JPH0457686B2 - - Google Patents
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- JPH0457686B2 JPH0457686B2 JP61126559A JP12655986A JPH0457686B2 JP H0457686 B2 JPH0457686 B2 JP H0457686B2 JP 61126559 A JP61126559 A JP 61126559A JP 12655986 A JP12655986 A JP 12655986A JP H0457686 B2 JPH0457686 B2 JP H0457686B2
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- JP
- Japan
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- group
- resin
- formula
- parts
- emulsion
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/30—Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/42—Introducing metal atoms or metal-containing groups
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Description
本発明の背景
エチレン性不飽和結合を有する単量体の乳化重
合にあたつては乳化剤を必要とする。通常の陰イ
オン、陽イオンおよび非イオン界面活性剤は水溶
性であり、乳化重合したエマルジヨン中に残留
し、それから形成された塗膜の耐水性、耐候性を
低下させる。そのためそれ自身が塗膜を形成し得
る高分子乳化剤や、重合すべき単量体と共重合し
得るエチレン性不飽和基を持つた乳化機能を有す
る化合物もしくは樹脂が乳化重合に使用される。 たとえば、本出願人の特願昭52−159788号、同
52−159789号、同53−123899号等には、分子中に
式 (式中、Rはアルキル鎖またはフエニレン鎖、Y
は−COOHまたは−SO3Hを表す。)で表される
両性イオン基と、ラジカル重合性不飽和基を同時
に有する化合物を乳化重合の分散安定剤として使
用することが提案されている。 また、本出願人の特願昭57−13054号には、前
記両性イオン基とラジカル重合性不飽和基を同時
に有する樹脂を同じ目的に使用することが提案さ
れている。 これら提案においては、水溶性の分散安定剤に
界面活性を有する官能基と同時に重合性不飽和基
を同時に持たせることにより、水可溶物質をエマ
ルジヨン樹脂と一体化し、それからの界面活性剤
の溶出を防いでいる。しかしながらこのような手
段では水可溶物質は溶出しないものの、水との親
和性はいつまでも残り、保水性が高いため、フイ
ルム、塗膜の耐水性および耐候性の課題は本質的
には解決されていない。 そこで本発明の課題は、エマルジヨン合成の分
散安定剤として用いるとき、耐水性がよくなり、
耐候性や耐汚染性が改善される界面活性を持つた
樹脂を提供することである。 解決方法 上記課題は、本発明により、分子中に式 (式中、Rは置換基を有することもあるC1〜6の
アルキレン基もしくはフエニレン基であり、Yは
−COOHまたは−SO3Hである。)で表される両
性イオン基と、エチレン性不飽和基および有機ケ
イ素基を含有することを特徴とするケイ素含有両
性イオン性樹脂を提供することによつて解決され
る。 本発明のケイ素含有両性イオン性樹脂は、すぐ
れた界面活性特性を持つ前記式の両性イオン基と
重合性不飽和基を同時に持ち、その上に撥水性、
耐水性にすぐれる有機ケイ素を有するので、それ
をエマルジヨン合成時に分散安定剤として使用す
れば、エマルジヨン樹脂の耐水性、耐候性が飛躍
的に改善され、かつ有機ケイ素基の導入により樹
脂自体の界面活性特性も改良される。 すなわち
合にあたつては乳化剤を必要とする。通常の陰イ
オン、陽イオンおよび非イオン界面活性剤は水溶
性であり、乳化重合したエマルジヨン中に残留
し、それから形成された塗膜の耐水性、耐候性を
低下させる。そのためそれ自身が塗膜を形成し得
る高分子乳化剤や、重合すべき単量体と共重合し
得るエチレン性不飽和基を持つた乳化機能を有す
る化合物もしくは樹脂が乳化重合に使用される。 たとえば、本出願人の特願昭52−159788号、同
52−159789号、同53−123899号等には、分子中に
式 (式中、Rはアルキル鎖またはフエニレン鎖、Y
は−COOHまたは−SO3Hを表す。)で表される
両性イオン基と、ラジカル重合性不飽和基を同時
に有する化合物を乳化重合の分散安定剤として使
用することが提案されている。 また、本出願人の特願昭57−13054号には、前
記両性イオン基とラジカル重合性不飽和基を同時
に有する樹脂を同じ目的に使用することが提案さ
れている。 これら提案においては、水溶性の分散安定剤に
界面活性を有する官能基と同時に重合性不飽和基
を同時に持たせることにより、水可溶物質をエマ
ルジヨン樹脂と一体化し、それからの界面活性剤
の溶出を防いでいる。しかしながらこのような手
段では水可溶物質は溶出しないものの、水との親
和性はいつまでも残り、保水性が高いため、フイ
ルム、塗膜の耐水性および耐候性の課題は本質的
には解決されていない。 そこで本発明の課題は、エマルジヨン合成の分
散安定剤として用いるとき、耐水性がよくなり、
耐候性や耐汚染性が改善される界面活性を持つた
樹脂を提供することである。 解決方法 上記課題は、本発明により、分子中に式 (式中、Rは置換基を有することもあるC1〜6の
アルキレン基もしくはフエニレン基であり、Yは
−COOHまたは−SO3Hである。)で表される両
性イオン基と、エチレン性不飽和基および有機ケ
イ素基を含有することを特徴とするケイ素含有両
性イオン性樹脂を提供することによつて解決され
る。 本発明のケイ素含有両性イオン性樹脂は、すぐ
れた界面活性特性を持つ前記式の両性イオン基と
重合性不飽和基を同時に持ち、その上に撥水性、
耐水性にすぐれる有機ケイ素を有するので、それ
をエマルジヨン合成時に分散安定剤として使用す
れば、エマルジヨン樹脂の耐水性、耐候性が飛躍
的に改善され、かつ有機ケイ素基の導入により樹
脂自体の界面活性特性も改良される。 すなわち
【式】基は界面活性機能を持
つため、エマルジヨン合成時水/モノマーの界面
に集中して存在する。そしてその近辺に撥水性、
耐水性にすぐれた有機ケイ素があることにより有
機ケイ素はエマルジヨン樹脂の表面に局在下し、
エマルジヨン樹脂の耐水性、耐候性を改善する。
同時に重合性不飽和基を持つためエマルジヨン樹
脂を構成する単量体と共重合し、エマルジヨン樹
脂にしつかりと固定され、その効果はいつまでも
持続される。 本発明のケイ素含有両イオン性樹脂は、ベース
となる樹脂の種類により次の方法によつて合成す
ることができる。 第1の方法は、ベース樹脂として、分子中に式 (式中、RおよびYは前記と同じ。)で表される
両性イオン基と水酸基を有する樹脂を使用し、該
ベース樹脂に、式 (式中、Aはビニル基または
に集中して存在する。そしてその近辺に撥水性、
耐水性にすぐれた有機ケイ素があることにより有
機ケイ素はエマルジヨン樹脂の表面に局在下し、
エマルジヨン樹脂の耐水性、耐候性を改善する。
同時に重合性不飽和基を持つためエマルジヨン樹
脂を構成する単量体と共重合し、エマルジヨン樹
脂にしつかりと固定され、その効果はいつまでも
持続される。 本発明のケイ素含有両イオン性樹脂は、ベース
となる樹脂の種類により次の方法によつて合成す
ることができる。 第1の方法は、ベース樹脂として、分子中に式 (式中、RおよびYは前記と同じ。)で表される
両性イオン基と水酸基を有する樹脂を使用し、該
ベース樹脂に、式 (式中、Aはビニル基または
【式】基を表し、R′は水素また
はメチル基を表し、nは1〜20の整数を表し、X
はアルコキシまたはアルコキシアルコキシ基を表
し、X′はアルキル、アルコキシまたはアルコキ
シアルコキシ基を表す。)にて表されるシラン化
合物を反応させることによりなる。 この方法は、アルキド樹脂、ポリエステル樹
脂、アルキル樹脂または変性エポキシ樹脂に適用
することができる。 第2の方法は、ベース樹脂として、同じく分子
中に前記式で表される両性イオン基と水酸基とを
有する前記樹脂を使用し、該ベース樹脂にγ−ア
ミノプロピルトリアルコキシシランまたはN−β
−アミノアルキル−γ−アミノプロプルトリアル
コキシシランを反応させる工程と、次いでその反
応生成物にグリシジル(メタ)アクリレートまた
はイソシアナートエチル(メタ)アクリレートを
反応させる工程とよりなる。 好ましい実施態様の説明 上記式、
はアルコキシまたはアルコキシアルコキシ基を表
し、X′はアルキル、アルコキシまたはアルコキ
シアルコキシ基を表す。)にて表されるシラン化
合物を反応させることによりなる。 この方法は、アルキド樹脂、ポリエステル樹
脂、アルキル樹脂または変性エポキシ樹脂に適用
することができる。 第2の方法は、ベース樹脂として、同じく分子
中に前記式で表される両性イオン基と水酸基とを
有する前記樹脂を使用し、該ベース樹脂にγ−ア
ミノプロピルトリアルコキシシランまたはN−β
−アミノアルキル−γ−アミノプロプルトリアル
コキシシランを反応させる工程と、次いでその反
応生成物にグリシジル(メタ)アクリレートまた
はイソシアナートエチル(メタ)アクリレートを
反応させる工程とよりなる。 好ましい実施態様の説明 上記式、
【式】基は、
【式】または
【式】
のような両イオン性基として表すこともでき、そ
のような両イオン性基をもつ樹脂は反応性、界面
活性、電気化学的性質等において特異な挙動を示
す。 このような両イオン性基を分子内に有するアル
キド樹脂およびオイルフリーポリエステル樹脂に
ついては本発明者らの特願昭54−110865号および
特願昭55−56048号に記載されている。アルキド
樹脂およびポリエステル樹脂は、必須の成分とし
て多塩基酸と多価アルコールを使用して連続した
エステル連鎖を生成させることを特徴とするが、
多価アルコール成分の一部を式、 (式中R1は少なくとも1個のヒドロキシ基を有
するアルキル基;R2およびR3同一または異なつ
て、水素か、または置換基を有することもあるア
ルキル基;Aは置換基を有することもあるC1〜
C6のアルキレン基もしくはフエニレン基である)
で置き換えることにより前記の両イオン性基を有
するアルキド樹脂またはポリエステル樹脂を製造
することができる。詳細について前出の本発明者
らの特願昭54−110865、同昭55−56048号参照。 本発明ではこれら両イオン性基を有するアルキ
ドまたはポリエステル樹脂のうち、酸価が30〜
150、特に40〜150、数平均分子量が500〜5000、
特に700〜3000のものを使用するのが好ましい。 式
のような両イオン性基をもつ樹脂は反応性、界面
活性、電気化学的性質等において特異な挙動を示
す。 このような両イオン性基を分子内に有するアル
キド樹脂およびオイルフリーポリエステル樹脂に
ついては本発明者らの特願昭54−110865号および
特願昭55−56048号に記載されている。アルキド
樹脂およびポリエステル樹脂は、必須の成分とし
て多塩基酸と多価アルコールを使用して連続した
エステル連鎖を生成させることを特徴とするが、
多価アルコール成分の一部を式、 (式中R1は少なくとも1個のヒドロキシ基を有
するアルキル基;R2およびR3同一または異なつ
て、水素か、または置換基を有することもあるア
ルキル基;Aは置換基を有することもあるC1〜
C6のアルキレン基もしくはフエニレン基である)
で置き換えることにより前記の両イオン性基を有
するアルキド樹脂またはポリエステル樹脂を製造
することができる。詳細について前出の本発明者
らの特願昭54−110865、同昭55−56048号参照。 本発明ではこれら両イオン性基を有するアルキ
ドまたはポリエステル樹脂のうち、酸価が30〜
150、特に40〜150、数平均分子量が500〜5000、
特に700〜3000のものを使用するのが好ましい。 式
【式】基を分子中に有するアクリル
樹脂について本発明者らの特願昭53−12389号、
同昭53−125996号、同昭55−47651号および同昭
55−47652号に記載されている式 (式中、R7、R8、R9、R10はそれぞれH、CH3、
C2H5のいずれかであり;R11はHか、または鎖中
に−SO−基、−COO−基、−O−基のいずれかを
含んでいることもあるC1〜C20のアルキル基であ
り;R12は−OH基、−SH基、−SR13基(R13はC1
〜C4のアルキル基)のいずれかで置換されてい
ることもあり、そして1個もしくは複数のC1〜
C4アルキル基で置換されていることもあるC1〜
C12のアルキレン基であり;AはCOOH基または
SO3H基である) または式、 (式中、R14、R15、R16はそれぞれHまたはC1〜
C6のアルキル基であり;R17はHか、鎖中に−SO
−基、−COO−基、−O−基のいずれかを含んで
いることもありC1〜C20のアルキル基か、または 基であり;R18は1個もしくは複数のC1〜C6アル
キル基で置換されていることもあるのC2〜C12の
アルキレン基である) または式 (式中、R19、R20、R21はそれぞれ同一もしくは
異なつてHまたはCH3;R22は少なくとも1個の
ヒドロキシル基を有しアルキル骨格中に−O−も
しくは−COO−基を含むこともあるC1〜C20のア
ルキル基;R23は少なくとも1個のヒドロキシル
基を有しアルキル骨格中に−O−もしくは−
COO−を含むこともあるC1〜C20のアルキル基ま
たはHもしくはC1〜C20のアルキル基;R24は基
本的には(CH2)n(nは1〜6)で表され置換
されていることもあるアルキレン基;AはCOO
またはSO3である) または式 (式中R25、R26、R27はそれぞれ同一もしくは異
なつてHまたはCH3;R28、R29はそれぞれ同一も
しくは異なつてC1〜C20の−O−、もは−COO−
を含むこともあるアルキル基あるいはシクロアル
キル基、あるいはR28とR29が結合してN原子を
含むヘテロ環を形成することができ;R30は基本
的には(CH2)n(nは1〜6)で表され置換さ
れていることもあるアルキレン基;AはCOOま
たはSO3である)の重合性アミノ酸化合物の郡か
ら選ばれる少なくとも1種と、 ヒドロキシル基含有単量体と、必要に応じカル
ボキシル基含有単量体、グリシジル基含有単量
体、アルキルアクリレートもしくはメタクリレー
ト、含窒素アルキルアクリレートもしくはメタク
リレート、重合性アミド、重合性ニトリル、重合
性芳香族化合物、α−オレフイン化合物、ビニル
化合物およびジエン化合物からなる重合性単量体
の群から選ばれる少なくとも1種とを通常のラジ
カル重合法により有機溶媒中で溶液重合すること
により製造される。 上記の重合性アミノ酸化合物の詳細については
前出の本発明者らの特願昭53−128899、同昭53−
125996、同昭55−47651、同昭55−47652号を、ま
た分子内に
同昭53−125996号、同昭55−47651号および同昭
55−47652号に記載されている式 (式中、R7、R8、R9、R10はそれぞれH、CH3、
C2H5のいずれかであり;R11はHか、または鎖中
に−SO−基、−COO−基、−O−基のいずれかを
含んでいることもあるC1〜C20のアルキル基であ
り;R12は−OH基、−SH基、−SR13基(R13はC1
〜C4のアルキル基)のいずれかで置換されてい
ることもあり、そして1個もしくは複数のC1〜
C4アルキル基で置換されていることもあるC1〜
C12のアルキレン基であり;AはCOOH基または
SO3H基である) または式、 (式中、R14、R15、R16はそれぞれHまたはC1〜
C6のアルキル基であり;R17はHか、鎖中に−SO
−基、−COO−基、−O−基のいずれかを含んで
いることもありC1〜C20のアルキル基か、または 基であり;R18は1個もしくは複数のC1〜C6アル
キル基で置換されていることもあるのC2〜C12の
アルキレン基である) または式 (式中、R19、R20、R21はそれぞれ同一もしくは
異なつてHまたはCH3;R22は少なくとも1個の
ヒドロキシル基を有しアルキル骨格中に−O−も
しくは−COO−基を含むこともあるC1〜C20のア
ルキル基;R23は少なくとも1個のヒドロキシル
基を有しアルキル骨格中に−O−もしくは−
COO−を含むこともあるC1〜C20のアルキル基ま
たはHもしくはC1〜C20のアルキル基;R24は基
本的には(CH2)n(nは1〜6)で表され置換
されていることもあるアルキレン基;AはCOO
またはSO3である) または式 (式中R25、R26、R27はそれぞれ同一もしくは異
なつてHまたはCH3;R28、R29はそれぞれ同一も
しくは異なつてC1〜C20の−O−、もは−COO−
を含むこともあるアルキル基あるいはシクロアル
キル基、あるいはR28とR29が結合してN原子を
含むヘテロ環を形成することができ;R30は基本
的には(CH2)n(nは1〜6)で表され置換さ
れていることもあるアルキレン基;AはCOOま
たはSO3である)の重合性アミノ酸化合物の郡か
ら選ばれる少なくとも1種と、 ヒドロキシル基含有単量体と、必要に応じカル
ボキシル基含有単量体、グリシジル基含有単量
体、アルキルアクリレートもしくはメタクリレー
ト、含窒素アルキルアクリレートもしくはメタク
リレート、重合性アミド、重合性ニトリル、重合
性芳香族化合物、α−オレフイン化合物、ビニル
化合物およびジエン化合物からなる重合性単量体
の群から選ばれる少なくとも1種とを通常のラジ
カル重合法により有機溶媒中で溶液重合すること
により製造される。 上記の重合性アミノ酸化合物の詳細については
前出の本発明者らの特願昭53−128899、同昭53−
125996、同昭55−47651、同昭55−47652号を、ま
た分子内に
【式】基を有するアクリル樹
脂の詳細については本発明者らの特願昭56−
71864号参照。 本発明ではこれらの両イオン性基を有するアク
リル樹脂のうち酸価が30〜180、特に40〜160、数
平均分子量が500〜10000、特に700〜6000のもの
を使用するのが好ましい。 式
71864号参照。 本発明ではこれらの両イオン性基を有するアク
リル樹脂のうち酸価が30〜180、特に40〜160、数
平均分子量が500〜10000、特に700〜6000のもの
を使用するのが好ましい。 式
【式】基を分子中に有する変性エポ
キシ樹脂は、本発明者らの特願昭55−116293号に
記載されている。一般にエポキシ樹脂は末端に
式、 (式中、R4およびR5はそれぞれ水素かメチル基)
を有するのが特徴である。該末端基に式、 R6−NH−A−SO3M () (式中R6はエポキシ基と反応しない置換基を有
することもあるアルキル基、Mはアルカリ金属ま
たはアンモニウム基、Aは前記に同じ)の化合物
を反応させることによりオキシラン環を開裂さ
せ、該エポキシ樹脂を末端基の一部が式、 となつた変性エポキシ樹脂が得られる。エポキシ
樹脂の前記式()の両イオン性基の置換度に比
例して、変性エポキシ樹脂の親水性が高まる。詳
細については前出の特願昭55−116293号を参照。 式
記載されている。一般にエポキシ樹脂は末端に
式、 (式中、R4およびR5はそれぞれ水素かメチル基)
を有するのが特徴である。該末端基に式、 R6−NH−A−SO3M () (式中R6はエポキシ基と反応しない置換基を有
することもあるアルキル基、Mはアルカリ金属ま
たはアンモニウム基、Aは前記に同じ)の化合物
を反応させることによりオキシラン環を開裂さ
せ、該エポキシ樹脂を末端基の一部が式、 となつた変性エポキシ樹脂が得られる。エポキシ
樹脂の前記式()の両イオン性基の置換度に比
例して、変性エポキシ樹脂の親水性が高まる。詳
細については前出の特願昭55−116293号を参照。 式
【式】基を分子中に有するポリエー
テル型エポキシ樹脂については、本発明者らの特
願昭55−116293号に記載されているように、末端
に式、 (式中R31、R32はそれぞれ水素、あるいはメチ
ル基)を有するポリエーテル型エポキシ樹脂に、
式、 R33−NH−A−SO3M () (式中R33はエポキシ基と反応しないい置換基を
有することもある置換基;Mはアルカリ金属また
はアンモニウム基;Aは前記に同じ)の化合物を
反応させることによつて、オキシラン環を開裂さ
せ、該ポリエーテル型エポキシ樹脂の末端基の一
部が式、 となつた変性ポリエーテル型エポキシ樹脂が得ら
れる。ポリエーテル型エポキシ樹脂は公知で種々
のものが市販されているが、ビスフエノールA以
外の多価フエノールや多価アルコールをハロヒド
リンと反応させることにより得る。詳細について
は前出の特願昭55−116298号参照。 上記アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、アクリル樹脂、分子中に式
願昭55−116293号に記載されているように、末端
に式、 (式中R31、R32はそれぞれ水素、あるいはメチ
ル基)を有するポリエーテル型エポキシ樹脂に、
式、 R33−NH−A−SO3M () (式中R33はエポキシ基と反応しないい置換基を
有することもある置換基;Mはアルカリ金属また
はアンモニウム基;Aは前記に同じ)の化合物を
反応させることによつて、オキシラン環を開裂さ
せ、該ポリエーテル型エポキシ樹脂の末端基の一
部が式、 となつた変性ポリエーテル型エポキシ樹脂が得ら
れる。ポリエーテル型エポキシ樹脂は公知で種々
のものが市販されているが、ビスフエノールA以
外の多価フエノールや多価アルコールをハロヒド
リンと反応させることにより得る。詳細について
は前出の特願昭55−116298号参照。 上記アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、アクリル樹脂、分子中に式
【式】の両性イオン基と水酸基を持つて
いる。
従つてこれら樹脂に対し、式
(式中、符号の意味は前記に同じ。)のシラン化
合物を反応させることにより、有機ケイ素と重合
性不飽和基とを同時に導入することができる。 式、 で表されるシラン化合物の具体例としては、ビニ
ルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メト
キシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシランなどが挙げられ、これら
は樹脂1分子あたり1〜3分子が反応するような
量で使用するのが好ましい。 また第2の方法により、上記アルキド樹脂、ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂に
γ−アミノプロピルトリアルコキシシランまたは
N−β−アミノアルキル−γ−アミノプロプルト
リアルコキシシランを反応させると残存する水酸
基の少なくとも一部を反応してアミノ基を持つた
有機ケイ素基が導入される。 次に該反応生成物に対し、グリシジル(メタ)
アクリレートまたはイソシアナートエチル(メ
タ)アクリレートを反応させると、前記アミノ基
と反応して重合性不飽和基が導入される。 アミノプロピルトリアルコキシシランの具体例
にはγ−アミノプロピルトリアルコキシシランが
あり、N−β−アミノアルキル−γ−アミノプロ
ピルトリアルコキシシランの具体例にはN−β−
アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシ
シランが挙げられる。これらは樹脂1分子あたり
1〜3分子の割合で反応させる好ましく、グリシ
ジル(メタ)アクリレートまたはイソシアナート
エチル(メタ)アクリレートはシラン化合物と等
モル使用するのが好ましい。 以上述べた本発明の樹脂はいずれも分子中に特
徴的な
合物を反応させることにより、有機ケイ素と重合
性不飽和基とを同時に導入することができる。 式、 で表されるシラン化合物の具体例としては、ビニ
ルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メト
キシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシランなどが挙げられ、これら
は樹脂1分子あたり1〜3分子が反応するような
量で使用するのが好ましい。 また第2の方法により、上記アルキド樹脂、ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂に
γ−アミノプロピルトリアルコキシシランまたは
N−β−アミノアルキル−γ−アミノプロプルト
リアルコキシシランを反応させると残存する水酸
基の少なくとも一部を反応してアミノ基を持つた
有機ケイ素基が導入される。 次に該反応生成物に対し、グリシジル(メタ)
アクリレートまたはイソシアナートエチル(メ
タ)アクリレートを反応させると、前記アミノ基
と反応して重合性不飽和基が導入される。 アミノプロピルトリアルコキシシランの具体例
にはγ−アミノプロピルトリアルコキシシランが
あり、N−β−アミノアルキル−γ−アミノプロ
ピルトリアルコキシシランの具体例にはN−β−
アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシ
シランが挙げられる。これらは樹脂1分子あたり
1〜3分子の割合で反応させる好ましく、グリシ
ジル(メタ)アクリレートまたはイソシアナート
エチル(メタ)アクリレートはシラン化合物と等
モル使用するのが好ましい。 以上述べた本発明の樹脂はいずれも分子中に特
徴的な
【式】の両イオン性基を有し、水
溶性にも有機溶媒可溶性にも調製が可能である。
水溶性樹脂とした場合これは水性媒体中でのエチ
レン性不飽和単量体の乳化重合における優れた乳
化剤、分散剤となり、従つて通常の乳化剤を使用
せずとも重合体微粒子の製造が可能である。また
多官能の単量体を一部または全部に用いると架橋
重合体の微粒子の製造が可能である。 重合は重合開始剤の存在可、前記の両イオン性
樹脂を含む水性媒体中に所定割合の単量体混合物
を滴下して行うのが好ましい。 前記の両イオン性樹脂は単量体混合物の合計重
量に対して0.3〜30%、好ましくは0.5〜20%使用
することで十分である。 使用する水は、得られたエマルジヨン樹脂の不
揮発分が2〜65%、好ましくは20〜60%となるよ
うな割合で用いるのが好ましく、さらに前記樹脂
の溶解を助けるため、その酸価に対応する量の塩
基を含むのがよい。塩基としては水酸化アルカ
リ、アンモニア、有機アミンが使用し得るが、揮
散して塗膜に無機イオンが残存しないアンモニア
または有機アミンが好ましい。水性溶媒は水混和
性の有機溶媒を含んでいてもよい。 上記重合開始剤としては、通常のものが使用で
き、例えば過酸化ベンゾイル、t−ブチルペルオ
キシド、クメンハイドロペルオキシドなどの有機
過酸化物、アゾビスシアノ吉草酸、アゾビスイソ
ブチロニトリル、アゾビス−(2,4−ジメチル)
バレロニトリル、アゾビス−(2−アミノジノプ
ロパン)ハイドロクロライドのような有機アゾ化
合物、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過
硫酸ナトリウム、過酸化水素などの無機水溶性ラ
ジカル開始剤、およびこれらの無機水溶性ラジカ
ル開始剤とピロ亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナ
トリウム、2価の鉄イオンなどとの組合せで得ら
れるレドツクス系開始剤があげられ、これらの1
種もしくは2種以上の混合物で使用に供する。か
かる重合開始剤はあらかじめ反応媒体中に入れて
おいてもよく、また構成モノマーと同時に滴下し
てもよい。これらの重合開始剤の使用量は、通常
全単量体に対して0.05〜5%、好ましくは0.1〜
3%の範囲で選定されてよい。さらに必要に応じ
て通常の連鎖移動剤(例えばラウリルメルカプタ
ン、ヘキシルメルカプタンなどのメルカプタン
類)を適量併用してもよい。 エマルジヨン樹脂は、本出願人の特開昭57−
187302号に記載されているような単官能モノマー
を主体とするエマルジヨン樹脂でもよく、また特
開昭58−129066号に記載されているような、内部
架橋されたエチレン性不飽和単量体の重合体また
は共重合体よりなる微小樹脂粒子であつてもよ
い。 先に述べたように、本発明のケイ素含有両性イ
オン性樹脂は、これらエマルジヨン樹脂の乳化重
合による合成時分散安定剤として使用すると、エ
マルジヨン樹脂にすぐれた耐水性と耐候性を与え
ることができる。 以下実施例により本発明を詳細に説明する。実
施例中「部」とある重量による。 実施例 1 撹拌器、窒素導入管、温度制御装置、ゴンデン
サー、デカンターを備えた2コルベンに、ビス
ヒドロキシエチルタウリン134部、ネオペンチル
グリコール65部、トリメチロールプロパン84部、
アゼライン酸236部、無水フタル酸186部およびキ
シレン27部を仕込み、昇温する。反応により生成
する水をキシレンと共沸させ除去する。 還流開始より約2時間をかけて温度を190℃に
し、カルボン酸相当の酸価が145になるまで撹拌
と脱水を継続し、次に140℃まで冷却する。次い
で140℃の温度を保持し、「カージユラE10」(シ
エル社勢のバーステイツク酸グリシジルエステ
ル)314部を30分で滴下し、その後2時間撹拌し
継続し、反応を終了する。得られるポリエステル
樹脂は酸価55、ヒドロキシル価125、Mn1100で
あつた。 撹拌下にこれを冷却して100℃にした後、γ−
メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン141
部とヒドロキノンモノメチルエーテル0.3部を30
分間で滴下し、滴下終了後30分間同温度にて保ち
反応を終了した。 蛍光X線分析装置にてイオウ元素、ケイ素元素
の含有量を求めたところ、それぞれ2.4%、2.1%
であつた。また、二重結合含有量は7.2×10-4当
量/gであつた。 実施例 2 実施例1と同様な装置を用い、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル100部を仕込み、100℃に
昇温、保持した。滴下ロート2個を取付け、一方
に100部のエチレングリコールモノメチルエーテ
ルを入れその中にN−メチル−N−(ビニルベン
ジル)タウリンを75部溶かす。この際、溶解補助
剤として少量のジメチルエタノールアミンを加え
る。 さらに一方の滴下ロートに2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート50部、アクリル酸10部、メチルメ
タクリレート110部、スチレン110部、n−ブチル
アクリレート145部およびラウリルメルカプタン
10部を混合し、アゾビスイソブチロニトリル10部
を溶解する。 二本の滴下ロート内容物を120分間で滴下しそ
の後温度を100℃に保持して60分間撹拌を継続す
る。次いで、この樹脂溶液を溶媒をロータリーエ
バポレーターで除去しながら酢酸エチレングリコ
ールモノエチルエーテルと置換した。これを実施
例1の装置に移し、撹拌下100℃に保持した。こ
れにγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン64部とヒドロキノンモノメチルエーテル0.1
部を30分間で滴下し、滴下終了後30分間同温度に
て保ち、反応を終了した。これを再度ロータリー
エバポレーターに入れ、溶媒を除去し、樹脂固形
分95%、平均分子量4600のアクリル系樹脂を得
た。 蛍光X線分析装置にてイオウ元素、ケイ素元素
の含有量を求めたところ、それぞれ5.1%、4.4%
であつた。また、二重結合含有量は1.5×10-3当
量/gであつた。 実施例 3 実施例1と同様な装置を用い、タウリンのナト
リウム塩73.5部、エチレングリコール100部、エ
チレングリコールモノメチルエーテル200部を仕
込み、かきまぜながら加熱して温度を120℃に上
げる。内容物が均一な溶解状態に達した後、エピ
コート1001(シエルケミカル社勢、ビスフエノー
ルAのジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、エ
ポキシ当量470)470部とエチレングリコールモノ
メチルエーテル400部からなる溶液を2時間で滴
下する。滴下後20時間撹拌と加熱とを継続し、反
応を終了する。反応物を精製、乾燥して、変性エ
ポキシ樹脂518部を得る。 これを酢酸エチレングリコールモノエチルエー
テルで不揮発性分60%に溶解した。撹拌下100℃
に保持してビニルトリエトキシシラン190部とヒ
ドロキノンモノメチルエーテル0.4部を30分間で
滴下した。滴下終了後30分間同温度にて保ち、反
応を終了した。反応終了後エバポレーターで溶媒
を除去し、不揮発性分93%の樹脂を得た。 蛍光X線分析装置にてイオウ元素、ケイ素元素
を含有量を求めたところ、それぞれ8.8%、3.7%
であつた。また、二重結合含有量は1.4×10-3当
量/gであつた。 実施例 4 実施例1と同様の装置を用い、ビスヒドロキシ
エチルタウリン134部、ネオペンチルグリコール
65部、トリメチロールプロパン84部、アゼライン
酸236部、無水フタル酸186部およびキシレン27部
を仕込み、昇温する。反応により生成する水をキ
シレンと共沸させ除去する。 還流開始より約2時間をかけて温度を190℃に
し、カルボン酸相当の酸価が145になるまで撹拌
と脱水を継続し、次に140℃まで冷却する。次い
で140℃の温度を保持し、「キージユラE10」(シ
エル社製のバーサテイツク酸グリシジルエステ
ル)314部を30分で滴下し、その後2時間撹拌を
継続し、反応を終了する。得られるポリエステル
樹脂は酸価55、ヒドロキシル価125、Mn110であ
つた。 撹拌下に100℃とした後、γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン138部を30分間で滴下し、滴
下終了後30分間同温度にて保つた。ヒドロキシモ
ノメチルエーテル0.3部をエチレングリコールモ
ノブチルエーテル5部に溶かした液を添加したの
ち、メタクリル酸グリシジルの85部を30分間で滴
下し、滴下終了後120℃に昇温して30分保ち、反
応を終了した。 蛍光X線分析装置にてイオウ元素、ケイ素元素
の含有量を求めたところ、それぞれ2.2%、1.9%
であつた。また、二重結合含有量は7.0×10-4当
量/gであつた。 樹脂粒子の製造1 撹拌器、窒素導入管、温度制御装置、コンデン
サーを備えた1コルベンに、脱イオン水230部
を加え、80℃に昇温した。脱イオン水170部とジ
メチルエタノールアミン3部に実施例1の樹脂20
部を溶解した液に、別に調製したメタクリル酸メ
チル50部、スチレン50部、アクリル酸n−ブチル
73部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル7部の
混合モノマーを撹拌下に添加してプレ乳化液をつ
くつた。一方、脱イオン水50部にアゾビスシアノ
吉草酸2部とジメチルエタノールアミン1.3部を
加えて溶解し、重合開始剤水溶液とした。水温が
80℃であることを確認した後プレ乳化液は60分間
で、重合開始剤水溶液は70分間で滴下した。後者
の滴下終了後同温度にて60分間保ち、反応を終了
した。このエマルジヨンの不揮発分は30.2%であ
り、平均粒子径は130nmであつた。このエマル
ジヨンを用いてガラス板上にドクターブレードに
て40μの膜をつくつた。1日後これを40℃の温水
に24時間浸漬したが膜の異常はなかつた。 樹脂粒子の製造2〜4 樹脂粒子の製造1と全く同じ装置、方法にて樹
脂とモノマーを表のようにしてエマルジヨンを合
成した。エマルジヨンの特性と膜の耐水性も表に
示した。
水溶性樹脂とした場合これは水性媒体中でのエチ
レン性不飽和単量体の乳化重合における優れた乳
化剤、分散剤となり、従つて通常の乳化剤を使用
せずとも重合体微粒子の製造が可能である。また
多官能の単量体を一部または全部に用いると架橋
重合体の微粒子の製造が可能である。 重合は重合開始剤の存在可、前記の両イオン性
樹脂を含む水性媒体中に所定割合の単量体混合物
を滴下して行うのが好ましい。 前記の両イオン性樹脂は単量体混合物の合計重
量に対して0.3〜30%、好ましくは0.5〜20%使用
することで十分である。 使用する水は、得られたエマルジヨン樹脂の不
揮発分が2〜65%、好ましくは20〜60%となるよ
うな割合で用いるのが好ましく、さらに前記樹脂
の溶解を助けるため、その酸価に対応する量の塩
基を含むのがよい。塩基としては水酸化アルカ
リ、アンモニア、有機アミンが使用し得るが、揮
散して塗膜に無機イオンが残存しないアンモニア
または有機アミンが好ましい。水性溶媒は水混和
性の有機溶媒を含んでいてもよい。 上記重合開始剤としては、通常のものが使用で
き、例えば過酸化ベンゾイル、t−ブチルペルオ
キシド、クメンハイドロペルオキシドなどの有機
過酸化物、アゾビスシアノ吉草酸、アゾビスイソ
ブチロニトリル、アゾビス−(2,4−ジメチル)
バレロニトリル、アゾビス−(2−アミノジノプ
ロパン)ハイドロクロライドのような有機アゾ化
合物、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過
硫酸ナトリウム、過酸化水素などの無機水溶性ラ
ジカル開始剤、およびこれらの無機水溶性ラジカ
ル開始剤とピロ亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナ
トリウム、2価の鉄イオンなどとの組合せで得ら
れるレドツクス系開始剤があげられ、これらの1
種もしくは2種以上の混合物で使用に供する。か
かる重合開始剤はあらかじめ反応媒体中に入れて
おいてもよく、また構成モノマーと同時に滴下し
てもよい。これらの重合開始剤の使用量は、通常
全単量体に対して0.05〜5%、好ましくは0.1〜
3%の範囲で選定されてよい。さらに必要に応じ
て通常の連鎖移動剤(例えばラウリルメルカプタ
ン、ヘキシルメルカプタンなどのメルカプタン
類)を適量併用してもよい。 エマルジヨン樹脂は、本出願人の特開昭57−
187302号に記載されているような単官能モノマー
を主体とするエマルジヨン樹脂でもよく、また特
開昭58−129066号に記載されているような、内部
架橋されたエチレン性不飽和単量体の重合体また
は共重合体よりなる微小樹脂粒子であつてもよ
い。 先に述べたように、本発明のケイ素含有両性イ
オン性樹脂は、これらエマルジヨン樹脂の乳化重
合による合成時分散安定剤として使用すると、エ
マルジヨン樹脂にすぐれた耐水性と耐候性を与え
ることができる。 以下実施例により本発明を詳細に説明する。実
施例中「部」とある重量による。 実施例 1 撹拌器、窒素導入管、温度制御装置、ゴンデン
サー、デカンターを備えた2コルベンに、ビス
ヒドロキシエチルタウリン134部、ネオペンチル
グリコール65部、トリメチロールプロパン84部、
アゼライン酸236部、無水フタル酸186部およびキ
シレン27部を仕込み、昇温する。反応により生成
する水をキシレンと共沸させ除去する。 還流開始より約2時間をかけて温度を190℃に
し、カルボン酸相当の酸価が145になるまで撹拌
と脱水を継続し、次に140℃まで冷却する。次い
で140℃の温度を保持し、「カージユラE10」(シ
エル社勢のバーステイツク酸グリシジルエステ
ル)314部を30分で滴下し、その後2時間撹拌し
継続し、反応を終了する。得られるポリエステル
樹脂は酸価55、ヒドロキシル価125、Mn1100で
あつた。 撹拌下にこれを冷却して100℃にした後、γ−
メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン141
部とヒドロキノンモノメチルエーテル0.3部を30
分間で滴下し、滴下終了後30分間同温度にて保ち
反応を終了した。 蛍光X線分析装置にてイオウ元素、ケイ素元素
の含有量を求めたところ、それぞれ2.4%、2.1%
であつた。また、二重結合含有量は7.2×10-4当
量/gであつた。 実施例 2 実施例1と同様な装置を用い、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル100部を仕込み、100℃に
昇温、保持した。滴下ロート2個を取付け、一方
に100部のエチレングリコールモノメチルエーテ
ルを入れその中にN−メチル−N−(ビニルベン
ジル)タウリンを75部溶かす。この際、溶解補助
剤として少量のジメチルエタノールアミンを加え
る。 さらに一方の滴下ロートに2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート50部、アクリル酸10部、メチルメ
タクリレート110部、スチレン110部、n−ブチル
アクリレート145部およびラウリルメルカプタン
10部を混合し、アゾビスイソブチロニトリル10部
を溶解する。 二本の滴下ロート内容物を120分間で滴下しそ
の後温度を100℃に保持して60分間撹拌を継続す
る。次いで、この樹脂溶液を溶媒をロータリーエ
バポレーターで除去しながら酢酸エチレングリコ
ールモノエチルエーテルと置換した。これを実施
例1の装置に移し、撹拌下100℃に保持した。こ
れにγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン64部とヒドロキノンモノメチルエーテル0.1
部を30分間で滴下し、滴下終了後30分間同温度に
て保ち、反応を終了した。これを再度ロータリー
エバポレーターに入れ、溶媒を除去し、樹脂固形
分95%、平均分子量4600のアクリル系樹脂を得
た。 蛍光X線分析装置にてイオウ元素、ケイ素元素
の含有量を求めたところ、それぞれ5.1%、4.4%
であつた。また、二重結合含有量は1.5×10-3当
量/gであつた。 実施例 3 実施例1と同様な装置を用い、タウリンのナト
リウム塩73.5部、エチレングリコール100部、エ
チレングリコールモノメチルエーテル200部を仕
込み、かきまぜながら加熱して温度を120℃に上
げる。内容物が均一な溶解状態に達した後、エピ
コート1001(シエルケミカル社勢、ビスフエノー
ルAのジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、エ
ポキシ当量470)470部とエチレングリコールモノ
メチルエーテル400部からなる溶液を2時間で滴
下する。滴下後20時間撹拌と加熱とを継続し、反
応を終了する。反応物を精製、乾燥して、変性エ
ポキシ樹脂518部を得る。 これを酢酸エチレングリコールモノエチルエー
テルで不揮発性分60%に溶解した。撹拌下100℃
に保持してビニルトリエトキシシラン190部とヒ
ドロキノンモノメチルエーテル0.4部を30分間で
滴下した。滴下終了後30分間同温度にて保ち、反
応を終了した。反応終了後エバポレーターで溶媒
を除去し、不揮発性分93%の樹脂を得た。 蛍光X線分析装置にてイオウ元素、ケイ素元素
を含有量を求めたところ、それぞれ8.8%、3.7%
であつた。また、二重結合含有量は1.4×10-3当
量/gであつた。 実施例 4 実施例1と同様の装置を用い、ビスヒドロキシ
エチルタウリン134部、ネオペンチルグリコール
65部、トリメチロールプロパン84部、アゼライン
酸236部、無水フタル酸186部およびキシレン27部
を仕込み、昇温する。反応により生成する水をキ
シレンと共沸させ除去する。 還流開始より約2時間をかけて温度を190℃に
し、カルボン酸相当の酸価が145になるまで撹拌
と脱水を継続し、次に140℃まで冷却する。次い
で140℃の温度を保持し、「キージユラE10」(シ
エル社製のバーサテイツク酸グリシジルエステ
ル)314部を30分で滴下し、その後2時間撹拌を
継続し、反応を終了する。得られるポリエステル
樹脂は酸価55、ヒドロキシル価125、Mn110であ
つた。 撹拌下に100℃とした後、γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン138部を30分間で滴下し、滴
下終了後30分間同温度にて保つた。ヒドロキシモ
ノメチルエーテル0.3部をエチレングリコールモ
ノブチルエーテル5部に溶かした液を添加したの
ち、メタクリル酸グリシジルの85部を30分間で滴
下し、滴下終了後120℃に昇温して30分保ち、反
応を終了した。 蛍光X線分析装置にてイオウ元素、ケイ素元素
の含有量を求めたところ、それぞれ2.2%、1.9%
であつた。また、二重結合含有量は7.0×10-4当
量/gであつた。 樹脂粒子の製造1 撹拌器、窒素導入管、温度制御装置、コンデン
サーを備えた1コルベンに、脱イオン水230部
を加え、80℃に昇温した。脱イオン水170部とジ
メチルエタノールアミン3部に実施例1の樹脂20
部を溶解した液に、別に調製したメタクリル酸メ
チル50部、スチレン50部、アクリル酸n−ブチル
73部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル7部の
混合モノマーを撹拌下に添加してプレ乳化液をつ
くつた。一方、脱イオン水50部にアゾビスシアノ
吉草酸2部とジメチルエタノールアミン1.3部を
加えて溶解し、重合開始剤水溶液とした。水温が
80℃であることを確認した後プレ乳化液は60分間
で、重合開始剤水溶液は70分間で滴下した。後者
の滴下終了後同温度にて60分間保ち、反応を終了
した。このエマルジヨンの不揮発分は30.2%であ
り、平均粒子径は130nmであつた。このエマル
ジヨンを用いてガラス板上にドクターブレードに
て40μの膜をつくつた。1日後これを40℃の温水
に24時間浸漬したが膜の異常はなかつた。 樹脂粒子の製造2〜4 樹脂粒子の製造1と全く同じ装置、方法にて樹
脂とモノマーを表のようにしてエマルジヨンを合
成した。エマルジヨンの特性と膜の耐水性も表に
示した。
【表】
1 ブロツキング化ポリイソシアネートを分散状
態で架橋剤として含有するかまたは含有しない水
性ポリウレタン分散液をグラフトベースとして含
有し、エチレン型不飽和単量体の重合体または共
重合体をグラフト側枝として含有するグラフト重
合体またはグラフト共重合体の水性分散液におい
て、前記のグラフト側枝が、367を超える分子量
を有するエチレン型不飽和パーフルオロアルキル
単量体の重合体、もしくは前記のパーフルオロア
ルキル単量体とパーフルオロアルキル基を有しな
いコモノマーとの共重合体から構成されたもので
あり、ただし、最後に述べた共重合体におけるパ
ーフルオロアルキル単量体とコモノマーとの重量
比は少なくとも約3:2であることを特徴とする
水性分散液。 2 この水性分散液の固体含有量が約5−50重量
%であり、この固体の弗素含有量が約6−50重量
%である特許請求の範囲第1項に記載の水性分散
液。 3 この水性分散液の固体含有量が約10−30重量
態で架橋剤として含有するかまたは含有しない水
性ポリウレタン分散液をグラフトベースとして含
有し、エチレン型不飽和単量体の重合体または共
重合体をグラフト側枝として含有するグラフト重
合体またはグラフト共重合体の水性分散液におい
て、前記のグラフト側枝が、367を超える分子量
を有するエチレン型不飽和パーフルオロアルキル
単量体の重合体、もしくは前記のパーフルオロア
ルキル単量体とパーフルオロアルキル基を有しな
いコモノマーとの共重合体から構成されたもので
あり、ただし、最後に述べた共重合体におけるパ
ーフルオロアルキル単量体とコモノマーとの重量
比は少なくとも約3:2であることを特徴とする
水性分散液。 2 この水性分散液の固体含有量が約5−50重量
%であり、この固体の弗素含有量が約6−50重量
%である特許請求の範囲第1項に記載の水性分散
液。 3 この水性分散液の固体含有量が約10−30重量
Claims (1)
- またはメチル基を表し、nは1〜20の整数を表
し、Xはアルコキシまたはアルコキシアルコキシ
基を表し、X′はアルキル、アルコキシまたはア
ルコキシアルコキシ基を表す。)で表されるシラ
ン化合物を反応させることを特徴とするケイ素含
有両イオン性重合性樹脂の製造法。 2 分子中に、式 (式中、RおよびYは前記に同じ)で表される両
性イオン基と水酸基とを有するアルキド樹脂、ポ
リエステル樹脂、アクリル樹脂または変性エポキ
シ樹脂とγ−アミノプロピルトリアルコキシシラ
ンまたはN−β−アミノアルキル−γ−アミノプ
ロピルトリアルコキシシランとを反応させ、その
反応生成物にグリシジル(メタ)アクリレートま
たはイソシアナートエチル(メタ)アクリレート
を反応させることを特徴とするケイ素含有両イオ
ン性重合性樹脂の製造法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61126559A JPS62283114A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | ケイ素含有両イオン性重合体樹脂の製造法 |
| US07/253,481 US4870132A (en) | 1986-05-30 | 1988-09-20 | Polymerizable amphoinic resins having silicon-containing organic group |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61126559A JPS62283114A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | ケイ素含有両イオン性重合体樹脂の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62283114A JPS62283114A (ja) | 1987-12-09 |
| JPH0457686B2 true JPH0457686B2 (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=14938162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61126559A Granted JPS62283114A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | ケイ素含有両イオン性重合体樹脂の製造法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4870132A (ja) |
| JP (1) | JPS62283114A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2734046B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1998-03-30 | ナトコペイント株式会社 | 乳化重合体の製造方法 |
| US7410204B2 (en) * | 2004-09-03 | 2008-08-12 | Foamade Industries, Inc. | Speaker noise path shield |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5390339A (en) * | 1977-01-20 | 1978-08-09 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | Coating composition for surface treatment of plastic molded article |
| US4379872A (en) * | 1980-08-22 | 1983-04-12 | Nippon Paint Co., Ltd. | Amphoteric amino sulfonate derivatives of epoxy resins |
| US4461870A (en) * | 1982-01-27 | 1984-07-24 | Nippon Paint Co., Ltd. | High solid coating composition containing novel microparticles of crosslinked copolymer including amphoionic groups |
| JPS58129065A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-01 | Nippon Paint Co Ltd | 塗料組成物 |
| JPH078956B2 (ja) * | 1984-11-26 | 1995-02-01 | 鐘淵化学工業株式会社 | 硬化性組成物 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP61126559A patent/JPS62283114A/ja active Granted
-
1988
- 1988-09-20 US US07/253,481 patent/US4870132A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62283114A (ja) | 1987-12-09 |
| US4870132A (en) | 1989-09-26 |
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