JPH0432504Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432504Y2 JPH0432504Y2 JP14760584U JP14760584U JPH0432504Y2 JP H0432504 Y2 JPH0432504 Y2 JP H0432504Y2 JP 14760584 U JP14760584 U JP 14760584U JP 14760584 U JP14760584 U JP 14760584U JP H0432504 Y2 JPH0432504 Y2 JP H0432504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- frictional
- main body
- oil seal
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はスタータ用クラツチの防水及び防油
構造の改良に関するものである。
構造の改良に関するものである。
第2図および第3図は、例えば、特公昭54−
30060号公報に記載されている従来のスタータ用
クラツチを示している。第2図において、スター
タモータのアマチユアシヤフト1に形成されたヘ
リカルスプライン2上に、摩擦係合子として複数
のローラ3を内蔵したクラツチアウタ4がスプラ
イン係合している。また、クラツチアウタ4の内
面にはプロフイル9が形成されている。クラツチ
インナ5を有するピニオンギヤ6はワツシヤ7及
びリツプ付シール10を介してカバー8のかしめ
によつて、クラツチアウタ4に軸方向で挟持され
ている。ピニオンギヤ6のクラツチインナ部5と
ギヤ部11との間にはリツプ接触鍔12が形成さ
れ、鍔12と前記リツプ付シール10が軸方向で
接触している。ピニオンギヤ6の内周にはスリー
ブベアリング13が嵌着されている。ワツシヤ7
は第3図に示す如く二つ割りとなつており、各ワ
ツシヤ片の間には隙間g2が存在している。また、
クラツチインナ5とワツシヤ7との間にも隙間g1
が存在している。
30060号公報に記載されている従来のスタータ用
クラツチを示している。第2図において、スター
タモータのアマチユアシヤフト1に形成されたヘ
リカルスプライン2上に、摩擦係合子として複数
のローラ3を内蔵したクラツチアウタ4がスプラ
イン係合している。また、クラツチアウタ4の内
面にはプロフイル9が形成されている。クラツチ
インナ5を有するピニオンギヤ6はワツシヤ7及
びリツプ付シール10を介してカバー8のかしめ
によつて、クラツチアウタ4に軸方向で挟持され
ている。ピニオンギヤ6のクラツチインナ部5と
ギヤ部11との間にはリツプ接触鍔12が形成さ
れ、鍔12と前記リツプ付シール10が軸方向で
接触している。ピニオンギヤ6の内周にはスリー
ブベアリング13が嵌着されている。ワツシヤ7
は第3図に示す如く二つ割りとなつており、各ワ
ツシヤ片の間には隙間g2が存在している。また、
クラツチインナ5とワツシヤ7との間にも隙間g1
が存在している。
上記の様に構成された従来のスタータ用クラツ
チでは、カバー8やピニオンギヤ6に降りかかつ
た水や海水等は、接触鍔12とこれに常時接触し
ているリツプ付シール10によつてクラツチ内部
に侵入するのを防止されるが、ヘリカルスプライ
ン2と、このスプライン2に係合するクラツチア
ウタ4の内面との間の隙間を介してミツシヨンオ
イルがクラツチ内部に侵入し、また、シヤフト1
とベヤリング13との間の隙間を介して水及び海
水等がクラツチ内部に侵入し、ミツシヨンオイル
が侵入した場合はローラがすべり易くなつて回転
力の伝達効率が低下するという問題点があつた。
また、水や海水等が侵入した場合はクラツチイン
ナ5、ローラ3、及びクラツチアウタ4のプロフ
イル9の内面等に錆が生じ、他方ローラクラツチ
の潤滑用としてクラツチ内部に収容されたグリー
ス等が洗い流され、一方向クラツチとしての機能
が全く失われるという問題点があつた。
チでは、カバー8やピニオンギヤ6に降りかかつ
た水や海水等は、接触鍔12とこれに常時接触し
ているリツプ付シール10によつてクラツチ内部
に侵入するのを防止されるが、ヘリカルスプライ
ン2と、このスプライン2に係合するクラツチア
ウタ4の内面との間の隙間を介してミツシヨンオ
イルがクラツチ内部に侵入し、また、シヤフト1
とベヤリング13との間の隙間を介して水及び海
水等がクラツチ内部に侵入し、ミツシヨンオイル
が侵入した場合はローラがすべり易くなつて回転
力の伝達効率が低下するという問題点があつた。
また、水や海水等が侵入した場合はクラツチイン
ナ5、ローラ3、及びクラツチアウタ4のプロフ
イル9の内面等に錆が生じ、他方ローラクラツチ
の潤滑用としてクラツチ内部に収容されたグリー
ス等が洗い流され、一方向クラツチとしての機能
が全く失われるという問題点があつた。
この考案は従来のスタータ用クラツチが有して
いる上述の問題点を解消するためになされたもの
で、組立容易な簡単な組立構成でクラツチ内部の
密封性を向上し、かつクラツチの摩擦係合子が軸
方向に位置保持されたスタータ用クラツチを提供
することを目的としている。
いる上述の問題点を解消するためになされたもの
で、組立容易な簡単な組立構成でクラツチ内部の
密封性を向上し、かつクラツチの摩擦係合子が軸
方向に位置保持されたスタータ用クラツチを提供
することを目的としている。
上記の目的を達成するために、この考案による
スタータ用クラツチでは、複数の摩擦係合子の軸
方向ピニオン側で第1のクラツチ主体に設けられ
側面が摩擦係合子と近接して対向するリング、こ
のリングの内周面と第2のクラツチ主体との間に
摩擦係合子に近接して装着された一方のオイルシ
ールと、摩擦係合子の軸方向反ピニオン側で第1
のクラツチ主体の中央部内周面に摩擦係合子と近
接して対向するように形成された段部と、この段
部と第2のクラツチ主体との間に摩擦係合子に近
接して装着された他方のオイルシールを有しリン
グと段部の端面で摩擦係合子を軸方向に位置保持
するとともに一方のオイルシールと他方のオイル
シールによつて楔形空間を油密および水密に密閉
する構成とした。
スタータ用クラツチでは、複数の摩擦係合子の軸
方向ピニオン側で第1のクラツチ主体に設けられ
側面が摩擦係合子と近接して対向するリング、こ
のリングの内周面と第2のクラツチ主体との間に
摩擦係合子に近接して装着された一方のオイルシ
ールと、摩擦係合子の軸方向反ピニオン側で第1
のクラツチ主体の中央部内周面に摩擦係合子と近
接して対向するように形成された段部と、この段
部と第2のクラツチ主体との間に摩擦係合子に近
接して装着された他方のオイルシールを有しリン
グと段部の端面で摩擦係合子を軸方向に位置保持
するとともに一方のオイルシールと他方のオイル
シールによつて楔形空間を油密および水密に密閉
する構成とした。
この考案では、摩擦係合子に近接して設けられ
たオイルシールがクラツチ内部を密封しリングと
段部の端面が摩擦係合子を軸方向に位置保持す
る。
たオイルシールがクラツチ内部を密封しリングと
段部の端面が摩擦係合子を軸方向に位置保持す
る。
以下に、この考案の一実施例について第1図に
従つて説明する。第1図において、14はオーバ
ーランニングクラツチであつて、スタータモータ
の出力回転軸(ピニオン軸)に、第1のクラツチ
主体として設けられたクラツチアウタ15のスプ
ライン筒部16に創設されたヘリカルスプライン
16aが前後摺動可能にスプライン係合される。
17はスプライン筒部16に一体構成されたカム
部であつて、筒部内周面には回転方向に径が小さ
くなる切欠部を有する環状のクラツチ面17aが
形成されている。この環状のクラツチ面17a
は、第2のクラツチ主体として設けられたクラツ
チインナ18の環状のクラツチ面18aとの間
で、回転方向に狭小となる楔形空間を形成してい
る。この楔形空間の狭小方向に喰い込む如く複数
の摩擦ローラ19が装着され、この摩擦ローラ1
9を押圧する圧縮用のコイルスプリング20が配
設されている。21はクラツチアウタ15の中央
部周面に形成された段部15aと、クラツチイン
ナ18の後端部に設けられた精密円筒面18bと
の間に装着された環状の密閉部材としてのオイル
シールであつて、ダブルリツプ構造となつてい
る。22は鉄製のリングであつて、クラツチアウ
タ15のカム部17の開口部に削設された段付加
工部17bに嵌合され、摩擦ローラ19とのクリ
アランスを保ちローラ19の抜け止めを行つてい
る。23は環状の密閉部材として設けられたオイ
ルシールであつて、リング22の内周面22a
と、クラツチインナ18の内筒面18aとの間に
配設されており、オイルシール23のシングルリ
ツプ部23aがクラツチインナ18の円筒面18
aの円筒面18aに摺接している。24及び25
はワツシヤ、26はカバーであつて、クラツチア
ウタ15の内カム部17の外周面にカシメ固着さ
れている。27はクラツチインナ18に一体的に
固着されてたピニオン、28はピニオン27の前
端部に一体的に固着されたダストカバー、29は
クラツチインナ18及びピニオン27の間に渡つ
て構成された貫通孔30に嵌着されたスリーブベ
アリングであつて、上述のピニオン軸(図示せ
ず)に揺動自在に遊嵌される。31はスプライン
筒16の外周に遊嵌される遊動環であつて、鍔部
31aを有し、圧縮用のコイルバネ32がクラツ
チアウタ15との間に張架装着され、常時、後方
(図示左方向)に押圧されている。33はスプラ
イン筒16に遊嵌される平座金、34はコイルバ
ネ32の押圧力が作用する平座金33を抜け止め
係着する如くスプライン筒16の凹溝16bに装
着された止め輪である。35は遊動環31とで構
成されるカム溝(シフトレバー溝)である。
従つて説明する。第1図において、14はオーバ
ーランニングクラツチであつて、スタータモータ
の出力回転軸(ピニオン軸)に、第1のクラツチ
主体として設けられたクラツチアウタ15のスプ
ライン筒部16に創設されたヘリカルスプライン
16aが前後摺動可能にスプライン係合される。
17はスプライン筒部16に一体構成されたカム
部であつて、筒部内周面には回転方向に径が小さ
くなる切欠部を有する環状のクラツチ面17aが
形成されている。この環状のクラツチ面17a
は、第2のクラツチ主体として設けられたクラツ
チインナ18の環状のクラツチ面18aとの間
で、回転方向に狭小となる楔形空間を形成してい
る。この楔形空間の狭小方向に喰い込む如く複数
の摩擦ローラ19が装着され、この摩擦ローラ1
9を押圧する圧縮用のコイルスプリング20が配
設されている。21はクラツチアウタ15の中央
部周面に形成された段部15aと、クラツチイン
ナ18の後端部に設けられた精密円筒面18bと
の間に装着された環状の密閉部材としてのオイル
シールであつて、ダブルリツプ構造となつてい
る。22は鉄製のリングであつて、クラツチアウ
タ15のカム部17の開口部に削設された段付加
工部17bに嵌合され、摩擦ローラ19とのクリ
アランスを保ちローラ19の抜け止めを行つてい
る。23は環状の密閉部材として設けられたオイ
ルシールであつて、リング22の内周面22a
と、クラツチインナ18の内筒面18aとの間に
配設されており、オイルシール23のシングルリ
ツプ部23aがクラツチインナ18の円筒面18
aの円筒面18aに摺接している。24及び25
はワツシヤ、26はカバーであつて、クラツチア
ウタ15の内カム部17の外周面にカシメ固着さ
れている。27はクラツチインナ18に一体的に
固着されてたピニオン、28はピニオン27の前
端部に一体的に固着されたダストカバー、29は
クラツチインナ18及びピニオン27の間に渡つ
て構成された貫通孔30に嵌着されたスリーブベ
アリングであつて、上述のピニオン軸(図示せ
ず)に揺動自在に遊嵌される。31はスプライン
筒16の外周に遊嵌される遊動環であつて、鍔部
31aを有し、圧縮用のコイルバネ32がクラツ
チアウタ15との間に張架装着され、常時、後方
(図示左方向)に押圧されている。33はスプラ
イン筒16に遊嵌される平座金、34はコイルバ
ネ32の押圧力が作用する平座金33を抜け止め
係着する如くスプライン筒16の凹溝16bに装
着された止め輪である。35は遊動環31とで構
成されるカム溝(シフトレバー溝)である。
次に、上記構成を有する装置の動作について説
明する。カム溝35にカム係合されるシフトレバ
ー(図示せず)によつてオーバーランニングクラ
ツチ14が図示しない出力回転軸上を前方(図示
右方向)に移送付勢され、ピニオン27が図示し
ないエンジンのリングギヤに噛込まれる。上述と
同時に、出力回転軸(図示せず)が回転し、この
回転力がクラツチアウタ15に伝達され、摩擦ロ
ーラ19の摩擦係合力で回転力がクラツチインナ
18に伝達され、ピニオン27が回転し、図示し
ないエンジンが始動される。エンジン始動後、上
述のリングギヤによつてピニオン27が高回転速
度で送付勢されるが、クラツチインナ18の回転
速度がクラツチアウタ15の回転速度を上廻り摩
擦ローラ19が楔形空間の拡がり方向に移動し、
摩擦係合が外れ、逆付勢力の伝達が遮断され、装
置の一方向クラツチ機能が作用する事となる。な
お、摩擦ローラ19が装着される空間(楔形空
間)にはシリコングリスが充満され、オイルシー
ル21,23によつて油密および水密に封止がな
されておりシリコングリスがクラツチ外部に漏れ
出るのが防止される。また、出力回転軸の外周と
スプライン筒部16の内周との間の隙間を通つて
来たミツシヨンオイル、および出力回転軸の外周
とベアリング29の内周との間の隙間を通つて来
た水及び海水等はオイルシール21によつてクラ
ツチ内部に侵入するのを防止されるため、回転力
の伝達効率が低下したり、クラツチ内部が錆びて
クラツチの機能を失われたりするのを防止でき
る。更に、水や海水等がカバー26やピニオン2
7に降りかかつてクラツチ内部に侵入しようとし
ても、ワツシヤ24とオイルシール23とで防止
され、クラツチ内部が錆びてクラツチの機能が失
われるのが防止される。従つて、極低温(−30
℃)から高温度(+150℃)の広い温度変化に対
応して長期間潤滑機能及び放熱機能を保持するこ
とが可能となる。
明する。カム溝35にカム係合されるシフトレバ
ー(図示せず)によつてオーバーランニングクラ
ツチ14が図示しない出力回転軸上を前方(図示
右方向)に移送付勢され、ピニオン27が図示し
ないエンジンのリングギヤに噛込まれる。上述と
同時に、出力回転軸(図示せず)が回転し、この
回転力がクラツチアウタ15に伝達され、摩擦ロ
ーラ19の摩擦係合力で回転力がクラツチインナ
18に伝達され、ピニオン27が回転し、図示し
ないエンジンが始動される。エンジン始動後、上
述のリングギヤによつてピニオン27が高回転速
度で送付勢されるが、クラツチインナ18の回転
速度がクラツチアウタ15の回転速度を上廻り摩
擦ローラ19が楔形空間の拡がり方向に移動し、
摩擦係合が外れ、逆付勢力の伝達が遮断され、装
置の一方向クラツチ機能が作用する事となる。な
お、摩擦ローラ19が装着される空間(楔形空
間)にはシリコングリスが充満され、オイルシー
ル21,23によつて油密および水密に封止がな
されておりシリコングリスがクラツチ外部に漏れ
出るのが防止される。また、出力回転軸の外周と
スプライン筒部16の内周との間の隙間を通つて
来たミツシヨンオイル、および出力回転軸の外周
とベアリング29の内周との間の隙間を通つて来
た水及び海水等はオイルシール21によつてクラ
ツチ内部に侵入するのを防止されるため、回転力
の伝達効率が低下したり、クラツチ内部が錆びて
クラツチの機能を失われたりするのを防止でき
る。更に、水や海水等がカバー26やピニオン2
7に降りかかつてクラツチ内部に侵入しようとし
ても、ワツシヤ24とオイルシール23とで防止
され、クラツチ内部が錆びてクラツチの機能が失
われるのが防止される。従つて、極低温(−30
℃)から高温度(+150℃)の広い温度変化に対
応して長期間潤滑機能及び放熱機能を保持するこ
とが可能となる。
なお、この実施例では、リング22を使用して
いるので、オイルシール23が小さくなり、オイ
ルシール23の価格が安くなつている。
いるので、オイルシール23が小さくなり、オイ
ルシール23の価格が安くなつている。
また、以上の実施例では、摩擦ローラ19を軸
方向に一本配設した場合について説明したが、二
本又はそれ以上配設しても良い。
方向に一本配設した場合について説明したが、二
本又はそれ以上配設しても良い。
以上の様にこの考案では、複数の摩擦係合子の
軸方向ピニオン側で第1のクラツチ主体に設けら
れ側面が摩擦係合子と近接して対向するリング、
このリングの内周面と第2のクラツチ主体との間
に摩擦係合子に近接して装着された一方のオイル
シールと、摩擦係合子の軸方向反ピニオン側で第
1のクラツチ主体の中央部内周面に摩擦係合子と
近接して対向するように形成された段部と、この
段部と第2のクラツチとの間に摩擦係合子に近接
して装着された他方のオイルシールを有しリング
と段部の端面で摩擦係合子を軸方向に位置保持す
るとともに一方のオイルシールと他方のオイルシ
ールによつて楔形空間を油密および水密に密閉す
る構成にしたことにより組立容易な簡単な組立構
成でクラツチの摩擦係合子が軸方向に位置保持さ
れ、かつクラツチ内部の密封性を向上させ、クラ
ツチ内部の潤滑油が外部に漏れるのを防止すると
共に、外部からミツシヨンオイル、水、および海
水等が侵入するのを防止できるので、回転力の伝
達効率が低下したり、クラツチ内部が錆びてクラ
ツチの機能が失われたりするのが防止され、極低
温から高温に渡り安定したクラツチ機能を有する
スタータ用クラツチを提供することができる。
軸方向ピニオン側で第1のクラツチ主体に設けら
れ側面が摩擦係合子と近接して対向するリング、
このリングの内周面と第2のクラツチ主体との間
に摩擦係合子に近接して装着された一方のオイル
シールと、摩擦係合子の軸方向反ピニオン側で第
1のクラツチ主体の中央部内周面に摩擦係合子と
近接して対向するように形成された段部と、この
段部と第2のクラツチとの間に摩擦係合子に近接
して装着された他方のオイルシールを有しリング
と段部の端面で摩擦係合子を軸方向に位置保持す
るとともに一方のオイルシールと他方のオイルシ
ールによつて楔形空間を油密および水密に密閉す
る構成にしたことにより組立容易な簡単な組立構
成でクラツチの摩擦係合子が軸方向に位置保持さ
れ、かつクラツチ内部の密封性を向上させ、クラ
ツチ内部の潤滑油が外部に漏れるのを防止すると
共に、外部からミツシヨンオイル、水、および海
水等が侵入するのを防止できるので、回転力の伝
達効率が低下したり、クラツチ内部が錆びてクラ
ツチの機能が失われたりするのが防止され、極低
温から高温に渡り安定したクラツチ機能を有する
スタータ用クラツチを提供することができる。
第1図はこの考案の一実施例によるスタータ用
クラツチの半断面図、第2図は従来のスタータ用
クラツチの半断面図、第3図は第2図に示すワツ
シヤ7の拡大図である。 図中、14……クラツチ、15……第1のクラ
ツチ主体、17……環状のクラツチ面、18……
第2のクラツチ主体、18a……環状のクラツチ
面、19……複数の摩擦係合子、21,23……
密閉部材である。なお、図中、同一符号は同一又
は相当部分を示す。
クラツチの半断面図、第2図は従来のスタータ用
クラツチの半断面図、第3図は第2図に示すワツ
シヤ7の拡大図である。 図中、14……クラツチ、15……第1のクラ
ツチ主体、17……環状のクラツチ面、18……
第2のクラツチ主体、18a……環状のクラツチ
面、19……複数の摩擦係合子、21,23……
密閉部材である。なお、図中、同一符号は同一又
は相当部分を示す。
Claims (1)
- 環状のクラツチ面を有し駆動体によつて回転さ
れる第1のクラツチ主体、前記環状のクラツチ面
に対して同心状に配置され前記クラツチ面との間
で回転方向に狭小となる楔形空間を形成する環状
のクラツチ面を有し機関を駆動するピニオンを装
着した第2のクラツチ主体、前記楔形空間に配設
され一方向のみに回転力を伝達する複数の摩擦係
合子、これら複数の摩擦係合子の軸方向ピラオン
側で前記第1のクラツチ主体に設けられ側面が前
記摩擦係合子と近接して対向するリング、このリ
ングの内周面と前記第2のクラツチ主体との間に
前記摩擦係合子に近接して装着された一方のオイ
ルシール、前記摩擦係合子の軸方向反ピニオン側
で、前記第1のクラツチ主体の中央部内周面に前
記摩擦係合子と近接して対向するように形成され
た段部、この段部と前記第2のクラツチ主体との
間に前記摩擦係合子に近接して装着された他方の
オイルシールを有し、前記リングと前記段部の端
面で前記摩擦係合子を軸方向に保持するとともに
前記一方のオイルシール及び他方のオイルシール
によつて前記楔形空間を油密及び水密に密閉する
ことを特徴としたスタータ用クラツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14760584U JPH0432504Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14760584U JPH0432504Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6163024U JPS6163024U (ja) | 1986-04-28 |
| JPH0432504Y2 true JPH0432504Y2 (ja) | 1992-08-05 |
Family
ID=30705831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14760584U Expired JPH0432504Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0432504Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009047075A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Denso Corp | エンジン始動装置 |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP14760584U patent/JPH0432504Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6163024U (ja) | 1986-04-28 |
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