JPH0452031Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0452031Y2 JPH0452031Y2 JP12852988U JP12852988U JPH0452031Y2 JP H0452031 Y2 JPH0452031 Y2 JP H0452031Y2 JP 12852988 U JP12852988 U JP 12852988U JP 12852988 U JP12852988 U JP 12852988U JP H0452031 Y2 JPH0452031 Y2 JP H0452031Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic cylinder
- pressure
- valve
- hydraulic
- mold opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 28
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、型開閉を油圧シリンダで行うよう
にした射出成形機における型開閉機構に関する。
にした射出成形機における型開閉機構に関する。
[従来の技術]
従来、この種の型開閉機構では、型開閉時に油
圧シリンダにかかる負荷抵抗が変動することに起
因して、型開閉動作を円滑に行うことができなく
なるという欠点が指摘されていた。そこで最近で
は、油圧シリンダの戻り経路に適度の背圧を作用
させることより、油圧シリンダの動作から負荷抵
抗の変動の影響を排除させて、上記欠点の解消を
図つたものが提供されており、以下その一例を第
3図を参照して説明する。
圧シリンダにかかる負荷抵抗が変動することに起
因して、型開閉動作を円滑に行うことができなく
なるという欠点が指摘されていた。そこで最近で
は、油圧シリンダの戻り経路に適度の背圧を作用
させることより、油圧シリンダの動作から負荷抵
抗の変動の影響を排除させて、上記欠点の解消を
図つたものが提供されており、以下その一例を第
3図を参照して説明する。
第3図において符号1は可動盤、2は固定盤で
あり、これら可動盤1及び固定盤2の互いの対向
面には図示しない一対の型がそれぞれ取り付けら
れるようになつている。可動盤1の左端面側に
は、固定盤2とタイバー3によつて連結されたエ
ンドプレート4が設けられ、該エンドプレート4
と可動盤1とはトグル機構5を介して連結されて
いる。そして、トグル機構5の中央部は、エンド
プレート4に固定された油圧シリンダ6のピスト
ンロツド6aと連結されており、ピストンロツド
6aの往復動作によつて可動盤1を固定盤2に対
して近接、離間させて、上記一対の型を開閉させ
るようになつている。
あり、これら可動盤1及び固定盤2の互いの対向
面には図示しない一対の型がそれぞれ取り付けら
れるようになつている。可動盤1の左端面側に
は、固定盤2とタイバー3によつて連結されたエ
ンドプレート4が設けられ、該エンドプレート4
と可動盤1とはトグル機構5を介して連結されて
いる。そして、トグル機構5の中央部は、エンド
プレート4に固定された油圧シリンダ6のピスト
ンロツド6aと連結されており、ピストンロツド
6aの往復動作によつて可動盤1を固定盤2に対
して近接、離間させて、上記一対の型を開閉させ
るようになつている。
上記油圧シリンダ6のポート6b,6cはそれ
ぞれ電磁弁7の負荷側ポートA,Bとそれぞれ接
続されている。この電磁弁7のポンプ側ポートP
は給油経路8を介してタンクTと接続されてお
り、該給油経路8に配置された油圧ポンプ9及び
圧力補償型流量制御弁10によつて、電磁弁7の
ポンプ側ポートPには、タンクT内の作動油が、
その流量が制御された上で供給されるようになつ
ている。また、電磁弁7の戻り側ポートRは、戻
り経路11を介してタンクTと接続されている。
そして、該戻り経路11にはカウンタバランス弁
12が配設されており、電磁弁7の戻り側ポート
Rから排出される作動油は、その圧力がカウンタ
バランス弁12の設定圧を越えた場合にのみタン
クTに戻されるようになつている。
ぞれ電磁弁7の負荷側ポートA,Bとそれぞれ接
続されている。この電磁弁7のポンプ側ポートP
は給油経路8を介してタンクTと接続されてお
り、該給油経路8に配置された油圧ポンプ9及び
圧力補償型流量制御弁10によつて、電磁弁7の
ポンプ側ポートPには、タンクT内の作動油が、
その流量が制御された上で供給されるようになつ
ている。また、電磁弁7の戻り側ポートRは、戻
り経路11を介してタンクTと接続されている。
そして、該戻り経路11にはカウンタバランス弁
12が配設されており、電磁弁7の戻り側ポート
Rから排出される作動油は、その圧力がカウンタ
バランス弁12の設定圧を越えた場合にのみタン
クTに戻されるようになつている。
以上のような型開閉機構にあつては、電磁弁7
のソレイド7a,7bのいずれか一方を励磁する
ことにより、油圧ポンプ9から圧送される作動油
が油圧シリンダ6のポート6b,6cのいずれか
に供給され、これによりピストンロツド6aが前
進あるいは後退されて型が開閉されるのであり、
この場合の型開閉速度は圧力補償型流量制御弁1
0の開度により制御される。
のソレイド7a,7bのいずれか一方を励磁する
ことにより、油圧ポンプ9から圧送される作動油
が油圧シリンダ6のポート6b,6cのいずれか
に供給され、これによりピストンロツド6aが前
進あるいは後退されて型が開閉されるのであり、
この場合の型開閉速度は圧力補償型流量制御弁1
0の開度により制御される。
そして、型開閉動作時における油圧シリンダ6
の動作に負荷抵抗の変動が与える影響は、カウン
タバランス弁12の作用により排除され、型開閉
動作は常に円滑に行われる。
の動作に負荷抵抗の変動が与える影響は、カウン
タバランス弁12の作用により排除され、型開閉
動作は常に円滑に行われる。
すなわち、型開閉時において油圧シリンダ6の
ピストンロツド6aには、トグル機構5等の機械
的な摩擦抵抗と、油圧シリンダ6の戻り経路の作
動油圧力、すなわち背圧が負荷抵抗として作用す
るが、もしカウンタバランス弁12が無くて油圧
シリンダ6の戻り経路が大気圧に開放される場合
を考えると、負荷抵抗は、静、動摩擦抵抗の変動
に伴つて動作開始時に大きく上昇し、また動作開
始後は急激に減少することになる。
ピストンロツド6aには、トグル機構5等の機械
的な摩擦抵抗と、油圧シリンダ6の戻り経路の作
動油圧力、すなわち背圧が負荷抵抗として作用す
るが、もしカウンタバランス弁12が無くて油圧
シリンダ6の戻り経路が大気圧に開放される場合
を考えると、負荷抵抗は、静、動摩擦抵抗の変動
に伴つて動作開始時に大きく上昇し、また動作開
始後は急激に減少することになる。
このような状況下において、特に圧力補償型流
量制御弁10が絞り込まれて型開閉速度が低速領
域に設定される場合、ピストンロツド6aの移動
に伴う背圧上昇も期待できないことから、負荷抵
抗、すなわち機械的な摩擦抵抗の変動の影響はよ
り顕著に現れて、ピストンロツド6aの駆動速度
は、静止摩擦に打ち勝つてピストンロツド6aが
動作を開始すると上昇し、この変化に圧力補償型
流量調整弁10が反応して作動油の供給を減少さ
せる動作となり、間もなく駆動速度は0となる。
このような動作が繰り返されて結果としてピスト
ンロツド6aにステイツクスリツプが発生して、
型開閉動作が不連続動作となつてしまうのであ
る。
量制御弁10が絞り込まれて型開閉速度が低速領
域に設定される場合、ピストンロツド6aの移動
に伴う背圧上昇も期待できないことから、負荷抵
抗、すなわち機械的な摩擦抵抗の変動の影響はよ
り顕著に現れて、ピストンロツド6aの駆動速度
は、静止摩擦に打ち勝つてピストンロツド6aが
動作を開始すると上昇し、この変化に圧力補償型
流量調整弁10が反応して作動油の供給を減少さ
せる動作となり、間もなく駆動速度は0となる。
このような動作が繰り返されて結果としてピスト
ンロツド6aにステイツクスリツプが発生して、
型開閉動作が不連続動作となつてしまうのであ
る。
ところが、上述の型開閉機構では電磁弁7の戻
り側ポートRと接続された戻り経路内にカウンタ
バランス弁12が配置されているため、油圧シリ
ンダ6は、その圧縮側に常にカウンタバランス弁
12の設定圧に相当する背圧がかかる状態で駆動
される。従つて、ピストンロツド6aの動作開始
後に摩擦抵抗が急減しても、依然として油圧シリ
ンダ6のピストンロツド6aには背圧が負荷抵抗
として残ることになり、このためピストンロツド
6a駆動速度の急激化が防止される。従つて、油
圧シリンダ6は圧力補償型流量制御弁10の開度
に拘わらず常に連続的に駆動されることとなり、
型開閉は常に円滑に行われるのである。
り側ポートRと接続された戻り経路内にカウンタ
バランス弁12が配置されているため、油圧シリ
ンダ6は、その圧縮側に常にカウンタバランス弁
12の設定圧に相当する背圧がかかる状態で駆動
される。従つて、ピストンロツド6aの動作開始
後に摩擦抵抗が急減しても、依然として油圧シリ
ンダ6のピストンロツド6aには背圧が負荷抵抗
として残ることになり、このためピストンロツド
6a駆動速度の急激化が防止される。従つて、油
圧シリンダ6は圧力補償型流量制御弁10の開度
に拘わらず常に連続的に駆動されることとなり、
型開閉は常に円滑に行われるのである。
[考案が解決しようとする課題]
ところで、上述した従来の型開閉機構は、型開
閉動作を円滑に行わせるという点では優れたもの
であつたが、戻り経路11内に設けるカウンタバ
ランス弁12が高価であり、また外形も大きくて
かさばり、油圧機器を小型にまとめて設置するこ
とができないという欠点が指摘されていた。
閉動作を円滑に行わせるという点では優れたもの
であつたが、戻り経路11内に設けるカウンタバ
ランス弁12が高価であり、また外形も大きくて
かさばり、油圧機器を小型にまとめて設置するこ
とができないという欠点が指摘されていた。
この考案は、このような背景の下になされたも
ので、高価で、かつ外形の大きいカウンタバラン
ス弁を用いなくとも、油圧シリンダの動作から負
荷抵抗の変動の影響を排除して型開閉動作を円滑
に行うことができる射出成形機における型開閉機
構を提供することを目的とする。
ので、高価で、かつ外形の大きいカウンタバラン
ス弁を用いなくとも、油圧シリンダの動作から負
荷抵抗の変動の影響を排除して型開閉動作を円滑
に行うことができる射出成形機における型開閉機
構を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この考案は、互いに対向させて設けられた一対
の型の少なくとも一方を油圧シリンダにより移動
させて型開閉を行うようにした射出成形機におけ
る型開閉機構において、前記油圧シリンダから排
出される作動油の戻り経路内に、前記油圧シリン
ダから排出される作動油を、その圧力が前記油圧
シリンダの下限負荷圧力以上の場合にのみ通過さ
せる逆止弁を設け、該逆止弁の弁体に、該弁体に
よつてその流れが規制された作動油を絞り込んだ
上で通過させる絞り孔を開孔させて上記課題の解
決を図つたものである。
の型の少なくとも一方を油圧シリンダにより移動
させて型開閉を行うようにした射出成形機におけ
る型開閉機構において、前記油圧シリンダから排
出される作動油の戻り経路内に、前記油圧シリン
ダから排出される作動油を、その圧力が前記油圧
シリンダの下限負荷圧力以上の場合にのみ通過さ
せる逆止弁を設け、該逆止弁の弁体に、該弁体に
よつてその流れが規制された作動油を絞り込んだ
上で通過させる絞り孔を開孔させて上記課題の解
決を図つたものである。
[作用]
上記構成においては、戻り経路内に配置された
逆止弁が、油圧シリンダから排出される作動油
を、その圧力が油圧シリンダの下限負荷圧力以上
の場合にのみ通過させるので、油圧シリンダの戻
り経路には、該油圧シリンダの下限負荷圧力以上
の背圧が作用することとなる。
逆止弁が、油圧シリンダから排出される作動油
を、その圧力が油圧シリンダの下限負荷圧力以上
の場合にのみ通過させるので、油圧シリンダの戻
り経路には、該油圧シリンダの下限負荷圧力以上
の背圧が作用することとなる。
そして、逆止弁の弁体に開孔された絞り孔によ
り、油圧シリンダから排出される作動油が僅かに
排出されるので、当該逆止弁の弁体の感度が鈍く
なり、油圧シリンダの下限負荷圧力付近で小さく
変動する作動油の圧力に弁体が追従して駆動され
ることに起因する背圧の脈動が防止される。
り、油圧シリンダから排出される作動油が僅かに
排出されるので、当該逆止弁の弁体の感度が鈍く
なり、油圧シリンダの下限負荷圧力付近で小さく
変動する作動油の圧力に弁体が追従して駆動され
ることに起因する背圧の脈動が防止される。
なお、ここで言う油圧シリンダの下限負荷圧力
とは、型開閉動作時の機械的な摩擦抵抗の変動の
影響を受けることなく油圧シリンダを駆動させる
ために必要な背圧のことである。
とは、型開閉動作時の機械的な摩擦抵抗の変動の
影響を受けることなく油圧シリンダを駆動させる
ために必要な背圧のことである。
[実施例]
以下、第1図ないし第2図を参照して、本考案
の実施例を説明する。なお、本実施例は上述した
従来の型開閉機構におけるカウンタバランス弁の
みを変更したものであり、同一の構成要素には同
一符号を付し、その説明を省略する。
の実施例を説明する。なお、本実施例は上述した
従来の型開閉機構におけるカウンタバランス弁の
みを変更したものであり、同一の構成要素には同
一符号を付し、その説明を省略する。
第1図に示すように、本実施例の型開閉機構
は、電磁弁7の戻り側ポートRとタンクTとを結
ぶ戻り経路11に、絞り孔付き逆止弁(以下逆止
弁と省略する)13を設けたものである。この逆
止弁13は、第2図に示すように、弁本体14の
両端に形成された流入口15及び流出口16と、
弁本体14の内部に挿入されたポペツト(弁体)
17が、一直線上に配置されたいわゆるインライ
ン型の逆止弁であり、流入口15は戻り経路11
の電磁弁7側に、また流出口16はタンクT側に
それぞれ接続されるようになつている(第1図参
照)。
は、電磁弁7の戻り側ポートRとタンクTとを結
ぶ戻り経路11に、絞り孔付き逆止弁(以下逆止
弁と省略する)13を設けたものである。この逆
止弁13は、第2図に示すように、弁本体14の
両端に形成された流入口15及び流出口16と、
弁本体14の内部に挿入されたポペツト(弁体)
17が、一直線上に配置されたいわゆるインライ
ン型の逆止弁であり、流入口15は戻り経路11
の電磁弁7側に、また流出口16はタンクT側に
それぞれ接続されるようになつている(第1図参
照)。
ポペツト17は、弁本体14の内孔14aに軸
方向の摺動自在に嵌合して設けられると共に、そ
の内部には流出口16に向けて開口する流路17
aが形成され、該流路17aは複数の貫通孔17
bを介してポペツト17の外周面側と連通されて
いる。そして、ポペツト17の流入口15側の端
面17cは、円錐状に形成されて弁本体14のシ
ート面14bと密着可能とされており、これによ
り流出口16から流入口15に向けての作動油の
流れが規制される。
方向の摺動自在に嵌合して設けられると共に、そ
の内部には流出口16に向けて開口する流路17
aが形成され、該流路17aは複数の貫通孔17
bを介してポペツト17の外周面側と連通されて
いる。そして、ポペツト17の流入口15側の端
面17cは、円錐状に形成されて弁本体14のシ
ート面14bと密着可能とされており、これによ
り流出口16から流入口15に向けての作動油の
流れが規制される。
また、ポペツト17と弁本体14の内孔14a
に嵌挿された止め輪18との間にはバネ19が張
設されており、該バネ19によつて、ポペツト1
7はその端面17cが弁本体14のシート面14
bに密着させられた状態に保持されるようになつ
ている。上記バネ19が、ポペツト17の端面1
7cをシート面14bに押し付ける力は、油圧シ
リンダの下限負荷圧力に当該ポペツト17の受圧
面積を掛け合わせた値と等しくなるよう定められ
ており、従つて、流入口15から流される作動
油、すなわち油圧シリンダ6から排出される作動
油の圧力が油圧シリンダ6の下限負荷圧力を越え
る場合には、バネ19に抗してポペツト17が流
出口16側に移動させられて端面17cがシート
面14bから離間され、これにより戻り経路11
が連通されて作動油が排出される。
に嵌挿された止め輪18との間にはバネ19が張
設されており、該バネ19によつて、ポペツト1
7はその端面17cが弁本体14のシート面14
bに密着させられた状態に保持されるようになつ
ている。上記バネ19が、ポペツト17の端面1
7cをシート面14bに押し付ける力は、油圧シ
リンダの下限負荷圧力に当該ポペツト17の受圧
面積を掛け合わせた値と等しくなるよう定められ
ており、従つて、流入口15から流される作動
油、すなわち油圧シリンダ6から排出される作動
油の圧力が油圧シリンダ6の下限負荷圧力を越え
る場合には、バネ19に抗してポペツト17が流
出口16側に移動させられて端面17cがシート
面14bから離間され、これにより戻り経路11
が連通されて作動油が排出される。
またポペツト17の端面17c中央には、絞り
孔17dが形成されている。この絞り孔17dの
直径は、下限負荷圧力以上の背圧が作用するよう
に選定され、ポペツト17の端面17cとシート
面14bとが密着された状態において、流入口1
5から流出口16へ僅かに作動油を流出させるよ
うになつている。
孔17dが形成されている。この絞り孔17dの
直径は、下限負荷圧力以上の背圧が作用するよう
に選定され、ポペツト17の端面17cとシート
面14bとが密着された状態において、流入口1
5から流出口16へ僅かに作動油を流出させるよ
うになつている。
しかして以上のように構成された型開閉機構に
あつては、上述した従来の型開閉機構と同様に、
電磁弁7のソレノイド7a,7bの励磁を適宜切
り換えることにより、油圧シリンダ6のピストン
ロツド6aが前進あるいは後退させられて型開閉
が行われるのであるが、この時の型開閉動作は逆
止弁13の作用により、圧力補償型流量制御弁1
0の開度に拘わらず常時円滑に行われる。
あつては、上述した従来の型開閉機構と同様に、
電磁弁7のソレノイド7a,7bの励磁を適宜切
り換えることにより、油圧シリンダ6のピストン
ロツド6aが前進あるいは後退させられて型開閉
が行われるのであるが、この時の型開閉動作は逆
止弁13の作用により、圧力補償型流量制御弁1
0の開度に拘わらず常時円滑に行われる。
もし、圧力補償型流量調整弁10の開度が小さ
い場合は、ピストンロツド6aの駆動速度が遅
く、油圧シリンダ6から排出される作動油の流量
も少ないため、逆止弁13によつて戻り経路11
が閉塞され、油圧シリンダ6からの作動油の排出
が規制される。そして、作動油の排出が規制され
ると作動油はピストンロツド6aの動作によつて
圧縮されることになり、その圧力が逆止弁13の
張設バネ19の設定圧力を越えた時点で、逆止弁
13のポペツト17が開いてタンクTに排出され
る。そして、作動油の排出によつて再び背圧が逆
止弁13の設定圧力以下に降下すると直ちに逆止
弁13のポペツト17により戻り経路11が閉塞
される。
い場合は、ピストンロツド6aの駆動速度が遅
く、油圧シリンダ6から排出される作動油の流量
も少ないため、逆止弁13によつて戻り経路11
が閉塞され、油圧シリンダ6からの作動油の排出
が規制される。そして、作動油の排出が規制され
ると作動油はピストンロツド6aの動作によつて
圧縮されることになり、その圧力が逆止弁13の
張設バネ19の設定圧力を越えた時点で、逆止弁
13のポペツト17が開いてタンクTに排出され
る。そして、作動油の排出によつて再び背圧が逆
止弁13の設定圧力以下に降下すると直ちに逆止
弁13のポペツト17により戻り経路11が閉塞
される。
このような状態では、作動油の戻り経路11の
背圧が逆止弁13の張設バネ19の設定圧力を挟
んでポペツト17の開閉を繰り返し、油圧シリン
ダ6にかかる背圧に脈動を生じてしまい、ピスト
ンロツド6aを安定動作させる上で好ましくな
い。
背圧が逆止弁13の張設バネ19の設定圧力を挟
んでポペツト17の開閉を繰り返し、油圧シリン
ダ6にかかる背圧に脈動を生じてしまい、ピスト
ンロツド6aを安定動作させる上で好ましくな
い。
ところが、本実施例ではポペツト17の端面1
7cに下限負荷圧力以上の背圧を保持するように
絞り孔17dが形成されて、油圧シリンダ6から
の少量の排出作動油は、絞り孔17dからタンク
Tに排出されるとともに、背圧を上昇させに作用
をする。従つて、油圧シリンダ6にかかる背圧の
脈動は押さえられ、圧力補償型の流量調整弁10
の開度が小さくとも油圧シリンダ6の駆動速度が
一定に保たれて型開閉動作は円滑に行われるので
ある。
7cに下限負荷圧力以上の背圧を保持するように
絞り孔17dが形成されて、油圧シリンダ6から
の少量の排出作動油は、絞り孔17dからタンク
Tに排出されるとともに、背圧を上昇させに作用
をする。従つて、油圧シリンダ6にかかる背圧の
脈動は押さえられ、圧力補償型の流量調整弁10
の開度が小さくとも油圧シリンダ6の駆動速度が
一定に保たれて型開閉動作は円滑に行われるので
ある。
なお、圧力補償型流量調整弁10の開度が大き
い場合には、ピストンロツド6aの駆動速度が速
いためにピストンロツド6aの動作に伴う作動油
の圧力上昇が迅速に行われ、さらに排出されるの
作動油の流量も多いので、ポペツト17は大きく
駆動されてほとんど開状態に保たれるので、背圧
の脈動は発生せず、油圧シリンダ6の背圧はポペ
ツト17自身の移動による背圧調整作用により一
定に保たれる。
い場合には、ピストンロツド6aの駆動速度が速
いためにピストンロツド6aの動作に伴う作動油
の圧力上昇が迅速に行われ、さらに排出されるの
作動油の流量も多いので、ポペツト17は大きく
駆動されてほとんど開状態に保たれるので、背圧
の脈動は発生せず、油圧シリンダ6の背圧はポペ
ツト17自身の移動による背圧調整作用により一
定に保たれる。
以上のように本実施例においては、ポペツト1
7に絞り孔17dが形成された逆止弁13を、油
圧シリンダ6からの戻り経路11に配置すること
により、圧力補償型制御弁10の開度がどのよう
に設定されたとしても、油圧シリンダ6を、常時
一定の下限負荷圧力に相当する背圧をかけた状態
で駆動させることができ、これにより油圧シリン
ダ6の動作からは負荷抵抗の変動の影響が排除さ
れる。
7に絞り孔17dが形成された逆止弁13を、油
圧シリンダ6からの戻り経路11に配置すること
により、圧力補償型制御弁10の開度がどのよう
に設定されたとしても、油圧シリンダ6を、常時
一定の下限負荷圧力に相当する背圧をかけた状態
で駆動させることができ、これにより油圧シリン
ダ6の動作からは負荷抵抗の変動の影響が排除さ
れる。
従つて、本実施例によれば、高価で、かつ大き
いカウンタバランス弁を使用することなく型開閉
動作を円滑に行わせることができるのである。
いカウンタバランス弁を使用することなく型開閉
動作を円滑に行わせることができるのである。
なお、本実施例では特に逆止弁がインライン型
の場合について説明したが、本考案の型開閉機構
はこれに限るものではなく、積層型の逆止弁を用
いる場合でも当然に実施可能である。
の場合について説明したが、本考案の型開閉機構
はこれに限るものではなく、積層型の逆止弁を用
いる場合でも当然に実施可能である。
また、油圧シリンダの下限負荷圧力は、シリン
ダ径やロツド径などの油圧シリンダ自身の動作特
性や、油圧ポンプの吐出圧力、あるいは可動盤1
やトグル機構5の機械的な摩擦抵抗によつて当然
に変化するものであり、一概にその値を決められ
ないが、本実施例の場合では5Kg/cm2程度に定め
たところ、ほぼ十分な効果が確認された。また、
下限負荷圧力を極端に高めに設定すると油圧シリ
ンダの駆動力が損なわれることから、その上限は
10Kg/cm2程度に定めることが好ましい。
ダ径やロツド径などの油圧シリンダ自身の動作特
性や、油圧ポンプの吐出圧力、あるいは可動盤1
やトグル機構5の機械的な摩擦抵抗によつて当然
に変化するものであり、一概にその値を決められ
ないが、本実施例の場合では5Kg/cm2程度に定め
たところ、ほぼ十分な効果が確認された。また、
下限負荷圧力を極端に高めに設定すると油圧シリ
ンダの駆動力が損なわれることから、その上限は
10Kg/cm2程度に定めることが好ましい。
[考案の効果]
以上説明したように、この考案においては、油
圧シリンダから排出される作動油の戻り経路内
に、油圧シリンダから排出される作動油を、その
圧力が油圧シリンダの下限負荷圧力以上の場合に
のみ通過させる逆止弁を設け、さらに該逆止弁の
弁体に、該弁体によつてその流れが規制された作
動油を絞り込んだ上で通過させる絞り孔を形成し
たため、油圧シリンダの圧縮側に該油圧シリンダ
の下限負荷圧力以上の背圧を常時作用させること
ができ、さらに、弁体の感度を鈍くさせて、弁体
が油圧シリンダの下限負荷圧力付近で繁雑に駆動
されることに起因する背圧の脈動を防止すること
ができる。
圧シリンダから排出される作動油の戻り経路内
に、油圧シリンダから排出される作動油を、その
圧力が油圧シリンダの下限負荷圧力以上の場合に
のみ通過させる逆止弁を設け、さらに該逆止弁の
弁体に、該弁体によつてその流れが規制された作
動油を絞り込んだ上で通過させる絞り孔を形成し
たため、油圧シリンダの圧縮側に該油圧シリンダ
の下限負荷圧力以上の背圧を常時作用させること
ができ、さらに、弁体の感度を鈍くさせて、弁体
が油圧シリンダの下限負荷圧力付近で繁雑に駆動
されることに起因する背圧の脈動を防止すること
ができる。
従つて、本考案によれば、高価で、かつ大きい
カウンタバランス弁を用いなくても、型開閉動作
を円滑に行わせることができる効果がある。
カウンタバランス弁を用いなくても、型開閉動作
を円滑に行わせることができる効果がある。
第1図は本考案の一実施例の概略構成を示す
図、第2図は本考案の一実施例における逆止弁の
構成を示す断面図、第3図は従来の射出成形機に
おける型開閉機構の概略構成を示す図である。 6……油圧シリンダ、11……戻り経路、13
……絞り孔付き逆止弁(逆止弁)、17……ポペ
ツト(弁体)、17d……絞り孔。
図、第2図は本考案の一実施例における逆止弁の
構成を示す断面図、第3図は従来の射出成形機に
おける型開閉機構の概略構成を示す図である。 6……油圧シリンダ、11……戻り経路、13
……絞り孔付き逆止弁(逆止弁)、17……ポペ
ツト(弁体)、17d……絞り孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 互いに対向して設けられた一対の型の少なくと
も一方を油圧シリンダにより移動させて型開閉を
行うようにした射出成形機における型開閉機構に
おいて、 前記油圧シリンダから排出される作動油の戻り
経路内に、前記油圧シリンダから排出される作動
油を、その圧力が前記油圧シリンダの下限負荷圧
力以上の場合にのみ通過させる逆止弁を設け、 該逆止弁の弁体に、該弁体によつてその流れが
規制された作動油を絞り込んだ上で通過させる絞
り孔を開孔させたことを特徴とする射出成形機に
おける型開閉機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12852988U JPH0452031Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12852988U JPH0452031Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0248316U JPH0248316U (ja) | 1990-04-04 |
| JPH0452031Y2 true JPH0452031Y2 (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=31381955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12852988U Expired JPH0452031Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0452031Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP12852988U patent/JPH0452031Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0248316U (ja) | 1990-04-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4590968A (en) | Pilot valve operated pressure reducing valve | |
| US5366202A (en) | Displacement controlled hydraulic proportional valve | |
| US6601552B2 (en) | Hydraulically controllable globe valve | |
| JP3710836B2 (ja) | フィードバックポッペト弁 | |
| US4699571A (en) | Control valve for a variable displacement pump | |
| US5179836A (en) | Hydraulic system for a differential piston type cylinder | |
| JPH10500472A (ja) | 油圧式の少なくとも2つのアクチュエータのための制御装置 | |
| US4676140A (en) | Hydraulic control system | |
| JP2744004B2 (ja) | 液圧制御装置 | |
| US5165320A (en) | Fluid-controlled servo-arrangement | |
| JPH0223708B2 (ja) | ||
| JPH01216106A (ja) | 流体安全制動弁装置 | |
| JP3338531B2 (ja) | 減衰力調整式ダンパ | |
| US4345736A (en) | Solenoid operated valve and dashpot assembly | |
| JPH0681934B2 (ja) | 早期噴射を伴うディーゼルエンジンの燃料噴射装置 | |
| US5197516A (en) | Hydraulic servo valve with controlled disengagement feature | |
| US4292884A (en) | Control arrangement for a hydraulically operated device | |
| US4471940A (en) | Dashpot assembly | |
| JPS5920070B2 (ja) | 液圧的に開放可能な弁 | |
| US4162874A (en) | Horsepower summation control for variable displacement | |
| US3996744A (en) | Automatic control for hydraulic power transmission | |
| JPH0534007Y2 (ja) | ||
| JPS6347911B2 (ja) | ||
| JPH0245522Y2 (ja) | ||
| JPH01176803A (ja) | 可変容量ポンプと組合せた流量制御弁を有する複数台のアクチュエータの作動制御装置 |