JPH0465530B2 - - Google Patents

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JPH0465530B2
JPH0465530B2 JP2206101A JP20610190A JPH0465530B2 JP H0465530 B2 JPH0465530 B2 JP H0465530B2 JP 2206101 A JP2206101 A JP 2206101A JP 20610190 A JP20610190 A JP 20610190A JP H0465530 B2 JPH0465530 B2 JP H0465530B2
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gate
insulating film
substrate
drain
impurities
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Takeya Ezaki
Oonori Ishikawa
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はMOS型半導体装置の製造方法に関し、
シリコン・ゲートの如き自己整合プロセスのより
改善された方法提供するものである。
通常の自己整合プロセスに於ては、半導体基板
上にゲート絶縁膜を介して例えば多結晶シリコン
のゲートパターンを形成し、そのゲートパターン
そのものを拡散マスクとして不純物を導入してソ
ース・ドレイン拡散層を形成する。その際、ゲー
ト絶縁膜の上面は多結晶シリコンに覆われている
がその側面は高濃度の不純物にさらされる。この
ためゲート絶縁膜の耐圧低下がもたらされること
が知られている。これを避けるには拡散層の濃度
を下げればよいが、そうすると抵抗の増大の如き
他の問題をひきおこす。ソース・ドレイン方向の
ゲートパターンの巾、すなわちゲート長をLG
し、ソース・ドレイン拡散間の横方向ひろがりを
IJとすると、ソース・ドレイン間の実効チヤネル
長Leffは次式で表わされる。
Leff=LG−2・IJ (1) MOS型電界効果トランジスタの特性は実効チ
ヤネル長Leffにより規定されるのは云うまでもな
く、特性を揃えるためには高精度に実効チヤネル
長を形成する必要がある。そのためには、出来る
だけ少数の因子で実効チヤネル長が決められる様
な構造や製造方法が好ましい。式(1)は、Leffが二
ケの因子LG、IJに依存している事を意味している
が、IJを小さくすることによりその寄与を少なく
してほとんどLGのみに依存する様な一因子型に
する方が良い。しかしソース・ドレイン拡散層を
浅くすると電極配線のつき抜けが起こり、拡散層
−基板間が短絡する。そこで、ゲート近傍に於て
は浅く、電極配線とのコンタクト形成領域では深
くソース・ドレイン拡散層を形成する方法がとら
れている。しかしそのためにはフオトマスク(ガ
ラス乾板)が1枚余分に必要であり、深い拡散層
とゲートとの相対位置がマスク合せにより決まる
のでマスク設計上寸法に余裕を取つておかねばな
らず、高密度化に適さなくなる。これに対して従
来提案されている解決法の一つに、多結晶シリコ
ンゲートのパターンを形成したのち、全面に熱酸
化膜を成長せしめ、多結晶シリコン上の方が単結
晶基板上よりも酸化膜が厚く成長することを利用
する方法が特開昭52−22481号に示されている。
この方法は基板上の酸化膜を弗化水素溶液でエツ
チし除去した時点でエツチングを停止することに
より、多結晶シリコンゲート上にのみ酸化膜を残
すことが出来る。かくしてゲートの側面を酸化膜
で覆い、ゲート直下のゲート絶縁膜が高濃度不純
物に直接さらされることから保護することが出来
る。しかしこの場合、ゲート側面の酸化膜の厚み
は、酸化膜の成長条件とエツチング条件の二つの
要因によつて規定されるので精密に形成する事が
困難である。また、多結晶シリコンの熱酸化に於
て酸化膜は成長時に膨張するので、ゲート側面の
酸化膜を余り厚くするとゲート近傍に歪力が加わ
り好ましくない。他方薄くしたのではゲートとソ
ース・ドレイン間の耐圧が低く実用に供する事が
出来ない。
本発明は、ゲート絶縁膜の耐圧低下が少ない信
頼性の高いMOS型半導体装置を得るとともに、
所望の実効チヤンネル長が高精度に得られ、微細
MOSトランジスタを実現するのに好適な構造を
容易に製造することのできる方法を提供すること
を目的とする。
こうした目的を達成するための本発明のMOS
型半導体装置の製造方法は、半導体基板上の
MOSトランジスタ形成部にゲート絶縁膜を介し
てゲートを設けた後、上記ゲートをマスクとして
上記形成部に不純物を導入してソース、ドレイン
の一部分を形成し、上記ゲートの側面を覆う部分
の上記基板に垂直方向の膜厚がその他の部分の同
膜厚よりも厚い絶縁膜を上記形成部全面に堆積せ
しめ、上記基板にほぼ垂直にエツチング材を入射
せしめて上記形成部の絶縁膜全面を垂直方向に所
定量ドライエツチングすることにより、上記ゲー
トの側面を覆う部分の絶縁膜を絶縁膜パターンと
して残存させ、上記ゲートおよび上記絶縁膜パタ
ーンをマスクとして上記基板表面に不純物を導入
して上記ソース、ドレインの他の部分を形成する
方法である。そしてまた本発明は、半導体基板上
にゲート絶縁膜を介してゲートを設けた後、上記
ゲートの側面を覆う部分の上記基板に垂直方向の
膜厚がその他の部分の同膜厚よりも厚く不純物を
含む絶縁膜を上記基板全面に堆積せしめ、上記基
板にほぼ垂直にエツチング材を入射せしめて上記
絶縁膜全面を垂直方向に所定量ドライエツチング
することにより、上記ゲートの側面を覆う部分の
絶縁膜を絶縁膜パターンとして残存させ、上記ゲ
ートおよび上記絶縁膜パターンをマスクとして上
記基板の一部分に不純物を導入して高濃度のソー
ス、ドレイン部分を形成するとともに、上記絶縁
膜中の不純物を上記絶縁膜下の基板に拡散して浅
いソース、ドレイン部分を形成する方法である。
以下実施例により詳細に説明する。第1図は本
発明の一実施例によるMOS型電界効果トランジ
スタの作成を工程順に示したものである。例とし
てNチヤネルについて説明する。
(A) p型の(100)面を有するシリコン基板の所
望の位置に、周知の選択酸化法により素子間分
離用のフイールド酸化膜2を形成する。その後
基板1を再び酸化してMOSトランジスタ形成
部に約1000Åの厚さのゲート酸化膜3を成長せ
しめる。
(B) この上から約5000Åの厚さの多結晶シリコン
膜4を周知の気相成長法により堆積せしめ、ゲ
ートパターンを形成するためのフオトレジスト
パターン5をを写真蝕刻法により形成する。
(C) フオトレジストパターン5をマスクとして多
結晶シリコン4をエツチする。この時、フレオ
ン系のガスによるドライエツチングあるいは硝
酸−弗酸系の化学液のいづれでも良いが、多結
晶シリコン膜4のエツチング面と基板1の表面
とのなす角が出来るだけ90゜に近くなる様な条
件を選ぶ。その結果、多結晶シリコン膜4から
ゲート4′が形成されそのゲート4′の側面4′
bは基板1表面に対してほぼ直角をなす如く急
峻な面となる。この後次の工程に移る前に、ゲ
ート4′をマスクとしてゲート酸化膜3を選択
的に除去しても良いが、ここではそのまま残し
ておく。
(D) 第1図Cの状態で、ゲート4′およびフイー
ルド酸化膜2をマスクとして基板1に、砒素
ASやアンチモンSbの如く拡散係数の出来るだ
け小さい不純物を導入する。これには熱拡散
法、ドープトオキサイド法又はイオン注入法の
いづれでも良いが周知の如く、高精度が必要な
場合にはイオン注入法が望ましい。不純物濃度
は1019〜1020cm-3程度で、後に形成するソー
ス・ドレインの他部分の層よりもやや低濃度に
しておく。かくしてソース・ドレインの一部分
となる浅い不純物層7,8が形成される。この
状態を第1図Dに示す。
(E) この上から絶縁膜、例えばシリコン酸化膜6
を気相成長法により所望の膜厚を有し、図のご
とくゲート側面を覆う部分の基板に垂直方向の
膜厚が同他の部分の膜厚よりも厚くなる如く堆
積せしめる。この際、ゲート4′の上面4′aや
ゲート酸化膜3の如き水平面上に於ける膜厚と
ゲート側面4′b上に於ける膜厚が出来るだけ
異ならない条件を選ぶ方がよい。そのためには
常圧の気相成長法よりも0.1torr程度のガス圧
で行う減圧気相成長法の方がより適している。
次に、基板1表面に対してほぼ垂直にエツチ
ング材としてエツチングガス50を入射せしめ
て酸化膜6をドライエツチングにより選択的に
除去する。この様子をゲート4′近傍のみを拡
大して第2図に示してある。ドライエツチング
としては、アルゴンイオンの如き不活性ガスの
衝突エネルギーを利用するイオン・ビームエツ
チングやスパツタリングの如き方法と、主とし
てフレオン系のガスの化学反応を利用する反応
性スパツタリングやプラズマエツチングの如き
方法とがある。前者の方法はエツチングの選択
性が少なく適用対象に限定がありまたプラズマ
エツチングではガスの運動方向に指向性がなく
エツチングは等方的に進行する。これに対して
平行な二つの電極間に試料が置かれる反応性ス
パツタリングでは、条件により基板1の表面に
ほぼ垂直にエツチングガスを入射せしめる事が
出来かつエツチングの選択性もあるので本発明
にとつて都合が良い。ガスとしてフレオンCF4
を用い、0.01〜0.03torr程度のガス圧で、電極
上にテフロンを敷いた状態で高周波電力400W
のとき、酸化膜のエツチング速度は900Å/分
程度である。この条件の様に低いガス圧力に於
てはエツチングガスはほとんど基板表面に垂直
に入射する。従つてゲート4′の上面4′aおよ
びゲート酸化膜3上に於ける酸化膜6の面6a
および6cにはエツチングガスが垂直に入射す
るが、ゲート4′の側面4′bとほぼ平行な傾斜
面6bはガスの入射方向と平行に近く、単位面
積当りのガスの入射量が極めて少なくエツチン
グ速度が遅い。従つて傾斜面6bの垂直方向へ
の後退速度が遅いので、図に於て右方へほとん
ど進まず、表面6a,6b,6cの最初の形状
がほぼ保たれたまま下方へ平行移動する。エツ
チング時間の推移t1→t2→t3と共に点線で示し
た如くエツチングが進行し、ゲート4′の上面
4′aに於て酸化膜6がほぼ除去された時刻を
t3とすると、6′で示す形状に酸化膜6が残さ
れる。時刻t3又はそれをやや超過した時刻にド
ライエツチングを停止して、ゲート4′の側面
4′bおよびその近傍のゲート絶縁膜3のみを
覆う如き酸化膜の微細絶縁膜パターン6′を形
成する。かくして形成されたパターン6′の巾
Wはゲート側面4′b上における酸化膜6の厚
さにほぼ等しい。
(F) この後、ゲート4′および絶縁膜パターン
6′をマスクとしてイオン注入法又は熱拡散法
により燐を導入してソース・ドレインの他部分
となる不純物層17および18を形成する。こ
の時望ましくは層17および18の横方向ひろ
がりlJ2が酸化膜パターン6′の巾Wよりも小さ
くなるよう接合深さを調節しておく。
(G) 再び酸化膜9を気相成長法により堆積せしめ
て、写真蝕刻法により所望の位置にコンタクト
開孔部20,21を設け、ソース・ドレイン、
ゲート電極10,11,12を形成して完了す
る。
酸化膜6はゲート側面4′b上に於ては、ゲー
ト上面4′aの如き水平面上におけるよりも1〜
2割程度薄いが、その比率は酸化膜の成長条件が
一定であればほぼ定まつているので、水平面上で
の膜厚を監視することにより微細パターン6′の
巾Wを所望の値に制御することが出来る。第1図
Fで明らかな如く、ソース・ドレイン拡散層7お
よび8を形成する際に、ゲート4′の側面4′bが
酸化膜パターン6′により覆われているため、ゲ
ート4′直下に於てはゲート酸化膜3は直接高濃
度不純物にさらされない。また、以上の方法は、
層7,8を浅く形成できるため、ゲート4′下へ
の入り込みlJ1を極めて小さくできるとともに、不
純物の選定によりこれらを高精度に制御すること
が可能となる。LeffはほとんどLGにのみ依存すす
る様な一因子型でかつ高精度になる。この事は、
高密度化又は高速化するためにゲート長LGを短
かくした時に特に重要である。というのは、その
場合、ドレイン・ソース間耐圧のみならず、
MOS型電界効果トランジスタの重要な特性であ
る閾値VTも実効チヤネル長Leffに依存するから特
に高精度にLeffを得る必要があるからである。な
お、第1図Fに於てソース・ドレインの一部の層
17,18を燐不純物を導入して形成すると、こ
の時、層17,18と先に形成した浅い拡散層
7,8は同一導電型の不純物であるので電気的に
接続される。層17,18の横方向拡がりlJ2は、
酸化膜の微細パターン6′の巾Wよりも小さくな
る如く拡散条件を選ぶのが望ましい。浅い層7,
8もこの工程に於ける熱処理を受けるので拡散深
さが増すが、その不純物の拡散係数が小さいの
で、ゲート4′の下への拡がりlJ1は第1図下に示
すごとくきわめて小さい。この場合Leffは次式で
表わされる。
Leff=LG−2lJ1 (3) ここでlJ1は極めて小さく出来るので、Leffはほ
とんどLGで決まる。ソース、ドレイン層17,
18の接合深さxJはlJ2を出来るだけWに近づける
事により、電極形成時の合金反応を防止出来る程
度に深くすることは可能である。上記の説明に於
ては、酸化膜6を堆積せしめる以前に浅い層7,
8が形成される方法を用いたが、他の方法も可能
である。例えば、酸化膜6として、少くとも一部
に於て砒素を含むドープトオキサイドを用いても
良い。その場合、浅い層7,8は、ソース、ドレ
イン層17,18の形成時に同時に形成される。
また上記の方法に於てはソース、ドレイン層1
7,18を燐で、浅い層7,8を砒素やアンチモ
ンの如く燐よりも拡散係数の小さい不純物で形成
するのが望ましいが、拡散係数には濃度依存性が
あり、低濃度になる程拡散係数が小さくなること
を利用して、いずれの層も同一不純物で形成して
も良い。その場合は、例えば浅い層7,8の不純
物濃度を1018〜1019cm-3になる如く制御し、他方
ソース・ドレイン層17,18の方は1020〜1021
cm-3程度の高濃度にする。例えば燐を用いた場
合、この様に濃度を変えることにより拡散係数を
4〜6倍変化させられ、従つて接合深さを2倍以
上変えることが出来る。
第3図に本発明のさらに他の一実施例を示す。
(A) 第1図Bで多結晶シリコン4を堆積せしめた
上からさらに酸化膜の如き第1の絶縁膜14を
堆積せしめ、その後フオトレジストパターン5
を形成する。
(B) レジストパターン5をマスクとして第1の絶
縁膜をエツチし、そのまま続けて又は一旦レジ
ストパターン5を除去して多結晶シリコン4の
エツチングを行ないゲート4′およびその上面
を覆う第1の絶縁膜14を形成する。この時ゲ
ート酸化膜3のエツチングも行ない基板1の表
面を露出せしめる。
(C) この後、後で形成するソース、ドレイン拡散
層と同一導電型の不純物を含む第2の絶縁膜を
全面に堆積せしめ、第1図D,Eの工程同様
に、ゲート4′側面を覆う第2の絶縁膜6′を形
成する。なお第2の絶縁膜6′のすべてに不純
物が添加されている必要はなく基板1表面近
傍、すなわち膜の堆積の初期、例えばはじめの
0.1μのみに添加されていれば十分である。
(D) 次にコンタクト形成に必要な程度に高濃度の
ソース、ドレイン層17,18を形成する。こ
の時の熱処理により、第2の絶縁膜6′下の領
域にその膜中の不純物が拡散されて浅いソー
ス・ドレイン層7,8が形成される。この時ソ
ース、ドレイン層17,18の深さは、ゲート
4′直下の領域には達しない様に、第2の絶縁
膜6′の巾Wよりやや小さくしておく。そうす
る事により第1図Fに示した構造と同様の構造
が得られる。
(E) ゲート4′へのコンタクト開孔部はソース、
ドレイン層17,18からやや離れた領域に形
成されるものとして、第3図ではソース、ドレ
イン電極10,11のみが示してある。ゲート
4′は上面および側面に於て絶縁膜14′,6′
に完全に覆われているため、この図の如くソー
ス、ドレイン電極10,11がゲート4′上へ
延在していてもゲートとソース又はドレイン間
が短絡する事はない。この実施例に於ては、コ
ンタクト開孔部20,21の一辺が絶縁膜6′
により構成されている。このため第1図Gの如
く写真蝕刻法によつてコンタクト開孔部20,
21を形成する際のマスク合せ誤差を見込んで
おく必要がないので素子寸法がソース、ドレイ
ン方向に於てより短縮される。ゲート4′への
コンタクト形成については同様であるので素子
形成に必要な基板1の面積が減少することにな
り、この実施例は半導体装置の高密度化に特に
有効である。
なおゲート側面の絶縁膜6としては不純物を含
む絶縁膜以外は酸化膜のみならず窒化膜その他の
絶縁膜が適宜使用可能である。さて、以上のよう
に、ソース、ドレインの一部の層17,18は電
極配線と良好なコンタクトを形成するため高濃度
であるが、本発明に於てはゲートパターン側面に
絶縁膜のマスクが形成された構成になつているの
で、ゲート直下のゲート絶縁膜はその高濃度不純
物に直接さらされることがない。従つてゲート絶
縁膜の耐圧が、膜本来の値に維持される。MOS
型半導体装置に於ける故障原因の大きな割合をゲ
ート絶縁膜の耐圧不良が占めているので、本発明
はMOS型半導体装置の良品率、信頼性の向上に
寄与する。
また本発明によれば、ゲート側面の絶縁膜パタ
ーン6′により、ソース、ドレイン不純物層の接
合深さxJを電極配線とのコンタクト形成にとつて
望ましい程度に深く形成しつつ、ゲート直下内へ
は浅いソース・ドレイン層を形成するためその横
方向拡がりを十分小さく出来る。それにより実効
チヤネル長Leffはほとんどゲート長LGにのみに確
実に依存させることができるので、ゲートパター
ンを高精度に形成することにより、所望の実効短
チヤネル長が高精度で得られる。MOS型半導体
装置の諸特性は実効チヤネル長に依存しているの
で、素子間の特性を揃えることが容易になり、設
計値通りの特性が得やすくなり製造工適の良品率
が向上する。この効果は、高密度化するために寸
法を微細化してゲート長が短かくなつた場合に特
に重要である。さらに本発明は、ゲート側面の絶
縁膜パターン直下近傍に浅い層を形成することに
より、ゲート直下へのソース・ドレイン層の拡が
りをより精密に制御して、さらに高精度の実効チ
ヤネル長形成が可能である。しかも、これらの効
果をもたらしたゲート側面の近傍を覆う絶縁膜の
微細パターンの形成は自己整合的で特別のマスク
を追加することなくなされる。それもMOSトラ
ンジスタ形成部全面に絶縁膜を堆積せしめたの
ち、基板表面に垂直に入射するエツチングガスで
ドライエツチングを行うだけで良く、極めて簡便
かつ制御性の良い方法である。
また、ゲート側面の絶縁膜パターンの巾Wはそ
の絶縁膜の厚さにほぼ等しく形成されるので膜厚
の制御によりその巾が高精度に得られる。この本
発明の構成では多結晶シリコンの熱酸化を行う必
要がないので、熱酸化膜の成長に伴う膜の膨張に
よる歪みの発生あるいはゲート耐圧の低下などの
従来の欠点はない。さらに、ゲート側面を覆う絶
縁膜として不純物を含む絶縁膜以外は酸化膜のみ
ならず窒化膜も用いることが出来るのでアルカ
リ、イオンその他の外部汚染のゲート絶縁膜への
浸入が防止され特性の安定化に有効である。さら
に本発明においては、ゲート側面の上記絶縁膜パ
ターン直下近傍に形成されるソース・ドレイン層
をソース・ドレインの他の部分より低濃度とする
構造を容易かつ高精度に得ることができ、短チヤ
ンネル微細MOSトランジスタの実現が容易とな
る。
以上の様に本発明は短チヤネルMOS型半導体
装置の種々の問題を解決し微細パターンを有する
高密度半導体集積回路装置の実現に産業上の価値
の極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Gは本発明の一実施例にかかる
MOSトランジスタの製造工程図、第2図は第1
図における要部工程の拡大断面図、第3図A〜E
は本発明のさらに他の実施例の工程図である。 1…P型シリコン基板、3…ゲート酸化膜、4
…多結晶シリコン膜、4′…ゲート、4′b…ゲー
トの側面、6…気相成長シリコン酸化膜、6′…
微細絶縁膜パターン、17,18…ソース、ドレ
インの一部の層、10,11,12…ソース、ド
レイン、ゲート電極、7,8…ソース・ドレイン
の浅い層、14…絶縁膜、20,21…コンタク
ト開孔部、50…エツチングガス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート
    を設けた後、上記ゲートをマスクとして上記基板
    に不純物を導入してソース、ドレインの一部分を
    形成し、上記ゲートの側面を覆う部分の上記基板
    に垂直方向の膜厚がその他の部分の同膜厚よりも
    厚い絶縁膜を上記基板全面に堆積せしめ、上記基
    板にほぼ垂直にエツチング材を入射せしめて上記
    絶縁膜全面を垂直方向に所定量ドライエツチング
    することにより、上記ゲートの側面を覆う部分の
    絶縁膜を絶縁膜パターンとして残存させ、上記ゲ
    ートおよび上記絶縁膜パターンをマスクとして上
    記基板表面に不純物を導入して上記ソース、ドレ
    インの他の部分を形成することを特徴とする
    MOS型半導体装置の製造方法。 2 他の部分をゲート直下の領域に達しないよう
    に形成することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のMOS型半導体装置の製造方法。 3 他の部分形成用不純物として一部分形成用不
    純物と同一のものを用いることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のMOS型半導体装置の製
    造方法。 4 他の部分形成用不純物として一部分形成用不
    純物よりも拡散係数の大きいものを用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のMOS型
    半導体装置の製造方法。 5 半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート
    を設けた後、上記ゲートの側面を覆う部分の上記
    基板に垂直方向の膜厚がその他の部分の同膜厚よ
    りも厚く不純物を含む絶縁膜を上記基板全面に堆
    積せしめ、上記基板にほぼ垂直にエツチング材を
    入射せしめて上記絶縁膜全面を垂直方向に所定量
    ドライエツチングすることにより、上記ゲートの
    側面を覆う部分の絶縁膜を絶縁膜パターンとして
    残存させ、上記ゲートおよび上記絶縁膜パターン
    をマスクとして上記基板の一部分に不純物を導入
    して高濃度のソース、ドレイン部分を形成すると
    ともに、上記絶縁膜中の不純物を上記絶縁膜下の
    基板に拡散して浅いソース、ドレイン部分を形成
    することを特徴とするMOS型半導体装置の製造
    方法。
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JPH03129740A (ja) 1991-06-03

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