JPH0469813A - テープ状記録媒体ならびにその製造方法 - Google Patents
テープ状記録媒体ならびにその製造方法Info
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- JPH0469813A JPH0469813A JP18151890A JP18151890A JPH0469813A JP H0469813 A JPH0469813 A JP H0469813A JP 18151890 A JP18151890 A JP 18151890A JP 18151890 A JP18151890 A JP 18151890A JP H0469813 A JPH0469813 A JP H0469813A
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- recording medium
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、例えばVTR用磁気テープカートリッジなど
に用いるテープ状の記録媒体ならびにその製造方法に係
り、特にそれのベースフィルムならびにそのベースフィ
ルムを用いて形成した原反のスリット方法に関するもの
である。
に用いるテープ状の記録媒体ならびにその製造方法に係
り、特にそれのベースフィルムならびにそのベースフィ
ルムを用いて形成した原反のスリット方法に関するもの
である。
[従来の技術]
磁気テープカートリッジなどに用いる磁気テープは、例
えばポリエチレンテレフタレートなどからなる幅広のプ
ラスチックフィルムからなるベースフィルム上に、所定
の厚みを有する磁性層を例えば塗布あるいは蒸着などの
適宜な方法で形成して原反とする。そしてこの原反をス
リッタにかけて多数の所定の櫂を有する磁気テープを得
て、この磁気テープをカートリッジケース内に組み込ん
で磁気テープカートリッジを組み立てている。
えばポリエチレンテレフタレートなどからなる幅広のプ
ラスチックフィルムからなるベースフィルム上に、所定
の厚みを有する磁性層を例えば塗布あるいは蒸着などの
適宜な方法で形成して原反とする。そしてこの原反をス
リッタにかけて多数の所定の櫂を有する磁気テープを得
て、この磁気テープをカートリッジケース内に組み込ん
で磁気テープカートリッジを組み立てている。
[発明が解決しようとする課題]
ところで従来の磁気テープ、特にVTR用磁気テープな
どでは、繰り返し使用によりドロップアウトが増加し、
また走行性が悪化するという問題がある。
どでは、繰り返し使用によりドロップアウトが増加し、
また走行性が悪化するという問題がある。
本発明者等はこれらの問題について種々検討した結果、
スリット時における磁気テープの切り口の状態が前述の
ドロップアウトの発生や走行性の良し悪しに大きく影響
していることを解明した。
スリット時における磁気テープの切り口の状態が前述の
ドロップアウトの発生や走行性の良し悪しに大きく影響
していることを解明した。
すなわち、従来の磁気テープに用いら九でいるポリエチ
レンテレフタレート製のベースフィルムは、磁気テープ
の長手方向の弾性率(EMD)が通常、700Kg/m
m”程度であり、その長手方向と直交する幅方向の弾性
率(ETD)が500Kg/mm”程度であり、長手方
向の弾性率(EMD)に対する幅方向の弾性率(ETD
)の比率(ETD) / (EMD)が1/1.4=0
.7となり、長手方向の弾性率(EMD)の方が幅方向
の弾性率(ETD)よりも大である。
レンテレフタレート製のベースフィルムは、磁気テープ
の長手方向の弾性率(EMD)が通常、700Kg/m
m”程度であり、その長手方向と直交する幅方向の弾性
率(ETD)が500Kg/mm”程度であり、長手方
向の弾性率(EMD)に対する幅方向の弾性率(ETD
)の比率(ETD) / (EMD)が1/1.4=0
.7となり、長手方向の弾性率(EMD)の方が幅方向
の弾性率(ETD)よりも大である。
一方、原反から所定の幅を有する磁気テープを作り出す
スリッタは、回転上刃と回転下刃とが対向してほぼ同期
的に回転しており、両方の刃の間に原反を通してせん断
によって所定の幅に裁断するようになっている。このと
き、前述のように長手方向の弾性率(EMD)の方が幅
方向の弾性率(ETD)よりも大きいベースフィルムを
使用すると、せん断時において応力が集中しにくく、そ
のためにだれ、垂れ込みが生じ、切り口が凹凸状になり
易い。
スリッタは、回転上刃と回転下刃とが対向してほぼ同期
的に回転しており、両方の刃の間に原反を通してせん断
によって所定の幅に裁断するようになっている。このと
き、前述のように長手方向の弾性率(EMD)の方が幅
方向の弾性率(ETD)よりも大きいベースフィルムを
使用すると、せん断時において応力が集中しにくく、そ
のためにだれ、垂れ込みが生じ、切り口が凹凸状になり
易い。
このように磁気テープの切り口の状態が悪いと、切り口
端部からの磁性粉の脱落などがあり、ドロップアウトが
発生し易く、また高速での走行状態が悪くなり、動作信
頼性の点で問題がある。
端部からの磁性粉の脱落などがあり、ドロップアウトが
発生し易く、また高速での走行状態が悪くなり、動作信
頼性の点で問題がある。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、
性能的に優れた信頼性の高いテープ状の記録媒体ならび
にその製造方法を提供するにある。
性能的に優れた信頼性の高いテープ状の記録媒体ならび
にその製造方法を提供するにある。
[課題を解決するための手段]
前述の目的を達成するため、本発明は、例えばポリエチ
レンテレフタレートなどの非磁性体からなるベースフィ
ルム上に、例えば磁性層などの記録層を形成した例えば
磁気テープなどのテープ状記録媒体を対象とするもので
ある。
レンテレフタレートなどの非磁性体からなるベースフィ
ルム上に、例えば磁性層などの記録層を形成した例えば
磁気テープなどのテープ状記録媒体を対象とするもので
ある。
そして前記ベースフィルムが、テープ状の長手方向の弾
性率(EMD)よりもそれと直交する幅方向の弾性率(
ETD)の方が大であること[(EMD)< (ETD
) ]を特徴とするものである。
性率(EMD)よりもそれと直交する幅方向の弾性率(
ETD)の方が大であること[(EMD)< (ETD
) ]を特徴とするものである。
前述の目的を達成するため、さらに本発明は、非磁性体
からなるベースフィルム上に記録層を形成した幅広のテ
ープ状記録媒体原反をスリッタにかけて、所定の幅に裁
断してテープ状の記録媒体を得るテープ状記録媒体の製
造方法を対象とするものである。
からなるベースフィルム上に記録層を形成した幅広のテ
ープ状記録媒体原反をスリッタにかけて、所定の幅に裁
断してテープ状の記録媒体を得るテープ状記録媒体の製
造方法を対象とするものである。
そして前記ベースフィルムが、テープ状の長手方向の弾
性率(EMD)よりもそれと直交する幅方向の弾性率(
ETD)の方が大であり[(EMD)< (ETD)
コ、 前記スリッタが対向する2つの刃体を有し、前記原反を
一方の刃体に押しつける例えばゴムなどの押圧部材が設
けられており、原反をその押圧部材で一方の刃体に弾性
的に押しつけながら、対向する2つの刃体で裁断するこ
とを特徴とするものである。
性率(EMD)よりもそれと直交する幅方向の弾性率(
ETD)の方が大であり[(EMD)< (ETD)
コ、 前記スリッタが対向する2つの刃体を有し、前記原反を
一方の刃体に押しつける例えばゴムなどの押圧部材が設
けられており、原反をその押圧部材で一方の刃体に弾性
的に押しつけながら、対向する2つの刃体で裁断するこ
とを特徴とするものである。
前述の目的を達成するため、さらに本発明は、非磁性体
からなるベースフィルム上に記録層を形成した幅広のテ
ープ状記録媒体原反をスリッタにかけて、所定の幅に裁
断してテープ状の記録媒体を得るテープ状記録媒体の製
造方法を対象とするものである。
からなるベースフィルム上に記録層を形成した幅広のテ
ープ状記録媒体原反をスリッタにかけて、所定の幅に裁
断してテープ状の記録媒体を得るテープ状記録媒体の製
造方法を対象とするものである。
そして前記ベースフィルムが、テープ状の長手方向の弾
性率(EMD)よりもそれと直交する幅方向の弾性率(
ETD)の方が大であり[(EMD)<(E 丁D)
コ、 前記原反のスリット方向に例えば1インチ幅当たり0.
2Kgf以上の張力を付与した状態で裁断することを特
徴とするものである。
性率(EMD)よりもそれと直交する幅方向の弾性率(
ETD)の方が大であり[(EMD)<(E 丁D)
コ、 前記原反のスリット方向に例えば1インチ幅当たり0.
2Kgf以上の張力を付与した状態で裁断することを特
徴とするものである。
前述の目的を達成するため、さらに本発明は、非磁性体
からなるベースフィルム上に記録層を形成した幅広のテ
ープ状記録媒体原反をスリッタにかけて、所定の幅に裁
断してテープ状の記録媒体を得るテープ状記録媒体の製
造方法を対象とするものである。
からなるベースフィルム上に記録層を形成した幅広のテ
ープ状記録媒体原反をスリッタにかけて、所定の幅に裁
断してテープ状の記録媒体を得るテープ状記録媒体の製
造方法を対象とするものである。
そして前記ベースフィルムが、テープ状の長手方向の弾
性率(EMD)よりもそれと直交する幅方向の弾性率(
E TD)の方が大であり[(EMI))< (ETD
) ]、 前記スリッタが対向する2つの刃体を有し、前記原反を
一方の刃体に押しつける押圧部材が設けられており、原
反をその押圧部材で一方の刃体に押しつけ、 かつスリット方向に張力を付与した状態で原反を前記対
向する2つの刃体で裁断することを特徴とするものであ
る。
性率(EMD)よりもそれと直交する幅方向の弾性率(
E TD)の方が大であり[(EMI))< (ETD
) ]、 前記スリッタが対向する2つの刃体を有し、前記原反を
一方の刃体に押しつける押圧部材が設けられており、原
反をその押圧部材で一方の刃体に押しつけ、 かつスリット方向に張力を付与した状態で原反を前記対
向する2つの刃体で裁断することを特徴とするものであ
る。
[作用コ
本発明は前述したように、テープの長手方向の弾性率(
EMD)よりも、それと直交する幅方向の弾性率(ET
D)の方が大である[(EMD) <(ETD) ]
ベースフィルムを使用することにより、原反をスリッタ
にかけて所定の幅に裁断するときに、せん断部分に応力
が集中してシャープな切り口となる。そのためにドロッ
プアウトの発生がなくなり、しかも高速時の走行性が非
常に良好な、信頼性の高いテープ状の記録媒体を得るこ
とができる。
EMD)よりも、それと直交する幅方向の弾性率(ET
D)の方が大である[(EMD) <(ETD) ]
ベースフィルムを使用することにより、原反をスリッタ
にかけて所定の幅に裁断するときに、せん断部分に応力
が集中してシャープな切り口となる。そのためにドロッ
プアウトの発生がなくなり、しかも高速時の走行性が非
常に良好な、信頼性の高いテープ状の記録媒体を得るこ
とができる。
また、その原反を押圧部材で一方の刃体に弾性的に押し
つけた状態で裁断することをにより、前述のベースフィ
ルムの幅方向の弾性率を太き(することと相まって、き
れいな切り口を形成することができる。
つけた状態で裁断することをにより、前述のベースフィ
ルムの幅方向の弾性率を太き(することと相まって、き
れいな切り口を形成することができる。
[実施例]
次に本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は本発明の実施例に係る磁気テープを使用したV
TR用磁気テープカートリッジの回動蓋を開いた状態で
の斜視図、第2図は前記磁気テープの原反を裁断する際
のスリッタの概略側面図、第3図はその裁断時の原反の
平面図、第4図は磁気テープ(1反)の拡大断面図、第
5図ならびに第6図はスリッタの断面図、第7図は原反
の裁断を説明するための図である。
TR用磁気テープカートリッジの回動蓋を開いた状態で
の斜視図、第2図は前記磁気テープの原反を裁断する際
のスリッタの概略側面図、第3図はその裁断時の原反の
平面図、第4図は磁気テープ(1反)の拡大断面図、第
5図ならびに第6図はスリッタの断面図、第7図は原反
の裁断を説明するための図である。
VTR用磁気テープカートリッジは第1図に示すように
、上ケース2と下ケース3とからなるカートリッジケー
ス1と、そのカートリッジケース1の前面部に回動可能
に取り付けられた回動蓋4と、前記カートリッジケース
1の内側に2つのリール(図示せず)に巻回されるとと
もに、その−部がカートリッジケース1の前面部に形成
されたガイド部5に案内されて、カートリッジケース1
の前面部に露出した磁気テープ6などを備えている。
、上ケース2と下ケース3とからなるカートリッジケー
ス1と、そのカートリッジケース1の前面部に回動可能
に取り付けられた回動蓋4と、前記カートリッジケース
1の内側に2つのリール(図示せず)に巻回されるとと
もに、その−部がカートリッジケース1の前面部に形成
されたガイド部5に案内されて、カートリッジケース1
の前面部に露出した磁気テープ6などを備えている。
VTR用磁気テープカートリッジの場合、それを記録再
生装置に装着することにより、前記回動蓋4が同図に示
されているように自動的に開き、磁気テープ6の一部が
カートリッジケース1の前面部から引き出され、磁気ヘ
ッドを有する回転シリングにローディングされて、高速
で走行するようになっている。
生装置に装着することにより、前記回動蓋4が同図に示
されているように自動的に開き、磁気テープ6の一部が
カートリッジケース1の前面部から引き出され、磁気ヘ
ッドを有する回転シリングにローディングされて、高速
で走行するようになっている。
前記磁気テープ6は、第4図に示すようにベースフィル
ム7の表面に磁性層8を形成したものから構成されてい
る。
ム7の表面に磁性層8を形成したものから構成されてい
る。
前記ベースフィルム7としては、例えばポリエチレンテ
レフタレート、ポリイミドあるいはポリスルフォンなど
の非磁性のプラスチックフィルムが使用される。このベ
ースフィルム7の厚さは6〜30μm程度であり5本実
施例では14.5μmである。このベースフィルム7の
磁気テープの長手方向、すなわちスリットの方向(第3
図のX方向)の弾性率(EMD)は500Kg/mm2
であり、その長手方向と直交する幅方向(第3図のY方
向)の弾性率(E TD)は700Kg/mmzであり
、長手方向の弾性率(EMD)に対する幅方向の弾性率
(ETD)の比(ETD) / (EMD)が1゜4/
1=1.4となり、従来のものと反対に長手方向の弾性
率(EMD)よりも幅方向の弾性率(ETD)の方が大
である(EMD<ETD) 。
レフタレート、ポリイミドあるいはポリスルフォンなど
の非磁性のプラスチックフィルムが使用される。このベ
ースフィルム7の厚さは6〜30μm程度であり5本実
施例では14.5μmである。このベースフィルム7の
磁気テープの長手方向、すなわちスリットの方向(第3
図のX方向)の弾性率(EMD)は500Kg/mm2
であり、その長手方向と直交する幅方向(第3図のY方
向)の弾性率(E TD)は700Kg/mmzであり
、長手方向の弾性率(EMD)に対する幅方向の弾性率
(ETD)の比(ETD) / (EMD)が1゜4/
1=1.4となり、従来のものと反対に長手方向の弾性
率(EMD)よりも幅方向の弾性率(ETD)の方が大
である(EMD<ETD) 。
前記磁性層8の組成例を示せば次の通りである。
磁性層の組成
Co被被着−Fe、02磁性粉末 100重量部ニトロ
セルロース 10重量部ポリウレタン樹
脂 9M量部ポリイソシアネート
1重量部粒状α−Fe、O,粉末
5重量部カーボンブラック 5
重量部ステアリン酸亜鉛 0.5重量部
ステアリン酸−〇−ブチル 0,5重量部この磁
性層8の厚さは3〜8μm程度であり、本実施例では5
μmである。
セルロース 10重量部ポリウレタン樹
脂 9M量部ポリイソシアネート
1重量部粒状α−Fe、O,粉末
5重量部カーボンブラック 5
重量部ステアリン酸亜鉛 0.5重量部
ステアリン酸−〇−ブチル 0,5重量部この磁
性層8の厚さは3〜8μm程度であり、本実施例では5
μmである。
このようにベースフィルム7の上に磁性層8を塗着形成
し、鏡面処理した幅広の原反9を第2図に示すようにロ
ール状に巻き取る。そしてスリット工程において、この
ロールから原反9を順次引き出してスリッタ10にがけ
る。このスリッタ10は同図に示すように、回転上刃体
11と回転下刃体12とが互いに噛み合うように対向し
ている。そして両刃体11.12の周速度をvX、原反
9の送り速度を■2 としたとき、刃体11.12の周
速度をvl が原反9の送り速度v2 よりも若干(例
えば1〜5%程度)速く設定する(■、〉V2 )。ロ
ールから繰り出した原反9をこの両刃11.12の間に
通すことにより、第3図に示すように原反9が所定の幅
に裁断されて磁気テープ6となる。
し、鏡面処理した幅広の原反9を第2図に示すようにロ
ール状に巻き取る。そしてスリット工程において、この
ロールから原反9を順次引き出してスリッタ10にがけ
る。このスリッタ10は同図に示すように、回転上刃体
11と回転下刃体12とが互いに噛み合うように対向し
ている。そして両刃体11.12の周速度をvX、原反
9の送り速度を■2 としたとき、刃体11.12の周
速度をvl が原反9の送り速度v2 よりも若干(例
えば1〜5%程度)速く設定する(■、〉V2 )。ロ
ールから繰り出した原反9をこの両刃11.12の間に
通すことにより、第3図に示すように原反9が所定の幅
に裁断されて磁気テープ6となる。
第5図ならびに第6図は、スリッタ10の構造を説明す
るための図である。前記回転上刃体11は、上側回転#
113と、その上側回転軸ユ3の外周面に多数取り付け
られた上刃ホルダ14と、その各上刃ホルダ14に皿バ
ネ15を介して固定された上刃16とから構成されてい
る。
るための図である。前記回転上刃体11は、上側回転#
113と、その上側回転軸ユ3の外周面に多数取り付け
られた上刃ホルダ14と、その各上刃ホルダ14に皿バ
ネ15を介して固定された上刃16とから構成されてい
る。
一方、回転下刃体12は、下側回転軸17と、その下側
回転軸17の外周面に多数取り付けられた下刃18とか
ら構成されている。この下刃18の前記上刃16と対向
する位置には凹部19が形成されている。したがって上
刃16の間隔が、テ−プ輻と同寸になっている。
回転軸17の外周面に多数取り付けられた下刃18とか
ら構成されている。この下刃18の前記上刃16と対向
する位置には凹部19が形成されている。したがって上
刃16の間隔が、テ−プ輻と同寸になっている。
第6図に示すスリッタ10の場合、前記上刃ホルダ14
の下面にゴムなどの弾性押え部材2oが取り付けられて
いる。この実施例では弾性押え部材20としてゴムを使
用したが、この他に弾性に富んだ金属薄板あるいはフェ
ルトなどを使用することも可能である。
の下面にゴムなどの弾性押え部材2oが取り付けられて
いる。この実施例では弾性押え部材20としてゴムを使
用したが、この他に弾性に富んだ金属薄板あるいはフェ
ルトなどを使用することも可能である。
ロールから繰り出した原反9をこの回転上刃体11と回
転下刃体12との間に挿入することにより、第5図、第
6図ならびに第7図に示すように、両刃体11.12の
回転に伴い上刃16が下刃18に対して相対的に下降し
て、最初、小さな亀裂21を発生しく第7図参照)、ざ
らに上刃16が相対的に下降してせん断力が増加してく
ると、前記亀裂21力吐刃16と下刃18の先端シ結ん
だ線上を枝分かれしないで直線的に走り、その結果、だ
れや垂れ込みなどがなくきれいな切り口となる。
転下刃体12との間に挿入することにより、第5図、第
6図ならびに第7図に示すように、両刃体11.12の
回転に伴い上刃16が下刃18に対して相対的に下降し
て、最初、小さな亀裂21を発生しく第7図参照)、ざ
らに上刃16が相対的に下降してせん断力が増加してく
ると、前記亀裂21力吐刃16と下刃18の先端シ結ん
だ線上を枝分かれしないで直線的に走り、その結果、だ
れや垂れ込みなどがなくきれいな切り口となる。
第8図ならびに第9図は、原反裁断時における主応力分
布図である。そして第8図は、従来使用していたポリエ
チレンテレフタレート環のベースフィルム(厚さ14.
5μm)で、テープの長手方向の弾性率(EMD)が7
00Kg/mm” 、幅方向の弾性率(ETD)が50
0Kg/mm” 、N者の比率(ETD) / (EM
D)が0.7のもの(試料A)を使用したときの主応力
分布図である。また第9回は、同じくポリエチレンテレ
フタレート環のベースフィルム(厚さ14.5μm)で
あるが5本発明の実施例に係るもので、テープの長手方
向の弾性率(EMD)は500Kg/mm” 、11方
向の弾性率(ETD)は700Kg/mm” +両者の
比率(ETD) / (EMD)が1.4のもの(試料
B)を使用したときの主応力分布図である。
布図である。そして第8図は、従来使用していたポリエ
チレンテレフタレート環のベースフィルム(厚さ14.
5μm)で、テープの長手方向の弾性率(EMD)が7
00Kg/mm” 、幅方向の弾性率(ETD)が50
0Kg/mm” 、N者の比率(ETD) / (EM
D)が0.7のもの(試料A)を使用したときの主応力
分布図である。また第9回は、同じくポリエチレンテレ
フタレート環のベースフィルム(厚さ14.5μm)で
あるが5本発明の実施例に係るもので、テープの長手方
向の弾性率(EMD)は500Kg/mm” 、11方
向の弾性率(ETD)は700Kg/mm” +両者の
比率(ETD) / (EMD)が1.4のもの(試料
B)を使用したときの主応力分布図である。
さらに第10図ならびに第11図は、原反裁断時におけ
る相当応力分布図である。そして第10図は前記試料A
(従来品)を使用したもの、第11図は、前記試料B(
本発明品)を使用したちの応力分布図である。
る相当応力分布図である。そして第10図は前記試料A
(従来品)を使用したもの、第11図は、前記試料B(
本発明品)を使用したちの応力分布図である。
この主応力分布ならびに相当応力分布は有限要素法を用
いてベースフィルム内に発生する応力の分布を求めたも
のである。
いてベースフィルム内に発生する応力の分布を求めたも
のである。
第8図ならびに第9図において点線は最小主応力方向を
示しており1両方の主応力分布は類似しており、試料と
刃の接触界面に圧縮応力が分布し。
示しており1両方の主応力分布は類似しており、試料と
刃の接触界面に圧縮応力が分布し。
刃先近傍に引張応力が集中しており、初期亀裂が発生し
易い個所であることがわかる。
易い個所であることがわかる。
第10図ならびに第11図の相当応力分布から明らかな
ように、刃先近傍で応力の集中が見られるが、幅方向の
弾性率の高い試料Bの方が試料Aに比較して集中度が大
きく、最も降伏し易すく、亀裂がストレートに進展し易
い試料、換言すれば切り口のきれいな試料であることが
立証できる。
ように、刃先近傍で応力の集中が見られるが、幅方向の
弾性率の高い試料Bの方が試料Aに比較して集中度が大
きく、最も降伏し易すく、亀裂がストレートに進展し易
い試料、換言すれば切り口のきれいな試料であることが
立証できる。
[発明の効果]
次に本発明の具体な実施例と従来のものとの性能比較を
行う、なお、いずれのものもベースフィルムとして14
.5μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムを使
用し、その上に5μm厚の磁性層を形成したものである
。また表中のEMDはテープの長さ方向の弾性率、ET
Dはテープの幅方向の弾性率、スリッタXは第5図に示
した構造のスリッタを使用し、スリッタYは第6図に示
した構造のスリッタを使用して裁断したものを示してい
る。さらに張力は、H反裁断時のスリット方向に引張っ
たときの1インチ幅当たりの張力のことを示している。
行う、なお、いずれのものもベースフィルムとして14
.5μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムを使
用し、その上に5μm厚の磁性層を形成したものである
。また表中のEMDはテープの長さ方向の弾性率、ET
Dはテープの幅方向の弾性率、スリッタXは第5図に示
した構造のスリッタを使用し、スリッタYは第6図に示
した構造のスリッタを使用して裁断したものを示してい
る。さらに張力は、H反裁断時のスリット方向に引張っ
たときの1インチ幅当たりの張力のことを示している。
表1
を測定したものである。
表2
この表1に示した各磁気テープを使用してVTR用の磁
気テープカートリッジを組み立て、各テープカートリッ
ジのドロップアウト試験を行い、その結果をまとめて次
の表2に示す、なおこのドロップアウト試験は、記録し
た通常の信号をOdBの基準レベルとし、再生出力が一
20dBまで下がり、それが15μ秒継続したものをド
ロップアウトと定義し、そのドロップアウトの発生個数
この表2から明らかなように、本発明の実施例にかかる
ものは、テープ状の長手方向の弾性率(EMD)よりも
幅方向の弾性率(ETり)の方が大であるベースフィル
ムを使用している。このように幅方向の弾性率が高いこ
とで、スリット時のだれ、垂れ込みなどがなく、また腰
が強いため応力の集中が起きやすい、そのため切り口が
ジグザグにならず非常にシャープであり、記録層の一部
が切り口から脱落したりすることがない、その結果。
気テープカートリッジを組み立て、各テープカートリッ
ジのドロップアウト試験を行い、その結果をまとめて次
の表2に示す、なおこのドロップアウト試験は、記録し
た通常の信号をOdBの基準レベルとし、再生出力が一
20dBまで下がり、それが15μ秒継続したものをド
ロップアウトと定義し、そのドロップアウトの発生個数
この表2から明らかなように、本発明の実施例にかかる
ものは、テープ状の長手方向の弾性率(EMD)よりも
幅方向の弾性率(ETり)の方が大であるベースフィル
ムを使用している。このように幅方向の弾性率が高いこ
とで、スリット時のだれ、垂れ込みなどがなく、また腰
が強いため応力の集中が起きやすい、そのため切り口が
ジグザグにならず非常にシャープであり、記録層の一部
が切り口から脱落したりすることがない、その結果。
記録媒体としてドロップアウトが少なく性能的に優れて
おり、しかもテープの走行状態が良好である。
おり、しかもテープの走行状態が良好である。
またテープの長さ方向の弾性率(E ND)に対する幅
方向の弾性率(ETI))の比(ETD) / (EM
D>を計算すると次の表3の通りである。
方向の弾性率(ETI))の比(ETD) / (EM
D>を計算すると次の表3の通りである。
表3
この表3と前記表2とを比較すると明らかなように1本
発明のベースフィルムのように(ETD)/(EMD)
が1.1以上、特に1.4のものは(実施例1,3,4
.6)テープの長さ方向と幅方向の弾性率との差が大き
いため、ドロップアウトの発生が少ない。なおこのこと
は、長さ方向に張力をかけたとき幅方向の縮みが小さく
、上刃が入ったときの変形量が相対的に少ない状態で破
断するため、切り口が良好でドロップアウトの発生が少
なくなると予更できる。
発明のベースフィルムのように(ETD)/(EMD)
が1.1以上、特に1.4のものは(実施例1,3,4
.6)テープの長さ方向と幅方向の弾性率との差が大き
いため、ドロップアウトの発生が少ない。なおこのこと
は、長さ方向に張力をかけたとき幅方向の縮みが小さく
、上刃が入ったときの変形量が相対的に少ない状態で破
断するため、切り口が良好でドロップアウトの発生が少
なくなると予更できる。
また、スリッタYを使用したもの(実施例4゜5.6)
は、スリット時に原反が大部分下刃側に押さえつけられ
て、伸びの小さい状態で裁断されるから、切り口が非常
にきれいであり、その結果ドロップアウトの発生が少な
い。
は、スリット時に原反が大部分下刃側に押さえつけられ
て、伸びの小さい状態で裁断されるから、切り口が非常
にきれいであり、その結果ドロップアウトの発生が少な
い。
本発明は前述のように、テープ状の長手方向の弾性率(
EMD)よりも、それと直交する幅方向の弾性率(E
TD)の方が大である[ (EMD) ((ETD)
1ベースフイルムを使用することにより、原反をスリ
ッタにかけて所定の幅に裁断するときに、せん断部分に
応力が集中してシャープな切り口となる。そのためにド
ロップアウトの発生がなくなり、しかも高速時の走行性
が非常に良好な。
EMD)よりも、それと直交する幅方向の弾性率(E
TD)の方が大である[ (EMD) ((ETD)
1ベースフイルムを使用することにより、原反をスリ
ッタにかけて所定の幅に裁断するときに、せん断部分に
応力が集中してシャープな切り口となる。そのためにド
ロップアウトの発生がなくなり、しかも高速時の走行性
が非常に良好な。
信頼性の高いテープ状の記録媒体を得ることができる。
また、その原反を押圧部材で一方の刃体に弾性的に押し
つけた状態で裁断することをにより、前述のベースフィ
ルムの幅方向の弾性率を大きくすることと相まって、き
れいな切り口を形成することができ、ドロップアウトの
減少ならびに走行性の改善が図れる。
つけた状態で裁断することをにより、前述のベースフィ
ルムの幅方向の弾性率を大きくすることと相まって、き
れいな切り口を形成することができ、ドロップアウトの
減少ならびに走行性の改善が図れる。
第1図は、本発明の実施例に係る磁気テープを使用した
VTR用磁気テープカートリッジの回動蓋を開いた状態
での斜視図、 第2図は、前記磁気テープの原反を裁断する際のスリッ
タの概略側面図。 第3図は、その裁断時の原反の平面図、第4図は、磁気
テープ(原反)の拡大断面図、第5図ならびに第6図は
、スリッタの断面図、第7図は、原反の裁断を説明する
ための図、第8図ならびに第9図は、原反裁断時におけ
る主応力分布図、 第10図ならびに第11図は、j!反裁断時における相
当応力分布図である。 6・・・・・・磁気テープ、7・・・・・・ベースフィ
ルム、8・・・・・・磁性層、9・・・・・・原反、1
0・・・・・・スリッタ、11・・・・・・回転上刃体
、12・・・・・・回転下刃体、20・・・・・・弾性
押え部材、X・・・・・・テープの長手方向、Y・・・
・・・テープの幅方向。 第3図 第2図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 と 第10図 第11図 手続補正書防式) 明細書 平成 2年10月ダ
VTR用磁気テープカートリッジの回動蓋を開いた状態
での斜視図、 第2図は、前記磁気テープの原反を裁断する際のスリッ
タの概略側面図。 第3図は、その裁断時の原反の平面図、第4図は、磁気
テープ(原反)の拡大断面図、第5図ならびに第6図は
、スリッタの断面図、第7図は、原反の裁断を説明する
ための図、第8図ならびに第9図は、原反裁断時におけ
る主応力分布図、 第10図ならびに第11図は、j!反裁断時における相
当応力分布図である。 6・・・・・・磁気テープ、7・・・・・・ベースフィ
ルム、8・・・・・・磁性層、9・・・・・・原反、1
0・・・・・・スリッタ、11・・・・・・回転上刃体
、12・・・・・・回転下刃体、20・・・・・・弾性
押え部材、X・・・・・・テープの長手方向、Y・・・
・・・テープの幅方向。 第3図 第2図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 と 第10図 第11図 手続補正書防式) 明細書 平成 2年10月ダ
Claims (8)
- (1)非磁性体からなるベースフィルム上に記録層を形
成したテープ状記録媒体において、 前記ベースフィルムが、テープ状の長手方向の弾性率(
EMD)よりもそれと直交する幅方向の弾性率(ETD
)の方が大である[(EMD)<(ETD)]ことを特
徴とするテープ状記録媒体。 - (2)請求項(1)記載において、前記テープ状の長手
方向の弾性率(EMD)に対する幅方向の弾性率(ET
D)の比(EMD)/(ETD)が1.1以上であるこ
とを特徴とするテープ状記録媒体。 - (3)非磁性体からなるベースフィルム上に記録層を形
成した幅広のテープ状記録媒体原反をスリツタにかけて
、所定の幅に裁断してテープ状の記録媒体を得るテープ
状記録媒体の製造方法において、 前記ベースフィルムが、テープ状の長手方向の弾性率(
EMD)よりもそれと直交する幅方向の弾性率(ETD
)の方が大であり[(EMD)<(ETD)]、 前記スリツタが対向する2つの刃体を有し、前記原反を
一方の刃体に押しつける押圧部材が設けられており、原
反をその押圧部材で一方の刃体に押しつけながら前記が
対向する2つの刃体で裁断することを特徴とするテープ
状記録媒体の製造方法。 - (4)請求項(3)記載において、前記テープ状の長手
方向の弾性率(EMD)に対する幅方向の弾性率(ET
D)の比(ETD)/(EHD)が1.1以上であるこ
とを特徴とするテープ状記録媒体の製造方法。 - (5)非磁性体からなるベースフィルム上に記録層を形
成した幅広のテープ状記録媒体原反をスリツタにかけて
、所定の幅に裁断してテープ状の記録媒体を得るテープ
状記録媒体の製造方法おいて、前記ベースフィルムが、
テープ状の長手方向の弾性率(EMD)よりもそれと直
交する幅方向の弾性率(ETD)の方が大であり[(E
MD)<(ETD)]、 スリット方向に張力を付与した状態で原反を裁断するこ
とを特徴とするテープ状記録媒体の製造方法。 - (6)請求項(5)記載において、前記テープ状の長手
方向の弾性率(EMD)に対する幅方向の弾性率(ET
D)の比(ETD)/(EMD)が1.1以上であるこ
とを特徴とするテープ状記録媒体の製造方法。 - (7)非磁性体からなるベースフィルム上に記録層を形
成した幅広のテープ状記録媒体原反をスリツタにかけて
、所定の幅に裁断してテープ状の記録媒体を得るテープ
状記録媒体の製造方法おいて、前記ベースフィルムが、
テープ状の長手方向の弾性率(EMD)よりもそれと直
交する幅方向の弾性率(ETD)の方が大であり[(E
MD)<(ETD)]、 前記スリツタが対向する2つの刃体を有し、前記原反を
一方の刃体に押しつける押圧部材が設けられており、原
反をその押圧部材で一方の刃体に押しつけ、 かつスリット方向に張力を付与した状態で原反を前記対
向する2つの刃体で裁断することを特徴とするテープ状
記録媒体の製造方法。 - (8)請求項(7)記載において、前記テープ状の長手
方向の弾性率(EMD)に対する幅方向の弾性率(ET
D)の比(ETD)/(EMD)が1.1以上であるこ
とを特徴とするテープ状記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18151890A JPH0469813A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | テープ状記録媒体ならびにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18151890A JPH0469813A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | テープ状記録媒体ならびにその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0469813A true JPH0469813A (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=16102160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18151890A Pending JPH0469813A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | テープ状記録媒体ならびにその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0469813A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5419943A (en) * | 1992-10-30 | 1995-05-30 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic recording medium having a magnetic layer with a Tg of 80° C.° C. |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP18151890A patent/JPH0469813A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5419943A (en) * | 1992-10-30 | 1995-05-30 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic recording medium having a magnetic layer with a Tg of 80° C.° C. |
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