JPH0471063B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0471063B2 JPH0471063B2 JP58104596A JP10459683A JPH0471063B2 JP H0471063 B2 JPH0471063 B2 JP H0471063B2 JP 58104596 A JP58104596 A JP 58104596A JP 10459683 A JP10459683 A JP 10459683A JP H0471063 B2 JPH0471063 B2 JP H0471063B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carnitine
- acid
- mandelic acid
- ion exchange
- mandelate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はdl−カルニチン(dl−γ−ジメチルア
ミノ−β−ハイドロキシ酪酸メチルベタイン)を
l(−)およびd(+)−カルニチンに分割する方
法に関するものである。
ミノ−β−ハイドロキシ酪酸メチルベタイン)を
l(−)およびd(+)−カルニチンに分割する方
法に関するものである。
詳しくは、dl−カルニチンにD(−)−マンデル
酸を作用させてジアステレオーマ塩を形成させ、
このジアステレオーマ塩からl(−)−カルニチン
を分離することを特徴とするl(−)−カルニチン
の製造方法である。
酸を作用させてジアステレオーマ塩を形成させ、
このジアステレオーマ塩からl(−)−カルニチン
を分離することを特徴とするl(−)−カルニチン
の製造方法である。
近年l(−)−カルニチンの生理作用ならびに臨
床的応用に関して多くの研究が行なわれ、その結
果、消化管の内分泌の促進、蠕動運動の亢進作
用、ならびに血糖値、血中コレステロール値を低
下させるなど代謝を正常化する作用が期待されて
いる。しかしながら、l(−)−カルニチンの工業
的に有利な製造方法はいまだ開発されていない。
床的応用に関して多くの研究が行なわれ、その結
果、消化管の内分泌の促進、蠕動運動の亢進作
用、ならびに血糖値、血中コレステロール値を低
下させるなど代謝を正常化する作用が期待されて
いる。しかしながら、l(−)−カルニチンの工業
的に有利な製造方法はいまだ開発されていない。
従来、l(−)−カルニチンの一般的な製造法と
してはdl−カルニチンニトリルハイドロキサイト
に分割剤としてl−カルフアスルホン酸または、
N−アセチル−D−グルタミン酸を作用させて得
たジアステレオーマ塩をエチルアルコール中で塩
酸処理し、それぞれ光学活性なカルニチンニトリ
ルクロリドに変換し、濃塩酸中で加水分割して製
造する方法が知られている。又、dl−カルニチン
アミドをD(+)−カンフア酸で分割後光学活性な
l(−)−カルニチンアミドを加水分解する製造法
が提案されている。
してはdl−カルニチンニトリルハイドロキサイト
に分割剤としてl−カルフアスルホン酸または、
N−アセチル−D−グルタミン酸を作用させて得
たジアステレオーマ塩をエチルアルコール中で塩
酸処理し、それぞれ光学活性なカルニチンニトリ
ルクロリドに変換し、濃塩酸中で加水分割して製
造する方法が知られている。又、dl−カルニチン
アミドをD(+)−カンフア酸で分割後光学活性な
l(−)−カルニチンアミドを加水分解する製造法
が提案されている。
しかし、これらの方法ではいずれも加水分解工
程を経てl(−)−カルニチンを製造しているた
め、その脱水生成物であるアポカルニチンの副成
を防ぐことはむづかしい。したがつてアポカルニ
チンを含有しない純粋なl(−)−カルニチンの製
造は甚だ困難である。
程を経てl(−)−カルニチンを製造しているた
め、その脱水生成物であるアポカルニチンの副成
を防ぐことはむづかしい。したがつてアポカルニ
チンを含有しない純粋なl(−)−カルニチンの製
造は甚だ困難である。
本発明者は、工業的に有利な光学分割について
鋭意研究を重ねた結果、dl−カルニチンをD(−)
−マンデル酸で分割させ、アポカルニチンを含ま
ない純粋なl(−)−カルニチンを得ることに成功
した。
鋭意研究を重ねた結果、dl−カルニチンをD(−)
−マンデル酸で分割させ、アポカルニチンを含ま
ない純粋なl(−)−カルニチンを得ることに成功
した。
本発明において使用される分割溶媒としては
C1〜C5の低級アルコール、例えば、メチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ールなどが挙げられるが、エチルアルコールが特
に好ましい。
C1〜C5の低級アルコール、例えば、メチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ールなどが挙げられるが、エチルアルコールが特
に好ましい。
分割温度は−20〜30℃で通常行なわれるが10℃
前後が適当である。
前後が適当である。
本発明においてカルニチン・マンデル酸塩から
光学活性なカルニチンの分離割は強塩基性水溶
液、例えば、5%アンモニア水、1%水酸化ナト
リウム液、又はイオン交換樹脂、例えば、強塩基
性イオン交換樹脂、強酸性イオン交換樹脂が使用
されるが強塩基性イオン交換樹脂が好んで使用さ
れる。
光学活性なカルニチンの分離割は強塩基性水溶
液、例えば、5%アンモニア水、1%水酸化ナト
リウム液、又はイオン交換樹脂、例えば、強塩基
性イオン交換樹脂、強酸性イオン交換樹脂が使用
されるが強塩基性イオン交換樹脂が好んで使用さ
れる。
次に本発明の実施例を挙げるが、本発明を制限
するものではない。
するものではない。
実施例 1
dl−カルニチン160gおよびD(−)−マンデル
酸152gをエチルアルコール400mlに加熱溶解さ
せ、7〜10℃に2時間保ち、析出した結晶を濾取
し、メチルアルコール180mlから再結晶し、l
(−)−カルニチン・D(−)−マンデル酸塩103g
を得た。融点127〜128℃。
酸152gをエチルアルコール400mlに加熱溶解さ
せ、7〜10℃に2時間保ち、析出した結晶を濾取
し、メチルアルコール180mlから再結晶し、l
(−)−カルニチン・D(−)−マンデル酸塩103g
を得た。融点127〜128℃。
〔α〕22 D−77.65°(C=1.598、水)
l(−)−カルニチン・D(−)−マンデル酸塩
100gを精製水500mlに溶解させ、強塩基性イオン
交換樹脂(三菱化成製造ダイヤイオンSA−20A)
600ml中を通過させ、捕集液1.2を得た。
100gを精製水500mlに溶解させ、強塩基性イオン
交換樹脂(三菱化成製造ダイヤイオンSA−20A)
600ml中を通過させ、捕集液1.2を得た。
捕集液を減圧濃縮し、その残渣にイソプロピル
アルコール200mlを加え一夜冷所に放置し、析出
した結晶を濾取し、〔α〕22 D−29.96°(C=1.315、
水)のl(−)−カルニチン51gを得た。
アルコール200mlを加え一夜冷所に放置し、析出
した結晶を濾取し、〔α〕22 D−29.96°(C=1.315、
水)のl(−)−カルニチン51gを得た。
Claims (1)
- 1 dl−カルニチン(dl−γ−ジメチルアミノ−
β−ハイドロキシ酪酸メチルベタイン)を溶液中
でD(−)−マンデル酸と反応させてl(−)−カル
ニチン・D(−)マンデル酸塩の結晶を析出させ
て分取し、該塩からl(−)−カルニチンを分離す
ることを特徴とするl(−)カルニチンの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10459683A JPS59231048A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | l(−)―カルニチンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10459683A JPS59231048A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | l(−)―カルニチンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59231048A JPS59231048A (ja) | 1984-12-25 |
| JPH0471063B2 true JPH0471063B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=14384804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10459683A Granted JPS59231048A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | l(−)―カルニチンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59231048A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100255039B1 (ko) | 1997-07-28 | 2000-05-01 | 박영구 | L-카르니틴의제조방법 |
| FR3104969B1 (fr) * | 2019-12-20 | 2022-01-07 | Oreal | Procédé de traitement des fibres kératiniques mettant en œuvre une composition comprenant un sel de carnitine ou de dérivé de carnitine comprenant un anion organique aromatique |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS581105B2 (ja) * | 1977-03-24 | 1983-01-10 | 日本化薬株式会社 | 光学活性アミノ酸−マンデル酸複合体及びその製造法 |
-
1983
- 1983-06-11 JP JP10459683A patent/JPS59231048A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59231048A (ja) | 1984-12-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2033909A (en) | Manufacture of calcium levulinate | |
| JPH02231457A (ja) | L―(―)―2―アミノ―3―(3,4―ジヒドロキシフェニル)プロパン酸の合成方法 | |
| AU2002229575B2 (en) | A process for the preparation of 1-(aminomethyl) cyclohexaneacetic acid | |
| AU2002229575A1 (en) | A process for the preparation of 1-(aminomethyl) cyclohexaneacetic acid | |
| JPS5822470B2 (ja) | 光学活性フエニルグリシンアミドと光学活性フエニルグリシンとの混合物を分離する方法 | |
| JPS59231048A (ja) | l(−)―カルニチンの製造法 | |
| JPS60217897A (ja) | 乳酸の分離精製方法 | |
| US4111980A (en) | Process for preparing optically active phenyl glycine | |
| JPS59118735A (ja) | L−リンゴ酸の純粋な水溶液の製法 | |
| US4551548A (en) | Process for the recovery of S-(carboxymethyl)-(R)-cysteine and S-(carboxymethyl)-(S)-cysteine | |
| WO2019016883A1 (ja) | 3-ヒドロキシ-3-メチルブタン酸又はその塩の製造方法 | |
| CN101289417B (zh) | 制备d-3-乙酰硫基-2-甲基丙酰-l-脯氨酸的方法 | |
| JPH0515701B2 (ja) | ||
| JPH0699473B2 (ja) | グリシル―グルタミンの製造方法 | |
| JPS6163639A (ja) | L−カルニチンの製法 | |
| JP2501852B2 (ja) | S−カルボキシメチル−l−システインの製造法 | |
| JPH034532B2 (ja) | ||
| JPH0681742B2 (ja) | メチオニンのナトリウム塩水溶液の製造方法 | |
| JP2531501B2 (ja) | N−クロロアセチルグルタミン酸γ−低級アルキルエステルアンモニウム塩 | |
| JPS5857420B2 (ja) | Dl− フエニルグリシンノ コウガクブンカツホウホウ | |
| JPS5824545A (ja) | (±)−1−(1−ナフチル)エチルアミンの光学分割法 | |
| SU785293A1 (ru) | Способ получени дифенил-2,2 ,6,6тетраальдегида | |
| JP2793158B2 (ja) | フィブロインからチロシンを分離する方法 | |
| JPH07116165B2 (ja) | L−チアゾリジン−4−カルボン酸のラセミ化法 | |
| JPS6334857B2 (ja) |