JPH0454834B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0454834B2 JPH0454834B2 JP61060208A JP6020886A JPH0454834B2 JP H0454834 B2 JPH0454834 B2 JP H0454834B2 JP 61060208 A JP61060208 A JP 61060208A JP 6020886 A JP6020886 A JP 6020886A JP H0454834 B2 JPH0454834 B2 JP H0454834B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- chamber
- crank
- crank chamber
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は車室内における冷房負荷の変化と対応
させてワツブルプレートのその揺動傾斜角を変化
させる事によつて圧縮容量を調整する事が出来る
様に設けられる揺動斜板型圧縮機、更に具体的に
はクランク室内の圧力が一定の圧力に保持された
状態において吸入圧力の変化を介してピストンス
トロークを変化させる事によつてワツブルプレー
トの揺動傾斜角を変化させる様に設けられる揺動
斜板型圧縮機において、上記クランク室内の圧力
を一定の圧力に保持するための機構、即ち、クラ
ンク室圧力の制御機構に関する。
させてワツブルプレートのその揺動傾斜角を変化
させる事によつて圧縮容量を調整する事が出来る
様に設けられる揺動斜板型圧縮機、更に具体的に
はクランク室内の圧力が一定の圧力に保持された
状態において吸入圧力の変化を介してピストンス
トロークを変化させる事によつてワツブルプレー
トの揺動傾斜角を変化させる様に設けられる揺動
斜板型圧縮機において、上記クランク室内の圧力
を一定の圧力に保持するための機構、即ち、クラ
ンク室圧力の制御機構に関する。
一般に揺動斜板型圧縮機にあつては、複数個の
シリンダーボアが周方向に沿つて並列させて設け
られ、各シリンダーボア内に嵌挿されるピストン
をワツブルプレートの揺動を介して連続的に進退
させる事によつて圧縮作用を得る様に設けられ
る。そしてワツブルプレートは車室内の冷房負荷
の変化と対応させてその揺動傾斜角を変化させる
事が出来る様に設けられる。即ち、車室内の冷房
負荷が大きい状態においてはワツブルプレートの
揺動傾斜角を大きくする事によつて大きな圧縮容
量が得られ、又、車室内の冷房負荷が小さい状態
においてはワツブルプレートの揺動傾斜角を小さ
くする事によつてその圧縮容量を少なくする事が
出来る様に設けられる。そして従来この様な揺動
斜板型の圧縮機においてクランク室圧力を一定の
圧力に保持する方法の一つとして、吐出チヤンバ
ーとクランク室間を連通路によつて繋ぐと共に同
連通路に介在させてコントロールバルブを設け、
同コントロールバルブをクランク室圧力の変化を
介して開閉させ、同コントロールバルブの開閉を
介してクランク室に対して吐出圧力を送り込む事
によつてクランク室圧力を一定の圧力にコントロ
ールする方法が提案されている。
シリンダーボアが周方向に沿つて並列させて設け
られ、各シリンダーボア内に嵌挿されるピストン
をワツブルプレートの揺動を介して連続的に進退
させる事によつて圧縮作用を得る様に設けられ
る。そしてワツブルプレートは車室内の冷房負荷
の変化と対応させてその揺動傾斜角を変化させる
事が出来る様に設けられる。即ち、車室内の冷房
負荷が大きい状態においてはワツブルプレートの
揺動傾斜角を大きくする事によつて大きな圧縮容
量が得られ、又、車室内の冷房負荷が小さい状態
においてはワツブルプレートの揺動傾斜角を小さ
くする事によつてその圧縮容量を少なくする事が
出来る様に設けられる。そして従来この様な揺動
斜板型の圧縮機においてクランク室圧力を一定の
圧力に保持する方法の一つとして、吐出チヤンバ
ーとクランク室間を連通路によつて繋ぐと共に同
連通路に介在させてコントロールバルブを設け、
同コントロールバルブをクランク室圧力の変化を
介して開閉させ、同コントロールバルブの開閉を
介してクランク室に対して吐出圧力を送り込む事
によつてクランク室圧力を一定の圧力にコントロ
ールする方法が提案されている。
第3図はその具体的構造を表わす図面であつ
て、クランク室aと吸入チヤンバーb間に連通さ
せて固定逃し通路cが設けられ、同固定逃し通路
cによりシリンダーボアdとピストンeとの摺擦
面に形成される隙間よりクランク室内に流入する
ブローバイガスを常時吸入チヤンバーに逃す状態
が得られる様に設ける。又、吐出チヤンバーfと
クランク室a間に連通させて吐出圧力の供給通路
gが設けられる。そして供給通路gにはコントロ
ールバルブhが設けられ、同コントロールバルブ
hはクランク室圧力の変化を介して開閉させる事
が出来る様に設けられる。即ち、同コントロール
バルブhにはベローズを間に存してクランク室a
と連通するクランク圧力室iと、一定の圧力に設
定された大気圧力室jが設けられ、クランク室圧
力が設定圧力を上回る状態においてはコントロー
ルバルブhは閉じられた状態にあり、又、クラン
ク室圧力が設定圧力を下回つた状態においてコン
トロールバルブhを開き、吐出圧力をクランク室
a内に送り込み事によつてクランク室a内の圧力
を一定の圧力に保持する事が出来る様に設けられ
る。
て、クランク室aと吸入チヤンバーb間に連通さ
せて固定逃し通路cが設けられ、同固定逃し通路
cによりシリンダーボアdとピストンeとの摺擦
面に形成される隙間よりクランク室内に流入する
ブローバイガスを常時吸入チヤンバーに逃す状態
が得られる様に設ける。又、吐出チヤンバーfと
クランク室a間に連通させて吐出圧力の供給通路
gが設けられる。そして供給通路gにはコントロ
ールバルブhが設けられ、同コントロールバルブ
hはクランク室圧力の変化を介して開閉させる事
が出来る様に設けられる。即ち、同コントロール
バルブhにはベローズを間に存してクランク室a
と連通するクランク圧力室iと、一定の圧力に設
定された大気圧力室jが設けられ、クランク室圧
力が設定圧力を上回る状態においてはコントロー
ルバルブhは閉じられた状態にあり、又、クラン
ク室圧力が設定圧力を下回つた状態においてコン
トロールバルブhを開き、吐出圧力をクランク室
a内に送り込み事によつてクランク室a内の圧力
を一定の圧力に保持する事が出来る様に設けられ
る。
しかして上記提案にあつては吐出チヤンバーよ
りクランク室に送り込まれる吐出ガス量が多い事
に起因して圧縮性能がダウンしてしまう点に問題
点を有する。即ち、上記提案にあつては冷房負荷
が減少してクランク室圧力が設定圧力を下回つた
状態において同クランク室内の圧力を一定の圧力
迄上昇させるためには固定逃し通路より吸入チヤ
ンバーに流出するガス量(固定逃し量)を上回る
吐出ガスをクランク室内に送り込まなければなら
な点、即ち、クランク室圧力を一定の圧力状態に
保持するためには多量の吐出ガスを必要とし、そ
の分だけ圧縮容量が減少してしまうという不具合
を生ずる事となるのである。
りクランク室に送り込まれる吐出ガス量が多い事
に起因して圧縮性能がダウンしてしまう点に問題
点を有する。即ち、上記提案にあつては冷房負荷
が減少してクランク室圧力が設定圧力を下回つた
状態において同クランク室内の圧力を一定の圧力
迄上昇させるためには固定逃し通路より吸入チヤ
ンバーに流出するガス量(固定逃し量)を上回る
吐出ガスをクランク室内に送り込まなければなら
な点、即ち、クランク室圧力を一定の圧力状態に
保持するためには多量の吐出ガスを必要とし、そ
の分だけ圧縮容量が減少してしまうという不具合
を生ずる事となるのである。
本発明は上記の様な問題点を解決するためにそ
の改善を試みたものであつて、圧縮性能をダウン
させる事なくクランク室圧力を一定の圧力状態に
保持する事が出来る様にする点にその解決すべき
問題点を有する。即ち、本発明はクランク室と吸
入チヤンバー間を繋ぐ逃し通路の開口面積(絞り
量)をクランク室圧力の変化を介して制御させる
様にする事によつて上記の様な問題点を解決する
様にした事を特徴とするものであつて、その具体
的な手段と作用は次の通りである。
の改善を試みたものであつて、圧縮性能をダウン
させる事なくクランク室圧力を一定の圧力状態に
保持する事が出来る様にする点にその解決すべき
問題点を有する。即ち、本発明はクランク室と吸
入チヤンバー間を繋ぐ逃し通路の開口面積(絞り
量)をクランク室圧力の変化を介して制御させる
様にする事によつて上記の様な問題点を解決する
様にした事を特徴とするものであつて、その具体
的な手段と作用は次の通りである。
〔問題点を解決するための手段〕
クランク室と吸入チヤンバー間に連通させて
逃し通路を設け、同逃し通路に介在させてコン
トロールバルブを設ける。
逃し通路を設け、同逃し通路に介在させてコン
トロールバルブを設ける。
コントロールバルブにはクランク室と連通さ
せてクランク圧力室を設けると共に同クランク
圧力室と対向させて設定圧力室を設け、両圧力
室間に生ずる差圧の変化を介して開閉弁の開口
面積を調整自在に設ける。即ち、同開閉弁はク
ランク室圧力が設定圧力室の圧力よりも下回る
状態においては小さな開口面積、換言すれば両
圧力室間に生ずる差圧によつて設定された開口
面積(通常の絞り量)を存して開口する状態
(別に固定逃し通路を設ける場合には閉じた状
態)にあり、クランク室が設定圧力室の圧力よ
りも上回る状態においては大きな開口面積を存
して開口する状態が得られる様に設ける。
せてクランク圧力室を設けると共に同クランク
圧力室と対向させて設定圧力室を設け、両圧力
室間に生ずる差圧の変化を介して開閉弁の開口
面積を調整自在に設ける。即ち、同開閉弁はク
ランク室圧力が設定圧力室の圧力よりも下回る
状態においては小さな開口面積、換言すれば両
圧力室間に生ずる差圧によつて設定された開口
面積(通常の絞り量)を存して開口する状態
(別に固定逃し通路を設ける場合には閉じた状
態)にあり、クランク室が設定圧力室の圧力よ
りも上回る状態においては大きな開口面積を存
して開口する状態が得られる様に設ける。
〔作用〕
圧縮機が大容量にて運転する状態において
は、コントロールバルブにおいてクランク室圧
力が設定圧力を下回る状態にある事により逃し
通路は通常の絞り量を存して開口する状態にあ
る。そして上記の様な運転状態においてはクラ
ンク室に流入する僅かな量のブローバイガスは
通常の絞り量を存して開口する逃し通路より吸
入チヤンバーに逃される事により、同クランク
室内を一定の圧力状態に保持する事が出来る。
は、コントロールバルブにおいてクランク室圧
力が設定圧力を下回る状態にある事により逃し
通路は通常の絞り量を存して開口する状態にあ
る。そして上記の様な運転状態においてはクラ
ンク室に流入する僅かな量のブローバイガスは
通常の絞り量を存して開口する逃し通路より吸
入チヤンバーに逃される事により、同クランク
室内を一定の圧力状態に保持する事が出来る。
小容量運転時においてブローバイガスの流入
量が増大した場合、或いは外気温の上昇等に起
因して吸入圧力が変動した場合においては、ク
ランク室の圧力が高圧状態にあり、コントロー
ルバルブにおいてはこのクランク圧力室と設定
圧力室間に生ずる差圧により逃し通路が通常の
絞り量に加えて更に大きな開口面積を存して開
口する状態が得られる。そしてこの様に逃し通
路が大きな開口面積を存して開口する状態が得
られる事により、クランク室圧力を吸入チヤン
バーに逃す事が出来る。即ち、クランク室内の
圧力を低下させクランク室内を一定の圧力状態
に戻す事が出来る。
量が増大した場合、或いは外気温の上昇等に起
因して吸入圧力が変動した場合においては、ク
ランク室の圧力が高圧状態にあり、コントロー
ルバルブにおいてはこのクランク圧力室と設定
圧力室間に生ずる差圧により逃し通路が通常の
絞り量に加えて更に大きな開口面積を存して開
口する状態が得られる。そしてこの様に逃し通
路が大きな開口面積を存して開口する状態が得
られる事により、クランク室圧力を吸入チヤン
バーに逃す事が出来る。即ち、クランク室内の
圧力を低下させクランク室内を一定の圧力状態
に戻す事が出来る。
以下に本発明の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図と第2図の両図面においては、1はシリ
ンダーブロツク、2はフロントハウジング、3は
リヤハウジングを示す。シリンダーブロツク1は
前後方向に延在させて円筒状に形成されそのフロ
ント側の一端にはフロントハウジング2が被冠さ
れる一方、リヤ側の一端にはその間にバルブプレ
ート4を介在させてリヤハウジング3が被冠され
る。そしてフロントハウジング2にはその中心部
に後述するドライブシヤフト17の軸受け部5A
が設けられる一方、リヤハウジング3には吸入チ
ヤンバー6と吐出チヤンバー7が環状の隔壁8を
介して同心円状に設けられる。即ち、吐出チヤン
バー7は中心部に位置して設けられ、吸入チヤン
バー6は同吐出チヤンバー7を囲繞する如く外周
部寄りに位置して設けられる。更に詳しくは両チ
ヤンバー6,7はバルブプレート4に開口する吸
入口9及び吐出口10を介して後述するシリンダ
ーボア14の各圧縮室15と連通する如く設けら
れる。そして吸入口9には吸入弁11が後述する
ピストン16の吸入行程を介して開閉する如く設
けられ、又、吐出口10には吐出弁12が同じく
ピストン16の圧縮行程を介して開閉する如く設
けられる。
ンダーブロツク、2はフロントハウジング、3は
リヤハウジングを示す。シリンダーブロツク1は
前後方向に延在させて円筒状に形成されそのフロ
ント側の一端にはフロントハウジング2が被冠さ
れる一方、リヤ側の一端にはその間にバルブプレ
ート4を介在させてリヤハウジング3が被冠され
る。そしてフロントハウジング2にはその中心部
に後述するドライブシヤフト17の軸受け部5A
が設けられる一方、リヤハウジング3には吸入チ
ヤンバー6と吐出チヤンバー7が環状の隔壁8を
介して同心円状に設けられる。即ち、吐出チヤン
バー7は中心部に位置して設けられ、吸入チヤン
バー6は同吐出チヤンバー7を囲繞する如く外周
部寄りに位置して設けられる。更に詳しくは両チ
ヤンバー6,7はバルブプレート4に開口する吸
入口9及び吐出口10を介して後述するシリンダ
ーボア14の各圧縮室15と連通する如く設けら
れる。そして吸入口9には吸入弁11が後述する
ピストン16の吸入行程を介して開閉する如く設
けられ、又、吐出口10には吐出弁12が同じく
ピストン16の圧縮行程を介して開閉する如く設
けられる。
又、シリンダーブロツク1のフロント側の一端
にはその中心部に前記軸受け部5Aと対峙させて
軸受け部5Bが設けられると共に同軸受け部5B
を中心としてその外周部に複数個のシリンダーボ
ア14が穿設される。そして各シリンダーボア1
4にはリヤ側に圧縮室15を存してピストン16
が進退自在に嵌挿され、各圧縮室15は前述の様
に吸入口9と吐出口10を介して吸入チヤンバー
6及び吐出チヤンバー7に対して選択的に連通す
る如く設けられる。
にはその中心部に前記軸受け部5Aと対峙させて
軸受け部5Bが設けられると共に同軸受け部5B
を中心としてその外周部に複数個のシリンダーボ
ア14が穿設される。そして各シリンダーボア1
4にはリヤ側に圧縮室15を存してピストン16
が進退自在に嵌挿され、各圧縮室15は前述の様
に吸入口9と吐出口10を介して吸入チヤンバー
6及び吐出チヤンバー7に対して選択的に連通す
る如く設けられる。
そして又、前記フロントハウジング2には上記
各シリンダーボア14と連通させてクランク室1
3が設けられ、同クランク室13には前記両軸受
け部5A,5B間に亘つてドライブシヤフト17
が横架される。そしてドライブシヤフト17のフ
ロント側の一端にはラグプレート18が同ドライ
ブシヤフト17と同行回転可能に軸架される。し
かして同ラグプレート18にはどの中心部に後述
するスリーブ19の当たり面18aが設けられる
一方、その周縁部にはドライブプレート20の当
たり面18bと、同ドライブプレート20の支持
アーム18cが180度の偏位角を存して設けられ
る。そして同支持アーム18cにはドライブシヤ
フト17を囲繞する如く環状に形成するドライブ
プレート20がドライブシヤフト17の長手方向
に沿つて摺動自在に支承される。更に詳しくは支
持アーム18c側には後述するワツブルプレート
21との連結部を中心点とする円弧を存して長孔
22が開口される一方、ドライブプレート20側
には支持アーム18cと対向させて延設するブラ
ケツト20aの先端部にガイドピン23が横架さ
れ、同長孔22とガイドピン23の係合を介して
ドライブシヤフト17と一体に回転し乍ら前後方
向に揺動する事が可能な如く支承される。又、同
ドライブシヤフト17には前述のスリーブ19が
ドライブプレート20に連結させてスライド自在
に遊嵌される。即ち、同スリーブ19は左右一対
の連結ピン24,24を介して上記ドライブプレ
ート20に連結され、同ドライブプレート20の
揺動と連動して前後方向にスライドする事が可能
な如く設けられる。そして同ドライブシヤフト1
7にはスラスト軸受け25を介して前述のワツブ
ルプレート21がその回転を規制された状態にて
揺動自在に支承される。しかして同ワツブルプレ
ート21はドライブプレート20と同様ドライブ
シヤフト17を囲繞する如く環状に形成され、同
ワツブルプレート21と前記各ピストン16間は
コンロツド26によつて連結される。更に詳しく
は各ワツブルプレート21とピストン16間は支
持アーム18cが各シリンダーボア14と対面す
る位置まで回転した状態において各ピストン16
が上死点位置にある様に連結される。
各シリンダーボア14と連通させてクランク室1
3が設けられ、同クランク室13には前記両軸受
け部5A,5B間に亘つてドライブシヤフト17
が横架される。そしてドライブシヤフト17のフ
ロント側の一端にはラグプレート18が同ドライ
ブシヤフト17と同行回転可能に軸架される。し
かして同ラグプレート18にはどの中心部に後述
するスリーブ19の当たり面18aが設けられる
一方、その周縁部にはドライブプレート20の当
たり面18bと、同ドライブプレート20の支持
アーム18cが180度の偏位角を存して設けられ
る。そして同支持アーム18cにはドライブシヤ
フト17を囲繞する如く環状に形成するドライブ
プレート20がドライブシヤフト17の長手方向
に沿つて摺動自在に支承される。更に詳しくは支
持アーム18c側には後述するワツブルプレート
21との連結部を中心点とする円弧を存して長孔
22が開口される一方、ドライブプレート20側
には支持アーム18cと対向させて延設するブラ
ケツト20aの先端部にガイドピン23が横架さ
れ、同長孔22とガイドピン23の係合を介して
ドライブシヤフト17と一体に回転し乍ら前後方
向に揺動する事が可能な如く支承される。又、同
ドライブシヤフト17には前述のスリーブ19が
ドライブプレート20に連結させてスライド自在
に遊嵌される。即ち、同スリーブ19は左右一対
の連結ピン24,24を介して上記ドライブプレ
ート20に連結され、同ドライブプレート20の
揺動と連動して前後方向にスライドする事が可能
な如く設けられる。そして同ドライブシヤフト1
7にはスラスト軸受け25を介して前述のワツブ
ルプレート21がその回転を規制された状態にて
揺動自在に支承される。しかして同ワツブルプレ
ート21はドライブプレート20と同様ドライブ
シヤフト17を囲繞する如く環状に形成され、同
ワツブルプレート21と前記各ピストン16間は
コンロツド26によつて連結される。更に詳しく
は各ワツブルプレート21とピストン16間は支
持アーム18cが各シリンダーボア14と対面す
る位置まで回転した状態において各ピストン16
が上死点位置にある様に連結される。
一方、シリンダーブロツク1のシリンダーボア
14挾間部分にはクランク室13と吸入チヤンバ
ー6間に連通させてクランク室圧力の逃し通路2
7a,27bが穿設される。そして同逃し通路2
7a,27b間に介在させてコントロールバルブ
28が設けられ、同コントロールバルブ28を介
して逃し通路27a,27bの開閉制御を行なう
様に設けられる。即ち、同コントロールバルブ2
8にはダイヤフラム29を間に存して大気圧力室
30とクランク圧力室31が対向配置され、大気
圧力室30には上記ダイヤフラム29をクランク
圧力室31方向に付勢するばね32が介装される
一方、クランク圧力室31には弁座33を間に存
して一対のポート34a,34bが形成され、そ
の一方のポート34aは上記逃し通路27aによ
つてクランク室13と、又、もう一方のポート3
4bは同じく逃し通路27bによつて吸入チヤン
バー6と夫々連通する如く設けられる。又、クラ
ンク圧力室31とクランク室13間には上記逃し
通路27aに加えてもう一つの通路、即ち、クラ
ンク室圧力の供給通路35が穿設される。そして
同クランク圧力室31にはダイヤフラム29を大
気圧力室30方向に付勢するばね36が介装され
ると共に同ダイヤフラム29に連結させて開閉弁
37が進退自在に設けられ、その先端部を弁座3
3に当接させる事が可能な如く設けられる。即
ち、同開閉弁37と弁座33間はクランク圧力室
31(クランク室圧力)と大気圧力室30(設定
圧力)間の圧力変化を介してその開口面積を変化
させる事が出来る様に設けられる。
14挾間部分にはクランク室13と吸入チヤンバ
ー6間に連通させてクランク室圧力の逃し通路2
7a,27bが穿設される。そして同逃し通路2
7a,27b間に介在させてコントロールバルブ
28が設けられ、同コントロールバルブ28を介
して逃し通路27a,27bの開閉制御を行なう
様に設けられる。即ち、同コントロールバルブ2
8にはダイヤフラム29を間に存して大気圧力室
30とクランク圧力室31が対向配置され、大気
圧力室30には上記ダイヤフラム29をクランク
圧力室31方向に付勢するばね32が介装される
一方、クランク圧力室31には弁座33を間に存
して一対のポート34a,34bが形成され、そ
の一方のポート34aは上記逃し通路27aによ
つてクランク室13と、又、もう一方のポート3
4bは同じく逃し通路27bによつて吸入チヤン
バー6と夫々連通する如く設けられる。又、クラ
ンク圧力室31とクランク室13間には上記逃し
通路27aに加えてもう一つの通路、即ち、クラ
ンク室圧力の供給通路35が穿設される。そして
同クランク圧力室31にはダイヤフラム29を大
気圧力室30方向に付勢するばね36が介装され
ると共に同ダイヤフラム29に連結させて開閉弁
37が進退自在に設けられ、その先端部を弁座3
3に当接させる事が可能な如く設けられる。即
ち、同開閉弁37と弁座33間はクランク圧力室
31(クランク室圧力)と大気圧力室30(設定
圧力)間の圧力変化を介してその開口面積を変化
させる事が出来る様に設けられる。
次にその作用について説明する。
圧縮機が運転を停止した状態においては、吸入
チヤンバー6内の圧力(吸入圧力)とクランク室
13内の圧力(クランク室圧力)は同圧状態にあ
り、又、コントロールバルブ28においてクラン
ク圧力室31内の圧力(クランク室圧力)は大気
圧力室30内の圧力(設定圧力)よりも上回つた
状態にある事により開閉弁37は弁座33との間
に設定圧力とクランク室圧力との間に生ずる差圧
によつて通常の絞り量を上回る開口面積を存して
開かれた状態にある。
チヤンバー6内の圧力(吸入圧力)とクランク室
13内の圧力(クランク室圧力)は同圧状態にあ
り、又、コントロールバルブ28においてクラン
ク圧力室31内の圧力(クランク室圧力)は大気
圧力室30内の圧力(設定圧力)よりも上回つた
状態にある事により開閉弁37は弁座33との間
に設定圧力とクランク室圧力との間に生ずる差圧
によつて通常の絞り量を上回る開口面積を存して
開かれた状態にある。
そしてこの様に圧縮機が停止した状態におい
て、電磁クラツチの接続操作を介してエンジンの
駆動力をドライブシヤフト17に伝達する事によ
つて、圧縮機の運転状態が得られるのであるが、
この様に圧縮機の運転が開始される事により車室
内の空気が冷され、その冷房負荷が減少するのに
伴い、エバポレータより吸入チヤンバー6に送り
込まれる冷媒ガスの吸入圧力が徐々に低下すると
共に同吸入圧力の低下に伴いクランク室圧力も開
閉弁37の開口面積が通常の絞り量よりも大であ
るため、吸入圧力の低下に追従してすみやかに低
下する事となる。そしてその圧力が大気圧力室3
0において設定された圧力(設定圧力)を下回つ
た状態においてコントロールバルブ28において
開閉弁37が閉じ方向に作動して弁座33との間
に形成される開口面積を小さくする作用、即ち、
通常の絞り量を存して開口する状態が得られる。
そしてこの様に逃し通路27a,27bが通常の
絞り量を存して開口する状態が得られ、一定時間
に亘つて大容量運転状態が行なわれて吸入圧力が
低下すると、クランク室13内は一定の圧力状態
に保持されていることから、吸入圧力の低下に伴
いドライブプレート20とワツブルプレート21
が小さな傾斜角を存して揺動する方向に移行し始
め、各圧縮室15においてピストン16が小さな
ストロークを存して進退する状態(小容量運転状
態)が得られる。そして小容量運転状態によつて
吸入圧力が高まり、クランク室13内の圧力が上
昇してその圧力が大気圧力室30の設定圧力を上
回つた状態においてはコントロールバルブ28に
おいて開閉弁37が弁座33との間に再び大きな
開口面積(通常の絞り量を上回る開口面積)を存
して開く状態が得られる事により、クランク室1
3内の圧力を低下させる作用が得られる。そして
同クランク室13内の圧力が大気圧力室30の設
定圧力を下回る圧力迄低下した状態においてコン
トロールバルブ28において開閉弁37が閉じ方
向に作動して再び弁座33との間に通常の絞り量
を存して開口する状態が得られる。
て、電磁クラツチの接続操作を介してエンジンの
駆動力をドライブシヤフト17に伝達する事によ
つて、圧縮機の運転状態が得られるのであるが、
この様に圧縮機の運転が開始される事により車室
内の空気が冷され、その冷房負荷が減少するのに
伴い、エバポレータより吸入チヤンバー6に送り
込まれる冷媒ガスの吸入圧力が徐々に低下すると
共に同吸入圧力の低下に伴いクランク室圧力も開
閉弁37の開口面積が通常の絞り量よりも大であ
るため、吸入圧力の低下に追従してすみやかに低
下する事となる。そしてその圧力が大気圧力室3
0において設定された圧力(設定圧力)を下回つ
た状態においてコントロールバルブ28において
開閉弁37が閉じ方向に作動して弁座33との間
に形成される開口面積を小さくする作用、即ち、
通常の絞り量を存して開口する状態が得られる。
そしてこの様に逃し通路27a,27bが通常の
絞り量を存して開口する状態が得られ、一定時間
に亘つて大容量運転状態が行なわれて吸入圧力が
低下すると、クランク室13内は一定の圧力状態
に保持されていることから、吸入圧力の低下に伴
いドライブプレート20とワツブルプレート21
が小さな傾斜角を存して揺動する方向に移行し始
め、各圧縮室15においてピストン16が小さな
ストロークを存して進退する状態(小容量運転状
態)が得られる。そして小容量運転状態によつて
吸入圧力が高まり、クランク室13内の圧力が上
昇してその圧力が大気圧力室30の設定圧力を上
回つた状態においてはコントロールバルブ28に
おいて開閉弁37が弁座33との間に再び大きな
開口面積(通常の絞り量を上回る開口面積)を存
して開く状態が得られる事により、クランク室1
3内の圧力を低下させる作用が得られる。そして
同クランク室13内の圧力が大気圧力室30の設
定圧力を下回る圧力迄低下した状態においてコン
トロールバルブ28において開閉弁37が閉じ方
向に作動して再び弁座33との間に通常の絞り量
を存して開口する状態が得られる。
クランク室13内の圧力が一定の圧力に保持さ
れた状態にて吸入室圧力が高くなると、ドライブ
プレート20とワツブルプレート21が大きな傾
斜角を存して揺動する状態(大容量運転状態)が
得られる。
れた状態にて吸入室圧力が高くなると、ドライブ
プレート20とワツブルプレート21が大きな傾
斜角を存して揺動する状態(大容量運転状態)が
得られる。
本発明は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様にクランク室と吸入チヤンバー間に連通
させてシリンダーブロツクに穿設する逃し通路に
介在させてコントロールバルブを設け、同コント
ロールバルブをクランク室圧力と設定圧力との間
に生ずる差圧の変化を介して開閉させ、且つ、そ
の開口面積を変化させる事によつて逃し通路のそ
の絞り量を調節する事が出来る様にした事によ
り、吐出容量をダウンさせることなくクランク室
内の圧力を一定の圧力に制御する事が出来るに至
つた。
上記の様にクランク室と吸入チヤンバー間に連通
させてシリンダーブロツクに穿設する逃し通路に
介在させてコントロールバルブを設け、同コント
ロールバルブをクランク室圧力と設定圧力との間
に生ずる差圧の変化を介して開閉させ、且つ、そ
の開口面積を変化させる事によつて逃し通路のそ
の絞り量を調節する事が出来る様にした事によ
り、吐出容量をダウンさせることなくクランク室
内の圧力を一定の圧力に制御する事が出来るに至
つた。
第1図と第2図は第1の実施例を表わす図面で
あつて、第1図は本発明の係る揺動斜板型圧縮機
の全体を表わす断面図、第2図はコントロールバ
ルブ部分の拡大断面図である。又、第3図は従来
構造を表わす揺動斜板型圧縮機の全体を表わす断
面図である。 1……シリンダーブロツク、2……フロントハ
ウジング、3……リヤハウジング、4……バルブ
プレート、5A,5B……軸受け部、6……吸入
チヤンバー、7……吐出チヤンバー、8……隔
壁、9……吸入口、10……吐出口、11……吸
入弁、12……吐出弁、13……クランク室、1
4……シリンダーボア、15……圧縮室、16…
…ピストン、17……ドライブシヤフト、18…
…ラグプレート、18a,18b……当たり面、
18c……支持アーム、19……スリーブ、20
……ドライブプレート、20a……ブラケツト、
21……ワツブルプレート、22……長孔、23
……ガイドピン、24……連結ピン、25……ス
ラスト軸受け、26……コンロツド、27a,2
7b……逃し通路、28……コントロールバル
ブ、29……ダイヤフラム、30……大気圧力
室、31……クランク圧力室、32……ばね、3
3……弁座、34a,34b……ポート、35…
…供給通路、36……ばね、37……開閉弁。
あつて、第1図は本発明の係る揺動斜板型圧縮機
の全体を表わす断面図、第2図はコントロールバ
ルブ部分の拡大断面図である。又、第3図は従来
構造を表わす揺動斜板型圧縮機の全体を表わす断
面図である。 1……シリンダーブロツク、2……フロントハ
ウジング、3……リヤハウジング、4……バルブ
プレート、5A,5B……軸受け部、6……吸入
チヤンバー、7……吐出チヤンバー、8……隔
壁、9……吸入口、10……吐出口、11……吸
入弁、12……吐出弁、13……クランク室、1
4……シリンダーボア、15……圧縮室、16…
…ピストン、17……ドライブシヤフト、18…
…ラグプレート、18a,18b……当たり面、
18c……支持アーム、19……スリーブ、20
……ドライブプレート、20a……ブラケツト、
21……ワツブルプレート、22……長孔、23
……ガイドピン、24……連結ピン、25……ス
ラスト軸受け、26……コンロツド、27a,2
7b……逃し通路、28……コントロールバル
ブ、29……ダイヤフラム、30……大気圧力
室、31……クランク圧力室、32……ばね、3
3……弁座、34a,34b……ポート、35…
…供給通路、36……ばね、37……開閉弁。
Claims (1)
- 1 クランク室と吸入チヤンバー間に連通させて
クランク室圧力の逃し通路を設けると共に、同逃
し通路に介在させてコントロールバルブを設け、
同コントロールバルブには、クランク室と連通す
るクランク圧力室と、同クランク圧力室内の圧力
に対向する設定圧力を有する設定圧力室とを設
け、両圧力室内の差圧に基づき前記逃し通路の流
路面積を制御する開閉弁を設けて成る揺動斜板型
圧縮機におけるクランク室圧力の制御機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61060208A JPS62218668A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 揺動斜板型圧縮機におけるクランク室圧力の制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61060208A JPS62218668A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 揺動斜板型圧縮機におけるクランク室圧力の制御機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62218668A JPS62218668A (ja) | 1987-09-26 |
| JPH0454834B2 true JPH0454834B2 (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=13135497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61060208A Granted JPS62218668A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 揺動斜板型圧縮機におけるクランク室圧力の制御機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62218668A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4423551Y1 (ja) * | 1966-04-23 | 1969-10-04 | ||
| US4428718A (en) * | 1982-02-25 | 1984-01-31 | General Motors Corporation | Variable displacement compressor control valve arrangement |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP61060208A patent/JPS62218668A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62218668A (ja) | 1987-09-26 |
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Legal Events
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