JPH0468341B2 - - Google Patents
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- JPH0468341B2 JPH0468341B2 JP58113511A JP11351183A JPH0468341B2 JP H0468341 B2 JPH0468341 B2 JP H0468341B2 JP 58113511 A JP58113511 A JP 58113511A JP 11351183 A JP11351183 A JP 11351183A JP H0468341 B2 JPH0468341 B2 JP H0468341B2
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- C08L25/08—Copolymers of styrene
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐候性及び耐衝撃性に優れた熱可塑
性樹脂組成物に関する。 スチレン−アクリロニトリル共重合体等からな
るマトリツクス中にゴム弾性体粒子が分散した組
成を有するゴム変性樹脂は優れた耐衝撃性を示
し、かつ、成形加工が容易であるので、電気器
具、自動車その他の部品、筐体等の材料として広
く使用されている。この場合、ゴム弾性体とし
て、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン
−ブタジエン共重合体(SBR)等の共役ジエン
系重合体が広く採用されている。これは、共役ジ
エン系重合体は分子内に二重結合を有するので、
架橋が容易であり、またマトリツクス(連続相)
とのグラフト結合が容易に形成される等の特徴を
有するので耐衝撃性の優れたゴム変性樹脂、いわ
ゆるABS樹脂が容易に得られるからであるが、
一方これらのゴム変性樹脂は、上述のように分子
内に二重結合が残存するゴム弾性体を使用しいる
ので、耐候性、特に直射日光にさらされた場合の
物性の劣化が著しく、屋外で使用する機器類の筐
体等には使用できなかつた。 かかる問題を解決する手段として、ゴム弾性体
にポリブチルアクリレートその他のアクリル酸ア
ルキルエステルの重合体、エチレン−プロピレン
−非共役ジエン三元共重合体(EPDM)その他
のモノオレフイン系ゴム弾性体等の、分子内に二
重結合を有しないか、あるいは、少量しか有しな
い飽和ゴム弾性体を用いることが知られていた。
これらの飽和ゴム変性樹脂では耐候性の改良には
著しい効果を示しているが、耐衝撃性等の機械的
物性に問題があつた。これは、本発明者の考察に
よると、アクリル酸エステル系重合体ではグラフ
ト反応が十分に進行しないこと、また、EPDM
等では、単量体に対する溶解性が不良であるこ
と、ラテツクス状態のゴム弾性体を得ることが困
難であること等の理由により、粒径分布の制御が
十分にできなかつたこと等によるものである。 本発明者は、かかる問題点を有しない耐候性耐
衝撃性樹脂組成物を得ることを目的として鋭意研
究を重ねた結果飽和ゴム弾性体を用いる場合にお
いても、ゴム弾性体粒子が二山分布を有すると効
果のあることを見出し本発明に到達したものであ
つて、かかる目的は、 芳香族ビニル単量体残基10〜90重量%、シアン
化ビニル単量体残基10〜40重量%及びメタアクリ
ル酸メチル残基0〜80重量%からなるマトリツク
ス50〜300重量部中に、炭素数が2〜12個である
一価アルコールとアクリル酸とのエステルの残基
70〜98重量%、アクリロニトリル、メタアクリロ
ニトリル、スチレン、α−メチルスチレン、p−
ビニルトルエン又はアルキルメタアクリレートの
単量体残基1.92〜27重量%及び多官能性ビニル単
量体残基0.08〜3重量%からなり、平均粒径が
0.05〜0.45μmであるゴム弾性体粒子100重量部が
分散してなるグラフト共重合体(A)、 芳香族ビニル単量体残基10〜90重量%、シアン
化ビニル単量体残基10〜40重量%及びメタアクリ
ル酸メチル残基0〜80重量%からなるマトリツク
ス20〜1500重量部中に平均粒径0.5〜5μmである
エチレン−プロピレン−非共役ジエン系ゴム弾性
体粒子100重量部を分散させてなるグラフト共重
合体(B)ならびに 芳香族ビニル単量体残基10〜90重量%、シアン
化ビニル単量体残基10〜40重量%及びメタアクリ
ル酸メチル残基0〜80重量%からなる共重合体(C) を配合してなる組成物であつて、該組成物は5〜
40重量%のゴム弾性体を含有し、かつ、該ゴム弾
性体の30〜97重量%に相当する量が共重合体(A)に
含まれるゴム弾性体である耐候性耐衝撃性樹脂組
成物によつて達成される。 本発明に用いられる芳香族ビニル単量体として
は、スチレン、α−メチルスチレン、p−ビニル
トルエンその他のビニルトルエン類が例示され
る。シアン化ビニル単量体としてはアクリロニト
リル、メタアクリロニトリル等が適当である。 共重合体(A)は乳化重合法により製造するのが生
産性、得られた共重合体の物性等の面から好まし
いが、懸濁重合、乳化−懸濁重合法によつてもよ
い。 共重合体(A)の製造に使用されるアクリル酸エス
テルとしては、アクリル酸と炭素数が2〜12個、
好ましくは4〜8個の一価のアルコールとのエス
テルが適当である。具体的には、ブチルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート等が好ま
しい。炭素数が上記範囲外であると、十分なゴム
弾性が得られないので好ましくない。これらのエ
ステルは一種でもよく、二種以上混合して用いて
もよい。 共重合体(A)におけるゴム弾性体を構成するアク
リロニトリル、メタアクリロニトリル、スチレ
ン、α−メチルスチレン、p−ビニルトルエン又
はアルキルメタアクリレートの単量体は、ゴム弾
性体を構成するアクリル酸エステルと共重合し、
得られるアクリルラバーの補強ゴムとしての性質
およびグラフト重合反応性等を改善向上させるも
のであつて、これら単量体は2種以上併用しても
よい。 多官能性のビニル単量体としては、ジビニルベ
ンゼン、エチレングリコールジメタクリレート、
ジアリルマレート、トリアリルシアヌレート、ト
リアリルイソシアヌレート、ジアリルフタレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、
メタクリル酸アリルなどが挙げられる。(なお、
アリル基とは、CH2=CHCH2−基のことをい
う。) これらの多官能性ビニル単量体を用いることに
よりアクリル酸エステル共重合体の分子間の架
橋、マトリツクスとのグラフト結合等が容易とな
り本発明に係る組成物の耐衝撃性が向上する。共
重合体(A)に用いられるアクリル酸エステル系共重
合体は、懸濁重合法等によつてもよいが、乳化重
合法によるのが粒径の制御、グラフト重合が容易
であること等から好ましい。 その場合、所定量の上記単量体混合物を乳化剤
を用いて水に乳化分散させ、適当な開始剤を用い
て重合を行なう。乳化剤としては、通常のアニオ
ン系、カチオン系、ノニオン系等のものが使用で
きるが、脂肪酸塩、例えば、牛脂石けん、ステア
リン酸ソーダ、オレイン酸ソーダ等が塩析操作が
容易であるので好ましい。 重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸
アンモニウム等の過硫酸塩、過酸化水素等、また
は、これらとL−アスコルビン酸、ロンガリツ
ト、酸性亜硫酸ソーダ、塩化第1鉄等の還元剤と
組合せたレドツクス系、その他、過酸化ベンゾイ
ル、過酸化ラウリル、アゾビスイソブチロニトリ
ル等が使用できる。 その他の重合条件は通常の重合条件でよい。グ
ラフト共重合体(A)中のゴム弾性体、すなわち、上
記アクリル酸エステル系重合体の平均粒径は0.05
〜0.45μmが適当であり、0.1〜0.35μmであればさ
らに好ましい。なお、「平均粒径」は重量平均で
表わす。 かかるゴム弾性体粒子の粒径は、グラフト重合
に使用するゴム弾性体ラテツクスの平均粒径に依
存するので、上記乳化重合により得られたアクリ
ル酸エステル系重合体ラテツクスの平均粒径が所
望の値よりも小さい場合は、リン酸、硫酸、無水
酢酸等の酸性物質をラテツクスに添加してラテツ
クス粒子の凝集肥大を行なういわゆる粒径肥大操
作を行なつて、ラテツクス粒子の粒径を調整する
のが好ましい。 ゴム弾性体の平均粒径が、0.05μm未満である
と耐衝撃性が改善されず、0.45μmを超えるとラ
テツクスが不安定となり、また、得られる組成物
の耐衝撃性、表面光沢等が低下するので好ましく
ない。必要に応じて、ラテツクスの粒径を所望の
値に調整した後、芳香族ビニル単量体10〜90重量
%、シアン化ビニル単量体10〜40重量%及びメタ
アクリル酸メチル0〜80重量%からなる単量体混
合物を、アクリル酸エステル系共重合体ラテツク
ス固形分100重量部あたり50〜300重量部に相当す
る量を、上記ラテツクスに一時にまたは、分割し
て回分的にもしくは連続的に添加して乳化グラフ
ト重合を行なう。この場合、必要に応じて、重合
開始剤その他の助剤を添加する。ゴム弾性体、す
なわち、アクリル酸エステル系共重合体ラテツク
ス固形分100重量部に対して添加する単量体混合
物の量は50〜300重量部が適当である。単量体混
合物の量が上記範囲外であると本発明に係る組成
物中のゴム弾性体含量の調整が困難となり、さら
に耐衝撃性が低下するのでで好ましくない。ま
た、単量体混合物の組成が上記範囲外であると耐
薬品性、相溶性が低下するので好ましくない。 乳化グラフト重合が終了すると、MgSO4、Al2
(SO4)3、NaCl、HCl、CaCl2等の電解質の水溶
液を添加して塩析し、得られたクラムを脱水、乾
燥する。 共重合体(B)の製造に用いられるエチレン−プロ
ピレン−非共役ジエン系ゴム弾性体は、通常
EPDMと称されているものであつて、エチレン
−プロピレン(重量比)が80/20〜30/70、好ま
しくは70/30〜40/60、また、非共役ジエンの含
量が0.1〜10モル%のものが一般的である。 なお、非共役ジエンとしては、ジシクロペンタ
ジエン、アルキリデンノルボルネン、1,4−ヘ
キサジエン等が用いられる。 かかるEPDM100重量部を、芳香族ビニル単量
体10〜90重量%、シアン化ビニル単量体10〜40重
量%及びメタアクリル酸メチル0〜80重量%から
なる単量体混合物20〜1500重量部、好ましくは20
〜580重量部に溶解し、撹拌しながら塊状−懸濁
または塊状重合法によりグラフト重合させる。 この場合、EPDMはシアン化ビニル単量体に
難溶性であるので単量体混合物の量が少ないとき
は、ヘプタン、ヘキサン、オクタン等の非重合性
有機溶媒を単量体混合物に加えるか、芳香族ビニ
ル単量体単独、または、芳香族ビニル単量体とメ
タアクリル酸メチルの混合物に溶解し、シアン化
ビニル単量体を重合中に添加することが好まし
い。重合開始剤としては、過酸化ベンゾイル、過
酸化ラウリル、ジ−ter.−ブチルパーオキサイド
[(CH3)3C−O−O−C(CH3)3]等グラフト重合
を生じやすいものが好ましい。 マトリツクスを形成する上記単量体混合物の比
率が上記範囲外であると、本発明に係る組成物中
のゴム弾性体含量の調整が困難であり、かつ、耐
衝撃性が低下するので好ましくなく、さらに、耐
薬品性等が低下する。 また、共重合体(B)を製造する場合、EPDMを
所定量の芳香族ビニル単量体またはそれとメタア
クリル酸メチルとの混合物に溶解した後、水中に
乳化分散し、その後シアン化ビニル単量体を加
え、さらに乳化分散したラテツクスを乳化グラフ
ト重合してもよい。 この場合、得られたEPDMラテツクスと共重
合体(A)の重合工程で得られたアクリル酸エステル
系共重合体ラテツクスを混合し、続いて必要量の
単量体混合物を添加してグラフト重合を行なうこ
とにより共重合体(A)及び(B)の重合及びブレンドを
一工程で行うことができる。共重合体(B)中のゴム
弾性体粒子の平均粒径は0.5〜5μm、好ましくは、
0.6〜2μmが適当である。共重合体(A)及び(B)中の
ゴム弾性体粒子の粒径を上記範囲とすることによ
り本発明に係る組成物の耐衝撃性を向上させるこ
とができる。 共重合体(C)は芳香族ビニル単量体10〜90重量
%、シアン化ビニル単量体10〜40重量%及びメタ
アクリル酸メチル0〜80重量%からなる混合物を
塊状重合、懸濁重合、塊状−懸濁重合法等で重合
することにより得られる。この場合、架橋剤を用
いると相溶性が低下するので好ましくない。 各単量体の組成が上記範囲外となると、他の共
重合体との相溶性が低下するので好ましくない。 本発明に係る組成物は、ゴム弾性体の含量、す
なわち、共重合体(A)中のアクリル酸エステル系共
重合体及び共重合体(B)中のEPDMの合計量が、
組成物全体の5〜40重量%を占めることが必要で
ある。5重量%未満であると耐衝撃性が十分でな
く、40重量%を超えるとゴム弾性体の量が過剰と
なり剛性が低下し好ましくない。 また、本発明に係る組成物に含まれるゴム弾性
体の30〜97重量%が共重合体(A)に含まれるゴム弾
性体、すなわち、アクリル酸エステル系共重合体
であることが必要である。上記範囲外であると大
粒径及び小粒径のゴム弾性体粒子比率、すなわ
ち、粒径分布が不適当となり、耐衝撃性と得られ
る成形品の外観、特に艶(光沢)とのバランスが
不良となるので、好ましくない。 共重合体(A)、(B)及び(C)の配合は、通常の押出機
等により行われる。 本発明に係る組成物は耐候性が極めて優れてお
り、また、従来の耐候性ゴム変性樹脂と異なりゴ
ム弾性体の粒径分布が二山分布をなしているので
耐衝撃性も優れている。 次に本発明を実施例及び比較例に基いて具体的
に説明する。 製造例 1 〔アクリル酸エステル系共重合体(アクリルラ
バー・ラテツクス)の製造〕 製造例 1−1 3ガラス製フラスコに脱イオン水(以後、単
に水と表記)1520g、高級脂肪酸石けん(炭素数
18を主成分とする脂肪酸のナトリウム塩)20g、
重炭酸ソーダ10gを仕込み、窒素気流下75℃に昇
温した。過硫酸カリ水溶液0.75g/20mlを添加し
た後、5分して、アクリル酸ブチルルエステル
(BA)937.5gとアクリロニトリル(AN)62.5
g、及びメタアクリル酸アリルエステル
(AMA)5gより成るモノマー混合物のうち40
gを仕込んだ。約数分で発熱が起り、重合の開始
が確認された。最初のモノマー仕込後15分でさら
に過硫酸カリ水溶液0.75g/20mlを加え、同時に
残りのモノマー混合物の連続添加を開始、2時間
30分の時点でその添加を終了したが途中1時間30
分の時点で脂肪酸石けん6gの水溶液(20mlに溶
解)を加えた。モノマー添加終了後さらに1時間
同一温度にて重合を進めた。転化率98%、平均粒
径0.08μmであつた。 このラテツクスの半量を3フラスコに入れ、
水685ml、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ
(DBS)10%水溶液5gと混合後50℃に保つた。
弱い撹拌下2.5%のリン酸水溶液320gを約1分間
で添加、次いで2分間放置後25%苛性カリ水溶液
23.4gとDBS25%水溶液14gを加え、撹拌を十分
に行なつた。平均粒径0.23μm(ナノサイザーによ
り測定)のアクリルラバー・ラテツクスが得られ
た。 製造例 1−2 BA900gとスチレン(Sh)100g及びAMA5g
より成るモノマー混合物を用いた他は製造例1−
1と同様の方法により平均粒径0.24μmのラバ
ー・ラテツクスを得た。 製造例 1−3 BA900gメタアクリル酸メチルエステル
(MMA)100g及びAMA5gより成るモノマー混
合物を用いた他は製造例1−1と同様の方法によ
り平均粒径0.25μmのラバー・ラテツクスを得た。 製造例 1−4 BA95g、AN5g及びトリメチロールプロパン
トリアクリレート(TMPT)1gより成るモノ
マー混合物にラウロイルパーオキサイド0.5gと
乳化剤としてハイテノールN−07(第一工業製薬
(株)製)4gを溶解させた。別に300gの水を入れ
た1のフラスコを準備しモノマー混合物溶液を
卓上ホモミキサーによる撹拌下に徐々に加えて乳
化、均質なエマルジヨンを得た。フラスコを重合
の出来る状態にセツトし、窒素気流下に60℃に昇
温、重合を開始した。2時間後、BA95g、AN5
g及びTMPT1gより成るモノマー混合物を添加
開始、4時間目に終了したが、引き続き1時間同
温度に保つた。転化率96%、平均粒径0.24μmの
架橋ラバー・ラテツクスが得られた。 製造例 1−5 製造例1−1で得たラバー・ラテツクス2116g
(ラバー450g)を2フラスコに入れ窒素気流下
に80℃に昇温した。BA45gとAN5g及び
TMPT1.25gの混合物を約15分で連続に仕込ん
だが、それに先立ち過硫酸カリ水溶液0.5g/15
mlを添加した。この間、系のPHは約7.5に保つた。
転化率96%、平均粒径0.25μmのラバー・ラテツ
クスが得られた。 製造例 2 (共重合体(A)の製造) 製造例 2−1 製造例1−1で得たアクリルラバー・ラテツク
ス2358g(ラバー500g)を撹拌機、還流冷却管
等を備えた3フラスコに入れ80℃まで加熱昇温
した。過硫酸カリ水溶液1.86g/50mlを加え、同
時にSt650gとAN278.6gの混合モノマーの連続
添加を始め、15分後より過硫酸カリ水溶液5.57
g/147mlの連続添加も開始した。モノマー添加
開始30分、1時間10分、及び2時間後にそれぞれ
25%苛性カリ水溶液16.3g、高級脂肪酸石けん水
溶液4.29g/35ml及び同石けん水溶液4.29g/35
mlとターピノレン5.57gを添加した。モノマー及
び過硫酸カリ水溶液の連続添加は3時間45分で完
了し、次いで30分間同温度下に放置、重合を完結
させた。このようにして得たグラフト重合体は、
ラテツクスを多量の塩化カルシウム水溶液に投入
後、ロ過乾燥した。重合の転化率は98.5%であつ
た。 製造例 2−2 製造例1−5で得たアクリルラバー・ラテツク
ス(ラバー500g)を用いた他は、製造例2−1
と同様の方法によりグラフト重合した。重合転化
率は96.5%であつた。 製造例 3 (共重合体(B)の製造) 製造例 3−1 イカリ型撹拌装置を備えた2オートクレーブ
中に、St552g、EPDM〔ムーニー粘度ML1+4
(100℃)45、沃素価25、エチリデンノルボルネン
を第3成分とする〕140g及びn−ヘプタン100g
を仕込み窒素置換した後、50℃で2時間、
100rpmの撹拌により完全に溶解した。次いで同
じ撹拌下にAN258gを40g/10分の速度で仕込
んだ後、ジter.−ブチルパーオキサイド0.5g、
ter.−ブチルパーアセテート0.13g及びターピノ
レン0.5gを仕込み、97℃で7時間20分塊状重合
を行つた。 塊状重合終了約30分前にジter.−ブチルパーオ
キサイド1.5g及びターピノレン1.5gをSt50gに
溶解して仕込んだ。重合終了時のEPDMラバー
の平均粒径は1.6μmであつた。 上記塊状重合工程で得られたシロツプを、水
1100g中に懸濁剤(アクリル酸−アクリル酸エス
テル共重合体)2.5gを含む水溶液を収容した3
オートクレーブ(3枚後退翼付撹拌器を備えた
もの)に仕込み、窒素置換したのち、この水性懸
濁系を130℃、500rpmの条件下に2時間懸濁重合
を行ない、次いで150℃に昇温して1時間ストリ
ツピングを行なつた。得られた樹脂組成物を水洗
後、100℃で乾燥し920gのグラフト共重合体樹脂
を得た。 製造例 3−2 製造例3−1に於て、EPDMを140g、Stを
380g、n−ヘプタンを100g、ANを215g、
MMAを215gとし、ANとMMAの全量を後仕込
に変更する他は同様に行つてグラフト共重合体樹
脂を得た。ラバーの平均粒径は1.8μmであつた。 製造例 3−3 イカリ型撹拌装置を備えた2フラスコ中に
St520g、EPDM130g及び油溶性乳化剤(ハイ
テノールN−08、第一工業製薬(株)製)9.75gと水
32.5mlを仕込み窒素雰囲気下55℃で3時間撹拌
し、均一に溶解した。次いで163mlの水を数分間
で撹拌下に加え、さらに585mlの水を一気に加え
て転相させて得たエマルジヨンのラバー成分の平
均粒径は0.82μm(コールターカウンター測定)で
あつた。別に、AN77.1g、TMPT0.75g、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダ1.17g及び水91.4
gよりエマルジヨンを調製し、上記エマルジヨン
の500.9gと混合することによつてSt−AN−
EPDMより成るエマルジヨンを得た。 製造例1−5で得たアクリルラバー・ラテツク
ス1110.6g(ラバー255g)を3フラスコに仕
込み、80℃に昇温した。続いて、過硫酸カリ水溶
液1g/25mlを添加と同時に上記St−AN−
EPDMエマルジヨン671.3g及び過硫酸カリ水溶
液3.34g/84mlの連続仕込を開始した。1時間20
分でエマルジヨンの仕込は完了し、次いでモノマ
ー混合物(St210g、AN90g)300gの連続仕込
を開始したが2時間に渡つて均一速度で仕込ん
だ。重合中、その開始後30分、1時間15分及び2
時間目にそれぞれ25%カセイカリ水溶液7.5g、
高級脂肪酸石けん水溶液2.57g/20ml及び同石け
ん2.57g/20mlとターピノレン3.34gを加えた。
モノマーの仕込終了後は30分間同温度に保ち、重
合を完結させた。転化率98%であつた。塩化カル
シウムを含む多量の水中に共重合体ラテツクスを
投入し、水洗、乾燥して829.5gのグラフト共重
合体を得た。 製造例 3−4 製造例1−5で得たアクリルラバー・ラテツク
スを1208.6g(ラバー277.5g)、St−AN−
EPDMエマルジヨンを335.6g、モノマーを428.5
g(St300g、AN128.5g)とした以外は製造例
3−3と同一の方法により転化率97%で833.7g
のグラフト共重合体を得た。 実施例 1 製造例2−1で得たグラフト重合体(A) 485.7g 製造例3−1で得グラフト重合体(B) 214.3g 共重合体(C)(AS樹脂St70重量%,AN30重量
%) 300.0g を酸化防止剤としてジter.−ブチルパラクレゾー
ル(DTBPC)3g、滑剤としてステアリン酸マ
グネシウム(Mg−St)5gと共にバンバリミキ
サーで混練りし、ペレツト化後、7−OZ射出成
形機によりシリンダー温度220℃、金型温度40℃
で成形した。 試験片は次の方法により衝撃強度、引張り強度
及び耐候性の評価を行なつた。 衝撃強度(ノツチ付、アイゾツド、23℃)
ASTM D−256−54T 引張り強度(23℃) ASTM D−638−61T 耐候性テストサンシヤイン・ウエザロメーター
WE−SON−HC(東洋理化)による、
初期値に対する引張り伸び保持率
(%/%)(200hrs試験後/400hrs試験
後) 結果を第1表に示す。 また、ASTM D1238に従つて樹脂組成物のフ
ローレートを測定し、その結果を第1表に示す。
測定条件は220℃、10Kgであり、測定値の単位は
g/10分である。 実施例 2 製造例2−1で得たグラフト重合体(A) 485.7g 製造例3−2グラフト共重合体(B) 214.3g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 300.0g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法によりブレンド、成形し
て試験片を得た。 結果を第1表に示す。 実施例 3 製造例2−1で製造例1−2のラバーラテツク
スを使用して得たグラフト重合体(A) 485.7g 製造例3−1グラフト重合体(B) 214.3g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 300.0g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法で成形評価した。結果を
第1表に示す。 実施例 4 製造例2−1で製造例1−3のラバーラテツク
スを使用して得たグラフト重合体(A) 485.7g 製造例3−1グラフト共重合体(B) 214.3g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 300.0g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法でブレンド成形して試験
片を得た。結果を第1表に示す。 実施例 5 製造例2−1で製造例1−5のラバーラテツク
スを使用して得たグラフト重合体(A) 485.7g 製造例3−1グラフト共重合体(B) 214.3g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 300.0g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法により試験片とし、評価
した。結果を第1表に示す。 実施例 6 製造例3−3のグラフト共重合体 414.0g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 586.0g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法により試験片とし、評価
した。結果を第1表に示す。 比較例 1 製造例2−1のグラフト重合体(A) 571.4g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 428.6g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法でブレンド、成形し評価
した。 結果を第1表に示す。 比較例 2 製造例3−1のグラフト重合体(B) 1000g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法で、ブレンドし、評価し
た。 結果を第1表に示す。 比較例 3 アクリル酸ブチルのみを製造例1−1と同様の
方法によつて重合させて得たラテツクスを使用し
て、 製造例2−1と同様の方法でグラフト重合した
共重合体 486.7g 製造例3−1の共重合体(B) 214.3g DTBPC/Mg−St 3g/5g 実施例1と同様の方法によつて成形、評価し
た。 結果を第1表に示す。実施例1と比べ、得られ
た成形品は光沢(艶)が劣り、フローマークが認
められた。 【表】
性樹脂組成物に関する。 スチレン−アクリロニトリル共重合体等からな
るマトリツクス中にゴム弾性体粒子が分散した組
成を有するゴム変性樹脂は優れた耐衝撃性を示
し、かつ、成形加工が容易であるので、電気器
具、自動車その他の部品、筐体等の材料として広
く使用されている。この場合、ゴム弾性体とし
て、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン
−ブタジエン共重合体(SBR)等の共役ジエン
系重合体が広く採用されている。これは、共役ジ
エン系重合体は分子内に二重結合を有するので、
架橋が容易であり、またマトリツクス(連続相)
とのグラフト結合が容易に形成される等の特徴を
有するので耐衝撃性の優れたゴム変性樹脂、いわ
ゆるABS樹脂が容易に得られるからであるが、
一方これらのゴム変性樹脂は、上述のように分子
内に二重結合が残存するゴム弾性体を使用しいる
ので、耐候性、特に直射日光にさらされた場合の
物性の劣化が著しく、屋外で使用する機器類の筐
体等には使用できなかつた。 かかる問題を解決する手段として、ゴム弾性体
にポリブチルアクリレートその他のアクリル酸ア
ルキルエステルの重合体、エチレン−プロピレン
−非共役ジエン三元共重合体(EPDM)その他
のモノオレフイン系ゴム弾性体等の、分子内に二
重結合を有しないか、あるいは、少量しか有しな
い飽和ゴム弾性体を用いることが知られていた。
これらの飽和ゴム変性樹脂では耐候性の改良には
著しい効果を示しているが、耐衝撃性等の機械的
物性に問題があつた。これは、本発明者の考察に
よると、アクリル酸エステル系重合体ではグラフ
ト反応が十分に進行しないこと、また、EPDM
等では、単量体に対する溶解性が不良であるこ
と、ラテツクス状態のゴム弾性体を得ることが困
難であること等の理由により、粒径分布の制御が
十分にできなかつたこと等によるものである。 本発明者は、かかる問題点を有しない耐候性耐
衝撃性樹脂組成物を得ることを目的として鋭意研
究を重ねた結果飽和ゴム弾性体を用いる場合にお
いても、ゴム弾性体粒子が二山分布を有すると効
果のあることを見出し本発明に到達したものであ
つて、かかる目的は、 芳香族ビニル単量体残基10〜90重量%、シアン
化ビニル単量体残基10〜40重量%及びメタアクリ
ル酸メチル残基0〜80重量%からなるマトリツク
ス50〜300重量部中に、炭素数が2〜12個である
一価アルコールとアクリル酸とのエステルの残基
70〜98重量%、アクリロニトリル、メタアクリロ
ニトリル、スチレン、α−メチルスチレン、p−
ビニルトルエン又はアルキルメタアクリレートの
単量体残基1.92〜27重量%及び多官能性ビニル単
量体残基0.08〜3重量%からなり、平均粒径が
0.05〜0.45μmであるゴム弾性体粒子100重量部が
分散してなるグラフト共重合体(A)、 芳香族ビニル単量体残基10〜90重量%、シアン
化ビニル単量体残基10〜40重量%及びメタアクリ
ル酸メチル残基0〜80重量%からなるマトリツク
ス20〜1500重量部中に平均粒径0.5〜5μmである
エチレン−プロピレン−非共役ジエン系ゴム弾性
体粒子100重量部を分散させてなるグラフト共重
合体(B)ならびに 芳香族ビニル単量体残基10〜90重量%、シアン
化ビニル単量体残基10〜40重量%及びメタアクリ
ル酸メチル残基0〜80重量%からなる共重合体(C) を配合してなる組成物であつて、該組成物は5〜
40重量%のゴム弾性体を含有し、かつ、該ゴム弾
性体の30〜97重量%に相当する量が共重合体(A)に
含まれるゴム弾性体である耐候性耐衝撃性樹脂組
成物によつて達成される。 本発明に用いられる芳香族ビニル単量体として
は、スチレン、α−メチルスチレン、p−ビニル
トルエンその他のビニルトルエン類が例示され
る。シアン化ビニル単量体としてはアクリロニト
リル、メタアクリロニトリル等が適当である。 共重合体(A)は乳化重合法により製造するのが生
産性、得られた共重合体の物性等の面から好まし
いが、懸濁重合、乳化−懸濁重合法によつてもよ
い。 共重合体(A)の製造に使用されるアクリル酸エス
テルとしては、アクリル酸と炭素数が2〜12個、
好ましくは4〜8個の一価のアルコールとのエス
テルが適当である。具体的には、ブチルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート等が好ま
しい。炭素数が上記範囲外であると、十分なゴム
弾性が得られないので好ましくない。これらのエ
ステルは一種でもよく、二種以上混合して用いて
もよい。 共重合体(A)におけるゴム弾性体を構成するアク
リロニトリル、メタアクリロニトリル、スチレ
ン、α−メチルスチレン、p−ビニルトルエン又
はアルキルメタアクリレートの単量体は、ゴム弾
性体を構成するアクリル酸エステルと共重合し、
得られるアクリルラバーの補強ゴムとしての性質
およびグラフト重合反応性等を改善向上させるも
のであつて、これら単量体は2種以上併用しても
よい。 多官能性のビニル単量体としては、ジビニルベ
ンゼン、エチレングリコールジメタクリレート、
ジアリルマレート、トリアリルシアヌレート、ト
リアリルイソシアヌレート、ジアリルフタレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、
メタクリル酸アリルなどが挙げられる。(なお、
アリル基とは、CH2=CHCH2−基のことをい
う。) これらの多官能性ビニル単量体を用いることに
よりアクリル酸エステル共重合体の分子間の架
橋、マトリツクスとのグラフト結合等が容易とな
り本発明に係る組成物の耐衝撃性が向上する。共
重合体(A)に用いられるアクリル酸エステル系共重
合体は、懸濁重合法等によつてもよいが、乳化重
合法によるのが粒径の制御、グラフト重合が容易
であること等から好ましい。 その場合、所定量の上記単量体混合物を乳化剤
を用いて水に乳化分散させ、適当な開始剤を用い
て重合を行なう。乳化剤としては、通常のアニオ
ン系、カチオン系、ノニオン系等のものが使用で
きるが、脂肪酸塩、例えば、牛脂石けん、ステア
リン酸ソーダ、オレイン酸ソーダ等が塩析操作が
容易であるので好ましい。 重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸
アンモニウム等の過硫酸塩、過酸化水素等、また
は、これらとL−アスコルビン酸、ロンガリツ
ト、酸性亜硫酸ソーダ、塩化第1鉄等の還元剤と
組合せたレドツクス系、その他、過酸化ベンゾイ
ル、過酸化ラウリル、アゾビスイソブチロニトリ
ル等が使用できる。 その他の重合条件は通常の重合条件でよい。グ
ラフト共重合体(A)中のゴム弾性体、すなわち、上
記アクリル酸エステル系重合体の平均粒径は0.05
〜0.45μmが適当であり、0.1〜0.35μmであればさ
らに好ましい。なお、「平均粒径」は重量平均で
表わす。 かかるゴム弾性体粒子の粒径は、グラフト重合
に使用するゴム弾性体ラテツクスの平均粒径に依
存するので、上記乳化重合により得られたアクリ
ル酸エステル系重合体ラテツクスの平均粒径が所
望の値よりも小さい場合は、リン酸、硫酸、無水
酢酸等の酸性物質をラテツクスに添加してラテツ
クス粒子の凝集肥大を行なういわゆる粒径肥大操
作を行なつて、ラテツクス粒子の粒径を調整する
のが好ましい。 ゴム弾性体の平均粒径が、0.05μm未満である
と耐衝撃性が改善されず、0.45μmを超えるとラ
テツクスが不安定となり、また、得られる組成物
の耐衝撃性、表面光沢等が低下するので好ましく
ない。必要に応じて、ラテツクスの粒径を所望の
値に調整した後、芳香族ビニル単量体10〜90重量
%、シアン化ビニル単量体10〜40重量%及びメタ
アクリル酸メチル0〜80重量%からなる単量体混
合物を、アクリル酸エステル系共重合体ラテツク
ス固形分100重量部あたり50〜300重量部に相当す
る量を、上記ラテツクスに一時にまたは、分割し
て回分的にもしくは連続的に添加して乳化グラフ
ト重合を行なう。この場合、必要に応じて、重合
開始剤その他の助剤を添加する。ゴム弾性体、す
なわち、アクリル酸エステル系共重合体ラテツク
ス固形分100重量部に対して添加する単量体混合
物の量は50〜300重量部が適当である。単量体混
合物の量が上記範囲外であると本発明に係る組成
物中のゴム弾性体含量の調整が困難となり、さら
に耐衝撃性が低下するのでで好ましくない。ま
た、単量体混合物の組成が上記範囲外であると耐
薬品性、相溶性が低下するので好ましくない。 乳化グラフト重合が終了すると、MgSO4、Al2
(SO4)3、NaCl、HCl、CaCl2等の電解質の水溶
液を添加して塩析し、得られたクラムを脱水、乾
燥する。 共重合体(B)の製造に用いられるエチレン−プロ
ピレン−非共役ジエン系ゴム弾性体は、通常
EPDMと称されているものであつて、エチレン
−プロピレン(重量比)が80/20〜30/70、好ま
しくは70/30〜40/60、また、非共役ジエンの含
量が0.1〜10モル%のものが一般的である。 なお、非共役ジエンとしては、ジシクロペンタ
ジエン、アルキリデンノルボルネン、1,4−ヘ
キサジエン等が用いられる。 かかるEPDM100重量部を、芳香族ビニル単量
体10〜90重量%、シアン化ビニル単量体10〜40重
量%及びメタアクリル酸メチル0〜80重量%から
なる単量体混合物20〜1500重量部、好ましくは20
〜580重量部に溶解し、撹拌しながら塊状−懸濁
または塊状重合法によりグラフト重合させる。 この場合、EPDMはシアン化ビニル単量体に
難溶性であるので単量体混合物の量が少ないとき
は、ヘプタン、ヘキサン、オクタン等の非重合性
有機溶媒を単量体混合物に加えるか、芳香族ビニ
ル単量体単独、または、芳香族ビニル単量体とメ
タアクリル酸メチルの混合物に溶解し、シアン化
ビニル単量体を重合中に添加することが好まし
い。重合開始剤としては、過酸化ベンゾイル、過
酸化ラウリル、ジ−ter.−ブチルパーオキサイド
[(CH3)3C−O−O−C(CH3)3]等グラフト重合
を生じやすいものが好ましい。 マトリツクスを形成する上記単量体混合物の比
率が上記範囲外であると、本発明に係る組成物中
のゴム弾性体含量の調整が困難であり、かつ、耐
衝撃性が低下するので好ましくなく、さらに、耐
薬品性等が低下する。 また、共重合体(B)を製造する場合、EPDMを
所定量の芳香族ビニル単量体またはそれとメタア
クリル酸メチルとの混合物に溶解した後、水中に
乳化分散し、その後シアン化ビニル単量体を加
え、さらに乳化分散したラテツクスを乳化グラフ
ト重合してもよい。 この場合、得られたEPDMラテツクスと共重
合体(A)の重合工程で得られたアクリル酸エステル
系共重合体ラテツクスを混合し、続いて必要量の
単量体混合物を添加してグラフト重合を行なうこ
とにより共重合体(A)及び(B)の重合及びブレンドを
一工程で行うことができる。共重合体(B)中のゴム
弾性体粒子の平均粒径は0.5〜5μm、好ましくは、
0.6〜2μmが適当である。共重合体(A)及び(B)中の
ゴム弾性体粒子の粒径を上記範囲とすることによ
り本発明に係る組成物の耐衝撃性を向上させるこ
とができる。 共重合体(C)は芳香族ビニル単量体10〜90重量
%、シアン化ビニル単量体10〜40重量%及びメタ
アクリル酸メチル0〜80重量%からなる混合物を
塊状重合、懸濁重合、塊状−懸濁重合法等で重合
することにより得られる。この場合、架橋剤を用
いると相溶性が低下するので好ましくない。 各単量体の組成が上記範囲外となると、他の共
重合体との相溶性が低下するので好ましくない。 本発明に係る組成物は、ゴム弾性体の含量、す
なわち、共重合体(A)中のアクリル酸エステル系共
重合体及び共重合体(B)中のEPDMの合計量が、
組成物全体の5〜40重量%を占めることが必要で
ある。5重量%未満であると耐衝撃性が十分でな
く、40重量%を超えるとゴム弾性体の量が過剰と
なり剛性が低下し好ましくない。 また、本発明に係る組成物に含まれるゴム弾性
体の30〜97重量%が共重合体(A)に含まれるゴム弾
性体、すなわち、アクリル酸エステル系共重合体
であることが必要である。上記範囲外であると大
粒径及び小粒径のゴム弾性体粒子比率、すなわ
ち、粒径分布が不適当となり、耐衝撃性と得られ
る成形品の外観、特に艶(光沢)とのバランスが
不良となるので、好ましくない。 共重合体(A)、(B)及び(C)の配合は、通常の押出機
等により行われる。 本発明に係る組成物は耐候性が極めて優れてお
り、また、従来の耐候性ゴム変性樹脂と異なりゴ
ム弾性体の粒径分布が二山分布をなしているので
耐衝撃性も優れている。 次に本発明を実施例及び比較例に基いて具体的
に説明する。 製造例 1 〔アクリル酸エステル系共重合体(アクリルラ
バー・ラテツクス)の製造〕 製造例 1−1 3ガラス製フラスコに脱イオン水(以後、単
に水と表記)1520g、高級脂肪酸石けん(炭素数
18を主成分とする脂肪酸のナトリウム塩)20g、
重炭酸ソーダ10gを仕込み、窒素気流下75℃に昇
温した。過硫酸カリ水溶液0.75g/20mlを添加し
た後、5分して、アクリル酸ブチルルエステル
(BA)937.5gとアクリロニトリル(AN)62.5
g、及びメタアクリル酸アリルエステル
(AMA)5gより成るモノマー混合物のうち40
gを仕込んだ。約数分で発熱が起り、重合の開始
が確認された。最初のモノマー仕込後15分でさら
に過硫酸カリ水溶液0.75g/20mlを加え、同時に
残りのモノマー混合物の連続添加を開始、2時間
30分の時点でその添加を終了したが途中1時間30
分の時点で脂肪酸石けん6gの水溶液(20mlに溶
解)を加えた。モノマー添加終了後さらに1時間
同一温度にて重合を進めた。転化率98%、平均粒
径0.08μmであつた。 このラテツクスの半量を3フラスコに入れ、
水685ml、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ
(DBS)10%水溶液5gと混合後50℃に保つた。
弱い撹拌下2.5%のリン酸水溶液320gを約1分間
で添加、次いで2分間放置後25%苛性カリ水溶液
23.4gとDBS25%水溶液14gを加え、撹拌を十分
に行なつた。平均粒径0.23μm(ナノサイザーによ
り測定)のアクリルラバー・ラテツクスが得られ
た。 製造例 1−2 BA900gとスチレン(Sh)100g及びAMA5g
より成るモノマー混合物を用いた他は製造例1−
1と同様の方法により平均粒径0.24μmのラバ
ー・ラテツクスを得た。 製造例 1−3 BA900gメタアクリル酸メチルエステル
(MMA)100g及びAMA5gより成るモノマー混
合物を用いた他は製造例1−1と同様の方法によ
り平均粒径0.25μmのラバー・ラテツクスを得た。 製造例 1−4 BA95g、AN5g及びトリメチロールプロパン
トリアクリレート(TMPT)1gより成るモノ
マー混合物にラウロイルパーオキサイド0.5gと
乳化剤としてハイテノールN−07(第一工業製薬
(株)製)4gを溶解させた。別に300gの水を入れ
た1のフラスコを準備しモノマー混合物溶液を
卓上ホモミキサーによる撹拌下に徐々に加えて乳
化、均質なエマルジヨンを得た。フラスコを重合
の出来る状態にセツトし、窒素気流下に60℃に昇
温、重合を開始した。2時間後、BA95g、AN5
g及びTMPT1gより成るモノマー混合物を添加
開始、4時間目に終了したが、引き続き1時間同
温度に保つた。転化率96%、平均粒径0.24μmの
架橋ラバー・ラテツクスが得られた。 製造例 1−5 製造例1−1で得たラバー・ラテツクス2116g
(ラバー450g)を2フラスコに入れ窒素気流下
に80℃に昇温した。BA45gとAN5g及び
TMPT1.25gの混合物を約15分で連続に仕込ん
だが、それに先立ち過硫酸カリ水溶液0.5g/15
mlを添加した。この間、系のPHは約7.5に保つた。
転化率96%、平均粒径0.25μmのラバー・ラテツ
クスが得られた。 製造例 2 (共重合体(A)の製造) 製造例 2−1 製造例1−1で得たアクリルラバー・ラテツク
ス2358g(ラバー500g)を撹拌機、還流冷却管
等を備えた3フラスコに入れ80℃まで加熱昇温
した。過硫酸カリ水溶液1.86g/50mlを加え、同
時にSt650gとAN278.6gの混合モノマーの連続
添加を始め、15分後より過硫酸カリ水溶液5.57
g/147mlの連続添加も開始した。モノマー添加
開始30分、1時間10分、及び2時間後にそれぞれ
25%苛性カリ水溶液16.3g、高級脂肪酸石けん水
溶液4.29g/35ml及び同石けん水溶液4.29g/35
mlとターピノレン5.57gを添加した。モノマー及
び過硫酸カリ水溶液の連続添加は3時間45分で完
了し、次いで30分間同温度下に放置、重合を完結
させた。このようにして得たグラフト重合体は、
ラテツクスを多量の塩化カルシウム水溶液に投入
後、ロ過乾燥した。重合の転化率は98.5%であつ
た。 製造例 2−2 製造例1−5で得たアクリルラバー・ラテツク
ス(ラバー500g)を用いた他は、製造例2−1
と同様の方法によりグラフト重合した。重合転化
率は96.5%であつた。 製造例 3 (共重合体(B)の製造) 製造例 3−1 イカリ型撹拌装置を備えた2オートクレーブ
中に、St552g、EPDM〔ムーニー粘度ML1+4
(100℃)45、沃素価25、エチリデンノルボルネン
を第3成分とする〕140g及びn−ヘプタン100g
を仕込み窒素置換した後、50℃で2時間、
100rpmの撹拌により完全に溶解した。次いで同
じ撹拌下にAN258gを40g/10分の速度で仕込
んだ後、ジter.−ブチルパーオキサイド0.5g、
ter.−ブチルパーアセテート0.13g及びターピノ
レン0.5gを仕込み、97℃で7時間20分塊状重合
を行つた。 塊状重合終了約30分前にジter.−ブチルパーオ
キサイド1.5g及びターピノレン1.5gをSt50gに
溶解して仕込んだ。重合終了時のEPDMラバー
の平均粒径は1.6μmであつた。 上記塊状重合工程で得られたシロツプを、水
1100g中に懸濁剤(アクリル酸−アクリル酸エス
テル共重合体)2.5gを含む水溶液を収容した3
オートクレーブ(3枚後退翼付撹拌器を備えた
もの)に仕込み、窒素置換したのち、この水性懸
濁系を130℃、500rpmの条件下に2時間懸濁重合
を行ない、次いで150℃に昇温して1時間ストリ
ツピングを行なつた。得られた樹脂組成物を水洗
後、100℃で乾燥し920gのグラフト共重合体樹脂
を得た。 製造例 3−2 製造例3−1に於て、EPDMを140g、Stを
380g、n−ヘプタンを100g、ANを215g、
MMAを215gとし、ANとMMAの全量を後仕込
に変更する他は同様に行つてグラフト共重合体樹
脂を得た。ラバーの平均粒径は1.8μmであつた。 製造例 3−3 イカリ型撹拌装置を備えた2フラスコ中に
St520g、EPDM130g及び油溶性乳化剤(ハイ
テノールN−08、第一工業製薬(株)製)9.75gと水
32.5mlを仕込み窒素雰囲気下55℃で3時間撹拌
し、均一に溶解した。次いで163mlの水を数分間
で撹拌下に加え、さらに585mlの水を一気に加え
て転相させて得たエマルジヨンのラバー成分の平
均粒径は0.82μm(コールターカウンター測定)で
あつた。別に、AN77.1g、TMPT0.75g、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダ1.17g及び水91.4
gよりエマルジヨンを調製し、上記エマルジヨン
の500.9gと混合することによつてSt−AN−
EPDMより成るエマルジヨンを得た。 製造例1−5で得たアクリルラバー・ラテツク
ス1110.6g(ラバー255g)を3フラスコに仕
込み、80℃に昇温した。続いて、過硫酸カリ水溶
液1g/25mlを添加と同時に上記St−AN−
EPDMエマルジヨン671.3g及び過硫酸カリ水溶
液3.34g/84mlの連続仕込を開始した。1時間20
分でエマルジヨンの仕込は完了し、次いでモノマ
ー混合物(St210g、AN90g)300gの連続仕込
を開始したが2時間に渡つて均一速度で仕込ん
だ。重合中、その開始後30分、1時間15分及び2
時間目にそれぞれ25%カセイカリ水溶液7.5g、
高級脂肪酸石けん水溶液2.57g/20ml及び同石け
ん2.57g/20mlとターピノレン3.34gを加えた。
モノマーの仕込終了後は30分間同温度に保ち、重
合を完結させた。転化率98%であつた。塩化カル
シウムを含む多量の水中に共重合体ラテツクスを
投入し、水洗、乾燥して829.5gのグラフト共重
合体を得た。 製造例 3−4 製造例1−5で得たアクリルラバー・ラテツク
スを1208.6g(ラバー277.5g)、St−AN−
EPDMエマルジヨンを335.6g、モノマーを428.5
g(St300g、AN128.5g)とした以外は製造例
3−3と同一の方法により転化率97%で833.7g
のグラフト共重合体を得た。 実施例 1 製造例2−1で得たグラフト重合体(A) 485.7g 製造例3−1で得グラフト重合体(B) 214.3g 共重合体(C)(AS樹脂St70重量%,AN30重量
%) 300.0g を酸化防止剤としてジter.−ブチルパラクレゾー
ル(DTBPC)3g、滑剤としてステアリン酸マ
グネシウム(Mg−St)5gと共にバンバリミキ
サーで混練りし、ペレツト化後、7−OZ射出成
形機によりシリンダー温度220℃、金型温度40℃
で成形した。 試験片は次の方法により衝撃強度、引張り強度
及び耐候性の評価を行なつた。 衝撃強度(ノツチ付、アイゾツド、23℃)
ASTM D−256−54T 引張り強度(23℃) ASTM D−638−61T 耐候性テストサンシヤイン・ウエザロメーター
WE−SON−HC(東洋理化)による、
初期値に対する引張り伸び保持率
(%/%)(200hrs試験後/400hrs試験
後) 結果を第1表に示す。 また、ASTM D1238に従つて樹脂組成物のフ
ローレートを測定し、その結果を第1表に示す。
測定条件は220℃、10Kgであり、測定値の単位は
g/10分である。 実施例 2 製造例2−1で得たグラフト重合体(A) 485.7g 製造例3−2グラフト共重合体(B) 214.3g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 300.0g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法によりブレンド、成形し
て試験片を得た。 結果を第1表に示す。 実施例 3 製造例2−1で製造例1−2のラバーラテツク
スを使用して得たグラフト重合体(A) 485.7g 製造例3−1グラフト重合体(B) 214.3g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 300.0g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法で成形評価した。結果を
第1表に示す。 実施例 4 製造例2−1で製造例1−3のラバーラテツク
スを使用して得たグラフト重合体(A) 485.7g 製造例3−1グラフト共重合体(B) 214.3g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 300.0g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法でブレンド成形して試験
片を得た。結果を第1表に示す。 実施例 5 製造例2−1で製造例1−5のラバーラテツク
スを使用して得たグラフト重合体(A) 485.7g 製造例3−1グラフト共重合体(B) 214.3g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 300.0g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法により試験片とし、評価
した。結果を第1表に示す。 実施例 6 製造例3−3のグラフト共重合体 414.0g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 586.0g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法により試験片とし、評価
した。結果を第1表に示す。 比較例 1 製造例2−1のグラフト重合体(A) 571.4g 共重合体(C)(実施例1と同じ) 428.6g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法でブレンド、成形し評価
した。 結果を第1表に示す。 比較例 2 製造例3−1のグラフト重合体(B) 1000g DTBPC/Mg−St 3g/5g を実施例1と同様の方法で、ブレンドし、評価し
た。 結果を第1表に示す。 比較例 3 アクリル酸ブチルのみを製造例1−1と同様の
方法によつて重合させて得たラテツクスを使用し
て、 製造例2−1と同様の方法でグラフト重合した
共重合体 486.7g 製造例3−1の共重合体(B) 214.3g DTBPC/Mg−St 3g/5g 実施例1と同様の方法によつて成形、評価し
た。 結果を第1表に示す。実施例1と比べ、得られ
た成形品は光沢(艶)が劣り、フローマークが認
められた。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 芳香族ビニル単量体残基10〜90重量%、シア
ン化ビニル単量体残基10〜40重量%及びメタアク
リル酸メチル残基0〜80重量%からなるマトリツ
クス50〜300重量部中に、炭素数が2〜12個であ
る一価アルコールとアクリル酸とのエステルの残
基70〜98重量%、アクリロニトリル、メタアクリ
ロニトリル、スチレン、α−メチルスチレン、p
−ビニルトルエン又はアルキルメタアクリレート
の単量体残基1.92〜27重量%及び多官能性ビニル
単量体残基0.08〜3重量%からなり、平均粒径が
0.05〜0.45μmであるゴム弾性体粒子100重量部が
分散してなるグラフト共重合体(A)、 芳香族ビニル単量体残基10〜90重量%、シアン
化ビニル単量体残基10〜40重量%及びメタアクリ
ル酸メチル残基0〜80重量%からなるマトリツク
ス20〜1500重量部中に平均粒径0.5〜5μmである
エチレン−プロピレン−非共役ジエン系ゴム弾性
体粒子100重量部を分散させてなるグラフト共重
合体(B)ならびに 芳香族ビニル単量体残基10〜90重量%、シアン
化ビニル単量体残基10〜40重量%及びメタアクリ
ル酸メチル残基0〜80重量%からなる共重合体(C) を配合してなる組成物であつて、該組成物は5
〜40重量%のゴム弾性体を含有し、かつ、該ゴム
弾性体の30〜97重量%に相当する量が共重合体(A)
に含まれるゴム弾性体であることを特徴とする耐
候性耐衝撃性樹脂組成物。 2 共重合体(B)が芳香族ビニル単量体残基10〜90
重量%、シアン化ビニル単量体残基10〜40重量%
及びメタアクリル酸メチル残基0〜80重量%から
なるマトリツクス20〜580重量部中に平均粒径0.5
〜5μmであるエチレン−プロピレン−非共役ジエ
ン系ゴム弾性体粒子100重量部を分散させてなる
グラフト共重合体である特許請求の範囲第1項記
載の組成物。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11351183A JPS604545A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 耐候性耐衝撃性樹脂組成物 |
| US06/620,710 US4585832A (en) | 1983-06-23 | 1984-06-14 | Weather and impact resistant resin composition and process for its preparation |
| GB08415347A GB2142034B (en) | 1983-06-23 | 1984-06-15 | Weather and impact resistant resin compositions |
| DE19843422919 DE3422919A1 (de) | 1983-06-23 | 1984-06-20 | Wetter- und schlagfeste harzmasse und verfahren zu ihrer herstellung |
| BE0/213192A BE899982A (fr) | 1983-06-23 | 1984-06-21 | Composition de resine resistant aux intemperies et aux chocs et procede pour sa preparation. |
| FR8409816A FR2549075B1 (fr) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Composition de resine resistant aux intemperies et aux chocs et procede pour sa preparation |
| AU29775/84A AU565922B2 (en) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Graft copolymer composition |
| CA000457213A CA1233589A (en) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Weather and impact resistant resin composition and process for its preparation |
| US06/814,794 US4699947A (en) | 1983-06-23 | 1985-12-30 | Weather and impact resistant resin composition and process for its preparation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11351183A JPS604545A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 耐候性耐衝撃性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS604545A JPS604545A (ja) | 1985-01-11 |
| JPH0468341B2 true JPH0468341B2 (ja) | 1992-11-02 |
Family
ID=14614185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11351183A Granted JPS604545A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 耐候性耐衝撃性樹脂組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604545A (ja) |
| BE (1) | BE899982A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101321237B1 (ko) * | 2011-09-08 | 2013-10-28 | 던롭 스포츠 가부시키가이샤 | 골프공 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62132953A (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-16 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | 耐薬品性、リブ強度に優れる耐候性樹脂組成物 |
| JPS62151442A (ja) * | 1985-12-26 | 1987-07-06 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | 発色性、耐薬品性、リブ強度に優れる耐候性樹脂組成物 |
| JPS63245458A (ja) * | 1986-10-06 | 1988-10-12 | ザ ダウ ケミカル カンパニ− | Epdmグラフトタ−ポリマ−とアクリレ−トゴムからなるブレンド |
| JP4618692B2 (ja) * | 1998-10-29 | 2011-01-26 | ユーエムジー・エービーエス株式会社 | ゴム含有グラフト重合体及び熱可塑性樹脂組成物 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57164147A (en) * | 1981-04-01 | 1982-10-08 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | Thermoplastic resin composition having excellent colorability |
-
1983
- 1983-06-23 JP JP11351183A patent/JPS604545A/ja active Granted
-
1984
- 1984-06-21 BE BE0/213192A patent/BE899982A/fr not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101321237B1 (ko) * | 2011-09-08 | 2013-10-28 | 던롭 스포츠 가부시키가이샤 | 골프공 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS604545A (ja) | 1985-01-11 |
| BE899982A (fr) | 1984-12-21 |
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