JPH0465537A - 耐摩擦溶融糸の仮撚加工法 - Google Patents
耐摩擦溶融糸の仮撚加工法Info
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- JPH0465537A JPH0465537A JP17573190A JP17573190A JPH0465537A JP H0465537 A JPH0465537 A JP H0465537A JP 17573190 A JP17573190 A JP 17573190A JP 17573190 A JP17573190 A JP 17573190A JP H0465537 A JPH0465537 A JP H0465537A
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- JP
- Japan
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- core
- false
- sheath
- temperature
- polymer
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、主として運動時の床との摩擦により生じる衣
料の穴あきを防止する性能(以下、単に耐摩擦溶融性と
記す。)に優れた熱可塑性繊維より成る仮撚加工糸を提
供する方法に関する。
料の穴あきを防止する性能(以下、単に耐摩擦溶融性と
記す。)に優れた熱可塑性繊維より成る仮撚加工糸を提
供する方法に関する。
(従来の技術)
耐摩擦溶融性に優れた織編物を得んとする提案は従来か
ら数多くなされている。
ら数多くなされている。
例えば、織編物仕上げ工程にて耐熱性及び平滑性に富ん
だシリコンエラストマーをもって繊維表面を被覆する方
法(特開昭63−243379号)、非摩擦溶融性繊維
であるレーヨンを特定比率で混用する方法(実願昭59
−26076号)、耐熱性繊維を特定編組織下に混用す
る方法(実願昭61−8590号)等がある。
だシリコンエラストマーをもって繊維表面を被覆する方
法(特開昭63−243379号)、非摩擦溶融性繊維
であるレーヨンを特定比率で混用する方法(実願昭59
−26076号)、耐熱性繊維を特定編組織下に混用す
る方法(実願昭61−8590号)等がある。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、特開昭63−243379号の織編物表
面を薬剤で処理する方法は、風合いとの関係に於いて付
着力に制約があるため耐久性が課題となる。
面を薬剤で処理する方法は、風合いとの関係に於いて付
着力に制約があるため耐久性が課題となる。
また、実願昭59−26076号のようにレーヨンを混
用することは染色堅牢性の保持に課題があり、実願昭6
1−8590号のような耐熱性繊維の混用は3層編組織
とするためコスト上に課題が残る。
用することは染色堅牢性の保持に課題があり、実願昭6
1−8590号のような耐熱性繊維の混用は3層編組織
とするためコスト上に課題が残る。
熱可塑性繊維を用いたスポーツ衣料は運動時に起きる床
との摩擦によって穴あき現象が生じ易いことは良く知ら
れている。この穴あき現象は主として摩擦によって生じ
た熱が衣料を構成する繊維を溶融したり、熱脆化させる
ことに起因する。
との摩擦によって穴あき現象が生じ易いことは良く知ら
れている。この穴あき現象は主として摩擦によって生じ
た熱が衣料を構成する繊維を溶融したり、熱脆化させる
ことに起因する。
即ち、本発明の目的は耐摩擦溶融性に優れた繊維を開発
すると共に、同繊維を用いて耐摩擦溶融性を保持し、か
つ衣料としての風合に優れた仮撚加工糸を提供すること
にある。
すると共に、同繊維を用いて耐摩擦溶融性を保持し、か
つ衣料としての風合に優れた仮撚加工糸を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明によれば
、芯部を構成するポリマーの溶融温度が鞘部を構成する
ポリマーの溶融温度より40℃以上低いポリマーによっ
て成る芯/鞘複合紡糸繊維を、芯部を構成するポリマー
の溶融温度より10°C〜90℃低い温度で仮撚加工す
ることによって仮撚加工糸条を得るものであってその得
られた糸条で構成する織編物は耐摩擦溶融性、嵩高性に
優れたものとなる。
、芯部を構成するポリマーの溶融温度が鞘部を構成する
ポリマーの溶融温度より40℃以上低いポリマーによっ
て成る芯/鞘複合紡糸繊維を、芯部を構成するポリマー
の溶融温度より10°C〜90℃低い温度で仮撚加工す
ることによって仮撚加工糸条を得るものであってその得
られた糸条で構成する織編物は耐摩擦溶融性、嵩高性に
優れたものとなる。
芯/鞘複合紡糸繊維とは溶融紡糸法によって得られるも
のであり、特に第1図に示す如く7、芯部(1)を構成
するポリマー成分が鞘部(2)を構成するポリマー成分
によって完全に被覆されたもの(A)が適正仮撚条件(
特に温度)を広範囲に採用出来るため好ましい。しかし
、芯部の一部が繊維表面に存在するもの(B)であって
も、適正仮撚条件は狭くなるものの本発明の目的を達成
するためには支障は無い。また、芯部及び鞘部の断面形
状は特に限定されない。
のであり、特に第1図に示す如く7、芯部(1)を構成
するポリマー成分が鞘部(2)を構成するポリマー成分
によって完全に被覆されたもの(A)が適正仮撚条件(
特に温度)を広範囲に採用出来るため好ましい。しかし
、芯部の一部が繊維表面に存在するもの(B)であって
も、適正仮撚条件は狭くなるものの本発明の目的を達成
するためには支障は無い。また、芯部及び鞘部の断面形
状は特に限定されない。
本発明の目的を達成する重要な要件の一つは、芯部及び
鞘部を構成するポリマーの溶融温度の組み合わせを選択
することにある。即ち、芯部を構成するポリマーの溶融
温度は鞘部を構成するポリマーの溶融温度より40℃、
好ましくは80°C以上低いポリマーの組み合わせとす
る必要がある。
鞘部を構成するポリマーの溶融温度の組み合わせを選択
することにある。即ち、芯部を構成するポリマーの溶融
温度は鞘部を構成するポリマーの溶融温度より40℃、
好ましくは80°C以上低いポリマーの組み合わせとす
る必要がある。
なお、ポリマー溶融温度は示差熱走査熱量計によって測
定される吸熱ピーク値であり、本発明に於いてはPer
kin E1mor製DSC2型を用いて測定した。
定される吸熱ピーク値であり、本発明に於いてはPer
kin E1mor製DSC2型を用いて測定した。
芯/鞘部を成すポリマーの溶融温度差が40℃未満であ
ると、本発明の耐摩擦性能を持った仮撚加工糸は得られ
ない。即ち、本発明の耐摩擦溶融性能向上のメカニズム
は明確ではないが、床と高溶融温度ポリマーである鞘部
2との間で生じた摩擦熱は低溶融温度ポリマーの芯部1
の融解熱として瞬時に吸収される結果、鞘部2の溶融や
熱脆化が防止されるものと推定される。逆に、芯/鞘部
を構成するポリマー溶融温度差が40℃未満になると、
鞘部2の摩擦熱を芯部1の溶解熱として吸収しきれない
ため繊維が破壊されるものと推定される。従って、理論
上は鞘部2を構成するポリマーの溶融温度は高ければ高
いほど好ましく、芯部1を構成するポリマーとの溶融温
度差すく大きいほど耐摩擦溶融性能に優れたものとなる
。しかし工業的には、複合紡糸時のノズルパック内温度
は同一となるため、芯/鞘ポリマーの溶融温度差が大き
い程、ノズルバック内で低融点温度ポリマーが熱分解す
るため紡糸性が低下することになるが、芯/鞘ポリマー
の溶融温度差の限界は芯部lを成すポリマーの吐出量、
紡糸機中のポリマー滞在時間等によって複雑に変化する
ため、適宜実験によってその差を決定する必要がある。
ると、本発明の耐摩擦性能を持った仮撚加工糸は得られ
ない。即ち、本発明の耐摩擦溶融性能向上のメカニズム
は明確ではないが、床と高溶融温度ポリマーである鞘部
2との間で生じた摩擦熱は低溶融温度ポリマーの芯部1
の融解熱として瞬時に吸収される結果、鞘部2の溶融や
熱脆化が防止されるものと推定される。逆に、芯/鞘部
を構成するポリマー溶融温度差が40℃未満になると、
鞘部2の摩擦熱を芯部1の溶解熱として吸収しきれない
ため繊維が破壊されるものと推定される。従って、理論
上は鞘部2を構成するポリマーの溶融温度は高ければ高
いほど好ましく、芯部1を構成するポリマーとの溶融温
度差すく大きいほど耐摩擦溶融性能に優れたものとなる
。しかし工業的には、複合紡糸時のノズルパック内温度
は同一となるため、芯/鞘ポリマーの溶融温度差が大き
い程、ノズルバック内で低融点温度ポリマーが熱分解す
るため紡糸性が低下することになるが、芯/鞘ポリマー
の溶融温度差の限界は芯部lを成すポリマーの吐出量、
紡糸機中のポリマー滞在時間等によって複雑に変化する
ため、適宜実験によってその差を決定する必要がある。
また、芯部/鞘部を構成するポリマーの適正比率(体積
比率)についてみると、主として使用ポリマーの溶融温
度差、単繊維度等によって差が生じ、一義的に決定する
ことは不可能であるが、概して芯部体積:鞘部体積−1
:1〜1:5であれば充分な効果が得られる。
比率)についてみると、主として使用ポリマーの溶融温
度差、単繊維度等によって差が生じ、一義的に決定する
ことは不可能であるが、概して芯部体積:鞘部体積−1
:1〜1:5であれば充分な効果が得られる。
このような構造を持った原糸はそれ自体が耐摩擦溶融性
能を持つものであるが、その主たる用途がスポーツ衣料
であるときは、更に伸縮性や嵩高性が要求される。従っ
て、仮撚加工糸とすることが工業的には必要な要件とな
る。
能を持つものであるが、その主たる用途がスポーツ衣料
であるときは、更に伸縮性や嵩高性が要求される。従っ
て、仮撚加工糸とすることが工業的には必要な要件とな
る。
しかしながら、本発明の芯/鞘部を構成するポリマーの
溶融温度のように大幅な差がある場合には、−射的仮撚
温度条件の設定手法では適正な仮撚条件は得られない。
溶融温度のように大幅な差がある場合には、−射的仮撚
温度条件の設定手法では適正な仮撚条件は得られない。
単一ポリマーによって構成さた原糸に関して、特に伸縮
性に富んだ高嵩高仮撚糸を得るための一般的仮撚温度設
定手法は、ポリマー溶融温度より30℃〜50℃低い温
度にて仮撚加工せられることが望ましいが、本発明の複
合紡糸繊維の場合には、芯部/鞘部を構成するポリマー
の熱的性質が大幅に異なるため、鞘部2を構成する高溶
融温度側ポリマーの溶融温度を基準とした一般的仮撚温
度条件の設定手法では仮撚加工時に断糸が生じ工業化は
不可能となる。また、芯部lを構成する低溶融温度側ポ
リマーの溶融温度を基準とした一般的仮撚温度の設定手
法では伸縮性に富んだ高嵩高仮撚糸を得ることが出来な
い。
性に富んだ高嵩高仮撚糸を得るための一般的仮撚温度設
定手法は、ポリマー溶融温度より30℃〜50℃低い温
度にて仮撚加工せられることが望ましいが、本発明の複
合紡糸繊維の場合には、芯部/鞘部を構成するポリマー
の熱的性質が大幅に異なるため、鞘部2を構成する高溶
融温度側ポリマーの溶融温度を基準とした一般的仮撚温
度条件の設定手法では仮撚加工時に断糸が生じ工業化は
不可能となる。また、芯部lを構成する低溶融温度側ポ
リマーの溶融温度を基準とした一般的仮撚温度の設定手
法では伸縮性に富んだ高嵩高仮撚糸を得ることが出来な
い。
かかる状況を踏まえ、種々検討した結果、芯部1を構成
するポリマーの溶融温度を基盤として、その温度より1
0℃〜30’C低い温度が仮撚時の断糸が生じることな
く伸縮性、高嵩高性に富む仮撚糸が得られる条件である
ことが明らかになった。
するポリマーの溶融温度を基盤として、その温度より1
0℃〜30’C低い温度が仮撚時の断糸が生じることな
く伸縮性、高嵩高性に富む仮撚糸が得られる条件である
ことが明らかになった。
この温度領域を芯部1と同一の単一ポリマーによって構
成されたる原糸に適用すると、単繊維間の融着、撚抜け
、毛1羽、等が発生し生産技術とはならない。更には、
芯部lを構成するポリマーの溶融温度より30℃〜90
’C低い仮撚温度で仮撚加工を行うと、上述の如く順次
、伸縮性と嵩高性が低下した仮撚糸が得られる。しかし
この場合、特に充分な伸縮性、嵩高性は無いものの、所
謂シルキーな嵩高性を有することとなり、本発明の目的
を達成し得るには十分であることが分かり、仮撚温度条
件の下限は芯部を構成するポリマーの溶融温度より90
℃低い温度であることが明らかになった。
成されたる原糸に適用すると、単繊維間の融着、撚抜け
、毛1羽、等が発生し生産技術とはならない。更には、
芯部lを構成するポリマーの溶融温度より30℃〜90
’C低い仮撚温度で仮撚加工を行うと、上述の如く順次
、伸縮性と嵩高性が低下した仮撚糸が得られる。しかし
この場合、特に充分な伸縮性、嵩高性は無いものの、所
謂シルキーな嵩高性を有することとなり、本発明の目的
を達成し得るには十分であることが分かり、仮撚温度条
件の下限は芯部を構成するポリマーの溶融温度より90
℃低い温度であることが明らかになった。
(実施例)
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
い。
直重を目−
芯部を構成するポリマーを溶融温度175℃のナイロン
12.鞘部を構成するポリマー溶融温度255℃のポリ
エステル、芯部:鞘部の体積比率1:l、芯/鞘部は共
に丸断面、芯部が鞘部の中心にある複合繊維延伸糸であ
るB 100/36を得た。該延伸糸を供給系とし、仮
撚加工機LS6(三菱重工製)を用い、糸速100m/
分、撚数3200 T/m、加熱張力0.15g/d。
12.鞘部を構成するポリマー溶融温度255℃のポリ
エステル、芯部:鞘部の体積比率1:l、芯/鞘部は共
に丸断面、芯部が鞘部の中心にある複合繊維延伸糸であ
るB 100/36を得た。該延伸糸を供給系とし、仮
撚加工機LS6(三菱重工製)を用い、糸速100m/
分、撚数3200 T/m、加熱張力0.15g/d。
とし、仮撚温度を変更して加工を実施し、各仮撚糸の強
伸度を測定した。得られた仮撚糸を引き揃えて筒編地と
し130℃X60分にて染色し、感応検査にて伸縮性、
嵩高性を観た。また、該編地(3)を第2図に示す如く
、幅5国、長さ5Q!!。
伸度を測定した。得られた仮撚糸を引き揃えて筒編地と
し130℃X60分にて染色し、感応検査にて伸縮性、
嵩高性を観た。また、該編地(3)を第2図に示す如く
、幅5国、長さ5Q!!。
硬度80のネオブレンゴムの平板に取り付け、支点(4
)を持つ試料取り付は用アーム(5)に固定し、接材の
80φの円柱(6)がtsoorpmで回転する表面に
、荷重(7)を調整することにより編地面の荷重を8k
gとし、3秒間接触させた時の編地の破断の有り、無し
で耐摩擦溶融性能を判断した。その結果の抜粋を第1表
に示した。
)を持つ試料取り付は用アーム(5)に固定し、接材の
80φの円柱(6)がtsoorpmで回転する表面に
、荷重(7)を調整することにより編地面の荷重を8k
gとし、3秒間接触させた時の編地の破断の有り、無し
で耐摩擦溶融性能を判断した。その結果の抜粋を第1表
に示した。
第1表に示す如く、芯部を構成するポリマーの溶融温度
175℃より90℃低い仮撚温度85℃(試1)はシル
キーな嵩高糸となり、耐摩擦溶融性能に優れたものとな
った。芯部を構成するポリマーの溶融温度175℃より
10oC低い仮撚温度165℃(試3)では伸縮性に富
んだ嵩高糸となり、耐摩擦溶融性能も優れたものとなっ
た。但し、試料2.3共に仮撚糸の強伸度がやや低下す
る仮撚温度領域にあり、スポーツ衣料としては仮撚温度
155℃(試2)の糸質が好ましい結果となることが分
かった。芯部を構成するポリマーの溶融温度175℃と
同一仮撚温度(試4)で加工を行った場合は、繊維に熱
脆化が生じ、仮撚チーズには巻き取れたものの実用には
耐えない糸質となった。また、芯部を構成するポリマー
の溶融温度175℃より100℃低い仮撚温度75℃(
試5)では嵩高性の無い延伸糸的糸条となった。
175℃より90℃低い仮撚温度85℃(試1)はシル
キーな嵩高糸となり、耐摩擦溶融性能に優れたものとな
った。芯部を構成するポリマーの溶融温度175℃より
10oC低い仮撚温度165℃(試3)では伸縮性に富
んだ嵩高糸となり、耐摩擦溶融性能も優れたものとなっ
た。但し、試料2.3共に仮撚糸の強伸度がやや低下す
る仮撚温度領域にあり、スポーツ衣料としては仮撚温度
155℃(試2)の糸質が好ましい結果となることが分
かった。芯部を構成するポリマーの溶融温度175℃と
同一仮撚温度(試4)で加工を行った場合は、繊維に熱
脆化が生じ、仮撚チーズには巻き取れたものの実用には
耐えない糸質となった。また、芯部を構成するポリマー
の溶融温度175℃より100℃低い仮撚温度75℃(
試5)では嵩高性の無い延伸糸的糸条となった。
(以下余白)
実】l引え
芯部を構成するポリマーとして溶融温度171℃のポリ
プロピレン、鞘部を構成するポリマーとして溶融温度2
55°Cのポリエステル、芯部の断面形状を円形、鞘部
の断面形状を三角形、芯部:鞘部の体積比率=I:l、
に2.1:3.1:4.1:5.l:6の6水準とし、
紡速3000m/分にて8160/30の部分延伸糸を
得た。
プロピレン、鞘部を構成するポリマーとして溶融温度2
55°Cのポリエステル、芯部の断面形状を円形、鞘部
の断面形状を三角形、芯部:鞘部の体積比率=I:l、
に2.1:3.1:4.1:5.l:6の6水準とし、
紡速3000m/分にて8160/30の部分延伸糸を
得た。
これらの部分延伸糸を実施例1と同一の仮撚機にて延伸
倍率1.48.撚数3000T/mとして仮撚温度を変
更して試料を作成した。
倍率1.48.撚数3000T/mとして仮撚温度を変
更して試料を作成した。
芯部を構成するポリマーの溶融温度171℃より10℃
低い仮撚温度161°Cでは撚り抜けが発生し、実用上
の問題がある結果となった。芯部を構成するポリマーの
溶融温度より21’C低い仮撚温度150℃では耐摩擦
溶融性能に優れた伸縮性嵩高糸となった。芯部を構成す
るポリマーの溶融温度171℃より90℃低い仮撚温度
8ピCではシルキーな嵩高糸となり、耐摩擦溶融性能も
良好なものとなった。この現象は体積比率に関係なく共
通した結果であった。
低い仮撚温度161°Cでは撚り抜けが発生し、実用上
の問題がある結果となった。芯部を構成するポリマーの
溶融温度より21’C低い仮撚温度150℃では耐摩擦
溶融性能に優れた伸縮性嵩高糸となった。芯部を構成す
るポリマーの溶融温度171℃より90℃低い仮撚温度
8ピCではシルキーな嵩高糸となり、耐摩擦溶融性能も
良好なものとなった。この現象は体積比率に関係なく共
通した結果であった。
遺」1例」−
芯部を構成するポリマーの溶融温度が217°Cのナイ
ロン6、鞘部を構成するポリマーの溶融温度257℃の
ナイロン66、芯部:鞘部のポリマ一体積比率=1:1
、芯部は鞘部とほぼ同一中心に位置した円形断面である
B 100/36の延伸糸を得た。該延伸糸を仮撚温度
217℃から97℃まで10℃毎に変更しつつ実施例1
と同一条件にて仮撚加工及び評価を実施したところ、芯
部を構成するポリマーの溶融温度より10℃低い207
℃から30℃低い187℃まで伸縮性、高嵩高性に富ん
だ仮撚糸となり、90℃低い127℃までは順次、伸縮
性、嵩高性が低下したものの所期の嵩高糸が得られ、耐
摩擦溶融性に優れるものとなった。
ロン6、鞘部を構成するポリマーの溶融温度257℃の
ナイロン66、芯部:鞘部のポリマ一体積比率=1:1
、芯部は鞘部とほぼ同一中心に位置した円形断面である
B 100/36の延伸糸を得た。該延伸糸を仮撚温度
217℃から97℃まで10℃毎に変更しつつ実施例1
と同一条件にて仮撚加工及び評価を実施したところ、芯
部を構成するポリマーの溶融温度より10℃低い207
℃から30℃低い187℃まで伸縮性、高嵩高性に富ん
だ仮撚糸となり、90℃低い127℃までは順次、伸縮
性、嵩高性が低下したものの所期の嵩高糸が得られ、耐
摩擦溶融性に優れるものとなった。
比較例1
芯部を構成するポリマーの溶融温度217℃のナイロン
6、鞘部を構成するポリマーの溶融温度が238℃のイ
ソフタル酸ブレンド変性ポリエステル、芯部:鞘部のポ
リマ一体積比率=1=1、芯部は鞘部とほぼ同一中心に
位置した円形断面であるB100/36の延伸糸を得た
。仮撚温度を207℃から127℃まで10℃毎に変更
しつつ、実施例1と同一条件にて該延伸糸を仮撚加工し
、その評価を実施したが、いずれも耐摩擦溶融性に優れ
るものは得られなかった。
6、鞘部を構成するポリマーの溶融温度が238℃のイ
ソフタル酸ブレンド変性ポリエステル、芯部:鞘部のポ
リマ一体積比率=1=1、芯部は鞘部とほぼ同一中心に
位置した円形断面であるB100/36の延伸糸を得た
。仮撚温度を207℃から127℃まで10℃毎に変更
しつつ、実施例1と同一条件にて該延伸糸を仮撚加工し
、その評価を実施したが、いずれも耐摩擦溶融性に優れ
るものは得られなかった。
比較例2
単一ポリマーである溶融温度255℃のポリエステルを
紡糸、延撚し、円形断面であるB100/36を得た。
紡糸、延撚し、円形断面であるB100/36を得た。
仮撚温度を220℃から140℃の範囲で10℃毎に変
更しつつ、実施例1と同一条件にて該延伸糸を仮撚加工
し、その評価を実施したが、いずれも耐摩擦溶融性に優
れるものは得られなかった。
更しつつ、実施例1と同一条件にて該延伸糸を仮撚加工
し、その評価を実施したが、いずれも耐摩擦溶融性に優
れるものは得られなかった。
(発明の効果)
以上、詳細に説明した如く本発明によれば、運動時に床
と熱可塑性繊維より成る衣料との摩擦により生じる穴あ
きを防止することが可能で、かつ風合と染色性に優れた
仮撚加工糸が低コストで簡単に得られる。
と熱可塑性繊維より成る衣料との摩擦により生じる穴あ
きを防止することが可能で、かつ風合と染色性に優れた
仮撚加工糸が低コストで簡単に得られる。
第1図及び第2図は本発明の複合紡糸繊維の単繊維断面
図、第3図は耐摩擦溶融性能測定装置の説明図である。 図の主要部分の説明
図、第3図は耐摩擦溶融性能測定装置の説明図である。 図の主要部分の説明
Claims (1)
- 芯部を構成するポリマーの溶融温度が鞘部を構成するポ
リマーの溶融温度より40℃以上低いポリマーによって
構成された芯/鞘複合紡糸繊維を、芯部を構成するポリ
マーの溶融温度より10℃〜90℃低い温度で仮撚加工
することを特徴とした耐摩擦溶融糸の仮撚工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2175731A JP3043374B2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | 耐摩擦溶融糸の仮撚加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2175731A JP3043374B2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | 耐摩擦溶融糸の仮撚加工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0465537A true JPH0465537A (ja) | 1992-03-02 |
| JP3043374B2 JP3043374B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=16001254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2175731A Expired - Lifetime JP3043374B2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | 耐摩擦溶融糸の仮撚加工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3043374B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089439A (en) * | 1996-02-15 | 2000-07-18 | Kabushiki Kaisha Shinkawa | Wire cutting and feeding device for use in wire bonding apparatus |
| US7732357B2 (en) | 2000-09-15 | 2010-06-08 | Ahlstrom Nonwovens Llc | Disposable nonwoven wiping fabric and method of production |
-
1990
- 1990-07-03 JP JP2175731A patent/JP3043374B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089439A (en) * | 1996-02-15 | 2000-07-18 | Kabushiki Kaisha Shinkawa | Wire cutting and feeding device for use in wire bonding apparatus |
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