JPH0461896B2 - - Google Patents

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JPH0461896B2
JPH0461896B2 JP59064628A JP6462884A JPH0461896B2 JP H0461896 B2 JPH0461896 B2 JP H0461896B2 JP 59064628 A JP59064628 A JP 59064628A JP 6462884 A JP6462884 A JP 6462884A JP H0461896 B2 JPH0461896 B2 JP H0461896B2
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JP
Japan
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weight
flame retardant
copolymer particles
expandable thermoplastic
thermoplastic copolymer
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JP59064628A
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Toshiaki Sugita
Kyoshi Mori
Masao Nakagawa
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、難燃性・耐熱性に優れ、かつ発泡
性・成形性の良好な発泡性熱可塑性樹脂粒子に関
するものである。 発泡性合成樹脂粒子としては、発泡性ポリスチ
レン樹脂粒子がよく知られており、該粒子を用い
ることによつて安価で容易に型発泡成形体を得る
ことができる。しかしながら該発泡成形体は、重
合体を構成する単量体がエチレンであるため比較
的温度の高い配管の保温材、屋根用断熱材、自動
車部材、ソーラーシステム用保温材等の耐熱性を
要求される用途には使用できない欠点がある。 この為、本発明者らは、実用性に於て充分な耐
熱性を有する発泡性熱可塑性共重合体粒子を得る
には、重合体を構成する単量体組成としては、ア
ルフアメチルスチレン10重量%以上、かつアクリ
ロニトリル5重量%以上を含有してなる共重合体
粒子を得、この樹脂粒子に易揮発性発泡剤を含浸
せしめる必要があると考えた。 しかして、更にかかる耐熱性を有する発泡性熱
可塑性共重合体粒子に難燃剤を加え難燃性を付与
しようと試みたが、共重合体を構成する単量体の
特性に起因して、この発泡性熱可塑性共重合体粒
子に難燃性を付与することは非常に困難であり、
従来、発泡エステル系樹脂に用いられている各種
の難燃剤を用いた場合、満足すべき難燃性は全く
得られないか、又は非常に多量の難燃剤を用いて
難燃性を向上させると耐熱性及び成形性の著しく
劣つたものになつてしまつた。かかる観点に立つ
て、本発明者らは鋭意研究した結果、アルフアメ
チルスチレン−アクリロニトリル系共重合体粒子
に、特定の難燃剤と、好ましくは特定の難燃助剤
とを含有せしめ、該粒子に易揮発性発泡剤を含浸
せしめることにより、耐熱性、難燃剤及び成形性
に優れた発泡性熱可塑性共重合体粒子が得られる
ことを見い出し、本発明をなすに至つた。すなわ
ち本発明は、重合体を構成する単量体組成が、ア
ルフアメチルスチレン10〜80重量%、アクリロニ
トリル5〜50重量%、更にスチレン、クロルスチ
レン、パラメチルスチレン、t−ブチルスチレ
ン、t−アクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テルから選ばれた少なくとも1種の化合物0〜70
重量%であり、易揮発性発泡剤2〜15重量%及び
分解温度が180〜250℃の難燃剤1〜15重量%と、
1時間半減期温度が150〜250℃の難燃助剤0.2〜
2.0重量%を含有してなる発泡性熱可塑性共重合
体粒子である。 本発明に使用されるアルフアメチルスチレンの
量は、10〜80重量%の範囲で所望する耐熱性と発
泡倍率によつて決められるが、10重量%未満であ
ると耐熱性向上の効果が見られなくなり、80重量
%を越えると重合転化率が低下し、樹脂中に多量
の単量体が残つて耐熱性が悪化する。50倍発泡成
形体で100℃の耐熱性を得る為にはアルフアメチ
ルスチレン20〜50重量%を用いる必要があり、5
〜10倍発泡成形体で110℃の耐熱性を得る為には
50〜80重量%のアルフアメチルスチレンを用いる
必要がある。 又、本発明に使用されるアクリロニトリルは、
組成物の重合転化率を向上させる為に必要であ
り、5重量%以下では組成物の重合転化率が低く
なり好ましくない。また50重量%以上用いても重
合転化率は変らず、樹脂が黄褐色に着色するので
好ましくない。 アルフアメチルスチレン及びアクリロニトリル
以外の単量体としては、スチレン、クロルスチレ
ン、パラメチルスチレン、t−ブチルスチレン等
の各種置換スチレン、メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート等のアクリ
ル酸エステル、メチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート、ブチルアクリレート等のメタクリ
ル酸エステルの中の1種又は2種以上を適宜用い
ることができる。 本発明に用いられる易揮発性発泡剤としては、
プロパン、ブタン、ペンタン等の脂肪族炭化水
素;シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキ
サン等の環式脂肪族炭化水素及びトリクロルフル
オルメタン、ジクロルフルオルメタン、ジクロル
ジフルオルメタン、メチルクロライド、ジクロル
テトラフルオルエタン、エチルクロライド等にハ
ロゲン化炭化水素があげられる。これら発泡剤の
用いられるべき量は、所望する発泡成形体の発泡
倍率によつて異なるが、2重量%から15重量%を
含有せしむることにより2倍から100倍の発泡成
形体を得ることが可能である。 本発明に於て用いる難燃剤は、上記粒子に難燃
性を付与する目的で用いられるが、少量で良好な
難燃性を発揮させ、かつ耐熱性、成形性を悪化さ
せない難燃剤として、分解温度が180〜250℃のも
のであることが必要であり、好ましくは難燃剤の
融点が80℃以上のものである。このような難燃剤
としてはハロゲン系難燃剤があり、ヘキサブロム
シクロドデカン、テトラブロムビスフエノールA
及びそのジアリルエーテル、モノクロルペンタブ
ロムシクロヘキサンなどを始めとして多くの難燃
剤があげられるが、中でもヘキサブロムシクロド
デカンが好ましい。難燃剤の使用量は1〜15重量
%、好ましくは3〜10重量%である。使用量が1
重量%未満であると難燃性を付与することが困難
であり、15重量%をこえて用いると耐熱性、成形
性が著しく劣つたものしか得られなくなる。 しかして、これらの難燃剤に、少量の難燃助剤
を併用することにより著しい難燃性の向上が見ら
れる。このような目的で使用される難燃助剤とし
ては、一般に過酸化物等のラジカル発生剤が用い
られるが、本発明において難燃性を発揮させるの
に好ましい難燃助剤としては、1時間半減期温度
が150〜250℃のものであり、特に下記の式(I)
で表わされる炭化水素化合物が好ましい。 (I) (R1〜R4は炭素数1以上のアルキル基を示
す。) このような構造を有するものとして、2,3−
ジメチル−2,3−ジフエニルブタン、3,4−
ジメチル−3,4−ジフエニルヘキサン等が挙げ
られる。これらの難燃助剤の使用量は0.2〜2.0重
量%であり、2重量%以上用いても難燃性の更な
る向上は期待できず、かつコスト的に不利にな
る。又、かかる難燃助剤を全く用いない場合もあ
り得るが、使用した場合の効果が確認できる為に
は、少なくとも0.2重量%以上が必要である。 本発明の耐熱性と難燃性を有する発泡性熱可塑
性共重合体粒子を製造する方法としては、乳化
重合法で上記組成の共重合体を得た後、ペレツト
化し、更にオートクレーブ中で易揮発性発泡剤を
含浸する方法であり、難燃剤及び難燃助剤はペレ
ツト化時に練り込まれる。塊状重合で上記組成
の共重合体を得た後、ペレツト化し、更にオート
クレーブ中で易揮発性発泡剤を含浸する方法であ
り、難燃剤、難燃助剤は重合時又はペレツト化時
に混入せしめられる。懸濁重合にて上記組成の
共重合体粒子を得、次いで易揮発性発泡剤を含浸
する方法であり、難燃剤及び難燃助剤は重合時に
含有せしめる等の方法がある。しかしながら、
の乳化重合法に於ては、乳化重合した後凝固ペレ
ツト化を行ない、得られたペレツトに発泡剤含浸
を行なうという極めて煩雑なプロセスが必要とな
り、製造コストが高くなるのみならず、得られる
樹脂には乳化剤、凝固剤等が多量に混入してしま
う為、発泡性、成形性、強度等の劣つたものしか
得られないという欠点を有する。またの乳化重
合法及び、の塊状重合法においては、ペレツト
の工程が必要であり、かつペレツト化工程におい
て難燃剤、難燃助剤等が分解を起こす場合があ
る。従つて、上記〜の製造法の中では、懸濁
重合法が品質的にもプロセス的にも好ましい。し
かしながら、従来アルフアメチルスチレンを上記
の如く多量使用し、懸濁重合又は塊状重合法で実
用に供し得る程に高分子量の共重合体を得ること
は非常に困難とされていた。本発明に於て、この
懸濁重合および塊状重合法によつて実用に供し得
る程度に高分子量のアルフアメチルスチレン−ア
クリロニトリル系共重合体の重合を可能ならしめ
たものは、特定の開始剤の選択と重合温度条件の
選択である。重合開始剤として、10時間半減期温
度が60〜120℃で、かつt−ブトキシラジカルを
発生させることの出来る二官能性有機過酸化物を
用い、重合温度80〜135℃で重合することによつ
て、初めて上記単量体組成の高分子量共重合体が
懸濁重合法および塊状重合法にて得られるのであ
る。 これらの条件を満たし、実際に使用に供せられ
る開始剤としては、ジ−t−ブチルパーオキシヘ
キサハイドロテレフタレート、1,1−ジ−t−
ブチルパーオキシ3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキシアゼレー
ト、2,5−ジメチル−2,5−ビス(2−エチ
ルヘキサノニルパーオキシ)ヘキサン、1,1−
ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキサン、1,
3−ビス−(t−ブチルパーオキシイソプロピル)
ベンゼン、2,2−ジ−(t−ブチルパーオキシ)
ブタン、4,4−ジ−t−ブチルパーオキシバレ
リツク酸n−ブチルエステル、ジ−t−ブチルパ
ーオキシトリメチルアジペート等があげられる。 懸濁重合法を採用する場合に用いられる分散剤
としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、メチルセルロース等の有機分散剤又
は、第三リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウ
ム、ケイ酸ソーダ、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム
等の無機分散剤を用いることが出来るが、無機分
散剤を用いる場合には、アルキルベンゼンスルフ
オン酸ソーダ、a−オレフインスルフオン酸ソー
ダ等のアニオン界面活性剤を用いると分散剤の効
果は著しく良好となる。 かくして得られる本発明の耐熱性と難燃性を有
する発泡性熱可塑性共重合体粒子は水蒸気、熱風
等の加熱媒体により所望する倍率まで予備発泡せ
しめた後、閉塞し得るが密閉し得ない型中に充填
し、水蒸気等の加熱媒体によつて再び加熱するこ
とによつて所望の形状を有する耐熱難燃性発泡成
形体となし得る。 以下本発明を実施例にて説明するが、各実施例
において難燃性の評価については、JIS−A−
9511の方法による自消時間を測定した結果を示
し、耐熱性については、発泡成形体を100℃の熱
風式均熱乾燥機中に7日間放置した後の初期に対
する寸法変化率で示した。また成形性について
は、パールスター90成形機(東洋機械金属KK
製)に、縦45cm、横30cm、厚さ2mmの成形体を得
ることの出来る金型を取付け40倍の発泡体を成形
した時の、得られる成形体の外観によつて評価し
た。 実施例 1 撹拌機付きオートクレーブ中に純水100重量部、
第三リン酸カルシウム0.2重量部、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ0.003重量部を仕込んだ後、
撹拌下、アルフアメチルスチレン30重量部、アク
リロニトリル20重量部、スチレン50重量部からな
る単量体にヘキサブロムシクロドデカン4.0重量
部、2,3−ジメチル−2,3−ジフエニルブタ
ン0.5重量部とトルエン0.5重量部、1,1−ジ−
t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチル
シクロヘキサン0.3重量部を混合してオートクレ
ーブ中に加え、100℃で8時間の重合を行なつた。
得られた組成物の重合転化率は99.4%であつた。
次いで、ブタン10重量部を加え、100℃で8時間
の発泡剤含浸を行なつた。得られた発泡性熱可塑
性共重合体を樹脂(A)とした。樹脂(A)を水蒸気で加
熱することにより、見掛倍率40倍に予備発泡した
後、閉塞し得るが密閉し得ない金型に充填し水蒸
気で加熱することにより45cm×30cm×2cmの板状
発泡成形体を得た。 該板状発泡成形体を100℃の熱風式均熱乾燥機
内に1週間放置した後の、初期寸法に対する寸法
変化率を調べた。また該板状発泡成形体の表皮を
熱線にて切り取り、2.5cm×1cm×20cmの試験片
を作成し、JIS−A−9511に基づいて成形体の自
己消火時間を調べ、結果を表−1に示した。 実施例 2〜4 実施例1において、ヘキサブロムシクロドデカ
ンの代りに表−1に示す難燃剤を用いた以外は実
施例1と同様にして実験を行なつた結果を表−1
に示した。 比較例 1〜3 実施例1において、ヘキサブロムシクロドデカ
ン及び2,3−ジメチル−2,3−ジフエニルブ
タンを用いなかつた場合、又はヘキサブロムシク
ロドデカンの代りに表−1に示す難燃剤を用いた
以外実施例1と同様にして実験を行なつた結果を
表−1に示す。 比較例 4 実施例1において、ヘキサブロムシクロドデカ
ンの量を8.0重量部とし、2,3−ジメチル−2,
3−ジフエニルブタンを用いない以外は実施例1
と同様にして実験を行なつた結果を表−2に示し
た。
【表】
【表】 実施例5〜7、比較例5 実施例1において、2,3−ジメチル−2,3
ジフエニルブタンに変えて表−2の難燃助剤を用
いた場合の結果を表−2に示した。
【表】 ※成形性 ◎:非常に良好、△やや悪し

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重合体を構成する単量体組成が、アルフアメ
    チルスチレン10〜80重量%、アクリロニトリル5
    〜50重量%、更にスチレン、クロルスチレン、パ
    ラメチルスチレン、t−ブチルスチレン、アクリ
    ル酸エステル、メタクリル酸エステルから選ばれ
    た少なくとも1種の化合物0〜70重量%であり、
    易揮発性発泡剤2〜15重量%及び分解温度が180
    〜250℃の難燃剤1〜15重量%と、1時間半減期
    温度が150〜250℃の難燃助剤0.2〜2.0重量%を含
    有してなる発泡性熱可塑性共重合体粒子。 2 難燃剤が80℃以上の融点を有するものである
    特許請求の範囲第1項記載の発泡性熱可塑性共重
    合体粒子。 3 難燃剤がハロゲン系難燃剤である特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載の発泡性熱可塑性共重
    合体粒子。 4 難燃剤がヘキサブロムシクロドデカンである
    特許請求の範囲第1項記載の発泡性熱可塑性共重
    合体粒子。 5 難燃助剤が、次式(I)で表わされる炭化水
    素化合物である特許請求の範囲第1項記載の発泡
    性熱可塑性共重合体粒子。 (I) (R1〜R4は炭素数1以上のアルキル基を示
    す。) 6 難燃助剤が2,3−ジメチル−2,3−ジフ
    エニルブタンおよび/又は3,4−ジメチル−
    3,4−ジフエニルヘキサンである特許請求の範
    囲第5項記載の発泡性熱可塑性共重合体粒子。 7 難燃剤の含量が3〜10重量%である特許請求
    の範囲第1項記載の発泡性熱可塑性共重合体粒
    子。
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