JPH0455564B2 - - Google Patents
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- JPH0455564B2 JPH0455564B2 JP62011238A JP1123887A JPH0455564B2 JP H0455564 B2 JPH0455564 B2 JP H0455564B2 JP 62011238 A JP62011238 A JP 62011238A JP 1123887 A JP1123887 A JP 1123887A JP H0455564 B2 JPH0455564 B2 JP H0455564B2
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、缶様容器蓋体の製造方法に関し、詳
しくは、飲料コーヒー缶、スープ缶、食用油・調
整料缶、モーターオイル缶、各種缶詰容器などの
缶様容器類を構成する蓋体であつて、金属に代わ
る合成樹脂を主体とした射出成形による蓋体にお
ける、蓋本体部の形成と同時に、開缶のための把
手部を当該蓋本体部に取着して、これらを一体化
させる射出成形技術に関する。
しくは、飲料コーヒー缶、スープ缶、食用油・調
整料缶、モーターオイル缶、各種缶詰容器などの
缶様容器類を構成する蓋体であつて、金属に代わ
る合成樹脂を主体とした射出成形による蓋体にお
ける、蓋本体部の形成と同時に、開缶のための把
手部を当該蓋本体部に取着して、これらを一体化
させる射出成形技術に関する。
[従来の技術]
本発明者らは、上記のような合成樹脂を主体と
した関様容器の蓋体について鋭意検討を重ねてき
た。
した関様容器の蓋体について鋭意検討を重ねてき
た。
その製法の一例は、例えば、Al箔の両面に樹
脂層を有する基材を、予め、射出成形金型に装着
しておき、該基材の片面側に、樹脂を射出して成
形する方法である。
脂層を有する基材を、予め、射出成形金型に装着
しておき、該基材の片面側に、樹脂を射出して成
形する方法である。
当該蓋体の成形に際し、当該基材と、予め射出
成形により作られた樹脂シートとを接着剤を用い
て接着し成形することも可能であるが、当該後接
着の方法では工程数が増え、コストアツプにな
ることレトルト処理等熱履歴により成形品が剥
離を起こしやすいこと作られた製品の落下強度
が劣ること接着剤を使用するので食品衛生上問
題があること等各種の難点がある。
成形により作られた樹脂シートとを接着剤を用い
て接着し成形することも可能であるが、当該後接
着の方法では工程数が増え、コストアツプにな
ることレトルト処理等熱履歴により成形品が剥
離を起こしやすいこと作られた製品の落下強度
が劣ること接着剤を使用するので食品衛生上問
題があること等各種の難点がある。
これに対し、前記射出同時成形によれば、溶融
した射出樹脂が基材の樹脂層と熱融着するため、
接着強度が高くレトルト処理後など熱履歴による
剥離がなく、また、製品落下強度も高く、さら
に、工程数の軽減によるコストの低減をはたし、
さらに接着剤を用いないので食品衛生性に優れた
長期保存容器が得られるなど缶様容器(蓋)とし
て具備すべき諸種の要件を充足したものを得るこ
とができた。
した射出樹脂が基材の樹脂層と熱融着するため、
接着強度が高くレトルト処理後など熱履歴による
剥離がなく、また、製品落下強度も高く、さら
に、工程数の軽減によるコストの低減をはたし、
さらに接着剤を用いないので食品衛生性に優れた
長期保存容器が得られるなど缶様容器(蓋)とし
て具備すべき諸種の要件を充足したものを得るこ
とができた。
そして、当該射出同時成形に際し、射出成形金
型に予めインサートしておく基材が工程中に位置
ずれを起こしたりしてなかなか高精度のものを得
ることができなかつたのであるが、当該金型に付
設されたガイドストリツパーに挿入固定するとい
う工夫を施すなどによりかかる困難性を排除する
ことに成功した(特開昭59−215842号公報)。
型に予めインサートしておく基材が工程中に位置
ずれを起こしたりしてなかなか高精度のものを得
ることができなかつたのであるが、当該金型に付
設されたガイドストリツパーに挿入固定するとい
う工夫を施すなどによりかかる困難性を排除する
ことに成功した(特開昭59−215842号公報)。
しかし、一方で上記射出同時成形では蓋の易開
封(開口)についてやや困難な問題を生じた。
封(開口)についてやや困難な問題を生じた。
すなわち、当該缶様容器にあつては、缶様容器
内の内容物を飲むなどその摂取、取出しなどのた
めには開缶が容易であることが要求される。な
お、当該缶様容器にあつては缶切りなどの補助道
具なくして開缶できることを意図している。
内の内容物を飲むなどその摂取、取出しなどのた
めには開缶が容易であることが要求される。な
お、当該缶様容器にあつては缶切りなどの補助道
具なくして開缶できることを意図している。
しかるに、当該射出同時成形では、基材表面に
溶融樹脂が射出されるので当該射出樹脂より成る
開缶のための把手部も基材に密着されてしまい、
当該把手部の端部を上方に持ち上げることができ
ない。従つて、把手部を持ち上げ当該把手部の開
缶が始まる先端部を押下げて、当該基材を破り、
当該基材表面が露出した開缶のために設けられた
スコアー部(切欠部)沿つて開缶することができ
なくなる。
溶融樹脂が射出されるので当該射出樹脂より成る
開缶のための把手部も基材に密着されてしまい、
当該把手部の端部を上方に持ち上げることができ
ない。従つて、把手部を持ち上げ当該把手部の開
缶が始まる先端部を押下げて、当該基材を破り、
当該基材表面が露出した開缶のために設けられた
スコアー部(切欠部)沿つて開缶することができ
なくなる。
そこで、当該基材表面における把手部の位置に
あらかじめ剥離性のインキの塗布などによる易開
封性のための処理層(剥離層)を設けることを提
案した(例えば特開昭59−221256号公報、特開昭
60−23154号公報)。
あらかじめ剥離性のインキの塗布などによる易開
封性のための処理層(剥離層)を設けることを提
案した(例えば特開昭59−221256号公報、特開昭
60−23154号公報)。
しかし、そのような印刷インキの塗布工程の増
加、その塗布位置の精度などに問題を生じた。
加、その塗布位置の精度などに問題を生じた。
そこで、更に、樹脂製把手部を別に製造してお
き、後工程で、これを、蓋体本部のパネル部に、
超音波溶着などの方法で取着することを提案した
(例えば特願昭61−4237号、同61−132825号)。
き、後工程で、これを、蓋体本部のパネル部に、
超音波溶着などの方法で取着することを提案した
(例えば特願昭61−4237号、同61−132825号)。
この方法の一例を第20図〜第23図により説
明すると、これらの図にて、1は蓋本体部で、当
該蓋本体部1は前記のように、基材2を射出成形
金型(図示せず)に装着しておき、これに樹脂を
射出することにより製造される。図中3は、当該
射出された樹脂層である。
明すると、これらの図にて、1は蓋本体部で、当
該蓋本体部1は前記のように、基材2を射出成形
金型(図示せず)に装着しておき、これに樹脂を
射出することにより製造される。図中3は、当該
射出された樹脂層である。
また、これら図にて、4はスコアー部で、帯
状、かつ、トラツク形状に構成され、当該スコア
ー部4は第23図断面図に示すように、射出樹脂
が積層されていず、基材2の表面が露出した部分
で、前記のように、このスコアー部4に沿つて蓋
の開口が行われる。
状、かつ、トラツク形状に構成され、当該スコア
ー部4は第23図断面図に示すように、射出樹脂
が積層されていず、基材2の表面が露出した部分
で、前記のように、このスコアー部4に沿つて蓋
の開口が行われる。
スコアー部4の内側に位置した射出樹脂層3の
一部は、台座部5となつており、該台座部5の上
部にはボス6が立設されている。
一部は、台座部5となつており、該台座部5の上
部にはボス6が立設されている。
このボス6に、第21図に示すような把手部7
を超音波溶着により取着する。
を超音波溶着により取着する。
すなわち、把手部7の図示左側の端部(先端
部)には、貫通孔8,8が孔設されており、第2
0図に示すように、前記ボス6と当該貫通孔8,
8とを位置合せし[第20図A]、ボス6の一部
に(ヘツド部)を貫通孔8,8から突出させ[第
20図B]、当該ボス6のヘツド部を超音波によ
り溶融させ、当該溶融した樹脂を貫通孔8,8に
充填し[第20図C]、蓋本体部1に把手部7の
先端部を超音波溶着させる。
部)には、貫通孔8,8が孔設されており、第2
0図に示すように、前記ボス6と当該貫通孔8,
8とを位置合せし[第20図A]、ボス6の一部
に(ヘツド部)を貫通孔8,8から突出させ[第
20図B]、当該ボス6のヘツド部を超音波によ
り溶融させ、当該溶融した樹脂を貫通孔8,8に
充填し[第20図C]、蓋本体部1に把手部7の
先端部を超音波溶着させる。
しかし、この方法では、蓋本体部1と把手部7
の取着における位置合せやその取着(接合)に時
間を要すること、超音波溶着装置を要することの
他その溶着の際把手部7にキズがつき易いことな
どの問題を生じた。
の取着における位置合せやその取着(接合)に時
間を要すること、超音波溶着装置を要することの
他その溶着の際把手部7にキズがつき易いことな
どの問題を生じた。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明はかかる従来技術の有する欠点を解消し
た缶様容器蓋体の製造方法を提供することを目的
とする。
た缶様容器蓋体の製造方法を提供することを目的
とする。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な
特徴は、本明細書の記述および添付図面からあき
らかになるであろう。
特徴は、本明細書の記述および添付図面からあき
らかになるであろう。
[問題点を解決するための手段]及び[作用]
本発明は、缶様容器の胴部と熱接合される蓋体
であつて、ガスバリアー性基材の両面もしくは片
面に熱溶融可能な樹脂層を有する蓋材(多層基
材)の前記胴部側とは反対面に、少なくとも開缶
のためのスコアー部を除いて熱可塑性樹脂または
熱可塑性樹脂組成物(射出成形材料)を射出する
ことにより形成された樹脂層(射出樹脂層)と開
缶のための別途成形された樹脂製把手部の固定部
とを一体化して成る蓋体を製造するに際し、予じ
め前記把手部の固定部側を射出樹脂層成形用金型
の射出口近辺に装着しておき、一方、該固定部以
外の部分は帯状枠金型により包囲しておき、前記
射出成形材料を多層基材の前記反対面における前
記把手部の固定部側に射出して、当該射出成形に
より前記射出樹脂層を形成するとともに前記把手
部はその前記固定部のみを当該射出樹脂層に一体
化することを特徴とする缶様容器蓋体の製造方法
に存する。
であつて、ガスバリアー性基材の両面もしくは片
面に熱溶融可能な樹脂層を有する蓋材(多層基
材)の前記胴部側とは反対面に、少なくとも開缶
のためのスコアー部を除いて熱可塑性樹脂または
熱可塑性樹脂組成物(射出成形材料)を射出する
ことにより形成された樹脂層(射出樹脂層)と開
缶のための別途成形された樹脂製把手部の固定部
とを一体化して成る蓋体を製造するに際し、予じ
め前記把手部の固定部側を射出樹脂層成形用金型
の射出口近辺に装着しておき、一方、該固定部以
外の部分は帯状枠金型により包囲しておき、前記
射出成形材料を多層基材の前記反対面における前
記把手部の固定部側に射出して、当該射出成形に
より前記射出樹脂層を形成するとともに前記把手
部はその前記固定部のみを当該射出樹脂層に一体
化することを特徴とする缶様容器蓋体の製造方法
に存する。
本発明の構成及びそれによる作用をその代表例
とともに説明するに、一方の射出金型(射出樹脂
層成形用金型)の樹脂射出口に、その先端部(固
定部)に貫通孔を有する樹脂製把手部の当該貫通
孔を位置合せして、当該一方の射出金型に当該把
手部を予め装着(インサート)しておき、そし
て、他方の射出金型には地層基材を装着してお
き、これら金型を型締後、当該キヤビテイに、前
記樹脂射出口から、前記貫通孔を通して前記樹脂
製把手部の裏側に、樹脂を射出すると、他層基材
表面に当該射出樹脂が積層し、蓋本体部の射出樹
脂層を形成するとともに当該把手部の固定部が当
該射出樹脂の上に取着けられ、当該把手部と当該
蓋本体部とを一体化することができる。
とともに説明するに、一方の射出金型(射出樹脂
層成形用金型)の樹脂射出口に、その先端部(固
定部)に貫通孔を有する樹脂製把手部の当該貫通
孔を位置合せして、当該一方の射出金型に当該把
手部を予め装着(インサート)しておき、そし
て、他方の射出金型には地層基材を装着してお
き、これら金型を型締後、当該キヤビテイに、前
記樹脂射出口から、前記貫通孔を通して前記樹脂
製把手部の裏側に、樹脂を射出すると、他層基材
表面に当該射出樹脂が積層し、蓋本体部の射出樹
脂層を形成するとともに当該把手部の固定部が当
該射出樹脂の上に取着けられ、当該把手部と当該
蓋本体部とを一体化することができる。
このように、蓋本体部における射出樹脂層の形
成と同時に、当該射出樹脂により、把手部を当該
射出樹脂層に固定し、蓋本体と把手部を一体化す
ることができるので、蓋本体と把手部とを別々に
成形し、把手部を超音波振動により溶融させて蓋
本体部に固定する場合に比して、工程が簡略化さ
れ、作業時間が短縮化され、また、超音波溶着装
置を不要とする他当該溶着場合に起こる把手部に
キズをつけるおそれなどがなく、さらに従来の印
刷インキなどの剥離層を介在させる場合には当該
剥離層の位置ずれや当該剥離層形成工程を要する
などの問題があつたが、これを解消することがで
きる。
成と同時に、当該射出樹脂により、把手部を当該
射出樹脂層に固定し、蓋本体と把手部を一体化す
ることができるので、蓋本体と把手部とを別々に
成形し、把手部を超音波振動により溶融させて蓋
本体部に固定する場合に比して、工程が簡略化さ
れ、作業時間が短縮化され、また、超音波溶着装
置を不要とする他当該溶着場合に起こる把手部に
キズをつけるおそれなどがなく、さらに従来の印
刷インキなどの剥離層を介在させる場合には当該
剥離層の位置ずれや当該剥離層形成工程を要する
などの問題があつたが、これを解消することがで
きる。
次に、本発明の製造方法をその例を示す図面に
基づいて更に詳述する。
基づいて更に詳述する。
第5図に示すように、射出樹脂層形成用金型9
(図示左側金型)の上部には、樹脂流入路10に
連つた射出口(ゲート)11が設けられている。
(図示左側金型)の上部には、樹脂流入路10に
連つた射出口(ゲート)11が設けられている。
後にも詳述するように、当該樹脂流入路10を
経て当該射出口11から溶融した射出成形材料が
キヤビテイに射出される。
経て当該射出口11から溶融した射出成形材料が
キヤビテイに射出される。
当該射出樹脂層形成用金型9のキヤビテイ側表
面には、第1図に示すような位置関係で三つの金
型12,13,14が付設されている。すなわ
ち、第1図に示すように、最も外側に、円形の帯
状枠金型12を配設し、該金型の12の内側であ
つて当該金型12の上部から離隔して帯状の断面
馬蹄形状の金型13を配設し、さらに、当該金型
13の内側に、当該金型13とは離隔して該金型
13と同様の形状を有し、かつ、その上端部に内
側に延在させた部分を有する金型14を、前記金
型13と上端部の高さを一致させて配設する。
面には、第1図に示すような位置関係で三つの金
型12,13,14が付設されている。すなわ
ち、第1図に示すように、最も外側に、円形の帯
状枠金型12を配設し、該金型の12の内側であ
つて当該金型12の上部から離隔して帯状の断面
馬蹄形状の金型13を配設し、さらに、当該金型
13の内側に、当該金型13とは離隔して該金型
13と同様の形状を有し、かつ、その上端部に内
側に延在させた部分を有する金型14を、前記金
型13と上端部の高さを一致させて配設する。
このような金型12,13,14を付設した当
該射出樹脂形成用金型9のキヤビテイ側表面に、
第2図に平面図を、また、第3図に第2図A−A
線拡大断面図を、さらに、第4図に側面図を示す
馬蹄形の枠体に形成された樹脂製把手部15を、
第1図に示すように、その固定部16の上端を前
記円形金型12の内面に当接するとともに、その
本体部17を金型13と金型14との間に介装し
て、予め装着しておく。
該射出樹脂形成用金型9のキヤビテイ側表面に、
第2図に平面図を、また、第3図に第2図A−A
線拡大断面図を、さらに、第4図に側面図を示す
馬蹄形の枠体に形成された樹脂製把手部15を、
第1図に示すように、その固定部16の上端を前
記円形金型12の内面に当接するとともに、その
本体部17を金型13と金型14との間に介装し
て、予め装着しておく。
樹脂製把手部15の先端部(固定部)16に
は、第1図などにて例示するような楕円形状の貫
通孔18を孔設しておく。
は、第1図などにて例示するような楕円形状の貫
通孔18を孔設しておく。
第5図に示すように、上記把手部15の射出樹
脂層形成用金型9への装着に際しては、当該貫通
孔18が射出口11の位置にくるようにする。
脂層形成用金型9への装着に際しては、当該貫通
孔18が射出口11の位置にくるようにする。
樹脂製把手部15の固定部16は、第3図など
に示すように、把手部本体部17との間で段差を
設け、当該固定部16の裏面と後述する多層基材
23の表面との間に空隙を生じさせるようにす
る。
に示すように、把手部本体部17との間で段差を
設け、当該固定部16の裏面と後述する多層基材
23の表面との間に空隙を生じさせるようにす
る。
第5図に示すように、その図示右側の他方の射
出成形金型19のキヤビテイ側表面には、蓋本体
部20をセツトしておく。
出成形金型19のキヤビテイ側表面には、蓋本体
部20をセツトしておく。
次いで、第6図に示すように、型締めする。
当該型締後に、そのキヤビテイ21に、第7図
に示すように、射出樹脂層成形用金型9の樹脂流
入路10を経て射出口11より射出成形材料(以
下単に射出樹脂ということもある)22を射出す
る。
に示すように、射出樹脂層成形用金型9の樹脂流
入路10を経て射出口11より射出成形材料(以
下単に射出樹脂ということもある)22を射出す
る。
前記のように、樹脂製把手部15の貫通孔18
が、射出口11位置にあるので、当該溶融射出樹
脂22は、当該貫通孔18内を流動し、さらに、
把手部15の固定部16の裏面側に流動いてい
く。
が、射出口11位置にあるので、当該溶融射出樹
脂22は、当該貫通孔18内を流動し、さらに、
把手部15の固定部16の裏面側に流動いてい
く。
当該裏面側に流動した射出樹脂22は、第1図
にその流動の様子を示すように、最内側の金型1
4の内部に流動して行くとともに把手部15の固
定部16の裏面において左右に流動し、図示のよ
うに円形金型12と金型13とにより囲まれた部
分にも流動して行く。
にその流動の様子を示すように、最内側の金型1
4の内部に流動して行くとともに把手部15の固
定部16の裏面において左右に流動し、図示のよ
うに円形金型12と金型13とにより囲まれた部
分にも流動して行く。
このように、流動した射出樹脂22は、把手部
15の固定部16の裏面において蓋本体部20の
多層基材23の表面(缶様容器の胴部側反対面)
に的層するとともに金型14に囲まれた内部には
流動した射出樹脂22も当該金型14の内部にお
いて多層基材23の表面に積層し、同時に円形金
型12と金型13とにより囲まれた部分にも流動
した射出樹脂22もこれら金型12,13により
囲まれた部分において多層基材23の表面に積層
する。
15の固定部16の裏面において蓋本体部20の
多層基材23の表面(缶様容器の胴部側反対面)
に的層するとともに金型14に囲まれた内部には
流動した射出樹脂22も当該金型14の内部にお
いて多層基材23の表面に積層し、同時に円形金
型12と金型13とにより囲まれた部分にも流動
した射出樹脂22もこれら金型12,13により
囲まれた部分において多層基材23の表面に積層
する。
次いで、冷却後に、型開きし、成形品(蓋体)
を取り出すことにより、第8図に平面図を、第9
図に第8図B−B線断面図を示すような蓋体24
を得ることができる。
を取り出すことにより、第8図に平面図を、第9
図に第8図B−B線断面図を示すような蓋体24
を得ることができる。
金型12,13,14の部分は第9図に示すよ
うに、それぞれ、射出樹脂(層)が積層されてい
ず、多層基材23の露出した部分(溝)となる。
うに、それぞれ、射出樹脂(層)が積層されてい
ず、多層基材23の露出した部分(溝)となる。
円形金型12の内側に前途のごとく積層された
射出樹脂(層)22より、蓋体24のパネル部2
5の射出樹脂層が形成されるとともに、把手部1
5の固定部16の貫通孔18が射出樹脂22によ
り充填されて、さらに、把手部15の固定部16
の裏面下部多層基材23表面との間の空隙に積層
された射出樹脂22により把手部15の当該固定
部(先端部)16が当該パネル部25の射出樹脂
層22に固定される。
射出樹脂(層)22より、蓋体24のパネル部2
5の射出樹脂層が形成されるとともに、把手部1
5の固定部16の貫通孔18が射出樹脂22によ
り充填されて、さらに、把手部15の固定部16
の裏面下部多層基材23表面との間の空隙に積層
された射出樹脂22により把手部15の当該固定
部(先端部)16が当該パネル部25の射出樹脂
層22に固定される。
第9図に示すように、把手部15はその先端部
16の固着により、その本体部17の端部が多層
基材23から分離した状態になる(図示のごとく
に必らずしも端部が持ち上ることはない)。
16の固着により、その本体部17の端部が多層
基材23から分離した状態になる(図示のごとく
に必らずしも端部が持ち上ることはない)。
第5図〜第9図に示す実施態様では、蓋本体部
20について、予め別工程で、多層基材23の周
端部に当該多層基材23から樹脂層26を一部を
突出させて積層し、該周端部を含めて断面Γ字状
に樹脂層26を当該該本体部20のフラツプ部2
7を形成して成るものを、他方の射出成形金型に
19にセツトしておき、前記射出成形を行なう例
を示したが、第5図〜第8図に仮想線で図示のよ
うに、射出樹脂層成形用金型9の前記樹脂流入路
10(及び射出口11)の上部に、さらに、当該
フラツプ部27の当該樹脂層26の形成用の樹脂
流入路28及びゲート29を設け、これら多点ゲ
ート11,29による射出成形により、前記パネ
ル部25の形成と同時に当該フラツプ部27の形
成を行つてもよい。
20について、予め別工程で、多層基材23の周
端部に当該多層基材23から樹脂層26を一部を
突出させて積層し、該周端部を含めて断面Γ字状
に樹脂層26を当該該本体部20のフラツプ部2
7を形成して成るものを、他方の射出成形金型に
19にセツトしておき、前記射出成形を行なう例
を示したが、第5図〜第8図に仮想線で図示のよ
うに、射出樹脂層成形用金型9の前記樹脂流入路
10(及び射出口11)の上部に、さらに、当該
フラツプ部27の当該樹脂層26の形成用の樹脂
流入路28及びゲート29を設け、これら多点ゲ
ート11,29による射出成形により、前記パネ
ル部25の形成と同時に当該フラツプ部27の形
成を行つてもよい。
パネル部25とフラツプ部27とは前述のよう
に円形金型12の部分に形成された円形帯状の外
溝30を介して分離している。
に円形金型12の部分に形成された円形帯状の外
溝30を介して分離している。
第9図に従い、当該該体24の開口例について
説明する。
説明する。
第9図に示すように、パネル部25の内方に設
けられた該開缶のための樹脂製把手部15の本体
部17の端部を、同図矢標に示すように上方向に
持上げる。
けられた該開缶のための樹脂製把手部15の本体
部17の端部を、同図矢標に示すように上方向に
持上げる。
すると、把手部15の固定部16が当該矢標と
は逆方向に押下げられ、当該把手部15をそのま
ま引張り上げると、当該スコアー部30の多層基
材23が切断され、スコアー部30の外周端縁3
2に沿つて蓋体24の開口が行われる。
は逆方向に押下げられ、当該把手部15をそのま
ま引張り上げると、当該スコアー部30の多層基
材23が切断され、スコアー部30の外周端縁3
2に沿つて蓋体24の開口が行われる。
第17図は当該蓋体24の開口後の平面図で、
第18図は第17図C−C線断面図である。
第18図は第17図C−C線断面図である。
第17図及び第18図に示すように、上記開口
に際し、把手部15のあつた内外方の射出樹脂層
22も一緒にパネル部25から除去される。
に際し、把手部15のあつた内外方の射出樹脂層
22も一緒にパネル部25から除去される。
金型13は、当該金型13と円形金型12との
内部に積層される射出樹脂層22と把手部15の
本体部17外周面とが付着しないようにするため
に設置される。
内部に積層される射出樹脂層22と把手部15の
本体部17外周面とが付着しないようにするため
に設置される。
当該金型13の内部に配設される金型14は、
同様に当該金型14内方に流動してくる射出樹脂
22と把手部15の本体部17内周面とが付着し
ないようにするためのものである。
同様に当該金型14内方に流動してくる射出樹脂
22と把手部15の本体部17内周面とが付着し
ないようにするためのものである。
もつとも、当該金型12,13,14により、
第1図に示すように、また、前述のように、把手
部15を射出樹脂形成用金型9に予めセツトして
おくことができる。
第1図に示すように、また、前述のように、把手
部15を射出樹脂形成用金型9に予めセツトして
おくことができる。
上記開口に際し、把手部15の本体部17の下
部端面には、第9図に示すように、斜め切除部3
3を設けておくと、蓋体24の開口に際し把手部
15の本体部17と多層基材23との間に指を挿
入し易くなり、易開口製となるので好ましい。
部端面には、第9図に示すように、斜め切除部3
3を設けておくと、蓋体24の開口に際し把手部
15の本体部17と多層基材23との間に指を挿
入し易くなり、易開口製となるので好ましい。
次に、本発明の変形例の二三を第11図〜第1
6図に従い説明する。
6図に従い説明する。
前記第1図〜第9図に示すように実施態様では
把手部15として、その内部を馬蹄形に刳り貫い
た枠体を使用した例を示したが、本発明では、第
11図に示すように、当該刳貫部を設けない図示
製把手部34を使用してもよい。
把手部15として、その内部を馬蹄形に刳り貫い
た枠体を使用した例を示したが、本発明では、第
11図に示すように、当該刳貫部を設けない図示
製把手部34を使用してもよい。
当該把手部34を用いた射出成形の断面図を、
第16図に示す。
第16図に示す。
この場合の射出成形は第1図〜第9図に示す実
施態様と同様に行われる。ただし、この場合は、
前記の実施態様で用いた最内側の金型14は使用
せず、当該金型14内への射出樹脂22の流動は
ない。
施態様と同様に行われる。ただし、この場合は、
前記の実施態様で用いた最内側の金型14は使用
せず、当該金型14内への射出樹脂22の流動は
ない。
第12図に示す実施態様は、第1図〜第9図に
示す例における固定部16を除いた形のU字状樹
脂製把手部35を示す。
示す例における固定部16を除いた形のU字状樹
脂製把手部35を示す。
この場合の射出成形と把手部の固定の方法は、
第1図〜第9図に示すと同様の金型12,13,
14を用い、射出樹脂層形成用金型9に当該把手
部35を装着し、射出樹脂22を射出し、当該把
手部35の上部、当該把手部35の内方及び当該
把手部35の外周部に射出樹脂を流動させ、パネ
ル部25の射出樹脂層22を積層させると共に、
把手部35の先端両端面その他その近辺を当該射
出樹脂層22に、当該射出樹脂22により固着す
る。
第1図〜第9図に示すと同様の金型12,13,
14を用い、射出樹脂層形成用金型9に当該把手
部35を装着し、射出樹脂22を射出し、当該把
手部35の上部、当該把手部35の内方及び当該
把手部35の外周部に射出樹脂を流動させ、パネ
ル部25の射出樹脂層22を積層させると共に、
把手部35の先端両端面その他その近辺を当該射
出樹脂層22に、当該射出樹脂22により固着す
る。
第13図に示す例は、第12図に比して把手部
の固着部分を大きくして固着強度を高めるため
に、U字の樹脂製把手部36となしたもので、第
12図に示す例と同様に射出成形を行う。これら
の第12図や第13図に示す樹脂製把手部35,
36を用いた射出成形の状況の断面図を第15図
に示す。また、第11図に示す樹脂製把手部34
を用いた射出成形の状況の断面図第16図に示
す。そして、第14図に、第13図に示す樹脂製
把手部36を用いた蓋体24′の平面図を示す。
この例では、樹脂製把手部36の本体部37の上
部の外方に延在した固定部38がパネル部25′
の射出樹脂層22に固定される。
の固着部分を大きくして固着強度を高めるため
に、U字の樹脂製把手部36となしたもので、第
12図に示す例と同様に射出成形を行う。これら
の第12図や第13図に示す樹脂製把手部35,
36を用いた射出成形の状況の断面図を第15図
に示す。また、第11図に示す樹脂製把手部34
を用いた射出成形の状況の断面図第16図に示
す。そして、第14図に、第13図に示す樹脂製
把手部36を用いた蓋体24′の平面図を示す。
この例では、樹脂製把手部36の本体部37の上
部の外方に延在した固定部38がパネル部25′
の射出樹脂層22に固定される。
次に、本発明に使用される多層基板材23の一
例構成断面図を第10図に示す。
例構成断面図を第10図に示す。
当該多層基板材23は、その中間のガスバリヤ
ー性基材39の両面に、それぞれ、熱溶融(熱接
合)可能な樹脂層40,41を有する。
ー性基材39の両面に、それぞれ、熱溶融(熱接
合)可能な樹脂層40,41を有する。
ガスバリヤー性基材39は、酸素や不純物など
を透過させない、いわゆるガスバリヤー性を持つ
ことが必要である。
を透過させない、いわゆるガスバリヤー性を持つ
ことが必要である。
本発明に使用されるガスバリヤー性基材39の
例としては、金属箔の他下記のシート、フイルム
などが挙げられる。
例としては、金属箔の他下記のシート、フイルム
などが挙げられる。
金属箔の例としてはアルミニウム箔(以下単に
アルミ箔という)が挙げられ、本発明は、特に、
このアルミ箔をガスバリヤー性基材39として成
る缶様容器蓋体に係るものある。その他ガスバリ
ヤー性基材39の例としては、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体のケン化物、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リアミド、ポリアクリロニトリル等のシート、フ
イルム等が挙げられる。
アルミ箔という)が挙げられ、本発明は、特に、
このアルミ箔をガスバリヤー性基材39として成
る缶様容器蓋体に係るものある。その他ガスバリ
ヤー性基材39の例としては、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体のケン化物、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リアミド、ポリアクリロニトリル等のシート、フ
イルム等が挙げられる。
本発明に係る缶様容器蓋体24(24′を含む)
は、前述にように、このガスバリヤー性基材39
を有する多層基材23を切断し開口するようにな
つており、その易開封性や、製品とした場合の落
下強度、破缶強度、成形時の破断強度との関連な
どから、当該アルミ箔などのガスバリヤー性基材
39の厚みは50μ以下好ましくは9〜30μである
ことが望ましい。
は、前述にように、このガスバリヤー性基材39
を有する多層基材23を切断し開口するようにな
つており、その易開封性や、製品とした場合の落
下強度、破缶強度、成形時の破断強度との関連な
どから、当該アルミ箔などのガスバリヤー性基材
39の厚みは50μ以下好ましくは9〜30μである
ことが望ましい。
また、このような厚みとすることにより、完全
焼却が可能となり、また、焼却カロリーも5000〜
6000kcal/Kgに低下させ、空缶処理の問題に対処
できる。
焼却が可能となり、また、焼却カロリーも5000〜
6000kcal/Kgに低下させ、空缶処理の問題に対処
できる。
本発明に係る缶様容器は、例えば第19図に示
すように、そのフラツプ部27を缶様容器42の
胴部43に熱接合により取付けられる。この胴部
43も同様の樹脂層表面を有するようなものが使
用される。
すように、そのフラツプ部27を缶様容器42の
胴部43に熱接合により取付けられる。この胴部
43も同様の樹脂層表面を有するようなものが使
用される。
尚第19図にて、44は底蓋体を示す。
蓋体24の胴部43に対する取付側の多層基材
23の熱溶融可能な樹脂層を外層41とし、一
方、射出成形により積層される樹脂層と熱融着さ
れる側の多層基材23の熱溶融可能な樹脂層を外
層40とすると、本発明に係る他層基材23とし
ては、上記実施例に示すように、内外層40,4
1が形成されていることが好ましい。この内層4
0の存在により、上記射出樹脂層との熱融着によ
つて、密着性の高い蓋を形成することができる。
もつとも、この内層40を省略することもでき
る。
23の熱溶融可能な樹脂層を外層41とし、一
方、射出成形により積層される樹脂層と熱融着さ
れる側の多層基材23の熱溶融可能な樹脂層を外
層40とすると、本発明に係る他層基材23とし
ては、上記実施例に示すように、内外層40,4
1が形成されていることが好ましい。この内層4
0の存在により、上記射出樹脂層との熱融着によ
つて、密着性の高い蓋を形成することができる。
もつとも、この内層40を省略することもでき
る。
上記樹脂層40,41を構成する樹脂として
は、熱により溶融するポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレンプロピレン共重合体等の樹脂が使
用される。
は、熱により溶融するポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレンプロピレン共重合体等の樹脂が使
用される。
内外層40,41とも同一の樹脂により構成さ
れていてもよいし、異なつた樹脂により構成され
ていてもよい。
れていてもよいし、異なつた樹脂により構成され
ていてもよい。
当該樹脂層40,41をガスバリヤー性基材3
9に形成する場合、接着剤あるいはフイルム状の
ホツトメルト接着剤などの接着剤樹脂層を介して
又は介さずに形成することができる。
9に形成する場合、接着剤あるいはフイルム状の
ホツトメルト接着剤などの接着剤樹脂層を介して
又は介さずに形成することができる。
樹脂層40,41の厚みは、前述のガスバリヤ
ー性基材39と同様の理由から片面で100μ以下
であることが好ましい。
ー性基材39と同様の理由から片面で100μ以下
であることが好ましい。
本発明に使用される射出成形材料22には各種
のものが使用できるが、合成樹脂例えばレトルト
殺菌時の高温に対し、秀れた耐熱性を有するポリ
プロピレン、エチレンプロピレン共重合体等のポ
リオレフイン系合成樹脂が例示される。
のものが使用できるが、合成樹脂例えばレトルト
殺菌時の高温に対し、秀れた耐熱性を有するポリ
プロピレン、エチレンプロピレン共重合体等のポ
リオレフイン系合成樹脂が例示される。
この射出成形材料に無機質充填剤を混合するこ
ともできる。無機質充填剤を混合することによ
り、次のごとき利点がある。
ともできる。無機質充填剤を混合することによ
り、次のごとき利点がある。
缶様容器の寸法安定性が向上し、収縮率が低
下し有利となる。
下し有利となる。
耐熱性が向上し、熱変形温度が上昇し、レト
ルト有利となる。
ルト有利となる。
燃焼カロリーが低下し、焼却炉などをいため
ず、空缶処理上有利となる。
ず、空缶処理上有利となる。
剛性をもたせることができ、商品のとり扱い
上有利となる。
上有利となる。
熱伝導が良好となり、レトルト上有利とな
る。
る。
コストを低減できる。
無機質充填材としては、一般に合成樹脂および
ゴムの分野において広く使われているものであれ
ばよい。これらの無機質充填剤としては、食品衛
生性が良く、酸素および水と反応しない無機化合
物であり、混練時および成形時において分解しな
いものが好んで用いられる。該無機質充填剤の例
としては、金属の酸化物、その水和物(水酸化
物)、硫酸塩、炭酸、ケイ酸塩のごとき化合物、
これらの複塩ならびにこれらの混合物に大別され
る。該無機質充填剤の代表例としては、酸化アル
ミニウム(アルミナ)、その水和物、水酸化カル
シウム、酸化マグネシウム(マグネシア)、水酸
化マグネシウム、酸化亜鉛(亜鉛華)、鉛丹およ
び鉛白のごとき鉛の酸化物、炭酸マグネシウム、
炭酸カルシウム、塩基性炭酸マグネシウム、ホワ
イトカーボン、アスベスト、マイカ、タルク、ガ
ラス繊維、ガラス粉末、ガラスビーズ、クレー、
ケイソウ土、シリカ、ワラストナイト、酸化鉄、
酸化アンチモン、酸化チタン(チタニア)、リト
ボン、軽石粉、硫酸アルミニウム(石骨など)、
ケイサンジルコニウム、酸化ジルコニウム、炭酸
バリウム、ドロマイト、二硫化モリブヂンおよび
砂鉄があげられる。これらの無機質充填剤のう
ち、粉末状のものはその径が20ミクロン以下(好
適には10ミクロン以下)のものが好ましい。また
繊維状のものでは、径が1〜500ミクロン(好適
には1〜300ミクロン)であり、長さが0.1〜6mm
(好適には0.1〜5mm)のものが望ましい。さら
に、平板状のものは径が30ミクロン以下(好適に
は10ミクロン以下)のものが好ましい。これらの
無機充填剤のうち、特に平板状(フレーク状)の
ものおよび粉末状のものが好適である。
ゴムの分野において広く使われているものであれ
ばよい。これらの無機質充填剤としては、食品衛
生性が良く、酸素および水と反応しない無機化合
物であり、混練時および成形時において分解しな
いものが好んで用いられる。該無機質充填剤の例
としては、金属の酸化物、その水和物(水酸化
物)、硫酸塩、炭酸、ケイ酸塩のごとき化合物、
これらの複塩ならびにこれらの混合物に大別され
る。該無機質充填剤の代表例としては、酸化アル
ミニウム(アルミナ)、その水和物、水酸化カル
シウム、酸化マグネシウム(マグネシア)、水酸
化マグネシウム、酸化亜鉛(亜鉛華)、鉛丹およ
び鉛白のごとき鉛の酸化物、炭酸マグネシウム、
炭酸カルシウム、塩基性炭酸マグネシウム、ホワ
イトカーボン、アスベスト、マイカ、タルク、ガ
ラス繊維、ガラス粉末、ガラスビーズ、クレー、
ケイソウ土、シリカ、ワラストナイト、酸化鉄、
酸化アンチモン、酸化チタン(チタニア)、リト
ボン、軽石粉、硫酸アルミニウム(石骨など)、
ケイサンジルコニウム、酸化ジルコニウム、炭酸
バリウム、ドロマイト、二硫化モリブヂンおよび
砂鉄があげられる。これらの無機質充填剤のう
ち、粉末状のものはその径が20ミクロン以下(好
適には10ミクロン以下)のものが好ましい。また
繊維状のものでは、径が1〜500ミクロン(好適
には1〜300ミクロン)であり、長さが0.1〜6mm
(好適には0.1〜5mm)のものが望ましい。さら
に、平板状のものは径が30ミクロン以下(好適に
は10ミクロン以下)のものが好ましい。これらの
無機充填剤のうち、特に平板状(フレーク状)の
ものおよび粉末状のものが好適である。
その他射出樹脂に顔料など各種添加剤を添加し
てもよい。
てもよい。
本発明に使用される樹脂性把手部15および3
4〜36を構成する樹脂には、上記射出成形材料
22と同様のものが使用される。
4〜36を構成する樹脂には、上記射出成形材料
22と同様のものが使用される。
[実施例]
次に、本発明の実施例を示す。
実施例 1
東芝製IS−50A(302)射出成形機を用い、第8
図に示す缶様容器蓋体を成形した。
図に示す缶様容器蓋体を成形した。
シヨウアロマーMK400C[昭和電工社製、
MCR10.0g/10minのプロピレン・エチレンブロ
ツクコポリマー]を用いて製造した第2図に示す
樹脂製把手部を第1図に示すような金属を配設し
た射出樹脂形成用金型[移動型]の所定位置に予
めインサートする。一方、他方の射出成形金型
[固定型]には、多層基材に上記と同様の樹脂を
射出してフラツプ部を形成した蓋体部を装着す
る。
MCR10.0g/10minのプロピレン・エチレンブロ
ツクコポリマー]を用いて製造した第2図に示す
樹脂製把手部を第1図に示すような金属を配設し
た射出樹脂形成用金型[移動型]の所定位置に予
めインサートする。一方、他方の射出成形金型
[固定型]には、多層基材に上記と同様の樹脂を
射出してフラツプ部を形成した蓋体部を装着す
る。
多層基材は、アルミ箔にエチレンプロピレンブ
ロツク共重合体[M.F.R.1.1エチレン含量9wt%]
を両面に積層して成る多層基材を用いた。アルミ
箔と両面の樹脂層の厚み構成は、樹脂(内層)/
アルミ箔/樹脂(外層)=30μ/15μ/70μであつ
た。
ロツク共重合体[M.F.R.1.1エチレン含量9wt%]
を両面に積層して成る多層基材を用いた。アルミ
箔と両面の樹脂層の厚み構成は、樹脂(内層)/
アルミ箔/樹脂(外層)=30μ/15μ/70μであつ
た。
金型型締後に、移動型のゲートより上記と同様
の樹脂を射出した。
の樹脂を射出した。
シリンダー温度は240℃、射出圧60Kg/cm2であ
つた。
つた。
把手部と蓋体本体部とが一体化された缶様容器
蓋体が得られた。
蓋体が得られた。
実施例 2
実施例1において二点ゲートとした以外は実施
例1と同様にして缶様容器蓋を得た。
例1と同様にして缶様容器蓋を得た。
把手部とフラツプ部を含む蓋体本部とが一体化
された缶様容器が得られた。
された缶様容器が得られた。
実施例 3
シヨウアロマーMK400Cに炭カル40%を添加し
て成る樹組成物を使用し、かつ、シリンダー温度
を260℃、射出圧を80Kg/cm2とした以外は実施例
1と同様にして型締後の射出成形を行ない缶様容
器蓋を得た。
て成る樹組成物を使用し、かつ、シリンダー温度
を260℃、射出圧を80Kg/cm2とした以外は実施例
1と同様にして型締後の射出成形を行ない缶様容
器蓋を得た。
把手部と蓋本体部とが一体化された缶様容器蓋
が得られた。
が得られた。
以上本発明者によつてなされた発明を実施例に
もとづき具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
もとづき具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
[発明の効果]
(1) 従来の蓋本体部と把手部とを別工程により成
形した後、超音波溶着などの二次加工により把
手部を蓋本体部に接合する方法では、両者の位
置合せやその接合に時間を要し、生産性にやや
欠け、また、接合の際に把手部とがパネル部の
外面に熱などによるキズが発生し不良となるこ
とがあつたが、本発明によれば、把手部を射出
成形機の金型内に予めインサートしておき、射
出成形材料を射出することにより、蓋本体部の
射出樹脂層の形成と同時に、把手部の蓋本体部
への取着も行われ、工程時間が短縮化され超音
波装置等の特別の装置も要らず生産能率が向上
し、さらに、把手部外観も良好なものであつ
た。
形した後、超音波溶着などの二次加工により把
手部を蓋本体部に接合する方法では、両者の位
置合せやその接合に時間を要し、生産性にやや
欠け、また、接合の際に把手部とがパネル部の
外面に熱などによるキズが発生し不良となるこ
とがあつたが、本発明によれば、把手部を射出
成形機の金型内に予めインサートしておき、射
出成形材料を射出することにより、蓋本体部の
射出樹脂層の形成と同時に、把手部の蓋本体部
への取着も行われ、工程時間が短縮化され超音
波装置等の特別の装置も要らず生産能率が向上
し、さらに、把手部外観も良好なものであつ
た。
(2) 蓋本体部と把手部とを射出成形により同時に
成形する方法は本出願人に係る発明者により提
案され、その際把手部と蓋本体部との間に、当
該把手部の剥離を容易にならしめるために印刷
インキの塗布などによる易剥離性の処理層を設
けることも提案されたが、当該処理層を形成す
る位置、精度・方法にやや難点があり、場合に
より当該処理層の位置ずれにより把手部の剥離
がうまくいかないことがあつたが、本発明のイ
ンサート成形ではかかる問題を解決でき、ま
た、印刷インキの印刷などの当該処理層の形成
のための前工程が省略でき、工程を簡素化する
ことができる。
成形する方法は本出願人に係る発明者により提
案され、その際把手部と蓋本体部との間に、当
該把手部の剥離を容易にならしめるために印刷
インキの塗布などによる易剥離性の処理層を設
けることも提案されたが、当該処理層を形成す
る位置、精度・方法にやや難点があり、場合に
より当該処理層の位置ずれにより把手部の剥離
がうまくいかないことがあつたが、本発明のイ
ンサート成形ではかかる問題を解決でき、ま
た、印刷インキの印刷などの当該処理層の形成
のための前工程が省略でき、工程を簡素化する
ことができる。
(3) 当該缶様容器(蓋)の上市にあたつては、コ
ストの面もさることながら、胴部に飲料などの
内容物を充填後にレトルト処理が行われた場合
そのレトルト特性が良いことや製品が落下した
場合それに耐えるだけの強度をもつことや缶内
容物が食品である場合食品衛生上問題がないこ
となど、各種の、缶様容器を構成する蓋として
具備すべき事項が多々あり、さらに、飲むなど
缶内容物の摂取、取出しなどのために開缶(開
口)が容易であることが要求される。
ストの面もさることながら、胴部に飲料などの
内容物を充填後にレトルト処理が行われた場合
そのレトルト特性が良いことや製品が落下した
場合それに耐えるだけの強度をもつことや缶内
容物が食品である場合食品衛生上問題がないこ
となど、各種の、缶様容器を構成する蓋として
具備すべき事項が多々あり、さらに、飲むなど
缶内容物の摂取、取出しなどのために開缶(開
口)が容易であることが要求される。
本発明によれば、これらを充足した優れた品質
の缶様容器蓋体を提供することができた。
の缶様容器蓋体を提供することができた。
第1図〜第19図は、本発明における一実施例
を示し、第1図は金型と把手部と溶融射出樹脂の
フロアーとの関係を示す原理図、第2図は把手部
の平面図、第3図は第2図A−A線拡大断面図、
第4図は把手部の側面図、第5図は型締前射出成
形工程説明断面図、第6図は型締後同断面図、第
7図は射出工程説明断面図、第8図は本発明に係
る蓋体平面図、第9図は第8図B−B線断面図、
第10図は多層基材の構成断面図、第11図〜第
13図はそれぞれ把手部の他の例を示す平面図、
第14図は第12図に示す把手部を用いた蓋体の
平面図、第15図〜第16図はそれぞれ射出工程
の他の例を示す説明断面図、第17図は開口後の
蓋体平面図、第18図は第17図C−C線断面
図、第19図は缶様容器の全体図、第20図A〜
Dはそれぞれ従来工程の説明断面図(第21図D
−D線に沿う)、第21図は把手部の平面図、第
22図は蓋本体部の平面図、第23図は第22図
F−F線断面図である。 1……蓋本体部、2……基材、3……射出樹脂
層、4……スコアー部、5……台座部、6……ボ
ス、7……把手部、8……貫通孔、9……射出樹
脂層成形用金型、10……樹脂流入路、11……
射出口(ゲート)、12……金型、13……金型、
14……金型、15……樹脂製把手部、16……
樹脂製把手部の固定部、17……樹脂製把手部本
体部、18……樹脂製把手部貫通孔、19……他
方の射出成形金型、20……蓋本体部、21……
キヤビテイ、22……射出成形材料(射出樹脂)、
23……多層基材、24……蓋体、24′……蓋
体、25……パネル部、25′……パネル部、2
6……樹脂層、27……フラツプ部、28……樹
脂流入路、29……ゲート、30……スコアー
部、31……溝、32……スコアー部外周端縁、
33……切除部、34……樹脂製把手部、35…
…樹脂製把手部、36……樹脂製把手部、37…
…樹脂製把手部本体部、38……樹脂製把手部固
定部、39……ガスバリヤー性基材、40……熱
溶融可能な樹脂層、41……熱溶融可能な樹脂
層、42……缶様容器、43……缶様容器胴部、
44……底蓋体。
を示し、第1図は金型と把手部と溶融射出樹脂の
フロアーとの関係を示す原理図、第2図は把手部
の平面図、第3図は第2図A−A線拡大断面図、
第4図は把手部の側面図、第5図は型締前射出成
形工程説明断面図、第6図は型締後同断面図、第
7図は射出工程説明断面図、第8図は本発明に係
る蓋体平面図、第9図は第8図B−B線断面図、
第10図は多層基材の構成断面図、第11図〜第
13図はそれぞれ把手部の他の例を示す平面図、
第14図は第12図に示す把手部を用いた蓋体の
平面図、第15図〜第16図はそれぞれ射出工程
の他の例を示す説明断面図、第17図は開口後の
蓋体平面図、第18図は第17図C−C線断面
図、第19図は缶様容器の全体図、第20図A〜
Dはそれぞれ従来工程の説明断面図(第21図D
−D線に沿う)、第21図は把手部の平面図、第
22図は蓋本体部の平面図、第23図は第22図
F−F線断面図である。 1……蓋本体部、2……基材、3……射出樹脂
層、4……スコアー部、5……台座部、6……ボ
ス、7……把手部、8……貫通孔、9……射出樹
脂層成形用金型、10……樹脂流入路、11……
射出口(ゲート)、12……金型、13……金型、
14……金型、15……樹脂製把手部、16……
樹脂製把手部の固定部、17……樹脂製把手部本
体部、18……樹脂製把手部貫通孔、19……他
方の射出成形金型、20……蓋本体部、21……
キヤビテイ、22……射出成形材料(射出樹脂)、
23……多層基材、24……蓋体、24′……蓋
体、25……パネル部、25′……パネル部、2
6……樹脂層、27……フラツプ部、28……樹
脂流入路、29……ゲート、30……スコアー
部、31……溝、32……スコアー部外周端縁、
33……切除部、34……樹脂製把手部、35…
…樹脂製把手部、36……樹脂製把手部、37…
…樹脂製把手部本体部、38……樹脂製把手部固
定部、39……ガスバリヤー性基材、40……熱
溶融可能な樹脂層、41……熱溶融可能な樹脂
層、42……缶様容器、43……缶様容器胴部、
44……底蓋体。
Claims (1)
- 1 缶様容器の胴部と熱接合される蓋体であつ
て、ガスバリアー性基材の両面もしくは片面に熱
溶融可能な樹脂層を有する蓋材(以下多層基材と
いう)の前記胴部側とは反対面に、少なくとも開
缶のためのスコアー部を除いて熱可塑性樹脂また
は熱可塑性樹脂組成物(以下射出成形材料とい
う)を射出することにより形成された樹脂層(以
下射出樹脂層という)と開缶のための別途成形さ
れた樹脂製把手部の固定部とを一体化して成る蓋
体を製造するに際し、予じめ前記把手部の固定部
側を射出樹脂層成形用金型の射出口近辺に装着し
ておき、一方、該固定部以外の部分は帯状枠金型
により包囲しておき、前記射出成形材料を多層基
材の前記反対面における前記把手部の固定部側に
射出して、当該射出成形により前記射出樹脂層を
形成するとともに前記把手部はその前記固定部の
みを当該射出樹脂層に一体化することを特徴とす
る缶様容器蓋体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1123887A JPS63179716A (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 缶様容器蓋体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1123887A JPS63179716A (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 缶様容器蓋体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63179716A JPS63179716A (ja) | 1988-07-23 |
| JPH0455564B2 true JPH0455564B2 (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=11772354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1123887A Granted JPS63179716A (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 缶様容器蓋体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63179716A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03161316A (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-11 | Mikasa Sangyo Kk | キャップ製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59229329A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-22 | Showa Denko Kk | 容器蓋の射出成形方法 |
-
1987
- 1987-01-22 JP JP1123887A patent/JPS63179716A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63179716A (ja) | 1988-07-23 |
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