JPH0456725B2 - - Google Patents
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- JPH0456725B2 JPH0456725B2 JP58240708A JP24070883A JPH0456725B2 JP H0456725 B2 JPH0456725 B2 JP H0456725B2 JP 58240708 A JP58240708 A JP 58240708A JP 24070883 A JP24070883 A JP 24070883A JP H0456725 B2 JPH0456725 B2 JP H0456725B2
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Description
本発明は、折り曲げ加工が可能であり、品質的
に優れた天然木化粧金属板を生産効率良く、かつ
経済的に提供せんとするものである。 従来、天然木化粧板は住宅関連産業を中心とし
て広く使用されている。これら化粧板は、天然銘
木の薄単板(以下つき板と略す)を合板等木質基
材に熱硬化性樹脂を主たる成分とした接着剤で、
熱圧着を利用して生産されている。これら化粧板
は、可燃物を基材とする為常に火災の危険性を有
しており、また基材の特質から折り曲げ加工が不
可能で、意匠的に単調にならずるを得ない。火災
の危険性の解消に限定すれば、基材を無機質に置
換すればよいが、基材が脆弱な為破損しやすく、
基材の特質から重量が増加し、運搬、施工等で多
大な難点がある。更に根本的な問題として、これ
らも折り曲げ加工か不可能ゆえ、意匠の単調さは
変らない。そこで、基材を金属板にした化粧板が
提供できれば火災の危険は解消される。また基材
の特質から折り曲げ加工が可能で種々の曲面を得
ることができ、意匠性は飛躍的に向上する。更に
金属板を薄くすれば、軽量化が可能となる。現在
金属板を基材とした化粧板の代表例としては、表
面に木目印刷をした塩ビ鋼板があるが、これらは
リアル感に乏しく、また吸湿性もないので結露等
種々の問題も指摘されている。ところが天然木化
粧金属板を提供できれば、銘木そのものが表面と
なるので本物感覚が得られ、吸湿性も備える為、
結露の問題も軽減され従来にない化粧板として多
大な用途が期待できる。従つて、従来の天然木化
粧板が住宅関連産業を中心とする用途に限定され
ていたものが、一挙に用途が拡大し、自動車、電
車など車両産業、船舶、航空機産業等の新規分野
の化粧板にも活用できる。また住宅産業に於いて
も、高層建築等でこのような化粧板を使用すれば
軽量化が図れ、火災事故防止にも役立つゆえ極め
てその有用性は大きい。 しかし、このような化粧板があらゆる分野から
嘱望されているに拘らず世に提供されていなの
は、特に折り曲げ加工ができない点にある。即
ち、単につき板と金属板を接着させただけでは折
り曲げ加工時つき板表面の折り曲げ部分にひび割
れが発生し、化粧板の生命である表面美粧性が得
られず、この致命的な欠陥の為到底実用化される
段階に到達できなかつた。ところが、これら化粧
板を得る試みとして、例えば特公昭49−6086に
は、繊維質シートに接着剤を含浸させ乾燥したシ
ート状接着剤をつき板と金属板の間に介在させ加
熱加圧させる方法が提案されている。これらの方
法では、含浸→乾燥→接着と工程が非常に煩雑
で、繊維質シートに含浸、乾燥させた接着剤を加
熱溶融して接着させる為接着が点状となり確実な
接着ができにくく、しかも加熱溶融接着の本質的
な難点である耐熱性が不足する為、日本農林規格
で定める試験方法(以下JAS法)での適合性に欠
けるという欠点があり、接着の不確実性と品質的
な問題から未だ実用化されるに至つていない。 そこで、本発明者等はこの現状に鑑み、化粧板
としての品質が優れ、多目的用途に応じるべく折
り曲げ加工ができ、しかも生産効率よく経済的に
も優れた天然木化粧金属板を得る為の製造方法の
確立を目的として、接着剤の選択、接着方法の検
討など多目的に研究を重ねた結果、本発明の製造
方法を確立し、本発明を完成するに至つた。 本発明は天然木化粧単板、多孔質シート状物
質、金属板を構成要件とし、酸基含有ポリウレタ
ン樹脂水分散液を含む水性ラテツクスとエポシキ
系化合物及びアジリジン環化合物から選ばれた架
橋剤との組合わせ、または水酸基含有水溶性高分
子を含む水性ラテツクスとイソシアネート系化合
物の組合わせから成る水性接着剤を使用して、未
乾燥状態で圧着することを特徴とする天然木化粧
金属板の製造方法に係る。 この場合、接着剤は接着時に天然木化粧単板と
金属板の間に介在する多孔質シート状物質に浸透
して、三者が一体化された状態となる。このよう
な状態を得た時、所期目的の総てが満足できるこ
とを発見した。 即ち、従来の合板基板の場合には接着剤を塗布
した場合必ず該接着剤の合板中への吸い込み現象
が生じ、その結果、本発明の場合と同様に中間に
多孔質シートを載置した場合、接着剤は該多孔質
シートに浸透する量が減少し、つき板にまで浸透
する量は更に減少する。従つて、この場合には再
度接着剤を塗布する必要が生じ工程数が増え、作
業上及び経済上不利であるという欠点があつた。
しかし、本発明のように金属板を基材とする場合
には、上記のような接着剤の吸い込みが発生せ
ず、金属板上に塗布された接着剤は多孔質シート
状物質を浸透して表面材であるつき板にまで到達
し、しかも該接着剤として特定の接着剤を使用
し、これが未乾燥状態で圧着を完了するために、
接着剤が接着部全面に拡がり確実な接着強度を得
ることができると共に、上記接着工程が接着剤の
塗布、圧着という極めて簡易な操作で行われるた
め、生産効率が良く経済的にも特に有利である。 次いで、本発明を実施する上での具体的要点を
説明する。 天然木化粧単板とは天然木の薄単板を意味す
る。その種類としては、銘木類の薄単板や合板つ
き板又は人口杢と呼ばれる銘木類を接着積層した
後スライスした薄単板が例示できる。 多孔質シートとしては、接着剤が浸透可能な素
材であれば良く、一般には繊維状物質を例示でき
る。その種類は、有機性物質としてセルロース等
天然高分子類、ビスコースレーヨン等半合成高分
子類、ポリエステル等合成高分子類で構成される
もの、無機性物質としてガラス繊維類や石綿類で
構成されるものが例示できる。この場合、相互を
複合していてもかまわない。具体的な素材とし
て、紙ウエスのような古紙再生紙、半紙、障子紙
のような和紙類、クラフト紙のような洋紙類、天
然、半合成、合成繊維の一種以上を用いて製造さ
れた不織布類、グラスウール紙、アスベスト紙な
どが使用できる。この内好ましくは接着剤が浸透
しやすい目の粗い繊維状物質の形態を持つもので
紙ウエスのような古紙再生紙、和紙、不織布、グ
ラスウール紙を挙げることができる。シート状物
質の厚さは特に限定されないが、接着剤が全体に
浸透しなければ層間剥離となり、接着性能を低下
させるので、全体に浸透できる程度のものを選択
する必要がある。 金属板としては、鋼板、亜鉛引き鋼板、錫引き
鋼板などの鋼板類、アルミニウム板、銅板などの
金属及びステンレス鋼板、ジユラルミン、黄銅な
どの合金を素材とする金属板が例示できる。この
場合、腐蝕防止の為の表面処理、樹脂コートなど
の処理を施してもよい。 本発明で使用される接着剤は次の2つの組合せ
であり、以下の特徴がある。 A :酸基含有ポリウレタン樹脂水分散液を含む
水性ラテツクスとエポキシ系化合物及びアジリ
ジン環化合物から選ばれた架橋剤の組み合せ B :水酸基含有水溶性高分子を含む水性ラテツ
クスとイソシアネート系化合物の組合せ (イ) Aは分子内にウレタン結合を有し、Bは水酸
基とイソシアネート系化合物の架橋反応により
ウレタン結合を形成する。これらは共にウレタ
ン結合を有するポリマーとして弾性的な特性を
持ち、折り曲げ時の応力緩和に有効でつき板表
面の折り曲げ個所のひび割れ防止に貢献する。 (ロ) 金属板の接着はとかく難点があり、一般に接
着剤は剥離しやすいが、A,B共にウレタン結
合に基づく高い極性を有すると同時に、架橋前
のAの有する酸基、Bの有するイソシアネート
基の金属表面との高い親和性を示す特性の相乗
効果から金属表面への密着性が優れ、折り曲げ
時の応力により接着剤皮膜の金属表面からの離
脱現象を防止でき、安定した接着が得られる。 (ハ) Aは酸基と架橋剤の反応による架橋構造、B
は水酸基とイソシアネート基の反応による架橋
構造を形成する。その架橋構造の部分的な形成
により強靭性が付与され、A,Bは高度に弾性
体化されて、折り曲げ時のひび割れ防止効果は
更に向上する。また未架橋構造の難点である耐
熱性が乏しい点と、水性接着剤の難点である乳
化剤等の影響による耐水性不足をこの架橋構造
により改良して耐熱、耐水性が向上する。その
為、化粧板の重要な品質基準であるJAS法に広
く高度に適合し、品質的に優れた化粧板を得る
ことができる。 かくして、本発明の接着剤A,Bは、その特性
により金属表面に高度な密着性を付与し、化粧単
板のひび割れを防止し、品質的に優れた接着性能
を与えるゆえ必要不可欠なものである。 本発明の接着剤Aの酸基含有ポリウレタン樹脂
水分散液とは、芳香族または脂肪族イソシアネー
ト系化合物とポリエステルまたはポリエーテル系
化合物とをウレタン化反応させて得たウレタン樹
脂を水分散化させたもので、必ずカルボキシル
基、スルホン酸基等の酸基を分子内に有すること
が要件で、この要件を満たす限り製法には限定さ
れない。このポリウレタン樹脂分散液は、単独ま
たはその他の水性ラテツクスと混合して接着剤と
することができる。その他の水性ラテツクスとし
ては酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリ
ル酸エステル、アクリロニトリル、エチレン、ス
チレン、塩化ビニル、ブタジエン、クロロプレン
等から選ばれたモノマーの1種以上を重合した樹
脂またはエラストマーの水分散液を例示できる。
この水性ラテツクスは、必要に応じてポリビニル
アルコールのような保護コロイドの使用やアクリ
ル酸、メタクリル酸、グリシジルメタクリレー
ト、N−メチロールアクリルアミドなどの反応性
モノマーを任意に共重合させてもよい。ポリウレ
タン水分散液と水性ラテツクス類の固形分当りの
混合比率は、前者100重量部(以下単に部と略す)
当り後者が0〜1000部がよい。この内ポリウレタ
ン樹脂は、酸基を0.1〜5重量%含有する芳香族
または脂肪族ポリエステル系ウレタン樹脂が金属
面への接着性の点で好ましい。尚、酸基としては
カルボキシル基が特に好ましい。混合する水性ラ
テツクスとしては、つき板など木質部に接着性の
良いポリ酢酸ビニル、エチレン酢ビ共重合体、酢
ビアクリル系共重合体、アクリル系共重合体、ス
チレンズタジエン共重合体の水分散液が好まし
い。架橋剤としては、酸基と作用する分子内に2
個以上の反応性基を有する化合物が使用され、具
体的にはグリセリンジグリシジルエーテル、ビス
フエノール型エポキシ樹脂などのエポキシ系化合
物、ジまたはトリメチロールメラミンおよびその
テーテル化物などのメラミン系化合物、ジフエニ
ルメタンジイソシアネートなどのイソシアネート
系化合物、4,4′−ビス(エチレンイミノカルボ
ニルアミノ)ジフエニルメタン、2,2′−ビスヒ
ドロキシメチルブタノール−トリス〔3−(1−
アジリジニル)プロピオネート〕などのアジリジ
ン環化合物が例示できる。この内、好ましくは酸
基含有ウレタン水分散液との反応性がよいエポキ
シ系化合物とアジリジン環化合物を例示できる。
特に好ましくは、室温硬化性がよいアジリジン環
化合物である。架橋剤の配合量は酸基含有ポリウ
レタン樹脂水分散液を含む水性ラテツクスの固形
分100部当り、0.5〜40部とするのが好ましい。 本発明の接着剤Bの水酸基含有水溶性高分子を
含む水性ラテツクスとは、水酸基含有水溶性高分
子として、ポリビニルアルコールのような合成高
分子、ヒドロキシエチルセルロースのような繊維
素誘導体などを含んだAに記述した水性ラテツク
スを示すことができる。この水溶性高分子を水性
ラテツクスに含有するには、この水溶性高分子の
水溶液を水性ラテツクスに配合するか、もしくは
このような水溶性高分子を保護コロイドとして乳
化重合してもよい。この水溶性高分子として好ま
しくは木部への接着性とイソシアネートとの反応
性の点からポリビニルアルコールがよく、水性ラ
テツクスとしては、木部への接着性の点から、ポ
リ酢酸ビニル、エチレン酢ビ共重合体、酢ビアク
リル系共重合体、アクリル系共重合体、スチレン
ブタジエン共重合体の水分散液がよく、特にこの
水性ラテツクスにカルボキシル基等の酸基を導入
したものは、金属部への接着性も向上するので好
ましい。水溶性高分子の水性ラテツクスへの混合
量は、水性ラテツクスの固形分100部当り0.5〜30
部とするのがよい。イソシアネート化合物として
は、分子内に2個以上のイソシアネート基を有す
る化合物が好ましく、ジフエニルメタンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネートのよ
うなジイソシアネート類やウレタンプレポリマー
と呼ばれるポリエーテル又はポリエステルとイソ
シアネート類を反応させ、末端にイソシアネート
基を残存させたものでもよい。この内好ましく
は、ジフエニルメタンジイソシアネートが例示で
きる。このイソシアネート化合物は粘稠な場合や
ポツトライフ延長の目的のため、トルエン、酢酸
エチル、フタル酸エステル類のような溶剤、可塑
剤で希釈して用いてもよい。これらイソシアネー
ト化合物の混合量は、水酸基含有水溶性高分子を
含む水性ラテツクスの固形分100部当り1〜50部
とするのが好ましい。 接着剤A,Bは塗工性その他の作業性を改善す
る目的で、増粘剤、クレー、タルク、シリカ粉の
ような無機系充填材、小麦粉、木粉のような有機
系充填材、尿素ホルマリン樹脂、フエノールホル
マリン樹脂のような熱硬化性樹脂を必要に応じて
少量配合してもかまわない。また金属板の種類や
用途に応じ、防錆剤なども配合することができ
る。 次に本発明の標準的な接着方法について述べ
る。 通常金属板面にロールコーターやエアスプレ
ー、刷毛などを用いて、本発明の接着剤を50〜
300g/m2塗布する。塗布量の設定は、多孔質シ
ートが薄いか、目が粗い場合は少な目に、厚いか
目の細かい場合は、多い目にする。好ましい塗布
量の範囲は80〜200g/m2である。その後、多孔
質シートとつき板を塗工面上にのせる。のせた
後、圧着させると、塗工後、圧着させるまでの時
間は接着剤が未乾燥状態にある間に行うので、通
常30分以内とした方がよい。それ以上の時間は必
要な時は、予めつき板等に水打ちして、未乾燥状
態を保つことが好ましい。圧着工程は室温圧着、
加熱圧着の両方が可能である。しかし、乾燥、架
橋の両面で接着を促進するには加熱圧着した方が
有利である。ここで注意すべきは、加熱圧着する
場合接着剤の水分が多く残留していたり、架橋剤
の配合量が少ない場合水蒸気の影響によりパンク
現象が発生することがあるので、100℃以上の高
温圧着を行う場合は、半乾燥状態まで待つか、架
橋剤の配合量を増加させるかすればよい。従つ
て、架橋促進と生産効率の両方から加熱圧着温度
は60〜95℃が好ましい。圧着時間と圧着圧力は、
金属板に塗工した接着剤が多孔質シートを浸透通
過して、つき板と接着して一体化する機構ゆえ、
それが実行できる時間と圧力を選択すればよい。
例えば圧着時間は60〜95℃の圧着温度の場合1〜
5分程度となる。一方圧力は通常0.5〜10Kg/cm2
の範囲を選択するのが好ましい。 その他、多孔質シートが厚くて緻密で接着剤が
浸透しにくい場合は、一旦金属板と多孔質シート
を接着した上で再度多孔質シート金属板の上に接
着剤を塗工してつき板を圧着する方法もとること
ができる。またロールコーターや両面ロールコー
ター、エアスプレーなどの多孔質シートの片面ま
たは両面に塗工する方法を代表として構成要件の
被着体の何れに塗工してもかまわない。また圧着
方法として、ホツトプレス法、ロールラミネータ
ー法、真空プレス法などを広く利用できる。 本発明の天然木化粧金属板の製造方法は次のよ
うな有利な特徴を有している。 (1) つき板と金属板の間に介在している多孔質シ
ートは、接着剤が浸透できる構造を有してお
り、この多孔質シートの機能で最も重要な点は
接着層に厚みを与えることである。A,Bのよ
うな高い弾性を有する接着剤であつても接着層
が薄ければ、つき板表面のひび割れを皆無にし
難いことがある。もし接着剤のみに頼り、塗布
量を増加することで接着層に厚みを与えたなら
ば、ひび割れ防止は可能となるが、未乾燥状態
で圧着することを特徴とするゆえ、過剰な接着
剤がつき板表面に滲出して、シミを生じ、著し
く美観を損ねてしまう。そこで多孔質シートが
介在すれば、接着剤の塗布量を過度に増加させ
ることなく、接着層に厚みを与え、過剰な接着
剤を多孔質シートが吸収してくれるのでつき板
表面の滲出も軽減化され美観は向上する。特に
本発明の場合、多孔質シートとしては古紙再生
紙の一つである紙ウエス等のようなものも使用
できるので、接着剤のみで接着層に厚みを与え
る方法よりはるかに経済的な利点も付与できる
特徴を有する。 (2) 接着剤がA,B共水性接着剤なので、取り扱
いが簡便で作業環境汚染や火災の危険性がな
く、無公害接着剤として安全かつ安心して使用
できる。(3) 接着方法は通常つき板化粧板業界
で実施されている方法が利用でき、接着剤の台
板塗工後、多孔質シート、つき板の順で積層し
て未乾燥時に圧着するという非常に簡素な工程
でも実施できるため、生産効率が良く現有設備
そのものが利用でき、極めて効率良く経済的で
ある。 (4) 従来提案されている特公昭49−6086の方法、
即ちシート状接着剤を利用する方法に比べて、
工程が簡素で未乾燥状態で接着させる為、点状
接着の問題もなく接着は安定しており、接着機
構がホツトメルト方式の熱溶融接着をとらない
ので、耐熱性不足になることなく、接着性能が
格段に優れる。 かくして得られた本発明の化粧板は、次のよう
な優れた特徴を有する。 (1) JAS1類浸漬剥離試験、JAS寒熱繰返しA試
験など、日本農林規格に定められ試験法の中の
高度な試験に適合し、品質上優れた化粧板であ
る。 (2) 鉄板折り曲げ機を使用した折り曲げ試験で、
直角に折り曲げても割れを生じることがないの
で、シヤープな折り曲げ加工を含め、種々の曲
面加工が自在にでき高度な意匠性を付与可能で
ある。 (3) 基材が金属板なので、火災の危険性が少な
い。またこのような化粧板がない為、表面に木
目印刷を施した塩ビ鋼板で代用されている分野
に、本物の銘木表面を持つ化粧板が提供される
ので、印刷技術では補えない深みのある所謂本
物感覚の化粧板が提供できる。また万一火災に
よる類焼事故の際も塩ビ鋼板のように有毒ガス
を発生しない。もちろん本発明の化粧板に類焼
が及んでも、表面のみが類焼するに過ぎないこ
とは言うまでもない。 (4) 本発明の化粧板をコンピユータ関連機器等の
電磁波シールド材料として利用した場合、基板
が金属のため導電性を有し、電磁障害(EMI)
を防止でき、最近問題となつているコンピユー
ター等電子機器の事故防止に有効である。この
ように予期せぬ未知の用途が期待できる。 以上に実施例を挙げて詳しく説明する。 実施例 1 カルボキシル基を含有する芳香族イシアネート
ポリエステル系ポリウレタン水分散液(樹脂分
44.8%、これを単にウレタンEmと略す)、ポリビ
ニルアルコールを含むエチレン酢ビ共重合水分散
液(樹脂分55.3%、これを単にEVAEmと略す)、
架橋剤として2,2−ビスヒドロキシメチルブタ
ノール−トリス〔3−(1−アジリジニル)プロ
ピオネート〕(これを単にアジリジン環化合物と
略す)を第1表のように配合して4種類の接着剤
A〜Dを得た。
に優れた天然木化粧金属板を生産効率良く、かつ
経済的に提供せんとするものである。 従来、天然木化粧板は住宅関連産業を中心とし
て広く使用されている。これら化粧板は、天然銘
木の薄単板(以下つき板と略す)を合板等木質基
材に熱硬化性樹脂を主たる成分とした接着剤で、
熱圧着を利用して生産されている。これら化粧板
は、可燃物を基材とする為常に火災の危険性を有
しており、また基材の特質から折り曲げ加工が不
可能で、意匠的に単調にならずるを得ない。火災
の危険性の解消に限定すれば、基材を無機質に置
換すればよいが、基材が脆弱な為破損しやすく、
基材の特質から重量が増加し、運搬、施工等で多
大な難点がある。更に根本的な問題として、これ
らも折り曲げ加工か不可能ゆえ、意匠の単調さは
変らない。そこで、基材を金属板にした化粧板が
提供できれば火災の危険は解消される。また基材
の特質から折り曲げ加工が可能で種々の曲面を得
ることができ、意匠性は飛躍的に向上する。更に
金属板を薄くすれば、軽量化が可能となる。現在
金属板を基材とした化粧板の代表例としては、表
面に木目印刷をした塩ビ鋼板があるが、これらは
リアル感に乏しく、また吸湿性もないので結露等
種々の問題も指摘されている。ところが天然木化
粧金属板を提供できれば、銘木そのものが表面と
なるので本物感覚が得られ、吸湿性も備える為、
結露の問題も軽減され従来にない化粧板として多
大な用途が期待できる。従つて、従来の天然木化
粧板が住宅関連産業を中心とする用途に限定され
ていたものが、一挙に用途が拡大し、自動車、電
車など車両産業、船舶、航空機産業等の新規分野
の化粧板にも活用できる。また住宅産業に於いて
も、高層建築等でこのような化粧板を使用すれば
軽量化が図れ、火災事故防止にも役立つゆえ極め
てその有用性は大きい。 しかし、このような化粧板があらゆる分野から
嘱望されているに拘らず世に提供されていなの
は、特に折り曲げ加工ができない点にある。即
ち、単につき板と金属板を接着させただけでは折
り曲げ加工時つき板表面の折り曲げ部分にひび割
れが発生し、化粧板の生命である表面美粧性が得
られず、この致命的な欠陥の為到底実用化される
段階に到達できなかつた。ところが、これら化粧
板を得る試みとして、例えば特公昭49−6086に
は、繊維質シートに接着剤を含浸させ乾燥したシ
ート状接着剤をつき板と金属板の間に介在させ加
熱加圧させる方法が提案されている。これらの方
法では、含浸→乾燥→接着と工程が非常に煩雑
で、繊維質シートに含浸、乾燥させた接着剤を加
熱溶融して接着させる為接着が点状となり確実な
接着ができにくく、しかも加熱溶融接着の本質的
な難点である耐熱性が不足する為、日本農林規格
で定める試験方法(以下JAS法)での適合性に欠
けるという欠点があり、接着の不確実性と品質的
な問題から未だ実用化されるに至つていない。 そこで、本発明者等はこの現状に鑑み、化粧板
としての品質が優れ、多目的用途に応じるべく折
り曲げ加工ができ、しかも生産効率よく経済的に
も優れた天然木化粧金属板を得る為の製造方法の
確立を目的として、接着剤の選択、接着方法の検
討など多目的に研究を重ねた結果、本発明の製造
方法を確立し、本発明を完成するに至つた。 本発明は天然木化粧単板、多孔質シート状物
質、金属板を構成要件とし、酸基含有ポリウレタ
ン樹脂水分散液を含む水性ラテツクスとエポシキ
系化合物及びアジリジン環化合物から選ばれた架
橋剤との組合わせ、または水酸基含有水溶性高分
子を含む水性ラテツクスとイソシアネート系化合
物の組合わせから成る水性接着剤を使用して、未
乾燥状態で圧着することを特徴とする天然木化粧
金属板の製造方法に係る。 この場合、接着剤は接着時に天然木化粧単板と
金属板の間に介在する多孔質シート状物質に浸透
して、三者が一体化された状態となる。このよう
な状態を得た時、所期目的の総てが満足できるこ
とを発見した。 即ち、従来の合板基板の場合には接着剤を塗布
した場合必ず該接着剤の合板中への吸い込み現象
が生じ、その結果、本発明の場合と同様に中間に
多孔質シートを載置した場合、接着剤は該多孔質
シートに浸透する量が減少し、つき板にまで浸透
する量は更に減少する。従つて、この場合には再
度接着剤を塗布する必要が生じ工程数が増え、作
業上及び経済上不利であるという欠点があつた。
しかし、本発明のように金属板を基材とする場合
には、上記のような接着剤の吸い込みが発生せ
ず、金属板上に塗布された接着剤は多孔質シート
状物質を浸透して表面材であるつき板にまで到達
し、しかも該接着剤として特定の接着剤を使用
し、これが未乾燥状態で圧着を完了するために、
接着剤が接着部全面に拡がり確実な接着強度を得
ることができると共に、上記接着工程が接着剤の
塗布、圧着という極めて簡易な操作で行われるた
め、生産効率が良く経済的にも特に有利である。 次いで、本発明を実施する上での具体的要点を
説明する。 天然木化粧単板とは天然木の薄単板を意味す
る。その種類としては、銘木類の薄単板や合板つ
き板又は人口杢と呼ばれる銘木類を接着積層した
後スライスした薄単板が例示できる。 多孔質シートとしては、接着剤が浸透可能な素
材であれば良く、一般には繊維状物質を例示でき
る。その種類は、有機性物質としてセルロース等
天然高分子類、ビスコースレーヨン等半合成高分
子類、ポリエステル等合成高分子類で構成される
もの、無機性物質としてガラス繊維類や石綿類で
構成されるものが例示できる。この場合、相互を
複合していてもかまわない。具体的な素材とし
て、紙ウエスのような古紙再生紙、半紙、障子紙
のような和紙類、クラフト紙のような洋紙類、天
然、半合成、合成繊維の一種以上を用いて製造さ
れた不織布類、グラスウール紙、アスベスト紙な
どが使用できる。この内好ましくは接着剤が浸透
しやすい目の粗い繊維状物質の形態を持つもので
紙ウエスのような古紙再生紙、和紙、不織布、グ
ラスウール紙を挙げることができる。シート状物
質の厚さは特に限定されないが、接着剤が全体に
浸透しなければ層間剥離となり、接着性能を低下
させるので、全体に浸透できる程度のものを選択
する必要がある。 金属板としては、鋼板、亜鉛引き鋼板、錫引き
鋼板などの鋼板類、アルミニウム板、銅板などの
金属及びステンレス鋼板、ジユラルミン、黄銅な
どの合金を素材とする金属板が例示できる。この
場合、腐蝕防止の為の表面処理、樹脂コートなど
の処理を施してもよい。 本発明で使用される接着剤は次の2つの組合せ
であり、以下の特徴がある。 A :酸基含有ポリウレタン樹脂水分散液を含む
水性ラテツクスとエポキシ系化合物及びアジリ
ジン環化合物から選ばれた架橋剤の組み合せ B :水酸基含有水溶性高分子を含む水性ラテツ
クスとイソシアネート系化合物の組合せ (イ) Aは分子内にウレタン結合を有し、Bは水酸
基とイソシアネート系化合物の架橋反応により
ウレタン結合を形成する。これらは共にウレタ
ン結合を有するポリマーとして弾性的な特性を
持ち、折り曲げ時の応力緩和に有効でつき板表
面の折り曲げ個所のひび割れ防止に貢献する。 (ロ) 金属板の接着はとかく難点があり、一般に接
着剤は剥離しやすいが、A,B共にウレタン結
合に基づく高い極性を有すると同時に、架橋前
のAの有する酸基、Bの有するイソシアネート
基の金属表面との高い親和性を示す特性の相乗
効果から金属表面への密着性が優れ、折り曲げ
時の応力により接着剤皮膜の金属表面からの離
脱現象を防止でき、安定した接着が得られる。 (ハ) Aは酸基と架橋剤の反応による架橋構造、B
は水酸基とイソシアネート基の反応による架橋
構造を形成する。その架橋構造の部分的な形成
により強靭性が付与され、A,Bは高度に弾性
体化されて、折り曲げ時のひび割れ防止効果は
更に向上する。また未架橋構造の難点である耐
熱性が乏しい点と、水性接着剤の難点である乳
化剤等の影響による耐水性不足をこの架橋構造
により改良して耐熱、耐水性が向上する。その
為、化粧板の重要な品質基準であるJAS法に広
く高度に適合し、品質的に優れた化粧板を得る
ことができる。 かくして、本発明の接着剤A,Bは、その特性
により金属表面に高度な密着性を付与し、化粧単
板のひび割れを防止し、品質的に優れた接着性能
を与えるゆえ必要不可欠なものである。 本発明の接着剤Aの酸基含有ポリウレタン樹脂
水分散液とは、芳香族または脂肪族イソシアネー
ト系化合物とポリエステルまたはポリエーテル系
化合物とをウレタン化反応させて得たウレタン樹
脂を水分散化させたもので、必ずカルボキシル
基、スルホン酸基等の酸基を分子内に有すること
が要件で、この要件を満たす限り製法には限定さ
れない。このポリウレタン樹脂分散液は、単独ま
たはその他の水性ラテツクスと混合して接着剤と
することができる。その他の水性ラテツクスとし
ては酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリ
ル酸エステル、アクリロニトリル、エチレン、ス
チレン、塩化ビニル、ブタジエン、クロロプレン
等から選ばれたモノマーの1種以上を重合した樹
脂またはエラストマーの水分散液を例示できる。
この水性ラテツクスは、必要に応じてポリビニル
アルコールのような保護コロイドの使用やアクリ
ル酸、メタクリル酸、グリシジルメタクリレー
ト、N−メチロールアクリルアミドなどの反応性
モノマーを任意に共重合させてもよい。ポリウレ
タン水分散液と水性ラテツクス類の固形分当りの
混合比率は、前者100重量部(以下単に部と略す)
当り後者が0〜1000部がよい。この内ポリウレタ
ン樹脂は、酸基を0.1〜5重量%含有する芳香族
または脂肪族ポリエステル系ウレタン樹脂が金属
面への接着性の点で好ましい。尚、酸基としては
カルボキシル基が特に好ましい。混合する水性ラ
テツクスとしては、つき板など木質部に接着性の
良いポリ酢酸ビニル、エチレン酢ビ共重合体、酢
ビアクリル系共重合体、アクリル系共重合体、ス
チレンズタジエン共重合体の水分散液が好まし
い。架橋剤としては、酸基と作用する分子内に2
個以上の反応性基を有する化合物が使用され、具
体的にはグリセリンジグリシジルエーテル、ビス
フエノール型エポキシ樹脂などのエポキシ系化合
物、ジまたはトリメチロールメラミンおよびその
テーテル化物などのメラミン系化合物、ジフエニ
ルメタンジイソシアネートなどのイソシアネート
系化合物、4,4′−ビス(エチレンイミノカルボ
ニルアミノ)ジフエニルメタン、2,2′−ビスヒ
ドロキシメチルブタノール−トリス〔3−(1−
アジリジニル)プロピオネート〕などのアジリジ
ン環化合物が例示できる。この内、好ましくは酸
基含有ウレタン水分散液との反応性がよいエポキ
シ系化合物とアジリジン環化合物を例示できる。
特に好ましくは、室温硬化性がよいアジリジン環
化合物である。架橋剤の配合量は酸基含有ポリウ
レタン樹脂水分散液を含む水性ラテツクスの固形
分100部当り、0.5〜40部とするのが好ましい。 本発明の接着剤Bの水酸基含有水溶性高分子を
含む水性ラテツクスとは、水酸基含有水溶性高分
子として、ポリビニルアルコールのような合成高
分子、ヒドロキシエチルセルロースのような繊維
素誘導体などを含んだAに記述した水性ラテツク
スを示すことができる。この水溶性高分子を水性
ラテツクスに含有するには、この水溶性高分子の
水溶液を水性ラテツクスに配合するか、もしくは
このような水溶性高分子を保護コロイドとして乳
化重合してもよい。この水溶性高分子として好ま
しくは木部への接着性とイソシアネートとの反応
性の点からポリビニルアルコールがよく、水性ラ
テツクスとしては、木部への接着性の点から、ポ
リ酢酸ビニル、エチレン酢ビ共重合体、酢ビアク
リル系共重合体、アクリル系共重合体、スチレン
ブタジエン共重合体の水分散液がよく、特にこの
水性ラテツクスにカルボキシル基等の酸基を導入
したものは、金属部への接着性も向上するので好
ましい。水溶性高分子の水性ラテツクスへの混合
量は、水性ラテツクスの固形分100部当り0.5〜30
部とするのがよい。イソシアネート化合物として
は、分子内に2個以上のイソシアネート基を有す
る化合物が好ましく、ジフエニルメタンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネートのよ
うなジイソシアネート類やウレタンプレポリマー
と呼ばれるポリエーテル又はポリエステルとイソ
シアネート類を反応させ、末端にイソシアネート
基を残存させたものでもよい。この内好ましく
は、ジフエニルメタンジイソシアネートが例示で
きる。このイソシアネート化合物は粘稠な場合や
ポツトライフ延長の目的のため、トルエン、酢酸
エチル、フタル酸エステル類のような溶剤、可塑
剤で希釈して用いてもよい。これらイソシアネー
ト化合物の混合量は、水酸基含有水溶性高分子を
含む水性ラテツクスの固形分100部当り1〜50部
とするのが好ましい。 接着剤A,Bは塗工性その他の作業性を改善す
る目的で、増粘剤、クレー、タルク、シリカ粉の
ような無機系充填材、小麦粉、木粉のような有機
系充填材、尿素ホルマリン樹脂、フエノールホル
マリン樹脂のような熱硬化性樹脂を必要に応じて
少量配合してもかまわない。また金属板の種類や
用途に応じ、防錆剤なども配合することができ
る。 次に本発明の標準的な接着方法について述べ
る。 通常金属板面にロールコーターやエアスプレ
ー、刷毛などを用いて、本発明の接着剤を50〜
300g/m2塗布する。塗布量の設定は、多孔質シ
ートが薄いか、目が粗い場合は少な目に、厚いか
目の細かい場合は、多い目にする。好ましい塗布
量の範囲は80〜200g/m2である。その後、多孔
質シートとつき板を塗工面上にのせる。のせた
後、圧着させると、塗工後、圧着させるまでの時
間は接着剤が未乾燥状態にある間に行うので、通
常30分以内とした方がよい。それ以上の時間は必
要な時は、予めつき板等に水打ちして、未乾燥状
態を保つことが好ましい。圧着工程は室温圧着、
加熱圧着の両方が可能である。しかし、乾燥、架
橋の両面で接着を促進するには加熱圧着した方が
有利である。ここで注意すべきは、加熱圧着する
場合接着剤の水分が多く残留していたり、架橋剤
の配合量が少ない場合水蒸気の影響によりパンク
現象が発生することがあるので、100℃以上の高
温圧着を行う場合は、半乾燥状態まで待つか、架
橋剤の配合量を増加させるかすればよい。従つ
て、架橋促進と生産効率の両方から加熱圧着温度
は60〜95℃が好ましい。圧着時間と圧着圧力は、
金属板に塗工した接着剤が多孔質シートを浸透通
過して、つき板と接着して一体化する機構ゆえ、
それが実行できる時間と圧力を選択すればよい。
例えば圧着時間は60〜95℃の圧着温度の場合1〜
5分程度となる。一方圧力は通常0.5〜10Kg/cm2
の範囲を選択するのが好ましい。 その他、多孔質シートが厚くて緻密で接着剤が
浸透しにくい場合は、一旦金属板と多孔質シート
を接着した上で再度多孔質シート金属板の上に接
着剤を塗工してつき板を圧着する方法もとること
ができる。またロールコーターや両面ロールコー
ター、エアスプレーなどの多孔質シートの片面ま
たは両面に塗工する方法を代表として構成要件の
被着体の何れに塗工してもかまわない。また圧着
方法として、ホツトプレス法、ロールラミネータ
ー法、真空プレス法などを広く利用できる。 本発明の天然木化粧金属板の製造方法は次のよ
うな有利な特徴を有している。 (1) つき板と金属板の間に介在している多孔質シ
ートは、接着剤が浸透できる構造を有してお
り、この多孔質シートの機能で最も重要な点は
接着層に厚みを与えることである。A,Bのよ
うな高い弾性を有する接着剤であつても接着層
が薄ければ、つき板表面のひび割れを皆無にし
難いことがある。もし接着剤のみに頼り、塗布
量を増加することで接着層に厚みを与えたなら
ば、ひび割れ防止は可能となるが、未乾燥状態
で圧着することを特徴とするゆえ、過剰な接着
剤がつき板表面に滲出して、シミを生じ、著し
く美観を損ねてしまう。そこで多孔質シートが
介在すれば、接着剤の塗布量を過度に増加させ
ることなく、接着層に厚みを与え、過剰な接着
剤を多孔質シートが吸収してくれるのでつき板
表面の滲出も軽減化され美観は向上する。特に
本発明の場合、多孔質シートとしては古紙再生
紙の一つである紙ウエス等のようなものも使用
できるので、接着剤のみで接着層に厚みを与え
る方法よりはるかに経済的な利点も付与できる
特徴を有する。 (2) 接着剤がA,B共水性接着剤なので、取り扱
いが簡便で作業環境汚染や火災の危険性がな
く、無公害接着剤として安全かつ安心して使用
できる。(3) 接着方法は通常つき板化粧板業界
で実施されている方法が利用でき、接着剤の台
板塗工後、多孔質シート、つき板の順で積層し
て未乾燥時に圧着するという非常に簡素な工程
でも実施できるため、生産効率が良く現有設備
そのものが利用でき、極めて効率良く経済的で
ある。 (4) 従来提案されている特公昭49−6086の方法、
即ちシート状接着剤を利用する方法に比べて、
工程が簡素で未乾燥状態で接着させる為、点状
接着の問題もなく接着は安定しており、接着機
構がホツトメルト方式の熱溶融接着をとらない
ので、耐熱性不足になることなく、接着性能が
格段に優れる。 かくして得られた本発明の化粧板は、次のよう
な優れた特徴を有する。 (1) JAS1類浸漬剥離試験、JAS寒熱繰返しA試
験など、日本農林規格に定められ試験法の中の
高度な試験に適合し、品質上優れた化粧板であ
る。 (2) 鉄板折り曲げ機を使用した折り曲げ試験で、
直角に折り曲げても割れを生じることがないの
で、シヤープな折り曲げ加工を含め、種々の曲
面加工が自在にでき高度な意匠性を付与可能で
ある。 (3) 基材が金属板なので、火災の危険性が少な
い。またこのような化粧板がない為、表面に木
目印刷を施した塩ビ鋼板で代用されている分野
に、本物の銘木表面を持つ化粧板が提供される
ので、印刷技術では補えない深みのある所謂本
物感覚の化粧板が提供できる。また万一火災に
よる類焼事故の際も塩ビ鋼板のように有毒ガス
を発生しない。もちろん本発明の化粧板に類焼
が及んでも、表面のみが類焼するに過ぎないこ
とは言うまでもない。 (4) 本発明の化粧板をコンピユータ関連機器等の
電磁波シールド材料として利用した場合、基板
が金属のため導電性を有し、電磁障害(EMI)
を防止でき、最近問題となつているコンピユー
ター等電子機器の事故防止に有効である。この
ように予期せぬ未知の用途が期待できる。 以上に実施例を挙げて詳しく説明する。 実施例 1 カルボキシル基を含有する芳香族イシアネート
ポリエステル系ポリウレタン水分散液(樹脂分
44.8%、これを単にウレタンEmと略す)、ポリビ
ニルアルコールを含むエチレン酢ビ共重合水分散
液(樹脂分55.3%、これを単にEVAEmと略す)、
架橋剤として2,2−ビスヒドロキシメチルブタ
ノール−トリス〔3−(1−アジリジニル)プロ
ピオネート〕(これを単にアジリジン環化合物と
略す)を第1表のように配合して4種類の接着剤
A〜Dを得た。
【表】
この接着剤A〜Dを使用して、厚さ0.5mmの亜
鉛引き鉄板の上に塗布量150g/m2となるように
各々を塗布して、180μのアセテート系不織布
(日本バイリーン製)をのせ、厚さ0.2mmのカバ材
のつき板をのせた。そして塗工後、10分以内にホ
ツトプレス装置を用いて熱圧着させた。その条件
は70℃×3分×5Kg/cm2とした。このようにして
貼合つた各々の試料を室温で2日間養生後、次の
試験方法により性能を評価した。 尚、特公昭52−10887号の実施例1の酸基を含
有しないウレタン系接着剤(酢酸エチル含有、接
着剤Eという)を用いて本発明の実施例1と同様
な被着材料と方法により接着作業を行つた。接着
剤Eの溶剤系ウレタンは通常のロールスプレツダ
では有機溶剤の危険性と曳糸がひどいため作業で
きなかつたので、塗料刷毛で塗付作業した。また
塗布後乾燥させないと危険有害なため、ホツトプ
レス接着の前に火気のないところで20分乾燥させ
た。 試験方法 (1) JAS2類浸漬剥離試験(温水試験) 試験方法は特殊合板のJAS規格に準じる。 (判定) ◎:外観上異常なし ○:僅かに割れはあるが、ふくれ、はがれは
ない △:割れが目立ち、ふくれ、はがれがある ×:割れ、ふくれはがれが目立つ (2) JAS1類浸漬剥離試験(煮沸水試験) 試験方法は特殊合板のJAS規格に準じる。 (判定) 上記判定に同じ (3) JAS寒熱繰返しA試験(干割れ試験) 試験方法は特殊合板のJAS規格に準じる。 (判定) ◎:外観上異常なし ○:僅かなひび割れ(干割れ)がある △:ひび割れが目立つ ×:ひび割れがひどい (4) 密着ゴバン目試験 (試験方法) 試料の表面に2mm間隔で、金属板に達する迄の
切り込みを、つき板木目に平行方向と直交方向に
入れて、20mmの正方形を作る。この正方形のマス
目の数は100個となる。 このマス目部分に、ガムテープと呼ばれる粘着
力の強い布テープを当てて充分に密着させ、約45
度の角度で一気にひきはがす。 (判定) 離脱しなかつたマス目の数が多い程密着性がよ
い(最高100個) (5) 折り曲げ試験 (試験方法) タテ30cm、ヨコ15cmに切断した試料を木目の
方向に対し、鉄板折り曲げ機〔(株)盛光製〕を
使用して、つき板表面が山になるように、直角ま
で一気に折り曲げる。 (判定)山の部分とその周囲の割れをみる。 ◎:折り曲げ部分にひび割れがない ○:微細な割れを生じるが目立たない △:割れが目立つ ×:割れがひどく金属板が露出している 試験結果 接着剤A〜Eで貼合せた試料をそれぞれ〜
とし、その試験結果を第2表に示す。
鉛引き鉄板の上に塗布量150g/m2となるように
各々を塗布して、180μのアセテート系不織布
(日本バイリーン製)をのせ、厚さ0.2mmのカバ材
のつき板をのせた。そして塗工後、10分以内にホ
ツトプレス装置を用いて熱圧着させた。その条件
は70℃×3分×5Kg/cm2とした。このようにして
貼合つた各々の試料を室温で2日間養生後、次の
試験方法により性能を評価した。 尚、特公昭52−10887号の実施例1の酸基を含
有しないウレタン系接着剤(酢酸エチル含有、接
着剤Eという)を用いて本発明の実施例1と同様
な被着材料と方法により接着作業を行つた。接着
剤Eの溶剤系ウレタンは通常のロールスプレツダ
では有機溶剤の危険性と曳糸がひどいため作業で
きなかつたので、塗料刷毛で塗付作業した。また
塗布後乾燥させないと危険有害なため、ホツトプ
レス接着の前に火気のないところで20分乾燥させ
た。 試験方法 (1) JAS2類浸漬剥離試験(温水試験) 試験方法は特殊合板のJAS規格に準じる。 (判定) ◎:外観上異常なし ○:僅かに割れはあるが、ふくれ、はがれは
ない △:割れが目立ち、ふくれ、はがれがある ×:割れ、ふくれはがれが目立つ (2) JAS1類浸漬剥離試験(煮沸水試験) 試験方法は特殊合板のJAS規格に準じる。 (判定) 上記判定に同じ (3) JAS寒熱繰返しA試験(干割れ試験) 試験方法は特殊合板のJAS規格に準じる。 (判定) ◎:外観上異常なし ○:僅かなひび割れ(干割れ)がある △:ひび割れが目立つ ×:ひび割れがひどい (4) 密着ゴバン目試験 (試験方法) 試料の表面に2mm間隔で、金属板に達する迄の
切り込みを、つき板木目に平行方向と直交方向に
入れて、20mmの正方形を作る。この正方形のマス
目の数は100個となる。 このマス目部分に、ガムテープと呼ばれる粘着
力の強い布テープを当てて充分に密着させ、約45
度の角度で一気にひきはがす。 (判定) 離脱しなかつたマス目の数が多い程密着性がよ
い(最高100個) (5) 折り曲げ試験 (試験方法) タテ30cm、ヨコ15cmに切断した試料を木目の
方向に対し、鉄板折り曲げ機〔(株)盛光製〕を
使用して、つき板表面が山になるように、直角ま
で一気に折り曲げる。 (判定)山の部分とその周囲の割れをみる。 ◎:折り曲げ部分にひび割れがない ○:微細な割れを生じるが目立たない △:割れが目立つ ×:割れがひどく金属板が露出している 試験結果 接着剤A〜Eで貼合せた試料をそれぞれ〜
とし、その試験結果を第2表に示す。
【表】
【表】
,は本発明品であるが、接着性能が優れ折
り曲げ試験でも全く割れを生じない。比較例の内
は、ウレタンEmを含まない水性ラテツクスに
架橋剤を配合したものであるが、折り曲げ試験で
割れがひどく金属面が露出しており、密着性も劣
り接着性能も劣る。は架橋剤を省略したものだ
が、柔軟性はあつても強靭性に乏しく折り曲げ試
験時に目が開いて割れを生じ、接着性能も満足で
きるものではない。は酸基を含まないポリウレ
タン系接着剤を用いたものであるが、密着ゴバン
目試験及び折り曲げ試験での性能が不十分であ
る。 実施例 2 カルボキシル基を含有する脂肪族イソシアネー
トポリエステル系ポリウレタン水分散液(樹脂分
44.3%)80部と、ポリビニルアルコールを含有す
るポリ酢酸ビニル水分散液20部を配合した水性ラ
テツクスに、アジリジン環化合物として4,4′−
ビス(エチレンイミノカルボニルアミノ)ジフエ
ニルメタンを25%含有する水分散液を架橋剤とし
て6部配合した。 これを接着剤として、厚さ0.5mmの亜鉛引き鉄
板と厚さ0.25mmのナラ材つき板及び各種の多孔質
シートを用い、塗布量を変えて接着した。圧着は
塗布後15分以内に行つた。圧着条件は、80℃×2
分×5Kg/cm2とし、室温養生2日後、実施例1に
準じて試験を行つた。 使用した多孔質シートと塗布量は第3表の通り
である。 第3表 No 多孔質シート 塗布量(m2
当り) (イ)紙ウエス〔商品名コージンワイパー(株)興
人製〕 100g (ロ)半紙 150g (ハ)障子紙 200g (ニ)新聞紙 150g (ホ)80gチタン紙 240g 但し80gチタン紙のみ、金属板に一旦120g/m2
を塗工後チタン紙をのせ、その上に再び120g/
m2の接着剤を塗工した。 試験結果を第4表に示す。
り曲げ試験でも全く割れを生じない。比較例の内
は、ウレタンEmを含まない水性ラテツクスに
架橋剤を配合したものであるが、折り曲げ試験で
割れがひどく金属面が露出しており、密着性も劣
り接着性能も劣る。は架橋剤を省略したものだ
が、柔軟性はあつても強靭性に乏しく折り曲げ試
験時に目が開いて割れを生じ、接着性能も満足で
きるものではない。は酸基を含まないポリウレ
タン系接着剤を用いたものであるが、密着ゴバン
目試験及び折り曲げ試験での性能が不十分であ
る。 実施例 2 カルボキシル基を含有する脂肪族イソシアネー
トポリエステル系ポリウレタン水分散液(樹脂分
44.3%)80部と、ポリビニルアルコールを含有す
るポリ酢酸ビニル水分散液20部を配合した水性ラ
テツクスに、アジリジン環化合物として4,4′−
ビス(エチレンイミノカルボニルアミノ)ジフエ
ニルメタンを25%含有する水分散液を架橋剤とし
て6部配合した。 これを接着剤として、厚さ0.5mmの亜鉛引き鉄
板と厚さ0.25mmのナラ材つき板及び各種の多孔質
シートを用い、塗布量を変えて接着した。圧着は
塗布後15分以内に行つた。圧着条件は、80℃×2
分×5Kg/cm2とし、室温養生2日後、実施例1に
準じて試験を行つた。 使用した多孔質シートと塗布量は第3表の通り
である。 第3表 No 多孔質シート 塗布量(m2
当り) (イ)紙ウエス〔商品名コージンワイパー(株)興
人製〕 100g (ロ)半紙 150g (ハ)障子紙 200g (ニ)新聞紙 150g (ホ)80gチタン紙 240g 但し80gチタン紙のみ、金属板に一旦120g/m2
を塗工後チタン紙をのせ、その上に再び120g/
m2の接着剤を塗工した。 試験結果を第4表に示す。
【表】
以上(イ)〜(ホ)のように種々の多孔質シートが本発
明では実施できる。この場合、接着剤が浸透しや
すい程良好な結果を示す傾向にあるが、何れの多
孔質シートもJAS1類浸漬剥離試験、JAS2類浸漬
剥離試験、JAS寒熱繰返しA試験に高度に適合し
折り曲げ試験も良好な結果を示した。 実施例 3 15%のポリビニルアルコール水溶液30部とカル
ボキシル基を含有するブタジエンスチレン共重合
体水分散液(樹脂分50.3%)70部に、増量剤とし
て炭酸カルシウム25部を配合して得た水性ラテツ
クスにジフエニルメタンジイソシアネート(商品
名ミリオネートMR、日本ポリウレタン工業製)
を5部又は15部配合し、金属板にアルミニウム板
(厚さ0.5mm)を用い、実施例1と同様な方法で貼
合わせた。それを実施例1と同様の試験を行い、
第5表にその結果を示す。ジフエニルメタンジイ
ソシアネートを5部又は15部配合した接着剤でそ
れぞれ貼合せた資料を及びとする。
明では実施できる。この場合、接着剤が浸透しや
すい程良好な結果を示す傾向にあるが、何れの多
孔質シートもJAS1類浸漬剥離試験、JAS2類浸漬
剥離試験、JAS寒熱繰返しA試験に高度に適合し
折り曲げ試験も良好な結果を示した。 実施例 3 15%のポリビニルアルコール水溶液30部とカル
ボキシル基を含有するブタジエンスチレン共重合
体水分散液(樹脂分50.3%)70部に、増量剤とし
て炭酸カルシウム25部を配合して得た水性ラテツ
クスにジフエニルメタンジイソシアネート(商品
名ミリオネートMR、日本ポリウレタン工業製)
を5部又は15部配合し、金属板にアルミニウム板
(厚さ0.5mm)を用い、実施例1と同様な方法で貼
合わせた。それを実施例1と同様の試験を行い、
第5表にその結果を示す。ジフエニルメタンジイ
ソシアネートを5部又は15部配合した接着剤でそ
れぞれ貼合せた資料を及びとする。
【表】
実施例 4
実施例2で得た水性ラテツクス100部当り、架
橋剤としてアジリジン環化合物の代りに、多官能
エポキシ化合物(商品名CR5L、大日本インキ工
業製)を3部配合した接着剤を用い、実施例1と
同様に貼合せて試験した。その結果実施例1の
と同様の結果を得た。 実施例 5 実施例1の接着剤B及び厚さ0.5mmのアルミニ
ウム板を使用して、塗布量120g/m2となるよう
に塗布し180μの不織布(アセテート系、日本バ
イリーン製)を置き、厚さ0.2mmのナラ材つき板
をのせた。ついで塗布量を140g/m2にして上記
の不織布を2枚重ね、塗布量を160g/m2にして
不織布を3枚重ねた。圧着は塗付後10分以内に行
つた。圧着方法は室温プレス方式とし、その条件
は 室温×60分×2.5Kg/cm2とした。貼合せ後室
温で5日間養生した後、実施例1と同様の試験を
行つた。実施例1のと同様の結果を得た。
橋剤としてアジリジン環化合物の代りに、多官能
エポキシ化合物(商品名CR5L、大日本インキ工
業製)を3部配合した接着剤を用い、実施例1と
同様に貼合せて試験した。その結果実施例1の
と同様の結果を得た。 実施例 5 実施例1の接着剤B及び厚さ0.5mmのアルミニ
ウム板を使用して、塗布量120g/m2となるよう
に塗布し180μの不織布(アセテート系、日本バ
イリーン製)を置き、厚さ0.2mmのナラ材つき板
をのせた。ついで塗布量を140g/m2にして上記
の不織布を2枚重ね、塗布量を160g/m2にして
不織布を3枚重ねた。圧着は塗付後10分以内に行
つた。圧着方法は室温プレス方式とし、その条件
は 室温×60分×2.5Kg/cm2とした。貼合せ後室
温で5日間養生した後、実施例1と同様の試験を
行つた。実施例1のと同様の結果を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 天然木化粧単板、多孔質シート状物質、金属
板を構成要件とし、酸基含有ポリウレタン樹脂水
分散液を含む水性ラテツクスとエポキシ系化合物
及びアジリジン環化合物から選ばれた架橋剤との
組合わせ、または水酸基含有水溶性高分子を含む
水性ラテツクスとイソシアネート系化合物の組合
わせから成る水性接着剤を使用して、未乾燥状態
で圧着することを特徴とする天然木化粧金属板の
製造方法。 2 酸基含有ポリウレタン樹脂水分散液を含む水
性ラテツクスが、酸基含有ポリウレタン樹脂水分
散液単独である特許請求の範囲第1項記載の製造
方法。 3 多孔質シート状物質を複数使用する特許請求
の範囲第1項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24070883A JPS60131203A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 天然木化粧金属板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24070883A JPS60131203A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 天然木化粧金属板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60131203A JPS60131203A (ja) | 1985-07-12 |
| JPH0456725B2 true JPH0456725B2 (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=17063523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24070883A Granted JPS60131203A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 天然木化粧金属板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60131203A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63216701A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-09 | 北三株式会社 | 銘木化粧板の製造方法 |
| JPH01314161A (ja) * | 1988-06-14 | 1989-12-19 | Toppan Printing Co Ltd | 化粧材の製造方法 |
| JPH03114331U (ja) * | 1990-03-08 | 1991-11-25 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5034087A (ja) * | 1973-07-26 | 1975-04-02 | ||
| JPS5850276B2 (ja) * | 1974-12-16 | 1983-11-09 | 住友ベークライト株式会社 | シツジユンツキイタフリツチヨウセツチヤクザイ |
| JPS5210887A (en) * | 1975-06-27 | 1977-01-27 | Mitsubishi Electric Corp | Ozone generating equipment by oxygen recycling |
| JPS6040104B2 (ja) * | 1977-08-24 | 1985-09-09 | 富士通株式会社 | 磁気記録装置における記録検査方式 |
-
1983
- 1983-12-19 JP JP24070883A patent/JPS60131203A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60131203A (ja) | 1985-07-12 |
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