JPH0465258B2 - - Google Patents
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- JPH0465258B2 JPH0465258B2 JP57117379A JP11737982A JPH0465258B2 JP H0465258 B2 JPH0465258 B2 JP H0465258B2 JP 57117379 A JP57117379 A JP 57117379A JP 11737982 A JP11737982 A JP 11737982A JP H0465258 B2 JPH0465258 B2 JP H0465258B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- centrifugal
- clutch
- engaging
- engagement
- weight
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
- F16D43/06—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like
- F16D43/08—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like the pressure ring actuating friction plates, cones or similar axially-movable friction surfaces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
- F16D43/14—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members
- F16D43/18—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members with friction clutching members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、遠心クラツチに関し、特に、係合時
及び解離時のクラツチ係合部材間のすべりやばた
つきが殆んど発生せず耐久性が向上した遠心クラ
ツチに関する。
及び解離時のクラツチ係合部材間のすべりやばた
つきが殆んど発生せず耐久性が向上した遠心クラ
ツチに関する。
変速装置等に用いられる従来の遠心クラツチ
は、入力部材及び出力部材の夫々に結合され、互
いに摩擦係合する2つの係合部材とで構成されて
いる。係合部材の一方には遠心ウエイトが一体に
設けられ、遠心ウエイトの回転により発生する遠
心力に応じて係合部材同士の摩擦係合力、即ちク
ラツチ結合力が変化する。従つて、クラツチ結合
力は遠心ウエイトに作用する遠心力の増減に応じ
て連続的に変化する為に、クラツチに負荷がかか
つているとき、クラツチ結合力が零と該負荷によ
り要求される値より若干小さい値との範囲内にあ
る間は、係合部材間にすべりが発生する。また、
負荷が増大するとこれに伴つて必要なクラツチ結
合力も増大する為にすべりが発生するクラツチ結
合力の範囲は増大する。このようなすべりはクラ
ツチの係合時と解離時の両方にて生じ得る。また
クラツチの係合と解離とは一般にクラツチの略同
一回転数で行われる。従つて、遠心ウエイトに作
用する遠心力がクラツチ結合力が零となるような
状態を中心として増減すると、クラツチ係合部材
はばたつきを起こす。従つて、クラツチが長時間
に亘りすべりが発生し得る結合力領域内で使用さ
れる場合や、ばたつきを頻繁におこすような使わ
れ方をするクラツチでは、その耐久性が著しく低
下するという問題がある。
は、入力部材及び出力部材の夫々に結合され、互
いに摩擦係合する2つの係合部材とで構成されて
いる。係合部材の一方には遠心ウエイトが一体に
設けられ、遠心ウエイトの回転により発生する遠
心力に応じて係合部材同士の摩擦係合力、即ちク
ラツチ結合力が変化する。従つて、クラツチ結合
力は遠心ウエイトに作用する遠心力の増減に応じ
て連続的に変化する為に、クラツチに負荷がかか
つているとき、クラツチ結合力が零と該負荷によ
り要求される値より若干小さい値との範囲内にあ
る間は、係合部材間にすべりが発生する。また、
負荷が増大するとこれに伴つて必要なクラツチ結
合力も増大する為にすべりが発生するクラツチ結
合力の範囲は増大する。このようなすべりはクラ
ツチの係合時と解離時の両方にて生じ得る。また
クラツチの係合と解離とは一般にクラツチの略同
一回転数で行われる。従つて、遠心ウエイトに作
用する遠心力がクラツチ結合力が零となるような
状態を中心として増減すると、クラツチ係合部材
はばたつきを起こす。従つて、クラツチが長時間
に亘りすべりが発生し得る結合力領域内で使用さ
れる場合や、ばたつきを頻繁におこすような使わ
れ方をするクラツチでは、その耐久性が著しく低
下するという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされ、その目的と
する処は、瞬時にクラツチの係合及び解離間の切
換が行われ、係合時及び解離時のいずれにしても
クラツチ係合部材のすべりが発生することが殆ど
なく耐久性が向上した遠心クラツチを提供するこ
とである。
する処は、瞬時にクラツチの係合及び解離間の切
換が行われ、係合時及び解離時のいずれにしても
クラツチ係合部材のすべりが発生することが殆ど
なく耐久性が向上した遠心クラツチを提供するこ
とである。
本発明の別の目的は、クラツチ係合回転数と解
離回転数とにヒステリシス特性を与えてクラツチ
係合部材のばたつきを防止し、更に耐久性を向上
させた遠心クラツチを提供することである。
離回転数とにヒステリシス特性を与えてクラツチ
係合部材のばたつきを防止し、更に耐久性を向上
させた遠心クラツチを提供することである。
本発明の更に別の目的は、クラツチの係合と解
離間の切換作動を確実に行うことが可能な遠心ク
ラツチを提供することである。
離間の切換作動を確実に行うことが可能な遠心ク
ラツチを提供することである。
本発明の更に別の目的は、軽量且つ小型化が容
易な遠心クラツチを提供することである。
易な遠心クラツチを提供することである。
本発明に依れば、遠心クラツチは、第一に、入
力部材と、出力部材と、前記入、出力部材の一方
に連結された第1係合部材と、前記入、出力部材
の他方に連結され第1係合部材に対し摩擦係合可
能に移動する少くとも1つの第2係合部材と、前
記第1、第2係合部材と別体に形成され、遠心力
に応じて変位する遠心ウエイトと、該遠心ウエイ
トの変位に応じて第2係合部材を第1係合部材に
係合及び解離させる係合手段と、前記遠心ウエイ
トに連成されその変位方向に配列された第1、第
2及び第3等のカム面及び該カム面に係合する規
制スプリングとを有して、前記係合手段を制御す
る規制手段とから成り、該規制手段は前記遠心ウ
エイトの遠心力が所定値以下のとき前記係合手段
をして第1、第2係合部材を係合及び解離の一方
の状態に保持し、遠心力が前記所定値に達した後
は瞬時に前記係合手段をして第1、第2係合部材
の係合及び解離の他方の状態に移行せしめること
を特徴とし、第二に、入力部材と、出力部材と、
前記入、出力部材の一方に連結された第1係合部
材と、各々前記入、出力部材の他方に連結され第
1係合部材に対し摩擦係合可能に移動する第2係
合部材と、前記第1、第2係合部材と別体に形成
され、遠心力に応じて変位する遠心ウエイトと、
該遠心ウエイトの変位に応じて第2係合部材を第
1係合部材に係合及び解離させる係合手段と、前
記遠心ウエイトに連成されその変位方向に配列さ
れた第1、第2等のカム面及び該カム面に係合す
る規制スプリングを有して前記遠心ウエイトの遠
心力が所定値以下のとき前記係合手段をして第
1、第2係合部材を係合及び解離の一方の状態に
保持し、遠心力が所定値に達した後は瞬時に前記
係合手段をして、第1、第2係合部材の係合及び
解離の他方の状態に移行せしめる規制手段とから
なる複数のクラツチ機構と、該クラツチ機構の前
記遠心ウエイトを機械的に連動させる連動手段と
を有して成り、もつて全クラツチ機構を同期して
一斉に作動させ、全第2係合部材を第1係合部材
に同時に係合又は解離させることを特徴とする。
力部材と、出力部材と、前記入、出力部材の一方
に連結された第1係合部材と、前記入、出力部材
の他方に連結され第1係合部材に対し摩擦係合可
能に移動する少くとも1つの第2係合部材と、前
記第1、第2係合部材と別体に形成され、遠心力
に応じて変位する遠心ウエイトと、該遠心ウエイ
トの変位に応じて第2係合部材を第1係合部材に
係合及び解離させる係合手段と、前記遠心ウエイ
トに連成されその変位方向に配列された第1、第
2及び第3等のカム面及び該カム面に係合する規
制スプリングとを有して、前記係合手段を制御す
る規制手段とから成り、該規制手段は前記遠心ウ
エイトの遠心力が所定値以下のとき前記係合手段
をして第1、第2係合部材を係合及び解離の一方
の状態に保持し、遠心力が前記所定値に達した後
は瞬時に前記係合手段をして第1、第2係合部材
の係合及び解離の他方の状態に移行せしめること
を特徴とし、第二に、入力部材と、出力部材と、
前記入、出力部材の一方に連結された第1係合部
材と、各々前記入、出力部材の他方に連結され第
1係合部材に対し摩擦係合可能に移動する第2係
合部材と、前記第1、第2係合部材と別体に形成
され、遠心力に応じて変位する遠心ウエイトと、
該遠心ウエイトの変位に応じて第2係合部材を第
1係合部材に係合及び解離させる係合手段と、前
記遠心ウエイトに連成されその変位方向に配列さ
れた第1、第2等のカム面及び該カム面に係合す
る規制スプリングを有して前記遠心ウエイトの遠
心力が所定値以下のとき前記係合手段をして第
1、第2係合部材を係合及び解離の一方の状態に
保持し、遠心力が所定値に達した後は瞬時に前記
係合手段をして、第1、第2係合部材の係合及び
解離の他方の状態に移行せしめる規制手段とから
なる複数のクラツチ機構と、該クラツチ機構の前
記遠心ウエイトを機械的に連動させる連動手段と
を有して成り、もつて全クラツチ機構を同期して
一斉に作動させ、全第2係合部材を第1係合部材
に同時に係合又は解離させることを特徴とする。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図乃至第3図は本発明の遠心クラツチの第
1の実施例を示し、遊星ギヤ装置に組込んだON
→OFFタイプである。
1の実施例を示し、遊星ギヤ装置に組込んだON
→OFFタイプである。
図において、エンジン1に接続された入力側の
駆動軸2と出力側のプーリ3との間に遊星ギヤ装
置4が設けられている。この遊星ギヤ装置4は、
外周に複数列のプーリ3を形成し、内部に潤滑油
を適当に充たした密閉型のハウジング5内に組み
付けられ、前記駆動軸2に取り付けられた入力側
ドラム6の内周に形成された内歯ギヤでなるリン
グギヤ4a、該リングギヤ4aに噛み合う複数個
(図示例では3個)のプラネツトギヤ4b、該プ
ラネツトギヤ4bを回転自在に軸支し、かつ自身
も自由回転できるキヤリヤ4c、キヤリヤ4cの
軸心に配され上記複数個のプラネツトギヤ4bに
噛み合うサンギヤ4dより成り、キヤリヤ4cは
一方向クラツチ7を介してハウジング5と一体に
結合されたクラツチアウタ5aと連結され、サン
ギヤ4dはエンジンのクランクケース1aに取り
付けられた軸8に不動に固定されている。
駆動軸2と出力側のプーリ3との間に遊星ギヤ装
置4が設けられている。この遊星ギヤ装置4は、
外周に複数列のプーリ3を形成し、内部に潤滑油
を適当に充たした密閉型のハウジング5内に組み
付けられ、前記駆動軸2に取り付けられた入力側
ドラム6の内周に形成された内歯ギヤでなるリン
グギヤ4a、該リングギヤ4aに噛み合う複数個
(図示例では3個)のプラネツトギヤ4b、該プ
ラネツトギヤ4bを回転自在に軸支し、かつ自身
も自由回転できるキヤリヤ4c、キヤリヤ4cの
軸心に配され上記複数個のプラネツトギヤ4bに
噛み合うサンギヤ4dより成り、キヤリヤ4cは
一方向クラツチ7を介してハウジング5と一体に
結合されたクラツチアウタ5aと連結され、サン
ギヤ4dはエンジンのクランクケース1aに取り
付けられた軸8に不動に固定されている。
前記入力側ドラム6には、第2の係合部材とし
て摩擦内周面を備えた一対の円弧状の摩擦シユー
9が、夫々一端を入力側ドラム6の半径方向フラ
ンジ部6aに植設された1対の支軸10で軸支さ
れ、他端の自由端に形成された係合折曲部9aの
間にクラツチスプリング11が係合されて設けら
れている。該シユー9,9はハウジング5内に回
動可能に支承された第1係合部材としてのクラツ
チドラム12の軸方向円筒部12aを摩擦内周面
で抱合しクラツチ係合部13を構成している。ま
た、支軸10には上記摩擦シユー9と別体で形成
された一対の円弧状の遠心ウエイト14が夫々そ
の一端で軸支され、遠心ウエイト14の外周側面
には円弧状金属板からなるウエイトスプリング1
5が抱合して係合され、遠心ウエイト14をその
遠心力に抗するように押圧している。そして両遠
心ウエイト14の自由端の外周面には夫々カム面
16が形成され、これらカム面16に入力側ドラ
ム6の内周面に一端が固着された係合手段である
デイテントスプリング17の他端が係合されてい
る。遠心ウエイト14には自由端近傍の所定位置
に対向する方向に植設された係合ピン18が設け
られ、遠心ウエイト14が遠心力により一端が支
軸10を中心として拡開し初期位置から所定の変
位lを経た後、上記係合ピン18が摩擦シユー9
の係合折曲部9aに係合し、摩擦シユー9を同じ
く支軸10を中心としてクラツチスプリング11
に抗して拡開させるようにされている。クラツチ
アウタ5aと入力側ドラム6の外周部には正方形
又は矩形断面のコイルスプリングから成るラツプ
スプリング19がクラツチの解離時には弛緩状態
で嵌装され、該ラツプスプリング19の一端19
aはクラツチアウタ5aの外周面の溝5bに、他
端19bは前記クラツチドラム12のフランジ部
12b外周面の溝12cに係合されている。
て摩擦内周面を備えた一対の円弧状の摩擦シユー
9が、夫々一端を入力側ドラム6の半径方向フラ
ンジ部6aに植設された1対の支軸10で軸支さ
れ、他端の自由端に形成された係合折曲部9aの
間にクラツチスプリング11が係合されて設けら
れている。該シユー9,9はハウジング5内に回
動可能に支承された第1係合部材としてのクラツ
チドラム12の軸方向円筒部12aを摩擦内周面
で抱合しクラツチ係合部13を構成している。ま
た、支軸10には上記摩擦シユー9と別体で形成
された一対の円弧状の遠心ウエイト14が夫々そ
の一端で軸支され、遠心ウエイト14の外周側面
には円弧状金属板からなるウエイトスプリング1
5が抱合して係合され、遠心ウエイト14をその
遠心力に抗するように押圧している。そして両遠
心ウエイト14の自由端の外周面には夫々カム面
16が形成され、これらカム面16に入力側ドラ
ム6の内周面に一端が固着された係合手段である
デイテントスプリング17の他端が係合されてい
る。遠心ウエイト14には自由端近傍の所定位置
に対向する方向に植設された係合ピン18が設け
られ、遠心ウエイト14が遠心力により一端が支
軸10を中心として拡開し初期位置から所定の変
位lを経た後、上記係合ピン18が摩擦シユー9
の係合折曲部9aに係合し、摩擦シユー9を同じ
く支軸10を中心としてクラツチスプリング11
に抗して拡開させるようにされている。クラツチ
アウタ5aと入力側ドラム6の外周部には正方形
又は矩形断面のコイルスプリングから成るラツプ
スプリング19がクラツチの解離時には弛緩状態
で嵌装され、該ラツプスプリング19の一端19
aはクラツチアウタ5aの外周面の溝5bに、他
端19bは前記クラツチドラム12のフランジ部
12b外周面の溝12cに係合されている。
遠心ウエイト14の自由端部に形成された前記
カム面16は、第4図に見られるように、上り斜
面であるAB面、遠心ウエイト14の支点である
支軸10を中心とする円周面をなすBCD面、下
り斜面であるDEF面が形成されている。C点は
BD面間上にあり、上記デイテントスプリング1
7の先端部がカム面16のこの点に到達したとき
に、対応する上記摩擦シユー9の係合折曲部9a
と係合ピン18とが係合されるよう設定されてい
る。また、E点はDF面間上にあり上記デイテン
トスプリング17の先端部がこの点に到達した
時、上記ウエイトスプリング15の外周側面が入
力側ドラム6の内周面に緩衝的に当接し、遠心ウ
エイト14は拡開方向の動きを規制されるよう設
定されている。
カム面16は、第4図に見られるように、上り斜
面であるAB面、遠心ウエイト14の支点である
支軸10を中心とする円周面をなすBCD面、下
り斜面であるDEF面が形成されている。C点は
BD面間上にあり、上記デイテントスプリング1
7の先端部がカム面16のこの点に到達したとき
に、対応する上記摩擦シユー9の係合折曲部9a
と係合ピン18とが係合されるよう設定されてい
る。また、E点はDF面間上にあり上記デイテン
トスプリング17の先端部がこの点に到達した
時、上記ウエイトスプリング15の外周側面が入
力側ドラム6の内周面に緩衝的に当接し、遠心ウ
エイト14は拡開方向の動きを規制されるよう設
定されている。
以上のように構成される第1の実施例の作動に
ついて次に説明する。
ついて次に説明する。
エンジン1の回転と共に駆動軸2に取り付けら
れた入力側ドラム6が回転し、この回転が低速の
ときデイテントスプリング17の先端部は第4図
に示すカム面16のA点の位置にあり、摩擦シユ
ー9はクラツチスプリング11のばね力でクラツ
チドラム12の円筒部12aを抱合し、クラツチ
を係合状態にしている。従つて、入力側ドラム6
の回転はクラツチドラム12に伝えられ、クラツ
チドラム12がラツプスプリング19を巻き締め
せしめることにより入力側ドラム6とクラツチア
ウタ5aとが結合され、駆動軸2の回転はハウジ
ング5、つまり出力側のプーリ3に1:1で伝達
される。この時、リングギヤ4aの回転によりプ
ラネツトギヤ4bはリングギヤ4aと同方向に自
転と公転を行ない、この公転運動はキヤリヤ4c
に減速回転を与える。ここで、駆動軸2の回転に
対し減速されたキヤリヤ4cの回転は駆動軸2に
直結されたハウジング5の回転より当然遅いの
で、この回転差はキヤリヤ4cとハウジング5と
の間に設けられた一方向クラツチ7の空転により
逃がされる。
れた入力側ドラム6が回転し、この回転が低速の
ときデイテントスプリング17の先端部は第4図
に示すカム面16のA点の位置にあり、摩擦シユ
ー9はクラツチスプリング11のばね力でクラツ
チドラム12の円筒部12aを抱合し、クラツチ
を係合状態にしている。従つて、入力側ドラム6
の回転はクラツチドラム12に伝えられ、クラツ
チドラム12がラツプスプリング19を巻き締め
せしめることにより入力側ドラム6とクラツチア
ウタ5aとが結合され、駆動軸2の回転はハウジ
ング5、つまり出力側のプーリ3に1:1で伝達
される。この時、リングギヤ4aの回転によりプ
ラネツトギヤ4bはリングギヤ4aと同方向に自
転と公転を行ない、この公転運動はキヤリヤ4c
に減速回転を与える。ここで、駆動軸2の回転に
対し減速されたキヤリヤ4cの回転は駆動軸2に
直結されたハウジング5の回転より当然遅いの
で、この回転差はキヤリヤ4cとハウジング5と
の間に設けられた一方向クラツチ7の空転により
逃がされる。
駆動軸2の回転が上昇するに従い遠心ウエイト
14の遠心力Pw1が増大していくと、遠心ウエイ
ト14は支軸10を中心として拡開しはじめ、デ
イテントスプリング17の先端部はカム面16の
上り斜面ABをA点からB点へ移動する。遠心ウ
エイト14の遠心力PW1に抗する方向に作用して
いるウエイトスプリング15のばね力FWと、デ
イテントスプリング17がカム面ABに作用し遠
心ウエイト14の遠心力PW1に抗する方向に作用
する反力FD1との関係は、カム面AB間において
PW1=FW+FD1であり、この間は摩擦シユー9に
はまだ何ら作用力が及ばず、クラツチは係合状態
を保ちクラツチ係合安定領域にある。駆動軸の回
転が増大し遠心ウエイト14の遠心力PW1が所定
値に達した時、デイテントスプリング17の先端
はカム面16のB点に来る。ここで、BCD面は
支軸10を中心とする円周面であるからデイテン
トスプリング17のばね力は遠心ウエイト14の
遠心力PW1に作用を及ぼさずカム面16のC点ま
では、遠心ウエイト14はウエイトスプリング1
5の反力FWのみに抗して急速に拡開しC点に至
る。このAC間に対応する、上記係合ピン18と
摩擦シユー9の折曲部9aとの間隙がlである。
C点では、1対の係合ピン18と摩擦シユー9の
折曲部9aとが係合されるよう設定されているの
で、C点以後E点に至るまで遠心ウエイト14に
作用する遠心力PW1に摩擦シユー9の質量による
遠心力PC1が加算される。この時、遠心ウエイト
14にはウエイトスプリング15にクラツチスプ
リング11が加算された反力FS+FWが抗するが、
少なくともC点での駆動軸2の回転がカム面16
のCD間に渡つて維持された場合は(FS+FW)<
(PW1+PC1)となるよう設定されているので、遠
心ウエイト14及び摩擦シユー9は係合された状
態で、その遠心方向に支軸10を中心、なおも急
速に拡開しD点に至る。デイテントスプリング1
7の先端がカム面16のD点を越せばデイテント
スプリング17が下り斜面DEにかかり、デイテ
ントスプリング17の反力は遠心ウエイト14の
遠心力PW1と摩擦シユー9の遠心力PC1に加勢す
る。その結果、遠心ウエイト14と摩擦シユー9
とは係合された状態で入力側ドラム6の内周面に
ウエイトスプリング15を介して緩衝的に係合し
その動きを停止する。このときカム面16にはE
点でデイテントスプリング17の先端が係合す
る。このCE間に対応するウエイトの変位がmで
ある。かくして、デイテントスプリング17がC
点に達した後は、遠心ウエイトは瞬時に拡開して
解離状態となる。上記デイテントスプリング17
の先端が、カム面16のB点からD点に至る間は
クラツチの切換領域であり、D点を越えると、遠
心力に抗するDE間で作用する全ばね力はCD間で
作用する全ばね力より小となる作用力関係でクラ
ツチ解離安定領域が続く。
14の遠心力Pw1が増大していくと、遠心ウエイ
ト14は支軸10を中心として拡開しはじめ、デ
イテントスプリング17の先端部はカム面16の
上り斜面ABをA点からB点へ移動する。遠心ウ
エイト14の遠心力PW1に抗する方向に作用して
いるウエイトスプリング15のばね力FWと、デ
イテントスプリング17がカム面ABに作用し遠
心ウエイト14の遠心力PW1に抗する方向に作用
する反力FD1との関係は、カム面AB間において
PW1=FW+FD1であり、この間は摩擦シユー9に
はまだ何ら作用力が及ばず、クラツチは係合状態
を保ちクラツチ係合安定領域にある。駆動軸の回
転が増大し遠心ウエイト14の遠心力PW1が所定
値に達した時、デイテントスプリング17の先端
はカム面16のB点に来る。ここで、BCD面は
支軸10を中心とする円周面であるからデイテン
トスプリング17のばね力は遠心ウエイト14の
遠心力PW1に作用を及ぼさずカム面16のC点ま
では、遠心ウエイト14はウエイトスプリング1
5の反力FWのみに抗して急速に拡開しC点に至
る。このAC間に対応する、上記係合ピン18と
摩擦シユー9の折曲部9aとの間隙がlである。
C点では、1対の係合ピン18と摩擦シユー9の
折曲部9aとが係合されるよう設定されているの
で、C点以後E点に至るまで遠心ウエイト14に
作用する遠心力PW1に摩擦シユー9の質量による
遠心力PC1が加算される。この時、遠心ウエイト
14にはウエイトスプリング15にクラツチスプ
リング11が加算された反力FS+FWが抗するが、
少なくともC点での駆動軸2の回転がカム面16
のCD間に渡つて維持された場合は(FS+FW)<
(PW1+PC1)となるよう設定されているので、遠
心ウエイト14及び摩擦シユー9は係合された状
態で、その遠心方向に支軸10を中心、なおも急
速に拡開しD点に至る。デイテントスプリング1
7の先端がカム面16のD点を越せばデイテント
スプリング17が下り斜面DEにかかり、デイテ
ントスプリング17の反力は遠心ウエイト14の
遠心力PW1と摩擦シユー9の遠心力PC1に加勢す
る。その結果、遠心ウエイト14と摩擦シユー9
とは係合された状態で入力側ドラム6の内周面に
ウエイトスプリング15を介して緩衝的に係合し
その動きを停止する。このときカム面16にはE
点でデイテントスプリング17の先端が係合す
る。このCE間に対応するウエイトの変位がmで
ある。かくして、デイテントスプリング17がC
点に達した後は、遠心ウエイトは瞬時に拡開して
解離状態となる。上記デイテントスプリング17
の先端が、カム面16のB点からD点に至る間は
クラツチの切換領域であり、D点を越えると、遠
心力に抗するDE間で作用する全ばね力はCD間で
作用する全ばね力より小となる作用力関係でクラ
ツチ解離安定領域が続く。
クラツチが解離されるとクラツチドラム12は
ドラム6から解放され、クラツチドラム12に端
部19bが係合されているラツプスプリング19
は自身の復元力とそのマスによる遠心力とにより
弛緩し、クラツチアウタ5aと入力側ドラム6と
を巻締めていた力が解放され、クラツチアウタ5
aと入力側ドラム6との結合が離れる。このため
プラネツトギヤ4bの公転運動と共に減速回転を
していたキヤリヤ4cの回転は一方向クラツチ7
の係合によりクラツチアウタ5aからハウジング
5に伝えられ、つまりエンジン1の回転は遊星ギ
ヤ装置4の固有の減速比でプーリ3を減速回転さ
せる。
ドラム6から解放され、クラツチドラム12に端
部19bが係合されているラツプスプリング19
は自身の復元力とそのマスによる遠心力とにより
弛緩し、クラツチアウタ5aと入力側ドラム6と
を巻締めていた力が解放され、クラツチアウタ5
aと入力側ドラム6との結合が離れる。このため
プラネツトギヤ4bの公転運動と共に減速回転を
していたキヤリヤ4cの回転は一方向クラツチ7
の係合によりクラツチアウタ5aからハウジング
5に伝えられ、つまりエンジン1の回転は遊星ギ
ヤ装置4の固有の減速比でプーリ3を減速回転さ
せる。
次に駆動軸2の回転が低下し、遠心ウエイト1
4の遠心力が減少して前記所定値に達すると、遠
心ウエイト14とこれに係合している摩擦シユー
9はウエイトスプリング15の反力FWとクラツ
チスプリング11の反力FSにより、カム面EDに
作用するデイテントスプリング17の反力FD2に
抗して閉縮し、デイテントスプリング17とカム
面16との接点がE点からD点に戻る。そして、
D点からB点に向かつてデイテントスプリング1
7の反力は遠心ウエイト14に対し作用しなくな
ることにより、遠心ウエイト14と摩擦シユー9
のウエイトとの合計による遠心力PW2+PC2より、
これらに抗する全ばね力FS+FWの方が大となる
ので、遠心ウエイト14と摩擦シユー9とは係合
された状態で瞬時に切換領域に突入する。そし
て、C点で遠心ウエイト14と摩擦シユー9との
係合は解かれ、摩擦シユー9はクラツチドラム1
2と一定の結合力で抱合する。CB面間上では、
遠心力は遠心ウエイト14のみの成分PW2とな
り、またその遠心力に抗するばね力はウエイトス
プリング15のみの成分FWとなるが、ここでも
FW>PW2という作用力関係が成立するので遠心ウ
エイト14はA点に向かつてB点を越える方向に
瞬時に作動する。かくして、遠心ウエイト14は
瞬時にDB間、すなわち切換領域を通過する。さ
らに、BA面ではデイテントスプリング9が遠心
ウエイト14の復位に加勢するよう働くから、遠
心ウエイト14は完全に初期位置に復位し、かつ
摩擦シユー9の外周面に衝突的に係合することに
より特にクラツチ係合時の瞬間的負荷の増大に対
してクラツチスプリング11による一定のクラツ
チ結合力に加勢する方向に作用し係合安定領域に
移る。このようにして、駆動軸2の回転数が所定
値以下になるとクラツチは再び瞬時に係合し駆動
軸2と出力側のプーリ3とは直結状態となり、
1:1の伝動がなされる。第5図は上記説明した
カム面ABCDEに対応する遠心ウエイト15の遠
心力PW、摩擦シユー9の遠心力PC、ウエイトス
プリング15の反力FW、クラツチスプリング1
1の反力FS、デイテントスプリング17の反力
FDの関係を示したグラフである。このグラフは
後述の実施例においても引用される。また第6図
は本発明の遠心クラツチを組込んだ変速機の変速
特性を示すグラフで、直結駆動軸の回転数が所定
値aに達するまではクラツチが係合されて駆動軸
と出力側とは直結されて1:1の伝動がなされ、
駆動軸の回転数が所定値aに達すると瞬時にクラ
ツチが解離し変速機を経由する減速回転になり出
力側は回転数bとなる。減速時は出力側が回転数
cになり駆動軸が回転数dになつた時クラツチは
瞬時に係合し回転数dの直結伝動となることを示
している。上記のように、クラツチの係合、解離
回転数がa,dのように異なること、即ちヒステ
リシス特性が与えられるのは、回転数上昇時は
AB間でデイテントスプリング17の反力が作用
してC点の到達時期を遅らせる一方、回転数下降
時はED間で該反力が作用して同様にC点の到達
時期を遅らせるためである。
4の遠心力が減少して前記所定値に達すると、遠
心ウエイト14とこれに係合している摩擦シユー
9はウエイトスプリング15の反力FWとクラツ
チスプリング11の反力FSにより、カム面EDに
作用するデイテントスプリング17の反力FD2に
抗して閉縮し、デイテントスプリング17とカム
面16との接点がE点からD点に戻る。そして、
D点からB点に向かつてデイテントスプリング1
7の反力は遠心ウエイト14に対し作用しなくな
ることにより、遠心ウエイト14と摩擦シユー9
のウエイトとの合計による遠心力PW2+PC2より、
これらに抗する全ばね力FS+FWの方が大となる
ので、遠心ウエイト14と摩擦シユー9とは係合
された状態で瞬時に切換領域に突入する。そし
て、C点で遠心ウエイト14と摩擦シユー9との
係合は解かれ、摩擦シユー9はクラツチドラム1
2と一定の結合力で抱合する。CB面間上では、
遠心力は遠心ウエイト14のみの成分PW2とな
り、またその遠心力に抗するばね力はウエイトス
プリング15のみの成分FWとなるが、ここでも
FW>PW2という作用力関係が成立するので遠心ウ
エイト14はA点に向かつてB点を越える方向に
瞬時に作動する。かくして、遠心ウエイト14は
瞬時にDB間、すなわち切換領域を通過する。さ
らに、BA面ではデイテントスプリング9が遠心
ウエイト14の復位に加勢するよう働くから、遠
心ウエイト14は完全に初期位置に復位し、かつ
摩擦シユー9の外周面に衝突的に係合することに
より特にクラツチ係合時の瞬間的負荷の増大に対
してクラツチスプリング11による一定のクラツ
チ結合力に加勢する方向に作用し係合安定領域に
移る。このようにして、駆動軸2の回転数が所定
値以下になるとクラツチは再び瞬時に係合し駆動
軸2と出力側のプーリ3とは直結状態となり、
1:1の伝動がなされる。第5図は上記説明した
カム面ABCDEに対応する遠心ウエイト15の遠
心力PW、摩擦シユー9の遠心力PC、ウエイトス
プリング15の反力FW、クラツチスプリング1
1の反力FS、デイテントスプリング17の反力
FDの関係を示したグラフである。このグラフは
後述の実施例においても引用される。また第6図
は本発明の遠心クラツチを組込んだ変速機の変速
特性を示すグラフで、直結駆動軸の回転数が所定
値aに達するまではクラツチが係合されて駆動軸
と出力側とは直結されて1:1の伝動がなされ、
駆動軸の回転数が所定値aに達すると瞬時にクラ
ツチが解離し変速機を経由する減速回転になり出
力側は回転数bとなる。減速時は出力側が回転数
cになり駆動軸が回転数dになつた時クラツチは
瞬時に係合し回転数dの直結伝動となることを示
している。上記のように、クラツチの係合、解離
回転数がa,dのように異なること、即ちヒステ
リシス特性が与えられるのは、回転数上昇時は
AB間でデイテントスプリング17の反力が作用
してC点の到達時期を遅らせる一方、回転数下降
時はED間で該反力が作用して同様にC点の到達
時期を遅らせるためである。
次に別の実施例を第7図乃至第12図によつて
説明する。すべての図において第1の実施例と対
応する部材は同一の符号をもつて示してある。
説明する。すべての図において第1の実施例と対
応する部材は同一の符号をもつて示してある。
第7図は第2の実施例を示し、この実施例は第
1の実施例におけるウエイトスプリング15を省
略した以外の基本構成は第1の実施例と同様であ
る。第7図のクラツチスプリング11のバネ力特
性は、その反力FSが第1の実施例のクラツチスプ
リング11とウエイトスプリング15とを合計し
たFS+FWと第5図のLKの部分にて等しくなるよ
う設定されている。そして、カム面16の上り斜
面ABの傾斜角を第1の実施例のそれよりも大と
し、第1の実施例のAB面間で得られる全スプリ
ング力FD1+FWに相当するスプリング力をデイテ
ントスプリング17とカム面16との係合のみで
得られるように構成している。即ち、第1実施例
と第2実施例の作動の相異は、第5図においてカ
ム面16のBC間にて遠心力に対抗するスプリン
グの反力がないことから生じる。従つて、クラツ
チが解離状態から係合するときの作動のみが異な
り、逆に係合状態から解離するときは第1の実施
例と同様である。
1の実施例におけるウエイトスプリング15を省
略した以外の基本構成は第1の実施例と同様であ
る。第7図のクラツチスプリング11のバネ力特
性は、その反力FSが第1の実施例のクラツチスプ
リング11とウエイトスプリング15とを合計し
たFS+FWと第5図のLKの部分にて等しくなるよ
う設定されている。そして、カム面16の上り斜
面ABの傾斜角を第1の実施例のそれよりも大と
し、第1の実施例のAB面間で得られる全スプリ
ング力FD1+FWに相当するスプリング力をデイテ
ントスプリング17とカム面16との係合のみで
得られるように構成している。即ち、第1実施例
と第2実施例の作動の相異は、第5図においてカ
ム面16のBC間にて遠心力に対抗するスプリン
グの反力がないことから生じる。従つて、クラツ
チが解離状態から係合するときの作動のみが異な
り、逆に係合状態から解離するときは第1の実施
例と同様である。
クラツチの解離状態において、遠心ウエイト1
4と摩擦シユー9の遠心力が減少して所定値にな
り、遠心ウエイト14の自由端にあるカム面16
のD点にデイテントスプリング17の先端部が到
達すると、夫々のウエイトに作用する遠心力の合
計PW2+PC2に対して、それに抗するクラツチス
プリング11の力FS′は第1の実施例のFS+FWに
相当し、かつFS′(=FS+FW)>PW2+PC2という
作用力関係が生じている為に、摩擦シユー9が、
遠心ウエイト14の一部を折り曲げた係合爪18
aと係合した状態で、クラツチは係合方向に加速
され、デイテントスプリング17の先端部はカム
面16のC点まで瞬時に到達する。この点で、摩
擦シユー9と遠心ウエイト14との係合が解除さ
れ一定の結合力で、摩擦シユー9はクラツチドラ
ムを抱合する。デイテントスプリング17がカム
面C点からB点へ移動する際、遠心ウエイト14
はそれ自体の遠心力のみが作用され第5図のGH
の部分に相当する。ここで、(IJKLで囲まれる面
積)>(BCHGで囲まれる面積)となるようにC
点の位置が設定されているので、遠心ウエイト1
4の遠心力に抗するスプリング力がCB間で存在
しなくとも、遠心ウエイト14はデイテントスプ
リング17が瞬時にB点まで到達するべく縮閉す
ることが可能となる。かくして、遠心ウエイト1
4は瞬時に切換領域を通過することができる。カ
ム面16上のB点からA点までの過程は第1の実
施例と同様になされ、係合安定領域に移る。
4と摩擦シユー9の遠心力が減少して所定値にな
り、遠心ウエイト14の自由端にあるカム面16
のD点にデイテントスプリング17の先端部が到
達すると、夫々のウエイトに作用する遠心力の合
計PW2+PC2に対して、それに抗するクラツチス
プリング11の力FS′は第1の実施例のFS+FWに
相当し、かつFS′(=FS+FW)>PW2+PC2という
作用力関係が生じている為に、摩擦シユー9が、
遠心ウエイト14の一部を折り曲げた係合爪18
aと係合した状態で、クラツチは係合方向に加速
され、デイテントスプリング17の先端部はカム
面16のC点まで瞬時に到達する。この点で、摩
擦シユー9と遠心ウエイト14との係合が解除さ
れ一定の結合力で、摩擦シユー9はクラツチドラ
ムを抱合する。デイテントスプリング17がカム
面C点からB点へ移動する際、遠心ウエイト14
はそれ自体の遠心力のみが作用され第5図のGH
の部分に相当する。ここで、(IJKLで囲まれる面
積)>(BCHGで囲まれる面積)となるようにC
点の位置が設定されているので、遠心ウエイト1
4の遠心力に抗するスプリング力がCB間で存在
しなくとも、遠心ウエイト14はデイテントスプ
リング17が瞬時にB点まで到達するべく縮閉す
ることが可能となる。かくして、遠心ウエイト1
4は瞬時に切換領域を通過することができる。カ
ム面16上のB点からA点までの過程は第1の実
施例と同様になされ、係合安定領域に移る。
第2の実施例に依れば、第1の実施例に対し、
遠心ウエイト14及び摩擦シユー9の重量並びに
デイテントスプリングのセツト荷重を変えずに、
クラツチスプリング11のセツト荷重を増大させ
てそれによるクラツチ結合力を約4倍増大させる
ことができる。ここで、第5図において線分CM
は、第1の実施例のクラツチ結合力相当を、線分
CLは第2の実施例のクラツチ結合力相当を示す。
また逆に、必要クラツチ結合力相当が線分CMで
あるならば、第2の実施例は遠心ウエイト14の
形状を小とすることができ、遠心クラツチの軽
量、小型化が容易に実施できる。
遠心ウエイト14及び摩擦シユー9の重量並びに
デイテントスプリングのセツト荷重を変えずに、
クラツチスプリング11のセツト荷重を増大させ
てそれによるクラツチ結合力を約4倍増大させる
ことができる。ここで、第5図において線分CM
は、第1の実施例のクラツチ結合力相当を、線分
CLは第2の実施例のクラツチ結合力相当を示す。
また逆に、必要クラツチ結合力相当が線分CMで
あるならば、第2の実施例は遠心ウエイト14の
形状を小とすることができ、遠心クラツチの軽
量、小型化が容易に実施できる。
第8図は摩擦シユー式で、かつOFF→ONタイ
プの第3の実施例を示す。この実施例では1対の
遠心ウエイト14に入力側ドラム6のフランジ6
aに直径方向に対称に取付けられ、それらの自由
端は一端が入力側ドラム6のフランジ6aに固定
されたコイルスプリングから成るウエイトスプリ
ング15の他端に連結されて該スプリングにより
その遠心力に抗する方向に付勢されている。一方
第2の係合部材としての摩擦シユー9は遠心ウエ
イト14と共通支軸29に回動自在に支持された
レバー26に支持され、該レバー26の一端には
一端が入力側ドラムのフランジ6aに固定された
コイルスプリングから成るクラツチスプリング1
1aの他端が連結され、摩擦シユー9を第1係合
部材としてのクラツチドラム12に係合する方向
に付勢している。そして遠心ウエイト14に設け
られた第1の係合ピン27がレバー26の他端に
係合し、レバー26を介して摩擦シユー9をクラ
ツチスプリング11aに抗してクラツチドラム1
2から所定の間隙lを有して解離した位置に保持
している。ここで遠心ウエイト14に発生する遠
心力が所定値に達し、遠心ウエイト14がウエイ
トスプリング15に抗しデイテントスプリング1
7から解放されて所定の変位lを経ると、遠心ウ
エイト14に設けた第1の係合ピン27がレバー
26との係合状態を解除する方向に変位すること
によりレバー26はクラツチスプリング11aに
より変位して、摩擦シユー9をクラツチドラム1
2に係合させる。第2の係合ピン28が遠心ウエ
イト14の半径方向内方部分に植設され、遠心ウ
エイト14が所定量以上拡開するに伴いレバー2
6を介して摩擦シユー9を係合方向に押圧し、ク
ラツチ係合時に衝撃的負荷の増大に対するクラツ
チ結合力が瞬間的に不足するのを補償するように
してあり、このピン28の位置は第4図のE点の
位置を規制する。かくして入力側の回転数の上昇
によつて本遠心クラツチはOFFからONになり、
変速機をクラツチの係合状態において入力側と出
力側とが直結される。又、解離状態で入力側から
出力側へ変速するように第1の実施例と同様の変
速装置を組込むことができる。
プの第3の実施例を示す。この実施例では1対の
遠心ウエイト14に入力側ドラム6のフランジ6
aに直径方向に対称に取付けられ、それらの自由
端は一端が入力側ドラム6のフランジ6aに固定
されたコイルスプリングから成るウエイトスプリ
ング15の他端に連結されて該スプリングにより
その遠心力に抗する方向に付勢されている。一方
第2の係合部材としての摩擦シユー9は遠心ウエ
イト14と共通支軸29に回動自在に支持された
レバー26に支持され、該レバー26の一端には
一端が入力側ドラムのフランジ6aに固定された
コイルスプリングから成るクラツチスプリング1
1aの他端が連結され、摩擦シユー9を第1係合
部材としてのクラツチドラム12に係合する方向
に付勢している。そして遠心ウエイト14に設け
られた第1の係合ピン27がレバー26の他端に
係合し、レバー26を介して摩擦シユー9をクラ
ツチスプリング11aに抗してクラツチドラム1
2から所定の間隙lを有して解離した位置に保持
している。ここで遠心ウエイト14に発生する遠
心力が所定値に達し、遠心ウエイト14がウエイ
トスプリング15に抗しデイテントスプリング1
7から解放されて所定の変位lを経ると、遠心ウ
エイト14に設けた第1の係合ピン27がレバー
26との係合状態を解除する方向に変位すること
によりレバー26はクラツチスプリング11aに
より変位して、摩擦シユー9をクラツチドラム1
2に係合させる。第2の係合ピン28が遠心ウエ
イト14の半径方向内方部分に植設され、遠心ウ
エイト14が所定量以上拡開するに伴いレバー2
6を介して摩擦シユー9を係合方向に押圧し、ク
ラツチ係合時に衝撃的負荷の増大に対するクラツ
チ結合力が瞬間的に不足するのを補償するように
してあり、このピン28の位置は第4図のE点の
位置を規制する。かくして入力側の回転数の上昇
によつて本遠心クラツチはOFFからONになり、
変速機をクラツチの係合状態において入力側と出
力側とが直結される。又、解離状態で入力側から
出力側へ変速するように第1の実施例と同様の変
速装置を組込むことができる。
第9図は摩擦シユー式で、かつOFF→ONタイ
プ同期作動型の第4の実施例を示す。この実施例
では入力側ドラム6の円筒部6bから半径方向外
方に延出するフランジ6aに円周方向に等間隔に
3個の支軸30が植設され、該支軸30に遠心ウ
エイト14の一端が軸支されている。遠心ウエイ
ト14の他端、即ち自由端は隣接する遠心ウエイ
トの支軸30に一端を連結されたコイルスプリン
グからなるウエイトスプリング15の他端に連結
され、その遠心力に抗する方向に付勢されてい
る。第1の係合部材としてのクラツチドラム12
は入力側ドラム6を包囲して配され、同じ支軸3
0に一端を軸支された第2係合部材としての摩擦
シユー9は一端が支軸30に固定された板ばねか
らなるクラツチスプリング11bでクラツチドラ
ム12の内周面に係合する方向に付勢されるが、
該摩擦シユー9に形成された係合爪31が遠心ウ
エイト14に係合し、遠心ウエイト14との間に
所定の間隙mを有してクラツチスプリング11b
に抗してクラツチドラム12の内周面から所定の
間隙lを有して解離した位置に保持される。3個
のデイテントスプリング17は一端を入力側ドラ
ムの円筒部6bの外周面に固定され、遠心ウエイ
ト14の自由端附近の外周面にデイテントスプリ
ング17と係合するカム面16が形成されてい
る。上記のように、クラツチ機構はこの実施例で
は3組入力側ドラム6のフランジ部6aに取付け
られている。そして各遠心ウエイト14の軸支部
の周囲に形成されたセクタギヤ32が、入力側ド
ラム6の円筒部6bの外周に回動自在に嵌合され
たリング状の大ギヤ33に共通に噛合わされてい
る。
プ同期作動型の第4の実施例を示す。この実施例
では入力側ドラム6の円筒部6bから半径方向外
方に延出するフランジ6aに円周方向に等間隔に
3個の支軸30が植設され、該支軸30に遠心ウ
エイト14の一端が軸支されている。遠心ウエイ
ト14の他端、即ち自由端は隣接する遠心ウエイ
トの支軸30に一端を連結されたコイルスプリン
グからなるウエイトスプリング15の他端に連結
され、その遠心力に抗する方向に付勢されてい
る。第1の係合部材としてのクラツチドラム12
は入力側ドラム6を包囲して配され、同じ支軸3
0に一端を軸支された第2係合部材としての摩擦
シユー9は一端が支軸30に固定された板ばねか
らなるクラツチスプリング11bでクラツチドラ
ム12の内周面に係合する方向に付勢されるが、
該摩擦シユー9に形成された係合爪31が遠心ウ
エイト14に係合し、遠心ウエイト14との間に
所定の間隙mを有してクラツチスプリング11b
に抗してクラツチドラム12の内周面から所定の
間隙lを有して解離した位置に保持される。3個
のデイテントスプリング17は一端を入力側ドラ
ムの円筒部6bの外周面に固定され、遠心ウエイ
ト14の自由端附近の外周面にデイテントスプリ
ング17と係合するカム面16が形成されてい
る。上記のように、クラツチ機構はこの実施例で
は3組入力側ドラム6のフランジ部6aに取付け
られている。そして各遠心ウエイト14の軸支部
の周囲に形成されたセクタギヤ32が、入力側ド
ラム6の円筒部6bの外周に回動自在に嵌合され
たリング状の大ギヤ33に共通に噛合わされてい
る。
ここで入力側ドラム6の回転数が上昇し、遠心
ウエイト14に発生する遠心力が所定値に達し、
何れか1個の遠心ウエイト14がウエイトスプリ
ング15に抗して支軸30を中心にして半径方向
外方に回動を始めるとその遠心ウエイト14のセ
クタギヤ32が回動してこれに噛合うリング状の
大ギヤ33を回動し、他の遠心ウエイト14のセ
クタギヤ32を回動してこの回動が大ギヤ33を
介して他のセクタギヤ32に伝えられ、各遠心ウ
エイト14を同期して一斉に同方向に回動させ
る。そして、摩擦シユー9を遠心ウエイト14と
は係合爪31によつて係合された状態で、所定の
間隙lを変位しクラツチドラム12の内面に、ク
ラツチスプリング11bと摩擦シユー9の遠心力
による結合力相当で係合すると同時に、遠心ウエ
イト14は係合爪31の係合から解除されるが遠
心ウエイト14に作用する遠心力に抗するウエイ
トスプリング15の作用力ではとうてい遠心ウエ
イト14の拡開方向の動きを止めることができ
ず、遠心ウエイト14の外周面が、摩擦シユー9
の内周面と係合する位置まで遠心ウエイト14は
拡開する。拡開終了後に相当するカム面16とデ
イテントスプリング17の先端との相対位置は第
4図のE点に相当する。入力側ドラム6の回転数
が下降し遠心ウエイト14に発生する遠心力が所
定値に達しデイテントスプリングの作用力から開
放されると所定の間隙mを変位して摩擦シユー9
と係合しクラツチドラム12と摩擦シユー9との
係合は解かれ、クラツチは解離され初期状態とな
る。
ウエイト14に発生する遠心力が所定値に達し、
何れか1個の遠心ウエイト14がウエイトスプリ
ング15に抗して支軸30を中心にして半径方向
外方に回動を始めるとその遠心ウエイト14のセ
クタギヤ32が回動してこれに噛合うリング状の
大ギヤ33を回動し、他の遠心ウエイト14のセ
クタギヤ32を回動してこの回動が大ギヤ33を
介して他のセクタギヤ32に伝えられ、各遠心ウ
エイト14を同期して一斉に同方向に回動させ
る。そして、摩擦シユー9を遠心ウエイト14と
は係合爪31によつて係合された状態で、所定の
間隙lを変位しクラツチドラム12の内面に、ク
ラツチスプリング11bと摩擦シユー9の遠心力
による結合力相当で係合すると同時に、遠心ウエ
イト14は係合爪31の係合から解除されるが遠
心ウエイト14に作用する遠心力に抗するウエイ
トスプリング15の作用力ではとうてい遠心ウエ
イト14の拡開方向の動きを止めることができ
ず、遠心ウエイト14の外周面が、摩擦シユー9
の内周面と係合する位置まで遠心ウエイト14は
拡開する。拡開終了後に相当するカム面16とデ
イテントスプリング17の先端との相対位置は第
4図のE点に相当する。入力側ドラム6の回転数
が下降し遠心ウエイト14に発生する遠心力が所
定値に達しデイテントスプリングの作用力から開
放されると所定の間隙mを変位して摩擦シユー9
と係合しクラツチドラム12と摩擦シユー9との
係合は解かれ、クラツチは解離され初期状態とな
る。
このように複数のクラツチ機構を各遠心ウエイ
ト14の軸支部に形成されたセクタギヤ32とこ
れらに共通の噛合う大ギヤ33より成る機械的連
動手段で連係したので各クラツチ機構の特性に多
少の差があつても全クラツチ機構を同期して一斉
に作動させることができ、クラツチ係合時の結合
力不足によるブレーキシユー9の1個又は数個の
すべり及びそれによる異常摩耗等を回避すること
ができる。
ト14の軸支部に形成されたセクタギヤ32とこ
れらに共通の噛合う大ギヤ33より成る機械的連
動手段で連係したので各クラツチ機構の特性に多
少の差があつても全クラツチ機構を同期して一斉
に作動させることができ、クラツチ係合時の結合
力不足によるブレーキシユー9の1個又は数個の
すべり及びそれによる異常摩耗等を回避すること
ができる。
第10図は第5の実施例を示し、前記第4の実
施例がOFF→ONタイプであるのに対し、これは
ON→OFFタイプの摩擦シユー式の同期作動型で
ある。尚この実施例ではクラツチ機構が2組であ
るが原理的には3組の第4の実施例と変りはな
い。ここで第2の係合部材としての摩擦シユー9
はその中間部が入力側ドラム6のフランジ6a上
の支軸30に回動自在に軸支されたレバー34の
一端に連結され、該レバー34の他端は、一端が
入力側ドラム6のフランジ6aに固定されたコイ
ルバネからなるクラツチスプリング11の他端に
連結され、もつて摩擦シユー9はレバー34を介
してクラツチスプリング11で付勢され第1係合
部材であるクラツチドラム12の内周に係合状態
にされている。上記支軸30に軸支された遠心ウ
エイト14の軸支部にセクタギヤ32が形成さ
れ、これが入力側ドラム6の円筒部6bの外周に
回動自在に嵌合された共通のリング状の大ギヤ3
3に噛合つて各遠心ウエイトの機械的係合手段を
構成していることは前記第4の実施例と同様であ
る。従つて入力側ドラム6の回転数が上昇し、遠
心ウエイト14に発生する遠心力が所定値に達
し、何れか1個の遠心ウエイト14が対応するデ
イテントスプリング17の作用力から解放され回
動を始めるとその遠心ウエイト14のセクタギヤ
32はリング状の大ギヤ33を介して他のセクタ
ギヤ32を連動させ他の遠心ウエイト14を同期
して一斉に同方向に回動させる。そして所定の変
位lを経て遠心ウエイト14に植設した係合ピン
18がレバー34に係合しクラツチスプリング1
1に抗して摩擦シユー9をクラツチドラム12か
ら同時に解離させる。ドラム6の回転数が減少し
遠心ウエイト14の遠心力が所定値より低下すれ
ば、上記と逆の作動を行つて摩擦シユー9をクラ
ツチドラム12に再び係合させる。
施例がOFF→ONタイプであるのに対し、これは
ON→OFFタイプの摩擦シユー式の同期作動型で
ある。尚この実施例ではクラツチ機構が2組であ
るが原理的には3組の第4の実施例と変りはな
い。ここで第2の係合部材としての摩擦シユー9
はその中間部が入力側ドラム6のフランジ6a上
の支軸30に回動自在に軸支されたレバー34の
一端に連結され、該レバー34の他端は、一端が
入力側ドラム6のフランジ6aに固定されたコイ
ルバネからなるクラツチスプリング11の他端に
連結され、もつて摩擦シユー9はレバー34を介
してクラツチスプリング11で付勢され第1係合
部材であるクラツチドラム12の内周に係合状態
にされている。上記支軸30に軸支された遠心ウ
エイト14の軸支部にセクタギヤ32が形成さ
れ、これが入力側ドラム6の円筒部6bの外周に
回動自在に嵌合された共通のリング状の大ギヤ3
3に噛合つて各遠心ウエイトの機械的係合手段を
構成していることは前記第4の実施例と同様であ
る。従つて入力側ドラム6の回転数が上昇し、遠
心ウエイト14に発生する遠心力が所定値に達
し、何れか1個の遠心ウエイト14が対応するデ
イテントスプリング17の作用力から解放され回
動を始めるとその遠心ウエイト14のセクタギヤ
32はリング状の大ギヤ33を介して他のセクタ
ギヤ32を連動させ他の遠心ウエイト14を同期
して一斉に同方向に回動させる。そして所定の変
位lを経て遠心ウエイト14に植設した係合ピン
18がレバー34に係合しクラツチスプリング1
1に抗して摩擦シユー9をクラツチドラム12か
ら同時に解離させる。ドラム6の回転数が減少し
遠心ウエイト14の遠心力が所定値より低下すれ
ば、上記と逆の作動を行つて摩擦シユー9をクラ
ツチドラム12に再び係合させる。
以上摩擦シユー式の遠心クラツチの実施例につ
いて説明したが次に本発明を多板式遠心クラツチ
に適用した実施例について説明する。
いて説明したが次に本発明を多板式遠心クラツチ
に適用した実施例について説明する。
第11図はON→OFFタイプ多板式の第6の実
施例を示す。この実施例では駆動軸2に取付けら
れた入力側ドラム6の円筒部6bに第2のクラツ
チ部材として摩擦面を備えた入力側の複数、例え
ば2枚の環板状のクラツチ板9′が軸方向に摺動
自在にスプライン結合されている。一方、出力側
のドラム12のフランジ部12b外周から軸方向
に延びる外側円筒部12dの内周面に第1のクラ
ツチ部材としての出力側の複数、例えば2枚の環
状板クラツチ板12eが軸方向に摺動自在にスプ
ライン結合され、上記クラツチ板9′と12eと
は交互に配されてクラツチ係合部を構成する。遠
心ウエイト14は入力側ドラム6の円筒部6bの
外周面に半径方向に設けられたウエイト室14a
に収納され一端がドラム6で支持されたコイルバ
ネからなるウエイトスプリング15で遠心力に抗
する方向に付勢され、かつ前記実施例と同様カム
面16が形成され、ここに一端がドラム6に固定
されたデイテントスプリング17が係合されてい
る。また遠心ウエイト14の内方部分の側面には
係合溝35が形成され、該溝35に入力側のクラ
ツチ板9′との係合手段である、ドラム6の円筒
部6bに中央部を支持されたL字形レバー36の
一端が係合され、レバー36の他端が入力側のク
ラツチ板9′の外側の一つに接している。ねじり
コイルスプリングからなるクラツチスプリング1
1がレバー36に装着されレバー36を該外側の
クラツチ板9′側に押圧している。遠心ウエイト
14が作動しない状態即ち初期位置で、ウエイト
スプリング15とクラツチスプリング11とによ
つて入力側多板クラツチ板9′を出力側のクラツ
チ板12eに係合させている。また遠心ウエイト
14の係合溝35はここに係合するレバー36の
一端部との間に間隙lが形成されるような内径を
有し、遠心ウエイト14が半径方向外方に変位し
て所定の変位lを越えたときレバー36の他端を
入力側のクラツチ板9′の前記一つから解離させ
るようにしている。
施例を示す。この実施例では駆動軸2に取付けら
れた入力側ドラム6の円筒部6bに第2のクラツ
チ部材として摩擦面を備えた入力側の複数、例え
ば2枚の環板状のクラツチ板9′が軸方向に摺動
自在にスプライン結合されている。一方、出力側
のドラム12のフランジ部12b外周から軸方向
に延びる外側円筒部12dの内周面に第1のクラ
ツチ部材としての出力側の複数、例えば2枚の環
状板クラツチ板12eが軸方向に摺動自在にスプ
ライン結合され、上記クラツチ板9′と12eと
は交互に配されてクラツチ係合部を構成する。遠
心ウエイト14は入力側ドラム6の円筒部6bの
外周面に半径方向に設けられたウエイト室14a
に収納され一端がドラム6で支持されたコイルバ
ネからなるウエイトスプリング15で遠心力に抗
する方向に付勢され、かつ前記実施例と同様カム
面16が形成され、ここに一端がドラム6に固定
されたデイテントスプリング17が係合されてい
る。また遠心ウエイト14の内方部分の側面には
係合溝35が形成され、該溝35に入力側のクラ
ツチ板9′との係合手段である、ドラム6の円筒
部6bに中央部を支持されたL字形レバー36の
一端が係合され、レバー36の他端が入力側のク
ラツチ板9′の外側の一つに接している。ねじり
コイルスプリングからなるクラツチスプリング1
1がレバー36に装着されレバー36を該外側の
クラツチ板9′側に押圧している。遠心ウエイト
14が作動しない状態即ち初期位置で、ウエイト
スプリング15とクラツチスプリング11とによ
つて入力側多板クラツチ板9′を出力側のクラツ
チ板12eに係合させている。また遠心ウエイト
14の係合溝35はここに係合するレバー36の
一端部との間に間隙lが形成されるような内径を
有し、遠心ウエイト14が半径方向外方に変位し
て所定の変位lを越えたときレバー36の他端を
入力側のクラツチ板9′の前記一つから解離させ
るようにしている。
このようにして入力側ドラム6の回転数が上昇
し、遠心ウエイト14に発生する遠心力が所定値
に達し、遠心ウエイト14がウエイトスプリング
15に抗して半径方向外方に変位し、デイテント
スプリング17に解除されて移動し、所定の変位
lを経るとレバー36の一端に係合し、さらに遠
心ウエイト14が変位するに伴いクラツチスプリ
ング11に抗してレバー36を図で反時計方向に
回動させて、入力側のクラツチ板9′と出力側の
クラツチ板12eとを解離させる。
し、遠心ウエイト14に発生する遠心力が所定値
に達し、遠心ウエイト14がウエイトスプリング
15に抗して半径方向外方に変位し、デイテント
スプリング17に解除されて移動し、所定の変位
lを経るとレバー36の一端に係合し、さらに遠
心ウエイト14が変位するに伴いクラツチスプリ
ング11に抗してレバー36を図で反時計方向に
回動させて、入力側のクラツチ板9′と出力側の
クラツチ板12eとを解離させる。
第12図はOFF→ONタイプ多板式の第7の実
施例を示す。
施例を示す。
この実施例では第6実施例と同様に配された遠
心ウエイト14がウエイトスプリング15で遠心
力に抗する方向に付勢され、遠心ウエイト14と
入力側の2枚のクラツチ板9′とを係合するレバ
ー36を介し、かつレバー36に作用しているク
ラツチスプリング11に抗して入力側のクラツチ
板9′を出力側のクラツチ12eから解離させて
いる。そしてこの時の入力側のクラツチ板9′と
出力側のクラツチ板12eとの離間距離l′が遠心
ウエイト14の所定の変位距離lを与えている。
このようにして遠心ウエイト14が遠心力で半径
方向外方に移動するとレバー36は該レバー36
に作用しているクラツチスプリング11により図
で反時計方向に回動して入力側のクラツチ板9′
の外側の一つを押圧してこれを変位させ、所定の
変位lを経て出力側のクラツチ板12dに係合さ
せる。
心ウエイト14がウエイトスプリング15で遠心
力に抗する方向に付勢され、遠心ウエイト14と
入力側の2枚のクラツチ板9′とを係合するレバ
ー36を介し、かつレバー36に作用しているク
ラツチスプリング11に抗して入力側のクラツチ
板9′を出力側のクラツチ12eから解離させて
いる。そしてこの時の入力側のクラツチ板9′と
出力側のクラツチ板12eとの離間距離l′が遠心
ウエイト14の所定の変位距離lを与えている。
このようにして遠心ウエイト14が遠心力で半径
方向外方に移動するとレバー36は該レバー36
に作用しているクラツチスプリング11により図
で反時計方向に回動して入力側のクラツチ板9′
の外側の一つを押圧してこれを変位させ、所定の
変位lを経て出力側のクラツチ板12dに係合さ
せる。
以上説明した構成及び作用を有する本発明の遠
心クラツチは下記の優れた効果を奏する。即ち、 a 相互に係合、解離を行なうクラツチ係合部材
と遠心ウエイトとを別体に設け、遠心ウエイト
の遠心力が所定値に達した後、遠心ウエイトを
クラツチ係合部材に作用させるようにしたの
で、瞬時にクラツチを係合あるいは解離させる
ことができる。従つて、遠心クラツチでありな
がら電磁式クラツチより係合、解離時の切換時
間が短かくすることができ、クラツチの耐久性
を著しく向上させることができる。
心クラツチは下記の優れた効果を奏する。即ち、 a 相互に係合、解離を行なうクラツチ係合部材
と遠心ウエイトとを別体に設け、遠心ウエイト
の遠心力が所定値に達した後、遠心ウエイトを
クラツチ係合部材に作用させるようにしたの
で、瞬時にクラツチを係合あるいは解離させる
ことができる。従つて、遠心クラツチでありな
がら電磁式クラツチより係合、解離時の切換時
間が短かくすることができ、クラツチの耐久性
を著しく向上させることができる。
b クラツチの結合力が遠心ウエイトの遠心力に
阻害されない為に、クラツチの係合及び解離時
のすべりを殆どなくした。
阻害されない為に、クラツチの係合及び解離時
のすべりを殆どなくした。
c 遠心ウエイトの遠心力が所定値に達した後、
遠心ウエイトをクラツチ係合部に作用させる手
段は、遠心ウエイトの自由端に設けたカム面
と、該カム面に当接しかつ遠心ウエイトの遠心
方向に抗するように作用するデイテントスプリ
ングにより構成されたデイテント手段であるこ
とから、クラツチの入力側の係合回転数と解離
回転数に適当なヒステリシスを精度よく設定す
ることができる。従つて、クラツチの係合ある
いは解離時に、クラツチ係合部のばたつきをな
くすことができ、不必要な変速を阻止すること
ができる点からもクラツチの耐久性の向上がは
かられる。従つて特に自動車において主エンジ
ンから変速機を用いて慣性マスの小さい補機を
駆動する場合のクラツチ機として最適の特性を
有するものである。
遠心ウエイトをクラツチ係合部に作用させる手
段は、遠心ウエイトの自由端に設けたカム面
と、該カム面に当接しかつ遠心ウエイトの遠心
方向に抗するように作用するデイテントスプリ
ングにより構成されたデイテント手段であるこ
とから、クラツチの入力側の係合回転数と解離
回転数に適当なヒステリシスを精度よく設定す
ることができる。従つて、クラツチの係合ある
いは解離時に、クラツチ係合部のばたつきをな
くすことができ、不必要な変速を阻止すること
ができる点からもクラツチの耐久性の向上がは
かられる。従つて特に自動車において主エンジ
ンから変速機を用いて慣性マスの小さい補機を
駆動する場合のクラツチ機として最適の特性を
有するものである。
d またクラツチ機構を複数組備え、その各遠心
ウエイトを機械的連動手段で連係し、全クラツ
チ機構を同期して一斉に作動させるようにした
ものでは、クラツチの作動が確実で、かつ各ク
ラツチ機構の特性に差があつても各クラツチ機
構が平均して一様に作動し、局部的な摩耗、発
熱等を防止することができる。
ウエイトを機械的連動手段で連係し、全クラツ
チ機構を同期して一斉に作動させるようにした
ものでは、クラツチの作動が確実で、かつ各ク
ラツチ機構の特性に差があつても各クラツチ機
構が平均して一様に作動し、局部的な摩耗、発
熱等を防止することができる。
第1図は遊星ギヤ装置に組込んだON→OFFタ
イプ摩擦シユー式の遠心クラツチの第1の実施例
の縦断面図、第2図は第1図の遠心クラツチの分
解斜視図、第3図は第1図の遠心クラツチの横断
面図、第4図は遠心クラツチの遠心ウエイトのカ
ム面とデイテントスプリングとの位置関係を示す
図、第5図は遠心クラツチのカム面に対応するそ
の遠心力PW、摩擦シユーの遠心力PC、ウエイト
スプリングの反力FW、クラツチスプリングの反
力FS、デイテントスプリングの反力FD間の関係
を示すグラフ、第6図は本発明の遠心クラツチを
組込んだ変速機の入力軸回転数と出力軸回転数と
の関係を示すグラフ、第7図は本発明のON→
OFFタイプ摩擦シユー式の第2の実施例の要部
を示す横断面図、第8図は本発明のOFF→ONタ
イプ摩擦シユー式の第3の実施例の要部を示す端
面図、第9図は本発明のOFF→ONタイプ摩擦シ
ユー式で同期作動型の第4の要部の実施例を示す
端面図、第10図はON→OFFタイプ摩擦シユー
式の同期作動型の第5の実施例の要部を示す端面
図、第11図はON→OFFタイプ多板式の第6の
実施例の要部の縦断面図、第12図はOFF→ON
タイプ多板式の第7の実施例の要部の縦断面図で
ある。 2……駆動軸、6……入力側ドラム、9……摩
擦シユー、9′……入力側クラツチ板、11,1
1a,11b……クラツチスプリング、12……
クラツチドラム、12e……出力側クラツチ板、
13……クラツチ係合部、14……遠心ウエイ
ト、15……ウエイトスプリング、16……カム
面、17……デイテントスプリング、32……セ
クタギヤ、33……大ギヤ。
イプ摩擦シユー式の遠心クラツチの第1の実施例
の縦断面図、第2図は第1図の遠心クラツチの分
解斜視図、第3図は第1図の遠心クラツチの横断
面図、第4図は遠心クラツチの遠心ウエイトのカ
ム面とデイテントスプリングとの位置関係を示す
図、第5図は遠心クラツチのカム面に対応するそ
の遠心力PW、摩擦シユーの遠心力PC、ウエイト
スプリングの反力FW、クラツチスプリングの反
力FS、デイテントスプリングの反力FD間の関係
を示すグラフ、第6図は本発明の遠心クラツチを
組込んだ変速機の入力軸回転数と出力軸回転数と
の関係を示すグラフ、第7図は本発明のON→
OFFタイプ摩擦シユー式の第2の実施例の要部
を示す横断面図、第8図は本発明のOFF→ONタ
イプ摩擦シユー式の第3の実施例の要部を示す端
面図、第9図は本発明のOFF→ONタイプ摩擦シ
ユー式で同期作動型の第4の要部の実施例を示す
端面図、第10図はON→OFFタイプ摩擦シユー
式の同期作動型の第5の実施例の要部を示す端面
図、第11図はON→OFFタイプ多板式の第6の
実施例の要部の縦断面図、第12図はOFF→ON
タイプ多板式の第7の実施例の要部の縦断面図で
ある。 2……駆動軸、6……入力側ドラム、9……摩
擦シユー、9′……入力側クラツチ板、11,1
1a,11b……クラツチスプリング、12……
クラツチドラム、12e……出力側クラツチ板、
13……クラツチ係合部、14……遠心ウエイ
ト、15……ウエイトスプリング、16……カム
面、17……デイテントスプリング、32……セ
クタギヤ、33……大ギヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力部材と、出力部材と、前記入、出力部材
の一方に連結された第1係合部材と、前記入、出
力部材の他方に連結され第1係合部材に対し摩擦
係合可能に移動する少くとも1つの第2係合部材
と、前記第1、第2係合部材と別体に形成され、
遠心力に応じて変位する遠心ウエイトと、該遠心
ウエイトの変位に応じて第2係合部材を第1係合
部材に係合及び解離させる係合手段と、前記遠心
ウエイトに連成されその変位方向に配列された第
1、第2及び第3のカム面及び該カム面に係合す
る規制スプリングとを有して、前記係合手段を制
御する規制手段とから成り、該規制手段は前記遠
心ウエイトの遠心力が所定値以下のとき前記係合
手段をして第1、第2係合部材を係合及び解離の
一方の状態に保持し、遠心力が前記所定値に達し
た後は瞬時に前記係合手段をして第1、第2係合
部材の係合及び解離の他方の状態に移行せしめる
ことを特徴とする遠心クラツチ。 2 前記係合手段は前記規制スプリングが遠心ウ
エイトの第1のカム面を経過したときから遠心ウ
エイトが所定の変位を経た後第1、第2の係合部
材を前記他方の状態に移行せしめるように作動す
る特許請求の範囲第1項記載の遠心クラツチ。 3 第2係合部材を、第1係合部材に係合する方
向に常時付勢する第2スプリングを含む特許請求
の範囲第1項乃至第2項記載のいずれかの遠心ク
ラツチ。 4 前記遠心ウエイトの遠心力に常時抗する第3
スプリングを含む特許請求の範囲第3項記載の遠
心クラツチ。 5 入力部材と、出力部材と、前記入、出力部材
の一方に連結された第1係合部材と、各々前記
入、出力部材の他方に連結され第1係合部材に対
し摩擦係合可能に移動する第2係合部材と、前記
第1、第2係合部材と別体に形成され、遠心力に
応じて変位する遠心ウエイトと、該遠心ウエイト
の変位に応じて第2係合部材を第1係合部材に係
合及び解離させる係合手段と、前記遠心ウエイト
に連成されその変位方向に配列された第1、第2
等のカム面及び該カム面に係合する規制スプリン
グを有して前記遠心ウエイトの遠心力が所定値以
下のとき前記係合手段をして第1、第2係合手段
を係合及び解離の一方の状態に保持し、遠心力が
所定値に達した後は瞬時に前記係合手段をして第
1、第2係合部材の係合及び解離の他方の状態に
移行せしめる規制手段とからなる複数のクラツチ
機構と、該クラツチ機構の前記遠心ウエイトを機
械的に連動させる連動手段とを有して成り、もつ
て全クラツチ機構を同期して一斉に作動させ、全
第2係合部材を第1係合部材に同時に係合又は解
離させることを特徴とする遠心クラツチ。 6 前記連動手段は、共通ギヤと、各遠心ウエイ
トと一体に回転可能で、且つ前記共通ギヤに噛合
うセクタギヤとから成る、特許請求の範囲第5項
記載の遠心クラツチ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57117379A JPS5980531A (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 遠心クラツチ |
| US06/510,939 US4687085A (en) | 1982-07-06 | 1983-07-05 | Centrifugal clutch instantly engageable and disengageable |
| DE3324355A DE3324355C2 (de) | 1982-07-06 | 1983-07-06 | Fliehkraftkupplung |
| GB08318248A GB2125494B (en) | 1982-07-06 | 1983-07-06 | Centrifugal clutch |
| FR838311278A FR2529977B1 (fr) | 1982-07-06 | 1983-07-06 | Embrayage centrifuge a action instantanee |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57117379A JPS5980531A (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 遠心クラツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5980531A JPS5980531A (ja) | 1984-05-10 |
| JPH0465258B2 true JPH0465258B2 (ja) | 1992-10-19 |
Family
ID=14710186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57117379A Granted JPS5980531A (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 遠心クラツチ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
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