JPH0456820B2 - - Google Patents

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JPH0456820B2
JPH0456820B2 JP58231493A JP23149383A JPH0456820B2 JP H0456820 B2 JPH0456820 B2 JP H0456820B2 JP 58231493 A JP58231493 A JP 58231493A JP 23149383 A JP23149383 A JP 23149383A JP H0456820 B2 JPH0456820 B2 JP H0456820B2
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JP
Japan
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ethyleneamine
alcohol
carbonate
aqueous solution
ethyleneamines
Prior art date
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JP58231493A
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English (en)
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JPS60126248A (ja
Inventor
Tsugio Murakami
Taizo Kawamoto
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエチレンアミン類炭酸塩水溶液を効率
良く脱炭酸する方法に関するものである。更に詳
しくは、エチレンアミン類炭酸塩水溶液にアルコ
ール及び/又は環状エーテルを加え加熱分解する
ことを特徴とするエチレンアミン類炭酸塩水溶液
の脱炭酸方法に関するものである。
本発明に於るエチレンアミン類とは、エチレン
ジアミン,ジエチレントリアミン,トリエチレン
テトラミン、テトラエチレンペンタミン,ペンタ
エチレンヘキサミン,トリス−(2−アミノエチ
ル)−アミン、ピペラジン及びN−アミノエチル
ピペラジン等の鎖状,環状エチレンアミン類を含
むアミンの単独又は混合物を意味する。
これらのエチレンアミン類は、主原料,副原料
又は添加物として広い分野に使用されている。例
えば、農薬,紙力増強剤,エポキシ硬化剤,潤滑
油添加剤,ポリアマイド用等である。
又、これらのエチレンアミン類は主に次の二つ
の方法によつて製造されているが、本発明で言う
エチレンアミン類はこれらの方法によつて製造さ
れるものに限定されない。
(イ) EDC法:エチレンジクロライド(EDC)と
アンモニアを高温高圧下で反応させ、エチレン
アミン類の塩酸塩を生成させ、該塩酸塩を苛性
ソーダで複分解し、副生する塩化ナトリウムを
分離する。
(ロ) MEA法:モノエタノールアミン(MEA)と
アンモニアを水素触媒存在下に高温高圧下で反
応させ、エチレンアミン類を得る。
エチレンアミン類炭酸塩はエチレンアミン類を
製造する過程、あるいはエチレンアミン類を反応
に利用した際、未反応のエチレンアミン類に二酸
化炭素を作用させ、該エチレンアミン類の炭酸塩
として回収する場合、等で生成する。
例えば、特願昭57−130482号(特公平2−
20622号)公報のように、エチレンアミン類を含
む水溶液から有機溶剤を用いて選択的にエチレン
アミン類を抽出して得た抽出相から炭酸ガス又は
炭酸水を用いて有機相からエチレンアミン類を炭
酸塩として回収する場合に生成する。
尚、本願発明のエチレンアミン類炭酸塩は基本
的には、エチレンアミン類と二酸化炭素との反応
生成物のことであり、エチレンアミン類のカルバ
ミン酸塩と呼ばれる場合もある。
このエチレンアミン類炭酸塩はそのまま製品に
なることは少く、多くの場合エチレンアミン類と
して製品化し、販売されている。したがつて、エ
チレンアミン類炭酸塩は炭酸根を除きエチレンア
ミン類にしなければならない。
その方法として考えられるものに、水酸化ナト
リウム,水酸化カルシウム等の強アルカリ剤を加
えて複分解し、副生する炭酸ナトリウム,炭酸カ
ルシウムを分離する方法がある。しかしながら、
この方法は強アルカリ剤を多量消費することから
経済的でない。
そこで本発明者等はエチレンアミン類炭酸塩を
完全にエチレンアミン類とし、しかもその方法が
経済的で操作が容易な方法について種々検討し
た。その結果、エチレンアミン類炭酸塩は加熱に
よつて分解し、エチレンアミン類になることを知
つた。しかしながら、加熱だけでは完全に分解で
きないと判り、更に鋭意検討した。
その結果、エチレンアミン類炭酸塩水溶液の加
熱分解時にアルコール及び/又は環状エーテルを
存在させれば完全に脱炭酸できることを見い出し
本発明を完成させたのである。
即ち、本発明はエチレンアミン類炭酸塩水溶液
にアルコール及び/又は環状エーテルを加え加熱
分解することを特徴とするエチレンアミン類炭酸
塩の脱炭酸方法にある。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
エチレンアミン類炭酸塩水溶液は加熱により分
解する。その分解は濃度が低い程、温度が高い
程、分子内の総アミノ基に対する二級及び三級ア
ミンの割合が大きい程、又高分子のエチレンアミ
ン類程容易である。しかしながら、完全に脱炭酸
することは難しい。例えば、常圧下でエチレンジ
アミンとして30g/のエチレンジアミン炭酸塩
の分解率は80%がほぼ限界である。濃度を下げれ
ば脱炭酸はより進むが、後の濃縮エネルギーを多
量必要とし、又その場合に於ても完全に脱炭酸で
きず、品質が粗悪化する。
しかしながら、加熱分解時にアルコール及び/
又は環状エーテルを存在させるとほぼ完全に脱炭
酸できる。アルコールの作用としてはアルコール
蒸気により炭酸ガス分圧を下げ脱炭酸を進めると
理解している。アルコールとしては、n−プロパ
ノール,炭素類4〜6のアルコールが望ましい。
これらのアルコールはエチレンアミン類炭酸塩水
溶液に完全に溶解せず、二液相を形成する。
加熱分解途中でアルコール相とエチレンアミン
類炭酸塩水溶液相を抜き出し、両相を分析したと
ころ、アルコール相に加熱分解により生成した遊
離のエチレンアミン類が選択的に抽出されてい
た。この事実より、これらのアルコールが特に効
果的であつたと推考する。これよりも低級アルコ
ールは溶解する。又、炭素数6よりも大きいアル
コールは遊離のエチレンアミン類を選択的に抽出
する作用が小さい。
環状エーテルとしては1,4ジオキサン,1,
3−ジオキサンが望ましい。鎖状エーテルは効果
がない。環状エーテルの作用効果は、アルコール
の場合と同様に炭酸ガス分圧を下げる作用があ
る。
しかしながら、更に大きな作用として、加える
ことによりエチレンアミン類炭酸塩水溶液のPHを
下げる作用がある。PHが低下することにより脱炭
酸がより進むものと推察する。又、この場合に於
ても二液相を形成し、環状エーテル相に遊離のエ
チレンアミン類が抽出される。
又、加熱分解温度は沸点で行うのが良い。沸点
で行うとアルコール及び/又は環状エーテルが水
及び炭酸ガスとともに気散するが、還流器で炭酸
ガス以外を凝縮させれば良い。
即ち、全還流方式で行えば良い。圧力は常圧で
も減圧でも、又加圧でも良い。アルコールと環状
エーテルは混合して用いても良い。アルコール及
び/又は環状エーテルの使用量は多い程脱炭酸は
容易である。
しかしながら、装置容量、後にエチレンアミン
類と分離することを考慮するとエチレンアミン類
炭酸塩水溶液に対して0.2〜5倍容量が望ましく、
特に0.5〜2倍容量が望ましい。
又、エチレンアミン類炭酸塩水溶液はエチレン
アミン類について200〜800g/が望ましい。
以上のようにして、エチレンアミン類はほぼ完
全に脱炭酸される。
脱炭酸により得られた、アルコール及び/又は
環状エーテルを含むエチレンアミン類水溶液は二
相形成している場合は相分離して、溶解している
アルコール及び/又は環状エーテルは蒸留して分
離すれば良い。この時、アルコール及び/又は環
状エーテルと水が通常の場合共沸するので濃厚な
エチレンアミン類水溶液が得られる。均一相の場
合、蒸留だけで良い。蒸留して留出したアルコー
ル及び/又は環状エーテルはそのまま加熱分解工
程に循環しても良く、凝縮させ水を相分離した
後、循環しても良い。
以下、実施例で本発明を詳細に説明する。
実施例 1 エチレンジアミン(EDA):325g/,
CO2:238g/のエチレンジアミン炭酸塩水溶
液250mlと1,4ジオキサン250mlを還流器を備え
た1の丸底フラスコに入れ、マントルヒーター
を加熱源として沸点(91.5℃)で5時間全還流方
式で加熱分解したところ、97%のCO2を除くこと
ができた。
実施例 2 実施例1の方法に於て、1,4−ジオキサンの
代りにn−ブタノール250ml用いる外全て同様に
操作したところ、沸点は104℃であり、CO2を95
%除くことができた。
比較例 1 実施例1の方法に於て、1,4ジオキサンを加
えない外同様に操作したところ、CO2の除去率は
77%であつた。沸点は108℃であつた。
実施例 3 EDA:171g/,ピペラジン:6g/,ジ
エチレントリアミン:77g/,N−アミノエチ
ルピペラジン:11g/,トリエチレンテトラミ
ン:46g/,テトラエチレンペンタミン:21
g/,ペンタエチレンヘキサミン:16g/,
CO2:217g/の水溶液250mlと1,4ジオキサ
ン125mlを500mlの丸底フラスコに入れ実施例1と
同様に操作した。沸点は92℃であり、CO2の除去
率は99.6%であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エチレンアミン類炭酸塩水溶液にアルコール
    及び/又は環状エーテルを加え加熱分解すること
    を特徴とするエチレンアミン類炭酸塩水溶液の脱
    炭酸方法。 2 アルコールがn−プロパノール,炭素原子数
    4〜6のアルコールより選ばれた1種類以上のア
    ルコールである特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
JP58231493A 1983-12-09 1983-12-09 エチレンアミン類炭酸塩水溶液の脱炭酸方法 Granted JPS60126248A (ja)

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JP58231493A JPS60126248A (ja) 1983-12-09 1983-12-09 エチレンアミン類炭酸塩水溶液の脱炭酸方法

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JPS60126248A JPS60126248A (ja) 1985-07-05
JPH0456820B2 true JPH0456820B2 (ja) 1992-09-09

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