに連結した状態で、抜
けないように固定される。フイルター1を固定す
る構造は、フイルターを脱着自在に固定できる全
ての構造が採用できる。 第1図のフイルター1は、脱着具28を介し
て、固定されている。脱着具28は、フイルター
1の下端に鍔状に設けられたリングの上縁を引つ
かけて固定する。この脱着具28は、弾性的にフ
イルター1を固定するように、弾性線材で作られ
ている。脱着具28は、上端が内側に曲げられて
全体の形状がフツク状で、下端は、回動自在に取
付台に連結されている。 この脱着具28は、上端を外側に押して、鎖線
位置に開くとフイルター1を外して差替えでき
る。フイルター1を差し替えた後、脱着具28を
内側に押して、実線位置としてフイルターを固定
する。 供給管5と排出管6とは、ここにフイルター1
を連結できるように、第1図に示すごとく、先端
が上向きに固定されている。フイルター1を取付
台の上に固定した状態で、供給管5と排出管6と
は、フイルターの流入口1Aと排出口1Bとに連
結される。したがつて、供給管5と排出管6と
は、取付台の内部に位置して、流入口1Aと排出
口1Bとの間隔に等しく離されて、互いに対称位
置に設けられている。 供給管5と排出管6とは、水漏れなく流入口1
Aと排出口1Bとに連結できるように、図示しな
いが、内面に筒状のゴム状弾性体が接着されてい
る。供給管5と排出管6との内径は、流入口1A
と排出口1Bとを構成する円筒の外径よりも多少
小さく作られている。 電解槽2は、フイルター1を通過した水を電解
して、プラスのイオンを含むアルカリ性イオン水
と、マイナスのイオンを含む酸性イオン水とに分
離する。電解槽2で電離されたイオン水は、アル
カリ性イオン水排水路10と酸性イオン水排水路
11から排水される。 このアルカリ性イオン水排水路10および酸性
イオン水排水路11には排水状態を制御する弁2
0,21が連結されている。 電解槽2の電極8,9は、電源16に接続され
ている。また、第1図の装置は、電解槽2に連通
して電気的な信号で開閉される排水弁12と、こ
の排水弁12が途中に連結されている洗浄水排水
路18と、排水弁12と電源16とを制御する制
御回路19とを備えている。 水道水の供給管5は、供給水をフイルター1に
供給する。フイルター1に供給された水道水は、
濾過材4を通過して濾過される。 排出管6は、フイルター1を透過して濾過され
た水を電解槽2に送る。したがつて、この排出管
6は、電解槽2に連結されている。 電解槽2は、流入する水から酸性イオン水を得
るプラス電極8と、アルカリ性イオン水を得るマ
イナス電極9を備えている。また、電解槽2は、
電極で分離された、アルカリ性イオン水と酸性イ
オン水とを排出する、アルカリ性イオン水排水路
10および酸性イオン水排水路11に連結されて
いる。 マイナス電極9はケースに兼用される。ケース
は、ステンレス等、導電性と、耐腐食性の金属で
もつて、水道水の圧力に耐える強度の円筒タンク
型に作られている。ケースは、下端にフイルター
1の排出管6が連結され、上端にアルカリ性イオ
ン水排水路10と酸性イオン水排水路11とが連
結されている。 プラス電極8は、円柱状に形成されて、ケース
の中心に設けられている。プラス電極8には、電
気分解時に、塩素イオン等のマイナスイオンが集
まる。プラス電極8は、塩素イオンに対して充分
な耐腐食性の材質が使用される。プラス電極に
は、例えば、チタンの表面が、二酸化イリジウム
でコーテイングされたものが使用できる。プラス
電極8は、両端が絶縁されてケースの外部に突出
している。ケースのプラス電極8の支持部分は、
非導電材が使用される。 プラス電極8とマイナス電極9とは、切換スイ
ツチ23を介して直流の電源16に連結されてい
る。電源16の出力電圧、即ち、両電極間の電圧
は、アルカリ性イオン水および酸性イオン水の流
量、電極面積、アルカリ性イオン水と酸性イオン
水とに含まれる要求イオン濃度とを考慮して決定
する。通常、両電極間の電圧は、20〜100ボルト
の範囲に調整する。 電解槽2で電離されるイオンの含有量は、電極
間の電流に比例する。電極間の電流は、電圧にほ
ぼ比例する。従つて、アルカリ性イオン水と酸性
イオン水とに含まれるイオン濃度は、電極間の電
圧で調整できる。電極間の電圧を高くすると、ア
ルカリ性イオン水と酸性イオン水とに含まれるイ
オン濃度は高くなる。 アルカリ性イオン水と酸性イオン水のイオン濃
度は、用途によつて最適値が異なる。電極間の電
圧を調整して、用途に最適のイオン水が得られ
る。従つて、電極に直流電力を供給する電源16
には、好ましくは、出力電圧が変更できるタイプ
が使用される。 プラス電極8とケースとの間には、鎖線で示す
ように、多孔板15が配設される。多孔板15
は、円筒状に形成され、プラス電極8とマイナス
電極9の近傍に分離された、酸性イオン水とアル
カリ性イオン水とが混合するのを防止している。
多孔板15の上端を閉塞する板材の中心にアルカ
リ性イオン水排水路10が連結されている。酸性
イオン水排水路11は、ケースの外周部上端に開
口されている。 電解槽2から流出されるアルカリ性イオン水と
酸性イオン水とは、両方が同時に排出される。一
方のイオン水のみを排水すると、他方のイオン水
濃度が次第に高くなる。従つて、アルカリ性イオ
ン水と酸性イオン水の何れか片方のみを排出する
のは好ましくない。 第1図に示す装置は、アルカリ性イオン水排水
路10と、酸性イオン水排水路11とに弁20,
21が連結されている。アルカリ性イオン水排水
路10の弁20には、通常、水道の蛇口が使用さ
れる。酸性イオン水排水路11の弁21には電磁
弁が使用される。アルカリ性イオン水排水路10
の途中にはフローセンサー14が連結されてい
る。このフローセンサー14は、酸性イオン水排
水路11の電磁弁21を制御する。また、排出管
6の途中にもフローセンサー27が連結されてい
る。フローセンサー14,27が電磁弁21を制
御してこれを開閉する。即ち、蛇口である弁20
が開かれてアルカリ性イオン水が流出されると、
フローセンサー27がこのことを検出して電磁弁
21を開弁する。従つて、フローセンサー27
は、アルカリ性イオン水の排水状態を検出して、
アルカリ性イオン水が排出される時には、酸性イ
オン水も排水する。蛇口である弁20が閉弁され
ると、このことがフローセンサー14で検出され
て弁21が閉弁される。 フローセンサー14は、電磁弁21と一緒に電
源スイツチ17も制御する。電極8,9は、アル
カリ性イオン水と酸性イオン水とが排出される時
に電圧が加えられる。アルカリ性イオン水と酸性
イオン水とが排水されない状態にあつては、電極
8,9には電圧は加えられない。従つて、フロー
センサー14がアルカリ性イオン水の排水を検出
する時に、電源スイツチ17はオン、アルカリ性
イオン水が排水されない状態にあつては、電源ス
イツチ17はオフ状態に制御される。 第1図の装置は、アルカリ性イオン水排水路1
0の弁20に蛇口を使用している。このタイプの
装置は、主としてアルカリ性イオン水を使用する
用途に便利に使用できる。 酸性イオン水排水路11とアルカリ性イオン水
排水路10とは、排水弁12介在の洗浄水排水路
18が連結されている。洗浄水排水路18は、電
極8,9に逆極性の洗浄電圧を加えて、電気的に
洗浄するときに洗浄水を排水する。電極の洗浄工
程に於て、電極8,9に反対の極性の電圧をかけ
て、電極表面の付着物を除去する。洗浄工程によ
つて電極は水との接触電気抵抗が低下し、水の通
電電流を大きく回復できる。 第1図に示す装置は、酸性イオン水排水路11
およびアルカリ性イオン水排水路10の電解槽2
に近い部分を2分岐して、洗浄水排水路18に連
結している。アルカリ性イオン水排水路10と酸
性イオン水排水路11の分岐路には、それぞれ排
水弁12が連結されている。 洗浄水排水路18は、アルカリ性イオン水と酸
性イオン水の両方を一緒に混合して、電極表面の
付着物を除去して排水する。 排水弁12は電磁弁で、この電磁弁は制御回路
19に開閉される。 制御回路19は、タイマー22を備えている。
タイマー22は、洗浄工程が完了した後、排水弁
12を開弁状態に保持して、洗浄水を排出する。 電極間電圧が零ボルトに切り換えられた後、排
水弁12が電解槽2と洗浄水排水路18から排水
することによつて、反対極性のイオンを含む水を
排水できる。逆極性のイオン水は水に押し出され
るので、電解槽2のイオン水の通路には、イオン
水に代わつて水が満たされる。この状態で、プラ
ス電極8をプラスに、マイナス電極9をマイナス
電圧を印加してイオン水を排水すると、酸性イオ
ン水排水路11とアルカリ性イオン水排水路10
とは、最初イオンを含まない中性の水が排水され
る。中性の水は、逆極性のイオン水に比べると極
めて弊害が少ないので、この状態でも充分に使用
できる。 制御回路19にサブタイマー25を設けること
によつて、洗浄工程の後、直ちに適正なイオン水
を排水させることができる。サブタイマー25
は、設定時間がタイマー22よりも短く調整され
ている。サブタイマー25は、タイマー22と同
時にカウントを開始し、これがカウントを終了す
る時に、電源スイツチ17をオン状態に切り換え
て電極に適正電圧を加え(第1図に於て切換スイ
ツチ23を実線位置)、タイマー22がカウント
を終了する時に、排水弁を閉弁すると共に電源ス
イツチ17をオフに切り換える。即ち、サブタイ
マー25は、電極8,9に逆極性の電圧を印加し
て電極を洗浄した後、プラス電極8をプラスに、
マイナス電極9をマイナスに電圧印加して、酸性
イオン水排水路11を酸性イオン水で、アルカリ
性イオン水排水路10をアルカリ性イオン水を満
たす。 更に、第1図に示す装置の制御回路は、24時間
タイマー26を備えている。24時間タイマー26
は、予め定められた時間、例えば、電解イオン水
を使用しない深夜に電極を洗浄する。制御回路1
9は、電極の切換スイツチ23と電源スイツチ1
7と排水弁12とを制御して電極8,9を洗浄す
る。24時間タイマー26は、設定時間になると洗
浄信号を出力する。洗浄信号で、排水弁12と電
源スイツチ17と電源切換スイツチ23とを制御
する。 制御回路19は次の動作で電極を洗浄する。 24時間タイマー26が洗浄信号を出すと、電
極の切換スイツチ23は、第1図に於て鎖線の
位置、第2図に於て実線位置に切り換えられ
て、電源スイツチ17がオン状態に切り換えら
れる。これと一緒に、両方の排水弁12は開弁
される。 この状態で、プラス電極8は電源16のマイ
ナス側に、マイナス電極は電源16のプラス側
に接続され、電解槽2に通水される。即ち、両
電極8,9は、電源16に逆の極性で接続さ
れ、表面に付着物を電気的な反発力で除去す
る。 この状態で第2図の実線で示すように、洗浄
水排水路18から洗浄水が排水される。 一定時間経過後、電極表面の付着物が除去さ
れて電極と水との電気抵抗が低下して電極の洗
浄を完了する。洗浄が完了すると、制御回路1
9は、電源スイツチ17をオフ状態に切り換え
て、電極間電圧を零ボルトとし、また、電極の
切換スイツチ23を第1図の実線位置に切り換
える。 電源スイツチ17がオフに切り換えられる
と、タイマー22がカウントを開始する。タイ
マー22は、カウントしている間、排水弁12
を開弁状態に保持する。この状態で、排水弁1
2を通つて逆極性のイオン水が排水される。 タイマー22と同時にサブタイマー25がカ
ウントを開始する。サブタイマー25は、排水
弁12が閉弁するより以前に、電源スイツチ1
7をオン位置に切り換える。この状態に於て、
電極8,9に適正電圧が印加され、排水弁12
が開弁状態に保持されて、酸性イオン水排水路
11の洗浄水排水部分に酸性イオン水が、アル
カリ性イオン水排水路10の洗浄水排水部分に
アルカリ性イオン水が満たされる。 一定時間経過後、タイマー22がカウントを
終了して、電源スイツチ17がオフ位置に切り
換えられると共に、排水弁12が閉弁される。 〜の動作で電極が洗浄された後、アルカリ
性イオン水排水路10の蛇口が開かれると、第1
図に示すように、プラス電極8はプラスに、マイ
ナス電極9はマイナスの電圧が加えられ、酸性イ
オン水排水路11の電磁弁が開弁されてアルカリ
性イオン水と酸性イオン水とが排出される。 第1図に示すように、制御回路19が24時間タ
イマー26を備える装置は、予めセツソされた時
間に電極を洗浄できる特長がある。ただ、制御回
路19は必ずしも24時間タイマー26を必要とせ
ず、使用しない時に、手動で電極を洗浄すること
も可能である。 第1図に示す装置は、電極8,9に逆の電圧を
加えて洗浄している。この考案は電極を電気的に
洗浄する構造を、第1図に示す構造に特定するも
のでない。第4図の鎖線で示すように、洗浄電極
24を設け、この洗浄電極24に電圧を加えて電
極を洗浄することも可能である。 洗浄電極24は、電極を洗浄する時プラス電極
8にマイナスの電圧を加え、マイナス電極9にプ
ラスの電圧を加える。 第4図に示す装置は、洗浄電極24を筒状のプ
ラス電極8の中心に配設している。ただ、洗浄電
極は、図示しないが、プラス電極8の外側に配設
することもできる。この場合、洗浄電極は円筒状
に形成される。 洗浄電極24でもつて電極を洗浄する電解イオ
ン水生成装置は、洗浄工程に於ては、第4図の実
線で示すように、切換スイツチ23を切り換え
て、洗浄電極24を電源16のマイナス側に、マ
イナス電極9を電源16のプラス側に連結する。 第1図に示す装置は、電解槽2に連結される排
水弁12を洗浄水排水路18に設けているが、排
水弁は、必ずしも洗浄水専用の排水路に連結する
必要はない。例えば、電極洗浄工程の後、電極電
圧を零として水でイオン水を排水する場合、酸性
イオン水排水路11を、洗浄水排水路18に併用
することも可能である。この場合、第1図の鎖線
で示すように、アルカリ性イオン水排水路10に
連結された排水弁12の出口側を、酸性イオン水
排水路11に連結し、酸性イオン水排水路11に
連結された排水弁12と洗浄水排水路18とを省
略する。酸性イオン水排水路11に接続された弁
21を排水弁に併用する。酸性イオン水排水路1
1を洗浄水排水路に併用する装置は、洗浄工程と
洗浄工程が終了した後一定時間、排水弁12と、
排水弁に併用される弁21とが開弁される。 第1図に示すように、弁20と並列に電磁弁2
9を連結した装置は、電極を洗浄した後で、電磁
弁29と21とを開弁して、排水することができ
る。
明する。 但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思
想を具体化する為の装置を例示するものであつ
て、この考案の装置は、構成部品の材質、形状、
構造、配置を下記の構造に特定するものでない。
この考案の装置は、実用新案登録請求の範囲に記
載の範囲に於て、種々の変更が加えられる。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲
が理解し易いように、実施例に示される部材に対
応する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、
および「従来の課題を解決する為の手段の欄」に
示される部材に付記している。ただ、実用新案登
録請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。 第1図に示す電解イオン水生成装置は、水のフ
イルター1と、電解槽2と、電源16とを備えて
いる。 フイルター1は、供給された水道水を濾過材4
で濾過して、水に含まれている塩素等の悪臭成分
や、異物を除去する。フイルター1は、カートリ
ツジケース3と濾過材4とからなり、濾過材4は
カートリツジケース3に充填されている。 濾過材4には、水を清澄に濾過すると共に、臭
い成分を除去できる全てのもの、例えば、活性
炭、多孔性の天然石、多孔性天然石を粉砕して粒
状に焼結したもの等、吸着能力に優れた粒状のも
のを使用することができる。濾過材4である粒体
には、例えば平均粒子径が1〜10mmのものが使用
される。 カートリツジケース3は、通常、数カ月間使用
できるように、好ましくは、数百c.c.の濾過材4を
充填できる容積に設計される。第1図に示すカー
トリツジケース3は、全体の形状が円筒状で、上
下両端が閉塞されて、底板に円筒が設けられて、
この筒体でもつて、流入口1Aと排出口1Bとが
開口されている。 流入口1Aと排出口1Bのケース内側は、多孔
性部材7で閉塞されている。多孔性部材7は、流
入口1Aと排出口1Bから濾過材4がでるのを防
止する。従つて、多孔性部材7は、濾過材は通過
できないが、水は通過できる無数の孔を有するも
のが使用される。 また、フイルター1は、順方向と逆方向の両方
向に水が通過する。従つて、多孔性部材7には、
水が逆方向に移動しても変形しない硬質のものが
使用される。従来のフイルターは、金属板の片面
に不織布や合成樹脂発泡体等の軟質材を重ねて使
用していた。この構造のフイルターは、軟質材が
金属板に向かつて水は通過できるが、反対に水が
通過すると、軟質材が変形する。この構造のフイ
ルターは、水の通過方向が一定の場合には使用で
きるが、水が順、逆方向に流動される場合、変形
して使用できない。 硬質の多孔性部材7には、無機質の粒体7A
を、無数の隙間ができる状態に焼結したものが最
適である。この無機質焼結材は、一端が閉塞され
た筒状に焼結成形する。成形された無機質焼結材
は、第1図に示すように、固定筒を介して、流入
口1Aと排出口1Bとを構成する筒に挿入して固
定される。 この多孔性部材7は、第3図に示すように、無
機質の粒体7Aを多孔質状態に焼結している。無
機質の粒体7Aには、アルミニウム、黄銅、ステ
ンレス等の耐腐食性の金属粒、あるいは、天然石
を粒状に粉砕した物が使用される。 無機質の粒体7Aは、焼成される時に、それ自
体の一部が溶融して接点で互いに溶着される場合
と、別のバインダーで接点を接着する場合と、両
方で接点が接着される場合とがある。 無機質の粒体7Aの一部を溶融して接着する焼
結材は、無機質の粒体7Aとバインダーとを混合
して焼成する。バインダーには、焼成時の熱で焼
失するが、焼成する迄は無機質粒体7Aを一定の
形状に保つことが出来る合成樹脂バインダー、あ
るいは、無機質粒体7Aの融点を低くする融剤を
使用する。 別のバインダーで無機質粒体7Aが焼結されて
いる多孔性部材7は、焼成される時に溶融されて
無機質粒体を結合する粒体7Aと、無機質粒体7
Aとを混合成型して焼成する。 焼成される多孔性部材7に形成される空隙の大
きさは、無機質粒体7Aの粒子径と、これに混合
されるバインダーの粒径とで調整できる。 多孔性部材7は、濾過材4が流れ出すのを阻止
する為のものであるから、多孔性部材7の空隙
は、濾過材4の平均粒子径よりも充分に小さく決
定される。 この考案の装置は、フイルター1を差し替えて
複数回使用できることを特長としている。差し替
えるときには、フイルター1の流入口1Aと排出
口1Bとが同時に供給管5と排出管6とに連結さ
れる。流入口1Aと排出口1Bとは、カートリツ
ジケース3の下端に設けられている。 カートリツジケース3の流入口1Aと排出口1
Bとは、水の供給管5と排出管6の両方に脱着自
在に連結される。すなわち、流入口1Aと排出口
1Bとは、供給管5と排出管6の何れにも連結で
きように、同じ太さの筒体で構成されている。ま
た、カートリツジケース3を180度回転して抜き
差しすることによつて、流入口1Aと排出口1B
とを入れ換えて脱着できるように、第2図の底面
図に示すように、カートリツジケース3の底部に
左右対称位置に設けられている。 フイルター1は、流入口1Aと排出口1Bと
を、供給管5と排出管6とに連結した状態で、抜
けないように固定される。フイルター1を固定す
る構造は、フイルターを脱着自在に固定できる全
ての構造が採用できる。 第1図のフイルター1は、脱着具28を介し
て、固定されている。脱着具28は、フイルター
1の下端に鍔状に設けられたリングの上縁を引つ
かけて固定する。この脱着具28は、弾性的にフ
イルター1を固定するように、弾性線材で作られ
ている。脱着具28は、上端が内側に曲げられて
全体の形状がフツク状で、下端は、回動自在に取
付台に連結されている。 この脱着具28は、上端を外側に押して、鎖線
位置に開くとフイルター1を外して差替えでき
る。フイルター1を差し替えた後、脱着具28を
内側に押して、実線位置としてフイルターを固定
する。 供給管5と排出管6とは、ここにフイルター1
を連結できるように、第1図に示すごとく、先端
が上向きに固定されている。フイルター1を取付
台の上に固定した状態で、供給管5と排出管6と
は、フイルターの流入口1Aと排出口1Bとに連
結される。したがつて、供給管5と排出管6と
は、取付台の内部に位置して、流入口1Aと排出
口1Bとの間隔に等しく離されて、互いに対称位
置に設けられている。 供給管5と排出管6とは、水漏れなく流入口1
Aと排出口1Bとに連結できるように、図示しな
いが、内面に筒状のゴム状弾性体が接着されてい
る。供給管5と排出管6との内径は、流入口1A
と排出口1Bとを構成する円筒の外径よりも多少
小さく作られている。 電解槽2は、フイルター1を通過した水を電解
して、プラスのイオンを含むアルカリ性イオン水
と、マイナスのイオンを含む酸性イオン水とに分
離する。電解槽2で電離されたイオン水は、アル
カリ性イオン水排水路10と酸性イオン水排水路
11から排水される。 このアルカリ性イオン水排水路10および酸性
イオン水排水路11には排水状態を制御する弁2
0,21が連結されている。 電解槽2の電極8,9は、電源16に接続され
ている。また、第1図の装置は、電解槽2に連通
して電気的な信号で開閉される排水弁12と、こ
の排水弁12が途中に連結されている洗浄水排水
路18と、排水弁12と電源16とを制御する制
御回路19とを備えている。 水道水の供給管5は、供給水をフイルター1に
供給する。フイルター1に供給された水道水は、
濾過材4を通過して濾過される。 排出管6は、フイルター1を透過して濾過され
た水を電解槽2に送る。したがつて、この排出管
6は、電解槽2に連結されている。 電解槽2は、流入する水から酸性イオン水を得
るプラス電極8と、アルカリ性イオン水を得るマ
イナス電極9を備えている。また、電解槽2は、
電極で分離された、アルカリ性イオン水と酸性イ
オン水とを排出する、アルカリ性イオン水排水路
10および酸性イオン水排水路11に連結されて
いる。 マイナス電極9はケースに兼用される。ケース
は、ステンレス等、導電性と、耐腐食性の金属で
もつて、水道水の圧力に耐える強度の円筒タンク
型に作られている。ケースは、下端にフイルター
1の排出管6が連結され、上端にアルカリ性イオ
ン水排水路10と酸性イオン水排水路11とが連
結されている。 プラス電極8は、円柱状に形成されて、ケース
の中心に設けられている。プラス電極8には、電
気分解時に、塩素イオン等のマイナスイオンが集
まる。プラス電極8は、塩素イオンに対して充分
な耐腐食性の材質が使用される。プラス電極に
は、例えば、チタンの表面が、二酸化イリジウム
でコーテイングされたものが使用できる。プラス
電極8は、両端が絶縁されてケースの外部に突出
している。ケースのプラス電極8の支持部分は、
非導電材が使用される。 プラス電極8とマイナス電極9とは、切換スイ
ツチ23を介して直流の電源16に連結されてい
る。電源16の出力電圧、即ち、両電極間の電圧
は、アルカリ性イオン水および酸性イオン水の流
量、電極面積、アルカリ性イオン水と酸性イオン
水とに含まれる要求イオン濃度とを考慮して決定
する。通常、両電極間の電圧は、20〜100ボルト
の範囲に調整する。 電解槽2で電離されるイオンの含有量は、電極
間の電流に比例する。電極間の電流は、電圧にほ
ぼ比例する。従つて、アルカリ性イオン水と酸性
イオン水とに含まれるイオン濃度は、電極間の電
圧で調整できる。電極間の電圧を高くすると、ア
ルカリ性イオン水と酸性イオン水とに含まれるイ
オン濃度は高くなる。 アルカリ性イオン水と酸性イオン水のイオン濃
度は、用途によつて最適値が異なる。電極間の電
圧を調整して、用途に最適のイオン水が得られ
る。従つて、電極に直流電力を供給する電源16
には、好ましくは、出力電圧が変更できるタイプ
が使用される。 プラス電極8とケースとの間には、鎖線で示す
ように、多孔板15が配設される。多孔板15
は、円筒状に形成され、プラス電極8とマイナス
電極9の近傍に分離された、酸性イオン水とアル
カリ性イオン水とが混合するのを防止している。
多孔板15の上端を閉塞する板材の中心にアルカ
リ性イオン水排水路10が連結されている。酸性
イオン水排水路11は、ケースの外周部上端に開
口されている。 電解槽2から流出されるアルカリ性イオン水と
酸性イオン水とは、両方が同時に排出される。一
方のイオン水のみを排水すると、他方のイオン水
濃度が次第に高くなる。従つて、アルカリ性イオ
ン水と酸性イオン水の何れか片方のみを排出する
のは好ましくない。 第1図に示す装置は、アルカリ性イオン水排水
路10と、酸性イオン水排水路11とに弁20,
21が連結されている。アルカリ性イオン水排水
路10の弁20には、通常、水道の蛇口が使用さ
れる。酸性イオン水排水路11の弁21には電磁
弁が使用される。アルカリ性イオン水排水路10
の途中にはフローセンサー14が連結されてい
る。このフローセンサー14は、酸性イオン水排
水路11の電磁弁21を制御する。また、排出管
6の途中にもフローセンサー27が連結されてい
る。フローセンサー14,27が電磁弁21を制
御してこれを開閉する。即ち、蛇口である弁20
が開かれてアルカリ性イオン水が流出されると、
フローセンサー27がこのことを検出して電磁弁
21を開弁する。従つて、フローセンサー27
は、アルカリ性イオン水の排水状態を検出して、
アルカリ性イオン水が排出される時には、酸性イ
オン水も排水する。蛇口である弁20が閉弁され
ると、このことがフローセンサー14で検出され
て弁21が閉弁される。 フローセンサー14は、電磁弁21と一緒に電
源スイツチ17も制御する。電極8,9は、アル
カリ性イオン水と酸性イオン水とが排出される時
に電圧が加えられる。アルカリ性イオン水と酸性
イオン水とが排水されない状態にあつては、電極
8,9には電圧は加えられない。従つて、フロー
センサー14がアルカリ性イオン水の排水を検出
する時に、電源スイツチ17はオン、アルカリ性
イオン水が排水されない状態にあつては、電源ス
イツチ17はオフ状態に制御される。 第1図の装置は、アルカリ性イオン水排水路1
0の弁20に蛇口を使用している。このタイプの
装置は、主としてアルカリ性イオン水を使用する
用途に便利に使用できる。 酸性イオン水排水路11とアルカリ性イオン水
排水路10とは、排水弁12介在の洗浄水排水路
18が連結されている。洗浄水排水路18は、電
極8,9に逆極性の洗浄電圧を加えて、電気的に
洗浄するときに洗浄水を排水する。電極の洗浄工
程に於て、電極8,9に反対の極性の電圧をかけ
て、電極表面の付着物を除去する。洗浄工程によ
つて電極は水との接触電気抵抗が低下し、水の通
電電流を大きく回復できる。 第1図に示す装置は、酸性イオン水排水路11
およびアルカリ性イオン水排水路10の電解槽2
に近い部分を2分岐して、洗浄水排水路18に連
結している。アルカリ性イオン水排水路10と酸
性イオン水排水路11の分岐路には、それぞれ排
水弁12が連結されている。 洗浄水排水路18は、アルカリ性イオン水と酸
性イオン水の両方を一緒に混合して、電極表面の
付着物を除去して排水する。 排水弁12は電磁弁で、この電磁弁は制御回路
19に開閉される。 制御回路19は、タイマー22を備えている。
タイマー22は、洗浄工程が完了した後、排水弁
12を開弁状態に保持して、洗浄水を排出する。 電極間電圧が零ボルトに切り換えられた後、排
水弁12が電解槽2と洗浄水排水路18から排水
することによつて、反対極性のイオンを含む水を
排水できる。逆極性のイオン水は水に押し出され
るので、電解槽2のイオン水の通路には、イオン
水に代わつて水が満たされる。この状態で、プラ
ス電極8をプラスに、マイナス電極9をマイナス
電圧を印加してイオン水を排水すると、酸性イオ
ン水排水路11とアルカリ性イオン水排水路10
とは、最初イオンを含まない中性の水が排水され
る。中性の水は、逆極性のイオン水に比べると極
めて弊害が少ないので、この状態でも充分に使用
できる。 制御回路19にサブタイマー25を設けること
によつて、洗浄工程の後、直ちに適正なイオン水
を排水させることができる。サブタイマー25
は、設定時間がタイマー22よりも短く調整され
ている。サブタイマー25は、タイマー22と同
時にカウントを開始し、これがカウントを終了す
る時に、電源スイツチ17をオン状態に切り換え
て電極に適正電圧を加え(第1図に於て切換スイ
ツチ23を実線位置)、タイマー22がカウント
を終了する時に、排水弁を閉弁すると共に電源ス
イツチ17をオフに切り換える。即ち、サブタイ
マー25は、電極8,9に逆極性の電圧を印加し
て電極を洗浄した後、プラス電極8をプラスに、
マイナス電極9をマイナスに電圧印加して、酸性
イオン水排水路11を酸性イオン水で、アルカリ
性イオン水排水路10をアルカリ性イオン水を満
たす。 更に、第1図に示す装置の制御回路は、24時間
タイマー26を備えている。24時間タイマー26
は、予め定められた時間、例えば、電解イオン水
を使用しない深夜に電極を洗浄する。制御回路1
9は、電極の切換スイツチ23と電源スイツチ1
7と排水弁12とを制御して電極8,9を洗浄す
る。24時間タイマー26は、設定時間になると洗
浄信号を出力する。洗浄信号で、排水弁12と電
源スイツチ17と電源切換スイツチ23とを制御
する。 制御回路19は次の動作で電極を洗浄する。 24時間タイマー26が洗浄信号を出すと、電
極の切換スイツチ23は、第1図に於て鎖線の
位置、第2図に於て実線位置に切り換えられ
て、電源スイツチ17がオン状態に切り換えら
れる。これと一緒に、両方の排水弁12は開弁
される。 この状態で、プラス電極8は電源16のマイ
ナス側に、マイナス電極は電源16のプラス側
に接続され、電解槽2に通水される。即ち、両
電極8,9は、電源16に逆の極性で接続さ
れ、表面に付着物を電気的な反発力で除去す
る。 この状態で第2図の実線で示すように、洗浄
水排水路18から洗浄水が排水される。 一定時間経過後、電極表面の付着物が除去さ
れて電極と水との電気抵抗が低下して電極の洗
浄を完了する。洗浄が完了すると、制御回路1
9は、電源スイツチ17をオフ状態に切り換え
て、電極間電圧を零ボルトとし、また、電極の
切換スイツチ23を第1図の実線位置に切り換
える。 電源スイツチ17がオフに切り換えられる
と、タイマー22がカウントを開始する。タイ
マー22は、カウントしている間、排水弁12
を開弁状態に保持する。この状態で、排水弁1
2を通つて逆極性のイオン水が排水される。 タイマー22と同時にサブタイマー25がカ
ウントを開始する。サブタイマー25は、排水
弁12が閉弁するより以前に、電源スイツチ1
7をオン位置に切り換える。この状態に於て、
電極8,9に適正電圧が印加され、排水弁12
が開弁状態に保持されて、酸性イオン水排水路
11の洗浄水排水部分に酸性イオン水が、アル
カリ性イオン水排水路10の洗浄水排水部分に
アルカリ性イオン水が満たされる。 一定時間経過後、タイマー22がカウントを
終了して、電源スイツチ17がオフ位置に切り
換えられると共に、排水弁12が閉弁される。 〜の動作で電極が洗浄された後、アルカリ
性イオン水排水路10の蛇口が開かれると、第1
図に示すように、プラス電極8はプラスに、マイ
ナス電極9はマイナスの電圧が加えられ、酸性イ
オン水排水路11の電磁弁が開弁されてアルカリ
性イオン水と酸性イオン水とが排出される。 第1図に示すように、制御回路19が24時間タ
イマー26を備える装置は、予めセツソされた時
間に電極を洗浄できる特長がある。ただ、制御回
路19は必ずしも24時間タイマー26を必要とせ
ず、使用しない時に、手動で電極を洗浄すること
も可能である。 第1図に示す装置は、電極8,9に逆の電圧を
加えて洗浄している。この考案は電極を電気的に
洗浄する構造を、第1図に示す構造に特定するも
のでない。第4図の鎖線で示すように、洗浄電極
24を設け、この洗浄電極24に電圧を加えて電
極を洗浄することも可能である。 洗浄電極24は、電極を洗浄する時プラス電極
8にマイナスの電圧を加え、マイナス電極9にプ
ラスの電圧を加える。 第4図に示す装置は、洗浄電極24を筒状のプ
ラス電極8の中心に配設している。ただ、洗浄電
極は、図示しないが、プラス電極8の外側に配設
することもできる。この場合、洗浄電極は円筒状
に形成される。 洗浄電極24でもつて電極を洗浄する電解イオ
ン水生成装置は、洗浄工程に於ては、第4図の実
線で示すように、切換スイツチ23を切り換え
て、洗浄電極24を電源16のマイナス側に、マ
イナス電極9を電源16のプラス側に連結する。 第1図に示す装置は、電解槽2に連結される排
水弁12を洗浄水排水路18に設けているが、排
水弁は、必ずしも洗浄水専用の排水路に連結する
必要はない。例えば、電極洗浄工程の後、電極電
圧を零として水でイオン水を排水する場合、酸性
イオン水排水路11を、洗浄水排水路18に併用
することも可能である。この場合、第1図の鎖線
で示すように、アルカリ性イオン水排水路10に
連結された排水弁12の出口側を、酸性イオン水
排水路11に連結し、酸性イオン水排水路11に
連結された排水弁12と洗浄水排水路18とを省
略する。酸性イオン水排水路11に接続された弁
21を排水弁に併用する。酸性イオン水排水路1
1を洗浄水排水路に併用する装置は、洗浄工程と
洗浄工程が終了した後一定時間、排水弁12と、
排水弁に併用される弁21とが開弁される。 第1図に示すように、弁20と並列に電磁弁2
9を連結した装置は、電極を洗浄した後で、電磁
弁29と21とを開弁して、排水することができ
る。
第1図はこの考案の一実施例を示す電解イオン
水生成装置の概略断面図、第2図はカートリツジ
ケースの断面図、第3図は第1図に示す装置の電
極洗浄状態を示す断面図、第4図は多孔性部材の
拡大断面図、第5図は他の実施例を示す電解イオ
ン水生成装置の概略断面図である。 1……フイルター、1A……流入口、1B……
排出口、2……電解槽、3……カートリツジケー
ス、4……濾過材、5……供給管、6……排出
管、7……多孔性部材、7A……粒体、8……プ
ラス電極、9……マイナス電極、10……アルカ
リ性イオン水排水路、11……酸性イオン水排水
路、12……排水弁、14……フローセンサー、
15……多孔板、16……電源、17……電源ス
イツチ、18……洗浄水排水路、19……制御回
路、20……弁、21……弁、22……タイマ
ー、23……切換スイツチ、24……洗浄電極、
25……サブタイマー、26……24時間タイマ
ー、27……フローセンサー、28……脱着具、
29……電磁弁。
水生成装置の概略断面図、第2図はカートリツジ
ケースの断面図、第3図は第1図に示す装置の電
極洗浄状態を示す断面図、第4図は多孔性部材の
拡大断面図、第5図は他の実施例を示す電解イオ
ン水生成装置の概略断面図である。 1……フイルター、1A……流入口、1B……
排出口、2……電解槽、3……カートリツジケー
ス、4……濾過材、5……供給管、6……排出
管、7……多孔性部材、7A……粒体、8……プ
ラス電極、9……マイナス電極、10……アルカ
リ性イオン水排水路、11……酸性イオン水排水
路、12……排水弁、14……フローセンサー、
15……多孔板、16……電源、17……電源ス
イツチ、18……洗浄水排水路、19……制御回
路、20……弁、21……弁、22……タイマ
ー、23……切換スイツチ、24……洗浄電極、
25……サブタイマー、26……24時間タイマ
ー、27……フローセンサー、28……脱着具、
29……電磁弁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 流入される水をアルカリ性イオン水を酸性イオ
ン水とに分離する電解槽2と、この電解槽2の電
極に連結されている電源16と、水の通路に連結
されているフイルター1とを備え、フイルター1
で水を濾過してイオン水を排出するように構成さ
れたものにおいて、下記の構成を有することを特
徴とする電解イオン水の生成装置。 (a) フイルター1は、カートリツジケース3と、
このカートリツジケース3内に充填されている
濾過材4とを備える。 (b) カートリツジケース3は、水の流入口1Aと
排出口1Bとが開口されている。 (c) 流入口1Aと排出口1Bは、ケーズ内側開口
部を、硬質の多孔性部材7で閉塞している。 (d) 多孔性部材7は、濾過材4は通過しないが水
は通過できる無数の孔を有する。 (e) 流入口1Aと排出口1Bとは、カートリツジ
ケース3の一端に設けられている。 (f) カートリツジケース3の流入口1Aと排出口
1Bとは、水の供給管5と排出管6とに脱着自
在に連結されている。 (g) 流入口1Aと排出口1Bとは、供給管5と排
出管6の何れにも連結できるように、太さが等
しく、カートリツジケース3一端の対称位置に
設けられている。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP902689U JPH0440794Y2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP902689U JPH0440794Y2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02100695U JPH02100695U (ja) | 1990-08-10 |
| JPH0440794Y2 true JPH0440794Y2 (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=31215416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP902689U Expired JPH0440794Y2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0440794Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-26 JP JP902689U patent/JPH0440794Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02100695U (ja) | 1990-08-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0440794Y2 (ja) | ||
| JPH051359Y2 (ja) | ||
| JPH0440795Y2 (ja) | ||
| JP4358382B2 (ja) | 電解水の発生装置 | |
| JPH059115Y2 (ja) | ||
| JP4347470B2 (ja) | 電解水の発生装置 | |
| JP2007017087A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP4553449B2 (ja) | 電解イオン水生成装置の洗浄方法 | |
| JP3543372B2 (ja) | 活性炭再生機能を備えた水処理装置 | |
| JP3839370B2 (ja) | 水処理装置 | |
| JPH0615783U (ja) | 切換弁を有する浄水装置 | |
| JPH08243563A (ja) | 電解イオン水生成器 | |
| JP3124627B2 (ja) | 浄水器 | |
| JP2930826B2 (ja) | 電解イオン水生成器 | |
| JPH05309371A (ja) | 逆洗機能付浄水器 | |
| KR100539055B1 (ko) | 이온 정수기의 알칼리수 냄새 제거장치 | |
| JPH078952A (ja) | 電解水生成装置 | |
| JP2005177537A (ja) | 電解イオン水生成装置 | |
| CN209865480U (zh) | 一种前置过滤器 | |
| JPH0564787A (ja) | 電気石粒状物小型活水器 | |
| KR0123401B1 (ko) | 정수기의 멤브레인 청소방법 | |
| JP3584744B2 (ja) | 浴槽水循環浄化装置 | |
| JPH04222689A (ja) | アルカリイオン水生成器 | |
| WO2025162495A1 (zh) | 净水机和用于净水机的控制阀 | |
| JPH0742552Y2 (ja) | 洗浄手段を有するイオン水の発生装置 |