JPH0465523B2 - - Google Patents

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JPH0465523B2
JPH0465523B2 JP2101602A JP10160290A JPH0465523B2 JP H0465523 B2 JPH0465523 B2 JP H0465523B2 JP 2101602 A JP2101602 A JP 2101602A JP 10160290 A JP10160290 A JP 10160290A JP H0465523 B2 JPH0465523 B2 JP H0465523B2
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JP
Japan
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thin film
composition
coercive force
curie point
magneto
Prior art date
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Application number
JP2101602A
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English (en)
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JPH0316049A (ja
Inventor
Shinsuke Tanaka
Fujio Tanaka
Yasuyuki Nagao
Osatake Imamura
Chuichi Oota
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KDDI Corp
Original Assignee
Kokusai Denshin Denwa KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、光磁気メモリー、磁気記録表示素子
などに用いられる光磁気記録媒体に係わるもの
で、具体的には膜面と垂直な方向に磁化容易軸を
有し、円形あるいは任意の形状の反転磁区を作る
ことにより情報を記録することができ、磁気カー
効果などの磁気光学効果を利用して読み出すこと
のできる磁性薄膜記録媒体に関するものである。 (従来技術) 磁化容易軸が膜面と垂直な方向にある強磁性薄
膜では、S極あるいはN極に一様に磁化された膜
面中に一様磁化極性と逆向きの磁極をもつ小さな
反転磁区を作ることができる。この反転磁区の有
無を「1」,「0」に対応させれば、このような強
磁性薄膜を高密度の光磁気記録媒体として用いる
ことができる。このような強磁性薄膜のうち、室
温にて大きな保磁力を有し、かつキユーリー点ま
たは磁気的補償温度が比較的室温に近い薄膜は、
キユーリー点または磁気的補償温度を利用して光
ビームにより、任意の位置に反転磁区を作ること
によつて情報を記録させることができるため、一
般にビーム・アドレツサブルフイルとして用いら
れている。 従来、公知である膜面と垂直な方向に磁化容易
軸を有し、かつビーム・アドレツサブルフアイル
として使用可能な強磁性薄膜としては、MnBiに
代表される多結晶金属薄膜、Gd−Co,Gd−Fe,
Tb−Fe、Dy−Fe等の非晶質金属薄膜、GIGに代
表される化合物単結晶薄膜があるが、それぞれ以
下に述べるような利点及び欠点を有している。
MnBiに代表されるキユーリー点を利用して書き
込みを行なう多結晶金属薄膜は、室温で数kOeの
大きな保磁力を有している点では光磁気記録媒体
として優れているが、キユーリー点が高い
(MnBiではTc=360℃)ために書き込みに大きな
エネルギーを必要とする欠点がある。また、多結
晶体であるため化学量論的な組成の薄膜を作製す
る必要があり、薄膜の作製が技術的に難しいとい
う欠点もある。また、Gd−Co,Gd−Feの磁気
的補償点を利用して書き込みを行なう非晶質金属
薄膜は、非晶質であるため任意の基板上に作製可
能であり、多少の不純物を加えることによつてあ
る程度磁気的補償温度を任意に制御できる等の利
点を有するが、室温における保磁力が小さく
(300〜500Oe)、記録された情報が不安定である
という欠点を有する。しかも、この程度の保磁力
を有する薄膜を作製するためにも組成をほぼ
latom%以内に制御する必要があり、薄膜作製面
でも容易でない。 さらに、GIGに代表される化合物単結晶薄膜は
他のものに比べて非常にコスト高になるという大
きな欠点を有する。 また、これらの欠点を除去した新しい磁性薄膜
記録媒体として提案された15atom%〜30atom%
のTbまたはDyを含むTbFeやDyFeの非晶質合金
薄膜は、次のような利点を有している。 膜面と垂直な方向に磁化容易軸を有し、室温
において数kOeの大きな保磁力を有するため、
高密度の情報記録が可能で、記録された情報が
極めて安定である。 保磁力が大きく所望の形状の磁区を書き込む
ことが可能である。 幅広い組成範囲にわたつて大きな保磁力を有
しており、記録媒体として優れた特性を持つて
いる組成範囲もまた広いため、組成の厳しく限
定された薄膜を作る必要がなく非常に容易に作
製でき、歩留まりも良い。 キユーリー点がTbFeでは120℃、DyFeでは
60℃と低いため、キユーリー点を利用して熱書
き込みを行なう場合には非常に小さなエネルギ
ーにより書き込みを行なうことができる。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このTbFe、DyFe等の非晶質
合金薄膜は次のような欠点がある。即ち、キユー
リー点が低いと確かに小さなエネルギーで書き込
みは出来るが、光で読み出すときのS/Nは逆に
悪くなる。図1には、非晶質合金薄膜の光再生時
の光再生出力(S)及び信号対雑音比(S/N)
を照射レーザーパワー(Io)の関数として示して
あるが、記録媒体として良い特性を有する
TbFe、DyFeは光再生の点では記録媒体として
良くないGdFeよりも悪いことがわかる。これは
この記録媒体を光磁気メモリーとして考える場合
には非常に大きな欠点となる。 本発明の目的は、上記のような膜面と垂直な方
向に磁化容易軸を有する従来のDy−Fe二元系の
非晶質金属薄膜の保磁力を大にし、かつ効率よく
光再生出力を取り出し得る光磁気記録媒体を提供
することにある。 (問題点を解決するための手段) 本発明の光磁気記録媒体は、膜面と垂直な方向
に磁化容易軸を有する非晶質Dy−Fe−Co三元系
合金薄膜を有し、Dyx(Fe1-yCoy1-xとしたとき、
xが0.15≦x≦0.35の範囲で、yが0.00<y≦
0.50の範囲であり、かつキユーリー点が120℃以
上でキユーリー点を利用した熱書き込みを行う範
囲内にして、Dy−Fe二元系非晶質合金薄膜に比
べて保磁力を大にし、効率よく光再生出力を取り
出し得るように構成されたことを特徴とするもの
である。 以下に、本発明を詳細に説明する。 本発明の光磁気記録媒体は、膜面に垂直な方向
が磁化容易軸であるとともに、120℃〜200℃の間
のキユーリー点を有するDy−Fe−Coの非晶質合
金薄膜である。膜面に垂直な方向に磁化を向ける
に充分な磁気異方性をもたせるには、非晶質にす
ることが必要であるが、この条件はスパツタリン
グ法あるいは真空蒸着法によつて薄膜作製を行な
うことによつて達成される。また、磁化を安定し
て膜面に垂直な方向に向かせるためには、膜の厚
さを100Å以上とし、前記のようにDyとFeとCo
の組成をDyx(Fe1-yCoy1-xとして、xが0.15≦x
≦0.35の範囲であり、yが0.00<y≦0.50の範囲
にすることが必要である。なお、0.50<yでは、
キユーリー点または磁気的補償温度の組成依存性
が大きく、実用性がない。また、xの範囲をこの
組成範囲外にした光磁気記録媒体は、膜面に垂直
方向に磁化容易軸を揃えることが困難であり、角
型ヒステリシス特性が劣化するので、実用性のあ
る記録再生特性は得られないことになる。 本発明の磁気光学記録媒体は120〜200℃程度の
比較的低いキユーリー点を有するにもかかわら
ず、磁気カー効果を利用した光再生出力が同程度
のキユーリー点を有するDyFeのものより大きい
ことを特徴としている。 (実施例) 図2は、本発明によるDy−Fe−Co三元系合金
薄膜のCoの添加量とカー回転角Θkとの特性図で
ある。図は膜厚が1000Åで、DyFe二元系のFeの
一部をCoに置換した場合の特性図を示しており、
約10atom%添加することにより、カー回転角は
2倍の0.2度となるため、DyFe二元系に比べて読
み出し特性を大幅に改善出来ることがわかる。な
お、図2のDyの組成は、室温が補償温度となる
ように定めた。図のようにCoの添加量を増やし
ていつた場合、Coの添加量が約40atom%からそ
の増加傾向が鈍化するが、Coの増加に伴つてカ
ー回転角も増大する。また、Dyの組成割合を増
加させた場合、カー回転角はDyの割合が増える
に従つて低下する。 一方、図3は本発明によるDy−Fe−Co三元系
合金薄膜の各補償組成(室温が補償温度となる組
成)近傍におけるCoの添加量と保磁力Hcとの特
性図である。図で特性図はyが0atom%である
DyFe二元系の場合(補償組成xa:Dy約23.7%)、
特性図はyを10atom%添加した場合(補償組
成xb:Dy約24.3%)、特性図はyを20atom%添
加した場合(補償組成xc:Dy約25.1%)、特性図
はyを34atom%添加した場合(補償組成xd
Dy約25.9%)、特性図はyを50atom%添加した
場合(補償組成Xe:Dy約26.8%)をそれぞれ示
している。保磁力が増加した場合の効果について
は、従来技術のところでも述べているように、高
密度の情報記録が可能で、記録された情報が極め
て安定し、所望の形状の磁区を書き込むことが可
能等の記録特性を向上させることができる。従つ
つて、本発明ではCoの添加量を増加することに
より、読み出し特性に関係するカー回転角と記録
特性に関係する保磁力とを共に増大させることが
できるので、記録及び光再生特性の双方を向上さ
せることができる。この光再生特性も改善される
ことを次のキユーリー温度Tcから説明する。 図4は本発明によるDy−Fe−Co三元系合金薄
膜のCoの添加量とキユーリー温度Tcとの特性図
である。キユーリー温度Tcは図のようにCoの添
加量に比例して大幅に高くなる。従つて、DyFe
二元系はキユーリー点が60℃と極めて低く、小さ
なエネルギーで書き込みが出来る反面光再生時の
S/Nの劣化を招いていたが、Coの添加によつ
てキユーリー点を120℃以上に高くすることがで
きる。なお、キユーリー点が逆に360℃以上と高
くなつた場合には、書き込みに用いる半導体レー
ザ等の光源の出力が不足してキユーリー点書き込
みが不可能となり、Gd−Fe系のごとき磁気的補
償点書込みが必要となるが、磁気的補償点書き込
みでは従来技術で述べたような欠点が生じる。 表1はDy−Fe二元系と本発明のDy−Fe−Co
三元系とを比較するための表であり、Coの組成
割合を変化させた場合の各補償組成近傍における
キユーリー温度Tc,保磁力Hc、及びカー回転角
Θkのそれぞれを示す。再生C(キヤリヤ)/N
(ノイズ)の測定条件は、ビツト長3μmで、測定
帯域幅が30kHzでの値である。表1から明らかな
ように、Coの添加量が少ない場合には、キユー
リー温度及び保磁力が小さいため、十分な再生
C/Nが得られないが、約10%以上にした場合に
はC/Nが大幅に向上する。なお、一般にCoの
添加量が一定の場合、Dyの組成割合を多くした
時には、カー回転角、保磁力及びキユーリー温度
がそれぞれ低下する方向に作用する。
【表】
【表】 表1から明らかなように、補償組成からのDy
組成のずれ量がほぼ等しい場合、y−Fe二元系
にCoを僅かに添加したDy−Fe−Co三元系では、
キユーリー温度Tc,保磁力Hc、カー回転角Θk
び再生C/Nが改善されるが、その効果が顕著に
現れるのはキユーリー温度が120℃以上の時であ
る。特に、キユーリー温度とカー回転角はDyの
組成によつても変わり、一般にDyの組成割合が
減少するとキユーリー温度とカー回転角が増加す
る傾向にある。 (発明の効果) 以上のように、本発明の光磁気記録媒体は良く
知られた非晶質合成薄膜DyFeと同じく膜面に垂
直な方向に磁化容易軸を有し、かつ室温で大きな
保磁力を有し、作製も容易であるという非晶質合
金薄膜の利点を有しており、しかも効率よく光再
生出力を取り出すことができる。従つて、光ビー
ムを用いて書き込み、カー効果を利用して読み出
しを行なう、いわゆる光磁気メモリの貯蔵媒体と
して使用すれば、極めて高密度でS/Nの大きい
優れたメモリ装置を実現することができる。書き
込み方法としては光ビームに限らず、針型磁気ヘ
ツド、熱ペン、電子ビームなどの反転磁区を生じ
せしめるのに必要なエネルギーを供給するいかな
る方法で行なつても良い。
【図面の簡単な説明】
図1は従来の非晶質合金薄膜の光再生特性図、
図2は本発明によるDyFeCo薄膜のCo添加量とカ
ー回転角との特性図、図3は本発明による
DyFeCo薄膜のCo添加量と保磁力との特性図、図
4は本発明によるDyFeCo薄膜のCo添加量とキユ
ーリー温度との特性図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 膜面と垂直な方向に磁化容易軸を有する非晶
    質Dy−Fe−Co三元系合金薄膜を有し、 Dyx(Fe1-yCoy1-xとしたとき、xが0.15≦x≦
    0.35の範囲で、yが0.00<y≦0.50の範囲にあり、
    かつキユーリー点が120℃以上で該キユーリー点
    を利用した熱書き込みを行う範囲内にして、Dy
    −Fe二元系非晶質合金薄膜に比べて保磁力を大
    にし、効率よく光再生出力を取り出し得るように
    構成されたことを特徴とする光磁気記録媒体。
JP10160290A 1990-04-19 1990-04-19 光磁気記録媒体 Granted JPH0316049A (ja)

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JPH0316049A JPH0316049A (ja) 1991-01-24
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