JPH0458868A - アセプティック包装液体だしの製造法 - Google Patents

アセプティック包装液体だしの製造法

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JPH0458868A
JPH0458868A JP2168442A JP16844290A JPH0458868A JP H0458868 A JPH0458868 A JP H0458868A JP 2168442 A JP2168442 A JP 2168442A JP 16844290 A JP16844290 A JP 16844290A JP H0458868 A JPH0458868 A JP H0458868A
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隆 門馬
Kenji Fukami
深見 賢治
Kyosuke Ishiguro
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、だし本来の香り・風味・味を保持した、長期
常温流通可能なアセブチイック包装液体だしの製造法に
関する。
[従来の技術とその問題点] 近年、食生活の変化に伴い調理、料理は簡便化傾向にあ
り、料理、調理の基本であるだしにおいても、だしを取
る手間のかからない液体の和風だし、洋風スープストッ
ク等が数多く市販されている。常温流通品ではレトルト
殺菌品、アセブチイック包装品、低温流逸品では冷凍品
、チルド品などがあるが、レトルト殺菌品は殺菌による
風味劣化、アセブチイック包装品では保存中の風味劣化
等の問題点がある。また低温流逸品では流通・保管時の
コスト高、冷凍品はさらに解凍の手間がかかるといった
問題点がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上記問題点について鋭意検討を重ねた結
果、だし本来の香り・風味・味を保持し簡便であり、さ
らには常温保存時の香り・風味の劣化が著しく小さく、
長期常温流通可能な液体だしの製造法を発明するに至っ
た。つまり本発明は、抽出しただしの溶存酸素量を予め
低減させた後殺菌し、充填するに際し、容器内酸素量を
低レベルに制限するアセブチイック包装液体だしの製造
法に関するものである。まずだしの抽出であるが、抽出
用水について本発明者らは、水道水に比べ精製水で抽出
しただしは、だし素材本来の風味・味を有することを見
い出した。つまり精製水により抽出しただしは、水道水
で抽出しただしに発現するえぐ味・渋味がなく、こく・
厚みに富み、いわば上質のだしと言える。ここで精製水
とは、蒸留、イオン交換等の処理をおこない、不純物を
極力除去した水のことである。だし原料としては鰹節、
宗田節、鯖節、鰺節、鰹節及びその他の節類、煮干、昆
布、椎茸等通常の和風だし素材、その他洋風・中華風だ
し素材を用いることができ、その形状としては粉末状、
粒状、薄片状、プロ・ツク状のいずれでもよい。抽出方
法は、バッチ方式、連続方式のいずれも用いることがで
き、フレッシュなだしの香りを得る場合には短時間抽出
、煮立てた香り・風味を得る場合には、長時間抽出が望
ましい。さらに精製水で抽出しただしに5’−TMP。
5’−C,MP、グルタミン酸ナトリウムを添加するこ
とにより、だし本来の呈味質を維持しつつ呈味力価を上
げることも可能である。
抽出しただしを常温流通させるためには、殺菌・充填・
包装を行う必要がある。ここで熱によるだしの品質劣化
を極力避けるためには、連続式高温短時間殺菌機である
プレート式熱交換器、掻き取り式熱交換器等による殺菌
及びアセブチイック充填・包装を組み合わせて行うこと
が好ましい。アセブチイック充填・包装は、だし及び容
器を個々に殺菌後、無菌的に充填・包装をおこなうので
、レトルト殺菌のようにだしに余分な熱負荷がかからず
、殺菌時の品質劣化を招きにくい。また殺菌前のだしの
溶存酸素量は、脱気処理等により、できるだけ低レベル
に抑えることが望ましく、具体的にはi ppm以下、
好ましくは、0.5 ppm以下とする。本処理により
、殺菌による品質劣化がないたしが得られる。さらに本
発明者らは、だし充填時、液量に対する容器内酸素量を
3pplIl、好ましくは0.5ρρm以下に抑えるこ
とにより、従来の液体だし及び関連の液体調味料に比べ
保存時の品質劣化を飛躍的に低減することができること
を見い出した。容器内酸素量とは、だしそのものの溶存
酸素量と容器内ヘッドスペース酸素量の総量である。容
器内酸素量が3 ppmを越えるものについては保存時
に、だしの香り・風味が急速に弱くなり異臭が発現し品
質劣化を招く。容器内酸素量を低レベルに抑えるために
は、まずだしの殺菌前にデアレータ−等により脱気し、
だしの溶存酸素量を除去する。本工程は前述のとおり、
殺菌時の品質劣化をも防止できる。さらにアセブチイッ
ク充填・包装時、容器内にヘッドスペース空気が残存す
る場合、不活性ガスである窒素ガス、炭酸ガスまたはそ
の混合ガス等によりヘッドスペース空気との置換を施し
、容器内酸素を除去する必要がある。
以下に実施例を示す。
実施例1゜ 蒸留水、水道水各100重量部に粗砕鰹節30重量部を
それぞれ加え、ジャケット釜で90°Cで30分間を攪
拌抽出後、濾過した。得られただし100重景部に5’
 −TMPを0.5重量部加え、脱気後、プレート式熱
交換器にて127°Cで一60秒間殺菌を行なった。さ
らに0.2 L液中シール型のアセブチイック充填・包
装を行い、得られた試作品の呈味質を評価した。各試作
品の容器内にヘッドスペースはなく、溶存酸素量はいず
れも0.lppmであった。サンプル調製、評価法は以
下のとおりとした。
(1)サンプル No、1;水道水による抽出だし試作品の、水道水によ
る5倍希釈液 No、2 ;水道水による抽出だし試作品の、蒸留水に
よる5倍希釈液 No、3;蒸留水による抽出だし試作品の、蒸留水によ
る5倍希釈液 (2)評価法 1)訓練されたパネル20名による2点提示選択法 2)評価項目は下表参照 評価結果 11剰Lノし サンプルNo、1のi・実施例2゜ 向流抽出機にて、イオン交換水100重量部を粉砕煮干
25重量部に85°Cで20分接触させ、抽出後、濾過
した。得られただしをデアレータ−で脱気後、溶存酸素
量が0.2.4.2ppmのだしとした。その後プレー
ト式熱交換器にて135°Cで10秒間殺菌を行なった
後、さらに0.2L液中シール型のアセブチイック充填
・包装を行ない、得られた試作品を評価した。各試作品
の容器内にヘッドスペースはなく、溶存酸素量はO,i
 ppm(9ンブルNo、1) 、4.0ppm(サン
プルNo、2)であった。評価は、各試作品ともイオン
交換水での7倍希釈液とし、対照は、未殺菌品とし、実
施した。評価法は実施例1.と同様とした。
実施例3゜ 向流抽出機にて、イオン交換水100重量部を粗砕鰹節
35重量部に90°Cで30分接触させ、抽出後、濾過
した。得られただし100重量部に5’−IMPを0.
2重量部加え、デアレータ−で脱気し、溶存酸素量を0
.1 ppmとした。その後、プレート式熱交換器にて
130’Cで30秒間殺菌を行ない、無菌的に1.8L
減菌アルミ箔バツグに充填後、容器内酸素量を調整する
ため窒素ガスにてヘッドスペース空気を置換し、密封し
た。得られた各試作品の容器内酸素量は、0.2.2.
5.5.2ppmであり、これらの保存安定性を評価し
た。
保存条件、評価法は以下のとおりとした。
(1)保存条件 1)温度    24°C2)相対湿
度  78% (2)サンプル;No、1;容器内酸素量0.2ppm
試作品N o 、2 ;容器内酸素量2.5ppm試作
品No、3;容器内酸素量5.2ppm試作品(3)評
価法 ;訓練されたパネル5名により、各サンプルのイ
オン交換水による10 倍希釈液を官能評価した。
対照は、 上記と同一条件下で抽出した直後 のだしとした。
(4)結果

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体だしを殺菌し、無菌的条件下で容器に充填・
    密封するに際し、殺菌前に液体だし中の溶存酸素量を減
    少させ、かつ殺菌後の充填・密封工程において最終的に
    容器内酸素量を内容液体だしの3ppm以下とすること
    を特徴とする液体だしの製造法。
  2. (2)だしの抽出用水として蒸留水、イオン交換樹脂処
    理水等の精製水を用いることを特徴とする請求項1記載
    のだしの製造法。
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