JPH047024Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH047024Y2 JPH047024Y2 JP1985094280U JP9428085U JPH047024Y2 JP H047024 Y2 JPH047024 Y2 JP H047024Y2 JP 1985094280 U JP1985094280 U JP 1985094280U JP 9428085 U JP9428085 U JP 9428085U JP H047024 Y2 JPH047024 Y2 JP H047024Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- booster
- spacer
- vehicle body
- main body
- body panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、倍力装置本体を車体パネルに取付け
る際、双方間にシール部材装着のスペーサを介在
させるようにした倍力装置の取付け構造に関する
ものである。
る際、双方間にシール部材装着のスペーサを介在
させるようにした倍力装置の取付け構造に関する
ものである。
一般に新規の自動車を設計する際、現量産によ
る倍力装置本体1をそのまま取付けようとして
も、車種による車体パネル3との間隔の違い等に
より、周辺部材に干渉されて最適な取付け態様が
得られない事態が発生する。このため従来におけ
る倍力装置の取付け構造では第3図に示すよう
に、倍力装置本体1を、タイロツド2のネジ部2
aに対するナツト7の螺合により車体パネル3に
取付ける際、前方シエル1aと後方シエル1bと
を接合して成る倍力装置本体1と、車体パネル3
間に上記の干渉を回避するに足りる寸法のスペー
サ4を介在させていた。またこの場合エンジンル
ーム側Eから運転席側Dへの水浸入を防止するた
めに、倍力装置本体1とスペーサ4間およびこの
スペーサ4と車体パネル3間にはそれぞれパツキ
ン6を挟着していた。なお、後方シエル1bは第
4図に示すように中央が平坦部1b1となり、外周
が傾斜部1b2となり、全体としてパネル3方向に
膨出している。平坦部1b1がタイロツド2を介し
て車体パネルに固定されることになる。このよう
な後方シエル1bおよび前方シエル1aより成る
本体1の内部空間は図示しないダイヤフラムによ
り、負圧源に連通する第1作動室Aとこの第1作
動室と大気とに連通が切換えられる第2作動室B
とに画成される。
る倍力装置本体1をそのまま取付けようとして
も、車種による車体パネル3との間隔の違い等に
より、周辺部材に干渉されて最適な取付け態様が
得られない事態が発生する。このため従来におけ
る倍力装置の取付け構造では第3図に示すよう
に、倍力装置本体1を、タイロツド2のネジ部2
aに対するナツト7の螺合により車体パネル3に
取付ける際、前方シエル1aと後方シエル1bと
を接合して成る倍力装置本体1と、車体パネル3
間に上記の干渉を回避するに足りる寸法のスペー
サ4を介在させていた。またこの場合エンジンル
ーム側Eから運転席側Dへの水浸入を防止するた
めに、倍力装置本体1とスペーサ4間およびこの
スペーサ4と車体パネル3間にはそれぞれパツキ
ン6を挟着していた。なお、後方シエル1bは第
4図に示すように中央が平坦部1b1となり、外周
が傾斜部1b2となり、全体としてパネル3方向に
膨出している。平坦部1b1がタイロツド2を介し
て車体パネルに固定されることになる。このよう
な後方シエル1bおよび前方シエル1aより成る
本体1の内部空間は図示しないダイヤフラムによ
り、負圧源に連通する第1作動室Aとこの第1作
動室と大気とに連通が切換えられる第2作動室B
とに画成される。
ところが従来の倍力装置によれば、第2作動室
Bが負圧と大気に切換えられることにより、第4
図に示すようにほぼ傾斜部1b2と平坦部1b1との
境界部1b3を支点とする応力l,mが傾斜部1b2
に作用して、シエル変形が生じてしまう。そのた
め、特公昭60−561号公報で開示する如く、平坦
部1b1の内側に補強リング72を設け、その外縁
部76を傾斜部1b2内面に当接させているが、こ
の傾斜部1b2は応力lに対してのみ有効で、応力
mにもとづく傾斜部1b2の変形を防止することは
できなかつた。
Bが負圧と大気に切換えられることにより、第4
図に示すようにほぼ傾斜部1b2と平坦部1b1との
境界部1b3を支点とする応力l,mが傾斜部1b2
に作用して、シエル変形が生じてしまう。そのた
め、特公昭60−561号公報で開示する如く、平坦
部1b1の内側に補強リング72を設け、その外縁
部76を傾斜部1b2内面に当接させているが、こ
の傾斜部1b2は応力lに対してのみ有効で、応力
mにもとづく傾斜部1b2の変形を防止することは
できなかつた。
従つて、本考案は平坦部1に対応して設けられ
るスペーサ4の外周に、後方シエルの傾斜部1b2
の膨出変形を阻止する剛体の延出部4fを形成
し、これで傾斜部1b2の外方向の変形を防止す
る。
るスペーサ4の外周に、後方シエルの傾斜部1b2
の膨出変形を阻止する剛体の延出部4fを形成
し、これで傾斜部1b2の外方向の変形を防止す
る。
傾斜部が、平坦部側を支点とする応力を受けて
変形しようとしてもこれを延出部が受圧し、その
変形を阻止する。
変形しようとしてもこれを延出部が受圧し、その
変形を阻止する。
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
本考案による倍力装置の取付け構造は次のよう
に構成されている。すなわち第1図および第2図
に示すように、倍力装置本体1内を貫挿してこの
本体1の後方延長筒1a側に配出されている各タ
イロツド2のネジ部2aにはこのネジ部2aに合
致する位置毎に孔4aを貫設したスペーサ4が、
上記倍力装置本体1と車体パネル3間に介在さ
れ、この倍力装置本体1から突出した各タイロツ
ド2を上記スペーサ4の孔4aおよび車体パネル
3の取付孔3aを介して車体パネル3の外方でネ
ジ止めされる倍力装置の取付け構造において、上
記スペーサ4の倍力装置本体1側にあたる面部に
は各タイロツド2を囲む一連のリング状による溝
4bが周方向に設けられている。そしてこの溝4
b内にはOリング状のシール部材5がその一部を
上記溝4bの外方に露呈する状態に収納されてい
る。この態様によるスペーサ4は、各孔4aを上
記したその位置毎におけるタイロツド2のネジ部
2aに嵌合するようにして上記シール部材5面を
倍力装置本体1の外部に密接されている。上記ス
ペーサ4の外方面部位置には円板面に形成された
パツキン6が、上記のスペーサ4の各孔4aと同
心状に貫設されたその位置毎の孔6aによるタイ
ロツド2のネジ部2aへの嵌合をもつて同心状に
接面されている。このようにして内側面の溝4b
内にはシール部材5を収装し、外側面にはパツキ
ン6を密接化に配置したスペーサ4を後方延長筒
1a側に介在させる態様をもつて倍力装置本体1
を車体パネル3に取付けた際、上記のシール部材
5がスペーサ4と倍力装置本体1との間を封止す
るように構成されている。
に構成されている。すなわち第1図および第2図
に示すように、倍力装置本体1内を貫挿してこの
本体1の後方延長筒1a側に配出されている各タ
イロツド2のネジ部2aにはこのネジ部2aに合
致する位置毎に孔4aを貫設したスペーサ4が、
上記倍力装置本体1と車体パネル3間に介在さ
れ、この倍力装置本体1から突出した各タイロツ
ド2を上記スペーサ4の孔4aおよび車体パネル
3の取付孔3aを介して車体パネル3の外方でネ
ジ止めされる倍力装置の取付け構造において、上
記スペーサ4の倍力装置本体1側にあたる面部に
は各タイロツド2を囲む一連のリング状による溝
4bが周方向に設けられている。そしてこの溝4
b内にはOリング状のシール部材5がその一部を
上記溝4bの外方に露呈する状態に収納されてい
る。この態様によるスペーサ4は、各孔4aを上
記したその位置毎におけるタイロツド2のネジ部
2aに嵌合するようにして上記シール部材5面を
倍力装置本体1の外部に密接されている。上記ス
ペーサ4の外方面部位置には円板面に形成された
パツキン6が、上記のスペーサ4の各孔4aと同
心状に貫設されたその位置毎の孔6aによるタイ
ロツド2のネジ部2aへの嵌合をもつて同心状に
接面されている。このようにして内側面の溝4b
内にはシール部材5を収装し、外側面にはパツキ
ン6を密接化に配置したスペーサ4を後方延長筒
1a側に介在させる態様をもつて倍力装置本体1
を車体パネル3に取付けた際、上記のシール部材
5がスペーサ4と倍力装置本体1との間を封止す
るように構成されている。
本考案で重要なことは、後方シエル1bの傾斜
部1b2に当接する延出部4fが、スペーサ4の外
周に一体形成されていることである。
部1b2に当接する延出部4fが、スペーサ4の外
周に一体形成されていることである。
次に作用を説明する。上記の構成による倍力装
置本体1を車体パネル3に取付けるときは、上記
車体パネル3の面部にあらかじめ各タイロツド2
の配置に合わせた位置毎に取付孔3aが貫設され
ているため、倍力装置本体1の後方延長筒1f側
から突出されている上記タイロツド2の各ネジ部
2aを、車体パネル3のその位置毎に貫設されて
いる取付孔3a内に貫通したのち、この外方に突
出したネジ部2aに対するナツト7の螺合とその
締付けをもつて倍力装置本体1を車体パネル3に
容易確実に取付けることができる。その際上記ス
ペーサ4の倍力装置本体1側は、このスペーサ4
のリング状溝4b内にタイロツド2の締付け力が
作用しない状態で収嵌されたOリング状のシール
部材5により確実にシールされ、また軸方向の寸
法は経時的に劣化しない剛体状のスペーサ4によ
り確保されるため、長期使用を経ても倍力装置本
体1に対する原状の取付け態様を堅持することが
できる。そして、応力mにもとづき傾斜部1b2が
変形しようとしても、剛体の延出部4fがこれを
受圧して阻止する。応力lよりmの方が大きいと
考えられることから、延出部4fを設ける方が、
シエル変形を防止する点では効果が大きいといえ
る。
置本体1を車体パネル3に取付けるときは、上記
車体パネル3の面部にあらかじめ各タイロツド2
の配置に合わせた位置毎に取付孔3aが貫設され
ているため、倍力装置本体1の後方延長筒1f側
から突出されている上記タイロツド2の各ネジ部
2aを、車体パネル3のその位置毎に貫設されて
いる取付孔3a内に貫通したのち、この外方に突
出したネジ部2aに対するナツト7の螺合とその
締付けをもつて倍力装置本体1を車体パネル3に
容易確実に取付けることができる。その際上記ス
ペーサ4の倍力装置本体1側は、このスペーサ4
のリング状溝4b内にタイロツド2の締付け力が
作用しない状態で収嵌されたOリング状のシール
部材5により確実にシールされ、また軸方向の寸
法は経時的に劣化しない剛体状のスペーサ4によ
り確保されるため、長期使用を経ても倍力装置本
体1に対する原状の取付け態様を堅持することが
できる。そして、応力mにもとづき傾斜部1b2が
変形しようとしても、剛体の延出部4fがこれを
受圧して阻止する。応力lよりmの方が大きいと
考えられることから、延出部4fを設ける方が、
シエル変形を防止する点では効果が大きいといえ
る。
なお、本考案は、タイロツド2に代えて後方シ
エルに複数本の取付ボルト等の取付部材を溶接固
定したものにも本考案を適用できることはもちろ
んである。
エルに複数本の取付ボルト等の取付部材を溶接固
定したものにも本考案を適用できることはもちろ
んである。
以上説明したように本考案によれば、倍力装置
本体を構成する後方シエルの平坦部に設けられる
スペーサの外周に、後方シエルの傾斜部の膨出変
形を阻止する剛体の延出部を形成したので、傾斜
部の変形を防止でき、耐久性を向上でき、またシ
エル内部の体積変化に伴う制動劣化を防止でき
る。
本体を構成する後方シエルの平坦部に設けられる
スペーサの外周に、後方シエルの傾斜部の膨出変
形を阻止する剛体の延出部を形成したので、傾斜
部の変形を防止でき、耐久性を向上でき、またシ
エル内部の体積変化に伴う制動劣化を防止でき
る。
第1図は本考案による倍力装置の取付け構造の
一実施例を示す一部縦断側面図、第2図は同構造
の要部を示す詳細図、第3図、第4図は従来技術
による倍力装置の取付け構造を示す側面図であ
る。 1……倍力装置本体、1a……前方シエル、1
b……後方シエル、2……タイロツド、3……車
体パネル、3a……取付孔、4……スペーサ、4
a……孔、4b……溝、6……パツキン、4f…
…延出部。
一実施例を示す一部縦断側面図、第2図は同構造
の要部を示す詳細図、第3図、第4図は従来技術
による倍力装置の取付け構造を示す側面図であ
る。 1……倍力装置本体、1a……前方シエル、1
b……後方シエル、2……タイロツド、3……車
体パネル、3a……取付孔、4……スペーサ、4
a……孔、4b……溝、6……パツキン、4f…
…延出部。
Claims (1)
- 前方シエルと中央が平坦部で外周が傾斜部とな
つて車体パネル方向へ膨出する後方シエルとを接
合して成る倍力装置本体と、この倍力装置本体の
上記平坦部と車体パネルとの間に介在されかつ孔
を有するスペーサと、倍力装置本体の上記平坦部
から突出してスペーサの上記孔および車体パネル
に形成された取付孔を介して車体パネルにネジ止
めされる複数本の取付部材を備えた倍力装置の取
付け構造おいて、上記スペーサの外周に、倍力装
置本体の傾斜部の膨出変形を阻止する剛体の延出
部を形成したことを特徴とする倍力装置の取付け
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985094280U JPH047024Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985094280U JPH047024Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS622470U JPS622470U (ja) | 1987-01-09 |
| JPH047024Y2 true JPH047024Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=30652699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985094280U Expired JPH047024Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047024Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016097876A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 株式会社アドヴィックス | 負圧式倍力装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55157065U (ja) * | 1979-04-28 | 1980-11-12 |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP1985094280U patent/JPH047024Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS622470U (ja) | 1987-01-09 |
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