JPH0460090B2 - - Google Patents

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JPH0460090B2
JPH0460090B2 JP57234521A JP23452182A JPH0460090B2 JP H0460090 B2 JPH0460090 B2 JP H0460090B2 JP 57234521 A JP57234521 A JP 57234521A JP 23452182 A JP23452182 A JP 23452182A JP H0460090 B2 JPH0460090 B2 JP H0460090B2
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JP
Japan
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long
surfactant
lipid
drug
acting
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JP57234521A
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JPS59122425A (ja
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Kyoji Koyari
Suehiro Matsuda
Akira Ito
Masayuki Hasegawa
Shinichi Kimura
Takao Goto
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Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は持続性製剤およびその製造法に関す
る。 持続性製剤、とくに持続性の医薬品は投与回数
を減らす、すなわち効力を持続させる目的、また
必要以上に血中濃度を上げない、すなわち副作用
を軽減する目的から種々の検討がなされてきた。
しかしながら、従来より行なわれているいゆるコ
ーテイング法、湿式造粒法、熔融造粒法などで
は、放出特性においロツト間、ロツト内のバラツ
キが大きく、また技術的にみても満足しうるもの
ではなかつた。たとえば、コーテイング法につい
てはフイルムの厚さ(量)を全ての顆粒または錠
剤に均一でしかもピンホールなどに施すことは不
可能であり、湿式造粒法については造粒物の一粒
子からみれば不均一で医薬の放出をコントロール
するところまでいたらなかつた。また熔融造粒法
についてはわずかな脂質の量の違いで放出量が異
なつたり、錠剤の大きさ、圧力、硬度によつても
放出量にかなり影響を受けていた。 叙上の持続性製剤の欠点を解決するため、種々
の検討がなされており、たとえば特開昭57−
34854号公報に記載の徐放性粉体の製造法がある。 しかしながら、前記方法は、あくまで被覆重合
体中に医薬と溶出調節剤を含有するいわゆる広義
のコーテイング法である。そのため被覆重合体が
溶出の際に体内に残るという欠点があり、また重
合体中に医薬を溶解させる際あるいは被覆された
医薬を分離する際に種々の有機溶媒を用いるた
め、該有機溶媒による大気汚染、体内残留の危険
性などの種々の欠点がみられる。 かかる現状に鑑み、本発明者らは被覆重合体を
用いずに溶出調節剤の脂質を加温溶融させたもの
を媒体として用い、さらにいまひとつの溶出調節
剤として界面活性剤を加えることによつて、被覆
重合体を用いなくても医薬の溶出が確実に制御さ
れ、しかも人体に有害な溶媒を使用することなく
加温熔融という接作のみで簡単でかつ経済的に持
続性製剤を製造しうることを見出し、本発明を完
成するにいたつた。 すなわち、本発明は脂質の中に医薬および界面
活性剤が均一に熔融および(または)分散されて
いることを特徴とする持続性製剤およびその製造
法に関する。 本発明の脂質とは製剤上許容しうる水不溶性物
質で、医薬の溶出を遅らせる作用を有し、好まし
い軟化点または融点(40〜150℃)を有する物質
のことであり、硬化油またはパラフイン、さらに
詳しくは、カルナバロウ、合成および天然パラフ
イン、密ロウ、鯨ロウ、カスターワツクス、牛
脂、水素添加植物油(たとえばラブリーワツクス
101(フロイント産業(株)製)、ラブリーワツクス102
(フロイント産業(株)製))、脂肪アルコール、ステ
アリン酸などの脂肪酸、脂肪酸の塩、グリセライ
ドなどがあげられる。 前記脂質を加温熔融させ、該脂質中に医薬およ
びアビセル、スターチ、アエロジルなどの賦形剤
の微粒子を適量加えて均一に熔融および(また
は)分散させることによつても持続性製剤をうる
ことができるが、通常、脂質のみで溶出を調節し
ようとすると、脂質量のわずかな違いまたは操作
の違いにより溶出率、血中濃度等のバラツキが大
きく再現性が乏しい。このことは、たとえば医薬
として消炎鎮痛剤のフルルビプロフエン(以下、
FPという)、脂質として硬化油を用いて仮に3時
間値の薬物溶出率を50%に制御するばあいについ
て調べ結果を示す第1図または第1表から明らか
である。ただし溶出試験は第9改正日本薬局方
(以下、9局という)崩壊試験法に準じた。
【表】 すなわち、医薬量に対して9%(重量%、以下
同様)の硬化油を用いることにより医薬の溶出を
制御できるようになるが、12%では溶出率が38
%、8%では溶出率が60%になつたりして、わず
かな脂質量の違いにより溶出率のバラツキが大き
いことが明らかである。 そこで、いまひとつの溶出調節剤の界面活性剤
を加えたところ、これが溶出を速める制御因子と
なり医薬の溶出を確実に制御しえた。たとえば第
1図に示すように医薬量に対し20%以上の硬化油
を用いて多少の硬化油量の差が溶出率へほぼ影響
を与えないようにしたのち、界面活性剤を加える
ことにより溶出率を自由に制御しえた。つまり、
第1図に示す非直線部分でのみ制御せずに勾配の
少ない直線部分を利用してそのレベルを界面活性
剤で制御するわけである。 本発明の界面活性剤とは医薬に用いたばあい生
体に有害でないもの、たとえばシヨ糖脂肪酸エス
テル、ツイン8、ラウリル硫酸ナトリウム、
PEG#6000などがあげられる。 また本発明の持続性製剤は叙上のごとく薬物を
脂質の中に均一に熔融および(または)分散せし
めたものであるため、水溶性医薬、たとえば塩酸
ベフノロール(以下、BFという)、塩酸イソプロ
テノール、塩酸エタンブトール、塩酸ブプラノロ
ールなどはもちろんのこと、難溶性医薬、たとえ
ばFP、イブプロフエン(以下、IPという)、リフ
アンピシン、アモキシシリン、テガフル、フルオ
ロウラシル、インドメタシン、ニフエジピンなど
も9局液中でコアの外周から徐々に溶解せしめ
ることができ、しかも被覆重合体を用いいないた
め通常の持続性製剤を溶出させる際にみられる外
皮残る、顆粒状になつた粒子が溶出後も残るなど
の欠点を有さない。 なお、該持続性製剤は造粒物のままでも持続効
果を有するが、ヒトへの服用という観点からはカ
プセル剤または錠剤とするのが好ましい。 本発明の持続性製剤を製造するには、加温でき
る容器中に脂質を適量、医薬量に対し1/40〜40
倍、好ましくは1/25〜20倍を投入し、40〜150℃
で加温熔融させ、該脂質中に医薬および医薬量に
対し0.01〜2.0倍、好ましくは0.02〜1.0倍の界面
活性剤を加え、さらに必要に応じて賦形剤、滑沢
剤を加えて均一に熔融および(または)分散させ
たのち、スプレークーラー法により目的とする粒
度に噴霧冷却するか、あるいは一度冷却固化させ
たのち目的とする粒度にする。 叙上のごとく本発明の方法においては脂質の軟
化点または融点を利用し、加温熔融した脂質の中
に医薬を均一に熔融および(または)分散させる
方法を用いるため、FP、IP、インドメタシン、
ニフエジピン、リフアンピジン、アモキシシリ
ン、テガフル、フルオロウラシルなどの融点が
100℃以上の難溶性医薬を医薬自身の融点よりも
低い温度で溶かすことができ、医薬の安定性の面
からも好ましい。また水溶性医薬に関しては融点
以上に加温してもよいが、安定性と安全性の面か
らみても好ましくないため、たとえば100メツシ
ユあるいはそれ以上の細かい粒子に粉砕してから
熔融した脂質に均一に分散させるのが好ましい。 叙上のごとく本発明の方法は、有機溶媒を一切
用いていないため、製造過程において大気汚染を
生じることがなく、えられる製剤自身にも残留有
機溶媒の危険性が全くなく、また、溶媒を蒸発さ
せるための乾燥装置も不要であり、工程非常に簡
単であるため特別な注意事項をもつた作業標準、
特別な装置なども不要であり、単純で経済的な方
法である。 本発明はまた脂質の中に医薬および界面活性剤
が均一に熔融および(または)分散されてなる徐
放部と通常の医薬で構成された易溶部とからなる
持続性製剤に関する。 すなわち、叙上の持続性製剤からなる徐放部に
易溶部を追加することにより、速かに有効血中濃
度に到達せしめたのち、代謝されていく量を徐放
部で補う持続性製剤で、徐放部と易溶部の比率を
変えることにより有効血中濃度を自由に制御しう
るものであり、速効性と持続性の両方が要求され
る薬物に好適である。たとえば、β−ブロツカー
のBF、塩酸ブプラノロールなどは速効性が要求
され、予防製剤としても重要なものであるが、と
くに昼間の投与のわずらわしさをなくすためには
持続性製剤にする必要がある。さらに該医薬は心
臓病薬として用いる場合には医薬放出のバラツキ
が生じては目的を達しえないが、本発明の持続性
製剤によれば医薬の放出はバラツキなく一定であ
る。 なお、該持続性製剤は錠剤たとえば二層錠(第
2a図)、三層錠(第2b図)または有核錠(第
2c図)(だし第2a〜2c図中の1は徐放部、
2は易溶部である)もしくはカプセル剤として用
いる。 一般に持続性製剤において、とくに錠剤とする
ばあいには、いくら精度よく重量調整をしたり、
打錠圧を調整しても、厚さのバラツキや硬度のバ
ラツキが生じてくるため、溶出量にバラツキを生
ぜしめないようにすることは困難である。それに
対し、本発明の持続性製剤は錠剤とする際に打錠
圧、硬度、大きさなどの影響が少なく、工程も極
めて単純でありながら溶出量を自在に制御するこ
とができる。 つぎに実施例をあげて本発明をさらに詳しく説
明する、本発明はかかる実施例のみに限定される
ものではない。 なお、実施例中の溶出率は9局の崩壊試験に準
じて行なつた溶出試験により求め、溶出液として
は9局の液もしくは液を用いた。 実施例 1
【表】 叙上の成分を用いてつぎに示す方法にしたがつ
て持続性製剤を製造した。 すなわち、ラブリーワツクス101を約90℃で熔
融させ、ついでFPおよびPEG#6000を加えて均
一に熔融せしめ、さらにアビセルを加えて充分混
合した。冷却固化後、粉砕して12メツシユ以下に
篩過し、さらにステアリン酸カルシウムを加え均
一に混合したのち、8.5mmφの杵で打錠し、えら
れた3種類の錠剤からの薬物の溶出率を調べ。結
果を第2表および第3図に示す。
【表】 第2表および第3表から明らかなように、溶出
調節剤のPEG#6000の量により目標とする溶出
率の3時間値が界面活性剤(対FP比10、20、30
%と増すこと)により約10%ずつ溶出量が増えて
いくことが判つた。また溶出試験においては錠剤
が外側から順に徐々に溶け出し、溶出が終了した
時点では全てが完全に溶解しているのが観察され
た。 実施例 2
【表】
【表】 ム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 脂質の中に医薬および界面活性剤が均一に熔
    融および(または)分散されてなることを特徴と
    する持続性製剤。 2 前記脂質が硬化油またはパラフインである特
    許請求の範囲第1項記載の持続性製剤。 3 前記界面活性剤がシヨ糖脂肪酸エステル、ツ
    イン80またはラウリル硫酸ナトリウムである特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の持続性製
    剤。 4 前記特続性製剤の剤形がカプセル剤または錠
    剤である特許請求の範囲第1項、第2項または第
    3項記載の持続性製剤。 5 脂質を加温熔融したものに医薬および界面活
    性剤を均一に熔融および(または)分散させるこ
    とを特徴とする持続性製剤の製造法。 6 40〜150℃の温度で行なう特許請求の範囲第
    5項記載の製造法。 7 前記脂質が硬化油またはパラフインである特
    許請求の範囲第5項または第6項記載の製造法。 8 前記界面活性剤がシヨ糖脂肪族エステル、ツ
    イン80またはラウリル硫酸ナトリウムである特許
    請求の範囲第5項、第6項または第7項記載の製
    造法。 9 脂質の中に医薬および界面活性剤が均一に熔
    融および(または)分散されてなる徐放部と通常
    の医薬で構成された易溶部とからなる持続性製
    剤。 10 前記脂質が硬化油またはパラフインである
    特許請求の範囲第9項記載の持続性製剤。 11 前記界面活性剤がシヨ糖脂肪酸エステル、
    ツイン80またはラウリル硫酸ナトリウムである特
    許請求の範囲第9項または第10項記載の持続性
    製剤。 12 前記持続性製剤の剤形がカプセル剤または
    錠剤である特許請求の範囲第9項、第10項また
    は第11項記載の持続性製剤。 13 前記錠剤が二層錠、三層錠または有核錠で
    ある特許請求の範囲第9項、第10項、第11項
    または第12項記載の持続性製剤。
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JOURNAL OF PHARMACEUTICAL SCIENCES=1966 *
JOURNAL OF PHARMACEUTICAL SCIENCES=1968 *

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