JPH0453724A - 架橋発泡体の製造方法およびそれに用いる製造装置 - Google Patents

架橋発泡体の製造方法およびそれに用いる製造装置

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JPH0453724A
JPH0453724A JP2163448A JP16344890A JPH0453724A JP H0453724 A JPH0453724 A JP H0453724A JP 2163448 A JP2163448 A JP 2163448A JP 16344890 A JP16344890 A JP 16344890A JP H0453724 A JPH0453724 A JP H0453724A
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Japan
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die
region
molded product
foamed molded
partially foamed
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Application number
JP2163448A
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English (en)
Inventor
Yukio Komura
幸夫 香村
Akira Nogami
明 野神
Shunji Yamamoto
俊司 山本
Takaaki Kenmotsu
孝明 監物
Mitsunori Okada
光範 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は架橋発泡体の製造方法とそれに用いる製造装置
に関し、更に詳しくは、気泡径が均一かつ微細であって
、表面が平滑で厚内の架橋発泡体を安定した状態で連続
的に製造する方法とそれに用いる製造装置に関する。
(従来の技術) 熱可塑性樹脂、発泡剤および架橋剤を必須成分とする樹
脂組成物を用いて発泡体を製造する方法としては各種の
方法が知られている。このうち、例えば、上記樹脂組成
物をシート状等の所定形状に成形し、得られた成形体に
常圧下での加熱処理を施して、まず成形体中の架橋剤を
分解せしめて熱可塑性樹脂の架橋を進め、ついで発泡剤
を分解せしめて前記架橋体を発泡させるという方法があ
る。
しかしながら、この方法の場合、常圧・加熱下で架橋、
発泡が進められるため、得られた発泡体の気泡径は通常
100μm以上と粗大であり、外観も悪化するという問
題が避は得ない。
ところで、最近は、気泡径が70〜90μm程度の発泡
体に対する要求が強まっている。このことは、気泡径か
小さ(なることによって、発泡体の低収縮性や耐クラツ
ク性の向上、表面の円滑性が得られ、全体として高級感
を与えるからである。
このような要求に応えるために、樹脂組成物を、断面形
状が矩形で、かつ、密閉した金型に充填して加熱し、加
圧下で発泡せしめるという方法が提案されている。この
方法の場合は、たしかに、均一で微細な気泡を有する厚
肉発泡体を得ることができるが、しかし、この方法はバ
ッチ式で行わざるを得ず、生産性が低いという問題があ
る。
しかも、この方法の場合、金型内で均等に圧力を加えな
いと、架橋反応が均一に進行せず、その影響を受けて発
泡も均一に進行しないという問題がある。
これらの問題を解決する方法としては、例えば、特開昭
53−69274号公報に開示されているような方法が
ある。この方法においては、押出機に接続している長尺
ランドダイの中で樹脂組成物の架橋から発泡までの処理
を全て完全に行わせたのち、ダイ出口から架橋発泡体が
連続的に取出される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記公報に開示の方法の場合、非常に長
いダイか必要であり、しがも発泡が進行するに伴ない長
手方向のダイ構造を徐々に変化させていくことが必要に
なるため、ダイの構造が複雑になるばかりでな(、使用
目的に応じた厚内の発泡体や発泡倍率を自由に変化させ
た発泡体の製造が非常に困難であるという問題がある。
本発明は、上記方法の問題点を解決し、気泡径が均一、
微細であり、表面が平滑で厚肉の架橋発泡体を安定した
状態で連続的に製造する方法とそれに用いる製造装置の
提供を目的とする。
(課題を解決するための手段・作用) 上記目的を達成するために、本発明においては、熱可塑
性樹脂、発泡剤および架橋剤を必須成分とする樹脂組成
物を、成形領域、加熱領域および冷却領域が連続的に形
成されているダイの内部に押出し、前記成形領域または
/および前記加熱領域では前記架橋剤を分解させると同
時に前記発泡剤の少なくとも一部を分解させて気泡を生
成することにより部分発泡成形体を成形し、ついで、得
られた部分発泡成形体を前記冷却領域で前記部分発泡成
形体の軟化点未満の温度に冷却したのち前記ダイから押
出し、押出された部分発泡成形体を常圧下で加熱して発
泡させる架橋発泡体の製造方法において、 前記部分発
泡成形体は、その発泡倍率をM4.最終的に得ようとす
る架橋発泡体の発泡倍率をMtとしたとき、M、、Mt
が0.05≦M+/M!≦0.35(ただし、Mt >
M+≧1.05)の関係を満足するような部分発泡成形
体であり、また、前記成形領域から導入され各領域の少
なくとも一側を通過したのち前記冷却領域から導出され
る少なくとも1本のワイヤ体を、前記ダイの内部と外部
を循環移動するように張設し、前記ワイヤ体の張力によ
って、前記部分発泡成形体にその押出し方向と逆行する
制動力を加えることを特徴とする架橋発泡体の製造方法
、ならびに、熱可塑性樹脂。
発泡剤および架橋剤を必須成分とする樹脂組成物の押出
機;該押出機と接続され、成形領域、加熱領域および冷
却領域がこの順序で連続して形成されているダイ;該ダ
イと接続された加熱炉、とから成る架橋発泡体の製造装
置において、前記成形領域から導入され各領域の少なく
とも一側を通過したのち前記冷却領域から導出される少
なくとも1本のワイヤ体が、前記ダイの内部と外部を循
環移動するように張設されていることを特徴とする架橋
発泡体の製造装置が提供される。
以下、図面に基づいて本発明方法と製造装置を詳細に説
明する。
まず、第1図は、本発明装置の1例を示す概略平面図で
ある。図において、装置の全体は、樹脂組成物の押出機
lと、この押出機lの出口1aに接続され、成形領域2
a、加熱領域2bおよび冷却領域2cから成るダイ2と
、更にダイ2の下流に位置する加熱炉3をシリーズに配
置して構成されている。
そして、ダイ2の両側には、ダイの内部と外部とを循環
して移動する後述のワイヤ体4.4が張設され、またダ
イ2の出口には後述する潤滑剤除去部5が取付けられ、
この潤滑剤除去部5には、その出口から両側方に向かっ
て拡幅して延びるワイヤ体抜取り部6,6がそれぞれ接
続されている。
まず、製造される架橋発泡体は、全体として次のように
装置内を移動していく。すなわち、押出機lから押出さ
れた樹脂組成物は、成形領域2aで所望形状に成形され
、加熱領域2bで部分発泡成形体7に転化したのち冷却
領域2Cで冷却されてダイ2から押出される。押出され
るときに、部分発泡成形体7の両側は一部除去され、中
心部が加熱炉3に移送され、ここで所定温度に加熱され
ることにより発泡体8として製品になる。
この全体の流れにおいて、押出機lの中では、必須成分
である熱可塑性樹脂、発泡剤および架橋剤は均一に混合
されて所定組成の樹脂組成物が調製される。この均一混
合は、発泡剤、架橋剤のいずれもが分解しない温度で行
なわれる。
用いる熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン・
ポリプロピレン・エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレ
ート共重合体のようなエチレン共重合体;ポリ塩化ビニ
ルの単独あるいはこれらの混合物をあげることができる
。また、この熱可塑性樹脂に、更に、公知の顔料、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、帯電防止剤、防カビ剤
、防菌剤、無機フィラー等の添加剤を適量配合すること
もできる。
用いる発泡剤としては、後述のダイにおける加熱過程で
熱分解して窒素、炭酸ガス等のガスを発生する分解型の
発泡剤であればよく、例えば、アゾジカルボンアミド、
ジニトロソペンタメチレンテトラミン、4.4°−オキ
シビスベンゼンスルホニルヒドラジド、アゾビスイソブ
チロニトリルなどをあげることができる。
これら発泡剤の配合量は、目的とする発泡体の発泡倍率
によって適宜選択されるが、通常、前記した熱可塑性樹
脂100重量部に対し5〜30重量部の範囲内に設定さ
れる。また、必要に応じては、これら発泡剤に対し各種
の助剤や核剤を適量配合してもよい。
樹脂組成物の第3の必須成分である架橋剤としては、前
記熱可塑性樹脂の溶融開始温度以上の分解温度を有する
ものが用いられ、例えば、ジクミルパーオキサイド、ジ
−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオ
キサイド、2.5ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキサン、2. 5−ジメチル−2,5−ジ
(tブチルパーオキシ)ヘキシン−3などをあげること
ができる。
これらの架橋剤の配合量は、目的とする発泡体における
架橋度、前記熱可塑性樹脂の分子構造などによって適宜
選定されるが、通常、熱可塑性樹脂100重量部に対し
0,2〜5.0重量部の範囲内に設定される。
上記した各成分を均一混合して成る樹脂組成物は、押出
機lの出口1aからダイ2に連続的に押出される。
ダイ2は、前述したように、その長手方向に成影領域2
a、加熱領域2b、冷却領域2Cをこの順序で連続して
構成されている。
押出機1の出口1aから押出された樹脂組成物は、まず
成形領域2aで所定形状に成形される。
このとき、成形領域2aのダイ形状を適宜に選定すれば
、シート状、棒状等の任意形状の成形体を得ることがで
きる。
成形領域2aを通過した成形体は、つぎに加熱領域2b
に移動していく。そして、この加熱領域2b内を移動す
る前記成形体は、図示しない加熱手段によって所定温度
に加熱される。その結果、成形体に含有されている架橋
剤が熱分解して熱可塑性樹脂の架橋が進行する。そして
同時に、成形体中の発泡剤の一部が分解して成形体の内
部に均一に分散する気泡核が形成され、成形体は部分発
泡成形体7に転化する。
この過程で得られる部分発泡成形体7において、その架
橋の程度は、それに120℃のキシレン溶液で24時間
の抽出処理を行なったときの残存ゲル重量分率が5%以
上となるような状態であることか好ましい。この残存ゲ
ル重量分率が5%未満であるような架橋状態の場合には
、最終的に得られる発泡体の気泡径が粗大となりやすい
からである。
この過程における発泡剤の初期分解に関しては、ダイ2
から押出されて得られた部分発泡成形体の発泡倍率をM
3.最終的に得ようとする架橋発泡体の発泡倍率をM、
としたとき、M1、Mlの間では、0.05≦M/M!
≦0.35(ただし、M t > M + ≧1、05
)の関係を満足するように、発泡剤の分解が行われる。
Ml/M! <o、 05であるような部分発泡成形体
の場合は、その内部に充分な気泡核が形成されていない
ので、最終的に得られる架橋発泡体の気泡は均一かつ微
細なものにならず、また、Ml/M! >0.35であ
るような部分発泡成形体の場合は、それをダイ2から押
出したときに自然膨張が大きく生起し肌荒れ現象が起こ
りやすくなるからである。
このような発泡剤の分解量の管理は、加熱領域2bの温
度を適宜選定することによって行なわれる。
加熱領域2bを通過した部分発泡成形体7は、次の冷却
領域2cに移動する。この領域で、前記部分発泡成形体
7は冷却されその形状、気泡核の状態等が保持される。
このときの冷却温度は、この部分発泡成形体7の軟化点
よりも低い温度であることが必要である。冷却が不充分
でその温度が軟化意思−にの場合には、ダイ2から部分
発泡成形体7を押出したとき、その成形体3の内部に含
まれているガスの圧力によって部分発泡成形体7は自然
膨張し表面の肌荒れ現象が生ずるからである。
なお、成形領域2aと加熱領域2bの境界に、注油ポン
プ9から注油パイプ9aを介して潤滑剤を圧入して、成
形領域2aから加熱領域2bへ移動していく成形体の外
周に前記潤滑剤を付着させることが好ましい。
これは、加熱領域2bおよび冷却領域2c内を部分発泡
体として成形体が移動する過程で、この成形体の架橋が
進むにつれて、部分発泡成形体7の溶融粘度が上昇して
加熱領域2bおよび冷却領域2cのダイ内壁との摩擦抵
抗が増大し、部分発泡成形体7が下流側へ移動しなくな
り、その結果、押出機1のヘッド負荷が大きくなって押
出機lの破損を招くようになる事態を防止するためであ
る。
すなわち、成形領域2aからの成形体の外周に潤滑剤を
付着させることにより、加熱領域2bおよび冷却領域2
cのダイ内壁と部分発泡成形体7との摩擦抵抗を減少せ
しめ、円滑な下流側への移動が確保される。
このような目的のために用いる潤滑剤としては、加熱領
域2bの温度で分解したり蒸発したりすることがなく、
しかも成形体に溶解せず、成形体を劣化させず、化学的
に安定なものであることが必要である。例えば、液状ポ
リシロキサン、エチレングリコールのような多価アルコ
ール、アルキルエステル、アルキルエーテル、ポリオキ
シアルキレンなどを用いることができる。
なお、成形領域2aから注入された潤滑剤は、部分発泡
成形体7の移動に追随してダイ2の下流側末端に配設さ
れた潤滑剤除去部5に達し、ここから、パイプ9bを介
して吸引ポンプ10で部分発泡成形体7から吸引除去さ
れたのち濾過され、再び注油ポンプ9で成形領域2aに
注入される。
この潤滑剤除去操作を行わない場合は、潤滑剤が部分発
泡成形体7に付着したまま加熱炉3に導入され、その結
果、得られた発泡体8の表面外観が著しく損なわれると
いう不都合を招く。
さて、この装置において、所定の押出速度で下流側に移
動しようとしている部分発泡成形体7には、ダイ2の内
部と外部を循環するようにして張設されているワイヤ体
4.4によって制動力が加えられる。
ここで、ワイヤ体4.4は、成形領域2aの上流側外部
からダイ2の内部の両側に導入され、成形領域2a、加
熱領域2bおよび冷却領域2cをダイ2の長手方向に貫
通し、冷却領域2cから外部に導出されたのち、張力制
御部11を経由して再び成形領域2aに導入されるとい
う循環移動をするように、自由回転するプーリ12a、
12b。
12cを介して張設されている。
このワイヤ体は、断面が円形の通常のワイヤや撚り線で
あってもよく、また、テープ状のものであってもよい。
更には、これらワイヤ体の表面を凹凸に腰後述するよう
に、ダイ2を移動する部分発泡成形体7との接触面積を
増加させるようにしたものが好ましい。
ワイヤ体4,4は第1図の■−■線に沿う概略断面図で
ある第2図に示したように、ダイ2内を移動する部分発
泡成形体7の両側において、この部分発泡成形体7と一
体化した状態で下流方向(矢印p方向)に移動する。と
くに、冷却領域2Cにおいては、部分発泡成形体7は冷
却されて硬化状態にあるため、ワイヤ体4,4はこの冷
却領域2cを移動する部分発泡成形体7と密着・一体化
している。
したがって、ワイヤ体4.4に何らの張力も付加しない
場合は、ワイヤ体4,4は部分発泡成形体7の移動速度
に追随して循環移動をする。しかし、ワイヤ体4,4の
張力を調節して、いわゆるバックテンションをかけるこ
とにより、ダイ2内における部分発泡成形体7の移動速
度を遅くして、この部分発泡成形体7に制動力を加える
ことができる。
このような制動力を部分発泡成形体7に加えることによ
り、加熱領域2bにおいて樹脂の圧力が高まり樹脂組成
物の架橋が高圧下で進行する。従来、圧力が安定しない
ために、ランダムに発泡が進んで部分発泡成形体に転化
する際に、得られる部分発泡成形体の長手方向や幅方向
で架橋が均一に進んでいない場合には、それがダイ2の
冷却領域2cから押出されると、全体が湾曲したりまた
は表面から亀裂が生じたりすることが頻発して押出し困
難を招いていたが、本発明方法によってそのような不都
合が解消され、また同時に、加熱領域2bにおける発泡
剤の分解に伴って発生する微細な気胞核が部分発泡成形
体7の中に均一かつ安定に保持されるようになる。
この制動力は押出された部分発泡成形体7の下流側への
移動を完全に停止するような力ではなく、移動する部分
発泡成形体7を減速せしめる程度の力でなければならな
い。この力は、押出されてくる部分発泡成形体7の状態
によって種々変化するので一義的に決めるわけにはいか
ないが、概ね、部分発泡成形体7の断面に対し、30〜
50 kg / crlの圧力が加わる程度の力である
ことが好ましい。
この制動力を調節するために、ダイ2の加熱領域2bの
位置に圧力計13を配設して、その領域2b内の圧力を
実測し、その実測値を経路13a。
13aを介して張力制御部9に伝達し、ここで、予め設
定されている張力と比較して両者が等値となるように、
張力制御部11.11における能力が調節される。この
ことにより、ダイ2の加熱領域2b内部の圧力を、設定
値に一定保持しつつ、部分発泡成形体7を移動させるこ
とができる。
なお、ダイ2の両側外部に位置する張力制御部11.1
1をそれぞれ独立して制御可能となるようにしておけば
、加熱領域2bを移動する部分発泡成形体7の状態に対
応してその両側部の移動速度の不均衡をそれぞれ別個に
調節することができるようになる。
冷却領域2cから押出されて(る部分発泡成形体7には
、第2図で示したように、その両側部にワイヤ体4,4
が一体に埋め込まれた状態になっている。
したがって、潤滑剤除去部5の出口の両側には、刃先を
装置の上流に向けてカッタ14.14が配置され、冷却
領域2cから押し出された部分発泡成形体7は、このカ
ッタ14.14によって連続的に切断されて、部分発泡
成形体の本体7aと、ワイヤ体4.4が一体化している
両側部7 a、 7bに分離される。
分離された両側部7a、7bはそれぞれワイヤ体抜取り
部6.6を通過し、その過程で、ワイヤ体7,7の周囲
の部分発泡成形体が除去される。
そして、ワイヤ体7,7のみがブー1月2a、12aを
経由して引き抜かれ、張力制御部11.IIへと走行し
ていく。
一方、本体7aは、常圧下にある加熱炉5に導入され、
そこで残存発泡剤の分解温度よりも高い温度に加熱され
ることにより、気泡核を中心にした均一発泡が進行して
、目的とする気泡径が均一かつ微細である発泡体8にな
る。
(発明の実施例) 実施例1 第1図に示した製造装置を用いて発泡体を製造した。
すなわち、まず、低密度ポリエチレン(Ml1、、02
710分、密度0.920g/c111)100重量部
、アゾジカルボンアミド10重量部、ジクミルパーオキ
サイド1.0重量部を押出機lに投入し、140℃で溶
融混合したのち、ダイ2に押出した。
ダイ2において、成形領域2aの長さは200■、温度
は140℃であり、加熱領域2bの長さは800m、温
度は170℃であった。成形領域2aと加熱領域2bの
間には、注油ポンプ9からジエチレングリコールの一定
量を注入した。
冷却領域2Cの長さは600m、温度は70℃とし、加
熱領域2bの内部圧力を25kg/cJに設定し、その
圧力を圧力計13で監視しながら、ワイヤ体4.4の張
力制御部11.11を動作せしめ、潤滑剤除去部5で付
着しているジエチレングリコールを除去し、かつ、両側
部7b、7bを幅IO鵬に亘って切断除去し、部分発泡
成形体の本体7aを冷却領域から連続的に押し出した。
この発泡倍率M1は2であった。この連続操業の過程で
ダイ2における加熱領域2bの圧力は25±1kg /
 cdの範囲で制御された。
また、得られた本体7aの残存ゲル重量分率は43%で
あった。
ついで、部分発泡成形体の本体7aを温度200℃の加
熱炉3に導入して残存する発泡剤を分解せしめて発泡倍
率M、が16の発泡体8を連続的に製造した。M、とM
、の関係はM +/M t = 0.125である。
得られた発泡体8の外観は滑らかで、肉厚も21閣で安
定しており、密度0.067g/cn、平均気泡径12
0μmであった。
実施例2 用いた樹脂組成物の組成が、低密度ポリエチレン(M+
2.0g/10分、密度0.920 g/′ci)70
重量部、直鎖低密度ポリエチレン(Ml1、5g / 
l Omin、密度0.920g/C1)30重1部、
アゾジカルボンアミド10重量部、ジクミルパーオキサ
イド0.6重量部であったこと、成形領域2aの温度が
150℃であったこと、加熱領域2bの温度が175℃
であったことを除いては、実施例1の場合と同様にして
部分発泡成形体の本体7aを冷却領域2cから連続的に
押出した。
得られた部分発泡体の残存ゲル重量分率は49%であっ
た。
ついで、この部分発泡成形体を200℃の加熱炉に導入
し連続的に発泡体を製造した。得られた発泡体は、その
外観は滑らかで、肉厚20Mで安定シテオリ、密度0.
075g/Cf1r、平均気泡径llOμmであった。
比較例1 張ツノ制御部11.11を動作させずに、実施例1と同
様の条件で架橋発泡体を製造した。
ダイの加熱領域2bにおける圧力は5kg/cd以下で
あり、これ以上の圧力にすることはできなりかった。ま
た、発泡体の押出し状態は不安定であ4゜ す、部分発泡成形体7が左右に蛇行する現象もみられた
本体7aを実施例Iと同様の温度で発泡せしめて得られ
た発泡体8は、その平均気孔径が380μmと粗大な気
孔を有するものであった。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明方法および本発明
の製造装置によれば、ダイの内部を貫通するワイヤ体の
張力を調節することにより部分発泡成形体の下流側への
移動を制動してダイ内に所望の圧力を印加できるように
したので、加熱領域内を移動する部分発泡成形体の流動
状態が安定化し、その過程における架橋も均一に進行し
て、湾曲や亀裂もなく、微細で均一な気泡を有する発泡
体を安定して製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の1例を示す概略平面図、第2図
は第1図の■−■線に沿う概略断面図である。 2a・・・成形領域、2b・・・加熱領域、2C・・・
冷却領域、3・・・加熱炉、4・・・ワイヤ体、5・・
・潤滑剤除去部、6・・・ワイヤ体抜取り部、7・・・
部分発泡成形体、7a・・・部分発泡成形体の本体、7
b・・・部分発泡成形体の側部、8・・・発泡体、9・
・・注油ポンプ、9a・・・注油パイプ、9b・・・吸
引パイプ、lO・・・吸引ポンプ、11−・・張力制御
部、12a、 12b、 12c・・・プーリ、13・
・・圧力計、13a・・・圧力経路、14・・・カッタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂、発泡剤および架橋剤を必須成分と
    する樹脂組成物を、成形領域、加熱領域および冷却領域
    が連続的に形成されているダイの内部に押出し、前記成
    形領域または/および前記加熱領域では前記架橋剤を分
    解させると同時に前記発泡剤の少なくとも一部を分解さ
    せて気泡を生成することにより部分発泡成形体を成形し
    、ついで、得られた部分発泡成形体を前記冷却領域で前
    記部分発泡成形体の軟化点未満の温度に冷却したのち前
    記ダイから押出し、押出された部分発泡成形体を常圧下
    で加熱して発泡させる架橋発泡体の製造方法において、 前記部分発泡成形体は、その発泡倍率をM_1、最終的
    に得ようとする架橋発泡体の発泡倍率をM_2としたと
    き、M_1、M_2が0.05≦M_1/M_2≦0.
    35(ただし、M_2>M_1≧1.05)の関係を満
    足するような部分発泡成形体であり、また、前記成形領
    域から導入され各領域の少なくとも一側を通過したのち
    前記冷却領域から導出される少なくとも1本のワイヤ体
    を、前記ダイの内部と外部を循環移動するように張設し
    、前記ワイヤ体の張力によって、前記部分発泡成形体に
    その押出し方向と逆行する制動力を加えることを特徴と
    する架橋発泡体の製造方法。
  2. (2)熱可塑性樹脂、発泡剤および架橋剤を必須成分と
    する樹脂組成物の押出機;該押出機と接続され、成形領
    域、加熱領域および冷却領域がこの順序で連続して形成
    されているダイ;該ダイと接続された加熱炉:とから成
    る架橋発泡体の製造装置において、前記成形領域から導
    入され各領域の少なくとも一側を通過したのち前記冷却
    領域から導出される少なくとも1本のワイヤ体が、前記
    ダイの内部と外部を循環移動するように張設されている
    ことを特徴とする架橋発泡体の製造装置。
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