JPH0466322B2 - - Google Patents
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- JPH0466322B2 JPH0466322B2 JP59064563A JP6456384A JPH0466322B2 JP H0466322 B2 JPH0466322 B2 JP H0466322B2 JP 59064563 A JP59064563 A JP 59064563A JP 6456384 A JP6456384 A JP 6456384A JP H0466322 B2 JPH0466322 B2 JP H0466322B2
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/08—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of polarising materials
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/30—Polarising elements
- G02B5/3025—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state
- G02B5/3033—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state in the form of a thin sheet or foil, e.g. Polaroid
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- Optics & Photonics (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
本発明は偏光板に関する。
〔従来技術〕
偏光性フイルムは、たとえばヨウ素、二色性染
料などにより偏光性を付与されたポリビニルアル
コールフイルム等の両面を三酢酸セルロースフイ
ルム等の保護フイルムで積層することによつて形
成されており、液晶表示板は該偏光性フイルムに
感圧性接着剤層を設け液晶セルに圧着することに
よつて製造されている。 上記感圧性接着剤としては、接着性、透明性、
耐候性等の点からアクリル系感圧性接着剤が多く
使用されているが、高温になると接着剤層に微細
な気泡が生じたり、界面剥離を生じ、温度が高く
なると界面剥離を生じたり、三酢酸セルロースフ
イルムが分解劣化したり、反射型液晶表示素子で
は反射用金属箔が腐敗劣化する等の欠点があつ
た。 上記欠点を補う手段として、架橋構造を有する
組成物が検討され、各種架橋系のアクリル系感圧
性接着剤について提案されている。 たとえば特開昭56−95965号公報にはアルキル
(メタ)アクリレートとヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートの共重合体A、アルキル(メ
タ)アクリレートと(メタ)アクリル酸の共重合
体B及び多官能性イソシアネート化合物よりなる
感圧性接着剤が記載されている。 しかしながらこの感圧性接着剤は共重合体A及
びBが共にイソシアネート化合物によつて架橋さ
れるので、貯蔵安定性が悪く、偏光性フイルムに
積層後はキユアー条件によつて架橋密度が異な
り、かつ経時によつて架橋が進行するので品質の
安定性が悪いという欠点があつた。 〔発明の目的〕 本発明の目的は上記欠点に鑑み、凝集力、粘着
力及び粘弾性がすぐれ、バランスがとれており、
品質の安定した感圧性接着剤層が形成されてお
り、液晶セル等に貼付した際に、高温、高温の条
件下で気泡が生じたり、界面剥離を生じたり、三
酢酸セルロースフイルムが分解劣化したり、反射
用金属箔が腐敗劣化することのない偏光板を提供
することにある。 〔発明の構成〕 本発明の要旨は (A) アルキル(メタ)アクリレートの含有量が70
〜99.9モル%であり、反応性官能基Xを有する
重合性モノマーの含有量が0.1〜10モル%であ
る共重合体、 (B) アルキル(メタ)アクリレートを主体とし、
反応性官能基X及び該官能基Xと反応しうる他
の官能基を有さない重合体もしくは共重合体、
及び (C) 反応性官能基Xと反応しうる官能基Yを少な
くとも2個有する多官能性化合物 よりなり、共重合体Aと重合体もしくは共重合体
Bとの混合比率が1:4〜4:1であり、多官能
性化合物Cによつて共重合体Aが架橋されている
感圧性接着剤層が偏光性フイルムの少なくとも一
面に積層されていることを特徴とする偏光板に存
する。 本発明で用いられるアルキル(メタ)アクリレ
ートとは、アルキルアクリレート及びアルキルメ
タクリレートであり、アルキル基の炭素数は4〜
18であるのが好ましく、たとえばn−ブチルアク
リレート、iso−ブチルアクリレート、ter−ブチ
ルアクリレート、iso−アミルアクリレート、2
エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルアク
リレート、ラウリルアクリレートあるいはn−ブ
チルメタクリレート、2エチルヘキシルメタクリ
レート、n−オクチルメタクリレート、ラウリル
メタクリレート等が挙げられる。このうち、n−
ブチルアクリレート、iso−アミルアクリレート、
2エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルア
クリレート、n−オクチルメタクリレート、ラウ
リルメタクリレートの群より選ばれた1種又は2
種以上の単量体がより好適に使用される。 本発明で用いられる重合性モノマーは反応性官
能基Xを有するモノマーであつて、該官能基Xは
カルボキシル基、ヒドロキシル基、エポキシキ
基、酸無水物基及びアミド基よりなる群から選ば
れた官能基であるのが好ましく、たとえばアクリ
ル酸、メタクリル酸、βヒドロキシエチルアクリ
レート、βヒドロキシエチルメタクリレート、ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、ポリエチレングライコール
アクリレート、ポリエチレングライコールメタク
リレート、ポリプロピレングライコールアクリレ
ート、ポリプロピレングライコールメタクリレー
ト、グリシジルアクリレート、無水マレイン酸、
アクリルアミド、メタクリルアミド等があげら
れ、ヒドロキシル基を有するモノマーがより好適
に用いられる。 本発明における共重合体Aは上記アルキル(メ
タ)アクリレートと、上記重合性モノマーとの共
重合体であり、共重合体A中アルキル(メタ)ア
クリレートは粘着性を付与するものなので含有量
が70〜99.9モル%であり、又上記重合性モノマー
の含有量は少量になると架橋した際に充分な凝集
力を発現できなくなり、逆に多量になると架橋密
度が高くなつて粘着性が低下するので0.1〜20モ
ル%であり、好ましくは0.5〜5モル%である。 又上記共重合体Aは反応性官能基X及び官能基
Xと反応しうる他の官能基を有さない重合性モノ
マーが29.9モル%以下の範囲で共重合されていて
もよく、該重合性モノマーとしては、たとえばベ
ンジルアクリレート、ベンジルメタクリレート、
フエノキシエチルアクリレート等の芳香族系アク
リレート、スチレン、酢酸ビニルなどがあげられ
る。 本発明における重合体もしくは共重合体Bはア
ルキル(メタ)アクリレートを主体とし、反応性
官能基X及び該官能基Xと反応しうる他の官能基
を有さないものであつて、アルキル(メタ)アク
リレートの含有量が低下すると粘着性が低下する
ので、アルキル(メタ)アクリレートの含有量は
70モル%以上であるのが好ましく、上記反応性官
能基X及び官能基Xと反応しうる他の官能基を有
さない重合性モノマーが30モル%以下の範囲で共
重合されてもよい。 上記共重合体A及び重合体もしくは共重合体B
の重合方法は公知の任意の方法が採用されてよ
く、酢酸エチル、トルエン、アセトン、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサン等の有機溶媒中で有
機過酸化物、アゾ系重合開始剤等を用いて溶液重
合するのが好ましい。 本発明で用いられる多官能性化合物Cとは反応
性官能基Xと反応しうる官能基Yを少なくとも2
個有する化合物であつて、官能基Yとしてはたと
えばイソシアネート基、アミノ基、金属イオン等
があげられ、多官能性化合物としてはイソシアネ
ート化合物、アミン系化合物及びアルカリ金属よ
りなる群から選ばれた化合物であるのが好まし
く、たとえば、2,4トリレンジイソシアネー
ト、メチレンビスフエニルイソシアネート、トリ
メチロールプロパントリレンジイソシアネート、
トリメチロールプロパントリイソシアネート、ヘ
キサメチレンジアミン、カルシウム、マグネシウ
ム、亜鉛等があげられ、イソシアネート化合物が
より好適に用いられる。 本発明で用いられる感圧性接着剤は上記共重合
体A、重合体もしくは共重合体B及び多官能性化
合物Cよりなるものであり、共重合体Aと重合体
もしくは共重合体Bの比率は、Aの比率が大きく
なると架橋可能な共重合体の比率が大になり、架
橋率の制御が困難になり、保存安定性が低下し、
逆にBの比率が大きくなると架橋しても充分な凝
集力が得られなくなるので、1:4〜4:1の範
囲で用いられる。又多官能性化合物Cの添加量
は、多すぎると遊離の多官能性化合物Cが存在す
ることになり、粘着物性が低下し、少なくなると
架橋密度が小さくなり、充分な凝集力が得られな
くなるので、官能基Xの全てを架橋する程度、即
ち官能基Xに対して略当量添加されるのが好まし
い。 本発明で用いられる偏光性フイルムは特に限定
されるものではなく従来公知の任意のものが使用
でき、たとえば、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルホルマール、ポリビニルアセタール、エチレ
ン・酢酸ビニル共重合体のケン化物等ポリビニル
アルコール系樹脂のフイルムにヨウ素、二色性染
料等の偏光素子を含浸させ延伸することにより偏
光性が付与されたフイルムに、三酢酸セルロース
などのセルロース系フイルム、ポリカーボネート
系フイルム、ポリエーテルスルホン系フイルム等
の保護フイルムが積層されたものがあげられる。 本発明の偏光板は、上記偏光性フイルムの少な
くとも一面に感圧性接着剤層が積層されており、
感圧性接着剤層は多官能性化合物Cによつて架橋
されているのであり、感圧性接着剤層の積層方法
は任意の方法が採用されてよく、たとえば溶液重
合された感圧性接着剤を、シリコン離型処理の施
されたポリエステルフイルム等の離型紙にロール
コーター、ナイフコーター等を用い固形分が数十
μ〜数百μとなるように塗布し、熱風により溶剤
を蒸発せしめ、次に偏光性フイルムに転写する方
法があげられる。 又、感圧性接着剤層の架橋は感圧性接着剤を離
型紙に積層し、溶媒等を揮散せしめる際に行なわ
れるが確実に架橋するために、加熱養生してもよ
い。 尚架橋は、架橋密度が小さくなると凝集力が不
足し、接着力が低下し、クリープ特性が悪化し、
又逆に大きくなると硬くなつてぬれ性が低下して
接着力が低下するのでゲル分率が15〜60%である
のが好ましい。 ここでいうゲル分率とは20℃の酢酸エチルに浸
漬し、72時間抽出後の不溶部分の重量分率であ
る。 〔発明の効果〕 本発明の偏光板の構成は上述の通りであり、架
橋後の接着剤層は架橋されたゲル状の共重合体A
と架橋されないゾル状の重合体もしくは共重合体
Bが共存しており、凝集力、粘着力及び粘弾性が
すぐれかつバランスがとれているのであり、又架
橋する際に完全に架橋させればよく、遊離の官能
基が残存しなくなるから、品質が安定しており、
高温高湿の条件下でも気泡が生じたり、界面剥離
を生じたり、三酢酸セルロース等の保護フイルム
が分解劣化したり、反射用金属箔が腐敗劣化する
ことがない。 従つて本発明の偏光板は高温高湿の条件下でも
好適に使用することができる。 〔実施例〕 次に本発明の実施例を説明する。 実施例 1〜6,比較例 1〜4 第1表に示した組成の配合物を、攪拌器、冷却
器、温度計、窒素導入装置を備えた反応器に投入
し、窒素気流により反応器内の酸素を追い出した
後、反応器を60℃に加熱し、15時間窒素気流下で
重合を行ない共重合体溶液を得た。尚、重合開始
後3時間及び6時間に酢酸エチルをそれぞれ
500g添加し、又10時間目に酢酸エチル1000gとア
ゾビスイソブチロニトリル3g(A−1〜3,A−
5,6,B−1)又はベンゾイルバーオキサイド
3g(A−4,B−2)を添加し、その後は酢酸エ
チルが還流するまで昇温した。 又得られた共重合体溶液に酢酸エチルを添加
し、固形分が15%の接着剤A及びBを得た。
料などにより偏光性を付与されたポリビニルアル
コールフイルム等の両面を三酢酸セルロースフイ
ルム等の保護フイルムで積層することによつて形
成されており、液晶表示板は該偏光性フイルムに
感圧性接着剤層を設け液晶セルに圧着することに
よつて製造されている。 上記感圧性接着剤としては、接着性、透明性、
耐候性等の点からアクリル系感圧性接着剤が多く
使用されているが、高温になると接着剤層に微細
な気泡が生じたり、界面剥離を生じ、温度が高く
なると界面剥離を生じたり、三酢酸セルロースフ
イルムが分解劣化したり、反射型液晶表示素子で
は反射用金属箔が腐敗劣化する等の欠点があつ
た。 上記欠点を補う手段として、架橋構造を有する
組成物が検討され、各種架橋系のアクリル系感圧
性接着剤について提案されている。 たとえば特開昭56−95965号公報にはアルキル
(メタ)アクリレートとヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートの共重合体A、アルキル(メ
タ)アクリレートと(メタ)アクリル酸の共重合
体B及び多官能性イソシアネート化合物よりなる
感圧性接着剤が記載されている。 しかしながらこの感圧性接着剤は共重合体A及
びBが共にイソシアネート化合物によつて架橋さ
れるので、貯蔵安定性が悪く、偏光性フイルムに
積層後はキユアー条件によつて架橋密度が異な
り、かつ経時によつて架橋が進行するので品質の
安定性が悪いという欠点があつた。 〔発明の目的〕 本発明の目的は上記欠点に鑑み、凝集力、粘着
力及び粘弾性がすぐれ、バランスがとれており、
品質の安定した感圧性接着剤層が形成されてお
り、液晶セル等に貼付した際に、高温、高温の条
件下で気泡が生じたり、界面剥離を生じたり、三
酢酸セルロースフイルムが分解劣化したり、反射
用金属箔が腐敗劣化することのない偏光板を提供
することにある。 〔発明の構成〕 本発明の要旨は (A) アルキル(メタ)アクリレートの含有量が70
〜99.9モル%であり、反応性官能基Xを有する
重合性モノマーの含有量が0.1〜10モル%であ
る共重合体、 (B) アルキル(メタ)アクリレートを主体とし、
反応性官能基X及び該官能基Xと反応しうる他
の官能基を有さない重合体もしくは共重合体、
及び (C) 反応性官能基Xと反応しうる官能基Yを少な
くとも2個有する多官能性化合物 よりなり、共重合体Aと重合体もしくは共重合体
Bとの混合比率が1:4〜4:1であり、多官能
性化合物Cによつて共重合体Aが架橋されている
感圧性接着剤層が偏光性フイルムの少なくとも一
面に積層されていることを特徴とする偏光板に存
する。 本発明で用いられるアルキル(メタ)アクリレ
ートとは、アルキルアクリレート及びアルキルメ
タクリレートであり、アルキル基の炭素数は4〜
18であるのが好ましく、たとえばn−ブチルアク
リレート、iso−ブチルアクリレート、ter−ブチ
ルアクリレート、iso−アミルアクリレート、2
エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルアク
リレート、ラウリルアクリレートあるいはn−ブ
チルメタクリレート、2エチルヘキシルメタクリ
レート、n−オクチルメタクリレート、ラウリル
メタクリレート等が挙げられる。このうち、n−
ブチルアクリレート、iso−アミルアクリレート、
2エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルア
クリレート、n−オクチルメタクリレート、ラウ
リルメタクリレートの群より選ばれた1種又は2
種以上の単量体がより好適に使用される。 本発明で用いられる重合性モノマーは反応性官
能基Xを有するモノマーであつて、該官能基Xは
カルボキシル基、ヒドロキシル基、エポキシキ
基、酸無水物基及びアミド基よりなる群から選ば
れた官能基であるのが好ましく、たとえばアクリ
ル酸、メタクリル酸、βヒドロキシエチルアクリ
レート、βヒドロキシエチルメタクリレート、ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、ポリエチレングライコール
アクリレート、ポリエチレングライコールメタク
リレート、ポリプロピレングライコールアクリレ
ート、ポリプロピレングライコールメタクリレー
ト、グリシジルアクリレート、無水マレイン酸、
アクリルアミド、メタクリルアミド等があげら
れ、ヒドロキシル基を有するモノマーがより好適
に用いられる。 本発明における共重合体Aは上記アルキル(メ
タ)アクリレートと、上記重合性モノマーとの共
重合体であり、共重合体A中アルキル(メタ)ア
クリレートは粘着性を付与するものなので含有量
が70〜99.9モル%であり、又上記重合性モノマー
の含有量は少量になると架橋した際に充分な凝集
力を発現できなくなり、逆に多量になると架橋密
度が高くなつて粘着性が低下するので0.1〜20モ
ル%であり、好ましくは0.5〜5モル%である。 又上記共重合体Aは反応性官能基X及び官能基
Xと反応しうる他の官能基を有さない重合性モノ
マーが29.9モル%以下の範囲で共重合されていて
もよく、該重合性モノマーとしては、たとえばベ
ンジルアクリレート、ベンジルメタクリレート、
フエノキシエチルアクリレート等の芳香族系アク
リレート、スチレン、酢酸ビニルなどがあげられ
る。 本発明における重合体もしくは共重合体Bはア
ルキル(メタ)アクリレートを主体とし、反応性
官能基X及び該官能基Xと反応しうる他の官能基
を有さないものであつて、アルキル(メタ)アク
リレートの含有量が低下すると粘着性が低下する
ので、アルキル(メタ)アクリレートの含有量は
70モル%以上であるのが好ましく、上記反応性官
能基X及び官能基Xと反応しうる他の官能基を有
さない重合性モノマーが30モル%以下の範囲で共
重合されてもよい。 上記共重合体A及び重合体もしくは共重合体B
の重合方法は公知の任意の方法が採用されてよ
く、酢酸エチル、トルエン、アセトン、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサン等の有機溶媒中で有
機過酸化物、アゾ系重合開始剤等を用いて溶液重
合するのが好ましい。 本発明で用いられる多官能性化合物Cとは反応
性官能基Xと反応しうる官能基Yを少なくとも2
個有する化合物であつて、官能基Yとしてはたと
えばイソシアネート基、アミノ基、金属イオン等
があげられ、多官能性化合物としてはイソシアネ
ート化合物、アミン系化合物及びアルカリ金属よ
りなる群から選ばれた化合物であるのが好まし
く、たとえば、2,4トリレンジイソシアネー
ト、メチレンビスフエニルイソシアネート、トリ
メチロールプロパントリレンジイソシアネート、
トリメチロールプロパントリイソシアネート、ヘ
キサメチレンジアミン、カルシウム、マグネシウ
ム、亜鉛等があげられ、イソシアネート化合物が
より好適に用いられる。 本発明で用いられる感圧性接着剤は上記共重合
体A、重合体もしくは共重合体B及び多官能性化
合物Cよりなるものであり、共重合体Aと重合体
もしくは共重合体Bの比率は、Aの比率が大きく
なると架橋可能な共重合体の比率が大になり、架
橋率の制御が困難になり、保存安定性が低下し、
逆にBの比率が大きくなると架橋しても充分な凝
集力が得られなくなるので、1:4〜4:1の範
囲で用いられる。又多官能性化合物Cの添加量
は、多すぎると遊離の多官能性化合物Cが存在す
ることになり、粘着物性が低下し、少なくなると
架橋密度が小さくなり、充分な凝集力が得られな
くなるので、官能基Xの全てを架橋する程度、即
ち官能基Xに対して略当量添加されるのが好まし
い。 本発明で用いられる偏光性フイルムは特に限定
されるものではなく従来公知の任意のものが使用
でき、たとえば、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルホルマール、ポリビニルアセタール、エチレ
ン・酢酸ビニル共重合体のケン化物等ポリビニル
アルコール系樹脂のフイルムにヨウ素、二色性染
料等の偏光素子を含浸させ延伸することにより偏
光性が付与されたフイルムに、三酢酸セルロース
などのセルロース系フイルム、ポリカーボネート
系フイルム、ポリエーテルスルホン系フイルム等
の保護フイルムが積層されたものがあげられる。 本発明の偏光板は、上記偏光性フイルムの少な
くとも一面に感圧性接着剤層が積層されており、
感圧性接着剤層は多官能性化合物Cによつて架橋
されているのであり、感圧性接着剤層の積層方法
は任意の方法が採用されてよく、たとえば溶液重
合された感圧性接着剤を、シリコン離型処理の施
されたポリエステルフイルム等の離型紙にロール
コーター、ナイフコーター等を用い固形分が数十
μ〜数百μとなるように塗布し、熱風により溶剤
を蒸発せしめ、次に偏光性フイルムに転写する方
法があげられる。 又、感圧性接着剤層の架橋は感圧性接着剤を離
型紙に積層し、溶媒等を揮散せしめる際に行なわ
れるが確実に架橋するために、加熱養生してもよ
い。 尚架橋は、架橋密度が小さくなると凝集力が不
足し、接着力が低下し、クリープ特性が悪化し、
又逆に大きくなると硬くなつてぬれ性が低下して
接着力が低下するのでゲル分率が15〜60%である
のが好ましい。 ここでいうゲル分率とは20℃の酢酸エチルに浸
漬し、72時間抽出後の不溶部分の重量分率であ
る。 〔発明の効果〕 本発明の偏光板の構成は上述の通りであり、架
橋後の接着剤層は架橋されたゲル状の共重合体A
と架橋されないゾル状の重合体もしくは共重合体
Bが共存しており、凝集力、粘着力及び粘弾性が
すぐれかつバランスがとれているのであり、又架
橋する際に完全に架橋させればよく、遊離の官能
基が残存しなくなるから、品質が安定しており、
高温高湿の条件下でも気泡が生じたり、界面剥離
を生じたり、三酢酸セルロース等の保護フイルム
が分解劣化したり、反射用金属箔が腐敗劣化する
ことがない。 従つて本発明の偏光板は高温高湿の条件下でも
好適に使用することができる。 〔実施例〕 次に本発明の実施例を説明する。 実施例 1〜6,比較例 1〜4 第1表に示した組成の配合物を、攪拌器、冷却
器、温度計、窒素導入装置を備えた反応器に投入
し、窒素気流により反応器内の酸素を追い出した
後、反応器を60℃に加熱し、15時間窒素気流下で
重合を行ない共重合体溶液を得た。尚、重合開始
後3時間及び6時間に酢酸エチルをそれぞれ
500g添加し、又10時間目に酢酸エチル1000gとア
ゾビスイソブチロニトリル3g(A−1〜3,A−
5,6,B−1)又はベンゾイルバーオキサイド
3g(A−4,B−2)を添加し、その後は酢酸エ
チルが還流するまで昇温した。 又得られた共重合体溶液に酢酸エチルを添加
し、固形分が15%の接着剤A及びBを得た。
【表】
次に接着剤AとBを第2表及び第3表に示す比
率で固形分が100gになるようにとり、両者を均
一に混合し、これに架橋剤としてトリメチロール
プロパントリイソシアネートを0.02g添加して感
圧性接着剤溶液を得た。 次に上記感圧性接着剤組成物溶液を、シリコン
離型処理を施した厚さ25μのポリエステルフイル
ムの片面に糊厚が25μとなるように塗布し、80℃
で20分間乾燥し、架橋した後、厚さ25μのポリビ
ニルアルコール偏光フイルムの両面に厚さ80μの
三酢酸セルロースフイルムが積層された偏光性フ
イルムの一面に貼り付けて偏光板を得た。得られ
た偏光板を40×50mmの大きさに切断し、ポリエス
テルフイルムを徐去して、液晶セル用ガラス板に
貼り付け、試験片を作成し、次の条件で耐熱性試
験及び耐湿性試験を行い、観察結果を第2表及び
第3表に示した。 耐熱性試験:100℃、500時間 耐湿性試験:80℃、95%RH、500時間
率で固形分が100gになるようにとり、両者を均
一に混合し、これに架橋剤としてトリメチロール
プロパントリイソシアネートを0.02g添加して感
圧性接着剤溶液を得た。 次に上記感圧性接着剤組成物溶液を、シリコン
離型処理を施した厚さ25μのポリエステルフイル
ムの片面に糊厚が25μとなるように塗布し、80℃
で20分間乾燥し、架橋した後、厚さ25μのポリビ
ニルアルコール偏光フイルムの両面に厚さ80μの
三酢酸セルロースフイルムが積層された偏光性フ
イルムの一面に貼り付けて偏光板を得た。得られ
た偏光板を40×50mmの大きさに切断し、ポリエス
テルフイルムを徐去して、液晶セル用ガラス板に
貼り付け、試験片を作成し、次の条件で耐熱性試
験及び耐湿性試験を行い、観察結果を第2表及び
第3表に示した。 耐熱性試験:100℃、500時間 耐湿性試験:80℃、95%RH、500時間
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) アルキル(メタ)アクリレートの含有量
が70〜99.9モル%であり、反応性官能基Xを有
する重合性モノマーの含有量が0.1〜20モル%
である共重合体、 (B) アルキル(メタ)アクリレートを主体とし、
反応性官能基X及び該官能基Xと反応しうる他
の官能基を有さない重合体もしくは共重合体、
及び (C) 反応性官能基Xと反応しうる官能基Yを少な
くとも2個有する多官能性化合物 よりなり、共重合体Aと重合体もしくは共重合
体Bとの混合比率が1:4〜4:1であり、多
官能性化合物Cによつて共重合体Aが架橋され
ている感圧性接着剤層が偏光性フイルムの少な
くとも一面に積層されていることを特徴とする
偏光板。 2 反応性官能基Xが、カルボキシル基、ヒドロ
キシル基、エポキシ基、酸無水物基及びアミド基
よりなる群から選ばれた官能基である特許請求の
範囲第1項記載の偏光板。 3 多官能性化合物Cが、イソシアネート化合
物、アミン系化合物及びアルカリ金属よりなる群
から選ばれた化合物である特許請求の範囲第1項
又は第2項記載の偏光板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6456384A JPS60207101A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 偏光板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6456384A JPS60207101A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 偏光板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60207101A JPS60207101A (ja) | 1985-10-18 |
| JPH0466322B2 true JPH0466322B2 (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=13261821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6456384A Granted JPS60207101A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 偏光板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60207101A (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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|---|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-03-31 JP JP6456384A patent/JPS60207101A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60207101A (ja) | 1985-10-18 |
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