JPH0453995B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0453995B2 JPH0453995B2 JP58051015A JP5101583A JPH0453995B2 JP H0453995 B2 JPH0453995 B2 JP H0453995B2 JP 58051015 A JP58051015 A JP 58051015A JP 5101583 A JP5101583 A JP 5101583A JP H0453995 B2 JPH0453995 B2 JP H0453995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- olefin
- sizing agent
- linear
- polyoxyalkylene
- paper sizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Description
本発明は紙の内部サイズ剤に関するものであ
る。 当業界においては、天然ロジンまたは変性ロジ
ンから製造されるサイズ剤、特にロジンのマレイ
ン酸付加物をけん化して得られる強化ロジンサイ
ズ剤が最も優れたものとして使用されている。こ
れらのサイズ剤は、硫酸バンドと併用して、紙料
のPH4.0〜5.0の酸性領域で紙繊維上に定着され
る。その酸性のために、抄紙用機器の腐蝕による
損耗が大きい、紙の強度および耐久性が低下す
る、さらには炭酸カルシウムのような安価なアル
カリ性充填剤が分解するために、その使用が困難
であるなどの欠点がある。 そのために硫酸バンドを使用しなくてもパルプ
に定着できる中性サイズ剤が提案されている。例
えばアルキルケテンダイマーを、カチオン化澱粉
の存在下に水中に分散させたものが知られている
が、これは価格が高く、かつサイズ効果の発現ま
でに日時がかかるという難点がある。 これらの他に、アルケニルこはく酸無水物型の
中性サイズ剤がいくつか提案されている。 たとえば、特公昭39−2305号には、 (Rはジメチレン基およびトリメチレン基、
R′は炭素数5以上のアルキル基、アルケニル基、
アラルキル基、アラルケニル基からそれぞれ選ば
れたもの) が提案されているが、具体的に開示されている化
合物は、プロピレンオリゴマー、ブテンオリゴマ
ーのごとき分岐オレフインまたは直鎖α−オレフ
インの例のみであるが、これらはいずれもサイズ
効果が不充分であり実用に供し得ない。 この欠点を解決し得るものとして、特公昭53−
28526号には、 一般式 Rx−CH2−CH=CH−CH2−Ry (式中RxおよびRyは、それぞれ4〜10個の炭
素原子を含むアルキル基である)で表わされる内
部オレフインと無水マレイン酸との反応生成物か
ら成るサイズ剤が開示されており、 また特開昭57−154495号には、 炭素数8〜18のα−位を除く各位置に二重結合
がほぼ均等に分布された直鎖状内部オレフイン混
合物に無水マレイン酸を付加させて得られた混合
アルケニルコハク酸無水物から成るサイズ剤が提
案されている。 しかし、これらのサイズ剤は、いずれもサイズ
効果がいまだ十分とはいえない。また、上記の特
公昭53−28526号に開示された内部オレフインは、
α−オレフインの不均化反応によつて得られるも
のであり、その製造に種々の困難が伴い、価格が
高いという欠点がある。一方、特開昭57−154495
号に開示されている内部オレフインは、直鎖状パ
ラフインを400〜600℃で脱水素して直鎖状内部オ
レフインとし、ついでモレキユラーシーブにより
未反応パラフインと吸着分離することによつて得
るか、あるいはエチレンの低分子量重合体である
α−オレフインを異性化し引続き不均化して得ら
れるものであつて、複雑かつ高コストのプロセス
を必要とし、価格が高いという欠点がある。 本発明者らは、硫酸バンドのような定着剤を使
用しない中性あるいはアルカリ域においてサイズ
化する際の、上述のような欠点を克服する中性サ
イズ剤の開発を鋭意行ない本発明を完成するに到
つたものである。 すなわち本発明は、炭素数14〜36の直鎖型α−
オレフインを酸触媒によつて処理して得られる、
該直鎖型α−オレフインと同一の炭素数を有し、
2位、3位および4位に二重結合を有するオレフ
インの割合がそれぞれ10〜65モル%であり、かつ
それらの合計が70モル%以上である直鎖型オレフ
イン混合物であつて該直鎖型α−オレフインのオ
リゴマーを実質的に含まないものと無水マレイン
酸との付加反応によつて得られる反応生成物およ
び/または該反応生成物の水素添加物を含む紙サ
イズ剤に関するものである。 本発明における中性サイズ剤の原料である直鎖
型オレフインは、上記のようにその二重結合の位
置および炭素数によつて特徴付けられるものであ
る。 オレフインの炭素数が14未満の場合は、中性サ
イズ剤としてのサイズ効果に乏しく、かつサイズ
剤の保存安定性に欠ける。一方、炭素数が36を超
える場合には、得られる反応生成物はサイズ効果
を有するが、粘度が高過ぎて取扱いが困難とな
り、実用性に欠ける。さらに好ましい炭素数範囲
は15〜24である。これらの炭素数範囲のオレフイ
ンは、単一炭素数のオレフインまたは、二種以上
の炭素数の混合オレフインとして用いられ、経済
的見地からは混合オレフインが好ましく用いられ
る。 本発明における直鎖型オレフイン混合物の二重
結合位置の割合は、2位、3位および4位が、そ
れぞれ10〜65モル%、好ましくは15〜60モル%で
あり、これらの合計が70モル%以上、好ましくは
80モル%以上である。 この直鎖型オレフインは、特公昭39−2305号に
開示されている分岐オレフインおよびα−オレフ
インのいずれとも明確に区別できる。 また、特公昭53−28526号に開示されているオ
レフインは前記式から明らかなように、6位(炭
素数12〜18の場合)から12位(炭素数24の場合)
という分子鎖のほぼ中央に二重結合を有するもの
であるから、2位、3位および4位に二重結合の
70%以上を有する本発明のオレフインとは明確に
区別できる。 さらに、特開昭57−154495号に開示されている
オレフインは、α−位を除く各位置に二重結合が
ほぼ均等に分布しているものであるが、本発明の
オレフインにおいては、炭素数の下限14の場合に
おいて、とり得る二重結合の位置は1位(α位)
から7位(分子鎖の中央)までであり、2〜4位
の合計が70モル%以上であるから、2〜4位の各
位置の平均割合は約23%以上となり、1位および
5〜7位の合計は30モル%以下であるから、1位
および5〜7位の各位置の平均割合は7.5%以下
(1位が存在しないと仮定しても5〜7位の各位
置の平均割合は10%以下)となり、二重結合位置
がほぼ均等に分布しているものであるとは到底い
うことができない。また、炭素数が増加するにし
たがつて、5位以上の各位置の割合はさらに低下
するから、ますます均等分布の定義から離れる。
よつて、本発明の直鎖型オレフインは特開昭57−
154495号のオレフインとも明らかに相違してい
る。 以上のごとく、従来提案されている各種のオレ
フインと明確に相違する二重結合分布を有する直
鎖型オレフイン混合物に起因して、従来のオレフ
インを原料とするサイズ剤と比較してサイズ効果
に優れた紙サイズ剤が得られることは、先行技術
から予期し得ないことである。 なお直鎖型オレフイン混合物の二重結合の分布
は、13C−NMRによつて求めることができる。 すなわち13C−NMRでは、α−オレフインの
3位の炭素原子の化学シフトが34.0ppmに、2−
オレフインの1位の炭素原子の化学シフトが
17.9ppm(トランス体)および12.7ppm(シス体)
に、3−オレフインの1位の炭素原子の化学シフ
トが14.1ppm(トランス体)および14.4ppm(シス
体)に、4−オレフインの1位の炭素原子の化学
シフトが13.7ppm(トランス体)および13.8ppm
(シス体)に、その他の末端炭素の化学シフトが
14.2ppmに現われる。これらの化学シフトの強度
比から1位、2位、3位、4位および5位以上の
位置に二重結合を有するオレフインの組成を求め
ることができる。 本発明における直鎖型オレフインは、当該オレ
フインと同一の炭素数を有する直鎖α−オレフイ
ンを酸触媒によつて適当な条件下で処理すること
により容易に得ることができる。 酸触媒としては、合成シリカアルミナ、合成シ
リカマグネシア、固体リン酸、酸性白土、活性白
土のような酸性鉱物、H3PW12O40、
H4SiW12O40、H3PMo12O40などのヘテロポリ酸、
AlCl3−電子供与体、BF3−電子供与体などの不
均一あるいは均一系触媒が挙げられる。 処理条件は、処理温度30〜250℃、圧力常圧〜
20Kg/cm2、反応時間30分〜10時間の範囲で、各触
媒および各原料α−オレフインの種類に応じて適
宜選択することができる。また処理型式は、回分
式、セミバツチ式、連続式のいずれをも採用する
ことができる。連続式の場合のLHSVは0.5〜20
の範囲が好ましい。 また、直鎖α−オレフインを上記の触媒で処理
する際には、原料オレフイン単独あるいは不活性
溶媒と共に処理することができる。 上述のようにして直鎖α−オレフインを酸触媒
により処理して製造される本発明における直鎖型
オレフインの未反応α−オレフイン含有量は20%
以下、好ましくは10%以下に限定する必要があ
る。 また酸触媒処理に際しては直鎖型α−オレフイ
ンの二量体以上の重質オレフインが少量副生され
るが、これは蒸留により実質的に存在しない量ま
で除去して紙サイズ剤原料とする。 かくして得られた直鎖型オレフイン混合物と無
水マレイン酸との付加反応は常法に従つて行なわ
れる。 すなわち、両者を窒素のような不活性ガス雰囲
囲気中にて、常圧もしくは加圧下において180〜
250℃に加熱することによつて、反応は容易に進
行する。両者の仕込みモル比は特に限定されない
が、通常は、直鎖型オレフイン混合物1モルに対
して無水マレイン酸0.4〜2モルの割合で用いら
れる。反応終了後、減圧蒸留によつて未反応無水
マレイン酸と直鎖型オレフイン混合物を除去する
ことにより本発明における反応生成物、すなわち
無水マレイン酸付加反応生成物が得られる。 この付加反応においては、直鎖型オレフイン1
モルに対して無水マレイン酸1モルが付加したも
のが主として生成するが、直鎖型オレフイン1モ
ルに無水マレイン酸2モルが付加した所謂1:2
付加物、無水マレイン酸重合体などが少量副生す
る。これらの副生物は除去してもしなくてもよ
い。経済的な見地からは、副生物を除去せずにサ
イズ剤として用いることが好ましい。これらの反
応生成物をパラジウム、ラネーニツケルなどの固
体触媒を用いて常法の水素化反応を行なつて得ら
れる水素添加物も本発明の範囲に属するものであ
る。 以上のようにして得られた反応生成物、すなわ
ち紙サイズ剤を用いてパルプをサイズ化するに
は、ホモミキサー、ホモジナイザー、高圧乳化機
などの強撹拌装置を使用して、当該サイズ剤を水
中に均一に分散させ、パルプスラリー中に添加す
ることによつて行なう。 水への分散に際しては、該サイズ剤に通常カチ
オン化デンプン、ゼラチン、ポリビニルアルコー
ル、カチオン性ポリアクリルアミド、ポリエチレ
ンイミドのような懸濁化剤である保護コロイドを
併用するか、あるいは、ノニオン性乳化剤を併用
するかのいずれの方法も採用できる。なお、上記
懸濁化剤のうち、カチオン化デンプン、カチオン
性ポリアクリルアミド、ポリエチレンイミンはパ
ルプへの定着剤としての効果を具備する。 ここでノニオン性乳化剤としては、ポリオキシ
エチレンソルビタントリオレエートのごときポリ
オキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル;ポ
リオキシエチレンソルビトールヘキサオレエー
ト、ポリオキシエチレンソルビトールラウレー
ト、ポリオキシエチレンソルビトールオレエート
ラウレートのごときポリオキシアルキレンソルビ
トール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンアル
キルエーテルのごときポリオキシアルキレンアル
キルエーテル;ポリオキシエチレンアルキルフエ
ノールのごときポリオキシアルキレンアルキルア
リールエーテル;ポリオキシエチレンアルキルエ
ステルのごときポリオキシアルキレンモノエステ
ルもしくはポリオキシアルキレンジエステル;ポ
リオキシエチレンアルキルアミンのごときポリオ
キシアルキレンアルキルアミン;ポリオキシエチ
レンアルキルアミドのごときポリオキシアルキレ
ンアルキルアミド;多価アルコールと脂肪酸のエ
ステル;高級アルコールなどを挙げることができ
る。 本発明において、紙サイズ剤に併用する前記保
護コロイドの量は、紙サイズ剤の水中への分散性
および紙サイズ剤のパルプへの定着性を考慮して
決定され、通常50〜500%、好ましくは100〜200
%とする。 またノニオン性乳化剤の使用量は、紙サイズ剤
の水中への分散性を考慮して決定され、通常3〜
30%、好ましくは5〜20%とする。 なお、前記ノニオン性乳化剤を本発明の紙サイ
ズ剤にあらかじめ混合しておき、該混合物を水中
に分散させた場合には、前記の保護コロイドを用
いて分散させる場合のような強撹拌装置を使用す
ることなく、単に混合パルプアスピレーターある
いはオリフイスに通過させるだけで容易に分散さ
せ得る(以下、この方法を自己乳化方法という)
場合で多く、そのために抄紙工程の簡略化が期待
できる。 本発明におけるサイズ剤の使用量は、紙の種類
および用途によつて多少異なるが、一般には、乾
燥パルプに対して0.05〜5.0重量%である。5.0重
量%以上を添加することも可能であるが、サイズ
効果はあまり向上せず経済的ではない。 上記のように、本発明のサイズ剤は、中性ある
いはアルカリ性域において、カチオン性保護コロ
イドまたはノニオン性乳化剤と共に用いる場合、
水中における分散性が良好であり、従来技術と異
なり、特定のオレフインを使用することに起因し
て、優れたサイズ効果(即ち、従来技術よりも低
添加量で所望のサイズ効果を示す)を示すことは
勿論のこと、長期間の保存後も、調製直後とほぼ
同一の良好なるサイズ効果を示し、従来技術に比
して長期保存性にも優れている。 なお本発明におけるサイズ剤は、勿論単独で使
用でき、必要があれば、従来公知のサイズ剤と任
意の割合で併用することもできる。 また本発明のサイズ剤でサイズ化した紙に、通
常添加される白土、タルク、酸化チタン、炭酸カ
ルシウム、硫酸カルシウム、ケイソウ土などの顔
料や充填剤を使用し得ることは当然である。 次に実施例により、本発明のサイズ剤の製造お
よび使用について、更に詳細に説明するが、本発
明はその要旨をこえない限り、これらの例に限定
されるものではない。 実施例 1 流通系のステンレス製反応管に合成シリカアル
ミナ100mlを充填し、130℃に保持した。この反応
管に300ml/時間の流量でn−ヘキサデセン−1
を流した。ガスクロマトグラフイー分析による
と、反応管出口の反応液は、重質分が7重量%で
あつた。重質分を蒸留により除去して得られたn
−ヘキサデセンの組成は13C−NMRによると第
1の通りであつた。
る。 当業界においては、天然ロジンまたは変性ロジ
ンから製造されるサイズ剤、特にロジンのマレイ
ン酸付加物をけん化して得られる強化ロジンサイ
ズ剤が最も優れたものとして使用されている。こ
れらのサイズ剤は、硫酸バンドと併用して、紙料
のPH4.0〜5.0の酸性領域で紙繊維上に定着され
る。その酸性のために、抄紙用機器の腐蝕による
損耗が大きい、紙の強度および耐久性が低下す
る、さらには炭酸カルシウムのような安価なアル
カリ性充填剤が分解するために、その使用が困難
であるなどの欠点がある。 そのために硫酸バンドを使用しなくてもパルプ
に定着できる中性サイズ剤が提案されている。例
えばアルキルケテンダイマーを、カチオン化澱粉
の存在下に水中に分散させたものが知られている
が、これは価格が高く、かつサイズ効果の発現ま
でに日時がかかるという難点がある。 これらの他に、アルケニルこはく酸無水物型の
中性サイズ剤がいくつか提案されている。 たとえば、特公昭39−2305号には、 (Rはジメチレン基およびトリメチレン基、
R′は炭素数5以上のアルキル基、アルケニル基、
アラルキル基、アラルケニル基からそれぞれ選ば
れたもの) が提案されているが、具体的に開示されている化
合物は、プロピレンオリゴマー、ブテンオリゴマ
ーのごとき分岐オレフインまたは直鎖α−オレフ
インの例のみであるが、これらはいずれもサイズ
効果が不充分であり実用に供し得ない。 この欠点を解決し得るものとして、特公昭53−
28526号には、 一般式 Rx−CH2−CH=CH−CH2−Ry (式中RxおよびRyは、それぞれ4〜10個の炭
素原子を含むアルキル基である)で表わされる内
部オレフインと無水マレイン酸との反応生成物か
ら成るサイズ剤が開示されており、 また特開昭57−154495号には、 炭素数8〜18のα−位を除く各位置に二重結合
がほぼ均等に分布された直鎖状内部オレフイン混
合物に無水マレイン酸を付加させて得られた混合
アルケニルコハク酸無水物から成るサイズ剤が提
案されている。 しかし、これらのサイズ剤は、いずれもサイズ
効果がいまだ十分とはいえない。また、上記の特
公昭53−28526号に開示された内部オレフインは、
α−オレフインの不均化反応によつて得られるも
のであり、その製造に種々の困難が伴い、価格が
高いという欠点がある。一方、特開昭57−154495
号に開示されている内部オレフインは、直鎖状パ
ラフインを400〜600℃で脱水素して直鎖状内部オ
レフインとし、ついでモレキユラーシーブにより
未反応パラフインと吸着分離することによつて得
るか、あるいはエチレンの低分子量重合体である
α−オレフインを異性化し引続き不均化して得ら
れるものであつて、複雑かつ高コストのプロセス
を必要とし、価格が高いという欠点がある。 本発明者らは、硫酸バンドのような定着剤を使
用しない中性あるいはアルカリ域においてサイズ
化する際の、上述のような欠点を克服する中性サ
イズ剤の開発を鋭意行ない本発明を完成するに到
つたものである。 すなわち本発明は、炭素数14〜36の直鎖型α−
オレフインを酸触媒によつて処理して得られる、
該直鎖型α−オレフインと同一の炭素数を有し、
2位、3位および4位に二重結合を有するオレフ
インの割合がそれぞれ10〜65モル%であり、かつ
それらの合計が70モル%以上である直鎖型オレフ
イン混合物であつて該直鎖型α−オレフインのオ
リゴマーを実質的に含まないものと無水マレイン
酸との付加反応によつて得られる反応生成物およ
び/または該反応生成物の水素添加物を含む紙サ
イズ剤に関するものである。 本発明における中性サイズ剤の原料である直鎖
型オレフインは、上記のようにその二重結合の位
置および炭素数によつて特徴付けられるものであ
る。 オレフインの炭素数が14未満の場合は、中性サ
イズ剤としてのサイズ効果に乏しく、かつサイズ
剤の保存安定性に欠ける。一方、炭素数が36を超
える場合には、得られる反応生成物はサイズ効果
を有するが、粘度が高過ぎて取扱いが困難とな
り、実用性に欠ける。さらに好ましい炭素数範囲
は15〜24である。これらの炭素数範囲のオレフイ
ンは、単一炭素数のオレフインまたは、二種以上
の炭素数の混合オレフインとして用いられ、経済
的見地からは混合オレフインが好ましく用いられ
る。 本発明における直鎖型オレフイン混合物の二重
結合位置の割合は、2位、3位および4位が、そ
れぞれ10〜65モル%、好ましくは15〜60モル%で
あり、これらの合計が70モル%以上、好ましくは
80モル%以上である。 この直鎖型オレフインは、特公昭39−2305号に
開示されている分岐オレフインおよびα−オレフ
インのいずれとも明確に区別できる。 また、特公昭53−28526号に開示されているオ
レフインは前記式から明らかなように、6位(炭
素数12〜18の場合)から12位(炭素数24の場合)
という分子鎖のほぼ中央に二重結合を有するもの
であるから、2位、3位および4位に二重結合の
70%以上を有する本発明のオレフインとは明確に
区別できる。 さらに、特開昭57−154495号に開示されている
オレフインは、α−位を除く各位置に二重結合が
ほぼ均等に分布しているものであるが、本発明の
オレフインにおいては、炭素数の下限14の場合に
おいて、とり得る二重結合の位置は1位(α位)
から7位(分子鎖の中央)までであり、2〜4位
の合計が70モル%以上であるから、2〜4位の各
位置の平均割合は約23%以上となり、1位および
5〜7位の合計は30モル%以下であるから、1位
および5〜7位の各位置の平均割合は7.5%以下
(1位が存在しないと仮定しても5〜7位の各位
置の平均割合は10%以下)となり、二重結合位置
がほぼ均等に分布しているものであるとは到底い
うことができない。また、炭素数が増加するにし
たがつて、5位以上の各位置の割合はさらに低下
するから、ますます均等分布の定義から離れる。
よつて、本発明の直鎖型オレフインは特開昭57−
154495号のオレフインとも明らかに相違してい
る。 以上のごとく、従来提案されている各種のオレ
フインと明確に相違する二重結合分布を有する直
鎖型オレフイン混合物に起因して、従来のオレフ
インを原料とするサイズ剤と比較してサイズ効果
に優れた紙サイズ剤が得られることは、先行技術
から予期し得ないことである。 なお直鎖型オレフイン混合物の二重結合の分布
は、13C−NMRによつて求めることができる。 すなわち13C−NMRでは、α−オレフインの
3位の炭素原子の化学シフトが34.0ppmに、2−
オレフインの1位の炭素原子の化学シフトが
17.9ppm(トランス体)および12.7ppm(シス体)
に、3−オレフインの1位の炭素原子の化学シフ
トが14.1ppm(トランス体)および14.4ppm(シス
体)に、4−オレフインの1位の炭素原子の化学
シフトが13.7ppm(トランス体)および13.8ppm
(シス体)に、その他の末端炭素の化学シフトが
14.2ppmに現われる。これらの化学シフトの強度
比から1位、2位、3位、4位および5位以上の
位置に二重結合を有するオレフインの組成を求め
ることができる。 本発明における直鎖型オレフインは、当該オレ
フインと同一の炭素数を有する直鎖α−オレフイ
ンを酸触媒によつて適当な条件下で処理すること
により容易に得ることができる。 酸触媒としては、合成シリカアルミナ、合成シ
リカマグネシア、固体リン酸、酸性白土、活性白
土のような酸性鉱物、H3PW12O40、
H4SiW12O40、H3PMo12O40などのヘテロポリ酸、
AlCl3−電子供与体、BF3−電子供与体などの不
均一あるいは均一系触媒が挙げられる。 処理条件は、処理温度30〜250℃、圧力常圧〜
20Kg/cm2、反応時間30分〜10時間の範囲で、各触
媒および各原料α−オレフインの種類に応じて適
宜選択することができる。また処理型式は、回分
式、セミバツチ式、連続式のいずれをも採用する
ことができる。連続式の場合のLHSVは0.5〜20
の範囲が好ましい。 また、直鎖α−オレフインを上記の触媒で処理
する際には、原料オレフイン単独あるいは不活性
溶媒と共に処理することができる。 上述のようにして直鎖α−オレフインを酸触媒
により処理して製造される本発明における直鎖型
オレフインの未反応α−オレフイン含有量は20%
以下、好ましくは10%以下に限定する必要があ
る。 また酸触媒処理に際しては直鎖型α−オレフイ
ンの二量体以上の重質オレフインが少量副生され
るが、これは蒸留により実質的に存在しない量ま
で除去して紙サイズ剤原料とする。 かくして得られた直鎖型オレフイン混合物と無
水マレイン酸との付加反応は常法に従つて行なわ
れる。 すなわち、両者を窒素のような不活性ガス雰囲
囲気中にて、常圧もしくは加圧下において180〜
250℃に加熱することによつて、反応は容易に進
行する。両者の仕込みモル比は特に限定されない
が、通常は、直鎖型オレフイン混合物1モルに対
して無水マレイン酸0.4〜2モルの割合で用いら
れる。反応終了後、減圧蒸留によつて未反応無水
マレイン酸と直鎖型オレフイン混合物を除去する
ことにより本発明における反応生成物、すなわち
無水マレイン酸付加反応生成物が得られる。 この付加反応においては、直鎖型オレフイン1
モルに対して無水マレイン酸1モルが付加したも
のが主として生成するが、直鎖型オレフイン1モ
ルに無水マレイン酸2モルが付加した所謂1:2
付加物、無水マレイン酸重合体などが少量副生す
る。これらの副生物は除去してもしなくてもよ
い。経済的な見地からは、副生物を除去せずにサ
イズ剤として用いることが好ましい。これらの反
応生成物をパラジウム、ラネーニツケルなどの固
体触媒を用いて常法の水素化反応を行なつて得ら
れる水素添加物も本発明の範囲に属するものであ
る。 以上のようにして得られた反応生成物、すなわ
ち紙サイズ剤を用いてパルプをサイズ化するに
は、ホモミキサー、ホモジナイザー、高圧乳化機
などの強撹拌装置を使用して、当該サイズ剤を水
中に均一に分散させ、パルプスラリー中に添加す
ることによつて行なう。 水への分散に際しては、該サイズ剤に通常カチ
オン化デンプン、ゼラチン、ポリビニルアルコー
ル、カチオン性ポリアクリルアミド、ポリエチレ
ンイミドのような懸濁化剤である保護コロイドを
併用するか、あるいは、ノニオン性乳化剤を併用
するかのいずれの方法も採用できる。なお、上記
懸濁化剤のうち、カチオン化デンプン、カチオン
性ポリアクリルアミド、ポリエチレンイミンはパ
ルプへの定着剤としての効果を具備する。 ここでノニオン性乳化剤としては、ポリオキシ
エチレンソルビタントリオレエートのごときポリ
オキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル;ポ
リオキシエチレンソルビトールヘキサオレエー
ト、ポリオキシエチレンソルビトールラウレー
ト、ポリオキシエチレンソルビトールオレエート
ラウレートのごときポリオキシアルキレンソルビ
トール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンアル
キルエーテルのごときポリオキシアルキレンアル
キルエーテル;ポリオキシエチレンアルキルフエ
ノールのごときポリオキシアルキレンアルキルア
リールエーテル;ポリオキシエチレンアルキルエ
ステルのごときポリオキシアルキレンモノエステ
ルもしくはポリオキシアルキレンジエステル;ポ
リオキシエチレンアルキルアミンのごときポリオ
キシアルキレンアルキルアミン;ポリオキシエチ
レンアルキルアミドのごときポリオキシアルキレ
ンアルキルアミド;多価アルコールと脂肪酸のエ
ステル;高級アルコールなどを挙げることができ
る。 本発明において、紙サイズ剤に併用する前記保
護コロイドの量は、紙サイズ剤の水中への分散性
および紙サイズ剤のパルプへの定着性を考慮して
決定され、通常50〜500%、好ましくは100〜200
%とする。 またノニオン性乳化剤の使用量は、紙サイズ剤
の水中への分散性を考慮して決定され、通常3〜
30%、好ましくは5〜20%とする。 なお、前記ノニオン性乳化剤を本発明の紙サイ
ズ剤にあらかじめ混合しておき、該混合物を水中
に分散させた場合には、前記の保護コロイドを用
いて分散させる場合のような強撹拌装置を使用す
ることなく、単に混合パルプアスピレーターある
いはオリフイスに通過させるだけで容易に分散さ
せ得る(以下、この方法を自己乳化方法という)
場合で多く、そのために抄紙工程の簡略化が期待
できる。 本発明におけるサイズ剤の使用量は、紙の種類
および用途によつて多少異なるが、一般には、乾
燥パルプに対して0.05〜5.0重量%である。5.0重
量%以上を添加することも可能であるが、サイズ
効果はあまり向上せず経済的ではない。 上記のように、本発明のサイズ剤は、中性ある
いはアルカリ性域において、カチオン性保護コロ
イドまたはノニオン性乳化剤と共に用いる場合、
水中における分散性が良好であり、従来技術と異
なり、特定のオレフインを使用することに起因し
て、優れたサイズ効果(即ち、従来技術よりも低
添加量で所望のサイズ効果を示す)を示すことは
勿論のこと、長期間の保存後も、調製直後とほぼ
同一の良好なるサイズ効果を示し、従来技術に比
して長期保存性にも優れている。 なお本発明におけるサイズ剤は、勿論単独で使
用でき、必要があれば、従来公知のサイズ剤と任
意の割合で併用することもできる。 また本発明のサイズ剤でサイズ化した紙に、通
常添加される白土、タルク、酸化チタン、炭酸カ
ルシウム、硫酸カルシウム、ケイソウ土などの顔
料や充填剤を使用し得ることは当然である。 次に実施例により、本発明のサイズ剤の製造お
よび使用について、更に詳細に説明するが、本発
明はその要旨をこえない限り、これらの例に限定
されるものではない。 実施例 1 流通系のステンレス製反応管に合成シリカアル
ミナ100mlを充填し、130℃に保持した。この反応
管に300ml/時間の流量でn−ヘキサデセン−1
を流した。ガスクロマトグラフイー分析による
と、反応管出口の反応液は、重質分が7重量%で
あつた。重質分を蒸留により除去して得られたn
−ヘキサデセンの組成は13C−NMRによると第
1の通りであつた。
【表】
このn−ヘキサデセン450gと無水マレイン酸
195gを撹拌機および温度計付きのステンレス製
反応容器に仕込み、反応系内を乾燥窒素で充分置
換した後、反応温度210℃にて20時間反応させた。
反応液から未反応オレフインおよび無水マレイン
酸を蒸留により除去して450gの無水マレイン酸
付加反応生成物を得た。 実施例 2 流通系のステンレス製反応管に、シリカゲルに
担持した12−タングストけい酸100mlを充填し、
100℃に保持した。この反応管に300ml/時間の流
量でn−オクタデセン−1を流した。反応管出口
の反応液中の重質分は0%であり、その組成は
13C−NMRによると表2の通りであつた。
195gを撹拌機および温度計付きのステンレス製
反応容器に仕込み、反応系内を乾燥窒素で充分置
換した後、反応温度210℃にて20時間反応させた。
反応液から未反応オレフインおよび無水マレイン
酸を蒸留により除去して450gの無水マレイン酸
付加反応生成物を得た。 実施例 2 流通系のステンレス製反応管に、シリカゲルに
担持した12−タングストけい酸100mlを充填し、
100℃に保持した。この反応管に300ml/時間の流
量でn−オクタデセン−1を流した。反応管出口
の反応液中の重質分は0%であり、その組成は
13C−NMRによると表2の通りであつた。
【表】
このオレフイン500gと無水マレイン酸190g
を、撹拌機および温度計を備えたステンレス製反
応容器に仕込み、反応系内を乾燥窒素で充分に置
換した後、反応温度190℃にて30時間反応させた。
反応液から未反応オレフインおよび無水マレイン
酸を除去して、無水マレイン酸付加反応生成物
450gを得た。 実施例 3 実施例2においてn−オクタデセン−1の代り
に、ワツクス分解により得られたC18〜C20のα−
オレフイン(C18:24重量%、C19:39重量%、
C20:37重量%)を用いて、異性化反応を行なつ
た。得られた反応液中の重質分は0%であり、そ
の組成は、13C−NMRによると表3の通りであつ
た。
を、撹拌機および温度計を備えたステンレス製反
応容器に仕込み、反応系内を乾燥窒素で充分に置
換した後、反応温度190℃にて30時間反応させた。
反応液から未反応オレフインおよび無水マレイン
酸を除去して、無水マレイン酸付加反応生成物
450gを得た。 実施例 3 実施例2においてn−オクタデセン−1の代り
に、ワツクス分解により得られたC18〜C20のα−
オレフイン(C18:24重量%、C19:39重量%、
C20:37重量%)を用いて、異性化反応を行なつ
た。得られた反応液中の重質分は0%であり、そ
の組成は、13C−NMRによると表3の通りであつ
た。
【表】
このオレフイン600gおよび無水マレイン酸190
gを実施例2と同一条件で反応させて、無水マレ
イン酸付加反応生成物474gを得た。 比較例 1 n−オクタデセン−9 300gと無水マレイン
酸115gを実施例1と同様に付加反応させて、無
水マレイン酸付加反応生成物248gを得た。 比較例 2 炭素数15〜18の混合n−パラフインを水素と共
に、Pt・Li2O・Al2O3触媒30mlを充填したステン
レス製反応器に、反応温度470℃、流量15ml/分、
H2/n−パラフイン=8.0(モル比)の条件で供
給して脱水素反応を行なつた。反応器出口の流出
油中のオレフインの含有量は12重量%であつた。
この反応液をモレキユラーシーブに通してn−オ
レフインを回収した。n−オレフインの炭素数分
布は、C15:5重量%、C16:37重量%、C17:38
重量%、C18:20重量%であり、13C−NMR分析
によるオレフイン組成は表4の通りであつた。
gを実施例2と同一条件で反応させて、無水マレ
イン酸付加反応生成物474gを得た。 比較例 1 n−オクタデセン−9 300gと無水マレイン
酸115gを実施例1と同様に付加反応させて、無
水マレイン酸付加反応生成物248gを得た。 比較例 2 炭素数15〜18の混合n−パラフインを水素と共
に、Pt・Li2O・Al2O3触媒30mlを充填したステン
レス製反応器に、反応温度470℃、流量15ml/分、
H2/n−パラフイン=8.0(モル比)の条件で供
給して脱水素反応を行なつた。反応器出口の流出
油中のオレフインの含有量は12重量%であつた。
この反応液をモレキユラーシーブに通してn−オ
レフインを回収した。n−オレフインの炭素数分
布は、C15:5重量%、C16:37重量%、C17:38
重量%、C18:20重量%であり、13C−NMR分析
によるオレフイン組成は表4の通りであつた。
実施例1〜3および比較例1〜6で得られた無
水マレイン酸付加反応生成物について、下記の使
用方法で性能を評価した。 使用例 1 無水マレイン酸付加反応生成物1gに10%カチ
オン化澱粉20g、さらに水79gを加え、ホモジナ
イザーで乳化した。得られた乳化液を1%パルプ
スラリー(L−BKP450mlc.s.f.)に無水マレイン
酸付加反応生成物が0.2および0.5重量%(対パル
プ固型分)となるように添加し、タツピスタンダ
ードマシンを用いて坪量60±1g/m2となるよう
に抄紙した。填料としてCaCO320重量%(対パ
ルプ固型分)を添加している。 次いで、得られた湿紙を圧縮脱水し、100℃で
1分間乾燥した後、相対湿度65%の条件で24時間
調湿し、ステキヒト法によつて物性を測定した。
その結果を表5に示す。表6に示す結果から解る
ように、本発明のサイズ剤は比較例のサイズ剤に
比べて高いサイズ度を示した。
水マレイン酸付加反応生成物について、下記の使
用方法で性能を評価した。 使用例 1 無水マレイン酸付加反応生成物1gに10%カチ
オン化澱粉20g、さらに水79gを加え、ホモジナ
イザーで乳化した。得られた乳化液を1%パルプ
スラリー(L−BKP450mlc.s.f.)に無水マレイン
酸付加反応生成物が0.2および0.5重量%(対パル
プ固型分)となるように添加し、タツピスタンダ
ードマシンを用いて坪量60±1g/m2となるよう
に抄紙した。填料としてCaCO320重量%(対パ
ルプ固型分)を添加している。 次いで、得られた湿紙を圧縮脱水し、100℃で
1分間乾燥した後、相対湿度65%の条件で24時間
調湿し、ステキヒト法によつて物性を測定した。
その結果を表5に示す。表6に示す結果から解る
ように、本発明のサイズ剤は比較例のサイズ剤に
比べて高いサイズ度を示した。
【表】
使用例 2
無水マレイン酸付加反応生成物10gに、乳化剤
としてポリエチレングリコールノニルフエニルエ
ーテル(商品名ノニポール160、三洋化成工業株
式会社製)1gを加えてよく混合した後、この混
合物1gに水99gを加え、プロペラ翼付撹拌機で
10秒間撹拌することによつてエマルジヨル化しサ
イズ液を得た。 1%パルプスラリーに定着剤としてポリアミド
ポリアミン樹脂(荒川化学工業株式会社製AF−
100)を0.3重量%(対パルプ固型分)加え、上記
サイズ液を、無水マレイン酸付加反応生成物が
0.5重量%(対パルプ固型分)になるように加え
た。以下使用例1と同様にしてサイズ度を測定し
た。また、調製した希釈サイズ液を5時間放置し
た後のサイズ度を測定した。これらの結果を表6
に示す。
としてポリエチレングリコールノニルフエニルエ
ーテル(商品名ノニポール160、三洋化成工業株
式会社製)1gを加えてよく混合した後、この混
合物1gに水99gを加え、プロペラ翼付撹拌機で
10秒間撹拌することによつてエマルジヨル化しサ
イズ液を得た。 1%パルプスラリーに定着剤としてポリアミド
ポリアミン樹脂(荒川化学工業株式会社製AF−
100)を0.3重量%(対パルプ固型分)加え、上記
サイズ液を、無水マレイン酸付加反応生成物が
0.5重量%(対パルプ固型分)になるように加え
た。以下使用例1と同様にしてサイズ度を測定し
た。また、調製した希釈サイズ液を5時間放置し
た後のサイズ度を測定した。これらの結果を表6
に示す。
【表】
表6に示す結果から解るように、本発明の自己
乳化型サイズ剤は、乳化直後のサイズ効果も比較
例に比べて良好であり、さらに、5時間放置後の
サイズ度低下も少ない。
乳化型サイズ剤は、乳化直後のサイズ効果も比較
例に比べて良好であり、さらに、5時間放置後の
サイズ度低下も少ない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炭素数14〜36の直鎖型α−オレフインを酸触
媒によつて処理して得られる。該直鎖型α−オレ
フインと同一の炭素数を有し、2位、3位および
4位に二重結合を有するオレフインの割合がそれ
ぞれ10〜65モル%であり、かつそれらの合計が70
モル%以上である直鎖型オレフイン混合物であつ
て該直鎖型α−オレフインのオリゴマーを実質的
に含まないものと無水マレイン酸との付加反応に
よつて得られる反応生成物および/または該反応
生成物の水素添加物を含む紙サイズ剤。 2 前記紙サイズ剤が懸濁化剤を含む特許請求の
範囲第1項記載の紙サイズ剤。 3 前記懸濁化剤が、カチオン化澱粉、ゼラチ
ン、ポリビニルアルコール、カチオン性ポリアク
リル、アミド、ポリエチレンイミンから成る群か
ら選ばれたものである特許請求の範囲第2項記載
の紙サイズ剤。 4 前記紙サイズ剤が乳化剤を含む特許請求の範
囲第1項記載の紙サイズ剤。 5 前記乳化剤が、ポリオキシアルキレンソルビ
トール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン
アルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキ
ルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンモノ
エステル、ポリオキシアルキレンジエステルから
成る群から選ばれたものである特許請求の範囲第
4項記載の紙サイズ剤。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5101583A JPS59179898A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 紙サイズ剤 |
| EP19840108348 EP0168511B1 (en) | 1983-03-26 | 1984-07-16 | Method of manufacturing a combustor nozzle |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5101583A JPS59179898A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 紙サイズ剤 |
| EP19840108348 EP0168511B1 (en) | 1983-03-26 | 1984-07-16 | Method of manufacturing a combustor nozzle |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59179898A JPS59179898A (ja) | 1984-10-12 |
| JPH0453995B2 true JPH0453995B2 (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=26091991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5101583A Granted JPS59179898A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 紙サイズ剤 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0168511B1 (ja) |
| JP (1) | JPS59179898A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0707110A1 (en) | 1994-10-14 | 1996-04-17 | Mitsubishi Oil Co., Ltd. | Alkenylsuccinic acid emulsion sizing agent (1) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0633598B2 (ja) * | 1984-11-16 | 1994-05-02 | 三菱石油株式会社 | 製紙用サイズ剤 |
| JPS61160495A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-21 | 三菱化成ポリテック株式会社 | 製紙用サイズ剤 |
| JPS61160496A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-21 | 三菱化成ポリテック株式会社 | サイズ紙を製造する方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE548717C (de) * | 1930-05-11 | 1932-04-18 | Georg Pemetzrieder | Verfahren zur Herstellung von Verbundgusskoerpern |
| GB1216766A (en) * | 1967-07-01 | 1970-12-23 | Kubota Iron & Machinery Works | Improvements in and relating to the centrifugal casting of composite metal bodies |
| US4352675A (en) * | 1979-11-30 | 1982-10-05 | Ruhrkohle Aktiengesellschaft | Coal gasification reactor |
| JPS59144696A (ja) * | 1983-02-07 | 1984-08-18 | 荒川化学工業株式会社 | 紙サイズ剤 |
-
1983
- 1983-03-26 JP JP5101583A patent/JPS59179898A/ja active Granted
-
1984
- 1984-07-16 EP EP19840108348 patent/EP0168511B1/en not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0707110A1 (en) | 1994-10-14 | 1996-04-17 | Mitsubishi Oil Co., Ltd. | Alkenylsuccinic acid emulsion sizing agent (1) |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59179898A (ja) | 1984-10-12 |
| EP0168511A1 (en) | 1986-01-22 |
| EP0168511B1 (en) | 1987-11-04 |
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