JPH0453824Y2 - - Google Patents

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JPH0453824Y2
JPH0453824Y2 JP1985186643U JP18664385U JPH0453824Y2 JP H0453824 Y2 JPH0453824 Y2 JP H0453824Y2 JP 1985186643 U JP1985186643 U JP 1985186643U JP 18664385 U JP18664385 U JP 18664385U JP H0453824 Y2 JPH0453824 Y2 JP H0453824Y2
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locking
edge
frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、額縁状前面枠の窓部に開閉可能に取
付けたガラス収納枠を施錠するパチンコ機のガラ
ス収納枠施錠装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来のパチンコ機のガラス収納枠用施錠装置
は、ガラス収納枠に設けてある軸状或は片状の係
合部を係止する係止片を設けただけのものが殆ど
であり、係合部を受け入れ易くするために、係合
部が入り込む溝を横ハ字状としたものも、例えば
実公昭57−8866号公報で提案されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記した従来の施錠装置は、係
合部が係合する係合溝を錠板に形成し、この錠板
を単に垂直方向に上下動可能に支承する構成なの
で、施錠する場合に水平方向に移動する係合部が
係合溝内に係合するまでの抵抗が大きく、特に係
合部の高さが少しでもズレていた場合には円滑に
施錠することができなかつた。
また、従来の施錠装置は、錠板を上下動させる
レバーを錠板から後方に向けて突設してあるの
で、金枠に施錠装置を組み付けた状態で積み重ね
る等の状態でストツクしたり、或は下請工場から
パチンコ機組立工場に搬送する場合に嵩張つてし
まい、邪魔となり、ひいてはレバー自体がぶつか
るなどして曲がつてしまう等破損の原因になつて
しまい、施錠装置自体作動に支障をきたす等の欠
点があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本案は上記に鑑み提案されたもので、額縁状前
面枠の窓部の内周縁に保持枠を取付け、該保持枠
内にガラス収納枠を開閉可能に取付け、ガラス収
納枠の自由端側に設けた係合部を上記保持枠に設
けた施錠装置で施錠するようにしたパチンコ機に
おいて、 上記保持枠の内周面の一側に沿つて縦長な係止
補助板を固定し、該係止補助板の前端縁には、保
持枠の開口縁に近い程間隔が拡大するように上縁
と下縁とを傾斜させた案内縁部と該案内縁部の後
方に位置して上縁と下縁とがほぼ水平方向に延在
する規制縁部とを有する係合部収納切欠部を形成
し、係止補助板には縦長な係止板を開口上端と開
口下端とを有する細長い作動孔と装着ピンとの嵌
め合せによつて上下動可能に取付け、この係止板
には縦方向に突出する係止爪部を上記係合部収納
切欠部内に臨む位置に形成し該係止爪部の前側縁
を押圧力受部として傾斜させるとともに、係止爪
部の後側縁を係止部として傾斜させ、上記係止爪
部が係合部収納切欠部内に入り込む方向に係止板
を付勢部材により付勢し、且つ、上記作動孔は開
口下端が開口上端よりも前方に位置するように傾
斜させて開設し、さらに上記係止板には開放レバ
ーの先端部分を軸により回動可能に軸着し、開放
レバーの先端部分に作用突起を形成し、該作用突
起と係合可能な受部を係止板に形成し、開放レバ
ーの後部が上向きになる第1状態と、開放レバー
の後部が延出して作用片が係止板の受部に係合す
る第2状態とに変換可能にしたものである。
〈作用〉 上記した構成からなるガラス収納枠施錠装置に
おいて、開放レバーを後部が上向きになる第1状
態に折り畳むと、係止板の後端縁から開放レバー
が殆ど突出せず、嵩張つてしまうことがない。
ガラス収納枠を前面枠側に押圧すると、テーパ
ー状に開口する案内縁部がガラス収納枠の係合部
を所定高さに案内し、規制縁部により上下高さを
規制された係合部が付勢に抗して係止爪部の押圧
力受部を押圧する。傾斜した押圧力受部が係合部
によつて押圧されると、係止板が付勢部材の付勢
に抗して手前側に前進しながら縦方向に移動す
る。したがつて、係合部が係止爪部の傾斜係止部
に招き入れられるようにして円滑に係止される。
また、開放レバーを回動してその後部が係止板
の後方に延出して開放レバーの作用突起が係止板
の受部に係合する第2状態に変換した後に、開放
レバーの後部を押し下げて解錠操作すると、係止
板が上記と同様にして前方に移動しながら縦方向
に移動するので、ガラス収納枠の係合部が前方に
押し出されるようにして係止板の係止爪部から外
される。
〈実施例〉 以下本案を実施例の図面にもとづいて説明す
る。
パチンコ機は、第1図で示すように、額縁状の
前面枠1の窓部2を裏側から塞ぐようにして遊技
盤3を取り付け、また、窓部2の内周縁に取り付
けた保持枠4内の上部にガラス収納枠5を開閉可
能に軸着するとともに、保持枠4内の下部には表
側に球供給皿6を備えた下基板7を開閉可能に軸
着し、前面枠1の右下方部には発射操作ハンドル
8を設けてある。したがつて、発射操作ハンドル
8を操作すると前面枠1の裏側に設けた発射装置
が作動して球供給皿6内の球を1個宛遊技盤3表
面の遊技部9内に発射することができる。
前面枠1の窓部2の内周縁に取り付ける保持枠
4は、第2図で示すように、ステンレス鋼等の金
属板を成形した横長な上横材10及び下横材11
と、縦長な左縦材12及び右縦材13とから構成
された矩形の枠体である。
上横材10は、第2図で示すように、僅かに前
方に膨出状に彎曲した前面部14に取付孔15…
を開設するとともに、該前面部14の下側縁を後
方に向けてほぼ直角に屈曲して内側屈曲面部16
を形成し、該内側屈曲面部16の後端縁を下方に
ほぼ直角に屈曲して後面部17を形成し、後面部
17の下端縁を前方に向けてほぼ直角に折り返し
て防犯補強部18を形成し、前面部14の左右端
部を内側屈曲面部16よりも左右に延出して前重
合部19,19を形成してなる。なお、内側屈曲
面部16及び後面部17の左右長さを前面枠1の
窓部2の横幅よりも僅かに短くし、後面部17の
左右端部を後重合部20,20とする。
上記上横材10とほぼ平行に配置する下横材1
1は、僅かに前方に膨出状に彎曲した前面部21
に取付孔22…を開設し、該前面部21の下側縁
を僅かな長さで後方に屈曲して補強屈曲部23を
形成するとともに、前面部の上側縁を後方に向け
てほぼ直角に屈曲して内側屈曲面部24を形成
し、該内側屈曲面部24の後端縁を上方にほぼ直
角に屈曲して後面部25を形成し、後面部25の
上端縁を前方に向けてほぼ直角に折り返して防犯
補強部26を形成し、前面部21の左右端部を内
側屈曲面部24よりも左右に延出して前重合部2
7,27を形成してなる。なお、内側屈曲面部2
4及び後面部25の左右長さを前面枠1の窓部2
の横幅よりも僅かに短くし、また内側屈曲面部2
4の左端にヒンジ孔28を開設し、右側部分には
発射レールとの接触を避けるための切欠部29を
形成し、後面部25の左右端部を後重合部30,
30とする。
上記した上横材10の左端と下横材11の左端
を接続する左縦材12は、第2図で示すように、
僅かに前方に膨出状に彎曲した前面部31に取付
孔32…を開設し、該前面部31の左側縁を僅か
な長さで後方にほぼ直角に屈曲して外側屈曲部3
3を形成するとともに、前面部31の右側縁を後
方に向けてほぼ直角に屈曲して内側屈曲面部34
を形成し、該内側屈曲面部34の後端縁を右側に
ほぼ直角に屈曲して後面部35を形成し、後面部
35の右端縁を前方に向けてほぼ直角に折り返し
て防犯補強部36を形成し、前面部31の上下端
部を内側屈曲面部34よりも上下に延出して前重
合部37,37を形成してなる。また、この左縦
材12の上端には軸孔38を有するL字状の上軸
受39を溶接等の固定手段により固定するととも
に、高さの途中には軸孔40を有する下軸受41
を固定する。なお、後面部35の上下端部を後重
合部42,42とし、内側屈曲面部34及び後面
部35の上下長さを前面枠1の窓部2の高さより
も僅かに短くすることにより、前面部31を前面
枠1の表面に当てがつたときに、内側屈曲面部3
4が窓部2の内周面の左側の面に当接するように
してある。なお、取付孔43′を開設した縦補強
板43を防犯補強部36にスポツト溶接等の固定
手段により固定し、この縦補強板43を第4図で
示すように、前面枠1の側面にネジ64′で固定
することにより、強度向上を図ることができるば
かりでなく、前面枠1に保持枠4を強固に取り付
けることができ、これにより保持枠4が浮き上つ
てしまうことを防止することができる。
一方、上横材10の右側と下横材11の右側と
を接続する右縦材13は、僅かに前方に膨出状に
彎曲した前面部44に取付孔45…を開設し、該
前面部44の右側縁を僅かな長さで後方にほぼ直
角に屈曲して外側屈曲部46を形成するととも
に、前面部44の左側縁を後方に向けてほぼ直角
に屈曲して内側屈曲面部47を形成し、該内側屈
曲面部47の後端縁を左側にほぼ直角に屈曲して
後面部48を形成し、後面部48の左端縁を後方
に向けてほぼ直角に折り返して錠取付面部49を
形成し、前面部44の上下端部を内側屈曲面部4
7よりも上下に延出して前重合部50,50を形
成してなる。また、後面部48の上下端部を後重
合部51,51とし、内側屈曲面部47及び後面
部48の上下長さを前面枠1の窓部2の高さより
も僅かに短くすることにより、前面部44を前面
枠1の表面に当てがつたときに、内側屈曲面部4
7が窓部2の内周面の右側の面に当接するように
してある。なお、図面の実施例では、後述するガ
ラス収納枠5の係合部と干渉しないように、後面
部48及び錠取付面49の一部に欠截部49′を
形成してある。
上記した上横材10、下横材11、左縦材1
2、及び右縦材13を接続して矩形の枠に組み立
てるには、例えば第4図及び第5図で示すよう
に、下横材11の内側屈曲面部24の左端部を左
縦材12の内側屈曲面部34に当接し、左縦材1
2の前重合部37の表面に下横材11の前重合部
27を重ね合せるとともに、左縦材12の後重合
部42の表面に下横材11の後重合部30を重合
し、これら重合部分27,37,30,42をス
ポツト溶接等の固定手段により固定する。なお、
左縦材12と上横材10、上横材10と右縦材1
3、右縦材13と下横材11との接続も同様にし
て行う。
上記の様にして組み立てた保持枠4を前面枠1
の窓部2に取り付けるには、保持枠4の各後面部
17,25,35,48を前面枠1の表側から窓
部2の開口縁に臨ませ、この状態で保持枠4を後
退させて窓部2内の入れる。保持枠4を後退させ
ると、四辺形に連続した各内側屈曲面部16,2
4,34,47の外面が窓部2の内周面に接触す
るようにして移動し、保持枠4を充分に後退させ
ると、上横材10、下横材11、左縦材12及び
右縦材13の各前面部14,21,31,44が
前面枠1の表面に近接して各外側屈曲部23,3
3,46が前面枠1の表面に当接する。そして、
第4図で示すように、前面からピン52を下横材
11の前面部21の取付孔22内に挿通して該ピ
ン52の先端を前面枠1の表面に打ち込んで固定
したり、第6図で示すように、左縦材12や右縦
材13の前面部に開設した取付孔32内に固定ビ
ス53を挿通して該固定ビス53を前面枠1の貫
通孔54内を貫通させて先端を前面枠1の裏側に
突出させてナツト55で締め付ける。
また、上記した前面枠1にガラス収納枠5を開
閉可能に取付けるには、ガラス収納枠5の左上端
に突設した軸56を保持枠4に取付けてある上軸
受39の軸受孔38内に下方から嵌合するととも
に、第7図で示すように、ガラス収納枠5の左下
端に突設した軸57を下軸受41の軸受孔40内
に嵌合する。
上記したガラス収納枠を施錠する施錠装置58
は、保持枠4の錠取付面部49の取り付けられ、
第2図で示すように、横向きに突出した装着ピン
59,59を有する係止補助板60と、該装着ピ
ン59,59に嵌合した係止板61等から構成さ
れている。
係止補助板60は、前端縁に、保持枠4の開口
縁に近い程間隔が拡大するように上縁と下縁を傾
斜させた案内縁部62,62と該案内縁部62,
62の後方に位置して上縁と下縁とがほぼ水平方
向に延在する規制縁部63,63とを有する略コ
字状の係合部収納切欠部64,64を上下に形成
し、これら係合部収納切欠部64,64間に装着
ピン59,59を立設するとともにバネ掛け部6
5を形成し、また下方の前縁には下基板7の係止
受片66を形成し、後縁には一部を切り起こすこ
とにより受部67を形成してある。
一方、係止補助板60に上下動可能に添設する
係止板61は、係止補助板60の係合部収納切欠
部64に対応する位置に、前縁を切り欠くことに
より、上向きの係止爪部68,68を形成し、各
係止爪部68の前側縁を滑らかな弧状に傾斜させ
て押圧力受部69を形成するとともに、係止爪部
68の後側縁を傾斜させて係止部70とし、また
切り欠いた部分の上縁を開口部に向けて傾斜させ
ることにより開放押圧作用部71を形成してあ
る。そして、係止板61の切り欠き部分の間には
装着ピン59,59と同じピツチで、開口下端が
開口上端よりも前方(第8図では右側)に位置す
る斜めに細長い作動孔72,72を開設するとと
もに、バネ掛け部73を切り起こし、後縁には、
先端部分を回動可能に軸着した開放レバー74の
先端部分に形成した作用部としての作用突起75
を嵌合して受け止める受部76を形成する。
上記した構成の係止板61を係止補助板60に
取り付けるには、装着ピン59,59を作動孔7
2,72内に遊嵌するとともに、付勢部材として
設けたコイルバネ77を両バネ掛け部65,73
間に張り渡して係止板61を上方に付勢する。こ
のようにして係止板61を取り付けると、第8図
及び第9図で示す様に、係止爪部68,68が
各々係合部収納切欠部64内に臨んで静止する。
一方、上記した施錠装置58により施錠するガラ
ス収納枠5の係合部78は、ガラス収納枠5の自
由端側に設けてあり、第8図及び第9図で示すよ
うに、係合部収納切欠部64の規制縁部63の上
下間隔よりも僅かに小さな板材である。
したがつて、ガラス収納枠5の自由端側を前面
枠側に手で押圧すると、第10図鎖線で示すよう
に、係合部78の位置が多少上下にズレていて
も、案内縁部62の作用により何らの支障もなく
施錠することができる。即ち、ガラス収納枠5は
左側を軸着してあるので、開放状態にすると、2
枚のガラス及びガラス収納枠5の自重を左側の軸
だけで支えることになり、右側の係合部78の位
置が下方にズレてしまう。しかし、ガラス収納枠
5を前面枠側に押圧すると、係合部78の上端又
は下端が係合部収納切欠部64の一方の案内縁部
62に当接し、更にガラス収納枠5を押圧する
と、案内縁部62の傾斜により係合部78が上下
方向の押圧力を受けて所定の高さに修正されて前
進する。このため、係合部78が係止爪部68の
押圧力受部69に当接する。この状態で更にガラ
ス収納枠5を前面枠側に押圧すると、押圧力受部
69が傾斜しているので係止爪部68に下向きの
力が作用し、この力により係止爪部68がコイル
バネ77の付勢に抗して下降するとともに、作動
孔72の傾斜によつて僅かに前進する。この様に
してガラス収納枠5の係合部78が係止爪部68
を下降しながら前進し、係合部78の下端が前進
してきた係止爪部68の先端を通過すると、コイ
ルバネ77の付勢により係止爪部68が上昇しな
がら後退し、係止爪部68の係止部70が係合部
78の下端に当接してガラス収納枠5を円滑に施
錠する。なお、各係止爪部68の係止部70が傾
斜し、尚且つコイルバネ77で上方に付勢されて
いるので、常に係止部70が係合部78に点接触
して施錠状態における係合部78と係止部70と
の間隙を解消することができる。また、係合部収
納切欠部64の規制縁部63の上下間隔が係合部
78の上下長さよりも僅かに大きく形成してある
ので、ガラス収納枠5がガタガタ震動することを
防止できる。
一方、上記の様にして施錠したガラス収納枠5
を開くには、第8図で示すように、先ず開放レバ
ー74を点線で示す折り畳み収納状態(第1状
態)から実線で示す操作状態(第2状態)に回動
して開放レバー74の作用突起75を受部76に
係合する。そして、この開放レバー74を手で下
方に押圧して係止板61を押し下げる。係止板6
1は、装着ピン59,59を遊嵌した作動孔7
2,72が傾斜しているので、前方に移動しなが
ら下降する。したがつて、係止爪部68,68が
係合部78,78から外れ易い。また、係止板6
1を充分に下降すると、係止板61の開放押圧作
用部71が傾斜しているので、この開放押圧作用
部71が第11図で示すように係止部78を前方
に押し出す。このため、解錠されたガラス収納枠
5の自由端側と前面枠1との間に大きな間隙が形
成され、この間隙内に手を入れて容易にガラス収
納枠5を大きく開くことができる。
上記した様に開放レバー74を先端軸着部分か
ら折り畳み可能にしておくと、保持枠4に施錠装
置58を取り付けた状態で搬送する場合、例えば
下請け工場から組立工場に搬送する場合等におい
て、開放レバー74が後方に突出しないように折
り畳むことができる(第1状態)。このため、重
ね合わせても開放レバー74が邪魔になることが
なく、多数安定した状態で積み重ねることがで
き、搬送及び取り扱いが従来よりも楽であり、ス
トツクしておく場合にもスペースを有効に活用で
きる。
なお、本案の係止爪部68は、上記実施例では
上向きに設けたが、下向きにしてもよく、また、
押圧力受部の傾斜は弧状に限らず直線状に傾斜さ
せてもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、開放レバ
ーを係止板に対して上方に折り畳んだ第1状態と
後方に延出させた第2状態とに変換可能にしたの
で、工場において、保持枠に組み付けられている
が前面枠に組み付ける前の半完成品の状態でも、
開放レバーを折り畳んだ第1状態にすることがで
きる。しかも、開放レバーは係止板に軸着した先
端部分から折り畳むことができるので、折り畳ま
れた開放レバーは、開放レバーの途中から折り畳
む従来のものに比較して、係止板の後方側に突出
する長さが短くなる。
このため、ガラス収納枠施錠装置を保持枠に組
み付けた半完成品を、安定した状態で多数積み重
ねることができるし、この積み重ねた状態で嵩張
らないので、スペース効率の良いストツクが可能
になり、また、効率良く搬送することができる。
したがつて、狭い工場内で邪魔にならない。更
に、製造工程中における、様々な検査において
も、開放レバーが係止板の後方側に突出しないの
で、邪魔にならず、スムーズな検査作業を行うこ
とができる。
また、ガラス収納枠施錠装置が前面枠に組み付
けられてパチンコ機として完成した後は、開放レ
バーを第2状態に変換すると、作用突起が係止板
の受部に係合するので、パチンコ機の組立工程に
おいても、また、パチンコ店に設置した後におい
ても、突出した後部が下降する方向に開放レバー
を回動すると、係止板を確実に下降することがで
きます。
また、本考案は、ガラス収納枠の係合部の高さ
位置が多少ズレていても、ガラス収納枠を前面枠
側に押圧すると、案内縁部がこのガラス収納枠の
係合部を所定の高さに案内する。したがつて、施
錠動作を何度も繰り返したり、ガラス収納枠を手
で持ち上げたり或は手で押し下げたりする等、手
で支えながら押圧しなくても、ガラス収納枠を前
面枠側に押圧するだけで容易に施錠することがで
きる。
また、本案は、係止爪部の係止部が傾斜してい
るので、係止爪部が係合部を容易に係止すること
ができ、しかも施錠状態においてガタを生じな
い。
さらに、本願考案は、係止板の作動孔を開口下
端が開口上端よりも前方に位置するように傾斜さ
せて開設したので、ガラス収納枠を閉じる場合に
は係止板の係止爪部が一旦は前進してから後退し
て、ガラス収納枠の係合部を招き入れるように上
下動する。したがつて、係止爪部が単に下降する
だけの従来装置と比較すると、ガラス収納枠の係
合部が係止板の係止爪部に係合し易く、しかも、
迅速且つ確実に係合する。そして、係合部が係止
爪部に係合した後は、係止板が後退しながら移動
し、係止部が傾斜しているので、ガラス収納枠の
係合部が多少上下にズレていたとしても、迅速且
つ確実に施錠される。
また、解錠する場合は、係止板を付勢部材の付
勢に抗して縦方向に移動すると、作動孔が傾斜し
ているので、係止板が前進しながら移動すること
となる。したがつて、ガラス収納枠係合部が係止
爪部から無理なく且つ迅速に外れるし、係止板自
体が前進することによりガラス収納枠を前方に押
し出すことも容易となる。
要するに、本願考案に係るガラス収納枠施錠装
置においては、係止板の細長い作動孔が前後に傾
斜して開設しているので、ガラス収納枠を閉じる
場合には係止板の係止爪部がガラス収納枠の係合
部を招き入れて施錠し、開放する場合には係止爪
部がガラス収納枠の係合部を押し出して解錠する
ことができ、係合部と係止爪部との係止・係脱作
動が円滑となるばかりでなく、これによりガラス
収納枠の係合部の高さ位置が多少ズレていたとし
ても、ガラス収納枠の施錠・解錠動作を確実且つ
容易ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は保持枠の分解斜視図、第3図
は前面枠の横断面図、第4図は保持枠の取付状態
を示す保持枠の左下端部分の一部欠截斜視図、第
5図は第4図で示す部分の正面図、第6図は保持
枠の取付状態を示す前面枠の一部側面図、第7図
はガラス収納枠と下基板の取付状態を示すパチン
コ機の左下方部分の一部欠截正面図、第8図は施
錠装置の左側面図、第9図は施錠装置の右側面
図、第10図は施錠状態における施錠装置の一部
左側面図、第11図は係止板を下降している途中
における施錠装置の一部左側面図である。 1は前面枠、2は窓部、3は遊技盤、4は保持
枠、5はガラス収納枠、49は錠取付面部、58
は施錠装置、59は装着ピン、60は係止補助
板、61は係止板、62は案内縁部、63は規制
縁部、64は係合部収納切欠部、68は係止爪
部、69は押圧力受部、70は係止部、71は開
放押圧力作用部、72は作動孔、74は開放レバ
ー、77はコイルバネ、78は係合部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 額縁状前面枠の窓部の内周縁に保持枠を取付
    け、該保持枠内にガラス収納枠を開閉可能に取付
    け、ガラス収納枠の自由端側に設けた係合部を上
    記保持枠に設けた施錠装置で施錠するようにした
    パチンコ機において、 上記保持枠の内周面の一側に沿つて縦長な係止
    補助板を固定し、該係止補助板の前端縁には、保
    持枠の開口縁に近い程間隔が拡大するように上縁
    と下縁とを傾斜させた案内縁部と該案内縁部の後
    方に位置して上縁と下縁とがほぼ水平方向に延在
    する規制縁部とを有する係合部収納切欠部を形成
    し、係止補助板には縦長な係止板を開口上端と開
    口下端とを有する細長い作動孔と装着ピンとの嵌
    め合せによつて上下動可能に取付け、この係止板
    には縦方向に突出する係止爪部を上記係合部収納
    切欠部内に臨む位置に形成し該係止爪部の前側縁
    を押圧力受部として傾斜させるとともに、係止爪
    部の後側縁を係止部として傾斜させ、上記係止爪
    部が係止部収納切欠部内に入り込む方向に係止板
    を付勢力部材により付勢し、かつ、上記作動孔は
    開口下端が開口上端よりも前方に位置するように
    傾斜させて開設し、更に上記係止板には、先端に
    作用部を形成した開放レバーを軸着するととも
    に、上記作用部と係合可能な受部を形成し、上記
    開放レバーを、作用部が受部から外れて後端が上
    方に向いた第1状態と、作用部が受部に係合して
    ほぼ水平になつている第2状態との間を回動可能
    にしたことを特徴とするパチンコ機のガラス収納
    枠施錠装置。
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