JPH0916950A - 磁気記録媒体、磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体の製造装置 - Google Patents
磁気記録媒体、磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体の製造装置Info
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- JPH0916950A JPH0916950A JP18808295A JP18808295A JPH0916950A JP H0916950 A JPH0916950 A JP H0916950A JP 18808295 A JP18808295 A JP 18808295A JP 18808295 A JP18808295 A JP 18808295A JP H0916950 A JPH0916950 A JP H0916950A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープ長手方向のスリット断面に露出する磁
性薄膜の摩耗、剥離を防止する磁気記録媒体を提供す
る。 【構成】 高分子フィルム12上に磁性膜13を形成し
た薄膜テープ10であって、磁性膜13を形成しかつ所
定の幅Lにスリットされた長手方向のスリット断面6上
に、保護膜4、潤滑膜5を形成する。
性薄膜の摩耗、剥離を防止する磁気記録媒体を提供す
る。 【構成】 高分子フィルム12上に磁性膜13を形成し
た薄膜テープ10であって、磁性膜13を形成しかつ所
定の幅Lにスリットされた長手方向のスリット断面6上
に、保護膜4、潤滑膜5を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体、磁気記録
媒体の製造方法、磁気記録媒体の製造装置に関する。
媒体の製造方法、磁気記録媒体の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高密度特性に優れた磁気記録媒体とし
て、基体フィルム上に金属磁性薄膜を形成した、いわゆ
る薄膜テープがある。図4は従来の薄膜テープの構造を
説明するための図であり、薄膜テープは以下のように作
成される。
て、基体フィルム上に金属磁性薄膜を形成した、いわゆ
る薄膜テープがある。図4は従来の薄膜テープの構造を
説明するための図であり、薄膜テープは以下のように作
成される。
【0003】薄膜テープ20は、図4(A)に示すよう
に、100mm〜1000mm幅のポリエチレンテレフ
タレート(PET)フィルム、ポリエチレンナフタレー
ト(PEN)フィルム、ポリイミド(PI)フィルム、
アラミドフィルム等の高分子フィルム1の上に、CoN
i,CoNiCr,CoNiO,CoO,CoCr,C
oCrTa,CoSm,CoPt,CoCrPt等のC
o系磁性薄膜3をスパッタ法、蒸着法、イオンプレーテ
ィング法等により形成する。
に、100mm〜1000mm幅のポリエチレンテレフ
タレート(PET)フィルム、ポリエチレンナフタレー
ト(PEN)フィルム、ポリイミド(PI)フィルム、
アラミドフィルム等の高分子フィルム1の上に、CoN
i,CoNiCr,CoNiO,CoO,CoCr,C
oCrTa,CoSm,CoPt,CoCrPt等のC
o系磁性薄膜3をスパッタ法、蒸着法、イオンプレーテ
ィング法等により形成する。
【0004】磁性薄膜3上には記録再生ヘッドやVTR
走行系におけるテープガイド、固定ロアードラム等との
摺動による磁性膜の摩耗、損傷を防止するために、スパ
ッタ法、蒸着法、CVD法等により、ダイヤモンドライ
クカーボン(DLC)、SiO2 、アモルファスカーボ
ン等の保護膜7を形成し、この上にパーフルオロポリエ
ーテル、パーフルオロカルボン酸エステル等の潤滑膜8
を形成する。この成膜を施した長尺テープ原反をスリッ
タにより所定テープ幅Lにスリットして図4(B)に示
す薄膜磁気テープ20が完成する。12Aはスリットさ
れた高分子フィルム12の長尺方向の断面、13Aはス
リットされた磁性薄膜13の長尺方向のスリット断面、
16は薄膜テープ20の長尺方向のスリット断面であ
る。
走行系におけるテープガイド、固定ロアードラム等との
摺動による磁性膜の摩耗、損傷を防止するために、スパ
ッタ法、蒸着法、CVD法等により、ダイヤモンドライ
クカーボン(DLC)、SiO2 、アモルファスカーボ
ン等の保護膜7を形成し、この上にパーフルオロポリエ
ーテル、パーフルオロカルボン酸エステル等の潤滑膜8
を形成する。この成膜を施した長尺テープ原反をスリッ
タにより所定テープ幅Lにスリットして図4(B)に示
す薄膜磁気テープ20が完成する。12Aはスリットさ
れた高分子フィルム12の長尺方向の断面、13Aはス
リットされた磁性薄膜13の長尺方向のスリット断面、
16は薄膜テープ20の長尺方向のスリット断面であ
る。
【0005】上記の各膜以外に磁性面とは反対の面にテ
ープ走行の改善と帯電防止のために主としてカーボンブ
ラックから成るバックコート層を形成しても良い。
ープ走行の改善と帯電防止のために主としてカーボンブ
ラックから成るバックコート層を形成しても良い。
【0006】一方、他の構造の薄膜テープとしては、高
分子成形物基板上に薄膜磁性層、保護層を順次形成し、
薄膜磁性層、保護層が積層された高分子成形物基板の少
なくとも片方の裁断面(薄膜テープの長手方向のスリッ
ト断面)に導電層を有する磁気テープがある。これによ
り、薄膜テープをテープレコーダに装着して走行する場
合に発生する静電気を導電層を介して外部へ逃がして静
帯電ノイズの少ない効果を得ることができる(特開昭6
0−160029号公報)。
分子成形物基板上に薄膜磁性層、保護層を順次形成し、
薄膜磁性層、保護層が積層された高分子成形物基板の少
なくとも片方の裁断面(薄膜テープの長手方向のスリッ
ト断面)に導電層を有する磁気テープがある。これによ
り、薄膜テープをテープレコーダに装着して走行する場
合に発生する静電気を導電層を介して外部へ逃がして静
帯電ノイズの少ない効果を得ることができる(特開昭6
0−160029号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4(B)に示した薄
膜テープ20の記録再生面(特に磁性薄膜13)は記録
再生中に、図5(A),(B)に示すように、VTR等
の固定ガイドポール31と摺動走行する。図5(A)は
薄膜テープ20と固定ガイドポール31との摺動状態を
説明する図、同図(B)はその半断面図である。
膜テープ20の記録再生面(特に磁性薄膜13)は記録
再生中に、図5(A),(B)に示すように、VTR等
の固定ガイドポール31と摺動走行する。図5(A)は
薄膜テープ20と固定ガイドポール31との摺動状態を
説明する図、同図(B)はその半断面図である。
【0008】同様に、薄膜テープ20の記録再生面は記
録再生中に、図6(A),(B)に示すように、VTR
の固定ロアードラム41と摺動走行する。図6(A)は
薄膜テープ20と固定ロアードラム41との摺動状態を
説明する図、同図(B)はその半断面図である。上記し
た図5(A),図6(A)中の矢印はいずれも薄膜テー
プ20の走行方向を示す。前述した摺動走行状態の薄膜
テープ20の記録再生面には、保護膜14、潤滑膜15
が、裏面にはバックコート層が形成されているため、記
録再生面及び裏面は損傷を受けることが少ない。
録再生中に、図6(A),(B)に示すように、VTR
の固定ロアードラム41と摺動走行する。図6(A)は
薄膜テープ20と固定ロアードラム41との摺動状態を
説明する図、同図(B)はその半断面図である。上記し
た図5(A),図6(A)中の矢印はいずれも薄膜テー
プ20の走行方向を示す。前述した摺動走行状態の薄膜
テープ20の記録再生面には、保護膜14、潤滑膜15
が、裏面にはバックコート層が形成されているため、記
録再生面及び裏面は損傷を受けることが少ない。
【0009】しかし、図4(B)の薄膜テープ20のス
リット断面16はベースフィルムである高分子フィルム
12の断面12A及び磁性薄膜13の断面13Aが長尺
方向に渡り連続して露出しており、また、図5の固定ガ
イド31のテープ規制フランジ32や図6の固定ロアー
ドラム41に設けられたテープ走行を規制するリード4
2にスリット断面16(高分子フィルム12の断面12
A、磁性薄膜13の断面13A)が常時接触、摺動して
以下の問題(1),(2)が生じていた。
リット断面16はベースフィルムである高分子フィルム
12の断面12A及び磁性薄膜13の断面13Aが長尺
方向に渡り連続して露出しており、また、図5の固定ガ
イド31のテープ規制フランジ32や図6の固定ロアー
ドラム41に設けられたテープ走行を規制するリード4
2にスリット断面16(高分子フィルム12の断面12
A、磁性薄膜13の断面13A)が常時接触、摺動して
以下の問題(1),(2)が生じていた。
【0010】(1) 薄膜テープ20のスリット断面1
6(露出した高分子フィルム12の断面12A及び磁性
薄膜13の断面13A)は、前記した固定ガイド31の
テープ規制フランジ32やリード42等の金属部品との
接触、摺動により、摩耗しやすく、特に、磁性薄膜13
の断面13Aには長尺な原反テープから所定の幅Lのテ
ープを切り出すスリット過程でクラックが発生し、磁性
薄膜13自体の摩耗や、高分子フィルム12からの磁性
薄膜13の剥離が生じやすい。この摩耗、剥離により発
生する摩耗、剥離粉が記録再生面(特に磁性薄膜13の
上面)に付着すると、記録再生時にドロップアウトや記
録再生ヘッドの目詰まり、損傷の原因となる。また、薄
膜テープの記録再生面及び裏面に付着した摩耗、剥離粉
は薄膜テープカセット中でテープ間に挟まれると、摩
耗、剥離粉による凹凸が転写されて、テープ面に凹凸が
生じる。これは摩耗、剥離粉がテープ面(記録再生面)
より移動しても残り、再生時のドロップアウトや記録再
生ヘッド損傷の問題となる。
6(露出した高分子フィルム12の断面12A及び磁性
薄膜13の断面13A)は、前記した固定ガイド31の
テープ規制フランジ32やリード42等の金属部品との
接触、摺動により、摩耗しやすく、特に、磁性薄膜13
の断面13Aには長尺な原反テープから所定の幅Lのテ
ープを切り出すスリット過程でクラックが発生し、磁性
薄膜13自体の摩耗や、高分子フィルム12からの磁性
薄膜13の剥離が生じやすい。この摩耗、剥離により発
生する摩耗、剥離粉が記録再生面(特に磁性薄膜13の
上面)に付着すると、記録再生時にドロップアウトや記
録再生ヘッドの目詰まり、損傷の原因となる。また、薄
膜テープの記録再生面及び裏面に付着した摩耗、剥離粉
は薄膜テープカセット中でテープ間に挟まれると、摩
耗、剥離粉による凹凸が転写されて、テープ面に凹凸が
生じる。これは摩耗、剥離粉がテープ面(記録再生面)
より移動しても残り、再生時のドロップアウトや記録再
生ヘッド損傷の問題となる。
【0011】(2) スリット断面16の露出した磁性
薄膜13の断面13Aと固定ガイド31のテープ規制フ
ランジ32や固定ロアードラム41に設けられたリード
42との激しい接触摺動により、テープ規制フランジ3
2やリード42は摩耗し、部品寿命が低下する。特に、
磁性薄膜13の断面13Aから生じた摩耗粉による研磨
効果により摩耗速度が速まり、部品寿命が著しく低下す
る。また、リード42が部分的に摩耗すると、テープ規
制の直線性が悪化し、テープ走行時におけるテープとヘ
ッドの相対位置関係が変動し、再生画像品質が劣化する
問題となる。
薄膜13の断面13Aと固定ガイド31のテープ規制フ
ランジ32や固定ロアードラム41に設けられたリード
42との激しい接触摺動により、テープ規制フランジ3
2やリード42は摩耗し、部品寿命が低下する。特に、
磁性薄膜13の断面13Aから生じた摩耗粉による研磨
効果により摩耗速度が速まり、部品寿命が著しく低下す
る。また、リード42が部分的に摩耗すると、テープ規
制の直線性が悪化し、テープ走行時におけるテープとヘ
ッドの相対位置関係が変動し、再生画像品質が劣化する
問題となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、下記(1)〜(5)の構成になる磁
気記録媒体、磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体の
製造装置を提供する。
ために、本発明は、下記(1)〜(5)の構成になる磁
気記録媒体、磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体の
製造装置を提供する。
【0013】(1) 図1(B)に示すように、非磁性
体(高分子フィルム)12上に磁性膜(磁性薄膜)13
を形成し長手方向にスリットした磁気記録媒体(薄膜テ
ープ)10において、少なくとも長手方向のスリット断
面6に保護膜4を形成したことを特徴とする磁気記録媒
体。
体(高分子フィルム)12上に磁性膜(磁性薄膜)13
を形成し長手方向にスリットした磁気記録媒体(薄膜テ
ープ)10において、少なくとも長手方向のスリット断
面6に保護膜4を形成したことを特徴とする磁気記録媒
体。
【0014】(2) 図1(B)に示すように、非磁性
体(高分子フィルム)12上に磁性膜(磁性薄膜)13
を形成し長手方向にスリットした磁気記録媒体(薄膜テ
ープ)10において、少なくとも長手方向のスリット断
面6に、保護膜4、潤滑膜5を順次形成したことを特徴
とする磁気記録媒体。
体(高分子フィルム)12上に磁性膜(磁性薄膜)13
を形成し長手方向にスリットした磁気記録媒体(薄膜テ
ープ)10において、少なくとも長手方向のスリット断
面6に、保護膜4、潤滑膜5を順次形成したことを特徴
とする磁気記録媒体。
【0015】(3) 前記保護膜4がダイヤモンドライ
クカーボンであることを特徴とする上記(1)又は
(2)記載の磁気記録媒体。
クカーボンであることを特徴とする上記(1)又は
(2)記載の磁気記録媒体。
【0016】(4) 図1(A)、図2、図3に示すよ
うに、非磁性体(高分子フィルム)1上に磁性膜(磁性
薄膜)3を形成した長尺原反52を所定の幅Lに真空中
でスリットし、スリット後、スリットされた長尺テープ
71を大気にさらさずに、真空中で前記長尺テープ71
同士の間隔を所定の間隔Mに拡げた状態で、少なくとも
長手方向のスリット断面6上に保護膜4を真空中で形成
することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
うに、非磁性体(高分子フィルム)1上に磁性膜(磁性
薄膜)3を形成した長尺原反52を所定の幅Lに真空中
でスリットし、スリット後、スリットされた長尺テープ
71を大気にさらさずに、真空中で前記長尺テープ71
同士の間隔を所定の間隔Mに拡げた状態で、少なくとも
長手方向のスリット断面6上に保護膜4を真空中で形成
することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
【0017】(5) 図1(A),図2,図3に示すよ
うに、真空容器50A内で巻き出しロール51から引き
出した非磁性体(高分子フィルム)1を走行させ、この
間に、前記非磁性体(高分子フィルム)1上に磁性膜
(磁性薄膜)3、保護膜4を順次形成した後、巻き取り
リール67に巻き取る構成を有する磁気記録媒体の製造
装置50において、前記非磁性体(高分子フィルム)1
上に磁性膜(磁性薄膜)3を形成する(メインドラム5
3,ガス導入部54,CoCrターゲット55から構成
される)磁性膜形成部と、この磁性膜形成部により形成
した前記磁性膜(磁性薄膜)3及び非磁性体(長尺テー
プ)71の長手方向に保護膜4を形成する(高周波供給
電圧58,接地電極59,ガス導入部60から構成され
る)保護膜形成部と、前記磁性膜形成部の直後に設置さ
れ、前記非磁性体(長尺テープ)71上に磁性膜(磁性
薄膜)3を有する長尺原反52を所定の幅Lにスリット
するスリッタ56と、前記保護膜形成部に設置され、所
定の幅Lにスリットされた長尺テープ71同士の間隔を
所定の間隔Mに拡げるテープ間隔制御ローラ72とを備
えたことを特徴とする磁気記録媒体の製造装置。
うに、真空容器50A内で巻き出しロール51から引き
出した非磁性体(高分子フィルム)1を走行させ、この
間に、前記非磁性体(高分子フィルム)1上に磁性膜
(磁性薄膜)3、保護膜4を順次形成した後、巻き取り
リール67に巻き取る構成を有する磁気記録媒体の製造
装置50において、前記非磁性体(高分子フィルム)1
上に磁性膜(磁性薄膜)3を形成する(メインドラム5
3,ガス導入部54,CoCrターゲット55から構成
される)磁性膜形成部と、この磁性膜形成部により形成
した前記磁性膜(磁性薄膜)3及び非磁性体(長尺テー
プ)71の長手方向に保護膜4を形成する(高周波供給
電圧58,接地電極59,ガス導入部60から構成され
る)保護膜形成部と、前記磁性膜形成部の直後に設置さ
れ、前記非磁性体(長尺テープ)71上に磁性膜(磁性
薄膜)3を有する長尺原反52を所定の幅Lにスリット
するスリッタ56と、前記保護膜形成部に設置され、所
定の幅Lにスリットされた長尺テープ71同士の間隔を
所定の間隔Mに拡げるテープ間隔制御ローラ72とを備
えたことを特徴とする磁気記録媒体の製造装置。
【0018】
【作用】非磁性体フィルム(高分子フィルム)1上に磁
性薄膜13を(メインドラム53,ガス導入部54,C
oCrターゲット55から構成される)磁性膜形成部に
て形成し、スリッタ56で所定のテープ幅Lにスリット
し、テープ間隔制御ローラ72,72Aでスリットされ
た長尺テープ71同士の間隔を所定の間隔Mに拡げた
後、長尺テープ71の長手方向のスリット断面6上に保
護膜4、潤滑膜5を形成する。
性薄膜13を(メインドラム53,ガス導入部54,C
oCrターゲット55から構成される)磁性膜形成部に
て形成し、スリッタ56で所定のテープ幅Lにスリット
し、テープ間隔制御ローラ72,72Aでスリットされ
た長尺テープ71同士の間隔を所定の間隔Mに拡げた
後、長尺テープ71の長手方向のスリット断面6上に保
護膜4、潤滑膜5を形成する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の磁気記録媒体、磁気記録媒体
の製造方法、磁気記録媒体の製造装置を図1〜図3に沿
って説明する。
の製造方法、磁気記録媒体の製造装置を図1〜図3に沿
って説明する。
【0020】本発明の磁気記録媒体は、大略、前述の薄
膜テープ20(図4(B)に図示)のスリット断面16
において、高分子フィルム12の断面12A及び磁性薄
膜13の断面13Aが外部へ露出して摩耗や剥離がない
ように、磁性薄膜13が形成された高分子フィルム12
の上面及びその左右両側面全体(即ち、高分子フィルム
12の左右両断面12A〜磁性薄膜13の上面13B〜
磁性薄膜13の左右両断面13Aの全て)を覆うよう
に、保護膜4、潤滑膜5を形成したものである。また、
本発明の磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体の製造
装置は、後述するように、こうした構造の磁気記録媒体
を製造するための製造方法、製造装置である。
膜テープ20(図4(B)に図示)のスリット断面16
において、高分子フィルム12の断面12A及び磁性薄
膜13の断面13Aが外部へ露出して摩耗や剥離がない
ように、磁性薄膜13が形成された高分子フィルム12
の上面及びその左右両側面全体(即ち、高分子フィルム
12の左右両断面12A〜磁性薄膜13の上面13B〜
磁性薄膜13の左右両断面13Aの全て)を覆うよう
に、保護膜4、潤滑膜5を形成したものである。また、
本発明の磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体の製造
装置は、後述するように、こうした構造の磁気記録媒体
を製造するための製造方法、製造装置である。
【0021】即ち、本発明の磁気記録媒体の一実施例で
ある薄膜テープ10は、図1(A)に示すように、10
0mm〜1000mm幅のポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルム、ポリエチレンナフタレート(PE
N)フィルム、ポリイミド(PI)フィルム、アラミド
フィルム等の高分子フィルム1の上に、CoNi,Co
NiCr,CoNiO,CoO,CoCr,CoCrT
a,CoSm,CoPt,CoCrPt等のCo系磁性
薄膜3をスパッタ法、蒸着法、イオンプレーティング法
等により形成する。この後、高分子フィルム1の上に磁
性薄膜3を形成した長尺原反52を後述するように、所
定のテープ幅Lにスリットする。
ある薄膜テープ10は、図1(A)に示すように、10
0mm〜1000mm幅のポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルム、ポリエチレンナフタレート(PE
N)フィルム、ポリイミド(PI)フィルム、アラミド
フィルム等の高分子フィルム1の上に、CoNi,Co
NiCr,CoNiO,CoO,CoCr,CoCrT
a,CoSm,CoPt,CoCrPt等のCo系磁性
薄膜3をスパッタ法、蒸着法、イオンプレーティング法
等により形成する。この後、高分子フィルム1の上に磁
性薄膜3を形成した長尺原反52を後述するように、所
定のテープ幅Lにスリットする。
【0022】この後、図1(B)中、スリットされた高
分子フィルム12の左右両側面(断面12A)上、磁性
薄膜13の上面13B及び左右両側面(断面13A)上
にそれぞれ、記録再生ヘッドやVTR走行系におけるテ
ープガイド、固定ロアードラム等との摺動による磁性薄
膜13の摩耗、損傷、剥離を防止するために、スパッタ
法、蒸着法、CVD法等により、ダイヤモンドライクカ
ーボン(DLC)、SiO2 、アモルファスカーボン等
の保護膜4を形成する。この後、保護膜4の左右両側面
4A及び上面4B上にパーフルオロポリエーテル、パー
フルオロカルボン酸エステル等の潤滑膜5を形成する。
こうして、薄膜テープ10が完成する。5Aは薄膜テー
プ10の長尺方向の側面であり、ここには薄膜テープ2
0(図4(B)に図示)と比較して、高分子フィルム1
2のスリット断面12A及び磁性薄膜13のスリット断
面13Aは露出していない。
分子フィルム12の左右両側面(断面12A)上、磁性
薄膜13の上面13B及び左右両側面(断面13A)上
にそれぞれ、記録再生ヘッドやVTR走行系におけるテ
ープガイド、固定ロアードラム等との摺動による磁性薄
膜13の摩耗、損傷、剥離を防止するために、スパッタ
法、蒸着法、CVD法等により、ダイヤモンドライクカ
ーボン(DLC)、SiO2 、アモルファスカーボン等
の保護膜4を形成する。この後、保護膜4の左右両側面
4A及び上面4B上にパーフルオロポリエーテル、パー
フルオロカルボン酸エステル等の潤滑膜5を形成する。
こうして、薄膜テープ10が完成する。5Aは薄膜テー
プ10の長尺方向の側面であり、ここには薄膜テープ2
0(図4(B)に図示)と比較して、高分子フィルム1
2のスリット断面12A及び磁性薄膜13のスリット断
面13Aは露出していない。
【0023】上記の各膜以外に高分子フィルム12が接
する磁性面とは反対の面に、テープ走行の改善と帯電防
止のために、主としてカーボンブラックから成るバック
コート層を形成しても良い。
する磁性面とは反対の面に、テープ走行の改善と帯電防
止のために、主としてカーボンブラックから成るバック
コート層を形成しても良い。
【0024】次に、上述した構造の薄膜テープ10の製
造について説明する。
造について説明する。
【0025】[実施例]本発明の磁気記録媒体製造装置
50は、図2の右端から左端へ亘る一連の工程により薄
膜テープの製造を行う装置である。即ち、下記するよう
に、真空容器50A内で巻き出しロール51から引き出
した非磁性体フィルムである高分子フィルム1としてポ
リイミドフィルムを走行させる間に、磁性薄膜3を形成
した後、長尺原反52を大気にさらさずに、真空中でス
リッタ56によりスリットし、ガイドローラ72,72
Aによりスリットされた長尺テープ71同士の間隔を所
定の間隔Mに拡げた状態で、スリットされた断面6及び
磁性薄膜13の上面13Bに保護膜4を真空中で形成し
た後、巻き取りリール67に巻き取る構成を有する。潤
滑膜5は真空装置50A外で必要に応じて成膜される。
50は、図2の右端から左端へ亘る一連の工程により薄
膜テープの製造を行う装置である。即ち、下記するよう
に、真空容器50A内で巻き出しロール51から引き出
した非磁性体フィルムである高分子フィルム1としてポ
リイミドフィルムを走行させる間に、磁性薄膜3を形成
した後、長尺原反52を大気にさらさずに、真空中でス
リッタ56によりスリットし、ガイドローラ72,72
Aによりスリットされた長尺テープ71同士の間隔を所
定の間隔Mに拡げた状態で、スリットされた断面6及び
磁性薄膜13の上面13Bに保護膜4を真空中で形成し
た後、巻き取りリール67に巻き取る構成を有する。潤
滑膜5は真空装置50A外で必要に応じて成膜される。
【0026】まず、図2中右端の巻き出しロール51よ
り高分子フィルム1として厚さ10μm,幅200mの
長尺なポリイミドフィルムを順次引き出し、200℃に
加熱したメインドラム53に沿ってこれを移動する。こ
の移動途中で、ガス導入部54よりArガスを導入し、
CoCrターゲット55をガス圧1mTorrでスパッ
タすることにより、0.2μmのCoCr垂直磁化膜
(図1(A)に図示の磁性薄膜3に対応)を高分子フィ
ルム1上に形成する。
り高分子フィルム1として厚さ10μm,幅200mの
長尺なポリイミドフィルムを順次引き出し、200℃に
加熱したメインドラム53に沿ってこれを移動する。こ
の移動途中で、ガス導入部54よりArガスを導入し、
CoCrターゲット55をガス圧1mTorrでスパッ
タすることにより、0.2μmのCoCr垂直磁化膜
(図1(A)に図示の磁性薄膜3に対応)を高分子フィ
ルム1上に形成する。
【0027】次に、スリッタ56により8mmのテープ
幅Lにスリットし、30秒後にCVD法によりスリット
断面6及びCoCr垂直磁化膜面にDLC膜(図1
(B)に図示の保護膜4に対応)を100オングストロ
ーム形成した。DLC成膜領域はプラズマ57を発生さ
せる高周波供給電圧58と接地電極59から成り、ガス
導入部60よりメタンガスを導入し、0.1Torrに
制御してDLC膜を形成した。
幅Lにスリットし、30秒後にCVD法によりスリット
断面6及びCoCr垂直磁化膜面にDLC膜(図1
(B)に図示の保護膜4に対応)を100オングストロ
ーム形成した。DLC成膜領域はプラズマ57を発生さ
せる高周波供給電圧58と接地電極59から成り、ガス
導入部60よりメタンガスを導入し、0.1Torrに
制御してDLC膜を形成した。
【0028】また、このDLC成膜過程では、図3に示
すように、ガイドローラ72,72Aにより、所定の幅
Lにスリットされた長尺テープ71同士の間隔を拡げ、
長尺テープ71は所定の間隔Mを隔てて走行される。こ
うして、各長尺テープ71の長手方向のスリット断面6
には良好にDLCが成膜されると共に、各長尺テープ7
1のCoCr垂直磁化膜面にDLCが成膜される。スパ
ッタ室61、スリット室62、CVD室63はそれぞ
れ、ポンプ64,65,66により排気され、スパッタ
条件、CVD条件に適合したガス圧が維持される。成膜
を終えた長尺テープ71は巻き取りリール67に巻き取
られる。
すように、ガイドローラ72,72Aにより、所定の幅
Lにスリットされた長尺テープ71同士の間隔を拡げ、
長尺テープ71は所定の間隔Mを隔てて走行される。こ
うして、各長尺テープ71の長手方向のスリット断面6
には良好にDLCが成膜されると共に、各長尺テープ7
1のCoCr垂直磁化膜面にDLCが成膜される。スパ
ッタ室61、スリット室62、CVD室63はそれぞ
れ、ポンプ64,65,66により排気され、スパッタ
条件、CVD条件に適合したガス圧が維持される。成膜
を終えた長尺テープ71は巻き取りリール67に巻き取
られる。
【0029】この後、大気中でグラビアコータによりパ
ーフルオロポリエーテルを20オングストローム、保護
膜4の左右両側面4A及び上面4B上に形成しテープを
作成した。
ーフルオロポリエーテルを20オングストローム、保護
膜4の左右両側面4A及び上面4B上に形成しテープを
作成した。
【0030】[比較例1]図2に示す磁気記録媒体製造
装置50において、スリッタ56がなく、テープ間隔制
御ローラ72を一般のガイドローラに置き換えた装置に
より、上記した[実施例]と同じスパッタ条件、CVD
条件により厚さ10μm,幅200mの長尺なポリイミ
ドフィルム上にCoCr膜を0.2μm、DLC膜を1
00オングストローム順次成膜し、大気中でこの上に
[実施例]と同じ潤滑剤、同一塗布条件でグラビアコー
タによりパーフルオロポリエーテルを20オングストロ
ームを形成後、スリッタにより8mm幅にスリットしテ
ープを作成した。
装置50において、スリッタ56がなく、テープ間隔制
御ローラ72を一般のガイドローラに置き換えた装置に
より、上記した[実施例]と同じスパッタ条件、CVD
条件により厚さ10μm,幅200mの長尺なポリイミ
ドフィルム上にCoCr膜を0.2μm、DLC膜を1
00オングストローム順次成膜し、大気中でこの上に
[実施例]と同じ潤滑剤、同一塗布条件でグラビアコー
タによりパーフルオロポリエーテルを20オングストロ
ームを形成後、スリッタにより8mm幅にスリットしテ
ープを作成した。
【0031】[比較例2]上記した[比較例1]で用い
た装置で、[実施例]と同じスパッタ条件で厚さ10μ
m,幅200mmの長尺なポリイミドフィルム上にCo
Cr膜を0.2μm形成し、DLC膜は形成せずに、真
空装置50A内から大気中に取り出し、スリッタにより
8mm幅にスリットした。スリットしたテープ71を再
度[実施例]で用いた装置の走行系に設置し、[実施
例]と同じCVD条件でDLC膜をスリット断面とCo
Cr膜面に100オングストローム形成後、大気中で
[実施例]と同じ潤滑剤塗布条件でパーフルオロポリエ
ーテルを20オングストロームを保護膜4の左右両側面
4A及び上面4B上に形成し、テープを作成した。
た装置で、[実施例]と同じスパッタ条件で厚さ10μ
m,幅200mmの長尺なポリイミドフィルム上にCo
Cr膜を0.2μm形成し、DLC膜は形成せずに、真
空装置50A内から大気中に取り出し、スリッタにより
8mm幅にスリットした。スリットしたテープ71を再
度[実施例]で用いた装置の走行系に設置し、[実施
例]と同じCVD条件でDLC膜をスリット断面とCo
Cr膜面に100オングストローム形成後、大気中で
[実施例]と同じ潤滑剤塗布条件でパーフルオロポリエ
ーテルを20オングストロームを保護膜4の左右両側面
4A及び上面4B上に形成し、テープを作成した。
【0032】上記した[実施例],[比較例1],[比
較例2]の各テープを用いて、40℃,80%RHのも
とで、VTRデッキで連続走行させた際の、固定ロアー
ドラム41のリード部42に付着した摩耗粉量とドロッ
プアウトについて時間変化を調べた。その結果を表に示
す。
較例2]の各テープを用いて、40℃,80%RHのも
とで、VTRデッキで連続走行させた際の、固定ロアー
ドラム41のリード部42に付着した摩耗粉量とドロッ
プアウトについて時間変化を調べた。その結果を表に示
す。
【表1】
【0033】摩耗粉量は長さ50mのテープをVTRで
所定のパス数繰り返し走行させた後に、リード部を顕微
鏡で観察し、その評価結果は次のように表示した。 摩耗粉なし:○ ,摩耗粉が少しある場合:△ ,摩耗
粉が多くある場合:×,
所定のパス数繰り返し走行させた後に、リード部を顕微
鏡で観察し、その評価結果は次のように表示した。 摩耗粉なし:○ ,摩耗粉が少しある場合:△ ,摩耗
粉が多くある場合:×,
【0034】また、ドロップアウトは所定のパス数テー
プを繰り返し走行させた後に、記録再生したときのFM
出力が20dB低下し、その継続時間が5μsec以上
の、1分間当りのドロップアウト数Dを、繰り返し走行
スタート時のドロップアウト数D0 で規格化した(D/
D0 )で評価した。
プを繰り返し走行させた後に、記録再生したときのFM
出力が20dB低下し、その継続時間が5μsec以上
の、1分間当りのドロップアウト数Dを、繰り返し走行
スタート時のドロップアウト数D0 で規格化した(D/
D0 )で評価した。
【0035】上記した表中の実施例と比較例1から、薄
膜テープ10のスリット断面6に保護膜4、潤滑膜5を
形成することにより、テープ摩耗がドロップアウトの少
ない、信頼性に優れたテープが得られることが分かる。
膜テープ10のスリット断面6に保護膜4、潤滑膜5を
形成することにより、テープ摩耗がドロップアウトの少
ない、信頼性に優れたテープが得られることが分かる。
【0036】さらに、上記した表中の実施例と比較例2
から、磁性膜13を形成した長尺原反52を真空中でス
リットした後、スリット断面部を大気にさらさずに、真
空中で保護膜を形成することにより、清浄で、エネルギ
ー的に活性な磁性膜の断面13A、高分子フィルムの断
面12Aに保護膜4を形成することができ、付着強度の
強い保護膜が得られ、テープ摩耗量、ドロップアウトの
増加を大幅に低減できることが分かる。
から、磁性膜13を形成した長尺原反52を真空中でス
リットした後、スリット断面部を大気にさらさずに、真
空中で保護膜を形成することにより、清浄で、エネルギ
ー的に活性な磁性膜の断面13A、高分子フィルムの断
面12Aに保護膜4を形成することができ、付着強度の
強い保護膜が得られ、テープ摩耗量、ドロップアウトの
増加を大幅に低減できることが分かる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の磁気記録媒
体によれば、例えば薄膜テープのスリット断面におい
て、高分子フィルムの断面及び磁性薄膜の断面が外部へ
露出しないよう、その断面を覆うように保護膜を形成し
たため次の効果を奏する。この磁気記録媒体を装置に装
填して摺動走行する際に、スリット断面の磁性薄膜の剥
離、摩耗、高分子フィルムの摩耗が生じない。このた
め、摩耗、剥離粉の記録再生面への付着に起因す磁気テ
ープの記録再生時のドロップアウト、摩耗、剥離粉によ
る記録再生ヘッドの目詰まり、損傷及びテープ走行系の
部品摩耗を防止でき、テープ及びVTR機器の信頼性を
高めることができる。また、磁性薄膜を形成した長尺原
反を真空中でスリット後、その断面を大気に晒さずに真
空中で保護膜を形成することにより、付着強度の強い保
護膜が得られ、より優れたテープを提供でき、このテー
プを用いたVTR機器の信頼性を獲得することができ
る。
体によれば、例えば薄膜テープのスリット断面におい
て、高分子フィルムの断面及び磁性薄膜の断面が外部へ
露出しないよう、その断面を覆うように保護膜を形成し
たため次の効果を奏する。この磁気記録媒体を装置に装
填して摺動走行する際に、スリット断面の磁性薄膜の剥
離、摩耗、高分子フィルムの摩耗が生じない。このた
め、摩耗、剥離粉の記録再生面への付着に起因す磁気テ
ープの記録再生時のドロップアウト、摩耗、剥離粉によ
る記録再生ヘッドの目詰まり、損傷及びテープ走行系の
部品摩耗を防止でき、テープ及びVTR機器の信頼性を
高めることができる。また、磁性薄膜を形成した長尺原
反を真空中でスリット後、その断面を大気に晒さずに真
空中で保護膜を形成することにより、付着強度の強い保
護膜が得られ、より優れたテープを提供でき、このテー
プを用いたVTR機器の信頼性を獲得することができ
る。
【図1】本発明の磁気記録媒体の一実施例である薄膜テ
ープの構造を説明するための図である。
ープの構造を説明するための図である。
【図2】本発明の磁気記録媒体の製造装置を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図3】本発明の磁気記録媒体の製造装置を構成する成
膜工程を説明するための図である。
膜工程を説明するための図である。
【図4】従来の薄膜テープの構造を説明するための図で
ある。
ある。
【図5】薄膜テープと固定ガイドポールとの摺動状態を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図6】薄膜テープと固定ロアードラムとの摺動状態を
説明するための図である。
説明するための図である。
1,12 高分子フィルム(非磁性体) 3,13 磁性薄膜(磁性膜) 4 保護膜 5 潤滑膜 5A,6,16 スリット断面(断面) 10,20 薄膜テープ(磁気記録媒体) 50 磁気記録媒体製造装置 50A 真空装置 51 巻き出しロール 52 長尺原反 53 メインドラム 54,60 ガス導入部 55 CoCrターゲット 56 スリッタ 58 高周波供給電圧 59 接地電極 67 巻き取りリール 71 長尺テープ 72,72A テープ間隔制御ローラ L テープ幅 M 間隔
Claims (5)
- 【請求項1】非磁性体上に磁性膜を形成し長手方向にス
リットした磁気記録媒体において、 少なくとも長手方向のスリット断面に保護膜を形成した
ことを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】非磁性体上に磁性膜を形成し長手方向にス
リットした磁気記録媒体において、少なくとも長手方向
のスリット断面に、保護膜、潤滑膜を順次形成したこと
を特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項3】前記保護膜がダイヤモンドライクカーボン
であることを特徴とする請求項1又は2記載の磁気記録
媒体。 - 【請求項4】非磁性体上に磁性膜を形成した長尺原反を
所定の幅に真空中でスリットし、 スリット後、スリットされた長尺テープを大気にさらさ
ずに、真空中で前記長尺テープ同士の間隔を所定の間隔
に拡げた状態で、少なくとも長手方向のスリット断面に
保護膜を真空中で形成することを特徴とする磁気記録媒
体の製造方法。 - 【請求項5】真空容器内で巻き出しロールから引き出し
た非磁性体を走行させ、この間に、前記非磁性体上に磁
性膜、保護膜を順次形成した後、巻き取りリールに巻き
取る構成を有する磁気記録媒体の製造装置において、 前記非磁性体上に磁性膜を形成する磁性膜形成部と、 この磁性膜形成部により形成した前記磁性膜及び非磁性
体の長手方向に保護膜を形成する保護膜形成部と、 前記磁性膜形成部の直後に設置され、前記非磁性体上に
磁性膜を有する長尺原反を所定の幅にスリットするスリ
ッタと、 前記保護膜形成部に設置され、所定の幅にスリットされ
た長尺テープ同士の間隔を所定の間隔に拡げるテープ間
隔制御ローラとを備えたことを特徴とする磁気記録媒体
の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18808295A JPH0916950A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 磁気記録媒体、磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18808295A JPH0916950A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 磁気記録媒体、磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0916950A true JPH0916950A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=16217394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18808295A Pending JPH0916950A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 磁気記録媒体、磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0916950A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1607492A1 (de) * | 2004-06-02 | 2005-12-21 | Applied Films GmbH & Co. KG | Bandbehandlungsanlage mit mindestens einer Vakuumkammer |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP18808295A patent/JPH0916950A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1607492A1 (de) * | 2004-06-02 | 2005-12-21 | Applied Films GmbH & Co. KG | Bandbehandlungsanlage mit mindestens einer Vakuumkammer |
| KR100714072B1 (ko) * | 2004-06-02 | 2007-05-02 | 어플라이드 매터리얼스 게엠베하 운트 컴퍼니 카게 | 적어도 하나의 진공 챔버를 갖는 웹 처리 장치 |
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