JPH0452249Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0452249Y2 JPH0452249Y2 JP1983157641U JP15764183U JPH0452249Y2 JP H0452249 Y2 JPH0452249 Y2 JP H0452249Y2 JP 1983157641 U JP1983157641 U JP 1983157641U JP 15764183 U JP15764183 U JP 15764183U JP H0452249 Y2 JPH0452249 Y2 JP H0452249Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- bridge
- shoe
- support device
- bridge girder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、橋梁等の支承装置に関し、特に支承
装置に防錆防塵のための被覆を施した仕掛に関す
るものである。
装置に防錆防塵のための被覆を施した仕掛に関す
るものである。
この種の仕掛を施した支承装置としては、例え
ば、特開昭58−101906号公報に開示されている。
ば、特開昭58−101906号公報に開示されている。
このものは、支承装置を構成する上沓や下沓の
全体をカバーにより外部に対して気密状態にした
ものであり、発泡させた弾性体により前記カバー
を構成させている。そして、前記カバーは厚肉な
ものとしてあると共にその内面側を上沓や下沓の
外面に接触させるようにしている。
全体をカバーにより外部に対して気密状態にした
ものであり、発泡させた弾性体により前記カバー
を構成させている。そして、前記カバーは厚肉な
ものとしてあると共にその内面側を上沓や下沓の
外面に接触させるようにしている。
したがつて、可動部分のみを包囲する薄いカバ
ーと比較すると、耐候性及び強度は向上したもの
となり、他方、施工時において、樹脂液と発泡剤
との混合比によつて体積増加を設定できることと
なる。
ーと比較すると、耐候性及び強度は向上したもの
となり、他方、施工時において、樹脂液と発泡剤
との混合比によつて体積増加を設定できることと
なる。
ところが、発泡体は同材料のものを発泡化させ
ない場合と比較すると単位力当たりの変形量は小
さい(引張り力が大きい)ことから、上記のもの
では、橋桁等の伸縮や撓みに伴うカバーの弾性変
形の追従性が悪く、その結果、短期間で目視不能
な小さな亀裂や橋桁等からの剥離が発生してこれ
の内部の上沓や下沓等に腐食が生じてしまう。こ
の上・下沓の腐食は支承装置において、非常に危
険な状態を招来する。そして、上記のものでは、
カバー内部の状態は外部から全く確認できないこ
とから、上記した危険な状態を招く上・下沓やこ
れらの固定具の腐食状態を全く知ることができな
い。
ない場合と比較すると単位力当たりの変形量は小
さい(引張り力が大きい)ことから、上記のもの
では、橋桁等の伸縮や撓みに伴うカバーの弾性変
形の追従性が悪く、その結果、短期間で目視不能
な小さな亀裂や橋桁等からの剥離が発生してこれ
の内部の上沓や下沓等に腐食が生じてしまう。こ
の上・下沓の腐食は支承装置において、非常に危
険な状態を招来する。そして、上記のものでは、
カバー内部の状態は外部から全く確認できないこ
とから、上記した危険な状態を招く上・下沓やこ
れらの固定具の腐食状態を全く知ることができな
い。
また、この種のものとして、他に実開昭57−
147312号に記載されている。
147312号に記載されている。
この支承装置は、上沓の上板の側面から下沓が
摺動する底板の側面までの支承を被包し少なくと
も一個所に縦断又は斜断する継合部を設けた柔軟
性のある透明のシートと、このシートを上記上板
および底板の周囲でそれぞれ締着するバンドと、
このシートの上記継合部に取付けられた開閉自在
のフアスナとを備えており、防水・防塵機能を有
するものとしてある。
摺動する底板の側面までの支承を被包し少なくと
も一個所に縦断又は斜断する継合部を設けた柔軟
性のある透明のシートと、このシートを上記上板
および底板の周囲でそれぞれ締着するバンドと、
このシートの上記継合部に取付けられた開閉自在
のフアスナとを備えており、防水・防塵機能を有
するものとしてある。
ところが、この支承装置では悪条件のもとで使
用すると、バンドとシートとの間やフアスナから
支承とシートとの間の空間内に雨水が侵入してし
まう可能性があり、一旦、雨水が前記空間に侵入
してしまうとこの雨水は残存して上沓や下沓等が
腐食する原因となる。
用すると、バンドとシートとの間やフアスナから
支承とシートとの間の空間内に雨水が侵入してし
まう可能性があり、一旦、雨水が前記空間に侵入
してしまうとこの雨水は残存して上沓や下沓等が
腐食する原因となる。
そこで、この考案では、橋桁等の伸縮や撓み
に伴うカバーの弾性変形の追従性が良好であり、
カバーと上・下沓のとの間への雨水の侵入を完
全に回避でき、カバー内の上・下沓等の腐食状
態を外部から目視できる橋梁等の支承装置のカバ
ー仕掛を提供することを課題とする。
に伴うカバーの弾性変形の追従性が良好であり、
カバーと上・下沓のとの間への雨水の侵入を完
全に回避でき、カバー内の上・下沓等の腐食状
態を外部から目視できる橋梁等の支承装置のカバ
ー仕掛を提供することを課題とする。
この考案は、橋桁等の側に固定される上沓と、
橋台又は橋脚等の側に固定される下沓と、前記
上・下沓を包囲すべく橋台又は橋脚等と橋桁等と
の間に設けられた弾性体のカバーとを有し、前記
カバーの弾性力に抗した上沓と下沓との相対的な
動きにより、前記橋桁等の伸縮や撓みを吸収する
ようにした橋梁等の支承装置における仕掛に於い
て、カバーを構成する弾性体を低モジユラスな高
分子物質で構成し且つこれの少なくとも一部を半
透明以上の透明度を有するものとし、更に、前記
弾性体の内面が据付け状態にある上・下沓とほぼ
全域で接触する態様で設けられている。
橋台又は橋脚等の側に固定される下沓と、前記
上・下沓を包囲すべく橋台又は橋脚等と橋桁等と
の間に設けられた弾性体のカバーとを有し、前記
カバーの弾性力に抗した上沓と下沓との相対的な
動きにより、前記橋桁等の伸縮や撓みを吸収する
ようにした橋梁等の支承装置における仕掛に於い
て、カバーを構成する弾性体を低モジユラスな高
分子物質で構成し且つこれの少なくとも一部を半
透明以上の透明度を有するものとし、更に、前記
弾性体の内面が据付け状態にある上・下沓とほぼ
全域で接触する態様で設けられている。
この考案は次のように作用する。
この考案の橋梁等の支承装置のカバー仕掛で
は、カバーを構成する弾性体を低モジユラスな高
分子物質で構成してあるから、橋桁等の伸縮や撓
みに伴うカバーの弾性変形の追従性は非常に良好
なものとなり、前記弾性体の内面と据付け状態に
ある上・下沓との接触は橋桁等の伸縮や撓み時に
おいても保たれる。したがつて、カバーと上・下
沓との間に空間ができないから、カバーと上・下
沓との間に雨水が侵入するようなことはない。
は、カバーを構成する弾性体を低モジユラスな高
分子物質で構成してあるから、橋桁等の伸縮や撓
みに伴うカバーの弾性変形の追従性は非常に良好
なものとなり、前記弾性体の内面と据付け状態に
ある上・下沓との接触は橋桁等の伸縮や撓み時に
おいても保たれる。したがつて、カバーと上・下
沓との間に空間ができないから、カバーと上・下
沓との間に雨水が侵入するようなことはない。
又、上記構成のカバーのうち、少なくとも一部
を半透明以上の透明度を有するものとしてあるか
ら、外部からカバー内に位置する上・下沓及びこ
れらの固定具の状態を知ることができる。
を半透明以上の透明度を有するものとしてあるか
ら、外部からカバー内に位置する上・下沓及びこ
れらの固定具の状態を知ることができる。
次に第1図に示したこの考案の実施例にもとづ
いて、本考案をさらに詳細に説明する。
いて、本考案をさらに詳細に説明する。
1は下沓で、固定ボルト2により橋台又は橋脚
の頂部に形成された沓座3に固着される。下沓1
は上面中央部には凸部が形成され、その上面は水
平な滑面4が形成されている。
の頂部に形成された沓座3に固着される。下沓1
は上面中央部には凸部が形成され、その上面は水
平な滑面4が形成されている。
5は例えば橋桁6の下面に固定ボルト7により
固着された上沓で、該上沓5の下部中央部には、
前述の滑面4に対して摺動(あるいは回動)可能
に当接する面8が形成されており、かくして下沓
1と上沓5とにより支承装置10が形成される。
なお上沓5、下沓1はともに鋼あるいは鋳鉄によ
り形成されている。
固着された上沓で、該上沓5の下部中央部には、
前述の滑面4に対して摺動(あるいは回動)可能
に当接する面8が形成されており、かくして下沓
1と上沓5とにより支承装置10が形成される。
なお上沓5、下沓1はともに鋼あるいは鋳鉄によ
り形成されている。
11は支承装置を構成する上沓5と下沓1の外
周露出部を接触する態様で被覆する弾性のある高
分子物被覆シール材で、例えばポリブタジエン系
合成樹脂のような材物である。この材物の製造は
液状モノマーを常温で重合反応に付して得られる
ものである。この製造は支承装置10の周囲に適
当な型枠をしつらえ、そこにモノマーを注入し常
温にて重合反応に付すことにより行うことができ
る。
周露出部を接触する態様で被覆する弾性のある高
分子物被覆シール材で、例えばポリブタジエン系
合成樹脂のような材物である。この材物の製造は
液状モノマーを常温で重合反応に付して得られる
ものである。この製造は支承装置10の周囲に適
当な型枠をしつらえ、そこにモノマーを注入し常
温にて重合反応に付すことにより行うことができ
る。
なお、エラストマーは隣接する金属の運動への
追従性と耐久性の点からみても、低モジユラスの
物ほど好ましい。施工時には、コンクリート構造
物や鉄鋼材への接着性を向上させるために、清浄
プライマー塗布等の手段を施すこともできる。
追従性と耐久性の点からみても、低モジユラスの
物ほど好ましい。施工時には、コンクリート構造
物や鉄鋼材への接着性を向上させるために、清浄
プライマー塗布等の手段を施すこともできる。
このように、本考案においては、支承装置10
は、その全体が弾性シール材で覆われるため、支
承装置10に錆が発生するおそれは完全に解決す
ることができる。そして、シール材が弾性をもつ
ているから、上沓5の摺動(あるいは回動)機能
は阻害されることはないという利点がある。
は、その全体が弾性シール材で覆われるため、支
承装置10に錆が発生するおそれは完全に解決す
ることができる。そして、シール材が弾性をもつ
ているから、上沓5の摺動(あるいは回動)機能
は阻害されることはないという利点がある。
なお、弾性シール材が、透明(乃至は半透明)
であると、上沓5と下沓1との摺動面の状態を外
部から点検でき、非常に好ましいが、耐候性、耐
水性等に優れた材質を望むときには、油性物の含
有を期待し得る材料を用いねばならず、その場合
透明性に欠けるので、そのときには、注入時の型
枠に予め透明プラスチツクス板を離脱容易な形で
セツトし、はめ殺しにしておけば、該透明プラス
チツクス板が点検窓として活用することができ
る。
であると、上沓5と下沓1との摺動面の状態を外
部から点検でき、非常に好ましいが、耐候性、耐
水性等に優れた材質を望むときには、油性物の含
有を期待し得る材料を用いねばならず、その場合
透明性に欠けるので、そのときには、注入時の型
枠に予め透明プラスチツクス板を離脱容易な形で
セツトし、はめ殺しにしておけば、該透明プラス
チツクス板が点検窓として活用することができ
る。
下沓1の滑面4と上沓5の滑面8との間には、
すべりが発生するため、両面は摩耗損傷を起し易
い。したがつて、ここにグリースの如き潤滑油を
注油することが望ましいことは言うまでもない。
したがつて、弾性シール材11に、滑面4上に潤
滑油を外部から供給することのできる注油管を埋
込んでおくことは、注油が被覆後にもなされるこ
とになり、極めて好ましい。
すべりが発生するため、両面は摩耗損傷を起し易
い。したがつて、ここにグリースの如き潤滑油を
注油することが望ましいことは言うまでもない。
したがつて、弾性シール材11に、滑面4上に潤
滑油を外部から供給することのできる注油管を埋
込んでおくことは、注油が被覆後にもなされるこ
とになり、極めて好ましい。
また、エラストマー材料として、潤滑油を有す
る油性物を含有したものを用いるのも好ましい結
果が得られる。
る油性物を含有したものを用いるのも好ましい結
果が得られる。
この考案は上記のような構成であるから、次の
効果を有する。
効果を有する。
作用の欄に記載した内容から、橋桁等の伸縮
や撓みに伴うカバーの弾性変形の追従性が良好で
あり、カバーと上・下沓のとの間への雨水の侵
入を完全に回避でき、カバー内の上・下沓等の
腐食状態を外部から目視できる橋梁等の支承装置
のカバー仕掛を提供できた。
や撓みに伴うカバーの弾性変形の追従性が良好で
あり、カバーと上・下沓のとの間への雨水の侵
入を完全に回避でき、カバー内の上・下沓等の
腐食状態を外部から目視できる橋梁等の支承装置
のカバー仕掛を提供できた。
図は本考案に係る橋梁等の支承装置の一実施例
の側断面図である。 1……下沓、3……沓座、4……滑面、5……
上沓、6……橋桁、8……滑面、10……支承装
置、11……弾性シール材。
の側断面図である。 1……下沓、3……沓座、4……滑面、5……
上沓、6……橋桁、8……滑面、10……支承装
置、11……弾性シール材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 橋桁等の側に固定される上沓と、橋台又は橋脚
等の側に固定される下沓と、前記上・下沓を包囲
すべく橋台又は橋脚等と橋桁等との間に設けられ
た弾性体のカバーとを有し、前記カバーの弾性力
に抗した上沓と下沓との相対的な動きにより、前
記橋桁等の伸縮や撓みを吸収するようにした橋梁
等の支承装置における仕掛に於いて、 カバーを構成する弾性体を低モジユラスな高分
子物質で構成し且つこれの少なくとも一部を半透
明以上の透明度を有するものとし、更に、前記弾
性体の内面が据付け状態にある上・下沓とほぼ全
域で接触する態様で設けられていることを特徴と
する橋梁等の支承装置のカバー仕掛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983157641U JPS6066714U (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 橋梁等の支承装置のカバ−仕掛 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983157641U JPS6066714U (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 橋梁等の支承装置のカバ−仕掛 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6066714U JPS6066714U (ja) | 1985-05-11 |
| JPH0452249Y2 true JPH0452249Y2 (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=30347493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983157641U Granted JPS6066714U (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 橋梁等の支承装置のカバ−仕掛 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6066714U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6048643A (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-16 | Sony Corp | 情報変換装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57147312U (ja) * | 1981-03-10 | 1982-09-16 | ||
| JPS58101906A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-17 | オイレス工業株式会社 | 支承の防護カバ−形成方法 |
-
1983
- 1983-10-12 JP JP1983157641U patent/JPS6066714U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6066714U (ja) | 1985-05-11 |
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