JPH0465064B2 - - Google Patents

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JPH0465064B2
JPH0465064B2 JP5776386A JP5776386A JPH0465064B2 JP H0465064 B2 JPH0465064 B2 JP H0465064B2 JP 5776386 A JP5776386 A JP 5776386A JP 5776386 A JP5776386 A JP 5776386A JP H0465064 B2 JPH0465064 B2 JP H0465064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chloromethylthiocyanate
toluene
thiocyanate
reaction
onium salt
Prior art date
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Expired
Application number
JP5776386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62215562A (ja
Inventor
Katsushige Takashita
Tomio Hamatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanshin Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanshin Chemical Industry Co Ltd filed Critical Sanshin Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP5776386A priority Critical patent/JPS62215562A/ja
Publication of JPS62215562A publication Critical patent/JPS62215562A/ja
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、殺菌剤、殺ダニ剤の中間体等とし
てきわめて有用な化合物であるクロルメチルチオ
シアナートの製造方法に関する。 〔従来の技術および解決すべき問題点〕 従来のクロルメチルチオシアナートの合成法と
しては、たとえば特開昭53−56617号に水および
オニウム塩の存在下でブロムクロルメタンとチオ
シアン酸塩とを反応させる方法が開示されてい
る。この方法は有機溶剤を特に使用せず原料が有
機相と同一の二相反応として記載されている。 しかしながら、このような従来のクロルメチル
チオシアナートの製造法では溶媒を使用していな
いために、熱に対して安定とはいいがたいクロル
メチルチオシアナートが非常に過酷な条件下で生
成されることになる。このため反応中に触媒とし
てのオニウム塩が熱分解して触媒効率を低下させ
る。また反応はさらに進み、副生成物としてのメ
チレンビスチオシアナート生成もかなり認められ
る。またチオシアン化物の熱転位による重合物と
思われる不純物を相当量生成される。この結果、
クロルメチルチオシアナート収率および純度がと
もに著しく低下するという問題点があつた。 また一般的なアルキルチオシアナートの合成法
としては、ハロゲン化アルキルとチオシアン酸ア
ルカリ水溶液にアミンもしくは第四級アンモニウ
ム塩を相間移動触媒として存在させ、ハロゲン化
アルキルを溶媒兼反応剤として二相系で反応する
方法は知られている[たとえばP.W.リーベス
(Reeves)等、シンセテイクコミユニケーシヨン
(Synthetic Communication)、第6巻7号509頁
(1976)]。しかしながらこのリーベスらの合成法
はブロムクロルメタンの場合に適用すると先に述
べたように生成したクロルメチルチオシアナート
がさらに反応してメチレンビスチオシアナートを
多量に生じさせるためにここでは適用できない。
当然ではあるが、リーベスらの報告にクロルメチ
ルチオシアナートについての記載はない。 以上従来の方法、特にクロルメチルチオシアナ
ートの製造に関する特開昭53−56617号の方法は
目的物の収率、純度ともに満足な方法ではなかつ
た。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、クロルメチルチオシアナート
の合成反応をトルエン−水系の溶媒を用いてブロ
ムクロルメタンの還流状態を維持しながら行うこ
とにより従来技術の問題点を解決することを目的
としている。 すなわち、前記従来技術の問題点はブロムクロ
ルメタンとチオシアン酸塩とをオニウム塩の存在
下において水およびトルエン中で反応させること
を特徴とするこの発明によるクロルメチルチオシ
アナートの製造方法によつて解決される。 この発明で用いるチオシアン酸塩としては、チ
オシアン酸アルカリ金属塩およびチオシアン酸ア
ルカリ土類金属塩およびチオシアン酸アンモニウ
ムが例示されこれらは単独でまたは二種以上のも
のを組合せて用いられる。オニウム塩の例として
はホスホニウム塩およびアンモニウム塩が挙げら
れる。 〔発明の作用〕 この発明においてはクロルメチルチオシアナー
トの合成のための反応が、たとえば前記特開昭53
−56617号の方法とは異なつて、水−トルエンの
完全な二相系で行われる。反応は比較的温和な条
件で進行しトルエン有機相中に不純物の少ない目
的生成物が得られる。また、この二相系中では反
応後無機塩類が水層側にあるため、分液操作のみ
で生成物が分別されクロルメチルチオシアナート
が高品位で得られる。 有機溶媒−水の二相系を用いた場合でも、後述
する実施例の記載からも明らかなように、クロル
ホルム、ヘキサン、ベンゼン等の比較的沸点の低
い有機溶媒を使用すると生成物の純度は高いが反
応を長時間続けても著しく低い収率しか得られな
い。他方、キシレンやクロルベンゼン等の沸点が
高い有機溶媒は反応時間や収率の点では好ましい
が得られる生成物の純度については実際の反応に
は不適当である。このような有機溶媒の中でもト
ルエンのみが満足すべき結果を与え、このような
差異は、オニウム塩のこれら溶媒への溶解性に起
因するものと推定される。 したがつて、前記クロルメチルチオシアナート
の合成反応のために有機溶媒をトルエンとするト
ルエン−水系を使用することによつて目的生成物
が高い収率および純度で得られることはこの発明
によつてはじめて得られた知見であり、この点に
発明の意義が存在する。 以下この発明を実施例によつてさらに詳細に説
明する。 〔実施例〕 チオシアン酸アンモニウム38g(0.5mol)、ブロ
ムクロルメタン84.2g(0.65mol、オニウム塩とし
てベンジルトリエチルアンモニウムクロライド3
g、水15ml、およびトルエン150mlを500mlコルベ
ンに取り5時間85℃にて加熱攪拌した。反応後25
℃まで冷却し、トルエン層を分液し、さらにアル
カリで洗浄した。得られたトルエン層のガスクロ
マトグラフ分析によれば、クロルメチルチオシア
ナートの純度は99.5%であつた。さらにこのトル
エン層を蒸留したところ、収量51.4g(理論値の
87.4%)で目的生成物が得られた。bp65〜68℃/
14mmHg. 〔比較例〕 トルエン以外の種々の有機溶媒を用いて有機溶
媒−水系での合成反応を実施例と同様な手順で行
なつた。得られた目的生成物としてのクロルメチ
ルチオシアナートをガスクロマトグラフ分析によ
り測定した。結果を実施例と共に下表1に示す。
〔効果〕
以上説明したように、この発明によれば、トル
エン−水系の二相系中においてクロルメチルチオ
シアナートを合成することにより目的生成物を高
い収率および純度で得ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブロムクロルメタンとチオシアン酸塩とをオ
    ニウム塩の存在下において水およびトルエン中で
    反応させることを特徴とするクロルメチルチオシ
    アナートの製造方法。 2 チオシアン酸塩がアルカリ金属塩、アルカリ
    土類金属塩およびアンモニウム塩からなる群より
    選ばれた1種もしくは2種類以上である特許請求
    の範囲第1項記載の製造方法。 3 オニウム塩がホスホニウム塩である特許請求
    の範囲第1項の記載の製造方法。 4 オニウム塩がアンモニウム塩である特許請求
    の範囲第1項の記載の製造方法。
JP5776386A 1986-03-16 1986-03-16 クロルメチルチオシアナ−トの製造方法 Granted JPS62215562A (ja)

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JPS62215562A JPS62215562A (ja) 1987-09-22
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