JPH045314Y2 - - Google Patents

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JPH045314Y2
JPH045314Y2 JP17667485U JP17667485U JPH045314Y2 JP H045314 Y2 JPH045314 Y2 JP H045314Y2 JP 17667485 U JP17667485 U JP 17667485U JP 17667485 U JP17667485 U JP 17667485U JP H045314 Y2 JPH045314 Y2 JP H045314Y2
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的 産業上の利用分野 本考案は化粧板、塩ビ板等の樹脂板、各種樹脂
積層板、合板などを熱プレス成形又は単なるプレ
ス成形する際に使用される緩衝材に関するもので
ある。 従来の技術 プレス用の緩衝材として従来はアスベストミル
ボードが使用されていたが衛生上の問題がありゴ
ム製緩衝材に取つて代られる様になつて来た。し
かしこのゴム製緩衝材は熱で劣化しやすく耐用性
が悪いのでこれに代る開発品が望まれているので
ある。 近年この開発品として、例えば、実開昭58−
7646号公報、実開昭58−7648号公報、特開昭59−
192795号公報などの緩衝材が提案されている。 この実開昭58−7646号公報のものは耐熱性不織
布に樹脂等を含浸させてその表面に同じ不織布を
積層したものであり、また、実開昭58−7648号公
報のものは耐熱性不織布の表面にフツ素樹脂によ
る離型層を形成したものである。しかしこれらは
耐熱性は良好なものの耐用性は未だ満足できない
ものとなつている。 また、特開昭59−192795号公報のものは微細無
機繊維と芳香族系重合体のパルプ状粒子とよりな
る緩衝材であつて、耐用性の向上は見られるもの
の、静電気防止性がなく、かつ熱伝導率も悪いの
で、作業性と熱効率や生産性に大きな欠点を有す
るものとなつている。 考案が解決しようとする問題点 上記の如き現状に鑑みて、本考案者等は昭和60
年8月に特許出願(特願昭60−177436号、特開昭
62−37102号参照)した発明『プレス用緩衝材』
において、静電気防止性の付与と熱伝導率の向上
を図つた新規かつきわめて有用な緩衝材としての
フエルト状物を提供したのである。 本考案は、この前出願の発明『プレス用緩衝
材』(以下、単に『前記発明』という)の改良品
又は応用品とも云えるものである。 すなわち、前記発明は従来の緩衝材と異なり、
静電気の発生を防止して作業員の静電気シヨツク
を無くし不純物の吸着による不良品の発生を防止
し、かつ熱伝導率を改良して性能と生産性を向上
したもので、そのままで使用しても良いことは勿
論であるが、このものには無機繊維が含まれてい
るため、この無機繊維の脱落物が作業者に不快感
を与えたり、プレス対象物にこの脱落物が付着し
て不良品を発生したりすることが起こるのであ
る。 本考案はこの点を解決するためになされたもの
で前記発明のフエルト状物の両面又は片面に織布
もしくは不織布を積層したものとなつている。 ところで、従来にもプレス用緩衝材としてその
両面又は片面に不織布等を貼合せたものは存在し
たが、これらはクツシヨン性の維持、熱プレス板
及び鏡面板への付着防止、強度向上等を目的とし
ているもので、本考案の繊維脱落防止とは全く目
的が異なり、かつ本考案の表面層は単なる織布や
不織布ではなく、静電気除去と熱伝導率向上にも
配慮がなされたものであつて、前記発明のフエル
ト状物の特性を何ら損なわないものとなつている
のである。 なお、本考案においても積層されたものである
ため、強度向上等の効果も発揮することはいうま
でもない。 ロ 考案の構成及び作用 本考案の構成は、有機繊維、導電性充填物、無
機繊維、及びバインダーを配合してなるフエルト
状物の両面又は片面に、導電性繊維状物と有機繊
維よりなる織布もしくは不織布を積層したことを
特徴とするプレス用緩衝材、を要旨とするもの
で、この導電性充填物や導電性繊維状物の材質と
してはカーボン、黒鉛、金属から選ばれるものが
最適なものとなつている。 まず、本考案におけるフエルト状物とは先にも
述べた前記発明と同様なものであるため、前記発
明すなわち本考案におけるフエルト状物について
簡単に説明する。 つまりこのフエルト状物は、有機繊維特に耐熱
性の有機繊維と無機繊維を含有するプレス緩衝材
中に、導電性充填物とバインダーとを配合してフ
エルト状に成形したものとなつている。 この有機繊維とは、芳香族ポリアミド系、フツ
素系、フエノール系、ナイロン系などの合成繊維
又はセルロースパルプ等であり、これらを単独又
は併用して使用できるもので、その形状は通常の
繊維状でもよいし、パルプ状繊維であれば一層好
ましいものである。 また導電性充填物とは、カーボン、黒鉛、金属
から選ばれる物質で、粉体状又は繊維状の形態を
有するものである。この粉体状や短い繊維状のも
のでは多量に混入する必要があるが、あまり多い
と空隙率が低下してクツシヨン性が悪くなるので
注意を要するものとなつている。 この導電性充填物は単に静電気防止つまり導電
性付与だけを目的とするものではなく、同時に熱
伝導性も向上させるものとなつている。つまり熱
プレス成形時に熱効率を上げプレス対象物の速み
やかな加熱を得ると共に生産性を向上させること
ができるのである。ただし、あまり熱伝導率が高
いと、被プレス物によつては急激な温度上昇で性
能に悪影響を及ぼすことがあるので注意を要す
る。 この熱伝導性の改良は、熱蓄積を少なくし熱劣
化を押え寿命が長くなるということや、熱伝導の
バラツキが少なくなりプレス対象物の不良品発生
率も低下するということ、などの効果も発揮する
のである。 このフエルト状物における無機繊維としては、
ガラス繊維、岩綿、珪酸アルミナ繊維等が好まし
く、特にケイ素分を含む非晶質繊維が望ましいも
のである。 また、このフエルト状物に配合されるバインダ
ーは耐熱性の樹脂、特にシリコン含有樹脂が好適
なものとなつている。 このシリコン含有樹脂を使用すると前記のケイ
素分を含む非晶質繊維との接着性が良くなり、ま
た耐熱性も高くクツシヨン性の確保が容易で寿命
も長いものとなるのである。 このバインダーは全体の強度を向上させると同
時に、適度な空隙率の確保つまりクツシヨン性保
持にも有効なものとなるのである。 以上の様に本考案におけるフエルト状物は、有
機繊維、導電性充填物、無機繊維、及びバインダ
ーを必須成分として配合したものであり、例えば
これらを湿式抄紙法で抄造して脱水プレスして乾
燥してやれば得られるものとなつている。 このフエルト状物は無機繊維を含有するもので
あるためその脱落物が発生しやすく、前述した如
き問題点を有するもので、これを防止することが
望ましいのである。 問題点を解決するための手段 前記したフエルト状物の両面又は片面にカーボ
ン、黒鉛、金属より選ばれる導電性繊維状物と有
機繊維よりなる織布又は不織布を積層することに
よつて、脱落物の防止を行なうと共に強度向上を
図り、しかもフエルト状物の静電気防止性と熱伝
導性を損なわない様にしたのである。 第1図は本考案緩衝材の1実施例の縦断面拡大
略図である。 第2図は本考案緩衝材の他の実施例の縦断面拡
大略図である。 これらの図の様に本考案は、フエルト状物1の
両面(第1図)又は片面(第2図)に表面層2を
積層したものとなつている。 このフエルト状物1は先に説明した通りのもの
であり、適度なクツシヨン性を有しすぐれた耐用
性や強度は勿論のこと最大の特徴である静電気防
止性と良好な熱伝導性を有し、プレス成形時の緩
衝材としてきわめて有用なものとなつている。 本考案は、このフエルト状物1の両面又は片面
に、織布又は不織布の形態となつている表面層2
を積層したもので、この織布又は不織布を構成す
る繊維が導電性繊維状物と有機繊維とから成つて
いるのである。 この導電性繊維状物の材質はカーボン、黒鉛、
金属より選ばれるもので、フエルト状物1と同
様、表面層2に単に静電気防止性を付与するだけ
ではなく、同時に熱伝導性の向上をもたらすもの
となつている。 したがつて、この導電性繊維状物は導電性と熱
伝導性の点より金属繊維であることが最も好まし
いものであるが、静電気を除去するだけならばそ
れほど大きな導電率が必要なわけではないし、ま
た熱伝導性についてもあまり高いものは要求され
ないので、カーボン繊維や黒鉛繊維でもその目的
を充分に達成できるものである。 この導電性繊維状物の繊維長は特に限定する必
要はないが、1〜25mm位が適当であり、その繊維
径は1〜50μが好適であまり太いものは剛性が出
て不適当であり、細いものではコスト的に高くな
るのである。 また、この表面層2における有機繊維として
は、耐熱性の高いものが好ましく芳香族ポリアミ
ド繊維、フエノール繊維、フツ素繊維等が好適に
使用できるものである。 この有機繊維として溶融点が200℃以下の熱可
塑性のものは使用できないので注意を要する。そ
の理由は熱プレスを行なつたときに溶融し熱板や
鏡面板に付着してしまうからである。したがつて
この有機繊維としては熱溶融点を持たず高温によ
つて直接炭化してしまう様な繊維が望ましいので
ある。しかしこの熱プレスは通常200℃位の温度
で行なわれるため溶融点が200℃以上のものであ
れば熱可塑性繊維でも使用可能である。 この有機繊維の繊維長や繊維径は特に限定する
必要はなく、織布又は不織布の構成繊維として従
来より使用されている形態であれば良いものであ
る。 前記の導電性繊維状物と有機繊維との混合割合
は、有機繊維に対して導電性繊維状物が3〜95%
という広範囲で選定でき、導電性繊維状物の材
質、目的とするプレス対象物の種類、フエルト状
物1の種類や厚さなどによりこの範囲内から適宜
に決定してやればよいものである。 この織布又は不織布からなる表面層2とフエル
ト状物1との接合方法としては、例えばフエルト
状物1の両面又は片面に感熱硬化型粉末接着剤を
散布して熱プレスにより表面層2と共に加圧して
前記粉末接着剤の熱硬化により接合させる手段な
どが好適に利用できるものである。 実施例 有機繊維として、パルプ状芳香族系繊維(商品
名ケブラー・デユポン社製)5重量部とフエノー
ル繊維(2d×6mm・商品名カイノール・日本カ
イノール社製)10重量部を使用し、無機繊維とし
て、岩綿(平均径4μ×平均繊維長120μ・商品名
エスフアイバー・新日本製鉄化学工業社製)85重
量部を用い、導電製充填物として、カーボン繊維
(10μ×3mm・商品名クレカ・呉羽化学工業社製)
10重量部を使用し、これらを水中に分散後、シリ
コンアクリル樹脂エマルジヨン(ヘキスト合成社
製)5重量部を添加し、さらに定着剤を加えて樹
脂を繊維に定着させた後、長網抄紙機により、抄
造、乾燥し、厚さ1.2mm、密度0.67g/cm3のシー
トを作成した。このシート5枚を熱硬化型シリコ
ン接着剤で貼合せ、さらに表面にアラミド繊維と
カーボン繊維との混紡織布(カーボン繊維量10
%)を貼り、180℃・70Kg/cm2でホツトプレスを
行ない厚さ4.5mmのボード板を得た。 比較例 上記実施例において、アラミド繊維とカーボン
繊維との混紡織布の代りにアラミド繊維織布を使
用し、他は同様にしてボード板を得た。 これらを塩ビ樹脂板成形用の緩衝材として使用
した。 なお、樹脂板成形は170℃・20Kg/cm2で加熱20
分・冷却40分のサイクルで行なつた。 これらの初期物性と500サイクル使用後の物性
とを測定した。 その結果を次表に示す。
【表】 なお、圧縮率は170℃・20Kg/cm2の荷重をかけ
た時の値で 初期厚さ−荷重時厚さ/初期厚さ×100 で求め、また復元率は、無負荷で常温にもどした
時に初期厚みに対して何%まで復元するかで示し
た。 実施例及び比較例共に、無機繊維の脱落はな
く、織布を貼らない物と比較すると取扱い性は非
常に良く、かつ不良品の発生は大幅に減少した。
また、実施例と比較例に初期物性を見た場合、電
気伝導率の大幅な違い以外に特に大差はないが実
用試験においては、比較例では静電気によるゴミ
等の付着が多発し、さらに450サイクル以後では、
熱伝導のバラツキ違いによる不良品が多発した。 これは比較例のものは内部の熱の蓄積が多いの
で、この結果、内部劣化が生じやすいためと考え
られるのである。実際、試験後の緩衝材の内部状
態を見てみると比較例のものは実施例よりも変色
が大きく劣化が進んでいることが判明したのであ
る。 このように本考案は前記発明(特願昭60−
177436号)の緩衝材に導電性繊維状物入りの織布
又は不織布を貼ることにより、鏡面板への付着防
止や強度向上及び繊維脱落防止の効果だけではな
く、前記発明の緩衝材の特性を充分発揮させるこ
とができるものである。 ハ 考案の効果 以上詳細に説明した様に本考案は、前記の特許
出願(特願昭60−177436号)において開示した有
用な緩衝材としてのフエルト状物、つまり静電気
防止性の付与と熱伝導率の向上を図つたプレス用
緩衝材をさらに改良したものであつて、このフエ
ルト状物の両面又は片面に導電性繊維状物を含む
織布又は不織布を積層したものであり、その効果
は、無機繊維の脱落を防止し、作業性を改善する
と同時に、脱落物の付着がないので不良品の発生
を防ぐということである。しかも本考案における
表面層によつて鏡面板への付着防止や強度の向上
も得られ、さらにこの表面層が導電性繊維状物を
含有しているので、前記のフエルト状物の特性を
低下させるものではなく、すぐれた静電気防止性
と熱伝導率を維持・向上させるという顕著な効果
も得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案緩衝材の1実施例の縦断面拡大
略図である。第2図は本考案緩衝材の他の実施例
の縦断面拡大略図である。 1……フエルト状物、2……表面層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 有機繊維、導電性充填物、無機繊維、及びバ
    インダーを配合してなるフエルト状物の両面又
    は片面に、導電性繊維状物と有機繊維よりなる
    織布もしくは不織布を積層したことを特徴とす
    るプレス用の緩衝材。 2 導電性充填物と導電性繊維状物の材質が、共
    にカーボン、黒鉛、金属より選ばれるものであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のプレス
    用の緩衝材。
JP17667485U 1985-11-15 1985-11-15 Expired JPH045314Y2 (ja)

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