JPH0469126B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0469126B2 JPH0469126B2 JP4429984A JP4429984A JPH0469126B2 JP H0469126 B2 JPH0469126 B2 JP H0469126B2 JP 4429984 A JP4429984 A JP 4429984A JP 4429984 A JP4429984 A JP 4429984A JP H0469126 B2 JPH0469126 B2 JP H0469126B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mpdd
- basic
- aluminum silicate
- dioxane
- synthetic aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
Description
本発明は、新規1,3−ジオキサン誘導体を有
効成分として含有する経口薬の製剤方法に関する
ものである。 本願1,3−ジオキサン誘導体は一般式: (但し式中、R1はH又はCH3を、R2はH、CH3
又はC2H5を夫々表す。) で示される化合物であつて、先に、特願58−
144709号として、本出願人によつて開示された新
規化合物である。とりわけ、一般式()におい
て、R1がH、R2がCH3である場合の2−(4−メ
チル−3−ペンテニル)−2,4−ジメチル−1,
3−ジオキサン(以下MPDDの略称する)及び
その近似誘導体は、新規抗潰瘍薬としてその治療
効果が期待される化合物である。 一般式に属する化合物として、上記MPDD
の他に次のような化合物を例示することができ
る。 2−(4−メチル−3−ペンテニル)−4,6−ジ
メチル−1,3−ジオキサン 2−(4−メチル−3−ペンテニル)−6−メチル
−1,3−ジオキサン 2−(4−メチル−3−ペンテニル)−2,6−ジ
メチル−1,3−ジオキサン 2−(4−メチル−3−ペンテニル)−2−エチル
−4−メチル−1,3−ジオキサン ところで、このMPDD及びその類緑化合物は、
液状物質であるため、臨床的に経口薬として用い
る場合、液状のまゝ充填できる軟カプセル以外
は、そのまゝでは使用できないので散剤或は顆粒
剤などとして使用するためには医薬製造上使用が
許される賦形剤に吸着させて粉末化することを必
要とする。しかしながら、本願MPDD及びその
近似誘導体を、現在一般に用いられている賦形剤
によつて粉末化を行うと、経時的に分解が進行す
ることが判明し、製剤化が困難であつた。本願発
明者らは、この化合物の安定の製剤化を目的にし
て、様々な検討を加えた結果、該MPDD及びそ
の近似誘導体は、予め塩基で処理することによつ
てアルカリ性にした賦形剤を用いて粉末化を行う
と、経時分解が全く起らないことを見い出し本発
明を完成した。 本発明は、一般に使用が認められている賦形
剤、たとえば、合成ケイ酸アルミニウム、アビセ
ル、イノシリン、アルカマツク、サイロイド、β
−シクロデキストリン及びL−グルタミン等を単
独で、或は、これらの任意の混合物について、医
薬上使用が許される塩基物質、たとえば、塩基性
アミノ酸或は無機塩基等を用いて塩基処理を行
い、得られた塩基性の賦形剤を用いて常法により
本願MPDD及びその近似誘導体を粉末化して製
剤するものである。上記塩基性アミノ酸として
は、リジン、アルギニン等が挙げられ、又、医薬
製造上使用が許される無機塩類としては、例え
ば、NaHCO3,Na2CO3,NaOH,KOH,
KHCO3及びK2CO3等をあげることができる。 塩基性処理方法の具体例としては、上記塩基性
アミノ酸の場合は、採用される賦形剤の性状に応
じて、該アミノ酸の含有量が、5〜50%程度の範
囲になるように賦形剤に均一に混合する方法が、
又、無機塩基を使用する場合として、該無機塩基
の0.05〜0.5規定程度の適当な溶液たとえば水溶
液を作り、この液を適宜採用される賦形剤に加え
て、そのPH値をおよそ8以上にした後、乾燥する
方法などがあげられる。 本願方法によつて製造されるMPDD若しくは
その近似誘導体を含有する経口剤は、殆んど経時
分解を生ぜず、又薬剤としての有効性もいさゝか
も損なわれないものである。第1表は、後掲実施
例1〜5によつて得られる各経口剤1〜5につい
て、製剤化直後と、製剤化後1週間における
MPDDの残存率(%)を測定した結果である。
なお、対照は、実施例1において、L−アルギニ
ン処理を行なわない合成ケイ酸アルミニウムを用
いて、製剤化したものゝMPDDの残存率(%)
である。
効成分として含有する経口薬の製剤方法に関する
ものである。 本願1,3−ジオキサン誘導体は一般式: (但し式中、R1はH又はCH3を、R2はH、CH3
又はC2H5を夫々表す。) で示される化合物であつて、先に、特願58−
144709号として、本出願人によつて開示された新
規化合物である。とりわけ、一般式()におい
て、R1がH、R2がCH3である場合の2−(4−メ
チル−3−ペンテニル)−2,4−ジメチル−1,
3−ジオキサン(以下MPDDの略称する)及び
その近似誘導体は、新規抗潰瘍薬としてその治療
効果が期待される化合物である。 一般式に属する化合物として、上記MPDD
の他に次のような化合物を例示することができ
る。 2−(4−メチル−3−ペンテニル)−4,6−ジ
メチル−1,3−ジオキサン 2−(4−メチル−3−ペンテニル)−6−メチル
−1,3−ジオキサン 2−(4−メチル−3−ペンテニル)−2,6−ジ
メチル−1,3−ジオキサン 2−(4−メチル−3−ペンテニル)−2−エチル
−4−メチル−1,3−ジオキサン ところで、このMPDD及びその類緑化合物は、
液状物質であるため、臨床的に経口薬として用い
る場合、液状のまゝ充填できる軟カプセル以外
は、そのまゝでは使用できないので散剤或は顆粒
剤などとして使用するためには医薬製造上使用が
許される賦形剤に吸着させて粉末化することを必
要とする。しかしながら、本願MPDD及びその
近似誘導体を、現在一般に用いられている賦形剤
によつて粉末化を行うと、経時的に分解が進行す
ることが判明し、製剤化が困難であつた。本願発
明者らは、この化合物の安定の製剤化を目的にし
て、様々な検討を加えた結果、該MPDD及びそ
の近似誘導体は、予め塩基で処理することによつ
てアルカリ性にした賦形剤を用いて粉末化を行う
と、経時分解が全く起らないことを見い出し本発
明を完成した。 本発明は、一般に使用が認められている賦形
剤、たとえば、合成ケイ酸アルミニウム、アビセ
ル、イノシリン、アルカマツク、サイロイド、β
−シクロデキストリン及びL−グルタミン等を単
独で、或は、これらの任意の混合物について、医
薬上使用が許される塩基物質、たとえば、塩基性
アミノ酸或は無機塩基等を用いて塩基処理を行
い、得られた塩基性の賦形剤を用いて常法により
本願MPDD及びその近似誘導体を粉末化して製
剤するものである。上記塩基性アミノ酸として
は、リジン、アルギニン等が挙げられ、又、医薬
製造上使用が許される無機塩類としては、例え
ば、NaHCO3,Na2CO3,NaOH,KOH,
KHCO3及びK2CO3等をあげることができる。 塩基性処理方法の具体例としては、上記塩基性
アミノ酸の場合は、採用される賦形剤の性状に応
じて、該アミノ酸の含有量が、5〜50%程度の範
囲になるように賦形剤に均一に混合する方法が、
又、無機塩基を使用する場合として、該無機塩基
の0.05〜0.5規定程度の適当な溶液たとえば水溶
液を作り、この液を適宜採用される賦形剤に加え
て、そのPH値をおよそ8以上にした後、乾燥する
方法などがあげられる。 本願方法によつて製造されるMPDD若しくは
その近似誘導体を含有する経口剤は、殆んど経時
分解を生ぜず、又薬剤としての有効性もいさゝか
も損なわれないものである。第1表は、後掲実施
例1〜5によつて得られる各経口剤1〜5につい
て、製剤化直後と、製剤化後1週間における
MPDDの残存率(%)を測定した結果である。
なお、対照は、実施例1において、L−アルギニ
ン処理を行なわない合成ケイ酸アルミニウムを用
いて、製剤化したものゝMPDDの残存率(%)
である。
【表】
以下に、本願方法の実施例を掲げる。
実施例 1
合成ケイ酸アルミニウム6gにL−アルギニン
1g及び精製水150mlを加えて1時間混合し、こ
れを減圧留去し、残留物を粉砕して、40℃で2〜
3時間乾燥し、乾燥減量が規格に適合したものを
得た。この塩基性処理をした合成ケイ酸アルミニ
ウムを用いた下記の処方で混合して粉末とした。 MFDD ………400mg 塩基性合理合成ケイ酸アルミニウム ………309mg 乳 糖 ………120mg アビセル ………180mg 実施例 2 実施例1において、合成ケイ酸アルミニウムの
代りにサイロイド2.0gを用い、L−アルギニン
450mgにより実施例1と同様に塩基性処理を行い、
下記処方で粉末とした。 MPDD ………400mg 塩基性処理サイロイド ………327mg 乳 糖 ………400mg 実施例 3 実施例1の合成ケイ酸アルミニウムの代りに、
アルカマツク6.0gを用いて、実施例1の方法に
より塩基性処理したアルカマツクを用い下記の処
方で混合して粉末とした。 MPDD ………400mg 塩基性処理アルカマツク ………154mg 乳 糖 ………500mg アビセル ………180mg 実施例 4 実施例1の合成ケイ酸アルミニウムの代りにノ
イシリン2.0gを用い、L−アルギニン450mgによ
り塩基性処理を行い、下記の処方で混合して粉末
とした。 MPDD ………400mg 塩基性処理ノイシリン ………157mg 乳 糖 ………550mg 実施例 5 合成ケイ酸アルミニウム3gに、
0.1NNaHCO3水溶液16mlを加えて、1時間かく
はんする。これを吸引ろ渦して、残渣を50℃で2
〜3時間乾燥する。この粉末を用いて下記の処方
で混合して粉末とした。 MPDD ………400mg 塩基性処理合成ケイ酸アルミニウム ………360mg 乳 糖 ………120mg アビセル ………180mg
1g及び精製水150mlを加えて1時間混合し、こ
れを減圧留去し、残留物を粉砕して、40℃で2〜
3時間乾燥し、乾燥減量が規格に適合したものを
得た。この塩基性処理をした合成ケイ酸アルミニ
ウムを用いた下記の処方で混合して粉末とした。 MFDD ………400mg 塩基性合理合成ケイ酸アルミニウム ………309mg 乳 糖 ………120mg アビセル ………180mg 実施例 2 実施例1において、合成ケイ酸アルミニウムの
代りにサイロイド2.0gを用い、L−アルギニン
450mgにより実施例1と同様に塩基性処理を行い、
下記処方で粉末とした。 MPDD ………400mg 塩基性処理サイロイド ………327mg 乳 糖 ………400mg 実施例 3 実施例1の合成ケイ酸アルミニウムの代りに、
アルカマツク6.0gを用いて、実施例1の方法に
より塩基性処理したアルカマツクを用い下記の処
方で混合して粉末とした。 MPDD ………400mg 塩基性処理アルカマツク ………154mg 乳 糖 ………500mg アビセル ………180mg 実施例 4 実施例1の合成ケイ酸アルミニウムの代りにノ
イシリン2.0gを用い、L−アルギニン450mgによ
り塩基性処理を行い、下記の処方で混合して粉末
とした。 MPDD ………400mg 塩基性処理ノイシリン ………157mg 乳 糖 ………550mg 実施例 5 合成ケイ酸アルミニウム3gに、
0.1NNaHCO3水溶液16mlを加えて、1時間かく
はんする。これを吸引ろ渦して、残渣を50℃で2
〜3時間乾燥する。この粉末を用いて下記の処方
で混合して粉末とした。 MPDD ………400mg 塩基性処理合成ケイ酸アルミニウム ………360mg 乳 糖 ………120mg アビセル ………180mg
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式: (但し式中、R1はH又はCH3を、R2はH、CH3
又はC2H5を夫々表す。) で示される1,3−ジオキサン誘導体を、製剤上
許容される無機塩基及び/又は塩基性アミノ酸に
よつて塩基性にした賦形剤を用いて常法により経
口剤とすることを特徴とする化学的に安定な経口
薬の製剤方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4429984A JPS60188330A (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 1,3−ジオキサン誘導体を含有する経口薬の製剤方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4429984A JPS60188330A (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 1,3−ジオキサン誘導体を含有する経口薬の製剤方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60188330A JPS60188330A (ja) | 1985-09-25 |
| JPH0469126B2 true JPH0469126B2 (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=12687624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4429984A Granted JPS60188330A (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 1,3−ジオキサン誘導体を含有する経口薬の製剤方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60188330A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005015474A (ja) * | 2003-06-06 | 2005-01-20 | Sankyo Co Ltd | トリアゾール化合物を含有する医薬組成物 |
| EP1632228A4 (en) * | 2003-06-06 | 2006-11-29 | Sankyo Co | MEDICINAL COMPOSITION CONTAINING TRIAZOLE COMPOUND |
-
1984
- 1984-03-07 JP JP4429984A patent/JPS60188330A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60188330A (ja) | 1985-09-25 |
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