JPH0470549A - 化学物質センサ - Google Patents

化学物質センサ

Info

Publication number
JPH0470549A
JPH0470549A JP2184646A JP18464690A JPH0470549A JP H0470549 A JPH0470549 A JP H0470549A JP 2184646 A JP2184646 A JP 2184646A JP 18464690 A JP18464690 A JP 18464690A JP H0470549 A JPH0470549 A JP H0470549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
sensor
chemical substance
dye
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2184646A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuki Yoshida
泰樹 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2184646A priority Critical patent/JPH0470549A/ja
Publication of JPH0470549A publication Critical patent/JPH0470549A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、化学物質を検知、定量することが可能な化学
物質センサに関する。
〈従来の技術〉 外界に存在する特定の化学物質を選択的に吸着させ、ま
たはそれと選択的に反応し、そのことによる抵抗率や調
型率等の電気信号の変化から化学物質の種類と濃度を検
知する化学センサが知られている。
このような化学センサ材料には、半導体、セラミックス
、ポリマー等が挙げられ、実際、水蒸気、各種ガス、各
種イオン等の検知、定量に適用されている。
また、コレステソック液晶を適用したセンサが知られて
いる[特開昭53−76094号、特開昭58−426
85号、塚原著、メカトロニクス増刊、旦−,11,1
03(1981)、センサ技術、ニーL1つ−、62 
(1987)同り工上±工、97 (1987)、同7
(12)。
87 (1987)]。
このものは、液晶の色変化を利用したものである。
一方、最近のOA機器等の発達に伴い、複写機等、電界
の強い環境下でも安定かつ正確に動作する各種センサが
望まれているため、光学的な検知、定量法を利用したセ
ンサが有利である。
このなかで、ある種の色素や化合物とガス物質とが反応
したり、電荷移動錯体を形成したりすることで、光吸収
あるいは蛍光(蛍光の消光)量が変化することを利用し
た光学的な検知、定量法が知られている。
例えば、N、N−ジメチルアニリンと02の反応による
変色を利用したもの(特開昭57−100337号)、 ポリ−2−パラ(メタクロイルアミノフェニル)−5−
フェニル−1,3−オキサゾールとNH3やアミン類の
反応による変色を利用したもの(特開昭60−2023
34号)、トリス(4,7−ジフェニル−1,107エ
ナントロリン)Ru錯体と02の反応による蛍光の変化
を利用したもの(特開昭61−178646号)がある
さらには、NHlこよるブロムチモールブルー膜での吸
収変化を利用したもの(日経産業新聞、昭和62年12
月14日発行)、No。
によるスクアリリウム色素および脂肪酸を成膜化合物と
するLB膜での蛍光変化を利用したもの[日本化学会春
季年会予稿集3IIHO7(1988年) 日経産業新
聞、昭和63年6月10日発行]なども挙げられる。
また光反射を利用したものの例は少ないが、金属膜ある
いは金属塩を適用したものが検討されている。
例えば、亜硫酸パラジウムカリウムとcoの反応を利用
したもの(特開昭58−79141号)、HgBrzと
A s Hsの反応を利用したもの(特開昭60−42
645号)、金属膜のSF4による腐蝕を利用したもの
(特開昭62−8066号)等である。
また、湿度センサとしては、光ファイバまたは光ファイ
バに吸湿性物質をクラッドとして設けて屈折率の変化を
利用したもの(特開昭61−217744号、特開昭6
2−9255号、特開昭62−204143号等)、吸
湿によって変色する無機化合物等を利用したもの(特開
昭54−80190号、特開昭61−139478号)
、 吸湿性樹脂などによる吸収係数の変化や散乱強度変化あ
るいは発色性を利用したもの(特開昭56−67738
号、特開昭56−110039号、特開昭5 Ej−2
16936号)、さらには、凹凸を有する透明体と吸湿
剤とを用いて乱反射性の変化を利用したもの(特開昭5
9−204742号)、あるいは異なる屈折率を有する
2種の誘電体層からなる鏡の反射光と透過光を利用した
もの(特開昭62−39744号)などが提案されてい
る。
ただし、色素膜の反射を利用するものの提案はない。
上記の半導体、セラミックス、ポリマー等を適用したセ
ンサでは、一般に、膜が厚いため、被検知ガスの拡舷過
程があり応答が遅いという欠点がある。 また、リフレ
ッシュが必要なものが多い。 さらには、抵抗値の変化
を検出する場合が多(、このように電気的手段によるた
め、強電界の影響を受は易(、経時変化が大きい。
また、素子の製造方法も複雑な工程を経るものが多く、
検出回路等も複雑となるものが多い。
一方、コレステリック液晶を適用したセンサでは、ピッ
チの変化による色変化を利用しているため、光反射の波
長分布が多様に変化して一定しないこと、感度が低いこ
と、温度依存性が大きいこと、等の欠点がある。
また、色素等を用いた吸収あるいは蛍光の変化を利用す
る場合には、検知、定量しようとするガス物質等の被検
物質と選択的に結合または反応し得る色素等に限定され
るという欠点がある。 このような素子の製造に際して
は、上記のLB膜での蛍光変化を利用したもののように
、LB膜を適用するとき色素分子を高度に配向させる必
要があったり、またブロムチモールブルー膜での吸収変
化を利用したもののように金属反射膜を設けたりする必
要があったりするなど、高度あるいは複雑な工程が必要
となる場合が多い。
さらに、金属膜あるいは金属塩を適用したものでは、反
応がいずれも不可逆的であり、またこのものでもセンサ
材料とガス物質等の被検物質との組合せは限定されると
いう欠点がある。
本発明者らは、上記の問題に対処するために、先に、「
色素と化学物質感受性化合物とを含み、この化学物質感
受性化合物が被検化学物質と結合することによって膜の
光反射率が変化するように構成したことを特徴とする化
学物質センサ。」 (特願昭63−219434号)、
および「基体と、この基体上に形成したセンサ膜と、発
光素子と受光素子とを有し、前記センサ膜が色素と化学
物質感受性化合物とを含み、この化学物質感受性化合物
が被検化学物質と結合することによって膜の光反射率が
変化するように構成し、この光反射早変化を前記受光素
子によって検出し、被検化学物質を検知、定量するよう
に構成したことを特徴とする化学物質センサ。」 (特
願昭63−219921号)を提案している。
しかし、このものにおいては、化学物質感受性化合物と
色素とを同−膜に成膜する必要があるため、これらの間
で相溶性が必要となり、対象となる被検化学物質が限定
されるという問題がある。 また、このようなことがら
色素の含有量が制限され、検出感度が十分に得られない
という問題も生じる。
このため、本発明者らはさらに、[基体と、この基体上
に色素膜と積層したセンサ膜を有し、前記センサ膜が化
学物質感受性化合物を含み、この化学物質感受性化合物
が被検化学物質と結合することによって前記色素膜の光
反射率が変化するように構成したことを特徴とする化学
物質センサ」 (特願平1−212792号)を提案し
ている。
このように色素膜とセンサ膜とを分離することにより、
被検化学物質の選択の巾が広(、また検知、定量する際
の精度が高(、応答が速く、素子構成が容易で耐久性に
優れかつコスト面でも有利な化学物質センサを提供する
ことができるものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記のように色素膜とセンサ膜を積層した構成のセンサ
において、センサ膜の形成には、通常、塗布法が用いら
れる。 具体的には、化学物質感受性化合物を有機溶媒
に溶解させて塗布する場合が多い。
ところが、センサ膜は、通常、色素膜形成後に色素膜上
に塗布されるため、色素はセンサ膜形成の際に用いる有
機溶媒に溶解しない必要がある。 このため、色素選択
の幅が狭くなる。
また、このような事情から、通常、アルコール可溶性の
色素を用い、センサ膜形成の際にはアルコール以外の有
機溶媒を用いているが、アルコール可溶性の色素は一般
に耐水性に劣る傾向があるため、信頼性が不十分である
。 具体的には、高温条件にて使用されると色素膜が吸
湿して膨潤し、再現性の高い測定値が得られな(なる。
本発明は、色素膜とセンサ膜とを分離した構成の化学物
質センサであって、色素の選択の幅が広く、また、長時
間使用した場合でも再現性の良好な測定値が得られる化
学物質センサを提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上記目的は、下記(1)〜(4)の本発明により達成さ
れる。
(1)基体上に色素膜を有し、この色素膜上にセンサ膜
を有し、前記センサ膜が化学物質感受性化合物を含み、
この化学物質感受性化合物が被検化学物質と結合するこ
とによって前記色素膜の光反射率が変化するように構成
されており、前記色素膜と前記センサ膜との間に耐有機
溶媒性の保護膜を有することを特徴とする化学物質セン
サ。
(2)前記保護膜が無機化合物を主成分とする上記(1
)に記載の化学物質センサ。
(3)前記保護膜が金属アルコキシドの加水分解縮合物
を含有する上記(1)または(2)に記載の化学物質セ
ンサ。
(4)さらに、発光素子と受光素子とを有し、色素膜の
基体をとおしての光反射早変化をこの受光素子によって
検出し、被検化学物質を検知、定量するように構成した
上記(])ないしく3)のいずれかに記載の化学物質セ
ンサ。
〈作用〉 本発明の化学物質センサは、基体上に色素膜を有し、色
素膜上にセンサ膜を有する。
センサ膜は化学物質感受性化合物を含み、この化学物質
感受性化合物は被検化学物質と結合することによって膜
物性が変化し、この膜物性の変化がセンサ膜に積層され
た色素膜の光反射率、特に鏡面反射率を変化させ、この
反射率変化により、被検化学物質の量が測定される。
そして、本発明では、色素膜とセンサ膜との間に耐有機
溶媒性の保護膜を設ける。
センサ膜は、化学物質感受性化合物を含有する有機溶媒
を色素膜上に塗布することにより形成されるが、本発明
では保護膜により色素膜とセンサ膜とが分離されている
ので、センサ膜塗布時に色素が有機溶媒と接触すること
がない。
このため、色素の有機溶媒への溶解性を考慮する必要が
な(、反射率やその安定性などが最適な色素を、広い範
囲から選択することができる。
また、保護膜が存在するため、例えば被検化学物質や空
気中の酸素など、色素の劣化の原因となる物質が色素膜
へ到達することが阻止されるので、これらにより色素膜
が影響を受けることがなく、極めて安定性の高いセンサ
が得られる。
く具体的構成〉 以下、本発明の構成について、詳細に説明する。
本発明において、センサ膜は、保護膜を介して色素膜と
積層した状態で基体上に形成される。
このように、本発明においては、センサ膜と色素膜とを
別個に積層して設けているため、特願昭63−2194
34号、同63−219921号に記載のように、化学
物質感受性化合物と色素とを同−膜に含有させたものと
異なり、化学物質感受性化合物と色素との相溶性等を考
慮することがない。 従って、色素膜における色素の含
有量を大きくすることができ、色素膜の反射率変化が十
分となり、十分な感度を得ることができる。 また、色
素膜の膜厚をコントロールすることによって所望の感度
を得ることができる。
そして、本発明の化学物質センサでは、基体上に、色素
膜、保護膜およびセンサ膜の順で形成されていることが
好ましい。
このように形成することによって、基体裏面側からの検
出が可能となり、また、被検化学物質が直接センサ膜と
接触するので感度が向上し、さらに、被検化学物質の色
素膜への影響も少なくなる。
本発明における色素膜は、その鏡面反射率が、特に可視
〜赤外域のいずれかの波長において、20”以下、特に
5°の角度で測定したとき、10%以上、より好ましく
は20%以上の、いわゆるブロンズ光沢を有することが
好ましい。 なお、この場合の角度は、膜面の法線に対
する角度である。
また、本発明における色素膜は、その吸収率が70%以
下、好ましくは50%以下であるとよ(、色素膜におけ
る反射の極大波長(えRユ、8)が吸収の極大波長(λ
A ffi、、)と異なるものであることが望ましく、
特に、えR□8−えA、、8≧50nmであることが望
ましい。
このような色素膜を用いることにより、実質的に十分な
感度が得られる。 反射率が10%未満となると、被検
化学物質を反射率変化として検出することが困難となる
からである。
20”以下の鏡面反射による反射率で測定することによ
って感度が高くなり、素子とした場合のコンパクト化を
はかることができる。
このような色素膜を構成する色素としては、反射率が1
0%以上のものであれば特に制限はないが、シアニン色
素、アズレニウム色素、ピリリウム色素、スクアリリウ
ム色素、クロコニウム色素、キノン・ナフトキノン色素
、金属錯体色素、フタロシアニン色素、ナフタロシアニ
ン色素等が具体的に挙げられる。
また、シアニン色素などのポリメチン色素を用いるとき
は、−事項酸素クエンチャーを混合して用いてもよ(、
この場合のクエンチャ−としては、金属錯体、特にNi
錯体、例えばジチオール系(特にビスフエニルジチオー
ル系)のN1錯体や、アミン化合物であることが好まし
い。
また、クエンチャ−のアニオンとシアニン色素カチオン
とのイオン結合体を用いてもよい。
これらの色素のうち、耐水性が良好であること、酸化等
による劣化に対して安定であることなどから、クエンチ
ャ−のアニオンとシアニン色素カチオンとのイオン結合
体や、色素と一重項酸素クエンチャーとの混合物、フタ
ロシアニン色素等を用いることが好ましい。 なお、こ
れらの色素は、アルコール以外の有機溶媒に可溶である
ため、これらの色素を用いる場合、本発明は特に高い効
果を発揮する。
色素膜上に設けられる保護膜は、耐有機溶媒性を有する
膜、すなわち、有機溶媒に侵されず、また、有機溶媒を
透過しない膜であればよい。
このような膜としては、無機化合物を主成分とするもの
が好ましい。
無機化合物としては、特に、S l Ox (x=1〜
2程度)等の酸化けい素、TiO□等の酸化チタン、A
β201等の酸化アルミニウムおよびZ r Ox等の
酸化ジルコニウムの1種、あるいはこれらから選択され
る2種以上の混合物が好ましい。
なお、後述するゾル・ゲル法により保護膜を形成した場
合、上記酸化物の末端にアルコキシル基が残存している
ことがあるが、所望の耐有機溶媒性が得られれば残存し
ていても構オつない。
耐有機溶媒性が十分であれば保護膜の厚さに特に制限は
ないが、反射率に対する影響を小さくするためには、例
えば10〜200OA、特に50〜500A程度の厚さ
範囲から選択することが好ましい。
本発明におけるセンサ膜に含まれる化学物質感受性化合
物は、特定の化学物質と可逆的または非可逆的に結合す
る化合物であり、被検化学物質に応じて選択すればよい
より具体的には、化学物質感受性化合物は、目的とする
被検化学物質と分子間にて種々の結合状態をもちつるも
のであり、この結合には、種々の反応、あるいは共有結
合、イオン結合、配位結合等の種々の結合の他、吸着や
吸収等が包含されるものである。
そして、この化学物質感受性化合物と被検化学物質の結
合および脱離は可逆的であることが好ましいが、非可逆
的であってもよい。
被検化学物質を水とするときには、化学物質感受性化合
物としては、親水性化合物を用いる。
親水性化合物を含有するセンサ膜は、水蒸気拡散定数が
10 x 10−’Cm2/see以上、特に、50 
X 100−8a”/sec以上であることが好ましい
。 水蒸気拡散定数が前記範囲未満であるとセンサ膜に
膨潤等の変形が生じ易くなり、反射率の再現性が不良と
なる傾向にある。
なお、水蒸気拡散定数は、JIS Z 0208により
透湿度を求め、これから「材料と水分ハンドブック」 
(高分子学会線、共立出版)P、193〜218の記載
に従って算出することができる。
センサ膜が単一の親水性化合物から構成されている場合
、センサ膜の水蒸気拡散定数は、材料である親水性化合
物の水蒸気拡散定数とばぼ同等である。 また、センサ
膜が2種以上ノ親水性化合物から構成されている場合、
水蒸気拡散定数は上記の方法に従って求めることができ
る。
親水性化合物の具体例としては、以下のようなものがあ
る。
■、親水性高分子化合物 極性基をもつ親水性の高分子化合物が好ましい。
極性基含有高分子化合物としては、カルボニル基、エー
テル基等の酸素含有高分子化合物、NH基含有高分子化
合物の他、シアン基、ハロゲン等を含有する高分子化合
物が挙げられ、以下のようなものがある。
a)吸水性の高分子アニオン塩 (特に可逆的に吸水する塩) 例えば、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、ポリメタアクリル酸ナトリウム、ポリ(4−スチ
レンスルホン酸)ナトリウム、ポリビニルリン酸ナトリ
ウム、ポリビニルリン酸アンモニウム、ポリグルタミン
酸ナトリウムなど。
b)高分子電解質 例えば、ポリエチレンイミン塩酸塩、ポリエチレンイミ
ン/ポリスチレンスルホン酸、ポリN−メチル塩化ピリ
ジニウムなど。
C)熱硬化性樹脂 フェノール樹脂、フラン樹脂、アルキド樹脂、エポキシ
樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂など。
d)熱可塑性樹脂 ポリ酢酸ビニル、ポリアクリレート、ポリメタクリレー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリビニ
ルアルコール、ポリエーテル、ポリアミド、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ポリビニルケトン、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリビニルピロリドン(pvp)、ポリアルキレ
ン(エチレン)グリコール、ポリアクリルアミド、PV
A−エチレン共重合体など。
e)セルロース系 アセチルセルロース、トリアセチルセルロース、ニトロ
セルロース、アセチルブチルセルロース、プロピオニル
セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースなど。
f)天然高分子およびその誘導体 カゼイン、アミロース、ポリグリシン、変性デンプン(
グラフト化デンプン)など。
g)これらのブレンドまたは共重合体 なお、これらは架橋して三次元構造をもっていてもよい
これら高分子化合物は、膜物性が良好で、しかも耐水性
が高いことで好ましく用いられる。
TI 、親水性低分子有機化合物 h)吸水性の有機金属塩 (特に可逆的に吸水する塩) 例えば、酢酸ナトリウム、酒石酸ナトリウムカリウム、
乳酸ナトリウムなど。
rn 、親水性無機化合物 i)吸水性の無機金属塩 (特に可逆的に吸水する塩) 例えばLiCj!、、CaCj2g、CoCj2゜等の
金属ハライドなど。
j)親水性ゲル 例えば、コロイダルシリカ、あるいはシリコンアルコキ
シド等のシリケート、チタネート、アルミネート、ジル
コネート等の加水分解物など。
これら化合物は1種または2種以上用いてもよい。 そ
して、このとき水蒸気を検出する湿度センサとすること
ができる。
これらの親水性化合物のうち、水蒸気拡散定数の点で好
ましい化合物を以下に示す。
丸先三二区五 アセチルブチルセルロース 5 2  X  1 0−”cm”/secエチルセル
ロース 7 1  X  1 0−’cm”/secトリアセチ
ルセルロース 77 X I O−”ca+”/secアセチルセルロ
ース 114 X 10−”cm”/sec 弘ユ]二E!’五 アルコール可溶性ナイロン(676、6/6.10ナイ
ロンの三元系重合体等) 30 X 10−’c++”/sec 二之ユニj ポリメチルメタクリレート 15 X 10−”cm”/see 次に、アンモニアを被検化学物質とするときには、ブロ
ムチモールブルー、チモールブルー アクリジンオレン
ジ、ポリ−2−バラ(メタクロイルアミノフェニル)−
5−フェニル−1,3−オキサゾール等を化学物質感受
性化合物として用いればよい。
さらに、Na”″、K4等のアルカリ金属やアルカリ土
類金属のイオンやAg”等の各種金属イオン等を被検化
学物質とするときにはクラウンエーテルを用いる。
クラウンエーテルとしては、ベンゾ−15−クラウン5
(被検化学物質;Na”)、ジベンゾビリジノー18−
クラウン−6(被検化学物質;各種金属イオン)、クリ
プトフィックス222CC(メルク製)(被検化学物質
;に0)、長鎖を導入したアザクラウンエーテル(被検
化学物質;Ag”)(例えば、 など)等が使用可能である。
その他、種々のガスに対応するものとしてコレステリッ
ク液晶、02を被検化学物質とするものとしてピレン、
N、N−ジメチルアニリン、トリス(4,7−ジフェニ
ル−1,10−フェナントロリン)Ru錯体、(CnC
HlCH,)、Sまたは(CI2CH、cHt)* N
Hを被検化学物質とするものとしてトリフェニルメチン
ニュートラルレッドなどがそれぞれ挙げられる。
本発明においては、前述のように、センサ膜で化学物質
感受性化合物と被検化学物質とが結合することによって
、センサ膜に積層された色素膜の光反射率が変化するこ
とを利用して被検化学物質の検出を行っている。
この場合の光反射率の変化は、前述のように、膜厚、膜
密度、屈折率等の膜物性の変化に起因すると考えられる
すなわち、本発明では、化学物質感受性化合物と被検化
学物質との結合に応じた膜物性の変化を高鏡面反射率を
示す色素膜の光反射率の変化によってとらえ、被検化学
物質を定量するものである。
より具体的に説明すれば、親水性ポリマー吸水性塩、親
水性ゲル等の親水性化合物においては水蒸気により水和
が起こったり、水が吸着したり、吸収されたりすること
によると考えられる。
また、ブロムチモールブルー等においてはアンモニアと
の間で何らかの相互作用、究極的には電荷移動錯体の形
成等が起こることによると考えられる。
クラウンエーテルの場合はアルカリ金属やアルカリ土類
金属等のイオンを包接することによると考えられる。
上記における結合は、可逆的であっても非可逆的であっ
てもよく、膜の光反射率を変化させるものであればよい
。 ただし、センサの繰返し使用の点では可逆的である
ことが好ましい。
上記のように光反射率の変化のみを利用してもよいが、
場合によっては光の透過率を利用することもできる。 
また、単色光での反射率、透過率変化の他、測定波長に
巾を持たせ、反射光ないし透過光の光量変化で検知する
ことができる。 この場合には、光源としてLEDが使
用でき、また変化光量も大きくなる点で好ましい。
このような場合、前記のとおり、鏡面反射を利用するこ
とが好ましい。
本発明における色素膜は色素のみから構成されていても
、またニトロセルロース等の自己酸化性の樹脂、ポリス
チレン、ナイロン等の熱可塑性樹脂などのバインダーが
含まれていてもよい。 この場合の色素の含有量は60
−100wt%、好ましくは90”100wt%とする
のがよい。
このような含有量とすることにより、膜物性の変化を色
素膜の光反射率として十分反映することができる。
また、色素膜の厚さは、所望とする感度等に応じて選択
すればよいが、400〜2000A程度とする。
本発明におけるセンサ膜は、化学物質感受性化合物のみ
から成膜可能なときは、それのみで形成してもよく、好
ましい態様である。
具体的に、温度センサとする場合には、特に、前記例中
において、特に親水性高分子化合物では、良好な膜物性
を有する塗膜が得られる。
またアンモニアを、被検化学物質とする場合には、ポリ
−2−パラ(メタクロイルアミノフェニル)−5−フェ
ニル−1,3−オキサゾール等も同様である。
なお、他の化合物では塗布あるいは蒸着により成膜すれ
ばよい。
また、同様の化学物質感受性化合物同士を併用してセン
サ膜を作成することも可能である。
この場合、例えば高分子の化学物質感受性化合物にバイ
ンダ機能をもたせてもよい。
能を阻害しないような各種ポリマー等のバインダを併用
してもよい。
上記における化学物質感受性化合物の含有量は、50〜
100wt%、好ましくは80〜100wt%とするの
がよい。
このような含有量とすることにより、センサ膜の膜物性
の変化が十分となる。
また、この場合のセンサ膜は0.05〜100μ、好ま
しくは0.1〜5)111とするのがよ(、さらに好ま
しくは0.01〜1μs、特に0.08〜0.25−と
することが好ましい。 このように薄膜とすることが可
能となり、センサとしての応答が速くなる。
さらに、上記したセンサ膜の水蒸気拡散定数とセンサ膜
の厚さとの積は、0.5X10〜1 、  OX 10
−”cm”/seeであることが好ましい。 両者の積
をこの範囲とすることにより、センサ膜の耐湿性は極め
て高いものとなる。
本発明における基体は、材質的に特に制限はないが、実
質的に透明であることが好ましい。 基体の裏面側から
の検知が可能となるからである。
具体的には、ガラスや、硬質塩化ビニル、ポリエチレン
テレフタレート(PET)、ポリオレフィン、ポリメチ
ルメタクリレート(PMMA)、アクリル樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリサルフォン樹脂、
ポリエーテルサルフォン、メチルペンテンポリマー、ビ
スフェノールA−テレフタル酸共重合体等の各種樹脂が
挙げられる。
このような基体の形状は特に制限はないが、通常、板状
、フィルム状とする。
本発明の化学物質センサを製造するには、基体上に色素
膜を形成し、その上に保護膜を形成し、さらにセンサ膜
を設層すればよい。
色素膜およびセンサ膜の設層は、色素の塗布液および化
学物質感受性化合物の塗布液をそれぞれ調製し、その塗
膜を形成することにより行えばよい。
塗膜形成の際の塗布はスピンコード、ディッピング、ス
プレー等によればよい。
本発明では、色素膜およびセンサ膜用の各塗布液の調製
に際して用いる溶媒に制限はな(、色素あるいは化学感
受性化合物が可溶なものから自由に選択することができ
る。
具体的には、例えば、ケトアルコール系(脂肪族ケトア
ルコール、特にジアセトンアルコール、アセトール、ア
セトイン、アセトエチルアルコール等)、R,0−R1
−OH[ここでR1は低級アルキル基(特に炭素原子数
1〜5)、R1は低級アルキレン基(特に炭素原子数2
〜5)を表わす。]で示されるエーテル系、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン系、酢酸ブチル、酢酸エチル、カルピトール
アセテート、ブチルカルピトールアセテート等のエステ
ル系、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等のエーテ
ル系ないしトルエン、キシレン等の芳香族系、ジクロロ
エタン等のハロゲン化アルキル系、水、アルコール等が
挙げられる。
このようななかで、化学物質感受性化合物に湿度センサ
となる吸水性の高分子アニオン塩を用いるときは以下の
方法でセンサ膜を作製することができる。
すなわち、化学物質感受性化合物が陰イオン基を有し、
この陰イオン基と対をなすNa、NH,等のプラスのカ
ウンターイオンを有する可溶性の塩である場合は、上記
のようにして塗膜を形成した後、プラスのカウンターイ
オンを塩交換すると同時に金属ハライドを膜中に導入し
てもよいというものである。
このような可溶性の塩体を塩交換により不溶性とするこ
とによって被検化学物質の水分等に対してきわめて安定
であるなど、塗膜の安定性が向上する。 また、過剰の
CaCβ2等の金属ハライドを塗膜中に残すことによっ
てセンサ膜としての機能を向上させることができる。
従って、塗膜中にはCa C12x等の金属ハライドが
この形で存在することが必要であり、塩交換液に浸漬後
そのまま乾燥して用いるが、交換後、水あるいは精製溶
媒で洗浄後、改めて塩交換液と同様の構成の別の塩溶液
に浸漬してもよい。
塩交換に用いるCaCβ2量等の溶液は1〜]Owt%
、好ましくは2〜5wt%であればよい。
塩交換液に用いる溶媒としては、塗布溶媒と同様のもの
が挙げられる。 ただし、塩交換して得られる高分子ア
ニオン塩および基体が難溶であり、かつ塩交換を行うカ
ウンターイオンの塩を溶解するものであることが必要で
ある。
塩交換は、温度O〜60”Cで1〜60分程度行久ばよ
い。
この場合の膜厚は0.05〜0.1−とするが、CaC
β2量等により適宜選択できる。
また、色素に親水性(水溶性)色素のアニオン塩を用い
る場合も、上記と同様な方法により塩交換を行ない、水
への溶解度を低下させ、耐水性を向上させることができ
る。
本発明において色素膜、センサ膜を形成するには、蒸着
によってもよい。
すなわち、色素または化学物質感受性化合物を蒸着源と
して公知の方法に従って行えばよい。
なお、センサ膜を蒸着法により形成する場合、保護膜は
有機溶媒を阻止する効果はもたないが、センサとして使
用する際に、色素膜への被検化学物質や空気中の酸素の
到達を防止するバリア膜としてはたらく。
蒸着法に適用できる色素としては、フタロシアニン色素
、ナフタロシアニン色素、スクアリリウム色素、クロコ
ニウム色素等が挙げられる。
保護膜の形成方法に特に制限はなく、塗布法、スパッタ
法、蒸着法等から適宜選択すればよい。
酸化けい素膜や酸化チタン膜等の金属酸化物膜を塗布法
により形成する場合、ゾル・ゲル法を用いることが好ま
しい。 ゾル・ゲル法は、金属アルコキシドの加水分解
および脱水縮合を利用した金属酸化物の低温合成法であ
る。
金属アルコキシドとしては、目的とする金属酸化物に対
応する金属のメトキシド、エトキシド、n−プロポキシ
ド、イソプロポキシド等を用いる。
そして、金属アルコキシドをアルコール系溶媒に溶解し
、好ましくは水を添加してゾルを得る。 この水には、
ゲル化反応速度調整のために塩酸等の酸を添加し、p)
Iを3〜6程度に調整することが好ましい。 なお、ゾ
ル中において、金属アルコキシドは、通常、1〜10w
t%程度であることが好ましい。
このゾルを色素膜上に塗布し、加熱する。
加熱温度および加熱時間は、通常、100〜500℃に
て0.5〜24時間程度である。
これによりゾルは加水分解および脱水縮合し、ゲル化す
る。 そして、さらに加熱することにより緻密化し、保
護膜とする。 この場合の加熱温度および加熱時間は、
通常、100〜200℃にて0.5〜2時間時間刃ある
このようにして形成した保護膜上に、上記のようにして
センサ膜を形成する。
なお、本発明においては、センサ膜の膜面を通気性保護
板でエアーサンドイツチ化してもよ(、膜面に通気性保
護板を設置してもよい。
また、膜面に特定の化学物質が通過可能なフィルターを
設けてもよい。
本発明においては、基体に色素膜、保護膜、センサ膜を
形成後、これを所望の寸法に打ち抜いたり、切断したり
してもよい、 この方法は量産性の上で好ましい。
また、基体にガラスファイバを用い、その端面に色素膜
、保護膜およびセンサ膜を形成してもよい、 さらには
このものを複数束ねて用いてもよい。 また束ねて端面
を研磨し、端面に色素膜、保護膜およびセンサ膜を設層
してもよい。
本発明の化学物質センサにおいては、センサ膜の膜厚の
制御が可能であり、被検化学物質を含む被検流体と接触
させることにより、膜厚に応じて被検化学物質をppb
〜100%の範囲で測定することが可能となる。
本発明の化学物質センサの好ましい態様としては、例え
ば第1図に示される構成の化学物質センサlが挙げられ
る。
このものでは、透明な基体ll上に、色素膜13、保護
膜14およびセンサ膜12が順次形成されており、一方
透明な基体11の裏面側には、発光素子21と受光素子
22とが設置されており、これらのものがケーシング3
0内に一体的に収納されている。
従って、発光素子21から発光された光を基体11の裏
面から入射し、このときの光の鏡面反射率をやはり基体
11裏面に設けた受光素子22によってとらえ、反射率
の変化から被検化学物質を検知、定量することとなる。
この場合、発光素子21と受光素子22とは近接して設
置されることが好ましく、20°以下、特に5°以下の
鏡面反射による反射を測定することによって感度が高(
なり、素子としてのコンパクト化をはかることができる
本発明における発光素子21の発光する光の波長は、可
視〜赤外域のいずれかの波長である。
発光素子21としては、特に制限はないが、発光ダイオ
ード(LED)、レーザダイオード(LD)等であるこ
とが好ましい。
また、受光素子22としても特に制限はないがフォトダ
イオード、フォトトランジスタ等であることが好ましい
その他、本発明の化学物質センサは、センサ膜と色素膜
とが積層されていれば、その構成において特に制限はな
く、種々の態様が可能である。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
[実施例1] 色素として下記ニッケル安定化シアニンを用い、これの
2.0wt%シクロヘキサノン溶液をガラス基体(50
X 50 X l 1101)上にスピンコードにより
塗布し、乾燥させ、色素膜を形成した。
乾燥後の色素膜の厚さは0.08−であった。
この色素膜上に、アルキルシリケート(商品名アトロン
:日曹化成(株)社製)の5倍希釈プロピルアルコール
溶液を塗布し、さらに、110℃にて1時間加熱して、
厚さ100Aの5iO−保護膜とした。
この保護膜上に、粘度27±IO3EC(ASTM−A
)のアセチルセルロースの2wt%シクロヘキサノン溶
液をスピンコードにより塗布し、乾燥してセンサ膜とし
た。 乾燥後のセンサ膜の厚さは0.15戸であった。
なお、アセチルセルロース膜の水蒸気拡散定数は114
 X 10−’cab’/secであり、これと膜厚と
の積は、1 、71 X l O−” cm”/sec
であった。
色素膜、保護膜およびセンサ膜が形成されたガラス基体
を用いて、第1図に示される構成の湿度センサを組み立
てた。
なお、発光素子には950nmの波長の光を発光するL
EDを、受光素子にはPINダイオードをそれぞれ用い
た。
このようにして作製した湿度センサを 60℃、90%RHの環境に放置後、常温、2%RHに
て湿度測定(反射率測定)を行なった。
放置時間と反射率(出力電圧)との関係を第2図に示す
[比較例1] 色素として を用い、これの2wt%メタノール溶液を色素膜塗布溶
液として用い、乾燥後にカルシウム置換を行なった他は
実施例1と同様にして色素膜を形成した。
この色素膜上に実施例1と同様なセンサ膜を形成し、湿
度センサとした。
この湿度センサについて、実施例1と同様な湿度測定を
行なった。
結果を第2図に示す。 なお、第2図において縦軸は相
対的な反射率を示し、初期の反射率は実施例1および比
較例1のいずれにおいても1.0としている。
第2図に示される結果がら、本発明の効果が明らかであ
る。 すなわち、実施例1で作製した本発明の湿度セン
サでは、1000時間保存後でも約8%の反射率低下し
がみられないのに対し、比較例1で作製した湿度センサ
では、1000時間保存後に反射率が約24%も低下し
ている。
なお、保護膜を形成しない他は実施例1と同様にして湿
度センサを作製し、上記と同様な湿度測定を行なったと
ころ、センサ膜形成時に色素が全てシクロヘキサノンに
溶解し、センサ作製が不可能であった。
また、実施例1と同様な保護膜を形成した他は比較例1
と同様にして温度センサを作製し、上記と同様な湿度測
定を行なったところ、1000時間後における反射率低
下は比較例1の湿度センサの半分程度であった。 この
湿度センサと比較例1の湿度センサとの違いは保護膜の
有無だけなので、この結果は、水蒸気や酸素等の色素劣
化の原因となる物質に対する保護膜のバリア性を示して
いると考えられる。
以上の結果から、本発明の効果が明らかであ〈発明の効
果〉 本発明で用いる化学物質センサは、被検流体中の化学物
質を検知、定量するのに使用されるものである。
この場合、化学物質と結合する化学物質感受性化合物を
含むセンサ膜と、このセンサ膜の膜物性の変化を光反射
率の変化としてとらえるための色素を含む色素膜を別個
に積層して設けているため、化学物質感受性化合物と色
素との相溶性等を考慮する必要がない。
このため、それぞれ均一な薄膜が得られ、センサとして
の応答が速く、反射率を高く保てるので精度が高くなる
さらには、基体裏面からの測定が可能となり、測定でき
る濃度範囲も広く、その直線性も良好である。
素子構成も簡易でコンパクト化が可能であり、その製造
も容易である。
すなわち、焼結、成形等の工程が不要であり、電極等も
不要となり、コスト面でも有利である。
また、電子の授受や電圧がセンサ膜に加わるなど、電気
的作用が全くないため、劣化が少な(連続使用に耐える
さらに、発光素子や受光素子等の信号検出素子を被検化
学物質から隔離して配置できるため、この点からも耐久
性がよい。
そして、本発明では、色素膜上に耐有機溶媒性を有する
保護膜を形成し、この保護膜上にセンサ膜を形成するた
め、有機溶媒への溶解性を考慮することな(、反射率や
その安定性などが最適な色素を選択することができる。
また、保護膜は、外部環境から色素膜を隔離する作用を
有するため、被検化学物質や酸素等の色素膜への影響を
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明で用いる化学物質センサの好ましい態
様を示す切断端面図である。 第2図は、湿度センサを60℃、90%RHの環境に放
置したときの保存時間と反射率との関係を示すグラフで
ある。 符号の説明 ■・・・化学物質センサ 11・・・基体 12・・・センサ膜 13・・・色素膜 14・・・保護膜 21・・・発光素子 22・・・受光素子 30・・・ケーシング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体上に色素膜を有し、この色素膜上にセンサ膜
    を有し、前記センサ膜が化学物質感受性化合物を含み、
    この化学物質感受性化合物が被検化学物質と結合するこ
    とによって前記色素膜の光反射率が変化するように構成
    されており、前記色素膜と前記センサ膜との間に耐有機
    溶媒性の保護膜を有することを特徴とする化学物質セン
    サ。
  2. (2)前記保護膜が無機化合物を主成分とする請求項1
    に記載の化学物質センサ。
  3. (3)前記保護膜が金属アルコキシドの加水分解縮合物
    を含有する請求項1または2に記載の化学物質センサ。
  4. (4)さらに、発光素子と受光素子とを有し、色素膜の
    基体をとおしての光反射率変化をこの受光素子によって
    検出し、被検化学物質を検知、定量するように構成した
    請求項1ないし3のいずれかに記載の化学物質センサ。
JP2184646A 1990-07-12 1990-07-12 化学物質センサ Pending JPH0470549A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2184646A JPH0470549A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 化学物質センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2184646A JPH0470549A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 化学物質センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0470549A true JPH0470549A (ja) 1992-03-05

Family

ID=16156877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2184646A Pending JPH0470549A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 化学物質センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0470549A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5268145A (en) Chemical substance-sensing element
US6254831B1 (en) Optical sensors with reflective materials
Yang et al. Chemical sensing using sol-gel derived planar waveguides and indicator phases
US5137833A (en) Method for detecting polyhydroxyl compounds
Lee et al. Evanescent sensing in doped sol-gel glass films
US6535658B1 (en) Hydrogen sensor apparatus and method of fabrication
Malins et al. Influence of the surface polarity of dye-doped sol–gel glass films on optical ammonia sensor response
Freiner et al. Integrated optical sensors based on refractometry of ion-selective membranes
CN212180625U (zh) 一种基于塔姆态等离激元的光学传感器
Mohr et al. Optical nitrite sensor based on a potential-sensitive dye and a nitrite-selective carrier
JP3645125B2 (ja) 指示染料によって検出できるpH又は他の化学的特性の計測に用いられる装置
EP1105729A1 (en) Metallic overcoating as a light attenuating layer for optical sensors
JPH0470549A (ja) 化学物質センサ
Tóth et al. Planar waveguide ion-selective sensors
JPH0477651A (ja) 化学物資センサ
JPH0476442A (ja) 化学物質センサ
JPH02193045A (ja) 化学物質センサ
JPH049647A (ja) 湿度センシング方法
US20040121478A1 (en) Optical sensor
JPH02167449A (ja) 化学物質センサ
JPH0499948A (ja) 光学的センシング回路
JPH0458141A (ja) 化学物質センサ
CN103389278A (zh) 一种固态超薄膜吸收光谱测量方法及相应的光谱测量装置
Motellier et al. Fiber-optic pH sensor for in situ applications
Lobnik Absorption-based sensors